JPH08331662A - 電子機器の制御方法、電子機器制御装置及びテレビジヨン受像機 - Google Patents

電子機器の制御方法、電子機器制御装置及びテレビジヨン受像機

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JPH08331662A
JPH08331662A JP15860895A JP15860895A JPH08331662A JP H08331662 A JPH08331662 A JP H08331662A JP 15860895 A JP15860895 A JP 15860895A JP 15860895 A JP15860895 A JP 15860895A JP H08331662 A JPH08331662 A JP H08331662A
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Japan
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electronic device
control
supplied
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control parameter
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JP15860895A
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English (en)
Inventor
Minoru Shimura
稔 志村
Tomonori Okuwaki
智紀 奥脇
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の電子機器の操作性を向上させ得る電子機
器の制御方法、電子機器制御装置及びテレビジヨン受像
機を目的とする。 【構成】単数又は複数の第1の電子機器がそれぞれ実行
できる動作に対応する制御パラメータを第2の電子機器
に供給し、所定の操作入力手段が操作されることにより
所望の第1の電子機器に所望の動作を実行させるような
操作入力があつたときに、第2の電子機器が対応する第
1の電子機器に対応する制御パラメータを送出し、制御
パラメータが供給された第1の電子機器が、供給された
当該制御パラメータに応じた動作を実行するようにした
ことにより、複数の電子機器の操作性を向上させること
ができる。また第2の電子機器としてテレビジヨン受像
機を適用するようにしたことより、複数の電子機器の操
作性を向上させ得るテレビジヨン受像機を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 (1)実施例による電子機器制御システムの全体構成
(図1〜図4) (2)制御パラメータ送信処理手順(図1〜図5) (3)制御パラメータ受信処理手順(図1〜図6) (4)電子機器制御処理手順(図1〜図4及び図7) (5)動作制御処理手順(図1〜図4及び図8) (6)実施例の動作(図1〜図8) (7)実施例の効果(図1〜図8) (8)他の実施例(図1〜図8) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器の制御方法、電
子機器制御装置及びテレビジヨン受像機に関し、例えば
複数の電子機器を1つの電子機器のリモートコントロー
ラを用いて制御し得るようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】従来、各家庭では、テレビジヨン受像機
をはじめとしてVHS(Video Home System )フオーマ
ツトのビデオテープレコーダ(VTR)や、8〔mm〕V
TR及びステレオ(チユーナ、CD(Compact Disc)プ
レイヤ、MD(Mini Disc )プレイヤ、テープレコー
ダ、アンプ等を含む)など、さまざまな電子機器が使用
されている。
【0004】通常、これら各電子機器にはそれぞれリモ
ートコントローラが付属品としてついており、このリモ
ートコントローラを用いて対応する電子機器の動作や調
整などを遠隔操作(リモートサントロール)し得るよう
になされている。例えばテレビジヨン受像機では、リモ
ートコントローラを用いてチヤンネル設定や音量調整、
カラー調整などを行い得るようになされており、VTR
では、記録、再生、停止、一時停止などの動作や、予約
録画などを行い得るようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に現状では電子機器が増えれば増えるほどそれに比例し
てリモートコントローラの数も増えるため、例えば8
〔mm〕VTRをリモートコントローラを用いて遠隔操作
したい場合に、どのリモートコントローラを使用すれば
良いのか判断し難くなる問題があつた。また現状では、
このように電子機器が増えるにつれてリモートコントロ
ーラの数も増えるため、これらリモートコントローラの
置き場所としてスペースが必要となり、また複数のリモ
ートコントローラをまとめて放置しておくと、インテリ
ア的にも非常に見苦しくなる問題点があつた。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、複数の電子機器の操作性を向上させ得る電子機器の
制御方法、電子機器制御装置及びテレビジヨン受像機を
実現しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、単数又は複数の各第1の電子
機器が、実行できる各動作にそれぞれ対応する制御パラ
メータを第2の電子機器にそれぞれ供給すると共に第2
の電子機器がこれらを順次記憶し、所定の操作入力手段
が操作されることにより第1の電子機器のなかから所定
の第1の電子機器に所定の動作を実行させるような操作
