JPH08339127A - 転写装置 - Google Patents
転写装置Info
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- JPH08339127A JPH08339127A JP16823095A JP16823095A JPH08339127A JP H08339127 A JPH08339127 A JP H08339127A JP 16823095 A JP16823095 A JP 16823095A JP 16823095 A JP16823095 A JP 16823095A JP H08339127 A JPH08339127 A JP H08339127A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 転写紙が感光体から分離する際に生じる電流
を考慮して、転写部で感光体側に流れる転写電流を一定
に維持する定電流制御をより確実に行うことにより、環
境変動等に対してより安定した転写性及び分離性を得る
ことができる転写装置を提供する。 【構成】 転写紙搬送方向の転写部よりも下流側で、該
転写部を通過している転写紙の一部に対向させたコロナ
帯電器76と、コロナ帯電器76に交流電圧を印加する
交流電源77と、コロナ帯電器76を介して交流電源7
7と転写紙6との間を流れる直流電流Idcを検知する
直流電流検知装置78と、転写ベルト71と支持ローラ
72,73との間を流れる直流電流I2を検知し、直流
電流Idc,I2の検知結果に基づいて、転写電源75
の出力電流I1の設定を変更する制御部100とを設け
る。
を考慮して、転写部で感光体側に流れる転写電流を一定
に維持する定電流制御をより確実に行うことにより、環
境変動等に対してより安定した転写性及び分離性を得る
ことができる転写装置を提供する。 【構成】 転写紙搬送方向の転写部よりも下流側で、該
転写部を通過している転写紙の一部に対向させたコロナ
帯電器76と、コロナ帯電器76に交流電圧を印加する
交流電源77と、コロナ帯電器76を介して交流電源7
7と転写紙6との間を流れる直流電流Idcを検知する
直流電流検知装置78と、転写ベルト71と支持ローラ
72,73との間を流れる直流電流I2を検知し、直流
電流Idc,I2の検知結果に基づいて、転写電源75
の出力電流I1の設定を変更する制御部100とを設け
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に採用することができ
る転写装置に係り、詳しくは、被転写像が形成された像
担持体に当接又は近接して転写部を形成するように複数
の支持ローラに張架された無端状の転写ベルトと、該転
写ベルトの該像担持体側とは反対の面に転写用電荷を供
給する電荷供給手段とを備え、該転写ベルトで転写材を
支持して該転写部に搬送し、該電荷供給手段で供給した
転写用電荷により該像担持体上の被転写像を転写材に転
写する転写装置に関するものである。
リ、プリンター等の画像形成装置に採用することができ
る転写装置に係り、詳しくは、被転写像が形成された像
担持体に当接又は近接して転写部を形成するように複数
の支持ローラに張架された無端状の転写ベルトと、該転
写ベルトの該像担持体側とは反対の面に転写用電荷を供
給する電荷供給手段とを備え、該転写ベルトで転写材を
支持して該転写部に搬送し、該電荷供給手段で供給した
転写用電荷により該像担持体上の被転写像を転写材に転
写する転写装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の転写ベルトを用いた転写
装置では、環境条件、転写ベルト及び転写材の抵抗変化
に関係なく良好な転写性及び分離性を得るために、像担
持体側に流れる電流を一定にするような定電流制御を行
うものが知られている。
装置では、環境条件、転写ベルト及び転写材の抵抗変化
に関係なく良好な転写性及び分離性を得るために、像担
持体側に流れる電流を一定にするような定電流制御を行
うものが知られている。
【0003】例えば、特開平3−231274号公報で
は、所定の電圧が印加された電荷供給手段としての転写
電極やコロナ帯電器により、転写ベルトの像担持体側と
は反対の面に転写用電荷を供給し、転写ベルトが張架さ
れた複数の支持ローラの少なくとも一つに流れ込む電流
量を検知し、該検知された電流量に応じて該転写電極や
コロナ帯電器に流す電流量を制御する転写装置が開示さ
れている。また例えば、特開平5−333717号公報
では、所定の電圧が印加された電荷供給手段としてのバ
イアスローラにより、転写ベルトの像担持体側とは反対
の面に転写用電荷を供給し、転写ベルトの移動方向にお
ける該バイアスローラの下流側で該転写ベルトを挟んで
転写材と対向する位置に接触板を設け、該接触板に流れ
込む電流値を検知し、該検知された電流量に応じて該バ
イアスローラに流す電流量を制御する転写装置が開示さ
れている。
は、所定の電圧が印加された電荷供給手段としての転写
電極やコロナ帯電器により、転写ベルトの像担持体側と
