JPH0833417A - 自走草刈機 - Google Patents

自走草刈機

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Publication number
JPH0833417A
JPH0833417A JP17131194A JP17131194A JPH0833417A JP H0833417 A JPH0833417 A JP H0833417A JP 17131194 A JP17131194 A JP 17131194A JP 17131194 A JP17131194 A JP 17131194A JP H0833417 A JPH0833417 A JP H0833417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting blade
main frame
reaping
self
reaping blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP17131194A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kuwabara
桑原  穣
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0833417A publication Critical patent/JPH0833417A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、自走草刈機において、先端の刈刃
体及び刈刃カバーを、畦の傾斜面に於ける刈取りを容易
にする為に傾動可能とし、該傾動調整を、操縦ハンドル
の手元部分に設けた切換レバーにより操作可能とした。 【構成】 縦軸中心で回転する刈刃体42を筒状主フレ
ーム1の先端に装設し、走行車輪26を支承した車輪駆
動部2を筒状主フレーム1に配設し、該刈刃体42及び
走行車輪26を、筒状主フレーム1の後端に連設したエ
ンジン3から筒状主フレーム1内に収容した伝動機構を
介して動力伝達する自走草刈機において、刈取状態で略
水平方向の軸心X−X回りに、前記刈刃体42を回動し
て角度調整可能とし、該刈刃体42の角度調整を操縦ハ
ンドル29に設けた切換レバー59により操作可能とし
た。また、刈刃体42と共に、刈刃体42の上部を被覆
する刈刃カバー50を、一体的に軸心X−X回りに回動
可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筒状主フレームの先端
部に装設する刈刃駆動部と、筒状フレームの中途又は後
端部位に配設する車輪駆動部を、筒状フレームの後端部
に連設するエンジンから筒状フレーム内の伝動機構を経
て伝達される動力で駆動し、自走しながら草刈作業する
ように構成された自走草刈機において、先端の刈刃体及
び刈刃カバーを、畦の傾斜面に於ける刈取りを容易にす
る為に傾動可能とし、該傾動調整を、操縦ハンドルの手
元部分に設けた切換レバーにより操作可能としたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】畦畔等の草刈作業は、携帯型の刈払機に
よって行われるのが一般的であるが、この種のものにお
いては、機体を吊持する為の労力負担や振動負荷が作業
者に直接に及ぶため長時間の作業継続は容易でない。ま
た、刈刃への伝動系を利用して駆動する走行車輪を機体
に装設し、走行車輪でもって機体を支えて自走しながら
草刈作業するようにしたものも種々公知とされている。
このような自走式の刈払機によれば、機体を吊持する作
業者負担等が軽減されて長時間の連続作業も労力負担を
少なく行うことができるけれども、その一方では、刈払
機が走行車輪によって支えられる故に、回転刈刃の傾き
角度の選択が規制されることになって、回転刈刃を畦畔
の法面などに適正に沿わせることが出来難くなり、傾斜
面の草刈作業を行えないという問題が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、自走草刈機
において、左右の走行車輪は平面的な圃場を走行しなが
ら、傾斜した畦面の草刈りを可能とすべく、刈刃体と刈
刃カバーの部分を同時に水平に対して或る角度だけ傾斜