入力があつたときに、第2の電子機器が対応する第1の
電子機器に対して対応する制御パラメータを送出し、制
御パラメータが供給された第1の電子機器が、供給され
た当該制御パラメータに応じた動作を実行するようにし
た。
【0008】また第2の発明においては、実行できる各
動作にそれぞれ対応する制御パラメータを出力すると共
に、この制御パラメータが供給されたときには、供給さ
れた制御パラメータに対応する動作を実行する単数又は
複数の第1の電子機器と、各第1の電子機器から出力さ
れたパラメータを順次記憶すると共に、対応する操作入
力手段が操作されることにより第1の電子機器のなかか
ら所定の第1の電子機器に所定の動作を行わせるような
操作入力があつたときには、指定された第1の電子機器
の指定された動作に対応する制御パラメータを対応する
第1の電子機器に送出する第2の電子機器とで電子機器
制御装置を構成するようにした。
【0009】さらに第3の発明においては、実行できる
各動作にそれぞれ対応する制御パラメータを所定のタイ
ミングで順次出力すると共に、制御パラメータが供給さ
れたときには、供給された制御パラメータに対応する動
作を実行する単数又は複数の電子機器からそれぞれ供給
される各制御パラメータを順次記憶する記憶手段と、リ
モートコントローラと、リモートコントローラが操作さ
れることにより所定の電子機器に所定の動作を実行させ
るような入力があつたときには、記憶手段から指定され
た動作に対応する制御パラメータを読み出し、当該制御
パラメータを指定された第1の電子機器に送出する制御
手段とでテレビジヨン受像機を構成するようにした。
【0010】
【作用】第1及び第2の発明においては、第1及び第2
の電子機器の間で制御パラメータをやりとりし、第1の
電子機器のなかから所定の第1の電子機器に所定の動作
を実行させるような操作入力があつたときに、第2の電
子機器が対応する第1の電子機器に対して対応する制御
パラメータを送出し、制御パラメータが供給された第1
の電子機器が、供給された当該制御パラメータに応じた
動作を実行するようにしたことにより、1つの操作入力
手段を用いて各第1の電子機器を所望状態に動作させる
ことができる。
【0011】また第3の発明においては、リモートコン
トローラが操作されることにより所定の電子機器に所定
の動作を実行させるような入力があつたときには、記憶
手段から指定された動作に対応する制御パラメータを指
定された第1の電子機器に送出するようにしたことによ
り、このテレビジヨン受像機のリモートコントローラを
用いて各電子機器を所望状態に動作させることができ
る。
【0012】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0013】(1)実施例による電子機器制御システム
の全体構成 図1において、1は全体として実施例による電子機器制
御システムを示し、テレビジヨン受像機2の本体部3の
入力端子4に他の電子機器(VHS型VTR5、8〔m
m〕VTR6、CDプレイヤ7、MDプレイヤ8、ラジ
オチユーナ9等)の出力端子がそれぞれ接続されると共
に、当該テレビジヨン受像機2のコントロール部10の
コントローラ11にこれら各電子機器5〜9のコントロ
ーラ5A〜9Aがそれぞれケーブルを介して接続されて
いる。
【0014】この場合これら各電子機器5〜9のコント
ローラ5A〜9Aは、それぞれ電子機器5〜9の一番始
めの電源投入時に、その電子機器5〜9が行い得る各動
作(例えば再生動作や早送り動作等)にそれぞれ対応し
た制御パラメータを動作制御パラメータ信号S1A〜S
1D又はS1Eとして順次テレビジヨン受像機2のコン
トローラ11に送出するようになされている。またこれ
ら各コントローラ5A〜9Aは、この後テレビジヨン受
像機2のコントローラ11からこれら制御パラメータが
供給されたときには、その電子機器5〜9が供給された
制御パラメータに対応する動作を行うように当該電子機
器5〜8又は9を駆動制御するようになされている。
【0015】一方テレビジヨン受像機2のコントローラ
11は、各電子機器5〜9から供給される制御パラメー
タを順次RAM12に格納すると共に、この後このテレ
ビジヨン受像機2のリモートコントローラ13又は操作
パネル14が操作されることにより受光器15又は操作
パネル14から供給される指令信号S2A又はS2Bに
基づき1つの電子機器5〜8又は9に1つの動作を行わ
せるような入力があつたことを確認したときには、RO
M16に格納されたプログラムに従つて、指定された電
子機器5〜8又は9の指定された動作に対応する制御パ
ラメータをRAM12から読み出し、これを指令動作パ
ラメータ信号S3A〜S3D又はS3Eとして指定され
た電子機器5〜8又は9のコントローラ5A〜8A又は
9Aに送出するようになされている。
【0016】これによりこの電子機器制御システム1で
は、テレビジヨン受像機2に接続された各電子機器5〜
9を、テレビジヨン受像機2のリモートコントローラ1
3(及び操作パネル14)を用いて所望状態に動作させ
得るようになされている。
【0017】またテレビジヨン受像機2のコントローラ
11は、受光器15又は操作パネル14から供給される
指令信号S2A又はS2Bに基づいて、必要に応じて制
御信号をテレビジヨン受像機2の本体部やコントロール
部の各回路に送出するようになされている。この場合例
えば本体部3のチユーナ20は、コントロール部10の
コントローラ11から供給される制御信号S10Aに基
づいて、アンテナ21を介して受信した映像音声信号S
11のなかから1局を選局し、選局した映像音声信号S
12をセレクタ21に送出する。
【0018】セレクタ21は、コントローラ11から供
給される制御信号S10Bに基づいて、チユーナ20か
ら供給される映像音声信号S12と、入力端子4を介し
て各電子機器5〜9から供給される映像音声信号S13
A、S13B又は音声信号S14A〜S14Cとのなか
