JPH0833571A - 漉し器 - Google Patents
漉し器Info
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- JPH0833571A JPH0833571A JP6191810A JP19181094A JPH0833571A JP H0833571 A JPH0833571 A JP H0833571A JP 6191810 A JP6191810 A JP 6191810A JP 19181094 A JP19181094 A JP 19181094A JP H0833571 A JPH0833571 A JP H0833571A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter paper
- frame
- bag
- cardboard
- paper bag
- Prior art date
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- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で製造が容易であり、製造コスト
を低下させることができるコーヒー等の漉し器を提供す
ることにある。 【構成】 漉し器は、各上下辺が高さよりも長い横長の
矩形が形成されるように厚紙を略Ｖ字形に折り曲げ、前
記枠の折り曲げ線に略直角な下辺に容器上縁等への係合
用の凹欠部が形成されている厚紙製の枠１を備えてい
る。濾紙の袋２は両側面に内側に曲げられた襠２ａ，２
ｂをもち下端が閉封された縦長で横幅が前記矩形横の辺
よりも十分に小さく上端の前記襠を除いた部分の両外辺
が前記枠１の内側に折り曲げ線１ａおよび両端から間隔
を保って接合されている。濾紙の袋２の襠は開き側にの
み設けるようにすることもできる。
を低下させることができるコーヒー等の漉し器を提供す
ることにある。 【構成】 漉し器は、各上下辺が高さよりも長い横長の
矩形が形成されるように厚紙を略Ｖ字形に折り曲げ、前
記枠の折り曲げ線に略直角な下辺に容器上縁等への係合
用の凹欠部が形成されている厚紙製の枠１を備えてい
る。濾紙の袋２は両側面に内側に曲げられた襠２ａ，２
ｂをもち下端が閉封された縦長で横幅が前記矩形横の辺
よりも十分に小さく上端の前記襠を除いた部分の両外辺
が前記枠１の内側に折り曲げ線１ａおよび両端から間隔
を保って接合されている。濾紙の袋２の襠は開き側にの
み設けるようにすることもできる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コーヒ−粉末等を濾紙
で作った袋に入れ熱湯を注いでコーヒー等を入れる漉し
器に関する。
で作った袋に入れ熱湯を注いでコーヒー等を入れる漉し
器に関する。
【０００２】
【従来の技術】前述のような形式の漉し器、または予め
一回で使用できるコーヒ−粉末等を濾紙で作った袋に封
入しておいて適宜開放して漉し器として使用できる包装
容器について数多くの提案がなされている。飲料用ドリ
ッパー（特公平４−６６６９号）に係る考案は、枠形状
に形成した一対の枠部材を平坦状に畳む位置から互いに
引き起こしてＸ字形状に交差するように連結してある。
そして、該一対の枠部材がＸ字形状に交差する拡開位置
で、挽いたコーヒー豆，紅茶の葉，緑茶の葉等を収容す
る漏斗状に形成されたろ材からなるシート状のろ部材を
その上部が拡開するように該一対の枠内部の上枠部に取
り付けたことを特徴とする飲料用ドリッパーに係るもの
である。包装容器（実公平３−２１７０１号）に係る包
装容器の考案は、前板と後板および少なくとも一つの側
板を備え、上下端を開口した角筒状に形成されていると
ともに、偏平状に折り畳み可能に構成した厚紙製支持外
筒を用いたものである。上端を開口し、上記支持外筒の
内部に収納されているとともに上端開口部を上記支持外
筒の上端内面に固定して配設した漉し袋を用いている。
上記支持外筒は上記側板を内側部へ折り込んで折り畳む
ように形成されており、上記支持外筒の上記前板および
後板の下端における各角部には係合突片が形成されてい
る。該各係合突片の内側にはカップの上縁と係合する巾
広の係合凹部が連設されているとともに、該各係合凹部
