JPH08337212A - 円筒型電池の箱詰装置 - Google Patents

円筒型電池の箱詰装置

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JPH08337212A
JPH08337212A JP16831595A JP16831595A JPH08337212A JP H08337212 A JPH08337212 A JP H08337212A JP 16831595 A JP16831595 A JP 16831595A JP 16831595 A JP16831595 A JP 16831595A JP H08337212 A JPH08337212 A JP H08337212A
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Shinichi Kokaji
真一 小鍛冶
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上流側が電池検査機などの電池排出部に連結
する供給ベルトの走行を停止させることなしに、押し込
み治具による電池列の箱詰めを円滑に行うようにした。 【構成】 電池検査機などの電池排出側からの電池を搬
送供給する供給ベルト5とは別個に、押し込み側ベルト
6を用意し、これを押し込み部1の押し込み治具と電池
受容箱3との間に介在せしめ、該供給ベルト5と該押し
込み側ベルト6との間に電池転送用の分離ホイール7を
介在せしめた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒型電池の箱詰装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の円筒型電池の箱詰装置として、図
4に示すものが知られている。同図示の該装置は、下記
する構成から成る。即ち、電池検査機の排出側から円筒
電池bを次々と搬送供給する無端供給ベルトAの搬送端
側に、該供給ベルトAの両側に且つ同一高さ位置で互い
に対向して押し込み部Bと該押し込み部Bの前端面に対
面して開口する電池受容箱Cを配設して成り、更に、該
押し込み部Bは、押し込み治具b1 から成り、該治具b
1 は、その後端に接続するピストン杆b2 により前後に
駆動し得られ、その前端壁面は該供給ベルトA上の互い
に当接して並んだ所定の数の円筒型電池b,b,…の夫
々を側面から受容するに適した円弧状嵌合溝b3
3 ,…を該供給ベルトAに沿って一列に連設された電
池列嵌合壁面b4 に形成される。また該押し込み治具b
1 には、該供給ベルトA上を横切るストッパーSを取り
付けられている。該電池列受容箱Cは、図示しない下部
の収納箱の上部に設けられ、図示しないピストン杆によ
り上下動可能の上昇位置にある底板C1 とその左右の固
定枠C2,C2 とその左右の枠C2 ,C2 間に差し渡さ
れた電池列受容杆C3 は、その後端に接続されたピスト
ン杆C4 により前後同自在であり、その前端壁面には、
前記の押し込み治具b1 により押し込まれる一列に並ん
だ所定の数の電池b,b,…を夫々受容する円弧状嵌合
溝C5 ,C5 ,…が一列に連設されている。Dは、該電
池列受容箱Cと該供給ベルトAとの間に介在せしめた電
池列受け棚を示す。Eは、該押し込み部Bに隣接して該
供給ベルトAの上流側に該供給ベルトAと同じ高さ位置
に設けた電池列ストッパーを示し、該電池列ストッパー
Eは、ストッパー治具e1 と該ストッパー治具e1 を前
後動自在に駆動するピストン杆e2 と該供給ベルトAを
挟んで対向設置した受壁e3 とから成り、該ストッパー
治具e1 の前端壁面は、一列に並ぶ所定数の円筒型電池
b,b,…を側面から嵌合するに適した円弧状嵌合溝e
4 を該供給ベルトAに沿って一列に並べて連設した電池
列嵌合壁面とした。
【0003】このように構成された従来の箱詰装置は、
次のように作動する。即ち、電池の検査機の排出側に連