から1つを選択し、かしくて得られる映像信号S15を
映像処理回路22に送出すると共に、得られる音声信号
S16を音声処理回路23に送出する。
【0019】映像処理回路22は、供給される映像信号
S15に対して所定の信号処理を施し、かくして得られ
た映像信号S17を混合回路24を介してモニタ25に
送出することによりこの映像信号S17に基づく映像を
モニタ25に表示させる一方、この際コントローラ11
から供給される制御信号S10Cに基づいて必要に応じ
て映像信号S15に対する信号処理内容を変化させるこ
とによりモニタ25に表示される映像の輝度やカラーを
変化させる。
【0020】同様に音声処理回路23は、供給される音
声信号S16に対して所定の信号処理を施し、得られた
音声信号S18をスピーカ26に送出することにより、
この音声信号S18に基づく音声をスピーカ26から放
音させる一方、この際コントローラ11から供給される
制御信号S10Dに基づいて音声信号に対する増幅率を
変化させることにより、スピーカ26から放音される音
声の音量を変化させる。
【0021】このようにこの電子機器制御システム1で
は、リモートコントローラ13又は操作パネル14を操
作することによつて、所望する電子機器5〜9又はテレ
ビジヨン受像機2のチユーナ20から出力される映像音
声信号S13A、S13B又は音声信号SS14A〜S
14C又はS12に基づく映像や音声をそれぞれモニタ
25に表示させ、スピーカ26から放音させ得るように
なされている。
【0022】この実施例の場合、リモートコントローラ
13には、図2に示すように、一面に電源スイツチ3
0、入力切替えスイツチ31、チヤンネル切替えスイツ
チ32、音量調整スイツチ33、メニー表示スイツチ3
4及びメニユー選択決定ローラ35が設けられている。
この場合メニユー選択決定ローラ35はその中心軸を軸
として回転自在に保持されており、押圧することにより
クリツクし得るようになされている。
【0023】またリモートコントローラ13は、これら
各スイツチ30〜34やローラ35が操作されたとき
に、操作されたスイツチ30〜34やローラ35に応じ
た赤外線信号S30(図1)を出力するようになされ、
これにより受光器15を通してリモートコントローラ1
3の操作内容に応じた指令信号S2Aをテレビジヨン受
像機2のコントローラ11に供給し得るようになされて
いる。
【0024】この場合コントローラ11は、指令信号S
2Aに基づいて、例えばリモートコントローラ13の電
源スイツチ30が操作されたことを確認すると、テレビ
ジヨン受像機2のコントロール部10の電源回路40に
制御信号S10Eを送出することによりテレビジヨン受
像機2の本体部3への電源の投入を開始又は停止させる
ようになされている。
【0025】またコントローラ11は、指令信号S2A
に基づいてリモートコントローラ13の入力切換えスイ
ツチ31が操作されたことを確認すると、本体部2のセ
レクタ21に制御信号S10Bを送出することにより、
セレクタ21にチユーナ20から供給される映像音声信
号S12と各電子機器5〜9から入力端子を介して供給
される映像音声信号S13A、S13B又は音声信号S
14A〜S14Cとのなかから1つを順番に、かつ循環
的に選択させるようになされ、これによりこれら映像音
声信号S13A、S13B又は音声信号S14A〜S1
4Cに基づく映像をモニタ25に表示させ、又はスピー
カ26から放音させる。
【0026】さらにコントローラ11は、指令信号S2
Aに基づいてリモートコントローラ13のチヤンネル切
替えスイツチ32が操作されたことを確認すると、本体
部3のチユーナ20に制御信号S10Aを送出すること
により選択チヤンネルを切り替えさせ、又は指定された
電子機器5〜8又は9の対応する制御パラメータをRA
M12から読みだしてこれをその電子機器5〜8又は9
のコントローラ5A〜8A又は9Aに送出することによ
り選択チヤンネルを切り替えさせる。さらにコントロー
ラ11は、指令信号S2Aに基づいてリモートコントロ
ーラ13の音量調整スイツチ33が操作されたことを確
認すると、本体部3の音声処理回路23に制御信号S1
0Dを送出することにより音声信号S16の増幅率を上
げ又は下げさせることによりスピーカ26から放音され
る音響の音量を変化させるようになされている。
【0027】一方コントローラ11は、各電子機器5〜
9から供給される制御パラメータを、この制御パラメー
タに対応するアイコンデータを生成しながら当該アイコ
ンデータと共にRAM12に格納する一方、その電子機
器5〜9から全ての制御パラメータが供給され終わると
RAM12に格納された制御パラメータをサーチして並
替えを行うことにより、図3に示すような、階層的なメ
ニユー情報を生成するようになされている。
【0028】かくしてコントローラ11は、指令信号S
2Aに基づいてリモートコントローラ13のメニユー表
示スイツチ34が操作されたことを確認すると、RAM
12から第1階層のメニユー情報を読み出して混合回路
24に供給すると共に、キヤラクタジエネレータ41を
駆動させることにより矢印マークデータを発生させてこ
れを混合回路24に供給し、かつ混合回路24にこれら
を合成させてモニタ25に送出させるようになされ、こ
れにより図4(A)に示すような機種名を示すアイコン
50A〜50Fと矢印マーク51とでなる第1階層のメ
ニユー画面(初期メニユー画面)52を表示させるよう
になされている。
【0029】またコントローラ11は、この状態におい
て指令信号S2Aに基づきリモートコントローラ13の
メニユー選択決定ローラ35が回転操作されたことを確
認すると、矢印マーク51をメニユー選択決定ローラ3
5の回転方向に応じて矢印aで示す方向又はこれと逆方
向に移動させるような制御信号S10Fをキヤラクタジ
エネレータ41に送出することによりモニタ25に表示
される矢印マーク51の表示位置を順次移動させる一
方、この後指令信号S2Aに基づいてリモートコントロ
