JPH08337221A - 結束紐の除去方法と結束紐の除去装置 - Google Patents

結束紐の除去方法と結束紐の除去装置

Info

Publication number
JPH08337221A
JPH08337221A JP16314395A JP16314395A JPH08337221A JP H08337221 A JPH08337221 A JP H08337221A JP 16314395 A JP16314395 A JP 16314395A JP 16314395 A JP16314395 A JP 16314395A JP H08337221 A JPH08337221 A JP H08337221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binding
work
string
cord
binding cord
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16314395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hasebe
由紀夫 長谷部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KIKO KK
Original Assignee
NIPPON KIKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON KIKO KK filed Critical NIPPON KIKO KK
Priority to JP16314395A priority Critical patent/JPH08337221A/ja
Publication of JPH08337221A publication Critical patent/JPH08337221A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワーク周囲に結束固定される結束紐を、迅速
かつ確実に切断すると共に、その切断後の結束紐を円滑
に処理して除去作業の効率を向上させる。 【構成】 アーム(5)先端の、歯部(16)を有する
係止爪(6)により結束紐(14)を係止、把持すると
共に、この係止、把持する結束紐(14)に対して引張
力を加え、結束紐(14)の一部に延伸部(18)を形
成した上で、この延伸部(18)をカッター(8)によ
り切断した後、この係止爪(6)に係止、把持される結
束紐(14)を2個の圧接ローラー(11)(11’)
及びエアガン(12)によってダクト(10)を通じて
専用カゴ内に回収することで、カッター(7)による結
束紐(14)の切断を迅速かつ確実に行え、更に切断し
た結束紐(14)も迅速に回収されるので、結束紐(1
4)の絡み等による除去作業の中断等の不具合を防止し
て除去作業の作業効率を著しく向上させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、段積されたプラスチ
ックケースや液体容器を所定個数毎に一体としたもの、
すなわちワークの周囲に結束固定される結束紐の除去方
法と、この除去方法を使用する除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、段積されたプラスチックケースや
液体容器を所定個数毎に一体としたもの、すなわちワー
クの周囲に結束固定される結束紐の除去装置は、輪状に
配設されるフックを回転させつつ、そのフックによっ
て、ワークを結束固定させる結束紐を引掛けると共に、
そのフックに係る回転力を利用して、ワーク周囲に結束
固定される結束紐に対して引張力を加えることで結束紐
の一部に延伸部を形成した上で、その延伸部をカッター
により切断してなるものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものにおいて、ワークの周囲において、そのワーク
に巻回して結束固定される結束紐の除去装置では、輪状
に配設されるフックを回転させつつ、ワークの周囲に巻
回して結束固定される結束紐に引掛けると共に、そのフ
ックに係る回転力を利用して、ワーク周囲に結束固定さ
せる結束紐に対して引張力を加えることで延伸部を形成
した上で、その延伸部をカッターにより切断してなるも
のであるから、ワークの周囲に巻回して結束固定される
結束紐に対して引掛けられる輪状に配設されるフックの
回転速度が低い時には、回転するフックはワークの周囲
に巻回して結束固定される結束紐に確実に係止するもの
であり、このフックの確実な係止と共に回転するフック
の回転力を利用する結束紐に対する引張、更に、結束紐
を引張することにより形成される結束紐の延伸部での切
断は正確に行われるものとなるが、結束紐の除去作業の
作業効率を高めるため輪状に配設されるフックの回転速
度を高めるにつれ、ワークの周囲に巻回して結束固定さ
れる結束紐に対するフックの係止の確実性が低下してし
まい、かえって結束紐の除去作業の作業効率が低下して
しまう欠点がある。
【0004】更に、結束紐の除去作業の作業効率を高め
るため輪状に配設されるフックの回転速度を高めること
は、同時にワークの周囲に巻回して結束固定される結束
紐に係止した場合には、結束紐に対するフックによる引
