JPH08332533A - 金属板の結合方法および結合装置 - Google Patents

金属板の結合方法および結合装置

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JPH08332533A
JPH08332533A JP7168221A JP16822195A JPH08332533A JP H08332533 A JPH08332533 A JP H08332533A JP 7168221 A JP7168221 A JP 7168221A JP 16822195 A JP16822195 A JP 16822195A JP H08332533 A JPH08332533 A JP H08332533A
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JP
Japan
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punch
stripper
metal plates
heating
rolling base
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JP7168221A
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English (en)
Inventor
Masamichi Sobashima
政道 傍嶋
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Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D39/00Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders
    • B21D39/03Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders of sheet metal otherwise than by folding
    • B21D39/031Joining superposed plates by locally deforming without slitting or piercing

Abstract

(57)【要約】 【目的】 延性に劣るような材料の金属板を結合する場
合にも十分な結合強度を持って結合できるようにする。 【構成】 パンチ38の摺動孔36を設けたストリッパ
33には、その上面に嵌装孔34が形成され、その中に
ストリッパ33を加熱するための筒形のヒータ40が嵌
装されている。ヒータ40の内周には断熱材42が嵌装
されている。ストリッパ33内には、ストリッパ33の
加熱温度を制御することに用いる温度センサ51が収容
されている。結合すべきアルミ板A、Bは、ストリッパ
33とダイス装置11の払い18の間で挟まれると、ス
トリッパ33の熱を受けて、主に絞り孔27の回りの絞
り周辺部のみが加熱される。続いてパンチ38の進出に
より絞り成形が行われるが、絞り周辺部が加熱されて延
性が高められているから、その部分でせん断や破断を生
ずることなく良好に絞り成形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚の金属板を絞り
工程と圧延工程を経て結合させるようにした金属板の結
合方法並びに結合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の結合装置として、図9およ
び図10に示すものが知られている。これを以下に説明
すると、ダイス装置の本体1の頂面には、短円柱形をな
す圧延基台2が形成されており、その圧延基台2を両側
から囲んでその圧延基台2の上方に円形の絞り孔3を形
成する一対の払い4が設けられている。各払い4は、本
体1に対して軸5により揺動自由に支持され、それぞれ
の下端側に設けられた図示しない付勢ばねにより、上端
側が互いに接近する方向に揺動付勢され、上記のように
圧延基台2を囲んで絞り孔3を形成するようになってい
る。ダイス装置の上面側にはパンチ装置が昇降可能に配
設されており、このパンチ装置は、ストリッパ6の中心
孔7内に、上記の絞り孔3内に進入可能なパンチ8が嵌
装されている。
【0003】使用に際しては、互いに結合する2枚の金
属板a、bが、ダイス装置の払い4の上面に載置され、
図9に示すようにパンチ装置が下降することで金属板
a、bがストリッパ6と払い4との間で挟み付けられ
る。続いて、図10の左側に示すように、パンチ8が絞
り孔3に向けて進出し、2枚の金属板a、bが絞り孔3
内に押し込まれて、その絞り孔3の形状に倣った有底筒
形に絞り込まれる(絞り工程)。パンチ8はさらに進出
して、2枚の金属板a、bの絞り成形部cの底部dを圧
延基台2の上面に打圧して圧延し、同図の右側に示すよ
うに、左右の払い4を開きつつ上記の底部dのみが水平
方向に押し広げられて、掛かり部eが形成される(圧延
工程)。これにより、両金属板a、bが機械的に点結合
されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法では、金属板が例えばアルミニウム合金のように鋼板
に比べて延性に劣る材料を素材としていると、上記した
絞り工程において、図11に示すように、絞り成形部c
の絞り周辺部f(肩の部分)でせん断または破断が生じ
やすく、十分な結合強度が得られない欠点があった。
【0005】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、例えば延性に劣るような材料の金
属板を結合する場合にも十分な結合強度を持って結合し
得るようにした結合方法ならびに結合装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、圧延基台の周縁に
保持されてその圧延基台の上方に絞り孔を形成するよう
に開閉可能に設けられた分割された複数の払いと、パン
チを進退自由に嵌装したストリッパとの間に複数枚の金
属板を挟んだのち、前記パンチを絞り孔に向けて進出さ
せることで絞り成形を行い、引き続いてパンチを進出さ
せて前記絞り成形部の底部を圧延基台との間で圧延し
て、前記払いを開きつつ前記底部を広げて掛かり部を形
成することにより、前記各金属板を結合するようにした
結合方法において、金属板を絞り成形する前に、その絞
り周辺部のみを加熱する工程を設けた構成としたところ
に特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、本体の頂面には圧延基
台が形成され、その圧延基台の周りには圧延基台の上方
に絞り孔を形成する分割された複数の払いが開閉可能に
設けられたダイス装置と、そのダイス装置と対向して接
離可能に配設され、ストリッパを貫通してパンチを進退
自由に設けたパンチ装置とを備え、前記ストリッパと前
記払いとの間に複数枚の金属板を挟んだのち、前記パン
チを絞り孔に向けて進出させることで絞り成形を行い、
引き続くパンチの進出により前記絞り成形部の底部を圧
延基台との間で圧延して、前記払いを開きつつ前記底部
を広げて掛かり部を形成することにより、前記各金属板
を結合するようにした結合装置において、前記ストリッ
パと前記払いの少なくともいずれか一方には、金属板を
絞り成形する前にその絞り周辺部のみを加熱可能とする
加熱手段が埋設されている構成としたところに特徴を有
する。請求項3の発明は、請求項2の発明において、前
記加熱手段による加熱温度を制御する温度制御手段を具
備した構成としたところに特徴を有する。
【0008】
【作用】請求項1または請求項2の発明の作用は以下の
ようである。結合すべき複数枚の金属板を払いとストリ
ッパとの間に挟むと、ストリッパと払いの少なくとも一
方は加熱手段により加熱されているから、金属板におけ
る絞り孔の回りの絞り周辺部が加熱され、一方、パンチ
と対応する絞り中央部は冷却状態に保たれる。続いてパ
ンチを進出させて絞り工程を行うと、金属板の絞り周辺
部は加熱されて延性が高められており、一方絞り中央部
は冷却状態にあって破断荷重が大きい状態にあるから、
絞り周辺部にせん断や破断を生ずることなく有底筒形の
絞り成形部が形成される。続いて圧延工程を行うと絞り
成形部の底部が広げられて掛かり部が形成され、金属板
同士が機械的に点結合される。請求項3の発明では、温
度制御手段を介して加熱手段による加熱温度が制御さ
れ、金属板の絞り周辺部の加熱温度が所定の温度に制御
される。
【0009】
【発明の効果】すなわち請求項1の発明によれば、絞り
工程において絞り周辺部にせん断や破断を生ずることな
く良好に絞り成形部が形成でき、もって金属板同士を高
い強度で結合することができる効果が得られる。請求項
2の発明によれば、上記効果が得られる方法発明を確実
に実施することができる効果が得られる。
【0010】請求項3の発明によれば、金属板の材質や
板厚に応じた最適の温度で加熱することが可能となり、
絞り成形部のより良好な形成ができてより高い結合強度
を得ることができる効果が得られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。 <第1実施例>図1ないし図7は本発明の第1実施例を
示す。この実施例では図2に示すように、ダイス装置1
1とその上方に配設されるパンチ装置12とを備えてい
る。
【0012】まず、ダイス装置11を図2ないし図4に
よって説明する。このダイス装置11は基板上に設置さ
れる柱状の本体13を備えており、その本体13の頂面
に形成された支持部14の上面には、背の低い円柱形を
なす圧延基台15が形成されている。
【0013】本体13の左右の側面には縦方向を向いた
取付溝16が形成されており、各取付溝16には、左右
で対をなす払い18が設けられている。各払い18の上
端部には突合部19が設けられており、その突合部19
には、上記した支持部14の左右の側面から上面にわた
って嵌合されて互いに突き合わされるように、上側に内
方に出っ張った突合面20が形成されている。各突合面
20は上記の圧延基台15よりも高い背丈を有してお
り、それぞれ圧延基台15と同じ半径の半円形をなす孔
構成溝21が形成されている。
【0014】各払い18は上記した左右の取付溝16内
に嵌められ、突合部19の少し下方に形成された挿通孔
23に取付溝16の両側壁を貫通して設けられた軸24
が挿通されることで、揺動自由に支持されている。ま
た、各払い18の下端部と取付溝16の底面との間には
圧縮コイルばね25が装着され、それらの弾拡力によっ
て、各払い18に対して突合部19が互いに突き合わさ
れる方向の揺動力が付勢されている。したがって、各払
い18は、孔構成溝21の下側の部分が圧延基台15を
囲んだ状態で支持部14の両側から互いに突き合わさ
れ、両孔構成溝21の上側の部分により、圧延基台15
の上方において円形の絞り孔27が形成されるようにな
っている。また、このとき両突合部19の上面は、面一
に整合して水平方向を向いた載置面を構成するようにな
っている。
【0015】上記したダイス装置11の上方には、パン
チ装置12が同心にかつ昇降可能に設置されている。続
いてこのパンチ装置12の構造を図1および図2によっ
て説明する。このパンチ装置12は筒形をなすケーシン
グ29を備えている。ケーシング29の底部には内向き
の取付鍔30が形成されているとともに、上端部の内周
面に雌ねじ31が切られていて、その雌ねじ31を図示
しない本体に螺着することで本体に取り付けられるよう
になっている。
【0016】ケーシング29の下端部にはストリッパ3
3が取り付けられる。このストリッパ33は、上面の中
心に嵌装孔34が穿設されるとともに、上端部外周に係
止鍔35が形成されていて、上記のケーシング29の取
付鍔30の内周に緊密に嵌合され、係止鍔35がケーシ
ング29の取付鍔30の上面に係止されることで、その
下端部をケーシング29の底部から突出させた状態で取
り付けられる。このストリッパ33の嵌装孔34の底面
の中心には、パンチ38を緊密にかつ摺動自由に挿通す
る摺動孔36が開口されている。
【0017】ストリッパ33の嵌装孔34内には、スト
リッパ33を加熱するための筒形をなすヒータ40が嵌
装されている。ヒータ40の上面からは、図示しない電
源側に接続されるリード線41が引き出されている。ま
た、ヒータ40の内側には、セラミック材からなる筒形
の断熱材42が嵌装されている。その断熱材42の内周
にパンチ38が摺動自由に挿通されており、この断熱材
42はパンチ38が加熱されることを防止する機能を果
たすものである。
【0018】上記したストリッパ33、ヒータ40およ
び断熱材42の上面側には、パンチ38を挿通する中心
孔45を設けた円板状の押さえ板44が配されている。
この押さえ板44には、ヒータ40のリード線41を通
す通し孔46が開口されている。そして、この押さえ板
44と本体との間に圧縮コイルばね48が装着され、そ
の弾拡力で押さえ板44が下方に押圧されて、ストリッ
パ33の係止鍔35がケーシング29の取付鍔30に押
し付けられ、またヒータ40と断熱材42がそれぞれス
トリッパ33の嵌装孔34の底面に押し付けられて固定
されている。
【0019】上記したパンチ38は、その上端部に形成
された取付溝39を介して、本体に設けられた図示しな
い駆動装置に連結され、上下方向に進退駆動されるよう
になっている。またストリッパ33の底部の外周面には
収容孔50が穿設されており、その中にストリッパ33
の温度を検知する熱電対等からなる温度センサ51が収
容されている。この温度センサ51は図示しない温度制
御装置に接続されており、ストリッパ33の温度を検知
してそれをフィードバックして設定温度と比較し、ヒー
タ40のPDI(比例微分積分)等の制御を行って、ス
トリッパ33の加熱温度を設定温度に保持するようにな
っている。
【0020】本第1実施例は上記のような構造であっ
て、続いてその作動を説明する。この実施例では、2枚
のアルミニウム合金板A、B(以下、単にアルミ板とい
う)が結合される。まず図2に示すように、パンチ装置
12が上昇位置に退避している状態において、互いに結
合する2枚のアルミ板A、Bがダイス装置11の払い1
8の上面に載置される。そのとき、パンチ38の先端部
はストリッパ33の摺動孔36内に退避している。スト
リッパ33はヒータ40により加熱され、既述した温度
制御装置を介して略一定温度に加熱されている。
【0021】続いて、図4に示すようにパンチ装置12
が下降することで、アルミ板A、Bがストリッパ33と
払い18との間で挟み付けられる。ここで上記のように
ストリッパ33がヒータ40により加熱されていること
でその熱がアルミ板A、Bに伝わり、主にアルミ板A、
Bにおける絞り孔27の回りの絞り周辺部Fが加熱され
る(加熱工程)。アルミ板A、Bの加熱温度は250〜
300℃が望ましい。一方パンチ38の下面に対応する
絞り中央部は冷却状態に保たれる。
【0022】次にパンチ38を下降させると、図5に示
すようにパンチ38が絞り孔27に向けて進出し、2枚
のアルミ板A、Bが絞り孔27内に押し込まれて、その
絞り孔27の形状に倣った有底筒形に絞り込まれる(絞
り工程)。その際、上記のようにアルミ板A、Bの絞り
周辺部Fは加熱されて延性が高められており、一方絞り
中央部は冷却状態にあって破断荷重が大きいままの状態
にあるから、絞り周辺部F(肩部)等にせん断や破断を
生ずることなく有底筒形の絞り成形部Cが形成される。
【0023】続いて図6に示すように、パンチ38がさ
らに進出して、2枚のアルミ板A、Bの絞り成形部Cの
底部Dを圧延基台15の上面に打圧して圧延し、左右の
払い18を開きつつ上記の底部Dのみが水平方向に押し
広げられて、掛かり部Eが形成される(圧延工程)。
【0024】以上が完了したら、パンチ38が元位置に
後退しつつパンチ装置12が上昇退避され、絞り成形部
Cを絞り孔27から抜き出しつつアルミ板A、Bを外す
と、図7に示すように、掛かり部Eを介して機械的に点
結合された状態のアルミ板A、Bが取り出される。
【0025】このように本実施例によれば、アルミ板
A、Bの絞り工程を行う前に、絞り周辺部Fのみを加熱
する加熱工程を設けたことによって、絞り工程において
その絞り周辺部Fにせん断や破断を生ずることなく良好
に絞り成形部Cが形成できる。また加熱工程を設けたこ
とで、限界絞り比を高くでき、すなわちより深い絞り成
形部Cを形成することができて、深い位置で掛かり部E
を成形することが可能となり、もってアルミ板A、B同
士を高い強度で結合することができる。
【0026】また、温度制御装置によりヒータ40すな
わちストリッパ33の加熱温度を任意の設定温度に制御
できるので、材質や板厚に応じた最適の温度で加熱する
ことが可能となり、絞り成形部Cのより良好な形成がで
きて高い結合強度を得ることができる。
【0027】<第2実施例>図8は本発明の第2実施例
を示す。この第2実施例では、ダイス装置60に設けら
れた払い61において、その突合部62の背面にそれぞ
れ収容凹部63が穿設されており、その中に払い61の
突合部62を加熱するためのヒータ65が収容されてい
る。各収容凹部63の開口には蓋板66が当てられ、ね
じ67で止められ閉塞されている。また、各突合部62
の側面には収容孔69が穿設されて、その中に突合部6
2の温度を検知する温度センサ70がそれぞれ収容され
ている。各温度センサ70は同様に温度制御装置に接続
され、検知温度に応じてヒータ65のPDI等の制御を
行って、払い61の突合部62の加熱温度を設定温度に
保持するようになっている。
【0028】ダイス装置60のその他の構造は第1実施
例のダイス装置11と同様であり、同一部材については
同一符号を付して重複した説明は省略する。また、パン
チ装置12については第1実施例と同様である。
【0029】すなわち本第2実施例では、加熱工程にお
いて、パンチ装置12のストリッパ33とダイス装置6
0の払い61の両側から、結合すべきアルミ板A、Bの
絞り周辺部Fを加熱することができ、すなわちアルミ板
を一定の温度に加熱するまでの時間が短縮され、作業サ
イクルを短縮して製造能率を向上させることができる利
点が得られる。
【0030】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
【0031】(1)上記実施例では2枚のアルミ板を結
合する場合を例示したが、3枚以上を結合する場合にも
適用することができる。 (2)また、本発明はアルミ板に限らず、他の材質の金
属板を結合する場合にも同様に適用することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るパンチ装置の分解斜
視図である。
【図2】全体構造の一部切欠正面図である。
【図3】ダイス装置の分解斜視図である。
【図4】加熱工程を示す断面図である。
【図5】絞り工程を示す断面図である。
【図6】圧延工程を示す断面図である。
【図7】結合製品の断面図である。
【図8】本発明の第2実施例に係るダイス装置の分解斜
視図である。
【図9】従来例の一部切欠正面図である。
【図10】従来例による結合工程を示す断面図である。
【図11】従来の結合製品の断面図である。
【符号の説明】
11…ダイス装置 12…パンチ装置 13…本体 15…圧延基台 18…払い 27…絞り孔 33…ストリッパ 38…パンチ 40…ヒータ(加熱手段) 42…断熱材 51…温度センサ 60…ダイス装置 61…払い 62…突合部 65…ヒータ(加熱手段) 70…温度センサ A、B…アルミニウム合金板(金属板) C…絞り成形部 D…底部 E…掛かり部 F…絞り周辺部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延基台の周縁に保持されてその圧延基
    台の上方に絞り孔を形成するように開閉可能に設けられ
    た分割された複数の払いと、パンチを進退自由に嵌装し
    たストリッパとの間に複数枚の金属板を挟んだのち、前
    記パンチを絞り孔に向けて進出させることで絞り成形を
    行い、引き続いてパンチを進出させて前記絞り成形部の
    底部を圧延基台との間で圧延して、前記払いを開きつつ
    前記底部を広げて掛かり部を形成することにより、前記
    各金属板を結合するようにした結合方法において、 金属板を絞り成形する前に、その絞り周辺部のみを加熱
    する工程を設けたことを特徴とする金属板の結合方法。
  2. 【請求項2】 本体の頂面には圧延基台が形成され、そ
    の圧延基台の周りには圧延基台の上方に絞り孔を形成す
    る分割された複数の払いが開閉可能に設けられたダイス
    装置と、そのダイス装置と対向して接離可能に配設さ
    れ、ストリッパを貫通してパンチを進退自由に設けたパ
    ンチ装置とを備え、前記ストリッパと前記払いとの間に
    複数枚の金属板を挟んだのち、前記パンチを絞り孔に向
    けて進出させることで絞り成形を行い、引き続くパンチ
    の進出により前記絞り成形部の底部を圧延基台との間で
    圧延して、前記払いを開きつつ前記底部を広げて掛かり
    部を形成することにより、前記各金属板を結合するよう
    にした結合装置において、前記ストリッパと前記払いの
    少なくともいずれか一方には、金属板を絞り成形する前
    にその絞り周辺部のみを加熱可能とする加熱手段が埋設
    されていることを特徴とする金属板の結合装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱手段による加熱温度を制御する
    温度制御手段を具備したことを特徴とする請求項2記載
    の金属板の結合装置。
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