JP2010271037A - 給気ダンパー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の風量調節装置はシャッターの開閉を手動で操作するため、操作が容易でなく操作し難く、また、風圧によってシャッターが半開きとなり、風雨が室内に入り込む等の課題があった。
【解決手段】風路とするパイプガイド12と、このパイプガイドの一端に設けた本体プレート13とで本体11を構成し、パイプガイド12に、風路を開閉するシャッター14を設け、このシャッター14を開くための駆動モータ42を本体プレート13に設け、かつ駆動モータ42とシャッター14をワイヤにて連結し、ワイヤはシャッター14に接続するワイヤ32と、駆動モータ42に接続するワイヤ43とから構成して、このワイヤの接続部にワイヤの引っ張り方向を変更するプーリー40を設け、シャッター14にはシャッター14が閉じている時、開きを防止するロック機構20を設けた。
【選択図】図1

Description

この発明は、建物に設けられた通気用の開口部に用いる給気ダンパー装置に関するものである。
室内に取り付けられたレンジフードや換気扇などの送風機を運転するとその排気によって室内の気圧が負圧となる。これを避けるために一般には、建築物の一部に通気用の開口部を設け、この開口部に給気ダンパー装置が設置される。送風機を運転する時は給気ダンパー装置のシャッターを開き、室内が負圧になったことを利用して給気ダンパー装置の開口部から排気量に見合った空気が自然給気されて室内圧力のバランスを保つものである。
送風機を運転しないときは給気ダンパー装置のシャッターが閉じ、外部からの風雨の侵入を防ぐようになっている。このような給気ダンパーとして8図に示す特許文献1に記載の風量調節装置が知られている。
この装置の構造は2枚の半円形の板からなるシャッター3を風量調整ボックス1の中に軸4を中心に回転するように設け、2枚のシャッター3にはシャッター3を開くためのワイヤ5aが接続されている。ワイヤ5aは会合片6を介してワイヤ5bに連結され、ワイヤ5bは滑車7を経由して風量調節部8に連結されている。
吸込口2を開く時はシャッター3に連結された風量調節部8の調整ボルト8aを回してワイヤ5bを引くことによりシャッター3が回動して風路を開く。開いたシャッター3は調整ナット8bを締め付けて調整ボルト8aを固定することによりその位置が固定される。シャッター3を閉じるときは、調整ナット8bを緩め調整ボルト8aを戻してワイヤ5a、5bを緩めればシャッター3に設けられたスプリングの力によりシャッター3が広がり吸込口2が閉じられる。
特開平10−197044号公報
このように構成された、従来の風量調節装置はシャッターの開閉を行なうのに風量調整部の調整ボルトや調整ナットを手動で操作するため、操作が容易でなく時間がかかり頻度の高い開閉操作には不向きであり、また、急な気候の変化により風雨が吹き込む時の対応がすばやく出来ない。
また、調整ボルトや調整ナットを手動操作するための専用工具が必要で常備しなければならず、また、専用工具を使用するため女性や子供、年配者には操作しにくい等の課題がある。また、通常この風量調節装置の取付方向は、図1のような垂直に取付けたり、または水平に取付けたりするが、水平に取付けた場合シャッターの自重により確実に閉じない場合が有り、そのためスプリング力を強くするとシャッターの閉鎖音が大きくなる等の課題がある。
また、風圧によってシャッターが半開きとなり、風雨が室内に入り込むことが有り、これを防ぐにはスプリングのばね力を大きくしなければならないが、スプリング力を強くするとシャッターの閉鎖音が大きくなっり、操作しにくくなる等の課題がある。また、手動で操作のため高所に取り付けられると操作がし難くいという課題がある。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、操作性の良い、外風圧によってシャッターが開くことのない給気ダンパー装置を提供することを目的とする。
本発明は、内側を風路とするパイプガイドと、このパイプガイドの一端側に設けた本体プレートとで本体を構成し、この本体の前記パイプガイドの内側に、風路を開閉する2枚構成のシャッターを設け、このシャッターを開閉するための駆動モータを前記本体プレートに設け、前記駆動モータと前記シャッターをワイヤにて連結し、前記ワイヤはシャッターに接続するワイヤと、駆動モータに接続するワイヤとで構成して中間部で接続し、このワイヤの接続部に、前記ワイヤの引っ張り方向を変更する方向変更手段を設け、前記駆動モータによりシャッターを開き、前記シャッターは、前記パイプガイドの前記本体プレートとは反対側の室外側端に回転軸を設け、前記方向変更手段は、前記シャッターの回転軸に対応した本体プレート側の位置に配されワイヤの引っ張り方向を前記シャッターの回転軸に交差する面に沿った方向から前記シャッターの回転軸に沿った方向へ変更するプーリーを有する様にしたものである。
また、内側を風路とするパイプガイドと、このパイプガイドの一端側に設けた本体プレートとで本体を構成し、この本体の前記パイプガイドの内側に、風路を開閉するシャッターを設け、このシャッターを開くための駆動モータを前記本体プレートに設け、前記駆動モータと前記シャッターをワイヤにて連結し、前記ワイヤはシャッターに接続するワイヤと、駆動モータに接続するワイヤとから構成して、このワイヤの接続部に、前記ワイヤの引っ張り方向を変更する方向変更手段を設け、前記シャッターには前記シャッターが閉じている時、シャッターの開きを防止するロック機構を設け、前記シャッターは、前記パイプガイドの前記本体プレートとは反対側の室外側端に回転軸を設け、前記方向変更手段は、前記シャッターの回転軸に対応した本体プレート側の位置に配されワイヤの引っ張り方向を前記シャッターの回転軸に交差する面に沿った方向から前記シャッターの回転軸に沿った方向へ変更するプーリーを有するものである。
また、前記シャッターは本体プレート側に回動して風路を開き、前記シャッターが全開した時シャッターの先端が本体プレートの面より室内側に突出する構成としたものである。
また、前記プーリーは、シャッターに接続された側のワイヤを巻き取る部分と、駆動モータ側に接続された側のワイヤを巻き取る部分とを有するものである。
また、前記プーリーにおけるシャッターに接続された側のワイヤを巻き取る部分の径を大径とし、前記プーリーにおける駆動モータ側に接続された側のワイヤを巻き取る部分の径を小径としたものである。
また、前記シャッターのロック機構はパイプガイド側に固定爪を、シャッター側に可動する爪を設けて構成したものである。
また、前記シャッターのロック機構のロック解除動作と前記シャッターの開動作を同一のワイヤで行なうようにしたものである。
また、前記ワイヤの材質を非金属材料にしたものである。
また、前記シャッターは、シャッターを閉鎖方向に作動させるスプリングの荷重を可変可能としたものである。
本発明は、風路とするパイプガイドの内側に設けた2枚構成のシャッターを前記駆動モータにより開く用にしたので、シャッターの操作が容易に出来る効果がある。
また、シャッターにシャッターが閉じている時、シャッターの開きを防止するシャッターのロック機構を設けたので、シャッターが外風圧で押されて開かないの風路が確実に閉じられる効果がある。
また、シャッターはパイプガイドの室外側端に回転軸を設け、本体プレート側に回動し開き、シャッターが全開した時シャッターの先端が本体プレートの面より室内側に突出するようにしたので、風路面積の急速拡大がなく圧力損失が少なくなる効果がある。
また、ワイヤの引っ張り方向を変更する方向変更手段はシャッターに接続された側のワイヤを巻き取る部分と、駆動モータ側に接続されたワイヤを巻き取る部分とで構成したプーリーとしたことにより動作が滑らかに出来る効果がある。
また、ワイヤの引っ張り方向を変更する方向変更手段のシャッターに接続された側のワイヤを巻き取る部分の径を大径とし、駆動モータ側に接続された側のワイヤを巻き取る部分の径を小径としたので、駆動モータの動きを拡大できシャッターの動きを早くできる効果がある。
また、シャッターのロック機構はパイプガイド側に固定爪を、シャッター側に可動する爪を設けて構成したので、パイプガイド側の爪が小さく、また、シャッターを開いた時可動部がシャッターの間に入るので風路の抵抗にならない効果がある。
また、シャッターのロック機構のロック解除動作と前記シャッターの開動作を同一のワイヤで行なうようにしたので、構成がシンプルで一連の動作が駆動モータの動作だけでできる効果がある。
また、ワイヤの材質が非金属材料にしたので耐久性が高く寿命が長くなる効果がある。
また、シャッターを作動させるスプリングの荷重を可変可能としたので使用状況に応じてばね圧を調整できる効果がある。
本発明の給気ダンパー装置の断面図である。 本発明の給気ダンパー装置のシャッターが閉じた時の断面図である。 図1のA−A断面図である。 本発明のシャッターの詳細図である。 本発明のロック機構を示す平面図である。 本発明のロック機構を示す断面図である。 本発明のロック機構の部品図である。 従来の給気ダンパー装置の断面図である。
実施の形態1.
図1から図7を用いて本発明の実施の形態1を説明する。図において、給気ダンパー装置は以下のように構成されている。本体11は風路を構成する円筒形のパイプガイド12と、このパイプガイド12の一端側に設けられたフランジ12aに固定された平板状の本体プレート13とから構成され、パイプガイド12の内径には風路を開閉する半円形の板2枚で構成したシャッター14が設けられ、このシャッター14を動かすための駆動モータ42が本体プレート13の室内側の面に設けられ、この駆動モータ42とシャッター14とをプーリー40を介してワイヤ32、43で連結されている。
パイプガイド12のフランジ12aと反対側の端部(給気の入口)は内側に折り曲げられた端面部12bが構成され、シャッター14が当接して風路を閉じるものである。本体プレート13にはパイプガイド12の内径に対応する開口が設けられ、この開口の中央に設けられた梁13aにはシャッター14の回転軸15を支持するL形の支持アーム16が対に設けられている。支持アーム16の先端には回転軸15を保持する軸穴16aが設けられている。
シャッター14は風路を開いて折り曲った時、2枚のシャッターはV字形になる。この時、シャッター14の先端(後述するロック機構の取付け部分付近)は本体プレート13の面より室内側に突出した状態になる。シャッター14の先端が突出しない場合、すなわちパイプガイドの中にある場合、その風路断面積はシャッター14で遮られる真後ろの部分の断面積が急拡大部となり、これにより風路の圧損が発生し増加するが、シャッター14の先端が本体プレート13の面より突出することにより、風路断面積の前記急拡大部がない状態で室内に開放されるので圧損が発生せず風路の効率が良い。
シャッター14は2枚の半円形のプレートが組み合わされて構成され、半円の中心側に回転軸15を挿通するための軸穴18aを有するコの字形状のヒンジ18が固定されている。ヒンジ18にはシャッター14を広げるためのスプリング19のばね力をアーム19aの支持高さを代えて変更できる調整片18bを有している。スプリング19は2枚のシャッター14をあわせてヒンジ18の軸穴18aに回転軸15を通してシャッター14を組み立てる時に、回転軸15に挿通しアーム19aをヒンジ18の調整片18bに係止させる。シャッター14がヒンジ18側に回動する時、スプリング19は反力として働きシャッター14を広げる働きをする。
2枚のシャター板の中央にはシャッター14が閉じた時、外風圧で開かないようにロック機構20が設けられている。ロック機構20は可動部22と固定部23から構成されている。シャッター14への固定は可動部22を覆うように固定部23を被せ取付穴29aにネジを締め付けて固定する。この時、可動部22の下になるシャッター面は可動部22に接続されたワイヤー32及びその接続部33の逃げとしての凹部34が形成されている。
可動部22は、ばね用ステンレスの板材を打ち抜き凸状のワイヤ接続部26を形成し、そのワイヤ接続部26の先端に曲げて立ち上げ形成された爪24と、爪24の反対側に同一中心線上に舌部26aを設けるとともに、爪24とワイヤ接続部26の中心線に直角な方向に伸び、且つワイヤ接続部26の平面に直角に曲げられているスプリングアーム25で構成されている。ワイヤ32は取付穴26bにネジで固定される。
固定部23は可動部22を収納する断面が略コの字形状の収納部27と、収納部27の立面27aに連設して設けられた立面27aに直角な押え部29とで構成され、収納部27の立面27aの両端部にはアーム支持部28が設けられている。アーム支持部28の先端28aは、立面27aからスプリングアーム25の撓むに必要な所定寸法を確保しながら、可動部22のスプリングアーム25の両端を支える。この所定の寸法は、シャッター14が閉じた時、スプリングアーム25が撓んで爪24をパイプガイド12の内面に押し付けるばね力を発生させる長さと、爪24が後述する爪12dから外れるのに必要なストロークを確保する長さを合わせた寸法である。
押え部29の立て面27aの反対側の端部はR形状に曲げられて、ワイヤ32が接触して摺動する時に滑らかに摺動しワイヤ32を傷めたり、摩耗させないようにするものである。パイプガイド12の内側には爪12dがシャッター14に設けられた爪24に係合する位置に凸設されている。爪12dの形状は爪24に係合する側の面はパイプガイド12の内径面に直角になって係合が確実に維持できるようになっている。一方爪24に係合しない反対側はシャッター14が閉じる時爪24が滑らかに摺動して収納部27側に容易に押し込まれるようになっている。
シャッター14を開閉するためのワイヤ32は一端がシャッター14のロック機構21の可動部22に連結され、他方はローラー41を経由してワイヤを巻き取るためのプーリー40に接続されている。また、ワイヤ32には曲線状に張力が働くため、植物や動物あるいは合成繊維の繊維状ワイヤなどの柔軟性をもったワイヤを用いている。
ローラー41はプーリー40の手前に位置して、2本のワイヤ32をプーリー40に巻き付けできるようにガイドし、プーリーの溝の方向とワイヤの方向を一致させるものである。プーリー40はシャッター14からのワイヤ32を巻き取る部分40aと、プーリー40自身を回すために駆動モータ42と連結するワイヤ43を巻き取る部分40bとから構成されている。シャッター14からのワイヤ32を巻き取る部分40aの径は駆動モータ42と連結するワイヤ43を巻き取る部分40bの径より大きく2倍となっている。これにより駆動モータ42から引っ張る動作を拡大してシャッター14の動きを早くしている。
また、プーリー40を使用してシャッター14を引っ張るワイヤの方向を直角の方向に変更し、駆動モータ40を風路から離れた本体プレート13の面に設置して風路の抵抗にならないようにしている。プーリー40は厚みを薄くしシャッター14が風路を開いてV字状になった時シャッターの間に収まる厚みとして風路の抵抗にならないようになっている。
駆動モータ42は本体プレート13の風路の吹出しから離れた例えば下方の室内面側に出力軸(図示せず)が本体プレート13の面に直角となる方向に取り付けられている。出力軸にはワイヤ43を巻き取るプーリー(図示せず)が固定されている。駆動モータ42は正逆両回転してワイヤ43を巻き取り、または巻戻しして、シャッター14を開閉して風路の開閉を行なう。また、駆動モータ42は任意の位置で停止でき、シャッター14の開閉具合を加減して、給気風量の調整をし、その位置を保持する。
このように構成された給気ダンパー装置は壁に設けられた換気孔に室内側からパイプガイド12部分を挿入して取り付けられる。給気を必要とする場合はシャッター14を開き、給気を必要としない場合はシャッター14を閉じて外部からの給気を阻止する。給気が必要な場合は、駆動モータ42のスイッチの「開」をONしてワイヤ43を巻き上げる。ワイヤ43が駆動モータに巻き上げられると、プーリー40が回転する。プーリー40が回転するとシャッター14に接続されたワイヤ32がプーリー40に巻き上げられシャッター14に設けられたロック機構20に力が作用し、その可動部22を引っ張る。
引っ張られた可動部22はシャッター14の中心方向へ移動し爪24がパイプガイド12の爪12dから外れる。爪24と爪12dとの間には少量のあそびがあるので爪24は外れることが出来る。爪24が爪12dから外れて更に可動部22がワイヤ32に引っ張られると、やがて可動部22のスプリングアーム25の面が固定部23の立面27aに突き当たり可動部22の移動は停止する。
可動部22が停止すると、ワイヤ32の引っ張り力は可動部22から固定部23を経由してシャッター14に伝わり、シャッター14が持ち上げられて回転軸15を中心に回動して風路を開く。ワイヤ32が巻かれるプーリーの径40aは、ワイヤ43が巻かれる径40bより径が大きくワイヤ43の動きを拡大してシャッター14の動作を早くしている。駆動モータ42が所定の角度回転するとモータは停止し風路が全開となる。この時シャッター14はV字形になり、尖った方が外側になり給気の風路抵抗を小さくする。
シャッター14のV字形の形状を加減することにより風路面積を加減し、給気風量を調整することができるので必要な風量を容易に得ることが出来る。また、駆動モータ42の電源を切ればその状態を保持できる。
給気を必要としない場合は駆動モータ42を「閉」の方向に駆動するとワイヤ43が緩む。シャッター14はスプリング19により常に広がろうとしてワイヤ32を引っ張っているので、ワイヤ43が緩むとプーリー40が逆回転してワイヤ32が巻戻されシャッター14が広がり風路が閉じられる。風路が閉じるとロック機構20の爪24がパイプガイド12の爪12dに係止する。爪24はスプリングアーム25のばね力でパイプガイド12に押し付けられて、爪12dから外れないので強い外風圧が掛かってもシャッター14が押し戻されて風路が開くことがない。
シャッター14を閉じる時に、スプリング19のばね力が強くて閉鎖音が大きい場合、又は取付け状態によってシャッターが閉まりきらない等の場合、スプリング19のアーム19aの位置を調整片18bに掛けたり外したりして変更することによりばね力を調整する。
本装置はこのように駆動モータでシャッターを開閉することにより、スイッチのON、OFFで操作ができ、また、装置を高所に設置しても操作部(スイッチ)を人の手が届くところに設ければ誰でも容易に扱い操作できる。また、駆動モータの操作でシャッターの開閉位置を変更調整できるので、風量の調節が必要に応じて簡単にできる。
実施の形態2.
実施の形態2は、実施の形態1の駆動モータを一方向回転のものを使用したもので駆動モータの種類及び操作スイッチ以外は実施の形態1と同じである。給気をするためにシャッター14を開く時は、操作スイッチをONにすると駆動モータ42が動作してシャッター14を開く。この時、シャッター14は全開状態になる。シャッター14を開いたまま維持したい場合は駆動モータを電源ONの状態で維持する。
給気を停止しシャッター14を閉じる時は、駆動モータ42の電源をOFFにすると、シャッター14はスプリング19のばね力で広がり、風路を閉じる。このように駆動モータ42の電源を切るだけでシャッター14が自動的に閉じるので、シャッター14を閉じる操作が必要ない。この実施の形態は、このように給気風路を全開時と全閉時の使い方をする場合に適用し、駆動モータ42の構造及び操作回路を簡単に構成したものである。
実施の形態3.
実施の形態3は実施の形態2のスイッチ操作を、部屋に設けられた送風機(図示せず)と給気ダンパー装置を連動して使用するもので、送風機との電気的な接続を除けばそれ以外は実施の形態2と同じである。送風機と給気ダンパーを連動するように電気的に接続することにより、送風機が運転されると給気ダンパー装置にも通電がされ、駆動モータ42が動作して、シャッター14を開き全開状態で保持する。
送風機が止ると給気ダンパー装置の駆動モータ42の電源も切れシャッター14のスプリング19のばね力によりシャッター14が広がり風路を閉じる。このように、送風機と給気ダンパーを連動させることで、給気ダンパーが送風機の運転で自動的に開閉するので、操作の必要がなく使い勝ってがよい。また、送風機が運転される時、確実にシャッター14が開くのでな効率のよい換気が出来る。送風機が止った時、給気ダンパーの駆動モータ42が逆転してシャッター14を閉じる様にすることも出来る。
11 本体
12 パイプガイド
12d 爪
13 本体プレート
14 シャッター
15 回転軸
18 ヒンジ
18b 調整片
19 スプリング
20 ロック機構
22 可動部
23 固定部
24 爪
32 ワイヤ
40 プーリー
42 駆動モータ
43 ワイヤ

Claims (9)

  1. 内側を風路とするパイプガイドと、このパイプガイドの一端側に設けた本体プレートとで本体を構成し、この本体の前記パイプガイドの内側に、風路を開閉するシャッターを設け、このシャッターを開くための駆動モータを前記本体プレートに設け、前記駆動モータと前記シャッターをワイヤにて連結し、前記ワイヤはシャッターに接続するワイヤと、駆動モータに接続するワイヤとで構成して中間部で接続し、このワイヤの接続部に、前記ワイヤの引っ張り方向を変更する方向変更手段を設け、前記駆動モータによりシャッターを開き、
    前記シャッターは、前記パイプガイドの前記本体プレートとは反対側の室外側端に回転軸を設け、
    前記方向変更手段は、前記シャッターの回転軸に対応した本体プレート側の位置に配されワイヤの引っ張り方向を前記シャッターの回転軸に交差する面に沿った方向から前記シャッターの回転軸に沿った方向へ変更するプーリーを有する
    ことを特徴とする給気ダンパー装置。
  2. 内側を風路とするパイプガイドと、このパイプガイドの一端側に設けた本体プレートとで本体を構成し、この本体の前記パイプガイドの内側に、風路を開閉するシャッターを設け、このシャッターを開くための駆動モータを前記本体プレートに設け、前記駆動モータと前記シャッターをワイヤにて連結し、前記ワイヤはシャッターに接続するワイヤと、駆動モータに接続するワイヤとで構成して、このワイヤの接続部に、前記ワイヤの引っ張り方向を変更する方向変更手段を設け、前記シャッターに前記シャッターが閉じている時、シャッターの開きを防止するロック機構を設け、
    前記シャッターは、前記パイプガイドの前記本体プレートとは反対側の室外側端に回転軸を設け、
    前記方向変更手段は、前記シャッターの回転軸に対応した本体プレート側の位置に配されワイヤの引っ張り方向を前記シャッターの回転軸に交差する面に沿った方向から前記シャッターの回転軸に沿った方向へ変更するプーリーを有する
    ことを特徴とする給気ダンパー装置。
  3. 前記シャッターは本体プレート側に回動して風路を開き、前記シャッターが全開した時シャッターの先端が本体プレートの面より室内側に突出する構成とした
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の給気ダンパー装置。
  4. 前記プーリーは、シャッターに接続された側のワイヤを巻き取る部分と、駆動モータ側に接続された側のワイヤを巻き取る部分とを有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の給気ダンパー装置。
  5. 前記プーリーにおけるシャッターに接続された側のワイヤを巻き取る部分の径を大径とし、前記プーリーにおける駆動モータ側に接続された側のワイヤを巻き取る部分の径を小径とした
    ことを特徴とする請求項4に記載の給気ダンパー装置。
  6. 前記シャッターのロック機構はパイプガイド側に固定爪を、シャッター側に可動する爪を設けて構成した
    ことを特徴とする請求項2に記載の給気ダンパー装置。
  7. 前記シャッターのロック機構のロック解除動作と前記シャッターの開動作を同一のワイヤで行なうようにした
    ことを特徴とする請求項2に記載の給気ダンパー装置。
  8. 前記ワイヤの材質が非金属材料である
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の給気ダンパー装置。
  9. 前記シャッターは、シャッターを閉鎖方向に作動させるスプリングの荷重を可変可能とした
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の給気ダンパー装置。
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