は反対の面に転写用電荷を供給し、転写ベルトが張架さ
れた複数の支持ローラの少なくとも一つに流れ込む電流
量を検知し、該検知された電流量に応じて該転写電極や
コロナ帯電器に流す電流量を制御する転写装置が開示さ
れている。また例えば、特開平5−333717号公報
では、所定の電圧が印加された電荷供給手段としてのバ
イアスローラにより、転写ベルトの像担持体側とは反対
の面に転写用電荷を供給し、転写ベルトの移動方向にお
ける該バイアスローラの下流側で該転写ベルトを挟んで
転写材と対向する位置に接触板を設け、該接触板に流れ
込む電流値を検知し、該検知された電流量に応じて該バ
イアスローラに流す電流量を制御する転写装置が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平3−231274号公報や特開平5−333717
号公報等で開示されているような像担持体側に流れる電
流を一定に維持する定電流制御を行う転写装置では、転
写材と像担持体から分離する際に両者の間で発生する放
電による電流が制御対象に含まれてしまう場合があるに
も拘わらず、この放電による電流を考慮せずに制御を行
っている。そのため、特に上記放電による電流が発生し
やすい低湿度環境において高抵抗の転写材等を用いた場
合には、上記放電による電流、及びその電流によって転
写材に保持された真電荷の影響で、転写に寄与する実効
的な転写電流が変化してしまい、安定した転写性及び分
離性が得られないおそれがあった。
開平3−231274号公報や特開平5−333717
号公報等で開示されているような像担持体側に流れる電
流を一定に維持する定電流制御を行う転写装置では、転
写材と像担持体から分離する際に両者の間で発生する放
電による電流が制御対象に含まれてしまう場合があるに
も拘わらず、この放電による電流を考慮せずに制御を行
っている。そのため、特に上記放電による電流が発生し
やすい低湿度環境において高抵抗の転写材等を用いた場
合には、上記放電による電流、及びその電流によって転
写材に保持された真電荷の影響で、転写に寄与する実効
的な転写電流が変化してしまい、安定した転写性及び分
離性が得られないおそれがあった。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、転写材が像担持体から分離する際
に生じる電流を考慮して、転写部で像担持体側に流れる
電流を一定に維持する定電流制御をより確実に行うこと
により、環境変動等に対してより安定した転写性及び分
離性を得ることができる転写装置を提供することであ
る。
であり、その目的は、転写材が像担持体から分離する際
に生じる電流を考慮して、転写部で像担持体側に流れる
電流を一定に維持する定電流制御をより確実に行うこと
により、環境変動等に対してより安定した転写性及び分
離性を得ることができる転写装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、被転写像が形成された像担持体
に当接又は近接して転写部を形成するように複数の支持
ローラに張架された無端状の転写ベルトと、該転写ベル
トの該像担持体側とは反対の面に転写用電荷を供給する
電荷供給手段とを備え、該転写ベルトで転写材を支持し
て該転写部に搬送し、該電荷供給手段で供給した転写用
電荷により該像担持体上の被転写像を転写材に転写する
転写装置において、転写材搬送方向の該転写部よりも下
流側で、該転写部を通過している転写材の一部に対向さ
せたコロナ帯電器と、該コロナ帯電器に交流電圧を印加
する交流電源と、該コロナ帯電器を介して該交流電源と
該転写材との間を流れる直流電流を検知する転写材電流
検知手段と、該転写ベルトと該複数の支持ローラの少な
くとも一方との間を流れる直流電流を検知する支持ロー
ラ電流検知手段と、該転写材電流検知手段及び該支持ロ
ーラ電流検知手段の検知結果に基づいて、該電荷供給手
段の出力電流量の設定を変更する制御手段とを設けたこ
とを特徴とするものである。
に、請求項1の発明は、被転写像が形成された像担持体
に当接又は近接して転写部を形成するように複数の支持
ローラに張架された無端状の転写ベルトと、該転写ベル
トの該像担持体側とは反対の面に転写用電荷を供給する
電荷供給手段とを備え、該転写ベルトで転写材を支持し
て該転写部に搬送し、該電荷供給手段で供給した転写用
電荷により該像担持体上の被転写像を転写材に転写する
転写装置において、転写材搬送方向の該転写部よりも下
流側で、該転写部を通過している転写材の一部に対向さ
せたコロナ帯電器と、該コロナ帯電器に交流電圧を印加
する交流電源と、該コロナ帯電器を介して該交流電源と
該転写材との間を流れる直流電流を検知する転写材電流
検知手段と、該転写ベルトと該複数の支持ローラの少な
くとも一方との間を流れる直流電流を検知する支持ロー
ラ電流検知手段と、該転写材電流検知手段及び該支持ロ
ーラ電流検知手段の検知結果に基づいて、該電荷供給手
段の出力電流量の設定を変更する制御手段とを設けたこ
とを特徴とするものである。
【0007】請求項2の発明は、被転写像が形成された
