JPH08338624A - 温風暖房機 - Google Patents
温風暖房機Info
- Publication number
- JPH08338624A JPH08338624A JP7172922A JP17292295A JPH08338624A JP H08338624 A JPH08338624 A JP H08338624A JP 7172922 A JP7172922 A JP 7172922A JP 17292295 A JP17292295 A JP 17292295A JP H08338624 A JPH08338624 A JP H08338624A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- combustion chamber
- secondary air
- wall surface
- fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
Landscapes
- Air Supply (AREA)
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃焼室の壁面の焼け焦げを有効に防止する。
【構成】 軸流ファン６の強送風域に対応する燃焼室７
の壁面１０に、二次空気孔１１を穿設する。 【効果】 各二次空気孔から火炎に供給される二次空気
量が略同量となって火炎の高さが揃うと共に、各二次空
気孔とも負圧になりにくいことから、壁面１０の焼け焦
げを防止できる。
の壁面１０に、二次空気孔１１を穿設する。 【効果】 各二次空気孔から火炎に供給される二次空気
量が略同量となって火炎の高さが揃うと共に、各二次空
気孔とも負圧になりにくいことから、壁面１０の焼け焦
げを防止できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、燃焼室内に強制的に
二次空気を供給して燃焼させる温風暖房機に関する。
二次空気を供給して燃焼させる温風暖房機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の温風暖房機を、図４、図
５により説明する。１は筺体で、その前面には複数の吹
出羽根２を備えた吹出口３、背面にはモータ４とプロペ
ラファン５からなる軸流ファン６が設けられている。７
は吹出口３と軸流ファン６の中央部に配置された燃焼室
で、下部にバーナ８が位置し、上部に開口９を有すると
共に、軸流ファン６と対向する壁面１０には二次空気孔
１１が等間隔に一列に穿設されている。なお、１２は空
気取入口、１３は空気取入口１２に設けられたフィルタ
ーである。
５により説明する。１は筺体で、その前面には複数の吹
出羽根２を備えた吹出口３、背面にはモータ４とプロペ
ラファン５からなる軸流ファン６が設けられている。７
は吹出口３と軸流ファン６の中央部に配置された燃焼室
で、下部にバーナ８が位置し、上部に開口９を有すると
共に、軸流ファン６と対向する壁面１０には二次空気孔
１１が等間隔に一列に穿設されている。なお、１２は空
気取入口、１３は空気取入口１２に設けられたフィルタ
ーである。
【０００３】前記した構成において、軸流ファン６はそ
の上流側の空気取入口１２から空気を筺体１内に吸入す
る。その吸入空気の一部は一次空気としてバーナ８に流
入し、二次空気孔１１からは二次空気が燃焼室７内に供
給される。そのため、バーナ８は正常燃焼し、熱気が開
口９から流出し、軸流ファン６からの送風と混合して温
風となり、吹出口３から筺体１外に排出して暖房する。
の上流側の空気取入口１２から空気を筺体１内に吸入す
る。その吸入空気の一部は一次空気としてバーナ８に流
入し、二次空気孔１１からは二次空気が燃焼室７内に供
給される。そのため、バーナ８は正常燃焼し、熱気が開
口９から流出し、軸流ファン６からの送風と混合して温
風となり、吹出口３から筺体１外に排出して暖房する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、暖房運転を
継続していくとフィルター１３に埃等が付着し、軸流フ
ァン６の空気吸入量が減少する。このように空気吸入量
が少ないときは、特に軸流ファン６の中心部に近いａ、
ｂの二次空気孔１１で負圧気味になり易く、この場合は
燃焼空気が不足して二次空気孔１１方向に火炎が靡いた
り、火炎が吹き出すことにより、燃焼室７の壁面が焼け
焦げる欠点があった。
継続していくとフィルター１３に埃等が付着し、軸流フ
ァン６の空気吸入量が減少する。このように空気吸入量
が少ないときは、特に軸流ファン６の中心部に近いａ、
ｂの二次空気孔１１で負圧気味になり易く、この場合は
燃焼空気が不足して二次空気孔１１方向に火炎が靡いた
り、火炎が吹き出すことにより、燃焼室７の壁面が焼け
焦げる欠点があった。
【０００５】さらに正常燃焼中にしても、軸流ファン６
の送風量が各部で一定でなく、二次空気孔１１夫々より
流入する二次空気量も異なる。そして、例えば中央付近
に位置するａ、ｂの二次空気孔１１から流入する二次空
気量が相対的に少なく、これが原因で図６の如く火炎の
高さが不揃いになるといった問題も発生する。
の送風量が各部で一定でなく、二次空気孔１１夫々より
流入する二次空気量も異なる。そして、例えば中央付近
に位置するａ、ｂの二次空気孔１１から流入する二次空
気量が相対的に少なく、これが原因で図６の如く火炎の
高さが不揃いになるといった問題も発生する。
【０００６】この発明は上記した課題に鑑みなされたも
ので、その目的とするところは、各二次空気孔から流入
する二次空気量の違いを小さくして火炎の高さをほぼ一
定にできると共に、二次空気孔が負圧となることを抑制
して燃焼室の壁面の焼け焦げを有効に防止できる温風暖
房機を提供することにある。
ので、その目的とするところは、各二次空気孔から流入
する二次空気量の違いを小さくして火炎の高さをほぼ一
定にできると共に、二次空気孔が負圧となることを抑制
して燃焼室の壁面の焼け焦げを有効に防止できる温風暖
房機を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、筺体の前面に吹出口、背面に軸流ファン
を配設し、吹出口と軸流ファンの中央部にバーナの火炎
を収容する燃焼室を配置し、軸流ファンの強送風域に対
