JPH08331466A - 電子画像取込装置 - Google Patents

電子画像取込装置

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JPH08331466A
JPH08331466A JP7135488A JP13548895A JPH08331466A JP H08331466 A JPH08331466 A JP H08331466A JP 7135488 A JP7135488 A JP 7135488A JP 13548895 A JP13548895 A JP 13548895A JP H08331466 A JPH08331466 A JP H08331466A
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JP
Japan
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circuit block
power
image
power supply
microcomputer
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JP7135488A
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English (en)
Inventor
Keiji Kunishige
恵二 国重
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH08331466A publication Critical patent/JPH08331466A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で、小型で安価な電子画像取込装置
を提供することを目的とする。 【構成】取り込み対象画像を照明する照明回路ブロック
1と、上記取り込み対象画像を読み取り電気信号に変換
する撮像デバイスおよび上記照明回路ブロック1と対象
画像との少なくとも一方を駆動して、画像を走査するモ
ータ駆動回路ブロック2と、上記走査によって得られた
画像データを外部装置に向けて出力するデータ転送回路
ブロック3と、このデータ転送回路ブロック3の駆動時
には、上記照明回路ブロック1およびモータ駆動回路ブ
ロック2への給電を禁止もしくは給電量を低減するパワ
ー制御手段4とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子画像取込装置、詳
しくは、対象画像を読み取り、画像データとして出力す
る電子画像取込装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現像済みの銀塩フィルムに露光さ
れた被写体像を撮像して映像信号に変換した後、画像デ
ータとして外部装置に出力するフィルムスキャナ装置は
種々のものが提案されている。たとえば特願平6−18
2670号には、フィルム等の被照明画像を読み取るイ
メージセンサと、該センサで読み取った画像信号をデジ
タルデータに変換するA/D変換器と、このデジタルデ
ータをパーソナルコンピュータ等に出力する転送部とを
具備する技術手段が提案されている。
【0003】図11は、上記技術手段に代表されるフィ
ルムスキャナ装置の構成を示したブロック図である。
【0004】該フィルムスキャナ装置は、図に示すよう
に、装置全体の制御を司る制御手段としてRISC型マ
イクロコンピュータ(以下、RISCマイコンと略記す
る)111を具備し、後述する各回路の制御を行うよう
になっている。そして、被写体像が露光されたフィルム
(図示せず)をランプ123で背面より照射し、ライン
センサ112で該画像を読み取り画像データに変換する
ようになっている。なお、上記ランプ123は、上記R
ISCマイコン111に制御されたドライバ122によ
り点灯するようになっている。
【0005】上記ラインセンサ112からの画像データ
は、RGB信号としてクランプ回路113,サンプルホ
ールド回路114で周知の処理が施された後、アンプ1
15で増幅され、A/D変換回路116に入力されA/
D変換される。
【0006】上記A/D変換回路116によりA/D変
換された映像信号は、上記RISCマイコン111に入
力されると共にメモリ117に入力される。ここで、上
記RISCマイコン111は、上記メモリ117,DM
A118を制御して所定の映像信号を得、この後、上記
映像信号はラッチ回路119を経てD/A変換回路12
0でD/A変換された後、エンコーダ121を経て外部
装置へビデオ出力として出力される。一方、上記RIS
Cマイコン111では、得られた映像信号に所定の処理
を行った後、外部装置に対してSCSIデータとして出
力する。
【0007】また、上記フィルムを1駒ごとに給送する
必要があるが、その給送は上記RISCマイコン111
の制御のもとに、モータドライバ124を介して、フィ
ルム給送モータ125を駆動して行われるようになって
いる。なお、上記フィルム給送の際、パーフォレーショ
ン検出回路126を介してフォトリフレクタ(PR)1
27によりフィルム駒数や駒位置を確認しながらフィル
ム給送モータ125を駆動するようになっている。
【0008】この際、フィルムに磁気記録されている撮
影情報等の磁気データは、磁気ヘッド129で読み取
