JP2640885B2 - フレキシブルディスク分離転載機構 - Google Patents

フレキシブルディスク分離転載機構

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JP2640885B2
JP2640885B2 JP30678291A JP30678291A JP2640885B2 JP 2640885 B2 JP2640885 B2 JP 2640885B2 JP 30678291 A JP30678291 A JP 30678291A JP 30678291 A JP30678291 A JP 30678291A JP 2640885 B2 JP2640885 B2 JP 2640885B2
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美津久 川井
敏光 白石
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Hitachi High Tech Corp
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、FD(フレキシブル
ディスク)の分離転載機構に関し、詳しくは、供給ケー
スより取り出され、連続して搬送されるFD群を1枚づ
つ分離し、集団検査装置の各ドライバに対する供給搬送
路に対して一定の距離間隔で転載する機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】情報記録媒体のFD(フレキシブルディ
スク)は製造段階または受け入れ時に、その品質が検査
される。最近においては、旺盛な需要に対応して大量の
FDを迅速に検査するために、複数のFDを並列に検査
する集団検査装置が開発されている。図2は集団検査装
置1と、これに対するFD4の搬送機構2およびFDを
収納するFDケース3の基本構成を示す。集団検査装置
1は、例えば横方向に8列、上下方向に5段の計40個
の検査ドライバ11が配列されている。これに対して、供
給ケース31に収納されたFD4は、図示しないロボット
機構により1枚づつ取り出されて供給搬送路21に載置さ
れ、各ドライバ11の位置まで間欠送りされて停止する。
各FDはロボット機構により所定の検査ドライバにそれ
ぞれ挿入されて検査され、検査結果により品質該分類さ
れて排出搬送路22により搬送され、最終的に、分類に対
応した分類ケース32a,32b,32c などに収納される。な
お、各搬送路21,22 はタイミングベルトにより構成さ
れ、図示しない駆動モータにより上記の間欠送りの動作
がなされる。
【0003】上記のFDの搬送においては、各FDを各
検査ドライバ11に対応した位置に停止するために、供給
搬送路21に対して各FDをドライバの間隔に等しい一定
の距離間隔に載置することが必要である。一方、供給ケ
ース31よりFDをこの距離間隔となるようなタイミング
で取り出す方法は、かならずしも正確でなく間隔が不揃
いとなる欠点がある。この欠点を除くために中継搬送路
と分離転載機構を設け、これによりFDを1枚づつ分離
して供給搬送路に対して一定の距離間隔で転載する方法
が行われている。図3は従来の分離転載機構を示すもの
で、供給ケース31供給搬送路21との間にローラー方式の
中継搬送路23を介在させる。供給ケースより逐次に取り
出されたFD4は、中継搬送路23に載置されて連続した
FD群として搬送され、FD群はストッパ232 により停
止し、同時に供給ケースよりの取り出しも停止する。一
方、押圧機構5を図示の位置に設け、これを供給搬送路
21の間欠送りに同期して動作させ、上記により停止して
いるFD群のうちの先端にあるFDが、押圧部51により
押圧されて分離され、供給搬送路の2個のセパレータ21
1 の間に転載される。ついで、中継搬送路23においては
FD群が1枚分移動してストッパ232 により停止し、先
端の1枚が次の分離転載を待機する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、記録媒体などの
進歩によりFDのサイズは5インチから3.5インチま
たはそれ以下に縮小されており、これとともに、その需
要もさらに増加しているので、検査のタクトタイムを従
来以上に短縮することが要請されている。このために、
前記した集団検査装置1の40個の検査ドライバを、例
えば60個に増加して検査能力を50%増強することが
行われている。この場合、検査ドライバの増加に対応し
て供給搬送路21によるFDの間欠送りと、押圧機構5に
よるFDの分離転載とを、ともに50%またはそれ以上
高速化することが必要である。しかしながら従来の押圧
機構5の動作は、FDがストッパ232 により停止した
後、はじめて押圧部51により押圧されて供給搬送路21に
転載され、ついで押圧部が元の位置に復旧すると次位の
FDがストッパの位置に移動することの繰り返しであっ
て、FDの押圧と押圧部の復旧およびFDの移動の、い
わば3段動作であるためこれがFD搬送機構の高速化に
対してネックとなる。従って、分離転載をさらに高速化
できる機構が必要とされている。この発明は以上に鑑み
てなされたもので、集団検査装置に対するFDの搬送機
構において、中継搬送路上のFD群よりの1枚の分離
と、分離されたFDの供給搬送路に対する転載とを一挙
動で行い、分離転載を高速化した機構を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するFD分離転載機構であって、上記のFD搬送機
構において、中継搬送路の高さより供給搬送路の高さを
低くする適当な段差を設けて両搬送路を配置し、中継搬
送路のローラーの回転動作を供給搬送路の所定の時間間
隔の間欠送りに同期して制御する。中継搬送路の端末の
両側に、上記の間欠送りに同期して所定の回転方向に直
角単位で回転し、互いに直角方向をなす4枚の羽根を有
する2個の羽根車を設ける。同期制御されたローラーの
動作によりFDは1枚づつ分離され、両羽根車のそれぞ
れの水平をなす各1枚の羽根に順次に移載され、移載の
完了と同時に両羽根車を直角回転することにより、移載
されたFDが停止中の供給搬送路上に落下して一定の距
離間隔に順次に転載される。
【0006】
【作用】上記の構成による分離転載機構においては、中
継搬送路に連続して載置されている各FDは、供給搬送
路の間欠送りに同期したローラーの回転動作により1枚
づつ分離されて、2個の羽根車のそれぞれ水平をなす各
1枚の羽根に順次に移載され、移載の完了と同時に両羽
根車は所定の回転方向に直角回転し、これに移載された
FDが停止中の供給搬送路上に落下して一定の距離間隔
で転載される。この分離と転載は一挙動でなされるので
迅速であり、従来の機構に比較して高速化される。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示し、(a) は分
離転載機構6を装着したFD搬送機構の一部構成図、
(b) は分離転載機構6の垂直断面と、供給搬送路に対す
る位置関係図である。図1(a),(b) において、中継搬送
路23と供給搬送路21は、前記した図3のものと同様にそ
れぞれローラー、およびタイミングベルトにより構成さ
れる。ただし、この発明においては、中継搬送路にはス
トッパ232 を設けない。また、両搬送路は図(b) のよう
に適当な高低差の段差Dを設けて配置し、中継搬送路の
ローラー231 は供給搬送路21の間欠送りに同期して回転
または停止する。また、中継搬送路23の端末に、互いに
直角方向をなす4枚の羽根61を有する2個の羽根車6a,
6b よりなる分離転載機構6を設ける。各羽根車は図示
しない制御回路により制御された駆動モータ6c によ
り、上記の間欠送りに同期して矢印Cの方向に直角単位
に回転する。
【0008】図1により分離転載機構6の動作を説明す
ると、供給ケース31に収納されたFD4は、図示しない
ロボット機構により1枚づつ逐次に取り出されて中継搬
送路23に載置され、載置された各FDは回転するローラ
ー231 により、連続したFD群となって待機する。これ
に対して両羽根車6a,6b が供給搬送路22の間欠送りに
同期して直角回転し、それぞれの1枚の羽根が水平とな
ると、待機しているFD群の先端にある1枚のFDが分
離されてこれらの羽根に移載され、移載が完了すると同
時に両羽根車が直角回転し、羽根に移載されたFDが停
止中の供給搬送路21の上に落下して2個のセパレータ21
1 の間に順次に転載される。以上により供給搬送路21に
一定の距離間隔で転載された各FDは、前記した図2に
おける所定の検査ドライバ11の位置にそれぞれ停止し、
図示しないロボット機構により検査ドライバに供給され
る。
【0009】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明による分
離転載機構によれば、羽根車の直角回転ごとに、中継搬
送路上のFD群より1枚づつFDが分離されて供給搬送
路上に落下し、一定の距離間隔で供給搬送路に順次に転
載されるもので、分離と転載は一挙動で迅速になされ、
検査能力が増強された集団検査装置に対応して、FD搬
送機構の搬送時間の短縮に寄与するところには大きいも
のがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示し、(a) はこの発明
による分離転載機構を装着したFD搬送機構の一部構成
図、(b) は分離転載機構の垂直断面と、供給搬送路に対
する位置関係図をそれぞれ示す。
【図2】 FD集団検査装置と、FD搬送機構およびF
Dを収納するFDケースの基本構成図である。
【図3】 従来のFD分離転載機構の構成図である。
【符号の説明】
1…FD集団検査装置、11…検査ドライバ、 2…FD搬送機構、21…供給搬送路、211 …セパレー
タ、22…排出搬送路、 23…中継搬送路、231 …ローラー、232 …ストッパ、 3…FDケース、31…供給ケース、32…分類ケース、 4…FD(フレキシブルディスク)、 5…従来の分離転載機構、6…この発明の分離転載機
構、6a,6b …羽根車、 6c …駆動モータ、61…羽根。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボット機構により供給ケースより取り
    出されたフレキシブルディスクを逐次に載置し、連続し
    て搬送するローラーを有する中継搬送路と、該中継搬送
    路上に連続した該フレキシブルディスクを順次に受け取
    って一定の距離間隔に転載し、かつ、所定の時間間隔で
    間欠送りして集団検査装置の各ドライバに供給する供給
    搬送路とよりなるフレキシブルディスク搬送機構におい
    て、前記中継搬送路の高さより前記供給搬送路の高さを
    低くする適当な段差を設けて該両搬送路を配置し、前記
    ローラーの回転動作を前記供給搬送路の間欠送りに同期
    して制御し、前記中継搬送路の端末の両側に、前記間欠
    送りに同期して所定の回転方向に直角単位で回転し、互
    いに直角方向をなす4枚の羽根を有する2個の羽根車を
    設け、前記同期制御されたローラーの動作により、前記
    フレキシブルディスクが1枚づつ分離されて前記両羽根
    車のそれぞれの水平をなす各1枚の羽根に順次に移載さ
    れ、該移載の完了と同時に該両羽根車を直角回転するこ
    とにより、該移載されたフレキシブルディスクを停止中
    の前記供給搬送路上に落下させて前記一定の距離間隔に
    順次に転載することを特徴とする、フレキシブルディス
    ク分離転載機構。
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JPH05120829A JPH05120829A (ja) 1993-05-18
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