ーラ13のメニユー選択決定ローラ35がクリツクされ
たことを確認すると、このとき矢印マーク51が指して
いるアイコン50A〜50E又は50Fに対応する第2
階層のメニユー情報をRAM12から読み出し、これを
混合回路24に送出することにより、モニタ25に図4
(B)に示すような操作分野を示すアイコン53A〜5
3Dとカーソル51とからなる第2階層のメニユー画面
54を表示させる。なおこの図4(B)は第1の階層の
メニユー情報のなかから「VHS」が選択された場合に
モニタ25に表示される第2階層のメニユー画面54を
示す。
【0030】次いでコントローラ11は、この状態にお
いて指令信号S2Aに基づいてリモートコントローラ1
3のメニユー選択決定ローラ35が回転操作されたこと
を確認すると、上述の場合と同様にしてモニタ25に表
示された矢印マーク51をメニユー選択決定ローラ35
の回転に応じて矢印aで示す方向又はこれと逆方向に移
動させる一方、この後指令信号S2Aに基づいてリモー
トコントローラ13のメニユー選択決定ローラ35がク
リツクされたことを確認すると、このとき矢印マーク5
1が指しているアイコン53A〜53C又は50Dに対
応する第3階層のメニユー情報をRAM12から読み出
し、これを混合回路24に送出することにより、モニタ
25に図4(C)に示すような動作内容を示すアイコン
55A〜55Fとカーソル51とからなる第3階層のメ
ニユー画面56を表示させる。なお図4(C)は、図4
(B)の状態から「VTR操作」が選択された場合にモ
ニタ25に表示される第3階層のメニユー画面56を示
す。
【0031】さらにコントローラ11は、この状態にお
いて指令信号S2Aに基づいてリモートコントローラ1
3のメニユー選択決定ローラ35が回転操作されたこと
を確認すると、上述の場合と同様にしてモニタ25に表
示された矢印マーク51をメニユー選択決定ローラ35
の回転に連動させて矢印aで示す方向又はこれと逆方向
に移動させる一方、この後指令信号S2Aに基づいてリ
モートコントローラ13のメニユー選択決定ローラ35
がクリツクされたことを確認すると、このとき矢印マー
ク51が指しているアイコン55A〜55Fに対応する
制御パラメータをRAM12から読み出し、これを指令
動作パラメータ信号S3Eとして対応する電子機器(第
1階層メニユー画面表示時において選択された電子機
器)5〜8又は9のコントローラ5A〜8A又は9Aに
送出する。このようにしてコントローラ11は、この電
子機器5〜8又は9に指定された動作を実行させるよう
になされている。
【0032】(2)制御パラメータ送信処理手順 ここで実際上各電子機器5〜9のコントローラ5A〜9
Aは、図5に示す制御パラメータ送信処理手順RT1に
従つて各動作に対応する各制御パラメータをテレビジヨ
ン受像機2のコントローラ11に送出するようになされ
ている。すなわち各電子機器5〜9のコントローラ5A
〜9Aは、ステツプSP1においてこの制御パラメータ
送信処理手順RT1を開始すると、続くステツプSP2
においてその電子機器5〜8又は9の電源が投入される
のを待ち受け、この後電源が投入されたことを確認する
とステツプSP3に進んで、これから制御パラメータを
送信することを意味する送信開始データをテレビジヨン
受像機2のコントローラ11に送出する。
【0033】コントローラ5A〜9Aは、続くステツプ
SP4において、テレビジヨン受像機2のコントローラ
11が制御パラメータを受信し得る状態になつたときに
当該コントローラ11から動作制御パラメータ信号S3
A〜S3D又はS3Eとして供給される返信情報を待ち
受け、この返信情報を受信するとステツプSP5に進ん
で全ての制御パラメータをテレビジヨン受像機2のコン
トローラ11に送信し終えたか否かを判断する。コント
ローラ5A〜9Aは、このステツプSP5において否定
結果を得るとステツプSP6に進んで制御パラメータを
1つ送信した後ステツプSP7に進み、このステツプS
P7においてテレビジヨン受像機2のコントローラ11
から返信情報が送られてくるのを待ち受ける。
【0034】やがてコントローラ5A〜9Aは、ステツ
プSP7において返信情報を受信するとステツプSP5
に戻り、この後ステツプSP5において肯定結果を得る
まで(すなわち全ての制御パラメータをテレビジヨン受
像機2のコントローラ11に送信するまで)ステツプS
P5−SP6−SP7−SP5のループを繰り返すこと
により順次制御パラメータをテレビジヨン受像機2のコ
ントローラ11に送出する。この後コントローラ5A〜
9Aは、ステツプSP5において否定結果を得ると(す
なわち全ての制御パラメータをテレビジヨン受像機2の
コントローラ11に送信し終えると)、ステツプSP8
に進んで全ての制御パラメータを送信したことを意味す
る終了パラメータをテレビジヨン受像機2のコントロー
ラ11に送信する。
【0035】次いでコントローラ5A〜9Aはステツプ
SP9に進み、テレビジヨン受像機2のコントローラ1
1から返信情報が送られてくるのを待ち受け、やがて返
信情報を受信するとステツプSP10に進んでこの制御
パラメータ送信処理手順RT1を終了する。
【0036】(3)制御パラメータ受信処理手順 一方テレビジヨン受像機2のコントローラ11は、図6
に示す制御パラメータ受信処理手順RT2に従つて各電
子機器5〜9から供給される制御パラメータを受信する
ようになされている。すなわちテレビジヨン受像機2の
コントローラ11は、ステツプSP20においてこの制
御パラメータ受信処理手順RT2を開始すると、続くス
テツプSP21においていずれかの電子機器5〜9から
上述の送信開始データ(図5のステツプSP3)が供給
されるのを待ち受ける。やがてコントローラ11は、い
ずれかの電子機器5〜8又は9から送信開始データを受
信すると、ステツプSP22に進んでこの電子機器5〜
8又は9のコントローラ5A〜8A又は9Aに返信情報