回動可能とし、該刈刃体の傾斜の調整を、操縦ハンドル
において、オペレーターの手元の部分で操作可能とした
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、縦軸中心で回
転する刈刃体42を筒状主フレーム1の先端に装設し、
走行車輪26を支承した車輪駆動部2を筒状主フレーム
1に配設し、該刈刃体42及び走行車輪26を、筒状主
フレーム1の後端に連設したエンジン3から筒状主フレ
ーム1内に収容した伝動機構を介して動力伝達する自走
草刈機において、刈取状態で略水平方向の軸心X−X回
りに、前記刈刃体42を回動して角度調整可能とし、該
刈刃体42の角度調整を操縦ハンドル29に設けた切換
レバー59により操作可能としたものである。
【0005】請求項2においては、自走草刈機におい
て、刈刃体42と共に、刈刃体42の上部を被覆する刈
刃カバー50を、一体的に軸心X−X回りに回動可能と
したものである。
【0006】
【作用】次に作用を説明する。請求項1によれば、回転
刈刃体42が畦畔の法面に沿う体勢になる。したがっ
て、畦畔法面などの草刈をする場合にも、作業者が機体
を傾き状態に維持するような必要がなくなり、作業者に
かかる労力負担を少なくして容易に操縦運行しながら、
畦畔の法面等をも仕上がり良好に草刈することができ
る。また、該刈刃体42の角度の調整を、操縦ハンドル
29の手元部分に設けた切換レバー59により行うこと
が出来るので、エンジン3を掛けた状態で、オペレータ
ーが刈刃駆動部7の部分に触れて調整する必要がなく安
全である。またエンジン3を停止した状態では、ベベル
ギアの部分の回転が出来ないので、後部ケース体31a
に対して前部ケース体31bを回転するのは困難なので
ある。本発明の如く構成したことにより、エンジン3を
掛けたままの状態で、オペレーターは操縦ハンドル29
の近くで操作が可能となったので、安全性を向上するこ
とが出来た。
【0007】請求項2によれば、刈刃体42の上部に配
置して、安全性を向上する為の刈刃カバー50をも、一
体的に回動出来るので、刈刃体42の回動角度を大きく
とることが可能となり、また水平状態による刈取りにお
いて、刈刃体42の上や刈刃カバー50の上に滞留した
刈り芝を傾斜状態として振り落とすことが可能となった
のである。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明に係る自走草刈機の刈刃駆動部7の
平面図、図2は同じく刈刃駆動部7の側面断面図、図3
は同じく刈刃駆動部7の平面断面図、図4は車輪駆動部
2の部分の側面断面図、図5は車輪駆動部2の正面断面
図、図6は自走草刈機の全体側面図である。
【0009】図4,図5,図6において、自走草刈機の
全体機構と車輪駆動部2を説明する。前後方向に長い筒
状主フレーム1の後端寄り部位に車輪駆動部2を連設
し、車輪駆動部2のケーシング後端部に一体に設けられ
たクラッチハウジングにエンジン3を結合装着して、そ
のエンジン3の出力部を、前記クラッチハウジング内の
遠心クラッチ4を介して出力軸5に連動連結している。
【0010】出力軸5は、車輪駆動部2のケーシング内
方上部に支持されており、この出力軸5の先端側に伝動
軸6が連動連結されて、該伝動軸6が筒状主フレーム1
の内部を通って先端部にまで延設され、筒状主フレーム
1の先端部に連設されている刈刃駆動部7のケース内に
延設されて刈刃駆動系が構成されている。なお、刈刃駆
動系の詳細構成については後述する。
【0011】一方、前記出力軸5の軸心方向中程部位に
は車輪駆動部2のピニオンギア8が一体的に設けられ、
このピニオンギア8に受動ギア9が常時噛合されてい
る。受動ギア9は、出力軸5に平行して車輪駆動部のケ
ーシングに軸受支持される枢軸10に自由回転状態に枢
支嵌装され、そのボス部の前面縁部分に裁頭円錐状の駆
動摩擦面11が形成されている。
【0012】そして、前記駆動摩擦面11に択一に摩擦
係合し得る左右一対の受動摩擦面12,12を備えた受
動体13を、前記枢軸10に直交して車輪駆動部ケーシ
ングに支承される回転軸14にスライド移動自在に楔着
し、その受動体13をシフター15により、回転軸14
の軸心方向にスライドさせて、受動摩擦面12,12が
択一的に駆動摩擦面11に圧接され、回転軸14が正転
あるいは逆転される。また、受動摩擦面12,12のい
ずれもが駆動摩擦面11に摩擦係合しない中立位置に保
たれるようにして、正逆転・中立切換機構が構成されて
いる。
【0013】なお、前記シフター15は、ボーデンワイ
ヤなどの遠隔操作具を介して、操縦ハンドル29の手元
の操作レバー16に接続されており、左右の操作レバー
16,16を択一的に握り操作すると、受動体13が正
転位置、逆転位置に選択的に動き、また左右の操作レバ
ー16,16のいずれをも握り操作しなければ、受動体
13が中立位置に保たれるようになっている。
【0014】前述した回転軸14の左右の軸端部には、
小径ベベルギア17,17が形設され、それぞれが車輪
駆動部のケーシングの左右両脇部から斜め外下向きに傾
設される支持ケース18,18の内部に各々収容され、
各支持ケース18の内部において、小径ベベルギア17
に被動ベベルギア19が常時噛合される。そして、被動
ベベルギア19は、キングピン20,20の上端部に嵌
着固定されている。各々のキングピン20は、前記支持
ケース18に回転自在に嵌挿支持される筒部21の中心
孔部に支承され、その筒部21は、ファイナルケース2
2に一体的に設けられている。そして、ファイナルケー
ス22内にあって、キングピン20の下端にベベルギア
23が嵌着固定され、各ベベルギア23が水平な車軸2
4に嵌着されている最終ギア25にそれぞれ常時噛合さ
れている。
【0015】左右の車軸24には走行車輪26がそれぞ
れ嵌着され、各走行車輪26は、ファイナルケース22
の筒部21が支持ケース18に対して回転することで、
キングピン20の軸心回りを転向できるようになってい
る。そして、左右の走行車輪26,26の転向を同じよ
うに行わせるために両ファイナルケース22,22の間
を、ジョイント軸により構成されたタイロッド27で連
絡してあり、また、一方のファイナルケース22と支持
ケース18との間には左右の走行車輪26,26を任意
の転向位置で係止しておくことができる係止機構28が
設けられている。
【0016】なお、29はループ型に形成された操縦ハ
ンドルであり、該操縦ハンドルの握り部の中央部分に前
出の操作レバー16が装備されており、また、本発明の
要部を構成する切換レバー59が配設されている。また
該操縦ハンドル29は中途部において折曲可能に構成さ
れてり、オペレーターの所望の位置に調整する角度調整
レバー32が設けられている。また、切換レバー59
は、操縦ハンドル29のブラケット60に枢支されてお
り、上端に突出された突起58を押すことにより、下方
の係合突起と係止部が外れ、切換レバー59を前後に回
動可能としている。該突起58を元に戻すことにより、
係合突起と係止部が係合し、刈刃体42は水平状態と、
左傾斜状態と、右係止状態の3位置に係合固定可能とし
ている。尚この係止位置と角度は、如何ようにも変更が
可能である。
【0017】一方、筒状主フレーム1の先端部に装設さ
れる刈刃駆動部7は、図1に平面視の状態を示し、図2
と図3において内部構造を示している。図1,図2,図
3において、31は筒状主フレーム1の先端に装着され
る刈刃駆動部のケースであり、該ケース31は、筒状主
フレームに固定的に取り付けられる後部ケース体31a
と、この後部ケース体31aに対して、刈取状態で水平
な軸心X−Xの回りで、摺動平面Y−Yに沿って転向可
能に合接される前部ケース体31bとで形成されてい
る。そして、前部ケース体31b側より回動突起杆56
が上方へ突出されている。そして、該回動突起杆56
は、回動切換プレート51に設けられた長孔57に嵌入
されており、該回動切換プレート51がプレート枢支軸
55を中心に、水平方向に回動すると共に、左右に回動
されて、前部ケース体31bを後部ケース体31aに対
して回動する作用をしている。
【0018】また該プレート枢支軸55は、筒状主フレ
ーム1の先端にボルトにより固定された固定ブラケット
54より突出されており、回動切換プレート51は該固
定ブラケット54より突出されたプレート枢支軸55を
中心に回動すべく構成されているのである。また回動切
換プレート51のプレート枢支軸55を中心とした一端
側には引っ張りバネ52が、筒状主フレーム1との間に
介装されている。またプレート枢支軸55を中心とした
他端側には、切換レバー59と連動する操作ワイヤー5
3のインナーが係合されている。
【0019】このように構成したので、切換レバー59
を前後に回動すると、引っ張りバネ52に抗して、回動
切換プレート51が左右に回動し、これと共に、長孔5
7を介して、回動突起杆56が左右に回動されて、前部
ケース体31bが後部ケース体31aを中心に軸心X−
Xを中心に、摺動平面Y−Yに沿って回動するのであ
る。また、刈刃カバー50が前部ケース体31bの側に
固定されており、刈刃体42が軸心X−Xを中心に摺動
平面Y−Yに沿って回動すると、刈刃カバー50も一体
的に回動可能とされている。なお、前記軸心X−Xは、
平面視において筒状主フレーム1の軸心O−Oに対して
所定角度aに交差するように傾けられ、また、作業状態
では略水平であるが、刈刃体42の切れ味を良くする為
にやや前低後高に傾斜されている。
【0020】後部ケース体31aと前部ケース体31b
とは前記軸心X−Xに一致する軸心のボルト35および
ナット36によって抜け外れ阻止状態に結合されてい
る。そして、ボルト35は、ベベルギア37を支承する
枢支軸を兼ねており、ベベルギア37は、前記伝動軸6
の先端のベベルギア38に噛合する受動ベベルギア部3
7aと、刈取駆動軸39の上端部のベベルギア40に噛
合するベベルギア部37bとを備えている。
【0021】刈取駆動軸39は、前記軸心X−Xに対し
て直交状に垂設されており、その軸心が、筒状主フレー
ム1の軸心O−Oに対して寸法Lだけ側方に偏心して位
置している。そして、刈取駆動軸39は、前部ケース体
31bの下部に一体に連設されている支持筒部41に軸
受支承され、支持筒部41から下方に突出する部分に縦
軸回転型の刈刃体42が嵌着されて、この刈刃体42の
板面が前記軸心X−Xと平行状になるようにしてある。
なお、43は刈刃体42の下面側に回転自在に軸着され
た接地ソリ体である。
【0022】以上のように構成された自走草刈機で平坦
地を草刈する場合は、走行車輪26,26と筒状主フレ
ーム1とが同じ向きになるようにして、係止機構28で
もってファイナルケース22,22を支持ケース18,
18にそれぞれ係止しておく。その状態で、エンジン3
の回転数を設定値以上に上昇させると、その動力が遠心
クラッチ4から出力軸5、伝動軸6を経て車輪駆動部2
および刈取駆動部7に伝動され、走行車輪26,26
と、刈刃体42とがそれぞれ所期のように回転駆動され
る。
【0023】上記のような伝動が行われるに際して、左
右の操作レバー16・16のいずれもが握り操作されて
いなければ、車輪駆動部2の中の正逆転・中立切換機構
が中立位置に保たれる故に、走行車輪26,26は回転
されない。しかして、左右の操作レバー16・16の一
方を握り操作すると、それによって正逆転・中立切換機
構が正転状態に切換えられ、同機構を経た正転動力で走
行車輪26,26が前進方向に駆動され、走行車輪2
6,26の接地転動によって機体が直進状に前進走行
し、刈取駆動部7によって反時計方向に回転駆動されて
いる刈刃体42によって平坦地に沿って刈取が行われ
る。また、他方の操作レバー16を握り変え操作すれ
ば、それによって正逆転・中立切換機構が、逆転状態に
切り換えられて機体は後進走行することとなる。
【0024】なお、本発明にあっては車輪駆動部2が上
述のように構成されているので、係止機構28を解脱し
て、ファイナルケース22,22がキングピン20,2
0の回りを自由に回転する状態にしておいて、左右の操
作レバー16・16を任意の時に交互に握り操作するこ
とによって機体を左右にジグザグ状に走行させながら刈
取作業することもできる。
【0025】つまり、操作レバー16を握り操作する
と、正逆転・中立切換機構が正転状態に切り換えられる
が、ファイナルケース22,22が自由回転状態にある
ために、正転方向の伝達動力でもってファイナルケース
22,22が左転向され、その左転向がストッパー(図
示省略)との当接で阻止された後に走行車輪26,26
が正転駆動されることになって機体が左向きに横歩き状
に進行するのであり、そのような進行時に、他方の操作
レバー16を握り操作すると、正逆転・中立切換機構が
逆転状態に切り換えられ、その場合にも、前述と同様の
動きでもってファイナルケース22,22が右転向され
た後に走行車輪26,26が逆転駆動され、機体が右向
きに横歩き状に進行する。したがって、操作レバー16
の左右の操作レバー16・16を交互に握り操作するこ
とで機体を左右にジグザグ走行させながら刈取作業でき
るのである。
【0026】ついで、畦畔法面等のような傾斜面の草刈
をする場合には、走行車輪26,26は畦畔の上面部に
位置しながら、筒状主フレーム1の先端部の刈刃体42
が畦畔の法面部分に対応位置する姿勢となるように、フ
ァイナルケース22,22をキングピン20,20の軸
心回りに転向調節して、その調節状態を係止機構28に
よって維持し、さらに、切換レバー59の操作でもって
前部ケース体31bを所望のように回動し、そのように
回動調節した切換レバー59を固定すると回転刈刃体4
2が畦畔の法面に沿う体勢になる。したがって、本発明
の自走草刈機によれば、畦畔上面の平坦部を転動する走
行車輪26,26によって機体が安定よく支えられて良
好に進行されながら、刈刃体42による傾斜面の草刈が
整斎な刈高さで仕上がり良好に行われる。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く構成した
ので、回転刈刃体42が畦畔の法面に沿う体勢になる。
したがって、畦畔法面などの草刈をする場合にも、作業
者が機体を傾き状態に維持するような必要がなくなり、
作業者にかかる労力負担を少なくして容易に操縦運行し
ながら、畦畔の法面等を仕上がり良好に草刈することが
できる。また、該刈刃体42の角度の調整を、操縦ハン
ドル29の手元部分に設けた切換レバー59により行う
ことが出来るので、エンジン3を掛けた状態で、オペレ
ーターが刈刃駆動部7の部分に触れて調整する必要がな
く安全である。またエンジン3を停止した状態では、ベ
ベルギアの部分の回転が出来ないので、後部ケース体3
1aに対して前部ケース体31bを回転するのは困難な
のである。本発明の如く構成したことにより、エンジン
3を掛けたままの状態で、オペレーターは操縦ハンドル
29の近くで操作が可能となったので、安全性を向上す
ることが出来た。
【0028】請求項2の如く構成したので、刈刃体42
の上部に配置して、安全性を向上する為の刈刃カバー5
0をも、一体的に回動出来るので、刈刃体42の回動角
度を大きくとることが可能となり、また水平状態による
刈取りにおいて、刈刃体42の上や刈刃カバー50の上
に滞留した刈り芝を傾斜状態として振り落とすことが可
能となったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自走草刈機の刈刃駆動部7の平面
図。
【図2】同じく刈刃駆動部7の側面断面図。
【図3】同じく刈刃駆動部7の平面断面図。
【図4】車輪駆動部2の部分の側面断面図。
【図5】車輪駆動部2の正面断面図。
【図6】自走草刈機の全体側面図。
【符号の説明】
1 筒状主フレーム 2 車輪駆動部 3 エンジン 7 刈刃駆動部 29 操縦ハンドル 42 刈刃体 50 刈刃カバー 59 切換レバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦軸中心で回転する刈刃体42を筒状主
    フレーム1の先端に装設し、走行車輪26を支承した車
    輪駆動部2を筒状主フレーム1に配設し、該刈刃体42
    及び走行車輪26を、筒状主フレーム1の後端に連設し
    たエンジン3から筒状主フレーム1内に収容した伝動機
    構を介して動力伝達する自走草刈機において、刈取状態
    で略水平方向の軸心X−X回りに、前記刈刃体42を回
    動して角度調整可能とし、該刈刃体42の角度調整を操
    縦ハンドル29に設けた切換レバー59により操作可能
    としたことを特徴とする自走草刈機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自走草刈機において、刈
    刃体42と共に、刈刃体42の上部を被覆する刈刃カバ
    ー50を、一体的に軸心X−X回りに回動可能としたこ
    とを特徴とする自走草刈機。
JP17131194A 1994-07-22 1994-07-22 自走草刈機 Pending JPH0833417A (ja)

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