り、磁気回路128を介して上記RISCマイコン11
1に取り込まれるようになっている。また、記録情報と
しての磁気データをフィルムに書き込む場合も上記磁気
ヘッド129を介して行われるようになっている。
【0009】上記RISCマイコン111は、この他に
各種操作SW群131のキースキャンを行い、これに応
じた表示を表示部130を介して行うようになってい
る。
【0010】また、特公平5−27296号公報には、
原稿を照明し、CCD等からなる撮像デバイスを用いて
原稿面を走査して画像情報を電気信号に変換する原稿読
み取り装置が示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記2
つの技術手段は、いずれも電源における電力量制御に関
する記述はなく、通常、上記装置の電源はその最大使用
電流に基づいて設計される。すなわち、上記技術手段に
おける電子画像取込装置は、瞬間的なピーク消費電流に
対応して、電源の電流供給能力が設計される。これによ
り、電源の大型化、コストアップを招き、たとえば、市
販の安価なACアダプタ等を電源とすることが困難とな
る。したがって、装置全体のコストアップを招き、コン
パクト化を妨げる要因になっていた。
【0012】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、簡単な構成で、小型で安価な電子画像取込装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による第1の電子画像取込装置は、取り込み
対象画像を読み取る撮像手段と、この撮像手段により読
み取った画像データを外部出力するデータ転送手段と、
このデータ転送手段が駆動する際には、上記撮像手段へ
の給電を禁止もしくは給電量を低減する制御手段とを具
備する。
【0014】上記の目的を達成するために本発明による
第2の電子画像取込装置は、取り込み対象画像を読み取
る撮像手段と、この撮像手段により読み取った画像デー
タを外部出力するデータ転送手段と、上記対象画像を読
み取る際には、上記データ転送手段への給電を禁止する
制御手段とを具備する。
【0015】上記の目的を達成するために本発明による
第3の電子画像取込装置は、上記第1または第2の電子
画像取込装置において、上記撮像手段は、上記対象画像
を照明する照明手段と、該画像を走査する駆動手段とを
備える。
【0016】
【作用】本発明による第1の電子画像取込装置は、撮像
手段は取り込み対象画像を読み取り、データ転送手段は
上記撮像手段により読み取った画像データを外部出力す
る。そして、上記データ転送手段が駆動する際には、上
記撮像手段への給電を禁止もしくは給電量を低減する。
【0017】本発明による第2の電子画像取込装置は、
撮像手段は取り込み対象画像を読み取り、データ転送手
段は上記撮像手段により読み取った画像データを外部出
力する。そして、上記対象画像を読み取る際には、上記
データ転送手段への給電を禁止する。
【0018】本発明による第3の電子画像取込装置は、
上記第1または第2の電子画像取込装置において、上記
撮像手段は、上記対象画像を照明し、また該画像を走査
する。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0020】図1は、本発明の第1実施例である電子画
像取込装置の概略構成を示したブロック図である。
【0021】本実施例の電子画像取込装置は、たとえば
被写体像が露光された現像済み銀塩フィルムや、あるい
は画像、文字等が描画されている原稿等の対象画像を照
明する照明手段を有している。この照明手段としては、
発光ダイオード(以下、LEDと略記する)、蛍光灯
(熱陰極管、冷陰極管)等が考えられるが、本実施例で
は冷陰極管の蛍光灯を採用している。
【0022】また、図1に示すように本第1実施例は上
記照明手段と該照明手段の駆動部とからなる照明回路ブ
ロック1を具備している。さらに、該照明回路ブロック
1には、図中、符号5で示す電源からの電源電圧が給電
切換スイッチ5Aでオン・オフして給電されるようにな
っている。また、該給電切換スイッチ5Aはパワー制御
手段4によってそのオン・オフが制御されるようになっ
ている。
【0023】上記照明回路ブロック1の消費電流は、本
実施例では照明手段として蛍光灯を採用しているためイ
ンバータ点灯等による交流(AC)駆動であり、平均消
費電流は少ないがピーク電流は大きくなっている。
【0024】さらに、本実施例の電子画像取込装置は、
上記対象画像を走査して撮像するために、該対象画像を
撮像する撮像素子、上記照明手段、結像光学系の光路等
を移動するモータと、該対象画像、すなわちフィルム、
原稿等を給送あるいは移動するモータとを具備してい
る。本実施例では、図1に示すように、これらモータお
よび該モータの駆動部からなるモータ駆動回路ブロック
2を具備している。
【0025】また、該モータ駆動回路ブロック2には、
図中、符号6で示す電源からの電源電圧が、上記パワー
制御手段4の制御のもとにオン・オフする給電切換スイ
ッチ6Aを介して給電されるようになっている。
【0026】上記モータ駆動回路ブロック2の消費電流
は、たとえばハーフピッチ駆動を行うと周期的なピーク
が発生し、また、モータのオン・オフ時にはラッシュカ
レントが発生することより、ピークを伴う形態となる。
【0027】なお、上記照明回路ブロック1とモータ駆
動回路ブロック2とで撮像手段を構成する。