像担持体に当接又は近接して転写部を形成するように複
数の支持ローラに張架された無端状の転写ベルトと、該
転写ベルトの該像担持体側とは反対の面に転写用電荷を
供給する電荷供給手段とを備え、該転写ベルトで転写材
を支持して該転写部に搬送し、該電荷供給手段で供給し
た転写用電荷により該像担持体上の被転写像を転写材に
転写する転写装置において、転写材搬送方向の該転写部
よりも下流側で、該転写部を通過している転写材の一部
に接触又は近接させた除電電極と、該除電電極と該転写
材との間を流れる直流電流を検知する転写材電流検知手
段と、該転写ベルトと該複数の支持ローラの少なくとも
一方との間を流れる直流電流を検知する支持ローラ電流
検知手段と、該転写材電流検知手段及び該支持ローラ電
流検知手段の検知結果に基づいて、該電荷供給手段の出
力電流量の設定を変更する制御手段とを設けたことを特
徴とするものである。
像担持体に当接又は近接して転写部を形成するように複
数の支持ローラに張架された無端状の転写ベルトと、該
転写ベルトの該像担持体側とは反対の面に転写用電荷を
供給する電荷供給手段とを備え、該転写ベルトで転写材
を支持して該転写部に搬送し、該電荷供給手段で供給し
た転写用電荷により該像担持体上の被転写像を転写材に
転写する転写装置において、転写材搬送方向の該転写部
よりも下流側で、該転写部を通過している転写材の一部
に接触又は近接させた除電電極と、該除電電極と該転写
材との間を流れる直流電流を検知する転写材電流検知手
段と、該転写ベルトと該複数の支持ローラの少なくとも
一方との間を流れる直流電流を検知する支持ローラ電流
検知手段と、該転写材電流検知手段及び該支持ローラ電
流検知手段の検知結果に基づいて、該電荷供給手段の出
力電流量の設定を変更する制御手段とを設けたことを特
徴とするものである。
【0008】特に、請求項3の発明は、請求項2の転写
装置において、上記除電電極の上記転写材との接触面又
は近接面の表面抵抗率を1×106〜1×109Ωの範囲
内に設定したことを特徴とするものである。
装置において、上記除電電極の上記転写材との接触面又
は近接面の表面抵抗率を1×106〜1×109Ωの範囲
内に設定したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、転写材電流検知手段で、
該転写部を通過している転写材の一部に対向させたコロ
ナ帯電器を介して該交流電源と該転写材との間を流れる
直流電流を検知することにより、転写材が像担持体から
分離する際に生じる放電電流で転写材に保持される真電
荷の量がその転写材の中では一定であるという前提の下
で、該放電によって像担持体側に流れる電流を間接的に
求めることができる。また、支持ローラ電流検知手段
で、転写ベルトと複数の支持ローラの少なくとも一方と
の間を流れる直流電流を検知することにより、電荷供給
手段から転写ベルトに流れ込んだ電流のうち、どの程度
の割合の電流が像担持体側に流れ込んだかを間接的に求
めることができる。そして、制御手段で、転写材電流検
知手段及び支持ローラ電流検知手段の検知結果に基づい
て、転写部で像担持体側に流れる転写に寄与する実効的
な転写電流が一定になるように、電荷供給手段の出力電
流量の設定を変更する。
該転写部を通過している転写材の一部に対向させたコロ
ナ帯電器を介して該交流電源と該転写材との間を流れる
直流電流を検知することにより、転写材が像担持体から
分離する際に生じる放電電流で転写材に保持される真電
荷の量がその転写材の中では一定であるという前提の下
で、該放電によって像担持体側に流れる電流を間接的に
求めることができる。また、支持ローラ電流検知手段
で、転写ベルトと複数の支持ローラの少なくとも一方と
の間を流れる直流電流を検知することにより、電荷供給
手段から転写ベルトに流れ込んだ電流のうち、どの程度
の割合の電流が像担持体側に流れ込んだかを間接的に求
めることができる。そして、制御手段で、転写材電流検
知手段及び支持ローラ電流検知手段の検知結果に基づい
て、転写部で像担持体側に流れる転写に寄与する実効的
な転写電流が一定になるように、電荷供給手段の出力電
流量の設定を変更する。
【0010】請求項2の発明では、転写材電流検知手段
で、該転写部を通過している転写材の一部に接触又は近
接させた除電電極と該転写材との間を流れる直流電流を
検知することにより、転写材が像担持体から分離する際
に生じる放電電流で転写材に保持される真電荷の量がそ
の転写材の中では一定であるという前提の下で、該放電
によって像担持体側に流れる電流を間接的に求めること
ができる。また、支持ローラ電流検知手段で、転写ベル
トと複数の支持ローラの少なくとも一方との間を流れる
直流電流を検知することにより、電荷供給手段から転写
ベルトに流れ込んだ電流のうち、どの程度の割合の電流
が像担持体側に流れ込んだかを間接的に求めることがで
きる。そして、制御手段で、転写材電流検知手段及び支
持ローラ電流検知手段の検知結果に基づいて、転写部で
像担持体側に流れる転写に寄与する実効的な転写電流が
一定になるように、電荷供給手段の出力電流量の設定を
変更する。
で、該転写部を通過している転写材の一部に接触又は近
接させた除電電極と該転写材との間を流れる直流電流を
検知することにより、転写材が像担持体から分離する際
に生じる放電電流で転写材に保持される真電荷の量がそ
の転写材の中では一定であるという前提の下で、該放電
によって像担持体側に流れる電流を間接的に求めること
ができる。また、支持ローラ電流検知手段で、転写ベル
トと複数の支持ローラの少なくとも一方との間を流れる
直流電流を検知することにより、電荷供給手段から転写
ベルトに流れ込んだ電流のうち、どの程度の割合の電流
が像担持体側に流れ込んだかを間接的に求めることがで
きる。そして、制御手段で、転写材電流検知手段及び支
持ローラ電流検知手段の検知結果に基づいて、転写部で
像担持体側に流れる転写に寄与する実効的な転写電流が
一定になるように、電荷供給手段の出力電流量の設定を
変更する。
【0011】請求項3の発明では、請求項2の転写装置
において、除電電極の転写材との接触面又は近接面の表
面抵抗率を1×106〜1×109Ωの範囲内に設定する
ことにより、該除電電極と転写材との間の近接放電によ
る異常画像(トナーのチリ、飛散)の発生を抑える。
において、除電電極の転写材との接触面又は近接面の表
面抵抗率を1×106〜1×109Ωの範囲内に設定する
ことにより、該除電電極と転写材との間の近接放電によ
る異常画像(トナーのチリ、飛散)の発生を抑える。
【0012】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置の転写装置に適
用した一実施例について説明する。図1(a)は本実施
例に係る転写装置を備えた画像形成装置の概略構成図で
あり、図1(b)は同転写装置における転写電流の制御
系の説明図である。図1(a)において、一様帯電手段
としてのスコロトロンチャージャ2により略−850V
に均一帯電された像担持体としてのドラム状の感光体1
は矢印方向に線速200mm/secで回転し、画像情
報に対応したレーザ露光3により静電潜像が形成され
る。露光電位は略−100Vである。そして、感光体1
上の静電潜像は、2成分磁気ブラシ現像方式を採用した
現像器4により、マイナス極性のトナーが現像バイアス
−550Vにて反転現像されて顕像化される。この感光
体1上にい形成されたトナー像は、転写装置7の転写ベ
ルト71が感光体1と接触している転写部(ニップ部)
にて、レジストローラ5によりタイミングを合わせて矢
印方向に搬送されてきた転写材としての転写紙6に転写
され、図示しない定着器へ搬送されて定着される。トナ
ー像転写後の感光体1の表面は、クリーニング装置8の
クリーニングブレード8aにより残トナーが除去され、
除電ランプ9により残留電荷が除電され、次の作像に備
えられる。
用した一実施例について説明する。図1(a)は本実施
例に係る転写装置を備えた画像形成装置の概略構成図で
あり、図1(b)は同転写装置における転写電流の制御
系の説明図である。図1(a)において、一様帯電手段
としてのスコロトロンチャージャ2により略−850V
に均一帯電された像担持体としてのドラム状の感光体1
は矢印方向に線速200mm/secで回転し、画像情
報に対応したレーザ露光3により静電潜像が形成され
る。露光電位は略−100Vである。そして、感光体1
上の静電潜像は、2成分磁気ブラシ現像方式を採用した
現像器4により、マイナス極性のトナーが現像バイアス
−550Vにて反転現像されて顕像化される。この感光
体1上にい形成されたトナー像は、転写装置7の転写ベ
ルト71が感光体1と接触している転写部(ニップ部)
にて、レジストローラ5によりタイミングを合わせて矢
印方向に搬送されてきた転写材としての転写紙6に転写
され、図示しない定着器へ搬送されて定着される。トナ
ー像転写後の感光体1の表面は、クリーニング装置8の
クリーニングブレード8aにより残トナーが除去され、
除電ランプ9により残留電荷が除電され、次の作像に備
えられる。
【0013】上記転写装置7の転写ベルト71は、表面
抵抗率が1×106〜1×1012Ωである中抵抗の弾性
体ベルトであり、支持ローラ72、73及びバイアスロ
ーラ74に張架されている。この2本の支持ローラのう
ち、転写紙搬送方向における下流側の支持ローラ72は
駆動ローラであり、上流側の支持ローラ73は従動ロー
ラである。
抵抗率が1×106〜1×1012Ωである中抵抗の弾性
体ベルトであり、支持ローラ72、73及びバイアスロ
ーラ74に張架されている。この2本の支持ローラのう
ち、転写紙搬送方向における下流側の支持ローラ72は
駆動ローラであり、上流側の支持ローラ73は従動ロー
ラである。
【0014】図1(b)に示すように、上記バイアスロ
ーラ74にはプラスの転写バイアス電圧を印加して転写
用の出力電流I1を出力する転写電源75に接続されて
おり、該ローラ74と転写電源75により転写ベルト7
1の感光体1側とは反対の面に転写用電荷を供給する電
荷供給手段を構成している。バイアスローラ74から転
写ベルト71に供給された電荷の一部は、駆動ローラ7
2及び従動ローラ73に流れ込み、帰還電流I2として
転写電源75に戻される。この転写電源75は、帰還電
流I2を検知する支持ローラ電流検知手段を兼用してお
り、上記出力電流I1の値とともに検知した帰還電流I
2の値をディジタル信号(I1データ,I2データ)と
して出力する。
ーラ74にはプラスの転写バイアス電圧を印加して転写
用の出力電流I1を出力する転写電源75に接続されて
おり、該ローラ74と転写電源75により転写ベルト7
1の感光体1側とは反対の面に転写用電荷を供給する電
荷供給手段を構成している。バイアスローラ74から転
写ベルト71に供給された電荷の一部は、駆動ローラ7
2及び従動ローラ73に流れ込み、帰還電流I2として
転写電源75に戻される。この転写電源75は、帰還電
流I2を検知する支持ローラ電流検知手段を兼用してお
り、上記出力電流I1の値とともに検知した帰還電流I
2の値をディジタル信号(I1データ,I2データ)と
して出力する。
【0015】また、転写ベルト71に対して駆動ローラ
72に対向する位置には、交流電源77により所定の交
流電圧(例えばピーク電圧Vac=+6kV/−6k
V、周波数f=1kHz)が印加されるコロナ帯電器7
6が配置され、転写ベルト71及び転写紙6を除電して
いる。このコロナ帯電器76は、上記転写部を通過して
いる転写紙6の一部に対向し、感光体1との放電で転写
紙6に保持されている真電荷がコロナ帯電器75及び交
流電源77を介して直流電流としてアースに流れ込むよ
うになっている。上記交流電源77は、コロナ帯電器7
6を介して交流電源77と転写紙6との間を流れる直流
電流Idcを検知する転写材電流検知手段としての直流
電流検知装置78を介して接地されている。この直流電
流検知装置78は、検知した直流電流Idcの値をディ
ジタル信号(Idcデータ)として出力する。
72に対向する位置には、交流電源77により所定の交
流電圧(例えばピーク電圧Vac=+6kV/−6k
V、周波数f=1kHz)が印加されるコロナ帯電器7
6が配置され、転写ベルト71及び転写紙6を除電して
いる。このコロナ帯電器76は、上記転写部を通過して
いる転写紙6の一部に対向し、感光体1との放電で転写
紙6に保持されている真電荷がコロナ帯電器75及び交
流電源77を介して直流電流としてアースに流れ込むよ
うになっている。上記交流電源77は、コロナ帯電器7
6を介して交流電源77と転写紙6との間を流れる直流
電流Idcを検知する転写材電流検知手段としての直流
電流検知装置78を介して接地されている。この直流電
流検知装置78は、検知した直流電流Idcの値をディ
ジタル信号(Idcデータ)として出力する。
【0016】上記転写電源75及び上記直流電流装置7
8からの電流のデータは、制御手段としての制御板10
0の演算部101に入力され、転写部で感光体1側に流
れる転写に寄与する実効的な転写電流I3を次の数1の
式に基づいて算出し、この転写電流I3が一定電流(例
えば+30μA)となるように、電流制御部102から
転写電源75に制御データを送って出力電流I1の設定
を変更する。ここで、各電流の値のプラス/マイナスは
図1(b)中の矢印方向の電流をプラスにとっている。
8からの電流のデータは、制御手段としての制御板10
0の演算部101に入力され、転写部で感光体1側に流
れる転写に寄与する実効的な転写電流I3を次の数1の
式に基づいて算出し、この転写電流I3が一定電流(例
えば+30μA)となるように、電流制御部102から
転写電源75に制御データを送って出力電流I1の設定
を変更する。ここで、各電流の値のプラス/マイナスは
図1(b)中の矢印方向の電流をプラスにとっている。
【数1】I3=I1−(I2+Idc)
【0017】以上、本実施例によれば、転写電源75及
び直流電流検知装置78の検知結果に基づいて、転写部
で感光体1側に流れる転写に寄与する実効的な転写電流
I3を上記数1の式で求め、該転写電流I3の大きさが
一定になるように転写電源75の出力電流I1の設定を
変更しているので、転写紙6が感光体1から分離する際
に生じる放電による電流を考慮して該転写電流I3を一
定に維持する定電流制御をより確実に行い、環境変動等
に対してより安定した転写性及び分離性を得ることがで
きる。
び直流電流検知装置78の検知結果に基づいて、転写部
で感光体1側に流れる転写に寄与する実効的な転写電流
I3を上記数1の式で求め、該転写電流I3の大きさが
一定になるように転写電源75の出力電流I1の設定を
変更しているので、転写紙6が感光体1から分離する際
に生じる放電による電流を考慮して該転写電流I3を一
定に維持する定電流制御をより確実に行い、環境変動等
に対してより安定した転写性及び分離性を得ることがで
きる。
【0018】図2(a)は、他の実施例に係る転写装置
7を備えた画像形成装置の概略構成図である。ここで用
いている転写装置は、交流電源77から交流電圧が印加
されたコロナ帯電器76に代えて、転写紙搬送方向にお
ける転写ベルト71の下流側で転写紙6の接触又は近接
するように除電電極としての除電ローラ79を配置して
いる。この除電ローラ79は、表面抵抗率が106〜1