(図5のステツプSP4)を送信する。
【0037】続いてコントローラ11は、ステツプSP
23に進み、この電子機器5〜8又は9のコントローラ
5A〜8A又は9Aから終了データ(図5のステツプS
P8)が供給されたか否かを判断し、否定結果を得たと
きにはステツプSP24に進んで制御パラメータの供給
があつたか否かを判断する。コントローラ11は、この
ステツプSP24において否定結果を得るとステツプS
P23に戻り、この後ステツプSP23−SP24−S
P23のループを繰り返しながらその電子機器5〜8又
は9のコントローラ5A〜8A又は9Aから制御パラメ
ータが供給されるのを待ち受ける。
【0038】やがてコントローラ11は、この電子機器
5〜8又は9のコントローラ5A〜8A又は9Aから制
御パラメータが供給されることによりステツプSP24
において肯定結果を得ると、ステツプSP25に進んで
その制御パラメータに対するアイコンデータを生成し、
当該アイコンデータと共にこの制御パラメータをRAM
12に格納する。この後コントローラ11はステツプS
P23に戻り、この後ステツプSP23において否定結
果を得るまで(すなわちその電子機器5〜8又は9のコ
ントローラ5A〜8A又は9Aから全ての制御パラメー
タが供給されたのを確認するまで)ステツプSP23−
SP24−SP25−SP23のループを繰り返す。
【0039】やがてコントローラ11はステツプSP2
3において肯定結果を得るとステツプSP26に進み、
このステツプSP26においてRAM12に格納されて
いる制御パラメータの関連性をサーチして並べ替えを行
うことにより図3のような階層的なメニユー情報を構成
し、これをRAM12に格納する。次いでコントローラ
11はステツプSP27に進んでその電子機器5〜8又
は9のコントローラ5A〜8A又は9Aに返信情報(図
5のステツプSP9)送出し、この後ステツプSP28
に進んでこの制御パラメータ受信処理手順RT2を終了
する。
【0040】(4)電子機器制御処理手順 さらにテレビジヨン受像機2のコントローラ11は、こ
の後図7に示す電子機器制御処理手順RT3に従つて各
電子機器5〜9を駆動制御する。すなわちテレビジヨン
受像機2のコントローラ11は、ステツプSP30にお
いてこの電子機器制御処理手順RT3を開始すると、ス
テツプSP31に進んで、リモートコントローラ13の
メニユー表示スイツチ34が操作されるのを待ち受け
る。
【0041】やがてコントローラ11は、指令信号S2
Aに基づいてリモートコントローラ13のメニユー表示
スイツチ34が操作されたことを確認すると、ステツプ
SP32に進んでRAM12から第1階層のメニユー情
報(初期メニユー情報)を読み出して混合回路24に送
出すると共に、この際キヤラクタジエネレータ41に制
御信号S10Fを送出することにより矢印マーク51を
発生させて混合回路24に送出することにより、モニタ
25に第1階層のメニユー画面52(図4(A))を表
示させる。
【0042】続いてコントローラ11は、ステツプSP
33に進み、指令信号S2Aに基づいてリモートコント
ローラ13のメニユー選択決定ローラ35がクリツクさ
れたか否かを判断する。コントローラ11は、このステ
ツプSP33において否定結果を得るとステツプSP3
4に進み、指令信号S2Aに基づいてリモートコントロ
ーラ13のメニユー選択決定ローラ35が回転操作され
たか否かを判断する。コントローラ11は、このステツ
プSP34において否定結果を得るとステツプSP33
に戻り、この後ステツプSP33又はステツプSP34
において肯定結果を得るまで(すなわちリモートコント
ローラ13のメニユー選択決定ローラ35がクリツク又
は回転操作されるまでステツプSP33−SP34−S
P33のループを繰り返す。
【0043】この際コントローラ11は、ステツプSP
34において肯定結果を得た場合には、ステツプSP3
5に進んでキヤラクタジエネレータ41に制御信号S1
0Fを送出することにより、メニユー選択決定ローラ3
5の回転操作に応じて順次表示位置が変化するような矢
印マーク51のデータを形成させ、これを混合回路24
に送出することによりモニタ25に表示される矢印マー
ク51の表示位置をメニユー選択決定ローラ35の回転
操作に伴つて移動させる。次いでコントローラ11はス
テツプSP33に戻り、この後ステツプSP33におい
て肯定結果を得るまでステツプSP33〜ステツプSP
35において同様の動作を繰り返す。
【0044】やがてコントローラ11は、リモートコン
トローラ13のメニユー選択決定ローラ35がクリツク
されることによりステツプSP33において肯定結果を
得ると、ステツプSP36に進んで選択されたアイコン
50A〜50F、53A〜53D、55A〜55Fに対
して下階層のメニユー情報があるか否かを判断する。コ
ントローラ11は、このステツプSP36において肯定
結果を得るとステツプSP37に進んでRAM12から
続く階層(第2階層又は第3階層)のメニユー情報を読
み出し、これを混合回路24に送出することによりモニ
タ25に表示させる。
【0045】次いでコントローラ11は、ステツプSP
33に戻り、この後ステツプSP33〜SP37をステ
ツプSP36において否定結果を得るまで(すなわち第
3階層のメニユー画面56がモニタ25に表示され、矢
印マーク51がいずれかのアイコン55A〜55E又は
55Fを指している状態においてリモートコントローラ
13のメニユー選択決定ローラ35がクリツクされるこ
とにより具体的な動作が指定されるまで)同様の動作を
繰り返す。やがてコントローラ11は、このステツプS
P36において否定結果を得るとステツプSP38に進
み、そのアイコン55A〜55E又は55Fに対する制
御パラメータをRAM12から読み出し、これを対応す
る電子機器5〜8又は9に送出する。
【0046】さらにコントローラ11は、ステツプSP
39に進んでアイコン55A〜55F及びカーソル51
(メニユー画面56)を消した後ステツプSP31に戻
り、この後指令信号S2A、S2Bに基づいてリモート
コントローラ13のメニユー表示スイツチ34が再び操
作されるのを待ち受けるようになされている。
【0047】(5)動作制御処理手順 一方各電子機器5〜9のコントローラ5A〜9Aは、図
5の制御パラメータ送信処理手順RT1が終了すると図
8に示す動作制御処理手順RT4に移り、この動作制御
処理手順RT4に従つてその電子機器5〜8又は9の動
作を制御するようになされている。すなわち各電子機器
5〜9のコントローラ5A〜9Aは、ステツプSP40
においてこの動作制御処理手順RT4を開始すると、ス
テツプSP41に進んでテレビジヨン受像機2のコント
ローラ11からいずれかの制御パラメータが供給される
のを待ち受ける。
【0048】やがてコントローラ5A〜9Aは、このス
テツプSP41において制御パラメータが供給されたこ
とを確認すると、ステツプSP42に進んでその電子機
器5〜8又は9の対応する回路を駆動制御することによ
り、供給された制御パラメータに対応する動作をその電
子機器5〜8又は9に行わせ、この後ステツプSP41
に戻つて再びいずれかの制御パラメータが選択されるの
を待ち受けるようになされている。
【0049】(6)実施例の動作 以上の構成において、この電子機器制御システム1で
は、各電子機器5〜9のコントローラ5A〜9Aがそれ
ぞれその電子機器5〜8又は9の一番始めの電源投入時
にその電子機器5〜8又は9が行い得る各動作にそれぞ
れ対応した制御パラメータを順次テレビジヨン受像機2
のコントローラ11に送出する。一方テレビジヨン受像
機2のコントローラ11は、各電子機器5〜9から供給
される制御パラメータを順次RAM12に格納すると共
に、この後これら各制御パラメータに基づいて階層的な
メニユー情報を形成し、このメニユー情報をRAM12
に格納する。
【0050】かくしてこの後、例えばユーザがリモート
コントローラ13のメニユー表示スイツチ34を操作す
ると、これに応じた指令信号S2Aが受光器15を介し
てテレビジヨン受像機2のコントローラ11に供給さ
れ、コントローラ11がRAM12から第1階層のメニ
ユー情報を読み出してこれを混合回路24に送出すると
共に、当該コントローラ11がキヤラクタジエネレータ
41に制御信号S10Fを送出して矢印マークデータを
発生させ、これを混合回路24に供給することにより、
モニタ25に第1階層のメニユー画面52が表示され
る。この状態においてユーザがリモートコントローラ1
3のメニユー選択決定ローラ35を回転操作すると、こ
れに応じた指令信号S2Aが受光器15を介してテレビ
ジヨン受像機2のコントローラ11に供給され、コント
ローラ11からキヤラクタジエネレータ41に制御信号
S10Fが送出されることにより、モニタ25に表示さ
れた矢印マーク51の表示位置が順次矢印aで示す方向
又はこれと逆方向に移動する。
【0051】またユーザがリモートコントローラ13の
メニユー選択決定ローラ35を回転操作して矢印マーク
51を所望する電子機器5〜8又は9に対応するアイコ
ン50A〜50Fを指すように移動させ、この後このメ
ニユー選択決定ローラ35をクリツクすると、これに応
じた指令信号52Aが受光器15を介してテレビジヨン
受像機2のコントローラ11に供給され、コントローラ
11がこのアイコン50A〜50E又は50Fに対応す
る第2階層のメニユー情報をRAM12から読み出して
混合回路24に供給すると共に、当該コントローラ11
がキヤラクタジエネレータ41に制御信号S10Fを送
出して矢印マークデータを発生させ、これを混合回路2
4に供給することにより、モニタ25に第2階層のメニ
ユー画面54が表示される。
【0052】さらにこの状態において、ユーザがメニユ
ー選択決定ローラ35を回転操作することによりモニタ
25に表示された矢印マーク51を所望のアイコン53
A〜53C又は53Dを指すように移動させた後、メニ
ユー選択決定ローラ35をクリツクすると、上述の場合
と同様にしてこのアイコン53A〜53C又は53Dに
対応する第3階層のメニユー画面56がモニタ25に表
示される。さらにこの状態においてユーザがリモートコ
ントローラ13のメニユー選択決定ローラ35を回転操
作することによりモニタ25に表示された矢印マーク7
を所望のアイコン55A〜55E又は55Fを指すよう
に移動させた後、メニユー選択決定ローラ35をクリツ
クすると、テレビジヨン受像機2のコントローラ11が
このアイコン55A〜55E又は55Fに対応する制御
パラメータをRAM12から読み出し、これを対応する
電子機器5〜8又は9のコントローラ5A〜8A又は9
Aに送出することにより、この電子機器5A〜8A又は
9Aにこのアイコン55A〜55E又は55Fに対応す
る動作を実行させる。
【0053】従つてこのこの電子制御システム1では、
テレビジヨン受像機2のリモートコントローラ13だけ
でテレビジヨン受像機2に接続された各電子機器5〜9
を所望状態に遠隔操作することができため、各電子機器
5〜9にそれぞれ対応させてリモートコントローラを用
意する必要がない分、容易に各電子機器5〜9及びテレ
ビジヨン受像機2を所望状態に駆動させることができ
る。
【0054】(7)実施例の効果 以上の構成によれば、各電子機器5〜9のコントローラ
5A〜9Aがそれぞれその電子機器5〜9が行い得る各
動作にそれぞれ対応した制御パラメータを順次テレビジ
ヨン受像機2のコントローラ11に送出すると共に、テ
レビジヨン受像機2のコントローラ11が、各電子機器
5〜9から供給される制御パラメータを順次RAM12
に格納し、この後供給される指令信号S2Aに基づいて
1つの電子機器5〜8又は9に動作を実行させるような
操作入力があつたことを確認した場合には、指定された
電子機器5〜8又は9に対して指定された動作に対応す
る制御パラメータをRAM12から読み出し、これをそ
の電子機器5〜8又は9のコントローラ5A〜8A又は
9Aに送出するようにしてこの電子機器5〜8又は9に
その制御パタメータに対応する動作を実行させるように
したことにより、このテレビジヨン受像機2に接続され
た複数種類の各電子機器5〜9をテレビジヨン受像機2
のリモートコントローラ13だけを用いて所望状態に遠
隔操作することができ、かしくて複数の電子機器を容易
に所望状態に駆動させ得る電子制御システムを実現でき
る。
【0055】(8)他の実施例 なお上述の実施例においては、各電子機器5〜9のコン
トローラ5A〜9Aがテレビジヨン受像機2のコントロ
ーラ11に対して制御パラメータを1つずつ送信するよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、各電子機器5〜9のコントローラ5A〜9Aが一度
に全ての制御パラメータをテレビジヨン受像機2のコン
トローラ11に送信するようにしても良い。
【0056】また上述の実施例においては、モニタ25
に表示されるメニユー情報から動作対象の電子機器5〜
8又は9を選択し、かつ当該電子機器5〜8又は9の動
作を決定するためのメニユー選択決定手段としてテレビ
ジヨン受像機2のリモートコントローラ13にその中心
軸を軸として回転自在に保持され、かつクリツクし得る
ようになされたメニユー選択決定ローラ35を設けるよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、要は、モニタ25に表示されるメニユー情報から動
作対象の電子機器5〜8又は9を選択し、かつ当該電子
機器5〜8又は9の動作を決定することができるのであ
れば、メニユー選択決定手段としてはローラ構成以外の
トラツクボールやレバーなどを適用するようにしても良
い。実際上このようにメニユー選択決定手段を構成する
ことによつて矢印マーク51を2次元的に移動させ得る
分、メニユー情報を2次元的に表示することができるよ
うになるため、メニユー画面の階層化を少なく、又は行
わずにすむことにより、より簡単な構成でメニユー表示
や、所望する電子機器5〜8又は9の指定及び動作の決
定等を行うことができるようにすることができる。
【0057】さらに上述の実施例においては、テレビジ
ヨン受像機2に接続する制御対象の電子機器5〜9とし
てオーデイオビジユアル製品にするようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、照明装置やエア
コンデイシヨナなどの日常家庭製品をテレビジヨン受像
機2に接続して上述の場合と同様に駆動制御し得るよう
にしても良い。
【0058】さらに上述の実施例においては、テレビジ
ヨン受像機2に接続された各電子機器5〜9のコントロ
ーラ5A〜9Aが制御パラメータの送信を開始するタイ
ミングとして各電子機器5〜9の電源が一番始めにオン
操作されたときにするようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば各電子機器5〜9に
ボタンを設けておき、このボタンが操作されたときにそ
の電子機器5〜9のコントローラ5A〜9Aが制御パラ
メータを出力するようにしても良く、電子機器5〜9の
コントローラ5A〜9Aが制御パラメータを出力するタ
イミングとしては、この他のタイミングであつても良
い。
【0059】さらに上述の実施例においては、各電子機
器5〜9のコントローラ5A〜9Aとテレビジヨン受像
機2のコントローラ11との間の制御パラメータのやり
とりをケーブルを介して行うようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、赤外線や光通信により
行うようにしても良い。
【0060】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、単数又は
複数の第1の電子機器がそれぞれ実行できる動作に対応
する制御パラメータを第2の電子機器に順次供給し、第
2の電子機器に対応する操作入力手段が操作されること
により第1の電子機器のなかから所定の第1の電子機器
に所定の動作を実行させるような操作入力があつたとき
に、第2の電子機器が対応する第1の電子機器に対して
対応する制御パラメータを送出し、制御パラメータが供
給された第1の電子機器が、供給された当該制御パラメ
ータに応じた動作を実行するようにしたことにより、1
つの操作入力手段を用いて各第1の電子機器を所望状態
に動作させることができ、かくして複数の電子機器の操
作性を向上させ得る電子機器の制御方法及び電子機器制
御装置を実現できる。
【0061】また、実行できる各動作にそれぞれ対応す
る制御パラメータを所定のタイミングで順次出力すると
共に、制御パラメータが供給されたときには、供給され
た制御パラメータに対応する動作を実行する単数又は複
数の電子機器からそれぞれ供給される各制御パラメータ
を順次記憶する記憶手段と、リモートコントローラと、
リモートコントローラが操作されることにより所定の電
子機器に所定の動作を実行させるような入力があつたと
きには、記憶手段から指定された動作に対応する制御パ
ラメータを読み出し、当該制御パラメータを指定された
第1の電子機器に送出する制御手段とでテレビジヨン受
像機を構成するようにしたことにより、このテレビジヨ
ン受像機のリモートコントローラを用いて各電子機器を
所望状態に動作させることができ、かくして複数の電子
機器の操作性を向上させ得るテレビジヨン受像機を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による電子機器制御システムの全体構成
を示すブロツク図である。
【図2】リモートコントローラの構成を示す略線図であ
る。
【図3】メニユー情報の階層構造を示す略線図である。
【図4】第1〜第3階層のメニユー画面を示す略線図で
ある。
【図5】制御パラメータ送信処理手順を示すフローチヤ
