JPH07227122A - 自走草刈機 - Google Patents

自走草刈機

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JPH07227122A
JPH07227122A JP6045029A JP4502994A JPH07227122A JP H07227122 A JPH07227122 A JP H07227122A JP 6045029 A JP6045029 A JP 6045029A JP 4502994 A JP4502994 A JP 4502994A JP H07227122 A JPH07227122 A JP H07227122A
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JP
Japan
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main frame
cutting blade
cylindrical main
drive unit
axis
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JP6045029A
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English (en)
Inventor
Seiji Teramoto
元 省 二 寺
Nobuyuki Irie
江 信 行 入
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】畦畔法面などの傾斜面を草刈する場合でも、作
業者にかかる労力負担の少ない状態で安定よく走行しな
がら、容易に且つ仕上がり良好に草刈する。 【構成】走行車輪を、車輪駆動部のキングピンの軸心回
りに転向固定自在に装設するとともに、縦軸回転型の刈
刃体42を、平面視において筒状主フレ−ム1の軸心に
対して交差する軸心の回りに回動固定自在に設けたもの
としている。また、筒状主フレ−ム1の軸心に対して交
差する軸心の回りに回動固定自在な刈刃体42を、筒状
主フレ−ム1の軸心に対して交差する軸心と平行状に装
設したものとし、さらに、筒状主フレ−ム1の軸心に対
して交差する軸心を、水平面に対して前低後高に傾斜し
たものとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筒状フレ−ムの先端部
に装設する刈刃駆動部と、筒状フレ−ムの中途又は後端
部位に配設する車輪駆動部を、筒状フレ−ムの後端部に
連設するエンジンから筒状フレ−ム内の伝動機構を経て
伝達される動力で駆動して自走しながら草刈作業するよ
うに構成された自走草刈機に係り、さらに詳しくは、刈
刃駆動部と車輪駆動部に改良を加えることによって、機
体を安定のよい状態で走行させながら、畦畔の法面など
の傾斜面をも容易且つ仕上がり良好に草刈できるように
したものに関する。
【0002】
【従来の技術】畦畔等の草刈作業は、携帯型の草刈機
(刈払い機)によって行われるのが一般的であるが、こ
の種のものにおいては、機体を吊持する労力負担や振動
負荷が作業者に直接に及ぶため長時間の作業継続は容易
でないので、刈刃への伝動系を利用して駆動する走行車
輪を機体に装設し、走行車輪でもって機体を支えて自走
しながら草刈作業するようにしたものが種々知られてい
る。
【0003】ところで、上述した自走式の刈払機によれ
ば、機体を吊持する作業者負担等が軽減されて長時間の
連続作業も労力負担少なく行うことができるけれども、
その一方では、刈払機が走行車輪によって支えられる故
に、回転刈刃の傾き角度の選択が規制されることになっ
て、回転刈刃を畦畔の法面などに適正に沿わせることが
出来難くなり、傾斜面の草刈作業を整斎に行えないとい
う問題が生起する。そこで、刈払機の主フレ−ムから垂
設する車輪伝動ケ−スを、縦軸心回りに転向可能に装設
し、その車輪伝動ケ−スに単一の走行車輪を装備した自
走式刈払機とすることによって、回転刈刃の傾き角度の
選択の自由度を大きくしたものが提案されている(例え
ば、実公昭63−27551号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のもの
は、車輪伝動ケ−スを縦軸心の回りに転向して走行車輪
の方向を変更することと、走行車輪を単車輪にして機体
を左右に傾動し易くすることとで、傾斜面の草刈作業を
容易にすることが意図されてはいるものの、回転刈刃が
主フレ−ムに対して一定の取付け状態で固定的に設けら
れていたから、依然として次のような問題が残ってい
た。
【0005】つまり、畦畔法面のような傾斜面の草刈を
する場合に、車輪伝動ケ−スを縦軸心の回りに適宜に転
向することにより単車輪の向きと主フレ−ムの向きを相
対的に異ならせて、走行車輪は畦畔の上面部分を進むよ
うに位置させる一方で、主フレ−ム先端の回転刈刃が畦
畔の法面部に対応位置するように主フレ−ムを向け変
え、さらにその体勢のもとで作業者が外力を加えて主フ
レ−ム全体を法面の低い方に傾けないと回転刈刃を法面
に沿わせることができないので、傾斜体勢に保持するた
めに作業者に大きな負担がかかり、機体を傾斜体勢に保
持することが怠られると回転刈刃が法面に沿わなくなっ
て刈高さが不揃いになり仕上がりが悪化するという問題
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、畦畔の法面などを草刈する場合にも、作業者負担
少なく安定のよい状態で走行移動しながら仕上がり良好
に草刈できるように改良した自走草刈機を提供すること
にあり、目的を達成するために、縦軸中心で回転する刈
刃体42を備えた刈刃駆動部7を筒状主フレ−ム1の先
端部に装設し、且つ、走行車輪26を支承した車輪駆動
部2を筒状主フレ−ム1の中途又は後端部位に配設し、
これらの刈刃駆動部7及び車輪駆動部2に、筒状主フレ
−ム1の後端部に連設したエンジン3から筒状主フレ−
ム1に収容する伝動機構を経て動力伝達するように構成
された自走草刈機において、前記走行車輪26を車輪駆
動部2のキングピン20の軸心回りに転向固定自在に装
設すると共に、前記刈刃体42を、平面視において筒状
主フレ−ム1の軸心O−Oに対して交差する軸心X−X
の回りに回動固定自在に設けたものとしている。そし
て、刈刃体(42)を前記軸心X−Xに対して平行状に設
けるのがよく、また、軸心X−Xを水平面に対して前低
後高に傾斜させるのが好ましい。
【0007】
【作用】畦畔の法面等を草刈する場合には、走行車輪2
6をキングピン20の軸心回りに転向させて畦畔の上面
部を直進するように向け変え、筒状主フレ−ム1をその
先端の回転刈刃42が畦畔の法面部分に対応位置するよ
うに斜めに延出させる。そうして、回転刈刃体42を筒
状主フレ−ム1の軸心O−Oに対して交差する軸心X−
Xの回りに所要量回転させて傾きを調整すれば、回転刈
刃体42が畦畔の法面に沿う体勢になる。上記のような
体勢にして作業を開始すると、機体が畦畔の上面部分を
転動する走行車輪26によって進行されながら筒状主フ
レ−ム1の先端の回転刈刃体42により畦畔の法面が整
斎な刈高さに草刈される。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明に係る草刈機の斜視全体図、図2は
その車輪駆動部を示す伝動断面図、図3は同じく伝動断
面正面図、図4は刈刃駆動部の伝動断面平面図、図5は
同じく刈刃駆動部の伝動断面側面図、図6は刈刃姿勢切
換レバ−の平面図、図7は刈刃姿勢切換レバ−の係止構
造を示す部分図、図8は図7の要部を拡大した説明図、
図9は平坦地作業状態における草刈機の平面図、図10
は同じく平坦地作業状態を示す説明図、図11は本発明
に係る草刈機の傾斜地作業状態を示す説明図、図12は
同じく傾斜地作業状態における草刈機の平面図である。
【0009】図1〜図3において、前後方向に長い筒状
主フレ−ム1の後端寄り部位に車輪駆動部2を連設し、
車輪駆動部2のケ−シング後端部に一体に設けられたク
ラッチハウジングにエンジン3を結合装着して、そのエ
ンジン3の出力部を、前記クラッチハウジング内の遠心
クラッチ4を介して出力軸5に連動連結している。
【0010】出力軸5は、車輪駆動部2のケ−シング内
方上部に支持されており、この出力軸5の先端側に伝動
軸6が連動連結されて、該軸6が筒状主フレ−ム1の内
部を通って先端部にまで延設され、筒状主フレ−ム1の
先端部に連設されている刈刃駆動部7のケ−ス内に延設
されて刈刃駆動系が構成されている。なお、刈刃駆動系
の詳細構成については後述する。
【0011】一方、前記出力軸5の軸心方向中程部位に
は車輪駆動部2のピニオンギア8が一体的に設けられ、
このピニオンギア8に受動ギア9が常時噛合されてい
る。受動ギア9は、出力軸5に平行して車輪駆動部のケ
−シングに軸受支持される枢軸10に自由回転状態に嵌
着装備され、そのボス部の前面縁部分に裁頭円錐状の駆
動摩擦面11が形成されている。
【0012】そして、前記駆動摩擦面11に択一に摩擦
係合し得る左右一対の受動摩擦面12、12を備えた受
動体13を、前記枢軸10に直交して車輪駆動部ケ−シ
ングに支承される回転軸14にスライド移動自在に楔着
し、その受動体13をシフタ−15でもって回転軸14
の軸心方向にスライドさせることにより、受動摩擦面1
2、12が択一に駆動摩擦面11に圧接されて回転軸1
4が正転あるいは逆転され、また、受動摩擦面12、1
2のいずれもが駆動摩擦面11に摩擦係合しない中立位
置に保たれるようにして、正逆転・中立切換機構が構成
されている。
【0013】なお、前記シフタ−15は、ボ−デンワイ
ヤなどの遠隔操作具を介して操作レバ−16に接続され
ており、操作レバ−16の左右のグリップ部16a、1
6bを択一に握り操作すると、受動体13が正転位置、
逆転位置に選択的に動き、また、左右のグリップ部16
a、16bのいずれをも握り操作しなければ、受動体1
3が中立位置に保たれるようになっている。
【0014】前述した回転軸14の左右の軸端部には、
小径ベベルギア17、17が形設され、それぞれが車輪
駆動部のケ−シングの左右両脇部から斜め外下向きに傾
設される支持ケ−ス18、18の内部に各々収容され、
各支持ケ−ス18の内部において、小径ベベルギア17
に被動ベベルギア19が常時噛合される。そして、被動
ベベルギア19は、キングピン20、20の上端部に嵌
着固定されている。
【0015】各々のキングピン20は、前記支持ケ−ス
18に回転自在に嵌挿支持される筒部21の中心孔部に
支承され、その筒部21は、フアイナルケ−ス22に一
体的に設けられている。そして、フアイナルケ−ス22
内にあって、キングピン20の下端にベベルギア23が
嵌着固定され、各ベベルギア23が水平な車軸24に嵌
着されている最終ギア25にそれぞれ常時噛合されてい
る。
【0016】左右の車軸24には走行車輪26がそれぞ
れ嵌着され、各走行車輪26は、フアイナルケ−ス22
の筒部21が支持ケ−ス18に対して回転することでキ
ングピン20の軸心回りを転向できるようになってい
る。そして、左右の走行車輪26、26の転向を同じよ
うに行わせるために両フアイナルケ−ス22、22の間
をタイロッド27で連絡してあり、また、一方のフアイ
ナルケ−ス22と支持ケ−ス18との間には左右の走行
車輪26、26を任意の転向位置で係止して置くことが
できる係止機構28が設けられている。なお、29はル
−プ型に形成された操縦ハンドルであり、該操縦ハンド
ルの握り部の中央部分に前出の操作レバ−16が装備さ
れており、また、任意の部位にアクセルレバ−30が配
設されている。
【0017】一方、筒状主フレ−ム1の先端部に装設さ
れる刈刃駆動部7は、図1に全体的な外観視状態を示
し、図4〜図8に内部構造を示すように構成されてい
る。図4〜図8において、31は、筒状主フレ−ム1の
先端に装着される刈刃駆動部のケ−スであり、該ケ−ス
31は、筒状主フレ−ム1に固定的に取り付けられる後
部ケ−ス体31aと、この後部ケ−ス体31aに対して
軸心X−Xの回りを転向可能に合接される前部ケ−ス体
31bとで形成されている。そして、前部ケ−ス体31
b側に回動操作レバ−32が設けられ、該レバ−3に形
設している係止部33を、後部ケ−ス体31a側に形設
されている受止部34の凹溝に選択的に掛止することに
よって、前部ケ−ス体31bを軸心X−Xの回りの任意
の回動位置に固定できるようになっている。なお、前記
軸心X−Xは、平面視において筒状主フレ−ム1の軸心
O−Oに対して所定角度aに交差するように傾けられ、
また、水平面に対して前低後高に傾斜されている。
【0018】後部ケ−ス体31aと前部ケ−ス体31b
とは前記軸心X−Xに一致する軸心のボルト35および
ナット36によって抜け外れ阻止状態に結合されてい
る。そして、ボルト35は、ベベルギア37を支承する
枢支軸を兼ねており、ベベルギア37は、前記伝動軸6
の先端のベベルギア38に噛合する受動ベベルギア部3
7aと、刈取駆動軸39の上端部のベベルギア40に噛
合するベベルギア部37bとを備えている。
【0019】刈取駆動軸39は、前記軸心X−Xに対し
て直交状に垂設されており、その軸心が、筒状主フレ−
ム1の軸心O−Oに対して寸法Lだけ側方に偏心して位
置している。そして、刈取駆動軸39は、前部ケ−ス体
31bの下部に一体に連設されている支持筒部41に軸
受支承され、支持筒部41から下方に突出する部分に縦
軸回転型の刈刃体42が嵌着されて、この刈刃体42の
板面が前記軸心X−Xと平行状になるようにしてある。
なお、43は刈刃体42の下面側に回転自在に軸着され
た接地ソリ体である。
【0020】以上のように構成された自走草刈機で平坦
地を草刈する場合には、図9および図10に示している
ように、走行車輪26、26と筒状フレ−ム1とが同じ
向きになるようにして、係止機構28でもってフアイナ
ルケ−ス22、22を支持ケ−ス18、18にそれぞれ
係止しておく。そうして、エンジン3の回転数を設定値
以上に上昇させると、その動力が遠心クラッチ4から出
力軸5、伝動軸6を経て車輪駆動部2および刈取駆動部
7に伝動され、走行車輪26、26と、刈刃42とがそ
れぞれ所期のように回転駆動される。
【0021】上記のような伝動が行われるに際して、操
作レバ−16の左右のグリップ部16a、16bのいず
れもが握り操作されていなければ、車輪駆動部2のなか
の正逆転・中立切換機構が中立位置に保たれる故に、走
行車輪26、26は回転されない。しかして、操作レバ
−16の左グリップ部16aを握り操作すると、それに
よって正逆転・中立切換機構が正転状態に切り換えら
れ、同機構を経た正転動力で走行車輪26、26が前進
方向に駆動され、走行車輪26、26の接地転動によっ
て機体が直進状に前進走行し、刈取駆動部7によって反
時計方向に回転駆動されている刈刃体42によって平坦
地に沿った刈取が行われる。また、操作レバ−16の右
グリップ部16bを握り変え操作すれば、それによって
正逆転・中立切換機構が、逆転状態に切り換えられて機
体は後進走行することとなる。
【0022】なお、本発明にあっては車輪駆動部2が上
述のように構成されているので、係止機構28を解脱し
て、フアイナルケ−ス22、22がキングピン20、2
0の回りを自由に回転する状態にしておいて、操作レバ
−16の左右のグリップ部16a、16bを任意のとき
に交互に握り操作することによって機体を左右にジクザ
ク状に走行させながら刈取作業することもできる。
【0023】つまり、操作レバ−16の左グリップ部1
6aを握り操作すると、正逆転・中立切換機構が正転状
態に切り換えられるが、フアイナルケ−ス22、22が
自由回転状態にあるために、正転方向の伝達動力でもっ
てフアイナルケ−ス22、22が左転向され、その左転
向がストッパ−(図示省略)との当接で阻止された後に
走行車輪22、22が正転駆動されることになって機体
が左向きに横歩き状に進行するのであり、そのような進
行時に、操作レバ−16の右グリップ部16bを握り操
作すると、正逆転・中立切換機構が逆転状態に切り換え
られ、その場合にも、前述と同様の動きでもってフアイ
ナルケ−ス22、22が右転向された後に走行車輪2
2、22が逆転駆動され、機体が右向きに横歩き状に進
行する。したがって、操作レバ−16の左右のグリップ
部16a、16bを交互に握り操作することで機体を左
右にジグザク走行させながら刈取作業できるのである。
【0024】ついで、畦畔法面などのような傾斜面の草
刈をする場合には、図11および図12にみられるよう
に、走行車輪26、26は畦畔の上面部に位置しなが
ら、筒状主フレ−ム1の先端部の刈刃体42は畦畔の法
面部分に対応位置する体勢となるように、フアイナルケ
−ス22、22をキングピン20、20の軸心回りに転
向調節して、その調節状態を係止機構28によって維持
し、さらに、回動操作レバ−32の操作でもって前部ケ
−ス体31bを所望のように回動し、そのように回動調
節した回動操作レバ−32の係止部33を、後部ケ−ス
体31a側の受止部34に掛止すると、回転刈刃42が
畦畔の法面に沿う体勢になる。したがって、本発明の自
走草刈機によれば、畦畔上面の平坦部を転動する走行車
輪26、26によって機体が安定よく支えられて良好に
進行されながら、刈刃42による傾斜面の草刈が整斎な
刈高さで仕上がり良好に行われる。
【0025】
【発明の効果】本発明の自走草刈機によって畦畔の法面
などを草刈する場合には、走行車輪42をキングピン2
0の軸心回りに所要量転向させて筒状主フレ−ム1との
相対角度を変更し、走行車輪26は、畦畔の上面部分を
接地転動するが、主フレ−ム1は、その先端の回転刈刃
体42が畦畔の法面部分に対応するように斜めに延出さ
せて、その回転刈刃体42を筒状主フレ−ム1の軸心O
−Oに対して交差する軸心X−Xの回りに所要量回動さ
せて傾きを調整すると、回転刈刃体42が畦畔の法面に
沿う体勢になる。したがって、畦畔法面などの草刈をす
る場合にも、作業者が機体を傾き状態に維持するような
必要がなくなり、作業者にかかる労力負担を少なくして
容易に操縦運行しながら、畦畔の法面等をも整斎な刈高
さで仕上がり良好に草刈することができる。しかして、
刈刃体42を軸心X−Xに平行する状態で設けると、刈
刃体42の畦畔法面への沿いを益々良好になり、さら
に、軸心X−Xを水平面に対して前低後高に傾斜させれ
ば、刈刃体42に前傾角ができ切れ味が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る草刈機の斜視全体図である。
【図2】草刈機の車輪駆動部を示す伝動断面図である。
【図3】車輪駆動部の伝動断面側面図である。
【図4】刈刃駆動部の伝動断面平面図である。
【図5】刈刃駆動部の伝動断面側面図である。
【図6】刈刃姿勢切換レバ−の平面図である。
【図7】刈刃姿勢切換レバ−の係止構造を示す部分図で
ある。
【図8】図7の要部を拡大した説明図である。
【図9】平坦地作業状態における草刈機の平面図であ
る。
【図10】草刈機の平坦地作業状態を示す説明図であ
る。
【図11】草刈機の傾斜地作業状態を示す説明図であ
る。
【図12】傾斜地作業状態における草刈機の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 筒状主フレ−ム 2 車輪駆動部 3 エンジン 7 刈刃駆動部 20 キングピン 26 走行車輪 42 刈刃体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦軸中心で回転する刈刃体(42)を備え
    た刈刃駆動部(7)を筒状主フレ−ム(1)の先端部に装設
    し、且つ、走行車輪(26)を支承した車輪駆動部(2)を
    筒状主フレ−ム(1)の中途または後端部位に配設し、こ
    れらの刈刃駆動部(7)及び車輪駆動部(2)に、筒状主フ
    レ−ム(1)の後端に連設したエンジン(3)から筒状主フ
    レ−ム(1)に収容する伝動機構を経て動力伝達するよう
    に構成された自走草刈機であって、前記走行車輪(26)
    を、車輪駆動部(2)のキングピン(20)の軸心回りに転
    向固定自在に装設すると共に、前記刈刃体(42)を、平
    面視において筒状主フレ−ム(1)の軸心(O−O)に対し
    て交差する軸心(X−X)の回りに回動固定自在に設けた
    ことを特徴とする自走草刈機。
  2. 【請求項2】 平面視で筒状主フレ−ム(1)の軸心(O
    −O)に対して交差する軸心(X−X)の回りに回動固定
    自在な刈刃体(42)を、前記軸心(X−X)に平行状に装
    設してある請求項1記載の自走草刈機。
  3. 【請求項3】 平面視で筒状主フレ−ム(1)の軸心(O
    −O)に対して交差する軸心(X−X)を、水平面に対し
    て前低後高に傾斜させてある請求項1又は請求項2記載
    の自走草刈機。
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