張力を増大するものとなるので、カッターによって切断
すべき結束紐における延伸部は簡易かつ確実に形成さ
れ、ワークの周囲に結束固定される結束紐自体のカッタ
ーによる切断作業は容易なものとなるが、その一方で上
述した如くフックによる結束紐への引張力は増大してい
るため、輪状に配設されるフックの回転速度が高い時に
は、フックによって切断された後の結束紐がフックから
離脱することなく係止したままの状態となってしまい、
このまま結束紐を係止したままでフックの回転を継続す
ることは、輪状に配設されたフックを回転させる結束紐
の除去装置を構成する回転軸等においてフックと共に回
転する結束紐が絡まってしまい易くなり、また一旦切断
した後の結束紐が絡まってしまうことは、絡まってしま
った結束紐を除去するために、結束紐の除去装置のフッ
クの回転を停止した上で上記フックの回転軸等に絡まっ
た結束紐を除去せざるを得ないものとなり、ワークの周
囲に巻回して結束固定される結束紐の除去作業が妨げら
れ、その作業効率が著しく低下してしまう問題がある。
【0005】そこで、この発明は、上記従来のものの有
する欠点を改善するものであり、段積されたプラスチッ
クケースや液体容器を所定個数毎に一体としたもの、す
なわちワークの周囲において、そのワークを巻回して結
束固定される結束紐の除去作業を迅速かつ確実に行える
ようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために、段積された
プラスチックケースや液体容器を所定個数毎に一体とし
たもの、すなわちワークの周囲に巻回して結束固定され
る結束紐を係止、把持すると共に引張することにより、
上記結束紐に延伸部を形成した上、この結束紐に形成さ
れる延伸部を切断した後、更に引張することによりワー
クの周囲より離脱させると共に、結束紐に対する係止、
把持を解除しつつ高圧エアーの吹き付けにより回収して
なるものであり、具体的には、上記ワークの周囲に巻回
して結束固定される結束紐に対して、装置本体において
昇降自在となる台上に設置される台車上のアーム先端
の、歯部を有する係止爪によって係止、把持すると共
に、台車のスライドにより、アーム先端の係止爪によっ
て係止、把持する結束紐を引張することにより、ワーク
の周囲に結束、固定される結束紐に延伸部を形成した上
で、この結束紐の延伸部を、カッターにより切断した
後、更に上記切断後の結束紐を回動自在の圧接ローラー
により挟持しつつ、アーム先端の係止爪による結束紐に
対する係止、把持を解除してワークの周囲より離脱させ
ると共に、高圧エアーの吹き付けによって切断した結束
紐をダクトを通じて、装置本体の専用カゴ内に回収して
なるものである。
【0007】
【作用】上記構成を具えるので、段積されたプラスチッ
クケースや液体容器を所定個数毎に一体としたもの、す
なわちワークの周囲に巻回して結束固定される結束紐を
切断する場合にあたっては、このワークの周囲に巻回し
て結束固定される結束紐に対して、内側に歯部を有する
係止爪により係止、把持すると同時に引張することで、
ワークの周囲に結束、固定される結束紐において延伸部
を形成した上で、装置本体のカッターによりこの部分を
切断するものであるので、結束紐の除去作業の効率を高
めるべく作業速度を早めても、係止爪の内側に有する歯
部によりワーク周囲に巻回して結束固定される結束紐は
確実に係止、把持されると共に、この結束紐において延
伸部の形成のために、台車をスライドすることで引張し
ても係止爪より結束紐は滑って離脱することがなくなる
ので、結束紐において迅速かつ確実に延伸部の形成が行
え、更にその後のカッターによる結束紐の延伸部の切断
も正確に行えるので、結束紐の除去作業の効率を著しく
向上させることできる。
【0008】また、上記ワーク周囲に巻回して結束固定
される結束紐は、カッターによる切断の後に、回動する
圧接ローラーによる挟持と共に係止爪による係止、把持
の解除により、ワークの周囲より離脱され、その切断し
た結束紐は高圧エアーの吹き付けによってダクトを通じ
て装置本体内の専用カゴ内に迅速に回収されるので、切
断した結束紐が係止爪又はカッターにおいて絡まること
を防止でき、連続的に結束紐の除去作業を行うことがで
き、結束紐の除去作業の作業効率を高めることができる
ものである。
【0009】
【実施例】この発明を図に示す実施例により更に説明す
る。(1)は、この発明の実施例である結束紐の除去装
置であり、この結束紐の除去装置(1)は、エアーシリ
ンダー或は油圧シリンダー(3)により昇降自在となる
台(2)と、この台(2)上においてワーク(13)に
対して前後方向にスライド自在となると共に、ワーク
(13)周囲に結束固定される結束紐(14)に対して
センサー(7)の制御によって係止、把持するために、
エアーシリンダー(15)の作動により開閉自在となる
係止爪(6)を先端に有するアーム(5)を載置した台
車(4)並びに、このアーム(5)先端の係止爪(6)
により係止、把持されるワーク(13)周囲に巻回され
る結束紐(14)により延伸部(18)を形成するにつ
いて制御するとともに、結束紐(14)の切断を認知す
るセンサー(17)並びに、その延伸部(18)におい
て結束紐(14)を切断するカッター(8)、及びこの
カッター(8)により切断された後の結束紐(14)を
結束紐の除去装置(1)の専用カゴ内に連通するダクト
(10)に送出する2個の回動自在の圧接ローラー(1
1)(11’)及びエアガン(12)により構成される
ものである。なお、エアーシリンダー(15)の作動に
より開閉自在となるアーム(5)先端における係止爪
(6)の内側には、係止、把持する結束紐(14)に対
して引張力を加えた場合に、係止爪(6)より係止、把
持する結束紐(14)が離脱することを防止するため
に、歯部(16)を配設し、又、アーム(5)の周囲に
はアーム(5)を保護するために複数のガード(9)が
設けられてなるものである。又、2個の回動自在の圧接
ローラー(11)(11’)の内、上側の圧接ローラー
(11)はエアーシリンダー(19)の作動によりそれ
自体が台(2)に対して垂直−水平方向にも回動自在に
構成され、すなわち、上下の圧接ローラー(11)(1
1’)の圧接あるいは隔離を任意に行うことができ、且
つ、上下の圧接ローラー(11)(11’)が圧接され
ている状態における回転軸方向は台車(4)のスライド
方向に対して直交している。
【0010】そして、具体的にワーク(13)の周囲に
結束、固定される結束紐(14)の除去作業に当たっ
て、この結束紐の除去装置(1)は、ワーク(13)の
周囲に巻回して結束固定される結束紐(14)に対し
て、まず結束紐の除去装置(1)を構成し、台車(4)
を設置する台(2)が、ワーク(13)の高さに合わせ
てエアーシリンダー或は油圧シリンダー(3)の作動に
より適宜上昇した後、ワーク(13)の周囲に結束固定
される結束紐(14)に対して下降するものである。
【0011】このとき、上記結束紐の除去装置(1)を
構成する台(2)の上昇及び下降において、この台
(2)上に設置される台車(4)上のアーム(5)先端
の係止爪(6)は、高圧エアーの注入によるエアーシリ
ンダー(15)の作動力を利用して拡開すると共に、台
(2)の更なる下降に伴って、ワーク(13)の周囲に
巻回し結束固定される結束紐(14)に対して、アーム
(5)先端に係止爪(6)と共に付設されるセンサー
(7)が上記結束紐(14)に接触した後は、エアーシ
リンダー(15)内に注入された高圧のエアーを排出さ
せることによって、一旦エアーシリンダー(15)の作
用により拡開したアーム(5)の先端の係止爪(6)は
閉成するものとなるため、ワーク(13)の周囲に巻回
して結束固定される結束紐(14)を、係止爪(6)内
側に配設する歯部(16)により滑ることなく確実に係
止、把持することができると共に、この結束紐(14)
をアーム(5)先端の係止爪(6)により係止、把持し
た状態でもって、先端に係止爪(6)を具えるアーム
(5)を設ける台車(4)自体をワーク(13)と逆方
向にスライドさせることにより、この係止爪(6)に係
止、把持されている結束紐(14)に対してセンサー
(17)による制御をもって引張力をくわえることで、
ワーク(13)の周囲に結束、固定される結束紐(1
4)においてセンサー(17)により制御しつつ一定の
範囲の延伸部(18)を形成するものである。
【0012】更に、この結束紐(14)においてセンサ
ー(17)により制御を行いながら係止爪(6)により
一定の範囲の延伸部(18)が形成されると、台車
(4)横において台(2)に付設されるカッター(8)
を作動させることによって切断した後に、その結束紐
(14)の切断をセンサー(17)により認知して、ア
ーム(5)先端の係止爪(6)による切断後の結束紐
(14)に対する係止、把持を行ったまま台車(4)自
体を更にワーク(13)と逆方向にスライドさせる。そ
の際、カッター(8)とは逆側において台車(4)横の
台(2)に付設される2個の圧接ローラー(11)(1
1’)の内、上側の圧接ローラー(11)は台(2)に
対して垂直方向に位置せしめられて、上下の圧接ローラ
ー(11)(11’)が隔離されており、係止爪(6)
により結束紐(14)を係止、把持したまま台車(4)
をワーク(13)と逆方向に最大限スライドさせた時
に、アーム(5)先端の係止爪(6)により係止、把持
された切断後の結束紐(14)の一部が下側の圧接ロー
ラー(11’)上に接触するよう2個の圧接ローラー
(11)(11’)が位置決めされているので、台車
(4)が最大限スライドした後に、エアーシリンダー
(19)を作動させて上側の圧接ローラー(11)を水
平方向へ回動させて、2個の圧接ローラー(11)(1
1’)を圧接させ且つ回動することにより、2個の圧接
ローラー(11)(11’)間に結束紐(14)を挟持
せしめ、その後、エアーシリンダー(15)の作動によ
り前記アーム(5)先端の係止爪(6)を拡開すること
により、アーム(5)先端の係止爪(6)による結束紐
(14)に対する係止、把持を解除しつつ、切断後の結
束紐(14)をワーク(13)の周囲より離脱させると
共に、回動する2個の圧接ローラー(11)(11’)
の挟持、及びエアガン(12)による高圧エアーの吹き
付けによってワーク(13)の周囲より離脱していく結
束紐(14)を、ダクト(10)を通じて結束紐の除去
装置(1)の専用カゴ内に回収してなるものである。
【0013】この発明の実施例である結束紐の除去装置
(1)は以上の構成を具えるので、ワーク(13)の周
囲に巻回して結束固定される結束紐(14)を切断する
場合には、このワーク(13)の周囲に巻回して結束固
定される結束紐(14)に対して、台車(4)上のアー
ム(5)の係止爪(6)により上記結束紐(14)を係