09Ωになるようにナイロン等をコーティングした導電
ローラであり、転写ベルト71の移動速度と同じ線速に
なるように回転駆動されている。なお、他の構成は上記
図1(a)の画像形成装置と同様であり、それらについ
ての説明は省略する。
7を備えた画像形成装置の概略構成図である。ここで用
いている転写装置は、交流電源77から交流電圧が印加
されたコロナ帯電器76に代えて、転写紙搬送方向にお
ける転写ベルト71の下流側で転写紙6の接触又は近接
するように除電電極としての除電ローラ79を配置して
いる。この除電ローラ79は、表面抵抗率が106〜1
09Ωになるようにナイロン等をコーティングした導電
ローラであり、転写ベルト71の移動速度と同じ線速に
なるように回転駆動されている。なお、他の構成は上記
図1(a)の画像形成装置と同様であり、それらについ
ての説明は省略する。
【0019】図2(b)は、上記図2(a)転写装置7
における転写電流の制御系の説明図である。バイアスロ
ーラ74から転写ベルト71に供給された電荷の一部
は、駆動ローラ72及び従動ローラ73に流れ込み、転
写電源75に戻される。また駆動ローラ72及び従動ロ
ーラ73からの電流とともに、感光体1との放電で転写
紙6に保持されている真電荷が除電ローラ79を介して
転写電源75に流れ込む。このように各ローラ72,7
3,79からの電流が帰還電流I2として転写電源75
に流れ込むが、この転写電源75は、帰還電流I2を検
知する転写材電流検知手段及び支持ローラ電流検知手段
を兼用しており、上記出力電流I1の値とともに検知し
た帰還電流I2の値をディジタル信号(I1データ,I
2データ)として出力する。そして、上記転写電源75
からの電流のデータは、制御板100の演算部101に
入力され、転写部で感光体1側に流れる転写に寄与する
実効的な転写電流I3を次の数2の式に基づいて算出
し、この転写電流I3が一定電流(例えば+30μA)
となるように、電流制御部102から転写電源75に制
御データを送って出力電流I1の設定を変更する。
における転写電流の制御系の説明図である。バイアスロ
ーラ74から転写ベルト71に供給された電荷の一部
は、駆動ローラ72及び従動ローラ73に流れ込み、転
写電源75に戻される。また駆動ローラ72及び従動ロ
ーラ73からの電流とともに、感光体1との放電で転写
紙6に保持されている真電荷が除電ローラ79を介して
転写電源75に流れ込む。このように各ローラ72,7
3,79からの電流が帰還電流I2として転写電源75
に流れ込むが、この転写電源75は、帰還電流I2を検
知する転写材電流検知手段及び支持ローラ電流検知手段
を兼用しており、上記出力電流I1の値とともに検知し
た帰還電流I2の値をディジタル信号(I1データ,I
2データ)として出力する。そして、上記転写電源75
からの電流のデータは、制御板100の演算部101に
入力され、転写部で感光体1側に流れる転写に寄与する
実効的な転写電流I3を次の数2の式に基づいて算出
し、この転写電流I3が一定電流(例えば+30μA)
となるように、電流制御部102から転写電源75に制
御データを送って出力電流I1の設定を変更する。
【数2】I3=I1−I2
【0020】以上、図2(a),(b)に示す実施例に
よっても、転写紙6が感光体1から分離する際に生じる
放電による電流を考慮して上記実効的な転写電流I3を
一定に維持する定電流制御をより確実に行い、環境変動
等に対してより安定した転写性及び分離性を得ることが
できる。特に、転写紙6に保持されている電荷量を求め
るために上記除電ローラのみを用いているので、上記図
1のようにコロナ帯電器76及び交流電源77を用いた
場合に比して低コスト化を図ることができる。
よっても、転写紙6が感光体1から分離する際に生じる
放電による電流を考慮して上記実効的な転写電流I3を
一定に維持する定電流制御をより確実に行い、環境変動
等に対してより安定した転写性及び分離性を得ることが
できる。特に、転写紙6に保持されている電荷量を求め
るために上記除電ローラのみを用いているので、上記図
1のようにコロナ帯電器76及び交流電源77を用いた
場合に比して低コスト化を図ることができる。
【0021】表1は、上記除電ローラ79の表面抵抗率
のオーダーと該ローラ79における近接放電による異常
画像(トナーのチリ、飛散)の発生の有無との関係を、
各種トナーに対して求めた実験結果であり、記号「○」
及び「×」はそれぞれ実験室レベルの環境で異常画像の
発生有り及び無しの結果を示し、記号△は発生しやすい
環境条件にしたときのみ異常画像が発生した結果を示し
ている。この表1からわかるように、除電ローラ79の
表面抵抗率を106〜109Ωの範囲内に設定することに
より、除電ローラ79における近接放電による異常画像
(トナーのチリ、飛散)が発生しにくくなった。 (以下、余白)
のオーダーと該ローラ79における近接放電による異常
画像(トナーのチリ、飛散)の発生の有無との関係を、
各種トナーに対して求めた実験結果であり、記号「○」
及び「×」はそれぞれ実験室レベルの環境で異常画像の
