JPH08332838A - 自動車用レジスタ構造 - Google Patents
自動車用レジスタ構造Info
- Publication number
- JPH08332838A JPH08332838A JP14344195A JP14344195A JPH08332838A JP H08332838 A JPH08332838 A JP H08332838A JP 14344195 A JP14344195 A JP 14344195A JP 14344195 A JP14344195 A JP 14344195A JP H08332838 A JPH08332838 A JP H08332838A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrel
- barrel body
- bezel
- auxiliary
- retainer portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い送風効率を確保し、性能を向上する自動
車用レジスタ構造を提供する。 【構成】 送風空気を出す送風口12を有すると共に、
この送風口12付近をリテーナ部13として構成したベ
ゼル11と、リテーナ部13内で縦振りし得るようにベ
ゼル11に回動可能に軸支したバレル本体16と、バレ
ル本体16の奥側に位置するようにバレル本体16と共
軸に回動可能に支持した補助バレル17,18と、を備
え、リテーナ部13の円弧状内壁13a,13bに沿っ
て、バレル本体16及び補助バレル17,18を回動さ
せると共に、円弧状内壁13a,13bの端部に補助バ
レル17,18の回動作動を規制するストッパ14,1
5を設ける。リテーナ部13の円弧状内壁13a,13
bに対応するバレル本体16の上下端部を薄肉に形成す
る。
車用レジスタ構造を提供する。 【構成】 送風空気を出す送風口12を有すると共に、
この送風口12付近をリテーナ部13として構成したベ
ゼル11と、リテーナ部13内で縦振りし得るようにベ
ゼル11に回動可能に軸支したバレル本体16と、バレ
ル本体16の奥側に位置するようにバレル本体16と共
軸に回動可能に支持した補助バレル17,18と、を備
え、リテーナ部13の円弧状内壁13a,13bに沿っ
て、バレル本体16及び補助バレル17,18を回動さ
せると共に、円弧状内壁13a,13bの端部に補助バ
レル17,18の回動作動を規制するストッパ14,1
5を設ける。リテーナ部13の円弧状内壁13a,13
bに対応するバレル本体16の上下端部を薄肉に形成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等の車両のベン
チレータに装着される自動車用レジスタ構造に関するも
のである。
チレータに装着される自動車用レジスタ構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の車両等においては、ベンチレー
タから送風する際、その送風出口に設けたレジスタによ
って送風方向等を調節し得るようになっている。図8及
び図9は、従来のレジスタ構造の構成例を示している。
これらの図において、1は車両の室内適所に配置される
ベゼルであり、このベゼル1は、送風空気を出す送風口
2を有すると共に、この送風口2付近がバレル4のため
のリテーナ部3として構成されている。バレル4は、リ
テーナ部3内に装着・支持され、このリテーナ部3内で
縦振りし得るようになっている。
タから送風する際、その送風出口に設けたレジスタによ
って送風方向等を調節し得るようになっている。図8及
び図9は、従来のレジスタ構造の構成例を示している。
これらの図において、1は車両の室内適所に配置される
ベゼルであり、このベゼル1は、送風空気を出す送風口
2を有すると共に、この送風口2付近がバレル4のため
のリテーナ部3として構成されている。バレル4は、リ
テーナ部3内に装着・支持され、このリテーナ部3内で
縦振りし得るようになっている。
【0003】バレル4は、図8に示されるように上下方
向に所定間隔をおいてそれぞれ水平配置された複数の横
フィン5を備えている。バレル4をリテーナ部3に装着
する場合、バレル4の両端の軸部6をリテーナ部3の軸
受孔7に嵌着する。このようにしてベゼル1のリテーナ
部3に回動可能に軸支されたバレル4を、このリテーナ
部3内で縦振りすることにより、送風口2から出される
空気の上下方向を調節するようになっている。また、バ
レル4には鉛直軸のまわりに回動可能に所謂、縦フィン
(図示されていない)が取り付けられており、この縦フ
ィンによって送風口2から出される空気の左右方向を調
節する。
向に所定間隔をおいてそれぞれ水平配置された複数の横
フィン5を備えている。バレル4をリテーナ部3に装着
する場合、バレル4の両端の軸部6をリテーナ部3の軸
受孔7に嵌着する。このようにしてベゼル1のリテーナ
部3に回動可能に軸支されたバレル4を、このリテーナ
部3内で縦振りすることにより、送風口2から出される
空気の上下方向を調節するようになっている。また、バ
レル4には鉛直軸のまわりに回動可能に所謂、縦フィン
(図示されていない)が取り付けられており、この縦フ
ィンによって送風口2から出される空気の左右方向を調
節する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動車用レジス
タ構造において、バレル4を上方に回動させ、例えば図
9に示したようにθ=30°程度に設定することによ
り、送風方向を上向きにすることができる。ところが、
この場合バレル4の上側及び下側端部もしくは角部が、
図示のようにベゼル1内に形成される送風路へ入り込ん
でしまい、その送風を遮ってしまって、必ずしも高い送
風効率を得ることができなかった。
タ構造において、バレル4を上方に回動させ、例えば図
9に示したようにθ=30°程度に設定することによ
り、送風方向を上向きにすることができる。ところが、
この場合バレル4の上側及び下側端部もしくは角部が、
図示のようにベゼル1内に形成される送風路へ入り込ん
でしまい、その送風を遮ってしまって、必ずしも高い送
風効率を得ることができなかった。
【0005】本発明は上記の点に鑑み、高い送風効率を
確保し、性能を向上し得る自動車用レジスタ構造を提供
することを目的とする。
確保し、性能を向上し得る自動車用レジスタ構造を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用レジス
タ構造は、送風空気を出す送風口を有すると共に、この
送風口付近がリテーナ部として構成されたベゼルと、前
記リテーナ部内で縦振りし得るように前記ベゼルに回動
可能に軸支されたバレル本体と、このバレル本体の奥側
に位置するように前記バレル本体と共軸に回動可能に支
持された補助バレルと、を備え、特に前記リテーナ部の
円弧状内壁に沿って、前記バレル本体及び前記補助バレ
ルを回動させると共に、前記円弧状内壁の端部に前記補
助バレルの回動作動を規制するストッパを設けたもので
ある。
タ構造は、送風空気を出す送風口を有すると共に、この
送風口付近がリテーナ部として構成されたベゼルと、前
記リテーナ部内で縦振りし得るように前記ベゼルに回動
可能に軸支されたバレル本体と、このバレル本体の奥側
に位置するように前記バレル本体と共軸に回動可能に支
持された補助バレルと、を備え、特に前記リテーナ部の
円弧状内壁に沿って、前記バレル本体及び前記補助バレ
ルを回動させると共に、前記円弧状内壁の端部に前記補
助バレルの回動作動を規制するストッパを設けたもので
ある。
【0007】また、本発明の自動車用レジスタ構造にお
いて、前記リテーナ部の前記円弧状内壁に対応する前記
バレル本体の上下端部が薄肉に形成されている。
いて、前記リテーナ部の前記円弧状内壁に対応する前記
バレル本体の上下端部が薄肉に形成されている。
【0008】
【作用】本発明によれば、ベンチレータから送風されて
くる空気は、ベゼルの送風口から送風される。この際、
ベゼルのリテーナ部に軸支されているバレル本体を縦振
りさせることにより、送風口から排出される空気の送風
方向(上下方向)を調節する。この場合、バレル本体及
びこのバレル本体と共軸に支持された補助バレルが、一
定の相対的位置関係を維持しながら、その軸のまわりに
回動することによって送風口付近に好適な送風路を形成
する。また、このように回動させる際、補助バレルはス
トッパによって規制される。これにより補助バレルが、
ベゼル内に形成されるべき送風路へ入り込むのを防ぎ、
このように形成される送風路内で円滑で効率の良い空気
流が形成される。
くる空気は、ベゼルの送風口から送風される。この際、
ベゼルのリテーナ部に軸支されているバレル本体を縦振
りさせることにより、送風口から排出される空気の送風
方向(上下方向)を調節する。この場合、バレル本体及
びこのバレル本体と共軸に支持された補助バレルが、一
定の相対的位置関係を維持しながら、その軸のまわりに
回動することによって送風口付近に好適な送風路を形成
する。また、このように回動させる際、補助バレルはス
トッパによって規制される。これにより補助バレルが、
ベゼル内に形成されるべき送風路へ入り込むのを防ぎ、
このように形成される送風路内で円滑で効率の良い空気
流が形成される。
【0009】また、本発明によれば、リテーナ部の円弧
状内壁に対応するバレル本体の上下端部が薄肉に形成さ
れ、リテーナ部において送風路を大きく確保することが
できると共に、軽量化を図ることができる。
状内壁に対応するバレル本体の上下端部が薄肉に形成さ
れ、リテーナ部において送風路を大きく確保することが
できると共に、軽量化を図ることができる。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図7に基づき、本発明による
自動車用レジスタ構造の好適な実施例を説明する。図1
は、本実施例におけるレジスタ10の全体構成例を示し
ている。図において、11は図示されていなベンチレー
タと連通し得るように車室内適所に配置されるベゼルで
あり、このベゼル11は、送風空気を出す送風口12を
有すると共に、この送風口12付近が後述するバレルの
ためのリテーナ部13として構成されている。また、リ
テーナ部13の上下部分には、円弧状内壁13a,13
bが幾分膨らんで形成されている。各円弧状内壁13
a,13bの端部には、後述するバレルの回動動作を規
制するためのストッパ14,15が各円弧状内壁13
a,13bから突出形成されている。
自動車用レジスタ構造の好適な実施例を説明する。図1
は、本実施例におけるレジスタ10の全体構成例を示し
ている。図において、11は図示されていなベンチレー
タと連通し得るように車室内適所に配置されるベゼルで
あり、このベゼル11は、送風空気を出す送風口12を
有すると共に、この送風口12付近が後述するバレルの
ためのリテーナ部13として構成されている。また、リ
テーナ部13の上下部分には、円弧状内壁13a,13
bが幾分膨らんで形成されている。各円弧状内壁13
a,13bの端部には、後述するバレルの回動動作を規
制するためのストッパ14,15が各円弧状内壁13
a,13bから突出形成されている。
【0011】また、図1において16はリテーナ部13
内で縦振りし得るように、ベゼル11に回動可能に軸支
されたバレル本体、17,18はこのバレル本体16の
奥側(上流側)に配置される補助バレルである。これら
バレル本体16及び一対の補助バレル17,18は、一
体的にリテーナ部13内に装着・支持される。バレル本
体16をリテーナ部13に装着する場合、バレル本体1
6の両端の軸部16aがリテーナ部13の軸受孔に嵌着
される。また、各補助バレル17,18は、図2に示さ
れるようにバレル本体16の軸部16aを利用して、該
バレル本体16と共軸に回動可能に支持される。
内で縦振りし得るように、ベゼル11に回動可能に軸支
されたバレル本体、17,18はこのバレル本体16の
奥側(上流側)に配置される補助バレルである。これら
バレル本体16及び一対の補助バレル17,18は、一
体的にリテーナ部13内に装着・支持される。バレル本
体16をリテーナ部13に装着する場合、バレル本体1
6の両端の軸部16aがリテーナ部13の軸受孔に嵌着
される。また、各補助バレル17,18は、図2に示さ
れるようにバレル本体16の軸部16aを利用して、該
バレル本体16と共軸に回動可能に支持される。
【0012】バレル本体16は、上下方向に所定間隔を
おいてそれぞれ水平配置された複数の横フィン19を有
しており、横フィン19相互間を通り抜ける空気を整流
することができる。上記のようにベゼル11のリテーナ
部13に回動可能に軸支されたバレル本体16は、リテ
ーナ部13内で縦振りすることにより、送風口12から
出される送風方向(上下方向)を調節するようになって
いる。また、バレル本体16の横フィン19の奥側には
これに直交するように、即ち基本的に鉛直方向に沿っ
て、複数の縦フィン20が連結されている。この例で
は、図3に示されるように5つの縦フィン20を備えて
いる。各縦フィン20は、上下の軸部20a,20bを
介して、バレル本体16のそれぞれ薄肉に形成された上
下の枠部16b,16cに回動可能(図3、矢印A)に
軸支される。全ての縦フィン20は、水平もしくは横方
向に配置されたロッド21を介して連結されており、回
動に際して連動するようになっている。
おいてそれぞれ水平配置された複数の横フィン19を有
しており、横フィン19相互間を通り抜ける空気を整流
することができる。上記のようにベゼル11のリテーナ
部13に回動可能に軸支されたバレル本体16は、リテ
ーナ部13内で縦振りすることにより、送風口12から
出される送風方向(上下方向)を調節するようになって
いる。また、バレル本体16の横フィン19の奥側には
これに直交するように、即ち基本的に鉛直方向に沿っ
て、複数の縦フィン20が連結されている。この例で
は、図3に示されるように5つの縦フィン20を備えて
いる。各縦フィン20は、上下の軸部20a,20bを
介して、バレル本体16のそれぞれ薄肉に形成された上
下の枠部16b,16cに回動可能(図3、矢印A)に
軸支される。全ての縦フィン20は、水平もしくは横方
向に配置されたロッド21を介して連結されており、回
動に際して連動するようになっている。
【0013】また、図1に示したようにバレル本体16
の枠部16bの端部(奥側)と補助バレル17の上側端
部とは、係合部22にて相互に係合しており、図示の状
態では互いの回動作動を規制し合うように係合してい
る。枠部16c及び補助バレル18についても同様な関
係で係合しており、つまり係合部23が設定される。補
助バレル17,18は、それぞれリテーナ部13の内周
壁に形成された後述する溝部に係合し得るロック爪2
4,25を有している。各ロック爪24,25は、バレ
ル本体16の側枠16dの押圧作用によってリテーナ部
13の溝部に係合するようになっている。
の枠部16bの端部(奥側)と補助バレル17の上側端
部とは、係合部22にて相互に係合しており、図示の状
態では互いの回動作動を規制し合うように係合してい
る。枠部16c及び補助バレル18についても同様な関
係で係合しており、つまり係合部23が設定される。補
助バレル17,18は、それぞれリテーナ部13の内周
壁に形成された後述する溝部に係合し得るロック爪2
4,25を有している。各ロック爪24,25は、バレ
ル本体16の側枠16dの押圧作用によってリテーナ部
13の溝部に係合するようになっている。
【0014】上記のように構成された自動車用レジスタ
構造において、図1のようにバレル本体16を鉛直方向
に配置すると、ベンチレータから送風されてくる空気
は、ベゼル11内を通って送風口12から送風される。
このとき、縦フィン20を軸部20a,20bのまわり
に適宜回動させることにより、送風方向を左右に調節す
ることができる。また、ベゼル11のリテーナ部13に
軸支されているバレル本体16を縦振りさせることによ
り、送風口から出される空気の送風方向(上下方向)を
調節することができる。バレル本体16を例えば反時計
方向に回動して、図1の状態から図4、そして図5の状
態にすることにより、バレル本体16の傾斜角度はθ=
15°乃至θ=30°程度に設定される。
構造において、図1のようにバレル本体16を鉛直方向
に配置すると、ベンチレータから送風されてくる空気
は、ベゼル11内を通って送風口12から送風される。
このとき、縦フィン20を軸部20a,20bのまわり
に適宜回動させることにより、送風方向を左右に調節す
ることができる。また、ベゼル11のリテーナ部13に
軸支されているバレル本体16を縦振りさせることによ
り、送風口から出される空気の送風方向(上下方向)を
調節することができる。バレル本体16を例えば反時計
方向に回動して、図1の状態から図4、そして図5の状
態にすることにより、バレル本体16の傾斜角度はθ=
15°乃至θ=30°程度に設定される。
【0015】図1において、バレル本体16の枠部16
b及び補助バレル17は、係合部22にて相互に係合し
ているが、回動に伴って、バレル本体16は補助バレル
17の内側に入り込み、また補助バレル17はストッパ
14に当接する(図4及び図5参照)。一方、枠部16
c及び補助バレル18は、係合部23における係合状態
を維持しながら回動する。このようにバレル本体16を
縦振りさせる際、補助バレル17の位置がストッパ14
によって規制されるため、該補助バレル17が、ベゼル
11内に形成されるべき送風路へ入り込むのを防ぎ、従
ってその送風路内で円滑で効率の良い空気流が形成され
る。また、バレル本体16の上下の枠部16b,16c
は薄肉に形成されており、これによりリテーナ部13に
おいて送風路を大きく確保することができる。
b及び補助バレル17は、係合部22にて相互に係合し
ているが、回動に伴って、バレル本体16は補助バレル
17の内側に入り込み、また補助バレル17はストッパ
14に当接する(図4及び図5参照)。一方、枠部16
c及び補助バレル18は、係合部23における係合状態
を維持しながら回動する。このようにバレル本体16を
縦振りさせる際、補助バレル17の位置がストッパ14
によって規制されるため、該補助バレル17が、ベゼル
11内に形成されるべき送風路へ入り込むのを防ぎ、従
ってその送風路内で円滑で効率の良い空気流が形成され
る。また、バレル本体16の上下の枠部16b,16c
は薄肉に形成されており、これによりリテーナ部13に
おいて送風路を大きく確保することができる。
【0016】また、図1に示されるようにロッド21
は、補助バレル17の円弧状の下側端部内に収納される
かたちで配置される。これによりロッド21がリテーナ
部13における送風路を妨げるのを防ぎ、この場合にも
送風路を大きく確保する。
は、補助バレル17の円弧状の下側端部内に収納される
かたちで配置される。これによりロッド21がリテーナ
部13における送風路を妨げるのを防ぎ、この場合にも
送風路を大きく確保する。
【0017】ところで、上記のようにバレル本体16が
補助バレル17の内側に入り込むとき、傾斜角度はθ=
30°付近にて(図5)、図7に示されるようにバレル
本体16の側枠16dがロック爪24を押圧し、このロ
ック爪24をリテーナ部13の溝部26に係合させる。
この状態からバレル本体16を時計方向に回動する際に
は両者の係合がはずれるまで、補助バレル17はその位
置にロックされる。補助バレル17の動作をストッパ1
4によって規制し、或いはロック爪24によってロック
することにより、バレル本体16及び補助バレル17の
相対的位置関係を維持しながら、それらを回動すること
によって効率の良い送風路を形成することができる。
補助バレル17の内側に入り込むとき、傾斜角度はθ=
30°付近にて(図5)、図7に示されるようにバレル
本体16の側枠16dがロック爪24を押圧し、このロ
ック爪24をリテーナ部13の溝部26に係合させる。
この状態からバレル本体16を時計方向に回動する際に
は両者の係合がはずれるまで、補助バレル17はその位
置にロックされる。補助バレル17の動作をストッパ1
4によって規制し、或いはロック爪24によってロック
することにより、バレル本体16及び補助バレル17の
相対的位置関係を維持しながら、それらを回動すること
によって効率の良い送風路を形成することができる。
【0018】図1の状態からバレル本体16が時計方向
に回動する場合においても、基本的には上記と同様に動
作し、つまりバレル本体16を上下に縦振りさせる際、
常に円滑で効率の良い送風を実現することができる。
に回動する場合においても、基本的には上記と同様に動
作し、つまりバレル本体16を上下に縦振りさせる際、
常に円滑で効率の良い送風を実現することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ベ
ゼル内におけるバレル自体やロッド等の構成部材が送風
路を妨げることがないため、デッドスペースが生じず、
従って高い送風性能を実現することができる。また、バ
レルの上下部分を薄肉に形成することによって送風路を
大きく確保すると共に、重量軽減を図ることができる等
の利点を有している。
ゼル内におけるバレル自体やロッド等の構成部材が送風
路を妨げることがないため、デッドスペースが生じず、
従って高い送風性能を実現することができる。また、バ
レルの上下部分を薄肉に形成することによって送風路を
大きく確保すると共に、重量軽減を図ることができる等
の利点を有している。
【図1】本発明による自動車用レジスタ構造の実施例に
おける縦断面図である。
おける縦断面図である。
【図2】本発明による自動車用レジスタ構造に係るバレ
ル本体及び補助バレルの分解斜視図である。
ル本体及び補助バレルの分解斜視図である。
【図3】本発明による自動車用レジスタ構造の実施例に
おける平断面図である。
おける平断面図である。
【図4】本発明による自動車用レジスタ構造の作動を説
明する縦断面図である。
明する縦断面図である。
【図5】本発明による自動車用レジスタ構造の作動を説
明する縦断面図である。
明する縦断面図である。
【図6】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図7】図5のC−C線に沿う断面図である。
【図8】従来のレジスタ構造の構成例を示す斜視図であ
る。
る。
【図9】従来のレジスタ構造の構成例を示す縦断面図で
ある。
ある。
10 レジスタ 11 ベゼル 12 送風口 13 リテーナ部 14,15 ストッパ 16 バレル本体 17,18 補助バレル 19 横フィン 20 縦フィン 21 ロッド 22,23 係合部 24,25 ロック爪
Claims (2)
- 【請求項1】 送風空気を出す送風口を有すると共に、
この送風口付近がリテーナ部として構成されたベゼル
と、前記リテーナ部内で縦振りし得るように前記ベゼル
に回動可能に軸支されたバレル本体と、このバレル本体
の奥側に位置するように前記バレル本体と共軸に回動可
能に支持された補助バレルと、を備えた自動車用レジス
タ構造であって、 前記リテーナ部の円弧状内壁に沿って、前記バレル本体
及び前記補助バレルを回動させると共に、前記円弧状内
壁の端部に前記補助バレルの回動作動を規制するストッ
パを設けたことを特徴とする自動車用レジスタ構造。 - 【請求項2】 前記リテーナ部の前記円弧状内壁に対応
する前記バレル本体の上下端部が薄肉に形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用レジスタ構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07143441A JP3125025B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 自動車用レジスタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07143441A JP3125025B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 自動車用レジスタ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08332838A true JPH08332838A (ja) | 1996-12-17 |
JP3125025B2 JP3125025B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=15338777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07143441A Expired - Fee Related JP3125025B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 自動車用レジスタ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3125025B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010271037A (ja) * | 2010-08-02 | 2010-12-02 | Mitsubishi Electric Corp | 給気ダンパー装置 |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP07143441A patent/JP3125025B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010271037A (ja) * | 2010-08-02 | 2010-12-02 | Mitsubishi Electric Corp | 給気ダンパー装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3125025B2 (ja) | 2001-01-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6149513A (en) | Ceiling grille for air conditioner of recreational vehicle | |
JPH07205648A (ja) | 空調用ルーバ構造 | |
US11376928B2 (en) | Air register assembly | |
JPH08332838A (ja) | 自動車用レジスタ構造 | |
US20110154850A1 (en) | Air blowing structure for vehicle air conditioning | |
JP6463325B2 (ja) | 車両用レジスタ装置 | |
JP3151594B2 (ja) | 自動車用レジスタ | |
JP3432583B2 (ja) | 自動車用レジスタ | |
JPS6228498Y2 (ja) | ||
JP2017039381A (ja) | レジスタ | |
JP3799141B2 (ja) | 車両用空気吹出口構造 | |
JP3039263B2 (ja) | 空調装置のベンチレータ構造 | |
JPH0480304B2 (ja) | ||
JPH10278570A (ja) | 自動車の空調用空気吹出装置 | |
JP3306941B2 (ja) | 空調風の吹出口装置 | |
JPH0125237Y2 (ja) | ||
JPH0712835Y2 (ja) | 車両用ベンチレータ | |
JPH0548024Y2 (ja) | ||
JP2003335130A (ja) | 車両用空調吹出装置 | |
JP3629688B2 (ja) | 車両のインスツルメントパネル構造 | |
JPH0536240U (ja) | 車両空調装置の吹出し口構造 | |
JPH0641852Y2 (ja) | 自動車の空気吹出部構造 | |
JPH05332602A (ja) | 空調用グリルの支持装置 | |
JP2586646Y2 (ja) | 自動車用空気調和装置のインテークユニット | |
JP2017193235A (ja) | レジスタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |