JP3523456B2 - 作業車のステアリング操作構造 - Google Patents
作業車のステアリング操作構造Info
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Description
ドルの操作軸系に、上方に延出されてステアリングハン
ドルが連結される操作軸と、下方に延出される出力軸
と、操作軸と出力軸との回転比を変更する変速機構とを
備えてなるステアリング操作感覚切換え装置を配備した
作業車のステアリング操作構造に関する。
配備したステアリング操作構造としては、次のようなも
のが知られている。例えば、 特開昭62‐59122号公報に開示されているよ
うに、操作軸と出力軸とを平行に配置し、操作軸の上部
に固設した第1ギヤと出力軸の上部に遊嵌した第2ギヤ
とを常時咬合させるとともに、操作軸の下部に固設した
第3ギヤと、出力軸の下部に遊嵌した第4ギヤとを常時
咬合させ、また、出力軸の上下中間部位にはクラッチ部
材を上下スライド可能にキー連結し、このクラッチ部材
を上方にシフトして出力軸上部の第2ギヤの下面に爪を
介して連結することで、操作軸の回転を第1ギヤ,第2
ギヤ、およびクラッチ部材を介して出力軸に伝達し、ま
た、クラッチ部材を下方にシフトして出力軸下部の第4
ギヤの下面に爪を介して連結することで、操作軸の回転
を第3ギヤ,第4ギヤ、およびクラッチ部材を介して出
力軸に伝達するようにしたもの。
れているように、操作軸の下部に同芯状に出力軸を配置
するとともに、操作軸のギヤ連動された中間軸を、操作
軸および出力軸と平行に配置し、中間軸と出力軸との間
に、2段の変速を行うギヤ変速機構を介在し、このギヤ
変速機構を切り換え操作することで、操作軸と出力軸と
の回転比を変更するよう構成したもの。
作軸の一定回転量に対して出力軸の回転量を変更するこ
とでステアリング操作感覚を切り換えることができるも
のであるが、いずれの例においてもステアリング操作感
覚を切り換える変速機構がステアリングハンドルの操作
軸系の下部に配備されているために、例えば、この変速
機構を運転者が手動で操作しようとすると、手元に設け
た操作レバーと変速機構とをワイヤやリンクなどを用い
て連係する必要がある。この場合、確実な切り換え操作
を行えるようにするために、ワイヤの伸びやリンク支点
でのガタの発生を十分考慮した連係構造にしなければな
らず、操作系の部品点数が多くなるとともにコスト高に
なることが予想される。
とが同心上に配置されていないので、1本の操作軸が配
備される一般的な形態のステアリング操作部を、ステア
リング操作感覚を切り換え可能なこの種の形態に変更す
る際に、大幅な構造変更を余儀なくされるものであっ
た。
れる後者の構造では、前者の構造に見られた上記問
題点はないのであるが、操作軸に加えられた回転を一旦
中間軸に伝え、この中間軸の回転を2段に変速して出力
軸に伝達するので、操作軸と中間軸とを連動する一対の
ギヤ、中間軸と出力軸とを変速連動する2対のギヤを必
要とし、多くのギヤを用いるために、装置が大型で重量
の大きいものになりがちであった。
作構造には種々の問題点を有するものであり、実用化に
は至っていないのが実情であり、本発明は、このような
点に着目し、ステアリング感覚の切換えが可能なステア
リング操作構造の実用化に有効な技術を提供することを
目的としている。
ステアリングハンドルの操作軸系に、上方に延出されて
前記ステアリングハンドルが連結される操作軸と、下方
に延出される出力軸と、前記操作軸と前記出力軸との回
転比を変更する変速機構とを備えてなるステアリング操
作感覚切換え装置を配備した作業車のステアリング操作
構造において、前記ステアリングハンドルの操作軸系に
チルト支点を設け、このチルト支点より上方で、かつ、
前記ステアリングハンドルの直下位置に近接して、前記
ステアリング操作感覚切換え装置を配備してあるととも
に、前記変速機構を操作する切換え操作具を、前記ステ
アリングハンドルの下方でステアリング操作感覚切換え
装置の横一側部位に配備し、前記変速機構を、前記出力
軸に設けられた係合部と、上端側に変速ギヤを備え下端
側で前記出力軸と前記係合部でギヤ連動する中間軸と、
一体回転自在かつ上下摺動自在に前記操作軸に係合しつ
つ下降スライドして前記出力軸に一体回転可能に前記係
合部で係合するように備えられたシフトギヤとで構成
し、前記出力軸か前記中間軸かのいずれか一方に択一的
に前記シフトギヤが係脱することで、前記操作軸の回転
を所定の回転伝動比で前記出力軸に伝達する標準ステア
リング状態と、前記操作軸の回転を前記標準ステアリン
グ状態より増速して前記出力軸に伝達する急速ステアリ
ング状態とに切換え可能に構成し、前記変速機構を、前
記シフトギヤの自重により前記標準ステアリング状態に
付勢してあるとともに、前記ステアリング操作感覚切換
え装置の前記変速機構を操作する切換え操作具を、前記
標準ステアリング状態あるいは前記急速ステアリング状
態のいずれかの操作位置に位置決めする位置決め機構を
備えてあることを特徴とする。
切換え装置の変速機構がステアリングハンドルの下側近
傍に位置することになるので、例えば変速機構を操作す
る変速レバーなどの切換え操作具をステアリング操作感
覚切換え装置に直接に装備することも容易となる。
イヤやリンクなどの連係部材を利用しなくても直接にス
テアリング操作感覚切換え装置を操作するようなことが
可能となり、ステアリング操作感覚切換えのために操作
系を部品点数少なく構造簡単で安価なものに構成するこ
とができ、実用化に有効となる。
機構を操作する切換え操作具を、ステアリングハンドル
下方でステアリング操作感覚切換え装置の横一側部位に
配備してあるので、ステアリングハンドルから大きく手
を離すことなくステアリング感覚切換えを行うことがで
き、操作性に優れたものに構成できる。
にチルト支点を設け、このチルト支点より上方にステア
リング感覚切換え装置を配備すると、チルト調節によっ
てステアリングハンドルの姿勢を変更しても、ステアリ
ングハンドルとステアリング感覚切換え装置との相対位
置関係に変化がなく、ステアリング感覚切換え操作系を
構造簡単なものに構成しておくことができる。
に、操作軸にスプライン外嵌したシフトギヤを下方にシ
フトして出力軸にスプライン咬合させることで、操作軸
と出力軸とを直結して標準ステアリング状態をもたら
し、前記シフトギヤを上方にシフトして出力軸から離脱
させるとともに、出力軸に常時ギヤ連動させた中間軸の
上部ギヤにシフトギヤを咬合させることで急速ステアリ
ング状態をもたらすことができる。
速機構をギヤ数少なく構成して、ステアリング操作感覚
切換え装置の小型化を図ることができ、特に、このステ
アリング操作感覚切換え装置をステアリングハンドルの
直下位置に設置する場合には、該装置の小型化が実用上
有効となる。
グ状態にするためには付勢力に抗して変速機構を切り換
える操作が必要となるので、意識的な操作を行わない限
り通常は標準ステアリング状態が維持され、誤って急速
ステアリング状態をもたらすおそれが少なくなる。
きい時には、前記ステアリング感覚切換え装置が急速ス
テアリング状態になるのを牽制阻止する牽制手段を備え
てあることを特徴とする。
急速ステアリング状態にして、ステアリングハンドルの
少ない回転操作で迅速な車体旋回を行うことができる
が、高速走行時には、例え切り換え操作を行おうとして
も急速ステアリング状態の現出が不能となり、標準ステ
アリング状態での走行が行われる。
速走行時の不用意な急速ステアリング状態の現出が未然
に防止され、安全性に優れたものとなる。
の発明において、前記出力軸をパワーステアリングユニ
ットの入力部に連結してあることを特徴とする。
でもステアリング操作を軽く行うことができ、操作性が
一層優れたものとなる。
タが示されている。この農用トラクタは、車体の前部に
エンジン1を配備するとともに、車体の後部にミッショ
ンケース2を備え、エンジン動力をミッションケース2
で変速して前車輪3および後車輪4を駆動するととも
に、運転座席5の前方に配備したステアリングハンドル
6によって前車輪3を操向し、また、ミッションケース
2の後部に設けた油圧駆動式のリフトアーム7によって
ロータリ耕耘装置などの作業装置8を昇降するよう構成
されている。
ワーステアリング装置を介して操向操作されるようにな
っており、図2に示すように、ステアリングハンドル6
と車体下部に設けたパワーステアリングユニット9とが
操作軸系を介して連動連結され、パワーステアリングユ
ニット9に設けたピットマンアーム10と図示しない前
車輪ステアリングリンク機構とがドラッグリンク11を
介して連動連結されている。
ングユニット9とを繋ぐ操作軸系にはチルト支点Pが設
けられ、ステアリングハンドル6の位置を前後に調節可
能に構成されるとともに、チルト支点Pより上方の操作
軸系にステアリング感覚切換え装置12が設けられてい
る。
ステアリングハンドル6の単位操作量に対するステアリ
ング量を二段に切換えるものであり、以下その詳細な構
成を図2〜図5に基づいて説明する。すなわち、車体側
の固定部材である燃料タンク13の後面に取付けられた
固定ブラケット14に、前記チルト支点Pを中心に回動
自在な回動ブラケット15がピン16を介して連結さ
れ、この回動ブラケット15にステアリング感覚切換え
装置12を構成する筒状ケース17の下部が溶接固定さ
れている。
点Pを通る縦向きの軸心Xに沿って操作軸18が回動自
在に支持され、その上方突出端に前記ステアリングハン
ドル6が連結されている。また、筒状ケース17の下部
には、前記操作軸18と同芯状に出力軸19が回動自在
に支持されるとともに、この出力軸19の上端部が操作
軸18の下端部に遊転自在に内嵌支持されている。そし
て、出力軸19の下端とパワーステアリングユニット9
の入力軸9aとが自在継ぎ手20および伝動軸21を介
して連動連結されている。また、これら操作軸18と出
力軸19の後方側に、これらの軸心Xと平行に中間軸2
2が回動自在に配備され、これら三軸18,19,22
間に、操作軸18と出力軸19とを直結する状態と、操
作軸18と出力軸19とを中間軸22を介して増速連動
する状態とに切換えするギヤ式の変速機構23が備えら
れている。
イン外嵌されて上下に摺動操作されるシフトギヤGs
と、中間軸22の上端および下端に一体形成された第1
変速ギヤG1 および第2変速ギヤG2 と、出力軸19に
一体形成されたスプライン部24と第3変速ギヤG3 と
からなり、第2変速ギヤG2 と第3変速ギヤG3 とは常
時咬合されている。
方にシフトすると、シフトギヤGsのボス部が出力軸1
9に形成したスプライン部24に咬合して、操作軸18
と出力軸19が直結され、出力軸19は操作軸18の回
転角と同角度だけ回転操作される。また、シフトギヤG
sを上方にシフトすると、シフトギヤGsとスプライン
部24の咬合が解除されるとともに、シフトギヤGsが
中間軸22の第1変速ギヤG1 に咬合し、操作軸18の
回転は中間軸22を介して出力軸19に伝達される。こ
こで、ギヤ伝動系の伝動比が増速関係にあるよう各ギヤ
径が設定されているので、出力軸19は操作軸18の回
転角より大きく回転操作される。
たボス25に、ステアリング操作感覚の切換え操作具で
ある切換え操作レバー26の支軸27が横向きに貫通支
持され、この支軸27に連結したシフトフォーク28が
ケース内に挿入されて前記シフトギヤGsに係合されて
おり、クランク形に屈曲された前記切換え操作レバー2
6を前方に揺動操作することでシフトギヤGsを上方
に、また、後方に揺動操作することで下方にシフトでき
るようになっている。また、前記支軸27におけるボス
25の一端側には、この支軸27を軸心方向に付勢する
圧縮コイルバネ29が装備されるとともに、ボス25の
他端側には支軸27に貫通するピン30が設けられ、か
つ、このピン30に対向するボス端面には、切換え操作
レバー26が前後の各操作位置にある時にピン30を係
入する浅い凹部31が一対形成されており、圧縮コイル
バネ29によって支軸ごと軸心方向に付勢されたピン3
0がいづれかの凹部31へ付勢係入されることによっ
て、切換え操作レバー26が前後の操作位置に安定保持
されるデテント構造が構成されており、切換え操作レバ
ー26の位置決め機構が実現されている。このように、
ステアリング感覚切換え装置12は、筒状ケース17に
全てに機能を組み込んだユニット状に構成されているの
である。
される作業走行や通常の移動走行においては、切換え操
作レバー26を後方に操作して標準ステアリング状態に
しておく。この状態では、シフトギヤGsが下方にシフ
トされて操作軸18と出力軸19とが直結するので、操
作軸18の回転がそのまま出力軸19に伝達されること
になる。また、作業走行中に畦際などで小回り旋回を行
いたい場合には、切換え操作レバー26を前方に操作し
て急速ステアリング状態にする。この状態では、シフト
ギヤGsが上方にシフトされて操作軸18の回転が増速
して出力軸19に伝達されることになるので、ステアリ
ングハンドル6の少ない回動操作で大きいステアリング
をす早く行える。
て下方にスライド付勢された状態にあり、換言すると、
変速機構23は標準ステアリング状態に付勢されている
ことになる。
7から延出したアーム32には、ソレノイド33が連係
されており、前記ミッションケース2に備えた副変速レ
バー34が高速位置に切り換えられていることがスイッ
チ35等によって電気的に検知されると、前記ソレノイ
ド33が制御回路36を介して設定時間だけ通電され
て、切換え操作レバー26が通常ステアリング位置に強
制的に切り換えられるようになっている。
軸ケース42には、前車輪3を軸支してキングピン周り
に回動する回動ケース41の回動を接当規制するストッ
パピン43が出退自在、かつ、内装バネ44で突出付勢
されて装備されるとともに、このストッパピン43の係
合溝43aに側方から係止してその退入を阻止するロッ
クピン45がソレノイド46によって出退駆動可能に備
えられている。そして、前記副変速レバー34が低速位
置にある時にはロックピン45は係合溝43aから外さ
れて、ストッパピン43はバネ44に抗して退入可能と
なっているために、旋回内側の回動ケース41は大きく
回動できる状態となる。また、前記副変速レバー34が
高速位置にあることがスイッチ35によって検知される
と、ロックピン45がソレノイド46によって突出駆動
されて係合溝43aに係入し、ストッパピン43は突出
した状態で固定される。つまり、高速走行時には旋回内
側の回動ケース41の大きい回動は牽制阻止され、不用
意に大きくハンドルが切れないようになっている。
組付けのために、上ケース17aと下ケース17bとに
分割可能に構成されてフランジ連結されている。また、
ユニット状に組み立てられた上記ステアリング感覚切換
え装置12は、筒状ケース17の上部と前記回動ブラケ
ット15とに後方よりねじ止めされるハンドルカバー5
0によって覆われている。また、筒状ケース17の左側
面には、支点a周りに回動自在にチルトレバー51が取
り付けられるとともに、このチルトレバー51に連設し
た係合片51aに係合離脱される複数のノッチ52を備
えたロック板53が前記固定ブラケット14から延出さ
れている。チルトレバー51は、その係合片51aがロ
ック板53に係合するようねじりバネ54によって下方
に回動付勢されており、チルトレバー51を回動付勢力
に抗して上方に回動してロックを解除することで、ステ
アリングハンドル6をステアリング感覚切換え装置12
と共にチルト支点P周りに回動して任意に前後位置調節
し、所望の調節位置で係合部51aをロック板53に係
合ロックさせて固定することができるようになってい
る。また、筒状ケース17と回動ブラケット15の右側
面には、ブラケット55を介してハンドアクセルレバー
56が回動自在に装着されている。
ることもできる。 (1) ステアリング感覚切換え装置12の出力軸19を
全油圧式パワーステアリング装置のコントローラに接続
するもよい。 (2) ステアリング感覚切換え装置12とパワーステア
リング装置とを併設する場合、通常ステアリング状態の
パワーアシスト力より急速ステアリング状態のパワーア
シスト力が大きくなるように、ステアリング感覚切換え
装置12の切り換えに連動してパワーステアリング装置
のパワーアシスト力を変更する手段を備えると、急速ス
テアリング状態でのハンドル操作が一層軽快容易とな
る。 (3) 簡易には、ステアリング感覚切換え装置12の出
力軸19をパワーステアリング装置を介することなくス
テアリング機構に機械的に連係して実施することもでき
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 ステアリングハンドルの操作軸系に、上
方に延出されて前記ステアリングハンドルが連結される
操作軸と、下方に延出される出力軸と、前記操作軸と前
記出力軸との回転比を変更する変速機構とを備えてなる
ステアリング操作感覚切換え装置を配備した作業車のス
テアリング操作構造において、前記ステアリングハンド
ルの操作軸系にチルト支点を設け、このチルト支点より
上方で、かつ、前記ステアリングハンドルの直下位置に
近接して、前記ステアリング操作感覚切換え装置を配備
してあるとともに、前記変速機構を操作する切換え操作
具を、前記ステアリングハンドルの下方でステアリング
操作感覚切換え装置の横一側部位に配備し、前記変速機
構を、前記出力軸に設けられた係合部と、上端側に変速
ギヤを備え下端側で前記出力軸と前記係合部でギヤ連動
する中間軸と、一体回転自在かつ上下摺動自在に前記操
作軸に係合しつつ下降スライドして前記出力軸に一体回
転可能に前記係合部で係合するように備えられたシフト
ギヤとで構成し、前記出力軸か前記中間軸かのいずれか
一方に択一的に前記シフトギヤが係脱することで、前記
操作軸の回転を所定の回転伝動比で前記出力軸に伝達す
る標準ステアリング状態と、前記操作軸の回転を前記標
準ステアリング状態より増速して前記出力軸に伝達する
急速ステアリング状態とに切換え可能に構成し、前記変
速機構を、前記シフトギヤの自重により前記標準ステア
リング状態に付勢してあるとともに、前記ステアリング
操作感覚切換え装置の前記変速機構を操作する切換え操
作具を、前記標準ステアリング状態あるいは前記急速ス
テアリング状態のいずれかの操作位置に位置決めする位
置決め機構を備えてあることを特徴とする作業車のステ
アリング操作構造。 - 【請求項2】 機体走行速度が大きい時には、前記ステ
アリング操作感覚切換え装置が前記急速ステアリング状
態になるのを牽制阻止する牽制手段を備えてあることを
特徴とする請求項1に記載の作業車のステアリング操作
構造。 - 【請求項3】 前記出力軸をパワーステアリングユニッ
トの入力部に連結してある請求項1又は2に記載の作業
車のステアリング操作構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21180697A JP3523456B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 作業車のステアリング操作構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21180697A JP3523456B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 作業車のステアリング操作構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1148986A JPH1148986A (ja) | 1999-02-23 |
JP3523456B2 true JP3523456B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=16611917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21180697A Expired - Fee Related JP3523456B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 作業車のステアリング操作構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3523456B2 (ja) |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP21180697A patent/JP3523456B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH1148986A (ja) | 1999-02-23 |
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