の頂縁には波形状の小凹凸が形成されており、上記支持
外筒の上端開口部は引き裂き可能なシールで閉じ封され
ている。飲料抽出バック（実開平５−９４２３号）に係
る飲料抽出バックの考案は、コーヒー等の飲料を熱湯を
注ぐだけで手軽に抽出できる粉末原料入りの紙製バッグ
を折り畳み状態に簡単に保持できるようにしてビニール
袋等の小袋への包装を容易にするものである。支持部材
は濾紙袋両側から突出する腕部をもち、腕部を平面Ｙ形
となってマチを拡張し得るように折り目およびつまみ部
を設け、さらにつまみ部の端縁に互違いの方向に傾斜し
た切り込みを形成している。
一回で使用できるコーヒ−粉末等を濾紙で作った袋に封
入しておいて適宜開放して漉し器として使用できる包装
容器について数多くの提案がなされている。飲料用ドリ
ッパー（特公平４−６６６９号）に係る考案は、枠形状
に形成した一対の枠部材を平坦状に畳む位置から互いに
引き起こしてＸ字形状に交差するように連結してある。
そして、該一対の枠部材がＸ字形状に交差する拡開位置
で、挽いたコーヒー豆，紅茶の葉，緑茶の葉等を収容す
る漏斗状に形成されたろ材からなるシート状のろ部材を
その上部が拡開するように該一対の枠内部の上枠部に取
り付けたことを特徴とする飲料用ドリッパーに係るもの
である。包装容器（実公平３−２１７０１号）に係る包
装容器の考案は、前板と後板および少なくとも一つの側
板を備え、上下端を開口した角筒状に形成されていると
ともに、偏平状に折り畳み可能に構成した厚紙製支持外
筒を用いたものである。上端を開口し、上記支持外筒の
内部に収納されているとともに上端開口部を上記支持外
筒の上端内面に固定して配設した漉し袋を用いている。
上記支持外筒は上記側板を内側部へ折り込んで折り畳む
ように形成されており、上記支持外筒の上記前板および
後板の下端における各角部には係合突片が形成されてい
る。該各係合突片の内側にはカップの上縁と係合する巾
広の係合凹部が連設されているとともに、該各係合凹部
の頂縁には波形状の小凹凸が形成されており、上記支持
外筒の上端開口部は引き裂き可能なシールで閉じ封され
ている。飲料抽出バック（実開平５−９４２３号）に係
る飲料抽出バックの考案は、コーヒー等の飲料を熱湯を
注ぐだけで手軽に抽出できる粉末原料入りの紙製バッグ
を折り畳み状態に簡単に保持できるようにしてビニール
袋等の小袋への包装を容易にするものである。支持部材
は濾紙袋両側から突出する腕部をもち、腕部を平面Ｙ形
となってマチを拡張し得るように折り目およびつまみ部
を設け、さらにつまみ部の端縁に互違いの方向に傾斜し
た切り込みを形成している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記飲料用ドリッパー
（特公平４−６６６９号）に係る考案の枠形状は複雑で
あり、加工の工程が多くなり構造的にも脆弱である。前
記包装容器（実公平３−２１７０１号）に係る包装容器
の考案の濾紙を保持する枠は強固であるが、複雑な加工
が要求される。前記飲料抽出バック（実開平５−９４２
３号）に係る飲料抽出バックの考案の偏平状に折り畳み
可能に構成した厚紙製支持外筒も同様に複雑である。本
発明の目的は、前記いずれの先行例よりも簡単な構造で
製造が容易であり、製造コストを低下させることができ
る漉し器を提供することにある。
（特公平４−６６６９号）に係る考案の枠形状は複雑で
あり、加工の工程が多くなり構造的にも脆弱である。前
記包装容器（実公平３−２１７０１号）に係る包装容器
の考案の濾紙を保持する枠は強固であるが、複雑な加工
が要求される。前記飲料抽出バック（実開平５−９４２
３号）に係る飲料抽出バックの考案の偏平状に折り畳み
可能に構成した厚紙製支持外筒も同様に複雑である。本
発明の目的は、前記いずれの先行例よりも簡単な構造で
製造が容易であり、製造コストを低下させることができ
る漉し器を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による漉し器は、厚紙を略Ｖ字形に折り曲げ、
前記枠の折り曲げ線に略直角な下辺に容器上縁等への係
合用の凹欠部が形成されている厚紙製の枠と、少なくと
も一側面に内側に曲げられた襠をもち下端が閉封された
縦長で横幅が前記枠の辺よりも十分に小さく上側の前記
襠を除いた部分の両外辺が前記枠の内側に先端の折り曲
げ線および両端から間隔を保って接合されている濾紙の
袋とから構成されている。
に本発明による漉し器は、厚紙を略Ｖ字形に折り曲げ、
前記枠の折り曲げ線に略直角な下辺に容器上縁等への係
合用の凹欠部が形成されている厚紙製の枠と、少なくと
も一側面に内側に曲げられた襠をもち下端が閉封された
縦長で横幅が前記枠の辺よりも十分に小さく上側の前記
襠を除いた部分の両外辺が前記枠の内側に先端の折り曲
げ線および両端から間隔を保って接合されている濾紙の
袋とから構成されている。
【０００５】
【実施例】以下図面等を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図１は本発明による漉し器の実施例の使用状
態を示す斜視図、図２は前記実施例の厚紙製の枠の展開
図である。図１および図２に示すように厚紙製の枠１は
厚紙の枠の折り曲げ線１ａで各上下辺が高さよりも長い
横長の矩形が形成されるようにＶ字形に折り曲げられ
る。前記枠の折り曲げ線１ａに略直角な下辺に容器上縁
等への係合用の凹欠部１２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２ｄ
が形成されている。前記１２ａと前記１２ｂとの間の下
方に向かう突出部１２ｅ、前記１２ｃと前記１２ｄの間
の下方に向かう突出部１２ｆの幅をそれぞれｗとする。
前記厚紙製の枠の上辺には接合部１１ａ，１１ｂが用意
されている。なお、この厚紙製の枠は全プラスチック製
の厚紙を利用することができるが、紙とポリエチレンを
ラミネートしたものを用いることもできる。このときポ
リエチレン層は後述する濾紙の袋を接着するときの接着
剤としても機能する。
説明する。図１は本発明による漉し器の実施例の使用状
態を示す斜視図、図２は前記実施例の厚紙製の枠の展開
図である。図１および図２に示すように厚紙製の枠１は
厚紙の枠の折り曲げ線１ａで各上下辺が高さよりも長い
横長の矩形が形成されるようにＶ字形に折り曲げられ
る。前記枠の折り曲げ線１ａに略直角な下辺に容器上縁
等への係合用の凹欠部１２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２ｄ
が形成されている。前記１２ａと前記１２ｂとの間の下
方に向かう突出部１２ｅ、前記１２ｃと前記１２ｄの間
の下方に向かう突出部１２ｆの幅をそれぞれｗとする。
前記厚紙製の枠の上辺には接合部１１ａ，１１ｂが用意
されている。なお、この厚紙製の枠は全プラスチック製
の厚紙を利用することができるが、紙とポリエチレンを
ラミネートしたものを用いることもできる。このときポ
リエチレン層は後述する濾紙の袋を接着するときの接着
剤としても機能する。
【０００６】図３は前記実施例の濾紙の袋の展開図、図
４は濾紙の袋を示す平面図および断面図である。なお、
濾紙の材料として全合成樹脂製の不織布を用いることが
できる。各図において２ａ，２ｂの部分は濾紙の袋の襠
に相当する部分であり、この実施例では２ａの幅を２ｂ
の幅よりも狭くしてある。２２ａないし２２ｇは折り曲
げられる位置を示している。また２１ａないし２１ｊは
接合部分である。図３は１つの濾紙の袋に相当する不織
布部分を切り出して示したものであるが折り曲げ線の方
向に連続する長尺の不織布材料を用いて多数枚一度に加
工するのに適した形状となっている。図４に折り曲げて
下端を封じた濾紙の袋の平面図と断面図を示してある。
なお、この例では下端を漏斗状にして封じてあるが濾紙
の袋の幅を小さくすれば下端を漏斗状にする必要はな
い。なお、この実施例では濾紙の袋の幅Ｗと前記厚紙の
枠の下方に向かう突起１２ｅ，１２ｆの幅ｗをほぼ等し
くしてある。これは濾紙の袋２の下端を完全に容器内に
位置させるための配慮である。
４は濾紙の袋を示す平面図および断面図である。なお、
濾紙の材料として全合成樹脂製の不織布を用いることが
できる。各図において２ａ，２ｂの部分は濾紙の袋の襠
に相当する部分であり、この実施例では２ａの幅を２ｂ
の幅よりも狭くしてある。２２ａないし２２ｇは折り曲
げられる位置を示している。また２１ａないし２１ｊは
接合部分である。図３は１つの濾紙の袋に相当する不織
布部分を切り出して示したものであるが折り曲げ線の方
向に連続する長尺の不織布材料を用いて多数枚一度に加
工するのに適した形状となっている。図４に折り曲げて
下端を封じた濾紙の袋の平面図と断面図を示してある。
なお、この例では下端を漏斗状にして封じてあるが濾紙
の袋の幅を小さくすれば下端を漏斗状にする必要はな
い。なお、この実施例では濾紙の袋の幅Ｗと前記厚紙の
枠の下方に向かう突起１２ｅ，１２ｆの幅ｗをほぼ等し
くしてある。これは濾紙の袋２の下端を完全に容器内に
位置させるための配慮である。
【０００７】図５は前記厚紙製の枠に前記濾紙の袋を接
合した状態を示す平面図であって、内部構造の理解を容
易にするために厚紙製の枠の一部と濾紙の袋の一部を破
断して示してある。図２に示す状態の厚紙製の枠１の１
１ｂの部分に図４に示す濾紙の袋の襠でない部分の上辺
の一方を接合し、上辺の他方を厚紙製の枠１の１１ａの
部分に接合する。
合した状態を示す平面図であって、内部構造の理解を容
易にするために厚紙製の枠の一部と濾紙の袋の一部を破
断して示してある。図２に示す状態の厚紙製の枠１の１
１ｂの部分に図４に示す濾紙の袋の襠でない部分の上辺
の一方を接合し、上辺の他方を厚紙製の枠１の１１ａの
部分に接合する。
【０００８】この状態で枠１をＶ字状に開くとこれにと
もなって濾紙の袋２の襠の部分２ａ，２ｂが開く。図１
に示すように枠１の下辺でコーヒーカップ６などに結合
させ、この状態で濾紙の袋２はコーヒー粉末等を投入可
能に開口させられており、コーヒー粉末５などを封入し
て熱湯を注入すれば良い。
もなって濾紙の袋２の襠の部分２ａ，２ｂが開く。図１
に示すように枠１の下辺でコーヒーカップ６などに結合
させ、この状態で濾紙の袋２はコーヒー粉末等を投入可
能に開口させられており、コーヒー粉末５などを封入し
て熱湯を注入すれば良い。
【０００９】次に図６，７および８を参照して濾紙の袋
の他の実施例を簡単に説明する。図６は濾紙の袋の他の
実施例の展開図、図７は同濾紙の袋を接合して完成した
状態を示す斜視図、図８は前記厚紙製の枠に前記濾紙の
袋の他の実施例を接合した状態を示す斜視図である。図
において３１ａ，３１ｂ，３１ｃは濾紙の袋の接着部、
３２ａないし３２ｇは濾紙の袋の折り曲げ線である。前
記実施例と同様に、枠１が開く側の襠３ｂは、折り曲げ
線１ａ寄りの襠３ａよりも大きくなっている。開く側の
襠３ｂ側に接着部３１ａ，３１ｃを設けてある。この接
着部３１ａ，３１ｃは濾紙の袋の変形を妨げる強度を与
えるはたらきをする。この実施例においても濾紙の袋の
幅Ｗと前記厚紙製の枠の下方に向かう突起１２ｅ，１２
ｆの幅ｗをほぼ等しくし、濾紙の下側の部分がコーヒー
カップ等に正しく案内されるようにしてある。
の他の実施例を簡単に説明する。図６は濾紙の袋の他の
実施例の展開図、図７は同濾紙の袋を接合して完成した
状態を示す斜視図、図８は前記厚紙製の枠に前記濾紙の
袋の他の実施例を接合した状態を示す斜視図である。図
において３１ａ，３１ｂ，３１ｃは濾紙の袋の接着部、
３２ａないし３２ｇは濾紙の袋の折り曲げ線である。前
記実施例と同様に、枠１が開く側の襠３ｂは、折り曲げ
線１ａ寄りの襠３ａよりも大きくなっている。開く側の
襠３ｂ側に接着部３１ａ，３１ｃを設けてある。この接
着部３１ａ，３１ｃは濾紙の袋の変形を妨げる強度を与
えるはたらきをする。この実施例においても濾紙の袋の
幅Ｗと前記厚紙製の枠の下方に向かう突起１２ｅ，１２
ｆの幅ｗをほぼ等しくし、濾紙の下側の部分がコーヒー
カップ等に正しく案内されるようにしてある。
【００１０】次に図９，１０および１１を参照して濾紙
の袋のさらに他の実施例を簡単に説明する。図９は濾紙
の袋のさらに他の実施例の展開図、図１０は同濾紙の袋
を接合して完成した状態を示す斜視図、図１１は前記厚
紙製の枠に前記濾紙の袋のさらに他の実施例を接合した
状態を示す斜視図である。この実施例では厚紙製の枠１
の折り曲げ線１ａから１ｃまでの部分をはりあわせるよ
うにしてある。また濾紙の袋には一方側だけに襠を設け
てある。図において４１ａ，４１ｂ，４１ｃは濾紙の袋
の接着部、４２ａ，４２ｂ，４２ｃ，４２ｄ，４２ｅは
濾紙の袋の折り曲げ線である。前記実施例と同様に枠１
が開く側に襠４ｂを設けている。折り曲げ線１ａ寄りに
は襠を設けていない。この接着部４１ａ，４１ｃは濾紙
の袋の変形を妨げる強度を与えるはたらきをする。この
実施例においても濾紙の袋の幅Ｗと前記厚紙製の枠の下
方に向かう突起１２ｅ，１２ｆの幅ｗをほぼ等しくし、
濾紙の下側の部分がコーヒーカップ等に正しく案内され
るようにしてある。なお、濾紙の袋４の襠の無い方の底
を深くし、襠のある４ｂの底を浅くするようにして閉封
しておくと、湯を注いだときに図１０の濾紙の袋の左側
寄りに滴下させることができる。
の袋のさらに他の実施例を簡単に説明する。図９は濾紙
の袋のさらに他の実施例の展開図、図１０は同濾紙の袋
を接合して完成した状態を示す斜視図、図１１は前記厚
紙製の枠に前記濾紙の袋のさらに他の実施例を接合した
状態を示す斜視図である。この実施例では厚紙製の枠１
の折り曲げ線１ａから１ｃまでの部分をはりあわせるよ
うにしてある。また濾紙の袋には一方側だけに襠を設け
てある。図において４１ａ，４１ｂ，４１ｃは濾紙の袋
の接着部、４２ａ，４２ｂ，４２ｃ，４２ｄ，４２ｅは
濾紙の袋の折り曲げ線である。前記実施例と同様に枠１
が開く側に襠４ｂを設けている。折り曲げ線１ａ寄りに
は襠を設けていない。この接着部４１ａ，４１ｃは濾紙
の袋の変形を妨げる強度を与えるはたらきをする。この
実施例においても濾紙の袋の幅Ｗと前記厚紙製の枠の下
方に向かう突起１２ｅ，１２ｆの幅ｗをほぼ等しくし、
濾紙の下側の部分がコーヒーカップ等に正しく案内され
るようにしてある。なお、濾紙の袋４の襠の無い方の底
を深くし、襠のある４ｂの底を浅くするようにして閉封
しておくと、湯を注いだときに図１０の濾紙の袋の左側
寄りに滴下させることができる。
【００１１】以上詳しく説明した実施例につき、本発明
の範囲内で種々の変形を施すことができる。襠２ａ，２
ｂの幅の異なる例を示したが、幅が等しくても支障はな
い。枠をＶ字型または先端を張りつけたＶ字型に鋭く折
り曲げる例を示したが、Ｕ字型に近い形状で折り曲げて
も良い。濾紙の袋の上辺が枠の上辺から突出するように
しても支障はない。
の範囲内で種々の変形を施すことができる。襠２ａ，２
ｂの幅の異なる例を示したが、幅が等しくても支障はな
い。枠をＶ字型または先端を張りつけたＶ字型に鋭く折
り曲げる例を示したが、Ｕ字型に近い形状で折り曲げて
も良い。濾紙の袋の上辺が枠の上辺から突出するように
しても支障はない。
【００１２】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
る漉し器の厚紙製の枠は、厚紙を略Ｖ字形に折り曲げ、
前記枠の折り曲げ線に略直角な下辺に容器上縁等への係
合用の凹欠部が形成されており、極めて簡単な構造で従
来のこの種の漉し器の枠のいずれのものよりも少ない材
料と加工工程で得られる。また、Ｖ字状に開いた熱湯を
注入する使用状態で開放されている方向から濾紙の袋を
観察することができ便利である。本発明による漉し器の
濾紙の袋は、少なくとも一側面に内側に曲げられた襠を
もち下端が閉封された縦長で横幅が前記枠の辺よりも十
分に小さく上側の前記襠を除いた部分の両外辺が前記枠
の内側に先端の折り曲げ線および両端から間隔を保って
接合されている。そのため長尺の不織布等から簡単に多
数個を製造することができ、量産に適している。
る漉し器の厚紙製の枠は、厚紙を略Ｖ字形に折り曲げ、
前記枠の折り曲げ線に略直角な下辺に容器上縁等への係
合用の凹欠部が形成されており、極めて簡単な構造で従
来のこの種の漉し器の枠のいずれのものよりも少ない材
料と加工工程で得られる。また、Ｖ字状に開いた熱湯を
注入する使用状態で開放されている方向から濾紙の袋を
観察することができ便利である。本発明による漉し器の
濾紙の袋は、少なくとも一側面に内側に曲げられた襠を
もち下端が閉封された縦長で横幅が前記枠の辺よりも十
分に小さく上側の前記襠を除いた部分の両外辺が前記枠
の内側に先端の折り曲げ線および両端から間隔を保って
接合されている。そのため長尺の不織布等から簡単に多
数個を製造することができ、量産に適している。
【図１】本発明による漉し器の実施例の使用状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図２】前記実施例の厚紙製の枠の展開図である。
【図３】前記実施例の濾紙の袋の展開図である。
【図４】濾紙の袋を示す平面図および断面図である。
【図５】前記厚紙製の枠に前記濾紙の袋を接合した状態
を示す平面図であって、内部構造の理解を容易にするた