発生有り及び無しの結果を示し、記号△は発生しやすい
環境条件にしたときのみ異常画像が発生した結果を示し
ている。この表1からわかるように、除電ローラ79の
表面抵抗率を106〜109Ωの範囲内に設定することに
より、除電ローラ79における近接放電による異常画像
(トナーのチリ、飛散)が発生しにくくなった。 (以下、余白)
【表1】
【0022】なお、上記各実施例では、2つの支持ロー
ラ(駆動ローラ71及び従動ローラ72)からの帰還電
流を検知するように構成しているが、いずれか一方の支
持ローラからの帰還電流のみを制御に用いるように構成
してもよい。また、上記図1の実施例における帯電器7
6又は上記図2の実施例における除電ローラ79に代え
て、固定の除電板、除電ブラシ等を用いてもよい。ま
た、上記各実施例では、電荷供給手段にバイアスローラ
74を用いているが、本発明は、バイアスローラ74に
代えて転写チャージャを設けた転写装置の場合にも適用
できるものである。
ラ(駆動ローラ71及び従動ローラ72)からの帰還電
流を検知するように構成しているが、いずれか一方の支
持ローラからの帰還電流のみを制御に用いるように構成
してもよい。また、上記図1の実施例における帯電器7
6又は上記図2の実施例における除電ローラ79に代え
て、固定の除電板、除電ブラシ等を用いてもよい。ま
た、上記各実施例では、電荷供給手段にバイアスローラ
74を用いているが、本発明は、バイアスローラ74に
代えて転写チャージャを設けた転写装置の場合にも適用
できるものである。
【0023】
【発明の効果】請求項1又は2の発明によれば、転写材
電流検知手段及び支持ローラ電流検知手段の検知結果に
基づいて、転写材が像担持体から分離する際に生じる放
電による電流を考慮して、転写部で像担持体側に流れる
転写に寄与する実効的な転写電流が一定になるように電
荷供給手段の出力電流量の設定を変更しているので、転
写部において像担持体側に流れる実効的な転写電流を一
定に維持する定電流制御をより確実に行い、環境変動等
に対してより安定した転写性及び分離性を得ることがで
きるという効果がある。
電流検知手段及び支持ローラ電流検知手段の検知結果に
基づいて、転写材が像担持体から分離する際に生じる放
電による電流を考慮して、転写部で像担持体側に流れる
転写に寄与する実効的な転写電流が一定になるように電
荷供給手段の出力電流量の設定を変更しているので、転
写部において像担持体側に流れる実効的な転写電流を一
定に維持する定電流制御をより確実に行い、環境変動等
に対してより安定した転写性及び分離性を得ることがで
きるという効果がある。
【0024】特に、請求項2の発明によれば、転写材に
保持されている電荷量を求めるために転写材に接触又は
近接させて配置した除電電極を用いているので、コロナ
帯電器及び交流電源を用いた場合に比して低コスト化を
図ることができるという効果がある。
保持されている電荷量を求めるために転写材に接触又は
近接させて配置した除電電極を用いているので、コロナ
帯電器及び交流電源を用いた場合に比して低コスト化を
図ることができるという効果がある。
【0025】特に、請求項3の発明によれば、請求項2
の転写装置において、除電電極の転写材との接触面又は
近接面の表面抵抗率を1×106〜1×109Ωの範囲内
に設定することにより、該除電電極と転写材との間の近
接放電による異常画像(トナーのチリ、飛散)の発生を
抑えることができ、より安定性が高まるという効果があ
る。
の転写装置において、除電電極の転写材との接触面又は
近接面の表面抵抗率を1×106〜1×109Ωの範囲内
に設定することにより、該除電電極と転写材との間の近
接放電による異常画像(トナーのチリ、飛散)の発生を
抑えることができ、より安定性が高まるという効果があ
る。
【図1】(a)は実施例に係る転写装置を備えた画像形
成装置の概略構成図。(b)は同転写装置における転写
電流の制御系の説明図。
成装置の概略構成図。(b)は同転写装置における転写
電流の制御系の説明図。
【図2】(a)は他の実施例に係る転写装置を備えた画
像形成装置の概略構成図。(b)は同転写装置における
転写電流の制御系の説明図。
像形成装置の概略構成図。(b)は同転写装置における
転写電流の制御系の説明図。
1 感光体 7 転写装置 71 転写ベルト 72 駆動ローラ 73 従動ローラ 74 バイアスローラ 75 転写電源 76 コロナ帯電器 77 交流電源 78 直流電流検知装置 79 除電電極 100 制御部 101 演算部 102 電流制御部
Claims (3)
- 【請求項1】被転写像が形成された像担持体に当接又は
近接して転写部を形成するように複数の支持ローラに張
架された無端状の転写ベルトと、該転写ベルトの該像担
持体側とは反対の面に転写用電荷を供給する電荷供給手
段とを備え、該転写ベルトで転写材を支持して該転写部
に搬送し、該電荷供給手段で供給した転写用電荷により
該像担持体上の被転写像を転写材に転写する転写装置に
おいて、 転写材搬送方向の該転写部よりも下流側で、該転写部を
通過している転写材の一部に対向させたコロナ帯電器