【0028】一方、本実施例の電子画像取込装置は、上
記撮像素子で撮像した対象画像を画像データに変換して
パーソナルコンピュータ等の外部装置に対して出力する
ようになっている。本実施例は、図1に示すように該画
像データの転送回路ブロックであるデータ転送回路ブロ
ック3を具備している。そして、該回路ブロックのオン
・オフは、上記照明回路ブロック1,モータ駆動回路ブ
ロック2と同様に上記パワー制御手段4の制御のもとに
給電切換スイッチ7Aで行うようになっており、この制
御により電源7からの電圧が給電されるようになってい
る。
【0029】上記データ転送回路ブロック3において、
データ転送チャンネルとしては、SCSI(Small Comp
uter System Interface)、PCIバス、ISAバス、
プリンターポート等が考えられる。
【0030】上記データ転送回路ブロック3の消費電流
の形態は、上記バスを高速ドライブするために多くの消
費電流を要する。そして、データの“H”レベル,
“L”レベルにより消費電流が異なり、やはりピーク電
流が発生することが考えられる。
【0031】さらに、本実施例の電子画像取込装置は、
上記照明回路ブロック1、モータ駆動回路ブロック2、
データ転送回路ブロック3のそれぞれの回路ブロックの
消費電流を制御するパワー制御手段4を具備している。
該パワー制御手段4は、上述したように上記給電切換ス
イッチ5A,6A,7Aを制御し、上記電源5,6,7
からの電源電圧をそれぞれ上記照明回路ブロック1、モ
ータ駆動回路ブロック2、データ転送回路ブロック3に
給電するようになっている。
【0032】このように、本実施例の電子画像取込装置
は、少なくとも3つの大電流消費ブロックを具備してい
る。これら各回路ブロックの消費電流ピークが重なる
と、電子画像取込装置全体としての最大消費電流は非常
に大きなものとなってしまうが、本実施例においては、
上記パワー制御手段4により、各動作モード毎に、たと
えば給電回路ブロックを選択する等により装置全体とし
てのピーク消費電流が所定設計値を越えないように制御
されるようになっている。
【0033】次に、本第1実施例の基本的な動作を図2
に示すフローチャートを参照して説明する。
【0034】この実施例は、上記パワー制御手段4を動
作させることにより上記各回路ブロックのピーク電流が
互いに重ならないようにシーケンス制御を行うようにな
っている。まず、上記対象画像のスキャニングが開始さ
れると(ステップS1)、読み取り回数を格納する変数
Nに“0”を代入して初期化する(ステップS2)。こ
の後、該変数Nをインクリメントし(ステップS3)、
同変数Nが1500を越えたか否かチェックする(ステ
ップS4)。このステップS4で、変数Nが1500を
越えていなければ、対象画像のサブルーチン読み取り、
転送処理を行い(ステップS5)、越えていれば対象画
像のスキャニングを終了する(ステップS6)。
【0035】次に、上記ステップS5における対象画像
の読み取り・転送処理のサブルーチンを図3に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0036】まず、上記ステップS5で読み取り・転送
処理ルーチンが呼び出されると(ステップS11)、対
象画像の読み取りモードか否かをチェックし(ステップ
S12)、画像読み取りモードであるならば、上記パワ
ー制御手段4が上記各給電切換スイッチ5A,6A,7
Aを制御して上記照明回路ブロック1、モータ駆動回路
ブロック2に給電し、データ転送回路ブロック3への給
電は停止させる(ステップS13)。
【0037】この後、撮像素子を動作させて対象画像を
読み取り、該撮像素子の出力をA/D変換した後、得ら
れたデジタルデータをバッファメモリに取り込む画像読
み取り処理を行う(ステップS14)。これにより、1
ライン分のRGBデータが得られる。そして、1ライン
分の画像取り込みが終了すると、データ転送モードに移
行する。
【0038】次に、ステップS15でデータ転送モード
であるか否かを判定し、該モードであるときはステップ
S16に移行し、同モードでないときはステップS18
に移行して本ルーチンを終了してメインルーチンにリタ
ーンする。
【0039】上記ステップS15においてデータ転送モ
ードであるときは、ステップS16において、上記パワ
ー制御手段4が上記各給電切換スイッチ5A,6A,7
Aを制御して上記照明回路ブロック1、モータ駆動回路
ブロック2への給電を停止し、データ転送回路ブロック
3への給電を開始する。その後、データ転送処理を行う
(ステップS17)。
【0040】次に、上記第1実施例の電子画像取込装置
をさらに詳しく説明する。
【0041】図4は、上記第1実施例の電子画像取込装
置の構成をさらに詳しく示したブロック図である。
【0042】図に示すように、本第1実施例の電子画像
取込装置は、装置全体の制御を司る制御手段として高速
演算処理の可能なRISC(縮小化命令セット)型マイ
クロコンピュータ(以下、RISCマイコンと略記す
る)21を具備している。なお、本実施例ではRISC
マイコンを使用したが、これに限らず、高速CISC
(多種類命令セット)型マイクロコンピュータを採用し
てもよく、さらに、カスタムゲートアレイで同様なコン
トローラを構成してもよい。
【0043】まず、本実施例における上記照明回路ブロ
ック1(図1参照)に対応する構成について説明する。
【0044】図に示すように、対象画像としては被写体
像が露光された現像済みの銀塩フィルム12を採用して
いる。このフィルム12を照明手段、たとえば冷陰極管
蛍光灯(以下、CFLと略記する)11の前面に配置し
た後、該フィルム12の背面より所定光を照射するよう
になっている。なお、本実施例においては、照明手段と
して冷陰極管蛍光灯を採用したが、これに限らず、たと
えば熱陰極管蛍光灯、LED、ハロゲンランプ、キセノ
ン管等を用いてもよい。
【0045】上記CFL11の両端には該CFL11の
点灯駆動回路であるインバータ回路28が接続されてい
て、さらに該インバータ回路28には同CFL11の点
灯駆動源となる低電圧の直流電源29が接続されてい
る。該電源29からの給電は上記RISCマイコン21
と通信を行うサブマイコン22によりオン・オフ制御さ
れるようになっており、これにより上記CFL11は、
該サブマイコン22の指示に基づいてインバータ回路2
8によって点灯、消灯されることになる。
【0046】ここで、上記CFL11とインバータ回路
28とが上記照明回路ブロック1に対応し、また、上記
直流電源29が上記電源5に対応する。
【0047】上記直流電源29は、たとえば12Vの直
流電源であり、この直流低電圧をインバータ回路28に
おいて750V/5mA/50kHz の高周波高電圧に変換
してCFL11を点灯するようになっている。
【0048】図5は、本第1実施例の電子画像取込装置
において、上記CFL11を点灯させた際の上記電源2
9の負荷電流(消費電流)の一例を示した線図である。
【0049】図に示すように、一般にCFL11で代表
される冷陰極放電管を点灯する際、上述した条件のもと
では上記電源29からは、平均120mA,ピーク200
mAの消費電流が必要となる。
【0050】上記電源29は、上述したようにサブマイ
コン22からの制御信号に基づいてオン・オフ制御され
るようになっており、これによりCFL11の照明輝度
の調整及びインバータ回路28の消費電流制御が行われ
るようになっている。
【0051】一方、上記CFL11から上記フィルム1
2に向けた照射光により、該フィルム12の一直線状に
照明された部分は結像レンズ34によりCCD等のライ
ンセンサ13上に結像される。なお、ここでは約0.8
倍に縮小結像されるようになっている。該ラインセンサ
13においては、上記被写体像が映像信号に変換された
後、出力される。なお、上記結像レンズ34の倍率はC
CDの大きさによって適宜決定すれば良い。
【0052】上記ラインセンサ13は2ラインで構成さ
れ、そのうち1ラインはG信号専用とし、他の1ライン
はR信号とB信号を交互に出力するようになっている。
なお、該ラインセンサ13は、上記RISCマイコン2
1によって制御されるようになっている。また、上記G
信号はビデオアンプ15に、また上記R,B信号はビデ
オアンプ14にそれぞれ入力され、増幅された後A/D
変換器16に入力されるようになっている。
【0053】上記A/D変換器16によりA/D変換さ
れた映像信号は、上記RISCマイコン21の外部デー
タバスを通じて、該RISCマイコン21および同RI
SCマイコン21の内部に設けられたRAMで構成され
た画像メモリ21aに入出力されるようになっている。
なお、該A/D変換器16は、上記RISCマイコン2
1によって制御されるようになっている。
【0054】次に、本実施例における上記フィルム12
の副走査、すなわち該フィルム12の横方向の走査手段
を示し、上記モータ駆動回路ブロック2(図1参照)に
対応する構成について説明する。
【0055】図に示すように、本第1実施例では、上記
CFL11、結像レンズ34、ラインセンサ13、ビデ
オアンプ14,15により構成された副走査ブロック1
0が、上記サブマイコン22に制御されたステッピング
モータ36により駆動され、上記フィルム12の副走査
が行われるようになっている。
【0056】上記ステッピングモータ36は、該ステッ
ピングモータ36の駆動部であるモータドライバ35に
接続され、さらに該モータドライバ35には上記ステッ
ピングモータ36の駆動源となる直流電源40が接続さ
れている。該電源40からの給電は上記サブマイコン2
2によりオン・オフ制御されるようになっており、これ
により該ステッピングモータ36は、該サブマイコン2
2の指示に基づいてモータドライバ35により駆動され
ることになる。
【0057】上記ステッピングモータ36は、副走査方
向の駆動トルクを確保するために、本実施例では2相励
磁駆動を行っている。一般に、上記ステッピングモータ
36に代表されるモータを駆動するには、1相当たり約
200mAの消費電力を必要とするため、2相励磁駆動を
行うと、200mA×2=400mAの電流負荷が生じるこ
とになる。
【0058】そこで、本実施例では該ステッピングモー
タ36の印加電圧制御が可能となるよう構成し、起動時
の印加電圧と停止(位置保持)時の印加電圧の関係を 起動時印加電圧>停止(位置保持)時印加電圧 となるよう構成している。
【0059】上記サブマイコン22は、副走査方向の所
定単位ごとの移動の開始または終了とCCD露光制御
(約6msec間の露光)の終了とをRISCマイコン21
に通信によって伝達するようになっている。これによ
り、該RISCマイコン21はCCD読み出し処理を行
い、内蔵した画像メモリ21aに記憶するようになって
いる。
【0060】次に、本実施例におけるデータ転送手段を
示し、上記データ転送回路ブロック3(図1参照)に対
応する構成について説明する。
【0061】本実施例の電子画像取込装置は、上記A/
D変換器16においてA/D変換された画像データをS
CSIコネクタ41より図示しない外部装置に対して出
力可能となっており、この画像データ転送動作は上記R
ISCマイコン21により高速性を保持して行われるよ
うになっている。
【0062】上記デジタル画像データの転送はSCSI
によって行われるようになっており、本実施例では、デ
ータ転送の高速化のためにSCSIケーブルを110Ω
という低いインピーダンスでプルアップしている。これ
により、1ビット当たり5V/110Ω=45mA程度の
消費電流が必要となる。なお、通常、SCSIのデータ
幅は8ビットであるから、最大45mA×8=360mAの
負荷電流が発生する。
【0063】本実施例では、アクティブターミネータ
(active terminator)42を具備して電流負荷の低減
化を図っているが、上記負荷はSCSIのデータ幅が1
6ビット、32ビットになればそれに比例して大きくな
る。
【0064】そこで、本実施例ではパワー制御端子PW
Cを使い上記アクティブターミネータ42をSCSIバ
スから切り離し可能として、出力バッファ43をオープ
ンコレクタ(またはオープンドレイン)形式にして低消
費電流化が可能なように構成している。
【0065】また、本実施例では上記アクティブターミ
ネータ42以外の出力バッファ43にもパワー制御端子
PWを使い、非データ転送時には給電を停止して、低消
費電流化が可能なように設計されている。
【0066】次に、上記照明回路ブロック1,モータ駆
動回路ブロック2,データ転送回路ブロック3に対応す
る構成以外の構成要素について簡単に説明する。
【0067】本実施例において、上記フィルム12を1
駒ごとに給送する必要があるが、その給送は上記サブマ
イコン22の制御のもとに、モータドライバ27を介し
て、フィルム給送モータ37を駆動して行われるように
なっている。なお、上記フィルム給送の際、パーフォレ
ーション検出回路26を介してフォトリフレクタ(P
R)38によりフィルム駒数や駒位置を確認しながらフ
ィルム給送モータ37を駆動するようになっている。
【0068】この際、フィルム12に磁気記録されてい
る撮影情報等の磁気データは、磁気ヘッド39で読み取
り、磁気回路25を介して上記サブマイコン22に取り
込まれるようになっている。また、記録情報としての磁
気データをフィルム12に書き込む場合も上記磁気ヘッ
ド39を介して行われるようになっている。
【0069】以上、比較的高速処理を要求されない処理
動作は通常のマイコンであるサブマイコン22がその制
御動作を受け持つようになっている。
【0070】上記サブマイコン22は、上記制御の他
に、受光素子30からの出力を変換して上記CFL11
の輝度をモニタし、その情報をRISCマイコン21に
伝達してCCD露光時間制御に反映させたり、データ取
得のバリッド/インバリッド判定に利用したりする。ま
た、図中、符号32は、受光素子30の負荷抵抗であ
る。
【0071】また、上記サブマイコン22は、上記イン
バータ回路28の電源29からの給電をオン・オフ制御
するとともに、CFL11が常に一定の照明輝度になる
よう該電源電圧を制御するようになっている。
【0072】さらに、サブマイコン22は、サーミスタ
31と抵抗33とによる分割電圧をモニタし、温度情報
をRISCマイコン21に伝達するようになっている。
これにより該RISCマイコン21は該情報をもとにテ
ーブル参照により、CFL11の色度変化を相殺するよ
う色変換処理を行うようになっている。
【0073】この他に、上記サブマイコン22は各種操
作SW群23のキースキャンを行い、これに応じた表示
を表示部24を介して行い、キー入力コマンドをRIS
Cマイコン21に伝達するようになっている。そして、
該RISCマイコン21はこのコマンドに応じた処理を
行うようになっている。
【0074】以上のように構成された本第1実施例の画
像処理動作について図6に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0075】本実施例における図示しないパワースイッ
チが入ると、まずRISCマイコン21、サブマイコン
22が共に初期設定される(ステップS100)。次
に、上記サブマイコン22は上記フィルム12が装填さ
れているフィルムカセットが挿入されたかどうか判定す
る(ステップS101)。この判定は、カセット挿入口
の蓋の動作にスイッチを連動させても良いし、フィルム
カセットを検知しても良い。
【0076】上記ステップS101においてフィルムカ
セットが入っていない場合はパワースイッチを判定し
(ステップS102)、オフになったら本処理を終了す
る。また、該パワースイッチがオンであれば、カセット
挿入表示、すなわち、カセットマークを点滅させ(ステ
ップS103)、上記RISCマイコン21にカセット
未挿入状態であることを知らせ(ステップS104)、
カセットが挿入されるまで待機する。
【0077】一方、上記ステップS101において、上
記フィルムカセットが挿入されると、フィルムを1駒目
までローディングするサブルーチン“フィルムローディ
ング処理”が実行される(ステップS105)。
【0078】上記フィルムローディング処理が終わると
サブマイコン22は、各種の取り込み装置本体のスイッ
チの状態をチェックし(ステップS106)、それに対
応したフラグデータを作成する。
【0079】さらに、上記サブマイコン22はRISC
マイコン21と通信を行い、各種のフラグ(駒送り、駒
戻し、巻き戻し、駒指定、画像入力形態情報等)を共有
する(ステップS107)。なお、ここで画像入力形態
情報とは上記RISCマイコン21がSCSIによって
外部装置から受け取ったコマンドデータである。
【0080】次に、現在の状態をLCD表示部に表示し
(ステップS108)、コマ送りスイッチのオン・オフ
を判定し(ステップS109)、該スイッチがオンであ
れば目標コマ数OKに対して現在のコマ数Kに1を加え
た数を代入し(ステップS116)、サブルーチン“O
Kコマ送り処理”を実行する(ステップS118)。
【0081】上記コマ送りスイッチがオフの場合は、次
にコマ戻しスイッチのオン・オフを判定し(ステップS
110)、該スイッチがオンであれば、目標コマ数Kに
K−1を代入し(ステップS117)、サブルーチンの
“OKコマ送り処理”を実行する(ステップS11
8)。
【0082】上記コマ戻しスイッチがオフの場合は、目
標コマ数OKの設定がされたか否かを判定し(ステップ
S111)、設定されていれば、サブルーチンの“OK
コマ送り処理”を実行する(ステップS118)。
【0083】上記目標コマ数OKの設定がされているな
らば、巻き戻しスイッチのオン・オフを判定し(ステッ
プS112)、該スイッチがオンであればサブルーチン
“巻き戻し”を実行してフィルム12を巻き戻し(ステ
ップS115)、上記ステップS101に戻る。また、
該スイッチがオフであるならば次のステップS113に
進む。
【0084】このステップS113では、画像入力指示
の有無を判定し、画像入力指示が有ればサブルーチン
“画像読み取り・転送処理”により画像データを取り込
み、SCSIコネクタ41よりデータを出力し(ステッ
プS114)、ステップS119に移行する。また、画
像入力指示がが無ければそのまま該ステップS119に
移行する。
【0085】このステップS119では、上記パワース
イッチの状態をチェックし、オンならば上記ステップS
108に戻って上記ループを繰り返し、オフならば本処
理を終了する。
【0086】次に、上記サブルーチン“画像読み取り・
転送処理”について図7に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0087】まず、上記RISCマイコン21は、制御
端子PW,PWCを“H”レベルにしてデータ転送回路
ブロック3への給電を停止する(ステップS200)。
次に、変数Nを“0”に初期化した後(ステップS20
1)、該変数Nをインクリメントする(ステップS20
2)。
【0088】次に、上記サブマイコン22は上記モータ
ドライバ35への給電をオンして、ステッピングモータ
36の動作を開始するように制御する(ステップS20
3)。これにより、該ステッピングモータ36は1ステ
ップ駆動する(ステップS204)。すなわち、ここで
該サブマイコン22の制御によりモータ駆動回路ブロッ
ク2への給電がオンされる。
【0089】この後、サブマイコン22は、上記ステッ
ピングモータ36をオンさせた後、一定時間経過後に、
上記インバータ回路28への給電をオンしてCFL11
を点灯させ(ステップS205)、該CFL11からの
照明を画像読み取りレベルまで上げる。すなわち、ここ
で該サブマイコン22の制御により照明回路ブロック1
への給電がオンされる。
【0090】図8は、上記モータ駆動回路ブロック2と
照明回路ブロック1とに給電するオンタイミングを示し
た線図である。
【0091】図に示すように、本実施例では、サブマイ
コン22の制御によりモータ駆動回路ブロック2と照明
回路ブロック1とに給電するオンタイミングをわずかに
ずらしている。一般にモータ回路、蛍光灯回路のオン時
にはラッシュカレントが生じるが、本実施例では、これ
らの回路ブロックへのオンタイミングをずらすことで、
該ラッシュカレントのピークタイミングをずらし、消費
電流の最大値の低減を図っている。
【0092】次に、上記RISCマイコン21はライン
センサ13をリセットする(ステップS206)。な
お、本実施例においては上記ラインセンサ13はリセッ
ト端子を備えていないが、該ラインセンサの読み取り動
作を1度行い空送りさせることによって全画素のリセッ
トを行うようになっている。また、このとき、A/D変
換作業をしない等のシーケンス変更を加え、空送りのラ
インセンサ駆動クロックパルス周波数を正規の読み取り
時の周波数よりも大きくすることによって、無駄な時間
の削減を行っている。
【0093】次に、RISCマイコン21は、所定時間
6msecのラインセンサ積分を行い(ステップS20
7)、該ラインセンサ13の読み出しを行う(ステップ
S208)。なお、1ライン分の画像データはRISC
マイコン21内の画像メモリ21aに一時格納される。
【0094】次に、サブマイコン22は、上記インバー
タ回路28への給電を停止してCFL11を消灯する
(ステップS209)。すなわち、ここでサブマイコン
22の制御により照明回路ブロック1への給電がオフさ
れる。
【0095】次に、サブマイコン22は、上記モータド
ライバ35への給電を停止してステッピングモータ36
を停止させる(ステップS210)。すなわち、ここで
サブマイコン22の制御によりモータ駆動回路ブロック
2への給電がオフされる。
【0096】次に、上記RISCマイコン21は、制御
端子PW,PWCを“L”レベルにしてデータ転送回路
ブロックへ3の給電を開始しステップS211)、外部
装置へ上記格納された画像データの転送を行う(ステッ
プS212)。ここでは、ハードウェアの負荷を下げる
ために、SCSI用インターフェースを用いず、RIS
Cマイコン21が通信ソフト処理を行うことにより達成
している。これにより、簡単なバッファICのみでSC
SI通信を達成している。
【0097】次に、上記変数Nが所定走査数NNよりも
大きいか否かを判定し(ステップS213)、大きけれ
ばリターンし、小さければステップS214に移行す
る。
【0098】このステップS214において、上記RI
SCマイコン21は制御端子PW,PWCを“H”レベ
ルにしてデータ転送回路ブロック3への給電を停止す
る。
【0099】以上説明したように、本実施例の電子画像
取込装置は、対象画像の読み取り時と、データ転送時と
で上述した各回路ブロックへの給電を制御している。
【0100】図9は、本第1実施例における各回路ブロ
ックの消費電流負荷量を示したタイミングチャートであ
る。
【0101】このタイミングチャートに示されるよう
に、本実施例の電子画像取込装置では、大消費電流回路
であるデータ転送回路ブロック3と、照明回路ブロック
1およびモータ駆動回路ブロック2とに給電するタイミ
ングが重複しないように設定されているので、消費電流
の総負荷量の最大値を抑えることができ、所定の電力量
を越えないようになっている。これにより、装置の電源
負荷を大幅に低減することができ、電源回路部のパワー
制御素子の耐ワット数、耐サージ電流値を低くすること
で大きさを縮小、且つ回路構成自体の簡素化が可能とな
る。その結果、低コスト、コンパクトな装置を提供する
ことができる。
【0102】また、本実施例では、図8に示すように、
モータ駆動回路ブロック2と照明回路ブロック1との給
電開始のタイミングを互いにずらして突入電流のピーク
が重複しないように設定しているので、これによっても
消費電流の総負荷量を抑えることができる。
【0103】なお、本実施例では、上記インバータ回路
28,モータドライバ35への給電制御を、それぞれの
回路に供給される電源29,40をオン・オフ制御する
ことで実現したが、これに限らず、上記インバータ回路
28,モータドライバ35に制御端子を設け、回路自体
をオン・オフ制御することでも、同様の効果を奏するこ
とができる。
【0104】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0105】図10は、本発明の第2実施例である電子
画像取込装置の概略構成を示したブロック図である。
【0106】本第2実施例の電子画像取込装置は、基本
的な構成は上記第1実施例と同様であるが、上記第1実
施例が、各電流消費ブロックに対する電源電圧の給電を
オン・オフ制御していたのに対して、本第2実施例は該
ブロックに供給する給電量を制御することで上記第1実
施例と同様な効果を得ることを特徴としている。したが
って、図中、上記第1実施例と同様な構成要素には同一
符号を付与し、ここでの詳しい説明は省略する。
【0107】図に示すように、上記照明回路ブロック
1,モータ駆動回路ブロック2,データ転送回路ブロッ
ク3にそれぞれ給電する電源5B,6B,7Bは可変電
源となっており、その供給電力は上記パワー制御手段4
で制御するようになっている。
【0108】以下、本第2実施例の詳細を説明するが、
説明の重複を避けるためここでは上記第1実施例との差
異のみの言及に止める。すなわち、本第2実施例の電子
画像取込装置は、その具体的な構成は図4に示すように
上記第1実施例と同様であるので、以下、相違する作用
のみを説明する。
【0109】上記第1実施例においては、ステップS2
05(図7参照)において示すように、照明回路ブロッ
ク1への給電をオンしている。すなわち、CFL11の
駆動源である直流電源29(図4参照)からの給電をオ
フからオンにして、その給電量が0Vから12Vになる
ように変化させているが、本第2実施例では、該電源2
9を完全にオフせずに、たとえば5Vに保持しておき、
オン時には、5Vから12Vになるように変化させてい
る。これにより、CFL11の温度低下を防止し、光量
の立ち上がり特性や、色バランスの安定性に対して有利
になるという効果を奏する。
【0110】また、上記第1実施例においては、ステッ
プS209(図7参照)において示すように、照明回路
ブロック1への給電をオフして、電源29からの給電量
が12Vから0Vになるように変化させているが、本第
2実施例では、該電源29からの給電量を完全にオフさ
せずに5V程度に保持している。
【0111】また、上記第1実施例においては、ステッ
プS210(図7参照)において示すように、上記ステ
ッピングモータ36の駆動源である電源40の出力電圧
を12Vから0Vとなるように設定したが、本第2実施
例では、条件が許す範囲まで印加電圧を下げ、0Vまで
落としてはいない。したがって、該ステッピングモータ
36には常に印加電圧が供給されており、これによりモ
ータの保持トルクをかせぐことができる。なお、この印
加電圧によって装置全体のピーク負荷電流が上昇するこ
とはなく、むしろ、モータ起動時における突入電流を抑
えることができる。
【0112】この第2実施例によっても、上記第1実施
例と同様な効果を奏することができる。
【0113】なお、上述したように上記各実施例におい
ては、データ転送回路ブロック3に給電するときには照
明回路ブロック1およびモータ駆動回路ブロック2の両
方の回路ブロックへの給電を禁止、もしくは給電量を低
減したが、これに限定されるものではない。すなわち、
本発明の目的を達成し得る範囲において、データ転送時
には、照明回路ブロック1への給電量のみを制御し、モ
ータ駆動回路ブロック2への給電量は保持したり、ある
いは、モータ駆動回路ブロック2への給電量のみを制御
し、照明回路ブロック1への給電量は保持するように制
御することも可能である。
【0114】[付記]以上詳述した如き本発明の実施態様
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1) 取り込み対象画像を照明する照明手段と、上記
取り込み対象画像を読み取り電気信号に変換する撮像デ
バイスと、上記照明手段および上記撮像デバイスを具備
する撮像手段と、この撮像手段または上記対象画像の少
なくとも一方を駆動して、画像を走査する駆動手段と、
上記走査によって得られた画像データを外部装置に向け
て出力するデータ転送手段と、このデータ転送手段の駆
動時には、上記照明手段または上記駆動手段の少なくと
も一方への給電を禁止もしくは給電量を低減する給電制
御手段と、を具備した電子画像取込装置。
【0115】(2) 上記給電制御手段は、RISC型
マイクロコンピュータまたは高速CISC型マイクロコ
ンピュータである上記(1)に記載の電子画像取込装
置。
【0116】(3) 上記データ転送手段は、アクティ
ブターミネータをデータ転送チャネルから切り離し可能
にして、出力バッファをオープンコレクタ形式にした上
記(1)に記載の電子画像取込装置。
【0117】上記(1)に記載の電子画像取込装置によ
れば、データ転送時には、ピーク消費電流が所定設計値
を越えないように上記照明手段または上記駆動手段への
給電を禁止もしくは給電量を低減したので、電源負荷が
小さくなり、電源部のパワー制御素子を小さくできるの
で、小型で安価な電子画像取込装置を提供できる。
【0118】上記(2)に記載の電子画像取込装置によ
れば、より高速制御および高速処理が可能な電子画像取
込装置を提供できる。
【0119】上記(3)に記載の電子画像取込装置によ
れば、より低消費電流化が可能となる電子画像取込装置
を提供できる。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構成で、小型で安価な電子画像取込装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である電子画像取込装置の
概略構成を示したブロック図である。
【図2】上記第1実施例の電子画像取込装置の基本的な
動作を示したフローチャートである。
【図3】上記第1実施例の電子画像取込装置におけるサ
ブルーチン“対象画像の読み取り・転送処理”を示した
フローチャートである。
【図4】上記第1実施例の電子画像取込装置の構成をさ
らに詳しく示したブロック図である。
【図5】上記第1実施例の電子画像取込装置において、
冷陰極管蛍光灯を点灯させた際の該蛍光灯用電源の負荷
電流の一例を示した線図である。
【図6】上記第1実施例の電子画像取込装置における画
像処理動作を示したフローチャートである。
【図7】上記第1実施例の電子画像取込装置におけるサ
ブルーチン“画像読み取り・転送処理”の詳細を示した
フローチャートである。
【図8】上記第1実施例の電子画像取込装置において、
モータ駆動回路ブロックと照明回路ブロックとに給電す
るオンタイミングを示した線図である。
【図9】上記第1実施例の電子画像取込装置における各
回路ブロックの消費電流負荷量を示したタイミングチャ
ートである。
【図10】本発明の第2実施例である電子画像取込装置
の概略構成を示したブロック図である。
【図11】従来にフィルムスキャナ装置の一構成例を示
したブロック図である。
【符号の説明】
1…照明回路ブロック 2…モータ駆動回路ブロック 3…データ転送回路ブロック 4…パワー制御手段 5,6,7…電源 5A,6A,7A…給電切換スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り込み対象画像を読み取る撮像手段
    と、 この撮像手段により読み取った画像データを外部出力す
    るデータ転送手段と、 このデータ転送手段が駆動する際には、上記撮像手段へ
    の給電を禁止もしくは給電量を低減する制御手段と、 を具備したことを特徴とする電子画像取込装置。
  2. 【請求項2】 取り込み対象画像を読み取る撮像手段
    と、 この撮像手段により読み取った画像データを外部出力す
    るデータ転送手段と、 上記対象画像を読み取る際には、上記データ転送手段へ
    の給電を禁止する制御手段と、 を具備したことを特徴とする電子画像取込装置。
  3. 【請求項3】 上記撮像手段は、上記対象画像を照明す
    る照明手段と、該画像を走査する駆動手段とを備えるこ
    とを特徴とする上記請求項1または請求項2に記載の電
    子画像取込装置。
JP7135488A 1995-06-01 1995-06-01 電子画像取込装置 Withdrawn JPH08331466A (ja)

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