めに厚紙製の枠の一部と濾紙の袋の一部を破断して示し
てある。
を示す平面図であって、内部構造の理解を容易にするた
めに厚紙製の枠の一部と濾紙の袋の一部を破断して示し
てある。
【図６】濾紙の袋の他の実施例の展開図である。
【図７】前記濾紙の袋の他の実施例の斜視図である。
【図８】前記厚紙製の枠に前記濾紙の袋の他の実施例を
接合した状態を示す斜視図である。
接合した状態を示す斜視図である。
【図９】濾紙の袋のさらに他の実施例の展開図である。
【図１０】前記濾紙の袋のさらに他の実施例の斜視図で
ある。
ある。
【図１１】厚紙製の枠に前記濾紙の袋のさらに他の実施
例を接合した状態を示す斜視図である。
例を接合した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】 １ 厚紙製の枠 １ａ，１ｃ 厚紙製の枠の折り曲げ線 ２，３，４ 濾紙の袋 ２ａ，２ｂ，３ａ，３ｂ 濾紙の袋の襠 ２ｃ，３１ｂ 濾紙の袋の底 ５ コーヒーの粉末 ６ コーヒー茶碗 １１ａ，１１ｂ 接合部 １２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２ｄ 係合用の凹欠部 ２１ａ，２１ｂ，２１ｃ，２１ｄ，２１ｅ，２１ｆ，２
１ｇ，２１ｈ，２１ｉ，２１ｊ 濾紙の袋の接着部 ２２ａ，２２ｂ，２２ｃ，２２ｄ，２２ｅ，２２ｆ，２
２ｇ 濾紙の袋の折り曲げ線 ３１ａ，３１ｂ，３１ｃ 濾紙の袋の接着部 ３２ａ，３２ｂ，３２ｃ，３２ｄ，３２ｅ，３２ｆ，３
２ｇ 濾紙の袋の折り曲げ線 ４１ａ，４１ｂ，４１ｃ 濾紙の袋の接着部 ４２ａ，４２ｂ，４２ｃ，４２ｄ，４２ｅ 濾紙の袋
の折り曲げ線
１ｇ，２１ｈ，２１ｉ，２１ｊ 濾紙の袋の接着部 ２２ａ，２２ｂ，２２ｃ，２２ｄ，２２ｅ，２２ｆ，２
２ｇ 濾紙の袋の折り曲げ線 ３１ａ，３１ｂ，３１ｃ 濾紙の袋の接着部 ３２ａ，３２ｂ，３２ｃ，３２ｄ，３２ｅ，３２ｆ，３
２ｇ 濾紙の袋の折り曲げ線 ４１ａ，４１ｂ，４１ｃ 濾紙の袋の接着部 ４２ａ，４２ｂ，４２ｃ，４２ｄ，４２ｅ 濾紙の袋
の折り曲げ線
Claims (1)
- 【請求項１】 厚紙を略Ｖ字形に折り曲げ、前記枠の折
り曲げ線に略直角な下辺に容器上縁等への係合用の凹欠
部が形成されている厚紙製の枠と、 少なくとも一側面に内側に曲げられた襠をもち下端が閉
封された縦長で横幅が前記枠の辺よりも十分に小さく上
側の前記襠を除いた部分の両外辺が前記枠の内側に先端
の折り曲げ線および両端から間隔を保って接合されてい
る濾紙の袋と、 から構成した漉し器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6191810A JPH0833571A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 漉し器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6191810A JPH0833571A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 漉し器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0833571A true JPH0833571A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16280906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6191810A Pending JPH0833571A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 漉し器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0833571A (ja) |
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1994
- 1994-07-22 JP JP6191810A patent/JPH0833571A/ja active Pending
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