なる該供給ベルトA上には、一定の検査タクトにより検
査を終了した電池bは次々と該供給ベルトAにより矢示
方向へ、即ち、箱詰装置側に搬送されて来るが、該供給
ベルトAの下流端に横切るストッパーSによりそれ以上
の搬送は邪げられるので、該押し込み治具b1 の前面と
該電池列ストッパーEの前には、搬送が阻止された電池
b,b,…列が形成される。この状態で、電池列ストッ
パーEのストッパー治具e1 を矢示のように前進させ、
その前方の所定の数の電池列をその前方の電池列挟持用
壁e4 に押し付けて不動に挟持する。一方、該押し込み
部Bの該押し込み治具b1 を前進させてその電池列嵌合
壁面b4 の各嵌合溝b3 ,b3 ,…にその夫々に対応す
る供給ベルトA上の夫々の円筒型電池b,b,…を嵌合
せしめた状態で、該供給ベルトAを横断して、その前方
の電池列受棚Dを介して該電池受容箱C内の最先端に位
置せしめた電池列受容杆c3 の前端壁面に設けた一列に
並んだ円弧状嵌合溝c5 ,c5 ,…内に夫々の対応する
円筒型電池b,b,…を押し込む。その押し込み終了
後、該押し込み治具b1 を元の位置まで後退させると共
に、電池列ストッパーEのストッパー治具e1 も元の位
置に後退させて、電池列挟持を解除し、再び、供給ベル
トA上の電池列を該押し込み装置に供給し、該押し込み
治具b1 の前方に所定数の電池が供給されるので、前記
したと同様に押し込み治具b1 を前進させて前と同様の
電池受容箱C内への押し込みを行う。この押し込みにお
いて、これに応じて該電池受容箱C内の電池列受容杆c
3 は、その押し込まれる電池列分だけ後退せしめる。か
くして、このような押し込み作業を繰り返して、該電池
受容箱C内に所望の多数の電池列群を収納する。尚、図
示の例では、各押し込みにおいて、電池列が互いにその
径の半分づつ交互に変位して押し込まれ、千鳥状に配列
した状態に詰め込みが行われるように、図示しないが、
該押し込み治具c1 は矢示のように、各押し込みに当た
り、左又は右に交互に偏位し得る機構を有する。このよ
うにして、電池受容箱C内への所定個数の電池の詰め込
みが終了した後は、該底板c1 は、その上面の電池列群
と共に下降し、収納箱に収納される。電池列群の詰め込
まれた収納箱を側方へ除去後、次に、新たな二重底から
成る収納箱がその除去跡に供給され、その稼働底板がピ
ストン杆により上昇せしめて、前記の電池受容箱Cの底
板c1 を成形した後、上記と同じ箱詰作業が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の箱詰装置に
よる箱詰作業は、供給ベルトAを稼働させたまゝ、該押
し込み治具b1 により該供給ベルトA上の電池列の押し
込みを行うときは、電池bの転倒が生じ易く、また、電
池受容箱への電池列の受容が円滑に行われにくゝ、更に
は、該ストッパー治具e1 の前進による電池列の嵌合、
挟持によるストッパー作用が適正に行われない恐れがあ
るなどの不都合を生じる。従って、上記の不都合を解消
するため、該供給ベルトAの稼働を停止させて、該押し
込み治具b1 による電池列の押し込み及び該ストッパー
治具の前進による電池列の嵌合、挟持固定を行う場合
は、その停止の都度、一時的に検査機側からの電池の排
出供給ができなくなるばかりでなく、該供給ベルトAの
停止により、その上流に位置する電池検査機による一定
のタクトによる電池の検査後の排出ができなくなり、作
業を停止しなればならないなどの不都合をもたらす。本
発明は、かゝる従来の箱詰装置の不都合を解消すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の解決手段は、上流側が検査機などの電池の
排出側に連結された供給ベルトとは別に押し込み側ベル
トを用意し、該押し込み側ベルトを互いに対向する押し
込み部の押し込み治具と電池受容箱との間に介在させる
一方、該供給ベルトと該押し込み側ベルトとの間に、該