止、把持すると共に、台車(4)のワーク(13)とは
逆方向へのスライドによって、係止爪(6)により係
止、把持されている結束紐(14)を引張して、ワーク
(13)の周囲に結束、固定された状態で結束紐(1
4)に延伸部(18)を形成した上で、台車(4)横に
おいて台(2)に付設されるカッター(8)によりこの
延伸部(18)を切断するものであるので、ワーク(1
3)の周囲に結束固定される結束紐(14)の除去作業
の効率を高めるべく作業速度を早めても、アーム(5)
先端の係止爪(6)によるワーク(13)周囲に巻回し
て結束固定される結束紐(14)に対する係止、把持、
及び台車(4)のスライドによる引張、更にはカッター
(8)による切断を迅速かつ確実に行うことができ、ま
たアーム(5)の先端の係止爪(6)の内側には上記係
止爪(6)が結束紐(14)を係止、把持した場合に、
この係止、把持した結束紐(14)が滑らないように歯
部(16)が配設されていることから、カッター(8)
による切断の対象となる結束紐(14)自体に対する機
械の作動を正確なものとするので、確実に結束紐(1
4)の除去作業の効率を向上させることできる。
【0014】更に、ワーク(13)の周囲に巻回される
結束紐(14)に対するカッター(8)による切断の後
に、係止爪(6)がその結束紐(14)を係止、把持し
たままで、台車(4)自体を更にワーク(13)と逆方
向にスライドさせると、その際、上側の圧接ローラー
(11)は台(2)に対して垂直方向に位置せしめられ
て、上下の圧接ローラー(11)(11’)が隔離され
ており、係止爪(6)により結束紐(14)を係止、把
持したまま台車(4)をワーク(13)と逆方向に最大
限スライドさせた時に、アーム(5)先端の係止爪
(6)により係止、把持された切断後の結束紐(14)
の一部が下側の圧接ローラー(11’)上に接触するよ
う2個の圧接ローラー(11)(11’)が位置決めさ
れているので、その後にエアーシリンダー(19)を作
動させて上側の圧接ローラー(11)を台(2)に対し
て水平方向に回動させて上下2個の圧接ローラー(1
1)(11’)を圧接させ且つ回動することによって、
係止紐(14)の一部を回動する2個の圧接ローラー
(11)(11’)によって容易且つ確実に挟持するこ
とができ、その後この切断した後の結束紐(14)に対
するアーム(5)先端の係止爪(6)による係止、把持
を係止爪(6)を拡開することにより解除しつつ、切断
後の結束紐(14)をワーク(13)の周囲より離脱さ
せるとともに、回動する2個の圧接ローラー(11)
(11’)による挟持及びエアガン(12)による高圧
のエアーの吹き付けによって結束紐の除去装置(1)内
の専用カゴ内にダクト(10)を通じて迅速に回収する
ものとするので、カッター(7)により切断した結束紐
(14)は、アーム(5)先端の係止爪(6)又は上記
アーム(5)を付設した台車(4)、更にはカッター
(8)において一切絡まることなく確実に処理されるも
のとなるので、連続的にワーク(13)の周囲に結束、
固定される結束紐(14)の除去作業を行うことができ
るものである。
【0015】
【発明の効果】以上のとおり、ワークの周囲に結束、固
定される結束紐を除去するに当たって、アーム先端の係
止爪によって係止、把持すると共に、結束紐に対して引
張力を加えて延伸部を形成した上で、カッターによって
この延伸部を切断すると共に、圧接ローラー及び高圧エ
アーにより切断した結束紐を回収するものとすること
で、作業効率を高めるべく除去作業速度を上げても確実
に係止爪による結束紐の係止、把持が行えるので、カッ
ターによる結束紐の切断作業を迅速かつ確実に行えるも
のとすることができ、更に切断後の結束紐を迅速に圧接
ローラー及び高圧のエアーの吹き付けにより処理するも
のであるから、切断した結束紐が係止爪等に絡まって除
去作業が妨げられることがなく円滑に、連続して結束紐
の除去作業を行うことができる優れた効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である結束紐の除去装置の模
式図である。
【図2】この発明の実施例である結束紐の除去装置を構
成するアーム部分の正面図である。
【図3】同じくアーム部分の斜視図である。
【図4】同じくアーム並びに圧接ローラー及びエアガン
部分の斜視図である。
【図5】同じく圧接ローラー部分の斜視図である。
【図6】この発明の実施例による結束紐の除去作業状況
を示す模式図であり、(1)は結束紐を係止爪により引
掛けようとする状態を示し、(2)は結束紐を係止爪に
より引掛けるとともに引張して延伸部を形成する状態を
示し、(3)は結束紐を係止爪により引張して延伸部の
形成を制御するセンサーに接触した状態を示し、(4)
はその延伸部をカッターにより切断した状態を示し、
(5)は係止爪を最大限後退させた状態を示し、(6)
は結束紐がダクトに吹き付けられて行く状態を示す。
【符号の説明】
1 結束紐の除去装置 2 台 3 エアーシリンダー或は油圧シリンダー 4 台車 5 アーム 6 係止爪 7 センサー 8 カッター 9 ガード 10 ダクト 11 上側の圧接ローラー 11’ 下側の圧接ローラー 12 エアガン 13 ワーク 14 結束紐 15 エアーシリンダー 16 歯部 17 センサー 18 延伸部 19 エアーシリンダー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月2日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例である結束紐の除去装置の
模式図である。
【図2】 この発明の実施例である結束紐の除去装置を
構成するアーム部分の正面図である。
【図3】 同じくアーム部分の斜視図である。
【図4】 同じくアーム並びに圧接ローラー及びエアガ
ン部分の斜視図である。
【図5】 同じく圧接ローラー部分の斜視図である。
【図6】 この発明の実施例による結束紐の除去作業状
況のうち、(イ)は結束紐を係止爪により引掛けようと
する状態を示し、(ロ)は結束紐を係止爪により引掛け
るとともに引張して延伸部を形成する状態を示す各模式
図である。
【図7】 同じく発明の実施例による結束紐の除去作業
状況のうち、(イ)は結束紐を係止爪により引張して延
伸部の形成を制御するセンサーに接触した状態を示し、
(ロ)はその延伸部をカッターにより切断した状態を示
す各模式図である。
【図8】 同じく発明の実施例による結束紐の除去作業
状況のうち、(イ)は係止爪を最大限後退させた状態を
示し、(ロ)は結束紐がダクトに吹き付けられて行く状
態を示す各模式図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図7】
【図4】
【図5】
【図8】
【図6】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段積されたプラスチックケースや液体容
    器を所定個数毎に一体としたもの、すなわちワークの周
    囲に巻回して結束固定される結束紐を係止、把持すると
    共に引張することにより、上記結束紐に延伸部を形成し
    た上、この結束紐に形成される延伸部を切断した後、更
    に引張することによりワークの周囲より離脱させると共
    に、結束紐に対する係止、把持を解除しつつ高圧エアー
    の吹き付けにより回収してなる結束紐の除去方法。
  2. 【請求項2】 段積されたプラスチックケースや液体容
    器を所定個数毎に一体としたもの、すなわちワークの周
    囲に巻回して結束固定される結束紐に対して、装置本体
    において昇降自在となる台上に設置される台車上のアー
    ム先端の、歯部を有する係止爪によって係止、把持する
    と共に、台車のスライドにより、アーム先端の係止爪に
    よって係止、把持する結束紐を引張することにより、ワ
    ークの周囲に結束、固定される結束紐に延伸部を形成し
    た上で、この結束紐の延伸部を、カッターにより切断し
    た後、更に上記切断後の結束紐を回動自在の圧接ローラ
    ーにより挟持しつつ、アーム先端の係止爪による結束紐
    に対する係止、把持を解除してワークの周囲より離脱さ
    せると共に、高圧エアーの吹き付けによって切断した結
    束紐をダクトを通じて専用カゴ内に回収してなる結束紐
    の除去装置。
JP16314395A 1995-06-07 1995-06-07 結束紐の除去方法と結束紐の除去装置 Pending JPH08337221A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16314395A JPH08337221A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 結束紐の除去方法と結束紐の除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16314395A JPH08337221A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 結束紐の除去方法と結束紐の除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08337221A true JPH08337221A (ja) 1996-12-24

Family

ID=15768039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16314395A Pending JPH08337221A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 結束紐の除去方法と結束紐の除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08337221A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106466A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Asahi Breweries Ltd 紐除去装置
JP2007106465A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Asahi Breweries Ltd 切断装置
CN102975910A (zh) * 2012-11-28 2013-03-20 吴江市博众精工科技有限公司 一种切余料机构
CN103538759A (zh) * 2013-10-14 2014-01-29 王斌 特种气动开封工具