応する燃焼室壁面に複数の二次空気孔を穿設したもので
ある。
めに本発明は、筺体の前面に吹出口、背面に軸流ファン
を配設し、吹出口と軸流ファンの中央部にバーナの火炎
を収容する燃焼室を配置し、軸流ファンの強送風域に対
応する燃焼室壁面に複数の二次空気孔を穿設したもので
ある。
【０００８】
【作用】係る構成とすれば、各二次空気孔から十分且つ
略同量の二次空気が燃焼室内に供給されるので、火炎の
高さがほぼ一定となる。さらに、軸流ファンの強送風域
に対応する箇所に各二次空気孔が位置するので、負圧気
味になりにくく、燃焼室の壁面が焼け焦げるといったこ
とを有効に防止できる。
略同量の二次空気が燃焼室内に供給されるので、火炎の
高さがほぼ一定となる。さらに、軸流ファンの強送風域
に対応する箇所に各二次空気孔が位置するので、負圧気
味になりにくく、燃焼室の壁面が焼け焦げるといったこ
とを有効に防止できる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。なお、従来例で説明した図４、図５と同一な部材に
は同一番号を付し、詳しい説明は省略する。
る。なお、従来例で説明した図４、図５と同一な部材に
は同一番号を付し、詳しい説明は省略する。
【００１０】図１において、従来例と相違するのは、軸
流ファン６の強送風域に対応する燃焼室７の壁面１０、
即ち図２で示した斜線部に二次空気孔１１を穿設した点
のみである。
流ファン６の強送風域に対応する燃焼室７の壁面１０、
即ち図２で示した斜線部に二次空気孔１１を穿設した点
のみである。
【００１１】なお二次空気孔１１は、前記斜線部であれ
ば何処に設けても良いものであり、同心円状に穿設する
他、幾つかの二次空気孔１１の穿設位置をずらして火炎
に対する二次空気供給高さが違い過ぎないようにしても
構わない。
ば何処に設けても良いものであり、同心円状に穿設する
他、幾つかの二次空気孔１１の穿設位置をずらして火炎
に対する二次空気供給高さが違い過ぎないようにしても
構わない。
【００１２】前記したような構成とすれば、二次空気孔
１１夫々から略同量の二次空気が燃焼室７に流入して燃
焼に供されるので、図４のように高さの揃った火炎が形
成される。さらに、フィルター１３に埃等が付着し、軸
流ファン６の空気吸入量が減少したところで、各二次空
気孔１１とも従来に比して著しく負圧になりにくいこと
から、火炎が二次空気孔１１側に靡くことが抑制され、
壁面１０の焼け焦げを有効に防止できるのである。
１１夫々から略同量の二次空気が燃焼室７に流入して燃
焼に供されるので、図４のように高さの揃った火炎が形
成される。さらに、フィルター１３に埃等が付着し、軸
流ファン６の空気吸入量が減少したところで、各二次空
気孔１１とも従来に比して著しく負圧になりにくいこと
から、火炎が二次空気孔１１側に靡くことが抑制され、
壁面１０の焼け焦げを有効に防止できるのである。
【００１３】
【発明の効果】以上に説明した通り本発明の温風暖房機
は、軸流ファンの強送風域に対応する燃焼室壁面に複数
の二次空気孔を穿設したので、各二次空気孔から火炎に
供給される二次空気量が略同量となり、高さの揃った火
炎が形成される。さらに、フィルターに埃が付着した等
の時においても、各二次空気孔とも負圧になりにくいこ
とから、火炎が二次空気孔側に靡いて燃焼室の壁面を焼
け焦がしてしまうといった不具合を有効に防止できるも
のである。
は、軸流ファンの強送風域に対応する燃焼室壁面に複数
の二次空気孔を穿設したので、各二次空気孔から火炎に
供給される二次空気量が略同量となり、高さの揃った火
炎が形成される。さらに、フィルターに埃が付着した等
の時においても、各二次空気孔とも負圧になりにくいこ
とから、火炎が二次空気孔側に靡いて燃焼室の壁面を焼
け焦がしてしまうといった不具合を有効に防止できるも
のである。
【図１】本発明の実施例を説明する要部の斜視図であ
る。
る。
【図２】実施例の軸流ファンの強送風域と二次空気孔の
位置関係を説明する図である。
位置関係を説明する図である。
【図３】実施例の燃焼火炎を説明する図である。
【図４】従来の温風暖房機の要部の構造を説明する斜視
図である。
図である。
【図５】温風暖房機の全体を説明する断面図である。
【図６】従来の燃焼火炎を説明する図である。
１ 筺体 ３ 吹出口 ６ 軸流ファン ７ 燃焼室 ８ バーナ １０ 壁面 １１ 二次空気孔
Claims (1)
- 【請求項１】筺体の前面に吹出口、背面に軸流ファンを
配設し、吹出口と軸流ファンの中央部にバーナの火炎を
収容する燃焼室を配置し、軸流ファンの強送風域に対応
する燃焼室壁面に複数の二次空気孔を穿設した温風暖房
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7172922A JPH08338624A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 温風暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7172922A JPH08338624A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 温風暖房機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08338624A true JPH08338624A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15950849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7172922A Pending JPH08338624A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 温風暖房機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08338624A (ja) |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP7172922A patent/JPH08338624A/ja active Pending
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