ートである。
【図6】制御パラメータ受信処理手順を示すフローチヤ
ートである。
【図7】電子機器制御処理手順を示すフローチヤートで
ある。
【図8】動作制御処理手順を示すフローチヤートであ
る。
【符号の説明】
1……電子機器制御システム、2……テレビジヨン受像
機、5〜9……電子機器、5A〜9A、11……コント
ローラ、12……RAM、13……リモートコントロー
ラ、25……モニタ、26……スピーカ、52、54、
56……メニユー画面。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単数又は複数の各第1の電子機器が、それ
    ぞれ実行できる各動作にそれぞれ対応した制御パラメー
    タを第2の電子機器に供給し、 上記第2の電子機器が各上記第1の電子機器からそれぞ
    れ供給される各上記制御パラメータを順次記憶し、 上記第2の電子機器に対応する所定の操作入力手段が操
    作されることにより上記第1の電子機器のなかから所定
    の上記第1の電子機器に対して所定の動作を実行させる
    ような操作入力があつたときに、上記第2の電子機器が
    対応する上記第1の電子機器に対して対応する上記制御
    パラメータを送出し、 上記制御パラメータが供給された第1の電子機器が、供
    給された当該制御パラメータに応じた動作を実行するこ
    とを特徴とする電子機器の制御方法。
  2. 【請求項2】上記操作入力手段は、リモートコントロー
    ラでなり、 上記第2の電子機器は、 各上記第1の電子機器からそれぞれ供給される上記制御
    パラメータに基づいてメニユー情報を形成し、形成した
    上記メニユー情報に基づくメニユー画面を必要に応じて
    表示する一方、上記メニユー画面に応じた上記操作入力
    手段の操作に基づいて、対応する上記第1の電子機器に
    対して対応する上記制御パラメータを送出することを特
    徴とする請求項1に記載の電子機器の制御方法。
  3. 【請求項3】実行できる各動作にそれぞれ対応する制御
    パラメータを所定のタイミングで順次出力すると共に、
    上記制御パラメータが供給されたときには、供給された
    上記制御パラメータに対応する上記動作を実行する単数
    又は複数の第1の電子機器と、 各上記第1の電子機器から出力された上記パラメータを
    所定の記憶手段に順次記憶すると共に、対応する操作入
    力手段が操作されることにより上記第1の電子機器のな
    かから所定の上記第1の電子機器に所定の動作を行わせ
    るような操作入力があつたときには、指定された上記第
    1の電子機器の指定された動作に対応する上記制御パラ
    メータを上記記憶手段から読み出して対応する上記第1
    の電子機器に送出する第2の電子機器とを具えることを
    特徴とする電子機器制御装置。
  4. 【請求項4】上記操作入力手段は、リモートコントロー
    ラでなり、 上記第2の電子機器は、 各上記第1の電子機器からそれぞれ供給される上記制御
    パラメータに基づいてメニユー情報を形成し、形成した
    上記メニユー情報に基づくメニユー画面を必要に応じて
    表示する一方、上記メニユー画面に応じた上記操作入力
    手段の操作に基づいて対応する上記第1の電子機器に対
    して対応する上記制御パラメータを送出することを特徴
    とする請求項3に記載の電子機器制御装置。
  5. 【請求項5】実行できる各動作にそれぞれ対応する制御
    パラメータを所定のタイミングで順次出力すると共に、
    上記制御パラメータが供給されたときには、供給された
    上記制御パラメータに対応する上記動作を実行する単数
    又は複数の電子機器からそれぞれ供給される各上記制御
    パラメータを順次記憶する記憶手段と、 リモートコントローラと、 上記リモートコントローラが操作されることにより所定
    の上記電子機器に所定の動作を実行させるような入力が
    あつたときには、上記記憶手段から指定された上記動作
    に対応する上記制御パラメータを読み出し、当該制御パ
    ラメータを指定された上記第1の電子機器に送出する制
    御手段とを具えることを特徴とするテレビジヨン受像
    機。
  6. 【請求項6】上記制御手段は、 各上記電子機器から供給される各上記制御パラメータに
    基づいてメニユー情報を形成し、形成した上記メニユー
    情報に基づくメニユー画面を上記リモートコントローラ
    の操作に基づき必要に応じて表示画面に表示する一方、
    上記メニユー画面に応じた上記リモートコントローラの
    操作に基づいて対応する上記電子機器に対して対応する
    上記制御パラメータを送出することを特徴とする請求項
    5に記載のテレビジヨン受像機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10232757A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Sharp Corp メディア選択装置
JP2001251693A (ja) * 2000-03-08 2001-09-14 Hitachi Video & Inf Syst Inc リモートコントロール装置
US7091962B2 (en) 2002-04-02 2006-08-15 Pioneer Corporation Video display apparatus and video data creation apparatus
CN100385564C (zh) * 2002-04-11 2008-04-30 三星电子株式会社 具有多个再现装置的组合系统及控制其操作的方法

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