JP2022146978A (ja) * 2021-03-23 2022-10-06 カワダロボティクス株式会社 結束ワークの荷解き供給システムおよび荷解き供給方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61164931A (ja) * 1985-01-14 1986-07-25 ライオン株式会社 結束体の移送装置
JPH04339745A (ja) * 1991-05-09 1992-11-26 Mitsubishi Electric Corp ロボット装置
JPH07101427A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Yamamura Glass Co Ltd 結束バンドの切断処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61164931A (ja) * 1985-01-14 1986-07-25 ライオン株式会社 結束体の移送装置
JPH04339745A (ja) * 1991-05-09 1992-11-26 Mitsubishi Electric Corp ロボット装置
JPH07101427A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Yamamura Glass Co Ltd 結束バンドの切断処理装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106466A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Asahi Breweries Ltd 紐除去装置
JP2007106465A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Asahi Breweries Ltd 切断装置
CN102975910A (zh) * 2012-11-28 2013-03-20 吴江市博众精工科技有限公司 一种切余料机构
CN103538759A (zh) * 2013-10-14 2014-01-29 王斌 特种气动开封工具
JP2022146978A (ja) * 2021-03-23 2022-10-06 カワダロボティクス株式会社 結束ワークの荷解き供給システムおよび荷解き供給方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1723262B1 (en) Method and apparatus for fastening fur on a pelting board and winding material therefore
US6453643B1 (en) Method and apparatus for the fastening of the tail of wrappings of stretchable film for palletized loads
JP5948310B2 (ja) 紐結び方法と紐結び機
KR102569191B1 (ko) 와이어 그리퍼
CN207193535U (zh) 一种绳头打结机用送卷装置
JPH08337221A (ja) 結束紐の除去方法と結束紐の除去装置
EP3089916B1 (en) Bale opening device
JPH09503725A (ja) 積み貨物に被せられたフィルムフードを除去するための方法および装置
CN107354602A (zh) 一种绳头打结机用送卷装置
JP2005517600A (ja) ストレッチ包装されたパレットに積んだ荷物からストレッチフィルムを荷ほどきするための方法と装置
US4144825A (en) Workpiece stacking device for sewing machines
US6656031B1 (en) Method and an apparatus for removing the skin from a sausage
CN109527050B (zh) 一种打结装置及打结方法
JPH11103513A (ja) 張線装置
JPH01503357A (ja) ひねりタイイングマシン
US6311397B1 (en) Strap removal device and method
EP3088169B1 (en) Bleeder cord affixing device and affixing method
JPH1159991A (ja) ペーパーウェブ分割装置
CN112602455A (zh) 一种肉桂树可变直径不同高度桂皮的自动采摘机
JPH09248801A (ja) 丸鋸の歯部保護材巻き付け装置
US629871A (en) Cord-tying device.
JP2912151B2 (ja) 筒形編製物品の支持型上でのしわを自動的に除く装置
JP7507542B1 (ja) テープ引出機
US723627A (en) Thread cutter and tier.
US20010025869A1 (en) Apparatus and method for forming a block of folded material

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971118