供給ベルトから該押し込み側ベルトへ電池bを次々と転
送供給する分離ホイールを介在せしめたことを特徴とす
る円筒型電池の箱詰装置に存する。
【0006】
【作用】該供給ベルトは、停止せしめることなく稼働さ
せ、上流側から排出される円筒型電池をその下流端に設
けた分離ホイールの方向へ搬送する。該分離ホイールに
到達した電池は稼働している該押し込み側ベルト上に次
々と移された後、該押し込み部に供給され、該押し込み
側ベルト上に所定の数の電池が供給されたとき、該分離
ホイールを停止させ、次で、該押し込み治具の前に所定
の数から成る電池が並んだとき、該押し込み側ベルトを
停止させる。該押し込みベルトの停止状態で、該押し込
み治具を前進させて該電池列を対向する該電池受容箱に
押し込むが、該押し込み側ベルトは停止しているので、
その押し込み作業での電池の転倒がない。一方、該供給
ベルトは停止させることなく走行せしめているので、前
記の押し込み側ベルトの停止に関係なく、その上流側の
電池検査機などの排出供給側からの電池を次々と排出供
給することができ、排出側の検査タクトなどに何等の悪
影響を与えることがない。
【0007】
【実施例】次に、本発明の円筒型電池の箱詰装置の実施
例を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実
施の1例の円筒型電池の箱詰装置の平面図、図2はその
一部の斜面図、図3は截断側面図である。この実施例の
円筒型電池の箱詰装置の構成中、押し込み部1と電池収
納箱2と該電池収納箱2の一部を構成する該押し込み部
1と対向する電池受容箱3、これらの間に介在せしめた
電池列受棚4及びこれらの構成部材及び作動は従来の図
4に示す構成と変わりがない。
【0008】本発明の特徴とする所は、従来の供給ベル
トでは上流側の電池検査機などの電池排出機構とその下
流端の互いに対向する押し込み部との間を一条の供給ベ
ルトで連結していた構成を廃し、上流側が検査機などの
電池を順次排出される排出側(図示しない)と連結され
た供給ベルト5とは別に押し込み側ベルト6を用意し、
該押し込み側ベルト6を該押し込み部1の押し込み治具
1aとこれに対向する該電池受容箱3との間に介在させ
る一方、該供給ベルト5の下流端側と該押し込み側ベル
ト6の上流端側との間に、該供給ベルト5から該押し込
み側ベルト6へ電池bを次々と転送供給する分離ホイー
ル7を介在せしめたことを特徴とする。
【0009】更に詳細には、該分離ホイール7は、モー
タ8の駆動軸に連結し、該モータ8の駆動により矢示方
向に回転させ、該供給ベルト5上の電池b,b,…を1
個づつ次々と該押し込み側ベルト6の上流端側に供給転
送供給される。而して、該押し込み側ベルト6は、該供
給ベルト5を駆動するモータ(図示しない)とは別個に
用意したモータ9により駆動され、矢示方向に走行さ
れ、該分離ホイール7により、該供給ベルト5から1個
づつ該押し込み側ベルト6上に転送された電池bを順次
下流端側へ押し込み治具1aの前方へ供給されるように
し、所定の数の電池b,b,…が該押し込み治具1aの
前方に一列に並んだとき、該分離ホイール7の回転を停
止させてその電池の転送供給を中断すると共に、該モー
タ9の駆動を止め、該押し込み側ベルト6の走行を停止
せしめ、その停止状態で該押し込み治具1aをピストン
杆1bにより矢示のように前進させるようにする。かく
して、その前端面に形成した円筒型電池の周側面と嵌合
する円弧状嵌合溝1cの多数を連設して成る電池列嵌合
壁面1dに、該押し込み側ベルト6上の一列に並んだ電
池の夫々を夫々の対応する溝1c,1c,…に嵌合せし
めた状態で前進させ、該電池列受棚4を介して、その前
方の該電池受容箱3内の左右の固定枠3a,3a間に差
し渡された電池列受容杆3bの先端面に設けた円筒型電
池bの周側面を嵌合する円弧状溝3cの多数を連設して
成る電池嵌合壁面に該電池列を嵌合当接せしめた状態で
押し込む。
【0010】かくして、該押し込み治具1aによる該電
池列の電池受容箱2への押し込みは、該押し込み側ベル
ト6を停止した状態で行われるので、その押し込み時の
電池の転倒がなく、また、該電池列受容杆3bの電池列
嵌合壁面への嵌合を安定良好に行うことができると共
に、該押し込み側ベルト6の停止中でも、これとは無関
係に該供給ベルト6は停止することなく、常に該モータ
8により走行を行うことができるので、排出側の例えば
電池検査機などからの一定の検査タクトを維持して、電
池の排出供給を維持することができ、従来のような押し
込み時に供給ベルトを停止せしめることによる不都合が
解消される。また、該分離ホイール7を停止させるだけ
で、該押し込み部1への電池の余分な供給を停止できる
ので、従来のような電池列を挟持して停止させるような
ストッパー装置が省略できる。
【0011】尚、該押し込み側ベルト6の下流端側に
は、従来と同様に、該押し込み治具1aに基部を取り付
けて該押し込み側ベルト6の上面を横切る板状などのス
トッパー1eを設けることが好ましく、これによれば、
該押し込み側ベルト6により供給される電池b,b,…
を、該ストッパー1eにより前進を阻止されて電池b,
b間に隙間なく当接整列し、その押し込み治具1aの電
池列嵌合壁面1dの夫々の嵌合溝1c,1c,…に整合
した電池列が得られる。
【0012】かくして、上記の第1回の電池列の押し込
み作業が終了した後、該押し込み治具1aはもとの位置
に後退させ、再び該モータ9により該押し込み側ベルト
6を駆動走行させると共に該モータ8により分離ホイー
ル7を駆動回転せしめることにより、2回目の電池列を
該押し込み治具1aの前に供給することができる。かく
して、この2回目の電池列の押し込みを行うに当たり、
該押し込み治具1aにより、該電池受容箱3内への押し
込みと同時に該電池受容箱3内の電池列受容杆3bをこ
れに接続のピストン杆3dにより、電池列の一列分だけ
後退させるようにして行う。この2回目以降の押し込み
作業は、従来と同様に、該ピストン杆1bを円筒型電池
の径の半分の寸法だけ、矢示のように右又は左に変位さ
せて押し込みを行うことにより、該電池受容箱3内に
は、電池列を千鳥状に交互に配列された充填密度の高い
良好な箱詰めができるようにすることが好ましい。
【0013】尚、本発明によれば、該分離ホイール7
は、図1に示すように、その中心軸を該供給ベルト5の
中心線上に整合させ且つその周面の1側は、該押し込み
ベルト6の上面の略中央に位置するように介在させるこ
とが好ましく、その周面には、等間隔で円筒型電池bの
周側面を嵌合する円弧状嵌合溝7a,7a,…を配設さ
せ且つその各嵌合溝7a面には、該溝面に同つらで外面
に露出するように磁石10を埋設して具備させるように
する。かくして、各嵌合溝7aで該磁石10により各1
個の電池bを吸着担持するようにした。尚、該分離ホイ
ール7は、図示のように、該モータ8のシャフト8aに
上下方向に適当なスペース11を存して上部ホイールと
下部ホイールに分割したものに構成し、そのスペース1
1間に、該分離ホイール7の回転方向と反対方向に指向
して取り出し用部材12を設ける。図示の例では、取り
出し用部材12を該押し込み側ベルト6の1側に沿い水
平に該ベルト6と対面する該分離ホイール7の円弧状嵌
合溝7aに臨むように延びる長手の棒状に形成した。1
3は、該取り出し用部材12を支持する支持壁を示す。
かくして、矢示方向に回転する該分離ホイール7の各凹
溝7aに吸着保持された電池Bは、該押し込み側ベルト
6上を通過するとき、該取り出し用部材12に当接して
前方へ突き出されて該押し込み側ベルト6上への取り出
しが行われる。図面で14は、該供給ベルト5の両側の
側壁を示す。
【0014】尚、好ましくは、該押し込み側ベルト6の
上流端側に位置して該分離ホイール7の周側面と対向し
てカウンターセンサー15を配置することが好ましい。
かくして、該センサー15により、該分離ホイール7に
より1個づつ該押し込み側ベルト6上に供給される電池
bの数を数え、押し込み治具1aで押し込まれる一列分
の電池の数をカウントしたら、その信号を受けた制御盤
16により、制御信号を該分離ホイール7を駆動するモ
ータ9に伝えてその回転を停止させる一方、その所定の
数の電池が該押し込み側ベルト6により、該押し込み治
具1aの前に整列したとき、該モータ9に制御信号を与
えて該押し込み側ベルト6を停止させるようにし、その
後、ピストン杆1fによる該押し込み治具1aの前進に
より、該電池列の該電池受容箱3内への押し込みを終了
し押し込み治具1bが後退し、元の位置に戻ったとき、
該モータ9の駆動による該押し込み側ベルト6の走行と
次でモータ8の駆動による該分離ホイール7の回転を再
開するようにすることが好ましい。尚、押し込み治具に
よる電池列の押し込みタクトを、排出側の装置、例えば
電池の検査機の検査タクトよりも早くすることが好まし
い。
【0015】このようにして、押し込み作業を繰り返
し、該電池受容箱3の可動底板3e上に所定数の電池列
群が押し込まれたとき押し込み作業を止める。次で、該
底板3eを下面から支承している複数本のピストン杆1
6を下降させ、該電池受容箱3直下の搬送用電池収納箱
2aの固定底板2b上に載置する。即ち、これら電池列
群を該電池収納箱3にいわゆる箱詰めされる。17はテ
ーブルを示し、該テーブル17は、各昇降自在のピスト
ン杆16を挿通し得られ、且つ該搬送用収納箱2aの固
定底板2bの貫通孔2cと整合する挿通孔17aを有す
る。該テーブル17上には、内部に可動底板3eを具備
した新たな空の電池収納箱2の搬送用収納箱2aを用意
し、これをピストン杆18により押送して、電池を箱詰
めされた先の収納箱2aを図3の矢示の方向に排除する
と同時に、該電池受容箱3の下面に移動させ、該テーブ
ル17下方に位置する鎖線示の昇降ピストン杆16を昇
降させ、該下動底板3eを上昇させ、該左右の囲枠3
a,3aと共に電池受容箱3を再現せしめ、かくして、
再び本発明の上記の円筒型電池の箱詰め作業が行われ
る。
【0016】
【発明の効果】このように本発明の円筒型電池の箱詰装
置は、従来の電池検査機などの排出側から順次排出され
る円筒型電池を電池押し込み部へ供給する供給ベルト
を、電池列押し込み部の手前までの供給ベルトと互いに
対向する該電池列押し込み部と該電池受容箱との間に介
在せしめる押し込み側ベルトに二分し、これらベルト間
に分離ホイールを介在させるように構成したので、該供
給ベルトの上流側の排出側から順次排出される電池を該
分離ホイールを介して該押し込み側ベルトに1個づつ転
送し、該押し込み側ベルトにより、一列に並んだ所望数
の電池を該押し込み治具の前に供給できると共に、該電
池列を該押し込み治具により該電池列を電池の転倒なく
押し込む該電池受容箱に押し込むために該押し込み側ベ
ルトの走行を止めても、該供給ベルトの走行を引き続き
行うことができるので、その上流側からの引き続く電池
の排出供給ができ、排出側の例えば電池検査機による検
査を中断したりするなどの悪影響を防止できる。
【0017】この場合、該分離ホイールをモータにより
駆動回転せしめられるようにすると共に、その周側面を
円筒型電池の周側面を嵌合する円弧状の嵌合溝を複数個
配設し且つ各嵌合溝を磁石面に形成すると共に、該分離
ホイールで保持した電池を該嵌合溝から該押し込み側ベ
ルト上に離脱せしめる取り出し用部材を設けたので、該
分離ホイールを介して該供給ベルト上の電池を1個づつ
該押し込み側ベルト上に転送供給できる。
【0018】また、該押し込み治具の前端面に押し込み
側ベルトの下流端側に該ベルトを横切るストッパーを設
けることにより、該押し込み治具の前面に相互に当接し
た電池列を形成でき、押し込み作業が円滑に行われる。
【0019】また、該分離ホイールにより、該押し込み
側ベルト上に転送される電池の数をカウントするカウン
ターセンサーを設けると共に、該センサーにより該押し
込み治具により押し込まれる一列分の電池の数をカウン
トしたとき、これに接続する制御盤により該分離ホイー
ルを駆動するモータを止める一方、その所定の数の電池
が該押し込み治具の前面に並んだとき、該押し込み側ベ
ルトを駆動するモータを停止するようにし、更に、その
押し込み治具による押し込みを終了し、もとの位置に後
退したとき、該押し込み側ベルトの走行と次で該分離ホ
イールの回動を再開せしめるようにする制御盤を設ける
ことにより、電池の箱詰め作業を円滑に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円筒型電池の箱詰め装置の平面図であ
る。
【図2】図1示の装置の分離ホイールの斜面図である。
【図3】図1示の装置の断面図である。
【図4】従来の円筒型電池の箱詰め装置の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 押し込み部 1a 押し込み
治具 2 電池収納箱 3 電池受容箱 5 供給ベルト 6 押し込み側
ベルト 7 分離ホイール 8 分離ホイー
ル駆動用モータ 9 押し込み側ベルト駆動用モータ 12 取り出し
用部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側が検査機などの電池の排出側に連
    結された供給ベルトとは別に押し込み側ベルトを用意
    し、該押し込み側ベルトを互いに対向する押し込み部の
    押し込み治具と電池受容箱との間に介在させる一方、該
    供給ベルトと該押し込み側ベルトとの間に、該供給ベル
    トから該押し込み側ベルトへ電池bを次々と転送供給す
    る分離ホイールを介在せしめたことを特徴とする円筒型
    電池の箱詰装置。
  2. 【請求項2】 該分離ホイールは、その周面に円筒型電
    池が嵌合する円弧状の嵌合溝を複数個配設すると共に各
    嵌合溝の内面を磁石面とし、且つモータにより該押し込
    み側ベルトの方向に回転自在であり、且つ該分離ホイー
    ルの回転方向と反対方向に指向して取り出し用部材を設
    けて成る請求項1記載の円筒型電池の箱詰装置。
  3. 【請求項3】 該押し込み側ベルトの下流端側に、該ベ
    ルトを横切るストッパーを設け、該押し込み治具の前端
    部面に、該ストッパーにより受け止められて互いに当接
    して一列に並べられる電池の夫々の側面を嵌合する円弧
    状嵌合溝を連設して成る請求項1記載の円筒型電池の箱
    詰装置。
  4. 【請求項4】 該供給ベルトから該分離ホイールを介し
    て該押し込み側ベルト上に1個づつ転送供給される円筒
    型電池の数を数えるカウンターセンサーを設け、該セン
    サーにより押し込み治具により押さえ込まれる一列分の
    電池個数を数えたとき該分離ホイールを停止させる一
    方、その所定の数の電池列が該押し込み治具の前方に供
    給されたとき該押し込み側ベルトを駆動するモータを停
    止せしめ、その停止状態で該押し込み治具を前進させ、
    該電池列の該電池受容箱内への押し込みを行うように
    し、該押し込み終了後、該押し込み治具がもとの位置に
    後退したとき該分離ホイールの回動と該押し込み側ベル
    トの駆動を再開せしめるように制御盤を具備して成る請
    求項1,2又は3記載の円筒型電池の箱詰装置。
  5. 【請求項5】 該電池受容箱は、左右の固定枠と、底板
    と、該左右の固定枠間に差し渡され且つピストン杆によ
    り前後動自在の電池列受容杆とから成り、更に、該底板
    は、その下面に用意した電池収納箱の二重底板の一枚で
    あり、該電池収納箱の固定底板を挿通するピストン杆に
    より下面から支承され、昇降自在である請求項1記載の
    円筒型電池の箱詰装置。
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