と、 該コロナ帯電器に交流電圧を印加する交流電源と、 該コロナ帯電器を介して該交流電源と該転写材との間を
流れる直流電流を検知する転写材電流検知手段と、 該転写ベルトと該複数の支持ローラの少なくとも一方と
の間を流れる直流電流を検知する支持ローラ電流検知手
段と、 該転写材電流検知手段及び該支持ローラ電流検知手段の
検知結果に基づいて、該電荷供給手段の出力電流量の設
定を変更する制御手段とを設けたことを特徴とする転写
装置。 - 【請求項2】被転写像が形成された像担持体に当接又は
近接して転写部を形成するように複数の支持ローラに張
架された無端状の転写ベルトと、該転写ベルトの該像担
持体側とは反対の面に転写用電荷を供給する電荷供給手
段とを備え、該転写ベルトで転写材を支持して該転写部
に搬送し、該電荷供給手段で供給した転写用電荷により
該像担持体上の被転写像を転写材に転写する転写装置に
おいて、 転写材搬送方向の該転写部よりも下流側で、該転写部を
通過している転写材の一部に接触又は近接させた除電電
極と、 該除電電極と該転写材との間を流れる直流電流を検知す
る転写材電流検知手段と、 該転写ベルトと該複数の支持ローラの少なくとも一方と
の間を流れる直流電流を検知する支持ローラ電流検知手
段と、 該転写材電流検知手段及び該支持ローラ電流検知手段の
検知結果に基づいて、該電荷供給手段の出力電流量の設
定を変更する制御手段とを設けたことを特徴とする転写
装置。 - 【請求項3】請求項2の転写装置において、上記除電電
極の上記転写材との接触面又は近接面の表面抵抗率を1
×106〜1×109Ωの範囲内に設定したことを特徴と
する転写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16823095A JPH08339127A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16823095A JPH08339127A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 転写装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08339127A true JPH08339127A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15864196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16823095A Withdrawn JPH08339127A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 転写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08339127A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0883037A2 (en) * | 1997-06-04 | 1998-12-09 | Canon Kabushiki Kaisha | An image forming apparatus |
US5966578A (en) * | 1997-07-28 | 1999-10-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Heat-pressure fixing device and silicone rubber roller |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP16823095A patent/JPH08339127A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0883037A2 (en) * | 1997-06-04 | 1998-12-09 | Canon Kabushiki Kaisha | An image forming apparatus |
EP0883037A3 (en) * | 1997-06-04 | 1999-03-17 | Canon Kabushiki Kaisha | An image forming apparatus |
US6226486B1 (en) | 1997-06-04 | 2001-05-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with electrically grounded roller |
US5966578A (en) * | 1997-07-28 | 1999-10-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Heat-pressure fixing device and silicone rubber roller |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |