JPH08332405A - 異物分離用洗浄装置 - Google Patents

異物分離用洗浄装置

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Publication number
JPH08332405A
JPH08332405A JP14229195A JP14229195A JPH08332405A JP H08332405 A JPH08332405 A JP H08332405A JP 14229195 A JP14229195 A JP 14229195A JP 14229195 A JP14229195 A JP 14229195A JP H08332405 A JPH08332405 A JP H08332405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
water
foreign matter
screen
container body
Prior art date
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Pending
Application number
JP14229195A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Suzuki
孝男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Industry Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Zosen Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Industry Co Ltd filed Critical Hitachi Zosen Industry Co Ltd
Priority to JP14229195A priority Critical patent/JPH08332405A/ja
Publication of JPH08332405A publication Critical patent/JPH08332405A/ja
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  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 洗浄水Aおよび被洗浄物Bが投入される容器
本体1と、この容器本体1の上部に傾斜して配置された
スクリーン2と、このスクリーン2の上方位置に配置さ
れた2個の棒状体3と、これら棒状体3に対応する位置
に設けられて、被洗浄物を洗浄水とともにこれら棒状体
3に向かって噴射させる噴射ノズル5と、容器本体1内
に投入された洗浄水および被洗浄物を、噴射ノズル5に
供給する被洗浄物供給配管7とから構成したものであ
る。 【効果】 装置自体の構成を小型化することができるの
で、製造コストおよびランニングコストの低減化を図る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプラスチック細
片に付着した異物を分離する異物分離用洗浄装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチック細片に付着した異物
(例えば、土砂など)を、洗浄水により洗浄して分離す
るための洗浄装置としては、図4に示すようなものが使
用されていた。
【0003】すなわち、この洗浄装置は、複数段に、例
えば2段に配置された第1および第2水槽51,52
と、これら各水槽51,52に設けられてその内部の洗
浄水Aを攪拌するための攪拌羽根53を有する攪拌装置
54と、各水槽51,52内に設けられて、プラスチッ
ク細片を掻き上げるためのスクリュウコンベヤ56とか
ら構成されている。この構成において、プラスチック細
片を洗浄する場合、まず第1水槽51内にプラスチック
細片を投入するとともに、攪拌装置54により攪拌羽根
53を回転させて、洗浄水Aとともにプラスチック細片
を攪拌する。その後、スクリュウコンベヤ56により、
プラスチック細片だけを掻き上げて、次の第2水槽52
内に供給する。
【0004】この第2水槽52内においても第1水槽5
1と同様に、プラスチック細片を攪拌した後、スクリュ
ウコンベヤ56により掻き上げ、第2水槽52から取り
出す。なお、さらに洗浄が必要な場合には、次の水槽
(図示せず)にプラスチック細片を供給して、引き続き
洗浄を行う。
【0005】このように、プラスチック細片を、順次、
攪拌装置54およびスクリュウコンベヤ56が配置され
た水槽51,52内に、順次、供給して、攪拌・洗浄を
行うことにより、その表面に付着した土砂などの異物が
分離されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の洗浄装置の
構成によると、攪拌装置およびスクリュウコンベヤが配
置された水槽を複数段に設ける必要があり、装置全体の
構成が大きくなってしまい、装置自体のコストが高くな
るとともに、各装置におけるランニングコストも高くな
るという問題があった。
【0007】そこで、本発明は上記問題を解消し得る異
物分離用洗浄装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の異物分離用洗浄装置は、洗浄水および被洗
浄物が投入される容器本体と、この容器本体の上部に傾
斜して配置されたスクリーンと、このスクリーンの上方
位置に配置された衝突用部材と、これら衝突用部材に対
応する位置に設けられて、被洗浄物を洗浄水とともにこ
れら衝突用部材に向かって噴射させる噴射ノズルと、上
記容器本体内に投入された洗浄水および被洗浄物を、上
記噴射ノズルに供給する被洗浄物供給配管とから構成し
たものである。
【0009】
【作用】上記の構成によると、被洗浄物を、洗浄水と一
緒に衝突用部材に噴射させ、その時の衝突力により付着
物を分離させるとともに、この付着物を洗浄水と一緒に
洗い流すようにしているので、例えば攪拌装置およびス
クリュウコンベヤが配置された水槽を複数段に設ける必
要がなく、したがって装置自体の構成を小型化すること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例における異物分離用
洗浄装置を図1〜図3に基づき説明する。
【0011】異物分離用洗浄装置は、図1および図2に
示すように、洗浄水Aおよび被洗浄物Bを貯溜する貯溜
部1aが下部に形成された箱型状の容器本体1と、この
容器本体1の貯溜部1aの上方にかつ一側面に形成され
た開口部1bに傾斜して配置されたスクリーン2と、上
記容器本体1内でかつこのスクリーン2の上方位置で互
いに平行に配置された断面が3角形状の2個の棒状体
(衝突用部材の一例)3と、これら棒状体3に対応する
位置で取付ブラケット4を介して容器本体1に支持され
て、被洗浄物Bを洗浄水Aとともにこれら棒状体3に噴
射させるための噴射ノズル5と、途中にポンプ6が介装
されるとともに、容器本体1内に供給された洗浄水Aお
よび被洗浄物Bを上記噴射ノズル5に供給する被洗浄物
供給配管7と、上記容器本体1の他側面に形成された開
口部1cに被洗浄物Bを投入するための投入ホッパー8
とから構成されている。
【0012】また、上記棒状体3の取付姿勢は、図3に
示すように、三角形状の頂部3aが噴射ノズル5側に向
くようにされ、さらに上下の棒状体3,3同士の間隔H
は、棒状体3の断面における水平方向の幅(または高
さ)をWとし、かつ棒状体3の傾斜下面3bの水平面に
対する傾斜角度をαとすると、下記の式にて示される
値に設定される。
【0013】 H=W{tan(90°−α)−tanα} ・・・・ また、棒状体3の後面3cと容器本体1の他側面との間
隔Lは、Hより大きい値にされている。
【0014】なお、上記容器本体1には、洗浄水Aの補
給配管11が接続され、また容器本体1の側面には、オ
ーバーフロー水の排出口12および側面の底部には、排
水口13が設けられている。
【0015】上記構成において、容器本体1内の貯溜部
1aに洗浄水Aが入れられるとともにポンプ6が駆動さ
れて、洗浄水Aが棒状体3.3に向かって噴射されてい
る状態において、被洗浄物Bとして例えばプラスチック
細片が投入ホッパー8から容器本体1の貯溜部1aに供
給されると、このプラスチック細片Bは、洗浄水Aと一
緒に被洗浄物供給配管7を介して、噴射ノズル5から棒
状体3,3に向かって噴射される。
【0016】プラスチック細片Bが棒状体3,3に噴射
されると、棒状体3,3への衝突および後から噴射され
てくるプラスチック細片Bとの衝突により、プラスチッ
ク細片Bに付着している土砂などの付着物が効果的に分
離され、そして一緒に噴射された洗浄水Aにより洗い流
される。
【0017】この分離された付着物は洗浄水Aと一緒に
スクリーン2を通過して、下部の貯溜部1aに溜められ
る。一方、付着物が分離されたプラスチック細片Bは、
スクリーン2上を落下して、容器本体1外に排出され
る。
【0018】このように、プラスチック細片Bを、洗浄
水Aと一緒に棒状体3,3に噴射させ、その時の衝突力
により、付着物を分離させるとともに、この付着物を洗
浄水Aと一緒に洗い流すことができるため、従来のよう
に、攪拌装置およびスクリュウコンベヤが配置された水
槽を、複数段に設ける必要がなく、したがって装置自体
の構成を小型化することができるので、製造コストおよ
びランニングコストの低減化を図ることができる。
【0019】なお、上記実施例においては、衝突用部材
として、互いに平行に配置された2個の棒状体を示した
が、例えば3個以上でもよく、また棒状体同士の配置方
向は、被洗浄物に応じて、適宜、変更することができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、被
洗浄物を、洗浄水と一緒に衝突用部材に噴射させ、その
時の衝突力により付着物を分離させるとともに、この付
着物を洗浄水と一緒に洗い流すことができるため、従来
のように、攪拌装置およびスクリュウコンベヤが配置さ
れた水槽を複数段に設ける必要がなく、したがって装置
自体の構成を小型化することができるので、製造コスト
およびランニングコストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における異物分離用洗浄装置
の斜視図である。
【図2】同実施例における異物分離用洗浄装置の概略構
成を示す断面図である。
【図3】同実施例の異物分離用洗浄装置の要部断面図で
ある。
【図4】従来例における異物分離用の洗浄装置の断面図
である。
【符号の説明】
A 洗浄水 B 被洗浄物 1 容器本体 2 スクリーン 3 棒状体 5 噴射ノズル 6 ポンプ 7 被洗浄物供給配管 8 投入ホッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄水および被洗浄物が投入される容器本
    体と、この容器本体の上部に傾斜して配置されたスクリ
    ーンと、このスクリーンの上方位置に配置された衝突用
    部材と、これら衝突用部材に対応する位置に設けられ
    て、被洗浄物を洗浄水とともにこれら衝突用部材に向か
    って噴射させる噴射ノズルと、上記容器本体内に投入さ
    れた洗浄水および被洗浄物を、上記噴射ノズルに供給す
    る被洗浄物供給配管とから構成したことを特徴とする異
    物分離用洗浄装置。
JP14229195A 1995-06-09 1995-06-09 異物分離用洗浄装置 Pending JPH08332405A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14229195A JPH08332405A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 異物分離用洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14229195A JPH08332405A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 異物分離用洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08332405A true JPH08332405A (ja) 1996-12-17

Family

ID=15311970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14229195A Pending JPH08332405A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 異物分離用洗浄装置

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JP (1) JPH08332405A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7316236B2 (en) * 2002-05-23 2008-01-08 Braun Gmbh Cleaning device for the shaving head of a dry shaving apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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