JPH08333677A - 選択的材料付着方法、及びそのために使用されるスパッタリング装置 - Google Patents

選択的材料付着方法、及びそのために使用されるスパッタリング装置

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JPH08333677A
JPH08333677A JP8142657A JP14265796A JPH08333677A JP H08333677 A JPH08333677 A JP H08333677A JP 8142657 A JP8142657 A JP 8142657A JP 14265796 A JP14265796 A JP 14265796A JP H08333677 A JPH08333677 A JP H08333677A
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angle
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collimator
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JP8142657A
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Ju Chuwan She Julian
ジュリアン・ジュー=チュワン・シエ
Donald M Kenney
ドナルド・マックアルパイン・ケニー
Thomas John Licata
トマス・ジョン・リカタ
James G Ryan
ジェームズ・ガードナー・ライアン
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
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    • HELECTRICITY
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 付着の均一性または制御性が改善される、傾
斜コリメート化スパッタリング装置及び方法を提供す
る。 【解決手段】 粒子の軌道の分布を表面に対して90°
未満の角度に配向した中心軸の周りで少なくとも一つの
座標方向に制限する傾斜ベーンを有するコリメーション
・グリッドを使用した傾斜スパッタリングは、ターゲッ
トと付着表面との平行な配向と均一な間隔によって、側
壁を含む付着表面上の付着に良好な均一性を与える。ま
た、傾斜コリメート化付着により、フィーチャの部分を
マスクとして使用してフィーチャの残りの露出部分だけ
に付着を行うことによって、サブリソグラフィ・フィー
チャ・サイズで付着の制御が可能となる。すなわち、側
壁イメージ転写技術を非対称な単独のフィーチャに拡張
することができる。付着表面に対する角度が非常に浅い
とき、付着した材料は有効表面積が非常に増大した繊維
状のテクスチャを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に潜在的にサ
ブリソグラフィ寸法のパターン形成を含む厳密な(seve
re)トポグラフィ(表面凹凸)を有する材料の付着に関
し、詳細には、特に高集積密度のマイクロマシン及び半
導体素子の表面を処理し製造する目的でスパッタリング
によって材料を付着するための特定の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路及びマイクロマシン製造分野に
おいては、高度に複雑な工程の多くの段階で材料の除去
または付着を行い、各々の結果を達成するため、多くの
技術が知られ広く実施されている。一般に、各々の結果
を得るための技術は、所望の方向へ進むことが期待でき
るかそうでないかを示す、等方性または異方性に分類さ
れる。異方性は、等方性処理における複雑な表面トポグ
ラフィによっても誘発されることがある。したがって、
実際上、これらの技術のほとんどは、特に材料付着の場
合は、理想的に等方性でも理想的に異方性でもない。ま
た付着速度も付着が行われる表面のトポグラフィの影響
を受け、ある表面(ターゲットと呼ぶ)から材料が侵食
され、別の表面に再付着されるスパッタリング技術にお
いてはそれが特に顕著である。
【0003】従来技術においてよく理解されているよう
に、スパッタリング・プロセスにおける材料付着速度
は、付着が起こる表面における原子またはイオンの入射
角度に大きく依存する。すなわち、表面の特定の位置に
特定の原子またはイオンが付着する確度は、入射角がそ
の位置で表面に対して直角に近づくにつれて増大する。
したがって、スパッタされた粒子の軌道が広範囲に分布
する場合、表面の形態とトポグラフィによって付着が大
きく影響され、表面の特定の領域に到達する粒子数が減
少すると思われる。一方、軌道の範囲がコリメーション
などで限定される場合、このコリメーションによって達
成される粒子の軌道とほぼ垂直な表面への付着が強く優
先される。
【0004】特定の付着プロセスの目的が、付着膜厚を
均一にすることであろうと、付着物を形成する表面間の
選択性を高くすることであろうと、厳密な表面トポグラ
フィは所望の材料付着を得る上で大きな困難をもたら
す。特に現在のリソグラフィ・プロセスで利用できる最
小のフィーチャ・サイズと比べて非常に小さいフィーチ
ャ・サイズにおいては、付着プロセスが進むにつれて、
表面トポグラフィが付着物の膜厚により動的に変化する
ので、この問題は深刻になる。
【0005】より詳細には、例えば、集積回路における
集積密度が増大し、フィーチャ・サイズが縮小するにつ
れて、アスペクト比が比較的高い(例えばフィーチャの
深さとフィーチャの横寸法の比が1:1より大きい)、
基板または層中のトレンチまたはアパーチャの充填を行
うことが必要になってきた。分離トレンチ及びトレンチ
・キャパシタが、このようなトレンチ充填(通常それぞ
れSiO2とポリシリコンによる)を必要とする構造の
例であり、通常は化学的気相付着及びスパッタリングな
ど他の周知の技術による。しかしながら、前記の理由に
より、化学気相付着は現在、厳密なトポグラフィを充填
するのにスパッタリングよりもずっと好ましいと考えら
れる。同様な高アスペクト比のフィーチャ及び厳密なト
ポグラフィへの充填または付着がマイクロマシンにおい
ても普通に見られる。
【0006】スパッタリング技術は現在、主に導体パタ
ーンを形成するために金属を付着するのに使用され、コ
リメーションは厳密なトポグラフィへの付着を改善する
ことが知られている。しかしながら、コリメーション自
体は、特に凹部(例えばトレンチ)側壁上にスパッタさ
れる材料の付着速度を低下させ、トレンチ上端縁部にオ
ーバーハングまたはオーバーバードンを発生させて、ト
レンチまたはアパーチャの底部にわたる不均一性を引き
起こす。それに比べて、コリメートなしのスパッタリン
グでは、表面トポグラフィが、表面(今後「付着表面」
と呼び、付着表面の厳密なトポグラフィを構成すること
もある特定のフィーチャの個々の表面とは区別される厳
密なトポグラフィを特徴づけることもそうでないことも
ある)上の異なる位置にスパッタされる粒子の軌道分布
を変更し、トレンチまたはアパーチャの側壁への付着を
トレンチ上端付近でより速く進ませて、トレンチ上端に
オーバーバードンを形成し、それによってトレンチ底部
にも同様により薄く不均一な付着を生じさせ、付着速度
を低下させる。
【0007】さらに、コリメート化スパッタリングでも
コリメートなしのスパッタリングでも、トレンチまたは
アパーチャの上端付近で側壁に付着が行われるため、ト
レンチまたはアパーチャの底部の隅への付着及び厳密な
表面トポグラフィの同様の形状の部分への付着が特に損
なわれる。トレンチまたはアパーチャの充填を試みると
き、付着の均一性のこの逸脱により、充填の不完全なト
レンチまたはアパーチャ内にいわゆるキーホール・ボイ
ドなどの欠陥を生じる可能性がある。特に厳密なトポグ
ラフィと交差する導体用の層構造も、表面の向きが急に
(例えば水平から直角に)変わる地点で膜厚が薄く形成
される。
【0008】おそらくより重要なことであるが、集積密
度が増大するにつれて、チップまたはその上に形成され
るフィーチャの表面積の「数値」が増大し、「素子数」
が大きい特定の集積回路設計にとって所与の寸法のチッ
プの使用可能面積を増やす技術が決定的となる。素子が
形成可能な面積をこのように有効に増大させる試みのな
かで、いくつかのタイプの構造が提案されたが、それに
はトレンチまたはアパーチャの側壁など、ウェーハの主
寸法(例えば付着表面)に対して大きな角度の表面上に
ほぼ均一な付着物を形成できる能力が必要とされる。ウ
ェーハ表面に直角な方向にコリメート化したスパッタリ
ングは、このような構成の底部への付着に有利であるこ
とがわかっているが、側壁への付着は依然として不均一
である。
【0009】さらに、集積回路の集積密度を最大にし、
またはマイクロマシンの小型化を最大限にするために、
トレンチ及びアパーチャまたは他のフィーチャの少なく
ともいくつかを、その設計に対して選択したリソグラフ
ィ技術で得られる最小のまたはそれに近いフィーチャ・
サイズで形成するのが一般的である。したがって、この
ような場合、トレンチ内部に形成されるいかなる構造
も、少なくとも同一のリソグラフィ技術では必然的にサ
ブリソグラフィ寸法となるはずである。さらに、最小フ
ィーチャ・サイズの縮少につれて、リソグラフィ・プロ
セスの工程の複雑さとコストは劇的に増大する。位置合
わせの重大性も増大し、工程許容差も減少し、それにと
もなって製造歩留りに対する潜在的な悪影響も生じる。
【0010】いわゆるサブリソグラフィ・フィーチャ・
サイズの製造のために、いくつかの技術が知られてい
る。側壁イメージ転写(SIT)と呼ばれる周知の技術
は、マンドレルとして知られ後で除去される凸形フィー
チャ上に幅の狭い側壁を形成するために、等方性プロセ
スと異方性プロセスの組み合わせを使用する。(同様の
表面形状がトレンチなどの凹形フィーチャによっても提
供される。この場合トレンチはこの設計の構造中に残さ
なければならない。トレンチ側壁の構成を一般に「スペ
ーサ」と呼ぶ。)しかしながら、この側壁構造はフィー
チャの全側面上に閉じたパターン(例えばマンドレルま
たはフィーチャの断面に対として見られる)で対称にし
か形成できない。閉じたパターンは自己位置合わせ式半
導体プロセスでかなり利用され、マスク式エッチングな
どの他のリソグラフィ・プロセスによって修正できる
が、側壁イメージ転写による単独のサブリソグラフィ・
パターンを提供するプロセスは存在しなかった。例え
ば、フランク・F・ファン(Frank F. Fang)らの米国
特許第4532698号では、非常に短いチャネルと精
度の改善されたゲート位置合わせを有する電界効果トラ
ンジスタを形成するために、角度が5°ないし25°の
傾斜側壁付着を傾斜不純物注入と組み合わせて利用する
ことが提案されている。しかしながら、上記特許に開示
される技術は、どんな基板付着物も側壁付着の厚さの著
しい変化なしにエッチングで除去できるように、水平面
への付着膜厚を最小限に抑えるために付着角度の浅さを
利用しており、したがって、単一の垂直面だけが(少な
くとも集積密度を厳しく限定する距離内で)側壁付着の
形成に利用できると実際に仮定している。
【0011】いずれの場合も、SIT技術を実施するた
めの周知のプロセスは複雑であるうえに厳密な工程許容
差を要求する。さらに、SIT技術は、特に側壁付着の
厚さがリソグラフィ技術で利用できる寸法より著しく薄
いとき、側壁への不均一な付着によって、または垂直面
へ付着した以外の材料を除去するために適用されるエッ
チングの理想的な異方性からの逸脱によって、あるいは
その両方によって損なわれる。
【0012】マイクロマシンなどの他の応用例でも、集
積回路で利用できることもできないこともある幾何形状
の構造が必要とされる。例えば、サブリソグラフィT字
形構造は、強い電磁場を受ける環境における応用例では
半導体原理よりも真空管で動作する電子装置で利益をも
たらす。このような形状は、側壁の部分間の選択性がな
い側壁イメージ転写によっては形成できない。同様に、
マイクロマシンのインペラは、SIT技術によっては形
成できない特定の形状で高い効率が得られる。
【0013】また、サイズ縮小の効率または程度あるい
はその両方を表面処理によって高めることができる多数
の応用例も知られている。例えば、いわゆる半球グレイ
ン(grain)の製造など、材料表面を粗くする技術は、
有効表面積と全体サイズが固定されたコンデンサのキャ
パシタンス値を増大できることが知られている。性能が
表面積の増加に依存する他の応用例は、太陽電池、材料
検出器、触媒、流体フィルタ、ある種のフィルタにおけ
るような多孔性表面の製造を含むが、それだけに限られ
るものではない。例えば光や超音波の応用例では面積と
同様に表面トポグラフィも重要である。しかしながら、
周知の表面処理技術は、達成できる表面積の有効増大量
にいくらか限界がある。例えば、コンデンサにおいて依
然として非常に大きな改良ではあるが、半球グレインの
有効表面積の増大は40%に限られている。
【0014】また、傾斜材料付着技術を実施する研究も
いくつか行われている。しかしながら、傾斜式蒸着また
はスパッタリングは一般に、半導体加工用反応器の経済
的スループットに必要な大きなウェーハ面積にわたって
均一性不良をもたらした。この問題は、コリメートなし
のスパッタリングに関しては、ターゲット中のグレイン
の配向によって方向付けされるローブを一般に形成す
る、スパッタリング・ターゲットから放出される粒子の
軌道の不均一性に帰せられている。コリメート化スパッ
タリングでも、あるいはスパッタリング・ターゲットか
ら放出される粒子の好ましい角度を開発する試みでも、
材料が付着する付着表面に向かう粒子の指向性が約2c
mほどの短い距離で失われ、スパッタリング・ターゲッ
トからの距離が変化するときに、比較的均一な付着を受
けられる領域は限られている。
【0015】また、これまで実施されてきたトレンチ、
アパーチャ、その他の厳密な表面トポグラフィを充填す
るためのコリメート化スパッタリングと傾斜付着技術が
相互に排他的なプロセスであることにも留意されたい。
コリメーションには一般に1:1以上のアスペクト比
(付着率と粒子の指向性の程度との間のトレード・オフ
によって必要なときはこれより低いアスペクト比も使用
される)のアパーチャを有し、付着する粒子の軌道の角
度分布を限定するコリメーション・グリッドの使用が必
要である。ウェーハ表面の横寸法全体を覆うために傾斜
スパッタリングの間中コリメーション・グリッドをター
ゲットに貼付した場合、粒子軌道の角度をこのように限
定するには、ターゲットからウェーハまでかなりの距離
が必要となる。一般に行われてきたように、付着表面を
スパッタリング・ターゲットならびにコリメーション・
グリッドのコリメーションの方向に傾斜させる場合、付
着表面の異なる位置でスパッタリング・ターゲットから
付着表面までの距離にかなりの差が生じる。
【0016】このため、コリメート化スパッタリング
は、主に材料を付着する付着表面に直角の方向でだけ実
施され、その場合、このようなコリメータは表面付近に
配置されるので、ウェーハ表面を覆うコリメーション用
の「ハチの巣」パターンの六角形のセルを備えるグリッ
ドがしばしば形成される。したがって、直立構造の側壁
への付着を優先させることができ、傾斜した材料付着を
均一に提供でき、ウェーハの表面を覆って垂直な側壁上
にほぼ均一な付着を形成でき、あるいは側壁の部分間に
選択性を提供できる技術は、現時点ではない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、特にほぼ均一な付着速度で比較的広い面積にわ
たって傾斜コリメート化スパッタリングを実施する装置
と方法を提供することである。
【0018】本発明のもう一つの目的は、直立フィーチ
ャの側壁への材料付着を選択的に優先するスパッタリン
グの装置と方法を提供することである。
【0019】本発明のもう一つの目的は、側壁イメージ
転写技術におけるマスクとして単一のサブリソグラフィ
・フィーチャを製造できる装置と方法を提供することで
ある。
【0020】本発明のもう一つの目的は、これまで非常
に小さなサイズでは可能でなかった幾何形状を作成する
のに使用できる装置と方法を提供することである。
【0021】本発明のもう一つの目的は、非対称で選択
性の高い材料付着、または厳密なトポグラフィを覆う均
一性が改善された材料付着あるいはその両方を達成でき
る装置と方法を提供することである。
【0022】本発明のもう一つの目的は、これまで可能
であったよりも著しく材料の有効表面積を増大できる表
面処理の装置と方法を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の上記その他の目
的を達成するため、材料を付着させる表面とスパッタリ
ング・ターゲットの表面を本質的に互いに平行な向きに
向ける段階と、プラズマの存在下でスパッタリング・タ
ーゲットから材料の粒子を離脱させる段階と、前記表面
に対して90°未満の角度に向けた中心軸の周りの少な
くとも1つの座標方向に粒子の一部の軌道の分布を限定
する段階と、前記表面に前記粒子の少なくとも一部を付
着させる段階とを含む、表面に材料を付着させる方法が
提供される。
【0024】本発明の他の態様によると、互いに平行で
コリメーション・グリッドの表面に対してある角度に向
いた複数のスラットを含むコリメーション・グリッドが
提供される。
【0025】本発明の他の態様によると、互いに平行で
前記コリメーション・グリッドの表面に対してある角度
に向いた複数のスラットを有するコリメーション・グリ
ッドを含む、スパッタリングによって表面に材料を付着
させるための装置が提供される。
【0026】本発明の別の態様によると、ストラップ接
続を行うべき構造の上に凹部を形成する段階と、凹形フ
ィーチャの表面の第2部分をマスクするためにこの凹形
フィーチャの縁を使用して凹形フィーチャの表面の第1
部分にマスクをかぶせる段階と、前記凹形フィーチャの
第2部分に材料を付着させる段階とを含むプロセスによ
って形成されるストラップ接続を含む装置が提供され
る。
【0027】
【発明の実施の形態】次に図面、特に図1を参照する
と、現在トレンチ充填に使用されているようなコリメー
ト化スパッタリング用の従来のコリメーション・グリッ
ド(または、簡単に「コリメータ」)10が示してあ
る。図1のコリメーション・グリッドを含む、スパッタ
リング用反応器20の略断面図を図2に示す。米国特許
出願第08/036224号に継続された米国特許出願第07/6901
71号に記載されているように、コリメータ10は本質的
にアパーチャ26の配列を画定する比較的薄いウェブ2
4のネットワークを具備し、前記各アパーチャ26はそ
れぞれ1:1以上のアスペクト比を有し、これは充填す
べき凹部(例えばトレンチまたはアパーチャ)のアスペ
クト比に従って調整すると有利である。これは六角形ア
パーチャがハチの巣状に形成されるようにウェブ24を
配置することによって達成することが好ましい。この配
置によって、できるだけ多くのコリメータ表面を覆い、
しかも近接する入れ子と整合して、アパーチャの横寸法
の最大値と最小値の差が(例えば四角形アパーチャや三
角形アパーチャとは逆に)小さくなるようにアパーチャ
を近接して入れ子にすることが可能となる。この差はア
スペクト比の有効偏差を表す。また、このハチの巣状配
列はコリメーション・グリッド10に優れた構造上の頑
丈さを付与する。
【0028】図2に概略を示すようにスパッタリングを
実施するためにコリメーション・グリッド10を反応器
20中で使用する場合、プラズマ14からの粒子の衝突
によりターゲット12から侵食された材料粒子は、矢印
18で示すように広い軌道分布を有する。上で示したよ
うに、ターゲットからの粒子の放出角度は一般にターゲ
ット表面における材料グレインの結晶配置に応じてロー
ブ(lobe)に分布するが、本発明を理解する上で、この
軌道分布をランダムで一般に均一とみなすことができ
る。
【0029】ターゲットから侵食され、コリメータ10
中のアパーチャ24を通過できる角度よりも大きい角度
でコリメータに到達した粒子は(例えばコリメータへの
付着によって)遮断され、付着を意図した表面16へは
到達しない。したがって、矢印18'で示すように、コ
リメータ10を通過できる残りの粒子は、コリメータと
直交する方向を中心とする限定された軌道分布を有す
る。付着速度は表面への衝突角度に伴って変化し、直角
衝突で最大となるので、図3に示すように前記の軌道分
布はコリメータと平行な表面への付着を強く優先する。
【0030】図3に示す付着のシミュレーションから容
易に観察されるように、凹形フィーチャ30の中心32
における付着速度は、凹形フィーチャ30の周辺の表面
34への付着速度と非常に一致しており、凹形フィーチ
ャの側壁への付着速度よりもはるかに大きい。しかしな
がら、凹形フィーチャ底部を横切る付着の不均一性は全
く明らかである。この不均一性は主として、コリメータ
10からの入射粒子の軌道分布が、表面30'に垂直で
はない軌道に対する凹形フィーチャ自体の陰影効果の影
響も受けるためである。
【0031】この後者の効果は、凹形フィーチャ頂部付
近でのオーバーバードン36の発生を引き起こすが、そ
れも凹形フィーチャ底部における付着の不均一性を悪化
させる傾向がある。このシミュレーションでは小さく見
えるが、オーバーバードン36は凹形フィーチャが極め
て小さいときは相対的にずっと大きく、ひどい場合に
は、凹形フィーチャの充填完了前に凹形フィーチャを閉
鎖する恐れもある。なお、オーバーバードンの形状が動
的に変化するとスパッタされた粒子が衝突できる表面が
増大するため、付着の進行につれてオーバーバードンの
形成が加速することに留意されたい。
【0032】やはり容易に観察できるように、この複合
累進効果のため、凹形フィーチャの充填につれて円38
で示す領域のような凹形フィーチャの下隅において付着
速度がもっとも激しく低下する。材料層がフィーチャを
充填せず凹形フィーチャに付着する場合、下隅と凹形フ
ィーチャの側壁で膜厚が減少するため、この層が導電性
であれ絶縁性であれ、その電気的特性が激しく損なわれ
る。
【0033】次に図4を参照すると、傾斜コリメーショ
ン・グリッドまたはコリメータ110を含む本発明の反
応器100が、図2と同様に概略的に示してある。適当
な形状のコリメータ110の斜視図を図14に示す。前
記とほぼ同様に、同じ参照番号のスパッタリング・ター
ゲット12、プラズマ14、付着表面16が設けられて
いる。しかし、このコリメーション・グリッド110は
傾斜アパーチャ114を提供するように、コリメーショ
ン・グリッドの表面または平面に対してある角度で配置
したベーンまたはスラット118を備えて、好ましくは
スロットとして形成されている。このスロットは、付着
が実施される表面16に対してある角度でコリメーショ
ンを提供する。すなわち、本発明によるコリメーション
・グリッドの傾斜ベーンまたはスラットは、少なくとも
1つの中心軸の周りでのスパッタリング・ターゲットか
ら放出される粒子の少なくとも1つの座標方向における
軌道の分布を付着を意図する表面に対して90°未満の
角度に限定する。一側面のターゲット12及びプラズマ
14並びに反対側面の付着表面16からコリメーション
・グリッド110への間隔を均一にすると、付着表面ま
たはウェーハ全面にわたって付着の良好な規則性が得ら
れる。
【0034】スラット118の長い寸法の方向における
コリメータ・アパーチャのアスペクト比を制御するた
め、スロット114に区画を設けることができる。意図
する結果に応じて、次に論じるように、スロット114
中の区画の間隔とその寸法は、アパーチャのアスペクト
比を増大させることによって望まれるまたは必要とされ
るスパッタされた粒子の指向性を提供するように決定さ
れる。
【0035】したがって、コリメータの頂部と底部に従
うように区画を形成し、区画間の間隔をスロットの幅と
ほぼ等しくすると、スロットの長い寸法に平行な方向及
び直角の方向で同程度の指向性を確立するようなアパー
チャのアスペクト比が得られる。また、所望の指向性の
相対的程度に応じて、ハチの巣パターンまたは他の近接
入れ子式パターンにアパーチャを形成することも、区画
をすべて省略することも可能である。また、直交方向に
おける指向性の程度の差を選択的に強化するように、あ
るいはスパッタされた粒子全体中のある部分がそれに沿
ってほぼコリメートされる複数の方向を提供するよう
に、スロットをコリメータの平面内で弧状にまたは角度
をつけて作成できることも理解されたい。
【0036】図4のコリメータ110によって提供され
る傾斜コリメーションは、理想的には、図5に断面図で
示すような付着をもたらす。最初の議論をわかりやすく
するため、表面120は約0.66のアスペクト比を有
する凹形フィーチャを備えて形成され、あるいはその代
わりに適度に分離された直立フィーチャを備えて形成さ
れていると考えることができる。この例では付着角度
は、矢印125で示すように45°である。
【0037】その結果、表面120の部分がウェーハ1
20'またはその表面を提示する物体の主寸法に平行で
あろうと直角であろうと、これによって得られる材料の
付着は付着方向において非常に均一となる。先に図3に
関して論じたような凹部の下隅における不均一性は生じ
ず、オーバーバードンの形成による悪化も起こらない。
また、表面120の凹部部分は、破線127で示すよう
に、表面120の他の直立部分によってスパッタされた
粒子の衝突から有効に遮蔽または保護されることに留意
されたい。入射粒子が充分にかつ完全にコリメートされ
た場合にだけ、図示したように個々の凹部の保護された
部分は位置121における付着によってわずかしか変化
せず、観察できる付着物のトウ122における付着の形
状をわずかしか変化させない。すなわち、本発明及び本
発明の方法は厳密なトポグラフィを有する表面への非対
称の付着の可能性を提供する。
【0038】図6〜図8はコリメータ110内に形成さ
れたスロット114の異なる角度によって得られるスパ
ッタされた粒子の異なる衝突角度での付着のシミュレー
ションを示す。このシミュレーションは図5の理想化し
た図では省略した、コリメータ110によって確立され
る角度の周りの軌道の分布も考慮に入れてある。図6〜
8は全て表面トポグラフィが1:1のアスペクト比を有
する凹形フィーチャを含むと仮定している。
【0039】具体的には、図7は、凹部のアスペクト比
と、図5では理想化してある衝突角度付近での軌道の分
布を除き図5と一致する。したがって、図5の線127
は凹部の底隅と交差する。付着物は側壁底部付近でわず
かに薄くなっているだけで、頂部と一側壁上では極めて
均一で平らに見える。(衝突が特定の角度からのみであ
る理想的コリメーションからの)軌道の分布は、凹部の
底部上の付着物のトウ124において小さく比較的薄い
付着物をもたらす。121における膜厚の増大は明らか
であるが、124においてはほとんど影響が見られな
い。いずれにせよ、この影響はトウ領域124において
膜厚を減少させる。側壁付着物の先細部分を含むトウ領
域124の広がりは、コリメータのアスペクト比を増大
させることによって限定できるが、代償として付着速度
が低下する。
【0040】衝突分布の中心角度を例えば図6に示すよ
うに60°に変更した場合、頂面付着物と側壁付着物は
共に極めて均一であるが、凹部の底部のトウ領域全体で
膜厚が変化している(頂面付着が優先される)。トウ領
域は(例えばブロック・アウト・マスクを使用した)反
応性イオン・エッチングなどの異方性エッチングによっ
て除去でき、頂面付着物は同じまたは同様のエッチング
・プロセス、または化学/機械研磨プロセスなどによる
平坦化によって除去できるので、側壁付着の均一性が設
計にとって決定的である場合にこの形態の付着が好まし
くなる。
【0041】逆に、衝突分布の中心角度を、例えば図8
に示すように30°に変更した場合は、凹部の底部には
ほとんど付着が生じなくなる。図7と比較して側壁の膜
厚は増大し、頂面の膜厚は減少する。後で論じる本発明
の可能ないくつかの応用例に関してさらに重要なこと
に、このような角度の変化と凹部のアスペクト比によ
り、リソグラフィを使用せずに側壁の部分のマスキング
が可能となる。同様に、図6及び図7でトレンチ底部に
形成された付着物は、後でキャパシタ構造の形成に関し
てより詳細に述べるが、サブリソグラフィ・マスキング
に使用できる。
【0042】したがって、要約すると、傾斜スロットを
有するコリメータを使用することにより、スパッタされ
た材料の側壁付着物の均一性または制御あるいはその両
方、ならびに表面のトポグラフィ・フィーチャ上の非対
称性付着が改善される。最小フィーチャ・サイズを限定
し厳密なプロセス許容差を含むリソグラフィ・プロセス
によらずに、凹部の隅への充填が改善でき、凹部側壁の
選択部分への付着が達成できる。
【0043】傾斜コリメート化スパッタリングの前記の
利点を利用して、表面のトポグラフィ・フィーチャ上に
対称付着物を形成することもできる。図9に、概略的に
示した反応器内の所定の位置にあるコリメータ110の
変形形態160の概略図を示す。この場合、コリメータ
160は逆の角度で傾斜したベーンまたはスラット16
1、162を備えて形成され、対称なコリメート化粒子
軌道を提供する。しかし、付着表面のフィーチャのトポ
グラフィに応じて異なる角度が使用できる。付着表面全
体にわたって結果の均一性を提供するために、コリメー
タ160及びスパッタリング・ターゲット12は、付着
表面またはウェーハと比較してサイズが大き目(または
複数のターゲットまたはコリメータあるいはその両方を
使用する)のほうが好ましいと考えられる。コリメータ
160の各側面から現れる粒子は幾分広がるので、コリ
メータの各側面が付着表面よりも幾分小さいことは許容
できる。また、反応器の配置は図4に関して先に述べた
ものと同様である。
【0044】コリメータ160を使用した結果生じる材
料の付着は、図6ないし図8に関して先に検討したもの
と同様であるが、直立フィーチャの両側に対称的に生
じ、それに応じてベーン角度を選択すべきである。異な
る角度のベーン161、162を使用する場合、付着物
は非対称になるが、それにもかかわらず、図6〜図8の
異なる効果の重ね合わせを近似する。コリメータの個々
の側面から生じるスパッタされた粒子のコリメート・ビ
ームは相互にそれほど著しく干渉せず、その結果は、凹
形フィーチャの角度とアスペクト比に応じて対称的に複
製され重ね合わされる。同様に、コリメータ160の各
側面の異なるベーン角度は、各トレンチ側壁上で異なる
形状の付着物を提供する。
【0045】複数の凹形フィーチャ間の頂面への付着は
コリメータ160の両側に帰せられる成分を有すること
に留意すべきである。したがって、付着表面に対してよ
り鋭い角度の粒子軌道を生成するベーン角度が、ほとん
どの場合、反対の角度に傾斜したベーンを有するコリメ
ータに適している。同じ理由により、付着の形状は表面
トポグラフィに強く依存する。図10に示すように、約
60°のベーン角度を、アスペクト比を低くした凹部
(または分離間隔を増大させた直立フィーチャ)と組み
合わせて使用する場合、凹部の底部隅における表面膜厚
を薄くせずに、表面全体にわたって極めて均一な付着が
達成される。トウ領域の形成は相補的であるので、凹部
の底部への付着は、複数の凹部間の頂面への付着よりは
やや薄いが、ほぼ均一である。
【0046】高いアスペクト比またはごく小さい凹部で
コリメータ160を使用する場合、特に、ベーンからよ
り鋭角の粒子軌道が付着表面に対して同様に鋭角に出て
いる場合、凹部の下方部分に顕著な付着なしで、直立フ
ィーチャ上にキャップ163が形成される。また、望む
ならば、この付着を前記鋭角と一緒に使用して、凹部の
頂部を閉じることができる。さらに、付着の後に化学機
械研磨などの平坦化を行う場合、図12に示すようなT
字形構造を形成することができる。この構造はある種の
マイクロマシン及び真空管の原理で動作する回路素子に
有用である。
【0047】図13に本発明のもう一つの変形形態の概
略図を示す。この場合、コリメータ・ベーンは、表面1
6への粒子衝突角度が非常に浅くなるように配置され
る。表面16に対して約15°未満の角度を使用する
時、材料は比較的多孔性のテクスチャを有する長い繊維
状の形態72で付着する。この繊維は粒子軌道の方向と
ほぼ平行に傾斜する。この効果について特定の理論に固
執するつもりはないが、各付着粒子71を小さな直立フ
ィーチャと見なすことによって、このプロセスは視覚化
できると思われる。90°に近い角度で付着速度が増大
することを想起すると、前記の各付着粒子71は、付着
表面の他の領域73を他のスパッタ粒子による接触から
遮蔽しながら、かつ他の粒子の付着に好ましい表面(例
えば側壁)を提供する。このため、もちろん図示された
ベーンよりも鋭角のベーン161、162を有すると仮
定して、図9に示すような反対の角度に傾斜したベーン
を有するコリメータから、間の空間が広くなった、より
まっすぐなカラムが期待される。
【0048】その結果得られる表面テクスチャは、大変
広くなった有効表面積を有する。したがって、本発明に
よるこの表面処理プロセスは、コンデンサ、触媒、粒子
検出器、液体フィルタ、太陽電池、その他多くの種類の
装置など、有効表面積の影響を受けるいかなる目的にも
有用である。
【0049】トレンチまたはアパーチャまたはアスペク
ト比が特に高い他の凹形フィーチャの充填が望まれる場
合、図9のコリメータの代わりに、回転または他の方法
によって、コリメータと付着表面との間で相対運動を起
こさせることも可能である。この場合、図14に示すよ
うな円形に形成されたコリメータ180が好ましいと考
えられ、これによってコリメータを付着表面とほぼ直交
する軸の周りを矢印181で示す方向に回転することが
可能となる。このコリメータが回転する機構、または反
応器中で支持される機構は、本発明の実施にとって重要
な要素ではなく、当業者には容易に理解されるものであ
る。コリメータ・ベーン角度は45〜60°の範囲内で
あることが好ましい。したがって、この付着は図7また
は図6と類似しているが、回転対称のプロフィルとな
る。
【0050】45°の角度に傾斜したベーンまたはスラ
ットを有する回転コリメータによって達成される付着プ
ロフィルのシミュレーションを図15に示す。図を見る
とわかるように、オーバーバードンは限定され、凹形フ
ィーチャの底部と側壁への付着は極めて類似している。
このベーン角度を使用して凹形フィーチャの底部と側壁
への相対的付着速度を相対的に調整することができると
期待される。さらに、この小さなオーバーバードンは、
コリメータのスロットに区画を設けてベーンまたはスラ
ット182と平行な方向のスロットのアスペクト比を大
きくすることによってさらに減少させることができる。
また、凹形フィーチャの周りの表面への付着が凹形フィ
ーチャ内部よりも迅速に進行することにも留意された
い。したがって、この技術を使用して凹形フィーチャの
アスペクト比を大きくすることができる。
【0051】コリメータ110、160または180の
代替形態200を、図16に概略図で示した反応器内の
所定の位置に示す。このコリメータは回転させてもよく
または回転させなくてもよく、いずれの場合も結果は同
様であると予想される。フィーチャが直立であれ凹形で
あれ、付着表面に平行な、直交する両方向での寸法が同
じ位であればコリメータが回転することが好ましく、フ
ィーチャが細長ければ、おそらく静止型コリメータ(区
画のないもの)が好ましいであろう。
【0052】コリメータ200はコリメータ160と同
様に反対の角度で傾斜するベーンを有し、中心部分20
2が付着表面に対して90°の角度でコリメーションを
提供する。このコリメータは図1のコリメータに反対の
角度で傾斜するベーンを付加したものとも考えられる。
このコリメータとターゲットは、コリメータの採択角度
(acceptance angle)、コリメータのアスペクト比、付
着表面のサイズ等を考慮に入れて、コリメータ160に
関して先に議論したのと同様に寸法設定すべきである。
例示的な採択角度とそれに対応する粒子軌道の分布を破
線201で示す。
【0053】コリメータ200の付着に及ぼす効果は、
基本的に図3に示した付着プロフィルに対するコリメー
タ160の諸効果(例えば図6ないし図8の対称的反
射)の重ね合わせである。したがって、かなり急勾配の
コリメーション角度を選択する場合、凹形フィーチャ底
部への先細の付着(例えば図7)が、図3の付着プロフ
ィルの望ましくない部分(例えば38)を補完し、トレ
ンチ充填の改善と付着の均一性が達成できる。さらにコ
リメータの採択角度を示す破線201から理解できるよ
うに、コリメータの各部分からの付着は相補的であり、
その結果、縁部を含めてウェーハの全領域にわたって非
常に均一な付着が得られる。
【0054】コリメータ200のもう1つの変形例とし
て、中心部202も反対の角度で傾斜するベーンを備え
て形成することができるが、粒子軌道の角度がコリメー
タの外側部分203よりも急勾配(例えば70〜80
°)になるような角度とする。そうすると、その結果得
られる付着プロフィルは、先に検討した図6〜図8と同
様のプロフィルの重ね合わせとなり、ウェーハ縁部付近
の付着プロフィルの調整に特に有用となる可能性があ
る。
【0055】以上を要約すると、傾斜コリメーションに
よるスパッタリングは、凹形フィーチャの底部と側壁
(またはその一部分)の間の選択性を提供し、望むなら
ば後者を優先する技術を提供する。同じ付着プロセスで
異なるコリメーション角度を用いると、各角度における
付着を重ね合わせる効果があり、複数の角度のいずれに
おいても自由にコリメーションを行うことができる。傾
斜コリメータにおけるアパーチャのアスペクト比は直交
する両方向における粒子軌道の角度分布を制御するため
区画によって調節できる。また、コリメーションを回転
させると円形または四角形のアパーチャなどの凹形フィ
ーチャの充填の均一性も向上する。
【0056】次に図17から図24を参照すると、サブ
リソグラフィ寸法のコンデンサ及びコンデンサへのスト
ラップ接続の形成の例示的な一連のプロセス段階におけ
る本発明の効果が断面図で示されている。コンデンサ構
造の製造の第1段階を図17に示す。単結晶シリコンの
例示的基板210は、酸化物側壁スペーサ211を備え
る多結晶シリコン・ノード214で分離された深いトレ
ンチ215であると仮定する。トレンチの上のアパーチ
ャはトレンチが充填されるときに付着できる酸化シリコ
ンなどの材料で充填してあると仮定する。また、この構
造は基板210表面までトレンチを充填した後に平坦化
してあるとも仮定する。
【0057】ノード214をサブリソグラフィのサイズ
にして、トレンチ215が最小リソグラフィのフィーチ
ャ・サイズで形成できることに留意されたい。本発明の
利益を理解するには、スペーサ211がリソグラフィ・
プロセスで達成できるよりも大幅に小さな横寸法を有す
ることにさえ留意すればよい。
【0058】次に図18を参照すると、例えば基板と酸
化シリコンとの間で選択性のある反応性イオン・エッチ
ングによって、充填材料は213の選択的エッチ・バッ
クが行われる。これによって、充填材料213の残りの
層の上に凹形フィーチャ216が形成される。このエッ
チ・バック・プロセスの後、図19に示すように酸化シ
リコンのブランケット層217を、例えば化学気相付着
によって付着させる。
【0059】次に、図4及び図5に関して先に述べた本
発明の簡単な応用例に従って、金属などの材料を傾斜コ
リメート化スパッタリングによって凹形フィーチャの一
部分に選択的に付着させ、リソグラフィ・プロセスで得
られる寸法より小さい解像度と位置合せ精度を有するマ
スク218を形成する。このマスクの形成は、本質的に
自己位置合せ式プロセスであって、マスクの正確な位置
合わせに何の手順も不要である。凹形フィーチャの底部
におけるマスク縁部の位置は、全く凹形フィーチャの深
さ(上記のように、付着中に付着膜厚の増大につれてわ
ずかに変化する)とコリメート化スパッタリングが実施
される角度との関数である。
【0060】金属または他の材料のマスク218に従っ
て、例えば反応性イオン・エッチング(RIE)によっ
て異方性エッチングを行って、酸化物217(図19と
図20)を開口させ、図21に示すように左側トレンチ
に関連する残った充填物213'を除去することにより
ポリシリコン211'の比較的大きい接触領域を形成す
る。この異方性エッチングの後、例えばフッ化水素緩衝
液(BHF)を用いて等方性エッチングを行って、図2
2に示すように側壁の酸化物217'を除去する。この
プロセス中に、図のように金属マスクのアンダーカット
が若干起こるが、このプロセスにおいては余り重要では
ない。次に、図23に示すように、金属マスク218を
剥がし、露出シリコンには付着するが露出酸化物には付
着しないシリコン219の選択的化学気相付着によって
厳密なトポグラフィの上にストラップ接点219を形成
することができる。あるいは、金属の傾斜コリメート化
スパッタリングによって、左側からではなく右側からで
ある点を除いて図20に関して論じたのとほぼ同様にし
て、このような厳密なトポグラフィの上に金属ストラッ
プ接点219'を形成することもできる。
【0061】上記の二つの代替方法の間に、シリコンの
選択的付着は高温プロセスであり金属が存在する場合は
行うべきではなく、したがって、金属マスクとその他の
表面メタライゼーションを除去することが必要となるこ
とに留意されたい。次に、周知の技術による後続の金属
付着段階によって表面導体を形成する。ただし、ストラ
ップ接続を形成するために後者の傾斜付着を使用する場
合は、基板または層210と上層217の上面にも金属
のブランケット層220を形成する。次にこのメタライ
ゼーションをマスクを用いてパターン化して、コンデン
サへの表面接続を形成することができる。
【0062】望むならばトレンチの両側にストラップを
形成するために、図17ないし図24に示したプロセス
を繰り返して、凹部の右側のトレンチへも同様の接続を
形成することができることを理解されたい。したがっ
て、本発明は、サブリソグラフィ寸法のフィーチャを形
成するためのマスクの製作と厳密なトポグラフィの上へ
のコネクタ及び絶縁体の形成を含む集積回路の形成にお
けるいくつかの重要な問題を解決するためのいくつかの
技術を提供することが分かる。また、本発明はサブリソ
グラフィ寸法に適用されるが、上記のマスキング・プロ
セスは自己位置合わせ式であり、いかなるサイズでもリ
ソグラフィを使用せずにマスクの製作に使用できること
を理解されたい。すなわち、本発明は、リソグラフィ・
プロセスに固有のマスクの厳密な位置合わせを行うため
の段階が不必要であるので、自己位置合わせ式にかつサ
ブリソグラフィ寸法で形成される多くのマスキング・プ
ロセスを簡略化することができる。
【0063】完全を期するために、次にやはりサブリソ
グラフィ寸法のフィーチャ形成に使用される側壁イメー
ジ転写技術に関する本発明の利点が充分に理解できるよ
うに図25と図26を参照する。例えば、一般にマンド
レルと呼ばれる、表面231上の直立フィーチャ230
を考えてみる。周知の付着技術と化学/機械研磨技術の
併用によって、図25に示すようにマンドレルの側面に
側壁フィーチャを形成することができる。しかしなが
ら、ブロックアウト・リソグラフィ技術によってマンド
レル及び関連する側壁付着物の端部とが除去できるとし
ても、マンドレルの周囲の閉じた幾何形状は、リソグラ
フィのフィーチャ・サイズの限界付近の最小寸法で形成
されていた場合、側壁イメージ転写によって形成される
いかなるフィーチャも対として形成されることを必要と
する。多くの有用な構造がフィーチャの対を含むが、非
常に微細な導体など、側壁イメージ転写によって単一の
フィーチャを形成する技術はこれまでなかった。
【0064】しかしながら、本発明は、傾斜スパッタリ
ングからマンドレルの単一側壁への極めて優先的な付着
を可能にすることによって、図26に示すように、マン
ドレルの一側壁だけに、または選択された複数の側壁に
単一フィーチャをサブリソグラフィ寸法で形成すること
ができる。例えば高度にコリメートされた傾斜スパッタ
リングは、マンドレルの一つの側面に、他のどこかに偶
然に付着するよりずっと厚い材料を優先的に形成するこ
とができる。付着膜厚の差により、他のいかなる前記の
偶然の付着も等方性エッチングによって容易に除去でき
る。また、同じプロセスで、マンドレルの二つの側面が
入射粒子にさらされるようにマンドレルの「フットプリ
ント」に対してある角度で傾斜コリメート化スパッタリ
ングを実施することによって、マンドレルの二つの側面
に付着物を形成することもできる。また、場合によって
は異なる高さの相互に間隔を置いたマンドレルを使用す
ると、陰影効果を利用して、潜在的に図12に示すよう
な構造を形成すると共に、ウェーハ表面に平行なパター
ンを成端させることもできる。
【0065】先に示唆したように、コリメータ中の傾斜
スラット(例えばシェブロン形のスラット)はマンドレ
ルの三つの側面に優先的に付着物を形成することもでき
る。回転式コリメータの振動回転によってもこのような
効果が達成できる。また、側壁付着物の相対膜厚は、露
出したマンドレル表面の角度、異なるコリメーション方
向を有するコリメータの相対面積、相対的コリメーショ
ン度(例えば異なるコリメーション方向におけるアスペ
クト比の調節)、回転式コリメータの振動運動または回
転運動の変化、またはこれらの技術の組み合わせによっ
ても調節できる。先に指摘したように、角度またはその
他の技術の組み合わせを用いるときの本発明の効果は、
個々に実施した技術の効果の重ね合わせとなる。したが
って、本発明の記述に照らせば、何らかの形の優先的付
着を達成するのに適したコリメーション配置の設計は、
当業者には容易に明らかであろう。
【0066】以上に鑑みて、本発明は、厳密なトポグラ
フィを含む表面に付着を行うときでも、はるかに改善さ
れた均一性を達成できる技術を提供することが分かる。
その上、側壁表面を含むいかなる表面への付着も、選択
的に優先的なものにすることができ、はるかに柔軟な設
計及び製造プロセスが提供され、非対称の付着物及び単
独のSITフィーチャならびに以前は不可能であったそ
の他の幾何形状が形成できる。また、本発明によってリ
ソグラフィ・プロセスに代わる自己位置合わせ式の簡略
な方法が提供され、これらのプロセスをサブリソグラフ
ィ寸法まで拡張できる。
【0067】本発明を単一の好ましい実施形態に関して
説明してきたが、本発明が添付の特許請求の範囲の精神
及び範囲内で修正を加えて実施できることが当業者には
理解されよう。例えば、本発明は極めて小さな構造及び
厳密なトポグラフィでの使用に限定されるものではな
く、鋸やドリルの刃だけに、あるいはタービン・ブレー
ドやその他の装置、特にその上に反復形状が形成された
装置に材料を付着させるのにも使用できる。
【0068】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0069】(1)前記表面とスパッタリング・ターゲ
ットの表面を互いに平行に配向させる段階と、プラズマ
の存在下で前記スパッタリング・ターゲットから材料の
粒子を離脱させる段階と、前記粒子の一部分の軌道の分
布を、前記表面に対して90°未満の角度に配向した中
心軸の周りの少なくとも1つの座標方向に限定する段階
と、前記粒子の少なくとも一部を前記表面上に付着させ
る段階とを含む、表面に材料を付着させる方法。 (2)前記粒子分布が前記限定段階によって直交する2
つの座標方向に限定されることを特徴とする、上記
(1)に記載の方法。 (3)前記中心角が前記表面に対して30°〜60°に
配向されることを特徴とする、上記(1)に記載の方
法。 (4)前記中心角が前記表面に対して15°未満に配向
されることを特徴とする、上記(1)に記載の方法。 (5)前記表面が複数の直立または凹形フィーチャを含
み、前記方法がさらに、少なくとも一個のフィーチャの
少なくとも一部分を、前記少なくとも一個のフィーチャ
の別の部分と前記複数のフィーチャのうちの別のフィー
チャの一部分とでマスクする段階と、前記粒子の少なく
とも一部を前記マスク段階によって露出した少なくとも
一個のフィーチャの他の一部分上に付着させる段階とを
含むことを特徴とする、上記(1)に記載の方法。 (6)前記フィーチャが直立マンドレル・フィーチャで
あり、前記方法がさらに、前記粒子の一部を少なくとも
一個のフィーチャの前記部分に付着したまま維持しなが
ら、前記直立マンドレル・フィーチャを除去する段階を
含むことを特徴とする、上記(5)に記載の方法。 (7)少なくとも一個のフィーチャの前記部分上に付着
した前記粒子の一部を除去する段階をさらに含むことを
特徴とする、上記(5)に記載の方法。 (8)前記除去段階が、前記少なくとも一個のフィーチ
ャの頂部に付着した一部の粒子を除去する段階を含むこ
とを特徴とする、上記(7)に記載の方法。 (9)前記軌道の分布の前記中心軸の配向を変更する段
階をさらに含むことを特徴とする、上記(1)に記載の
方法。 (10)前記中心軸の配向を変更する前記段階が、前記
表面とほぼ直交する軸の周りで前記中心軸を回転させる
ことによって実施されることを特徴とする、上記(9)
に記載の方法。 (11)前記粒子の別の一部分の軌道の分布を、前記表
面に対して90°未満の角度に向いた中心軸の周りの少
なくとも1つの座標方向に限定する段階と、前記粒子の
前記別の一部分の少なくとも一部を前記表面に付着させ
る段階とをさらに含むことを特徴とする、上記(1)に
記載の方法。 (12)コリメーション・グリッドの表面に対してある
角度で互いに平行に配向させた複数のスラットを含むコ
リメーション・グリッド。 (13)前記グリッドの前記表面に対して別の角度で互
いに平行に配向させた複数のスラットをさらに含むこと
を特徴とする、上記(12)に記載のコリメーション・
グリッド。 (14)前記の別の角度が前記角度の逆であることを特
徴とする、上記(13)に記載のコリメーション・グリ
ッド。 (15)コリメーション・グリッドの表面に対してある
角度で互いに平行に配向させた複数のスラットを有する
コリメーション・グリッドを含む、スパッタリングによ
って表面に材料を付着させる装置。 (16)前記表面とほぼ直交する軸の周りで前記グリッ
ドを回転させる手段をさらに含むことを特徴とする、上
記(15)に記載の装置。 (17)ストラップ接続を行うべき構造の上に凹部を形
成する段階と、前記凹部フィーチャの縁部を用いて前記
凹部フィーチャ内の前記表面の別の部分をマスクするこ
とにより、前記凹部フィーチャの表面の一部分にマスク
をかける段階と、前記凹部フィーチャの前記別の部分に
材料を付着する段階とを含むストラップ接続を有する装
置を形成する方法。 (18)前記材料付着段階が、前記凹形フィーチャ内の
前記表面の前記部分をマスクするために前記凹形フィー
チャの別の縁を使用する傾斜スパッタリングによって実
施されることを特徴とする、上記(17)に記載の方
法。 (19)前記マスクを除去する段階をさらに含み、前記
材料付着段階が選択的付着によって実施されることを特
徴とする、上記(17)に記載の方法。 (20)マスクを施す前記段階の前に前記凹形フィーチ
ャ内に酸化物を付着させる段階と、前記マスクに従って
少なくとも前記酸化物を除去する段階と、前記マスクを
除去する段階とをさらに含むことを特徴とする、上記
(17)に記載の方法。 (21)前記材料付着段階が選択的化学気相付着によっ
て実施されることを特徴とする、上記(20)に記載の
方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知のトレンチ充填用コリメータの斜視図であ
る。
【図2】コリメート化スパッタリングによる周知のフィ
ーチャ充填用反応器の略断面図である。
【図3】図1及び図2の装置によって凹部に付着させた
材料の断面図である。
【図4】本発明による傾斜スパッタリングを実施させる
ための反応器の略断面図である。
【図5】図4と同様の装置を用いて厳密なトポグラフィ
を有する表面に形成した付着物の理想化した断面図であ
る。
【図6】図3の装置で実施される異なる入射角(60
°)の粒子軌道を備えて形成される付着物をシミュレー
トした断面図である。
【図7】図3の装置で実施される異なる入射角(45
°)の粒子軌道を備えて形成される付着をシミュレート
した断面図である。
【図8】図3の装置で実施される異なる入射角(30
°)の粒子軌道を備えて形成される付着をシミュレート
した断面図である。
【図9】本発明の他の実施形態である、傾斜コリメータ
の変形を使用した反応器の略断面図である。
【図10】図9に示す実施形態の傾斜コリメータによっ
て得られる付着プロフィルの断面図である。
【図11】図9に示す実施形態の傾斜コリメータによっ
て得られる付着プロフィルの断面図である。
【図12】図11に示す付着プロフィルをさらに加工す
ることによって達成できる構造の断面図である。
【図13】特に表面処理へ適応される本発明の他の実施
形態を示す略断面図である。
【図14】特に厳密なトポグラフィを有する表面上の付
着膜厚の均一性を増すように特に適合された本発明によ
るコリメータの斜視図である。
【図15】図14のコリメータと方法を用いて形成した
付着物をシミュレートした断面図である。
【図16】本発明によるコリメータの別の変形例を示す
図である。
【図17】本発明に従って、リソグラフィ段階を経ず
に、したがって潜在的にサブリソグラフィ・サイズで形
成された接点用のストラップ構造を含むトレンチ・コン
デンサの製造の一段階を示す断面図である。
【図18】本発明に従って、リソグラフィ段階を経ず
に、したがって潜在的にサブリソグラフィ・サイズで形
成された接点用のストラップ構造を含むトレンチ・コン
デンサの製造の一段階を示す断面図である。
【図19】本発明に従って、リソグラフィ段階を経ず
に、したがって潜在的にサブリソグラフィ・サイズで形
成された接点用のストラップ構造を含むトレンチ・コン
デンサの製造の一段階を示す断面図である。
【図20】本発明に従って、リソグラフィ段階を経ず
に、したがって潜在的にサブリソグラフィ・サイズで形
成された接点用のストラップ構造を含むトレンチ・コン
デンサの製造の一段階を示す断面図である。
【図21】本発明に従って、リソグラフィ段階を経ず
に、したがって潜在的にサブリソグラフィ・サイズで形
成された接点用のストラップ構造を含むトレンチ・コン
デンサの製造の一段階を示す断面図である。
【図22】本発明に従って、リソグラフィ段階を経ず
に、したがって潜在的にサブリソグラフィ・サイズで形
成された接点用のストラップ構造を含むトレンチ・コン
デンサの製造の一段階を示す断面図である。
【図23】本発明に従って、リソグラフィ段階を経ず
に、したがって潜在的にサブリソグラフィ・サイズで形
成された接点用のストラップ構造を含むトレンチ・コン
デンサの製造の一段階を示す断面図である。
【図24】本発明に従って、リソグラフィ段階を経ず
に、したがって潜在的にサブリソグラフィ・サイズで形
成された接点用のストラップ構造を含むトレンチ・コン
デンサの製造の一段階を示す断面図である。
【図25】従来の側壁イメージ転写技術によるリソグラ
フィ・フィーチャの形成を示す斜視図である。
【図26】本発明の装置と方法を利用した側壁イメージ
転写を示す斜視図である。
【符号の説明】
12 ターゲット 14 プラズマ 16 付着表面 100 反応器 110 コリメータ 114 傾斜アパーチャ 118 スラット 120 表面 120' ウェーハ 122 トウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドナルド・マックアルパイン・ケニー アメリカ合衆国05482 バーモント州シェ ルバーンバーチ・ロード 18 (72)発明者 トマス・ジョン・リカタ アメリカ合衆国12540 ニューヨーク州ラ グランジェヴィル パトリック・ドライブ 11 (72)発明者 ジェームズ・ガードナー・ライアン アメリカ合衆国06470 コネチカット州ニ ュートンボッグズ・ヒル・ロード 100

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前記表面とスパッタリング・ターゲットの
    表面を互いに平行に配向させる段階と、 プラズマの存在下で前記スパッタリング・ターゲットか
    ら材料の粒子を離脱させる段階と、 前記粒子の一部分の軌道の分布を、前記表面に対して9
    0°未満の角度に配向した中心軸の周りの少なくとも1
    つの座標方向に限定する段階と、 前記粒子の少なくとも一部を前記表面上に付着させる段
    階とを含む、表面に材料を付着させる方法。
  2. 【請求項2】前記粒子分布が前記限定段階によって直交
    する2つの座標方向に限定されることを特徴とする、請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記中心角が前記表面に対して30°〜6
    0°に配向されることを特徴とする、請求項1に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】前記中心角が前記表面に対して15°未満
    に配向されることを特徴とする、請求項1に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】前記表面が複数の直立または凹形フィーチ
    ャを含み、前記方法がさらに、 少なくとも一個のフィーチャの少なくとも一部分を、前
    記少なくとも一個のフィーチャの別の部分と前記複数の
    フィーチャのうちの別のフィーチャの一部分とでマスク
    する段階と、 前記粒子の少なくとも一部を前記マスク段階によって露
    出した少なくとも一個のフィーチャの他の一部分上に付
    着させる段階とを含むことを特徴とする、請求項1に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】前記フィーチャが直立マンドレル・フィー
    チャであり、前記方法がさらに、 前記粒子の一部を少なくとも一個のフィーチャの前記部
    分に付着したまま維持しながら、前記直立マンドレル・
    フィーチャを除去する段階を含むことを特徴とする、請
    求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】少なくとも一個のフィーチャの前記部分上
    に付着した前記粒子の一部を除去する段階をさらに含む
    ことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記除去段階が、前記少なくとも一個のフ
    ィーチャの頂部に付着した一部の粒子を除去する段階を
    含むことを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記軌道の分布の前記中心軸の配向を変更
    する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記
    載の方法。
  10. 【請求項10】前記中心軸の配向を変更する前記段階
    が、 前記表面とほぼ直交する軸の周りで前記中心軸を回転さ
    せることによって実施されることを特徴とする、請求項
    9に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記粒子の別の一部分の軌道の分布を、
    前記表面に対して90°未満の角度に向いた中心軸の周
    りの少なくとも1つの座標方向に限定する段階と、 前記粒子の前記別の一部分の少なくとも一部を前記表面
    に付着させる段階とをさらに含むことを特徴とする、請
    求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】コリメーション・グリッドの表面に対し
    てある角度で互いに平行に配向させた複数のスラットを
    含むコリメーション・グリッド。
  13. 【請求項13】前記グリッドの前記表面に対して別の角
    度で互いに平行に配向させた複数のスラットをさらに含
    むことを特徴とする、請求項12に記載のコリメーショ
    ン・グリッド。
  14. 【請求項14】前記の別の角度が前記角度の逆であるこ
    とを特徴とする、請求項13に記載のコリメーション・
    グリッド。
  15. 【請求項15】コリメーション・グリッドの表面に対し
    てある角度で互いに平行に配向させた複数のスラットを
    有するコリメーション・グリッドを含む、スパッタリン
    グによって表面に材料を付着させる装置。
  16. 【請求項16】前記表面とほぼ直交する軸の周りで前記
    グリッドを回転させる手段をさらに含むことを特徴とす
    る、請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】ストラップ接続を行うべき構造の上に凹
    部を形成する段階と、 前記凹部フィーチャの縁部を用いて前記凹部フィーチャ
    内の前記表面の別の部分をマスクすることにより、前記
    凹部フィーチャの表面の一部分にマスクをかける段階
    と、 前記凹部フィーチャの前記別の部分に材料を付着する段
    階とを含むストラップ接続を有する装置を形成する方
    法。
  18. 【請求項18】前記材料付着段階が、前記凹形フィーチ
    ャ内の前記表面の前記部分をマスクするために前記凹形
    フィーチャの別の縁を使用する傾斜スパッタリングによ
    って実施されることを特徴とする、請求項17に記載の
    方法。
  19. 【請求項19】前記マスクを除去する段階をさらに含
    み、 前記材料付着段階が選択的付着によって実施されること
    を特徴とする、請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】マスクを施す前記段階の前に前記凹形フ
    ィーチャ内に酸化物を付着させる段階と、 前記マスクに従って少なくとも前記酸化物を除去する段
    階と、 前記マスクを除去する段階とをさらに含むことを特徴と
    する、請求項17に記載の方法。
  21. 【請求項21】前記材料付着段階が選択的化学気相付着
    によって実施されることを特徴とする、請求項20に記
    載の方法。
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