JPH08330743A - 多層プリント配線板 - Google Patents

多層プリント配線板

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JPH08330743A
JPH08330743A JP13235795A JP13235795A JPH08330743A JP H08330743 A JPH08330743 A JP H08330743A JP 13235795 A JP13235795 A JP 13235795A JP 13235795 A JP13235795 A JP 13235795A JP H08330743 A JPH08330743 A JP H08330743A
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multilayer printed
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printed wiring
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Kazuo Shinohara
和夫 篠原
Ryoko Kasa
涼子 嵩
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Sony Corp
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0266Marks, test patterns or identification means
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/46Manufacturing multilayer circuits
    • H05K3/4611Manufacturing multilayer circuits by laminating two or more circuit boards
    • H05K3/4638Aligning and fixing the circuit boards before lamination; Detecting or measuring the misalignment after lamination; Aligning external circuit patterns or via connections relative to internal circuits

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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の配線層の積層途中及び積層後にこれら
配線層の積層順序を容易に確認できるようにし、誤った
積層順序での積層を防止し、特性及び生産性を良好なも
のとする。 【構成】 2層以上の配線層を積層形成する場合に、少
なくとも積層される順序が決められている第3〜6の配
線層46,48,50,52に、これら配線層の積層順
序を表示する識別マーク63,64,65,66を設
け、該配線層が正規の順序に積層されたときには、その
最表面より、各配線層に設けられたそれぞれの識別マー
クが正しい順序に配列して見え、該配線層が誤った順序
で積層されたときには、誤った順序に配列して見えるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2層以上の配線層が積
層形成されてなる多層プリント配線板に関する。詳しく
は、少なくとも積層される順序が決められている配線層
に、これら配線層の積層順序を表示する識別マークを形
成し、これら配線層を正規の順序に積層することを容易
にした多層プリント配線板に係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年の電子技術における配線の高密度化
に伴い、プリント配線板としては複数の配線層を積層さ
せた多層構造の配線板が使用されるようになってきてい
る。このような多層プリント配線板としては、外層と称
されるプリント配線板間に内層と称されるプリント配線
板を絶縁性の接着層を介して挟み込んだ構造が一般的で
ある。
【0003】そして、上記多層プリント配線板は、コン
ピューター等の配線板として多用されており、近年では
高周波数にも対応可能なシールド効果を高めたもの、イ
ンピーダンスコントロールが適用されたものが実用化さ
れている。
【0004】なお、上記のような多層プリント配線板に
おいては、内層も多層プリント配線板とされており、内
層の配線層として信号線として機能する配線層を、アー
スとして機能する配線層及び/又は電源として機能する
配線層により挟み込んで配し、シールド効果を高めた
り、インピーダンスコントロールを行っている。
【0005】ところで、上記多層プリント配線板を製造
するには、先ず内層と称されるプリント配線板を製造す
る。なお、上記内層自体が多層プリント配線板である場
合には、基板となる例えばいわゆるCステージのガラス
・エポキシ基板上に銅箔よりなる配線層を形成した複数
のプリント配線板を用意し、これらをいわゆるBステー
ジのガラス・エポキシ材を介して積層し、加熱加圧を行
ってプリント配線板間を接着して多層プリント配線板で
ある内層を形成する。
【0006】上記積層される各プリント配線板は以下の
ようにして製造される。すなわち、先ず各プリント配線
板の配線層に形成されるべき回路パターンをCAD(c
omputer aided design)により設
計してそれぞれのアートワークを作成し、これを基に回
路パターンを形成する際のマスクとなるフィルムをそれ
ぞれ作製する。
【0007】次に、基板上の銅箔上にフォトレジストを
塗布し、これに上記フィルムを介して露光を行い、所定
の回路パターンを転写し、エッチングを行って所定の回
路パターンを有する配線層を形成して各プリント配線板
を得る。
【0008】なお、上記のような各プリント配線板を、
形成された回路パターンから区別することは非常に困難
であるため、マスクとなるフィルム形成後に該フィルム
に層名を形成し、これも転写して各プリント配線板にも
層名が形成されるようにしている。
【0009】そして、多層プリント配線板である内層を
外層により挟み込んで多層プリント配線板を得、必要に
応じて電子部品等を搭載する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
多層プリント配線板においては、その性能を検査するべ
く、外層の積層後に電気的検査を行い、電子部品等の搭
載後に特性検査を行うようにしている。
【0011】しかしながら、上記多層プリント配線板に
おいては、上記電気的検査は合格するものの、特性検査
において所定の特性を満足しない場合がある。これは、
複数のプリント配線板が誤った積層順序で積層されてい
るためと思われる。
【0012】複数のプリント配線板の積層は各プリント
配線板に形成されている層名を確認しながら行われる
が、積層途中、或いは積層後、特に外層形成後に内層の
プリント配線板の積層順序の確認を行うことは不可能で
ある。
【0013】このような現象は、前述の高周波数にも対
応可能なシールド効果を高めた多層プリント配線板、イ
ンピーダンスコントロールが適用された多層プリント配
線板においては顕著である。
【0014】例えば、第1のアースとして機能する配線
層、第1の信号線として機能する信号線、電源として機
能する配線層、第2の信号線として機能する配線層、第
2のアースとして機能する配線層が順次積層形成される
多層プリント配線板を製造するとする。
【0015】そしてこのとき、積層順を誤り、第1のア
ースとして機能する配線層、第1の信号線として機能す
る信号線、第2の信号線として機能する配線層、電源と
して機能する配線層、第2のアースとして機能する配線
層の積層順で各配線層を積層形成してしまったとする。
この結果、上記のように誤った積層順序で各配線層が積
層形成された多層プリント配線板においては、正規の積
層順で積層された多層プリント配線板とインピーダンス
が異なってしまい、インピーダンスコントロール効果が
逆に低下してしまう、或いは信号線間で信号漏れを起こ
し、シールド効果が逆に低下してしまい、所定の特性を
満足できない。
【0016】この場合、このプリント配線板は使用不可
となり、製造歩留りの低下や製造コストの増大の要因と
もなり、生産性を著しく損なうこととなる。
【0017】そこで本発明は従来の実情に鑑みて提案さ
れたものであり、複数の配線層の積層途中及び積層後に
これら配線層の積層順序を容易に確認でき、誤った積層
順序での積層が防止され、特性が良好で生産性も良好な
多層プリント配線板を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明は、2層以上の配線層が積層形成されてなる
多層プリント配線板において、少なくとも積層される順
序が決められている配線層にのみ、これら配線層の積層
順序を表示する識別マークが設けられ、該配線層が正規
の順序に積層されたときには、その多層プリント配線板
の最表面より、各配線層に設けられたそれぞれの識別マ
ークが正しい順序に配列して見え、該配線層が誤った順
序で積層されたときには、誤った順序に配列して見える
ようになされたことを特徴とするものである。
【0019】また、本発明は、2層以上の配線層が積層
形成されてなる多層プリント配線板において、これら配
線層の積層順序を表示する上述のような識別マークを各
配線層に設けるようにしても良い。
【0020】なお、これら本発明のプリント配線板にお
いては、識別マークが配線層の回路パターン形成部分或
いは回路パターン形成部分以外の部分のどちらに形成さ
れていても良い。
【0021】さらに、これら本発明のプリント配線板に
おいては、識別マークが算数字或いは英字、またはこれ
らの組合わせよりなっても良い。
【0022】さらにまた、これらの本発明のプリント配
線板においては、識別マークが形状パターンよりなって
も良い。
【0023】また、本発明のプリント配線板において
は、識別マークが配線層を銅パターンよりエッチング形
成するときに、同時に形成されてなることが好ましい。
【0024】
【作用】本発明は、2層以上の配線層が積層形成されて
なる多層プリント配線板において、少なくとも積層され
る順序が決められている配線層には、これら配線層の積
層順序を表示する識別マークが設けられ、該配線層が正
規の順序に積層されたときには、その多層プリント配線
板の最表面より、各配線層に設けられたそれぞれの識別
マークが正しい順序に配列して見え、該配線層が誤った
順序で積層されたときには、誤った順序に配列して見え
るようになされているため、配線層の積層途中或いは積
層後にこれら配線層の積層順序が容易に確認される。
【0025】また、上記のような識別マークを積層され
る配線層全てに設ければ、全層の積層順序が容易に確認
される。
【0026】なお、識別マークを配線層を銅パターンよ
りエッチング形成するときに、同時に形成するようにす
れば、識別マーク形成工程を別途設ける必要がなく、製
造工程を大幅に変更する必要がない。
【0027】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。
【0028】実施例1 本実施例においては、本発明を8層の配線層を有する多
層プリント配線板に適用した例について述べる。
【0029】本実施例のプリント配線板は、図1に示す
ように、内層となる6層の配線層を有する多層プリント
配線板2を厚さ方向から外層となる第1の配線層1と第
8の配線層3とにより挟み込んでなるもので、多層プリ
ント配線板2の上下面にBステージのガラスエポキシ
材、いわゆるプリプレグ16a,16dを介して第1の
配線層1と第8の配線層3を配したものである。なお、
上記第1及び第8の配線層1,3は厚さ18μmの銅箔
により形成するものとした。
【0030】上記内層となる多層プリント配線板2は、
Cステージのガラスエポキシ材等よりなる基板5の両面
に第2の配線層4と第3の配線層6の形成された第1の
プリント配線板7、やはりCステージのガラスエポキシ
材等よりなる基板9の両面に第4の配線層8と第5の配
線層10の形成された第2のプリント配線板11、Cス
テージのガラスエポキシ材等よりなる基板13の両面に
第6の配線層12と第7の配線層14の形成された第3
のプリント配線板15が順次積層され、プリプレグ16
b,16cにより接着されてなるものである。なお、上
記第2〜7の配線層4,6,8,10,12,14は厚
さ35μmの銅箔により形成するものとした。
【0031】従って、本実施例の多層プリント配線板に
おいては図中上方から第1の配線層1,第2の配線層
4,第3の配線層6,第4の配線層8,第5の配線層1
0,第6の配線層12,第7の配線層14,第8の配線
層3が順次積層形成されていることとなる。
【0032】そして、本実施例の多層プリント配線板に
おいては、第1の配線層1,第2の配線層4,第3の配
線層6,第4の配線層8,第5の配線層10,第6の配
線層12,第7の配線層14,第8の配線層3の各配線
層の所定の位置にこれらの積層順序を示す識別マークが
形成されている。このとき、これら識別マークは各配線
層の回路パターン形成部分以外の部分、例えば捨て基板
部分に形成すれば良い。また、回路動作の妨げとならな
い部分であれば回路パターン形成部分に形成しても良
い。
【0033】すなわち、図2に示すように、各配線層の
重なる位置に識別マークが形成され、第1の配線層1,
第2の配線層4,第3の配線層6,第4の配線層8,第
5の配線層10,第6の配線層12,第7の配線層14
には積層順序を示す算数字と平面長方形の開口部が隣接
して形成される識別マーク21,22,23,24,2
5,26,27がそれぞれ形成され、第8の配線層3に
は積層順を示す算数字よりなる識別マーク28が形成さ
れている。なお、図2中においては各基板及びプリプレ
グの図示は省略する。
【0034】上記各識別マーク21,22,23,2
4,25,26,27は、図3に示すように(図3中に
は識別マーク21のみを示す。)、第1の配線層1を構
成する銅箔29の一部を除去して開口部21aと算数字
21bを形成したものとすれば良く、上記第1の配線層
1を銅パターンよりエッチング形成するときに、同時に
形成するようにすれば、識別マーク形成工程を別途設け
る必要がなく、製造工程を大幅に変更する必要がない。
また、識別マーク28も第8の配線層を構成する銅箔の
一部を除去して算数字を形成したものとすれば良い。
【0035】そして、図2中に示すように、例えば、第
7の配線層14に形成される識別マーク27は7層目で
あることを示す算数字の7と開口部により形成されてお
り、上記開口部は8層目の配線層3に形成されて8層目
であることを示す算数字の8により示される識別マーク
28に相対向する位置に形成されている。従って、第8
の配線層3上に第7の配線層14が積層した状態では、
第7の配線層14の識別マーク27の銅箔を除去して形
成された開口部から第8の配線層3の識別マーク28が
露呈することとなり、第7の配線層14側から見た場
合、識別マーク27の算数字の7と識別マーク28の算
数字8が隣合うこととなる。
【0036】また、第1の配線層1,第2の配線層4,
第3の配線層6,第4の配線層8,第5の配線層10,
第6の配線層12にそれぞれ形成される識別マーク21
〜26においても同様であり、それぞれの開口部はその
下層側となる各配線層に形成される各識別マークの算数
字に相対向するように形成されている。従って、上層と
なる配線層側から見ると、該配線層の識別マークの銅箔
が除去されて形成された開口部より下層側となる各配線
層の各識別マークの算数字が露呈し、各層の算数字が隣
合うこととなる。
【0037】すなわち、本実施例の多層プリント配線板
を最表面となる第1の配線層1側から見ると、図4に示
すように各識別マーク21〜28の算数字が1,2,
3,4,5,6,7,8の正しい順序に配列して見える
こととなる。なお、各配線層間に存在するプリプレグ及
び基板は半透明色であるため、上記のような識別マーク
の算数字の確認を妨げるものではない。
【0038】本実施例の多層プリント配線板を製造する
際、各配線層の積層順序を誤ってしまった場合、各配線
層に形成される識別マーク21〜28の算数字を上記の
ような順に確認することは不可能である。
【0039】例えば、第2の配線層4と第3の配線層6
の積層順序が逆となってしまった場合、第3の配線層6
の識別マーク23の開口部は第2の配線層4の識別マー
ク22の算数字に相対向するようには形成されておら
ず、識別マーク23の周辺部の銅箔が第2の配線層4の
識別マーク22の算数字を覆ってしまう。このように誤
った積層順序で各配線層が積層された多層プリント配線
板を第1の配線層1側から見ると、識別マーク21〜2
8の算数字中の2が確認されず、1と3の間に空隙部が
形成されて誤った順序に配列されることとなり、識別マ
ーク21〜28の算数字を上述のような順に確認するこ
とは不可能である。
【0040】従って、本実施例の多層プリント配線板に
おいては、各配線層にこれら配線層の積層順序を表示す
る識別マークが設けられており、該配線層が正規の順序
に積層されたときには、多層プリント配線板の最表面よ
り、各配線層に設けられたそれぞれの識別マークが正し
い順序に配列して見え、該配線層が誤った順序で積層さ
れたときには、誤った順序に配列して見えるようになさ
れているため、配線層の積層途中或いは積層後にこれら
配線層の積層順序が容易に確認され、誤った積層順序で
の積層が防止され、特性が良好となり生産性も良好とな
る。
【0041】また、上記のような本実施例の多層プリン
ト配線板においては、製品の出荷及び受け入れの際の確
認も容易となり、品質の安定化も図られる。
【0042】なお、上記実施例においては、識別マーク
を銅箔の一部を除去することにより形成するものとした
が、上記識別マークは回路パターンと同様に銅箔を残存
させることにより形成しても良い。すなわち、図5に示
すように、識別マーク31を第1の配線層を構成する銅
箔29が存在しない箇所に形成する必要がある場合、識
別マーク31の算数字31bをこの配線層の回路パター
ンと同様に銅箔を残存させることにより形成するように
しても良い。この場合、開口部を形成する必要はない
が、下層となる配線層の算数字の確認が困難とならない
ように、開口部にあたる部分を空隙部31aとして確保
しておく必要がある。
【0043】また、上述のような識別マークを各配線層
の回路パターンをCADにより設計する際にデータ中に
組み込んでおけば、識別マークの表示ミス等も防止され
る。
【0044】さらに、識別マークとしては英字や英字と
算数字等を用いても良く、前述のシールド効果を高めた
り、インピーダンスコントロールを行った多層プリント
配線板等において、その旨の表示も可能である。
【0045】また、上記実施例においては本発明を通常
の多層プリント配線板に適用した例について述べたが、
本発明は多層のフレキシブルプリント配線板にも適用可
能である。
【0046】実施例2 次に、本発明を適用した多層プリント配線板の他の実施
例について述べる。上述の実施例1においては積層され
る配線層全てに識別マークを形成する例について述べた
が、ここでは一部の配線層のみ積層順序が決められてい
る多層プリント配線板の実施例について述べる。
【0047】すなわち、本実施例の多層プリント配線板
は、図6に示すように、上記実施例1で述べた多層プリ
ント配線板と同様の構成を有し、第1の配線層41,第
2の配線層44,第3の配線層46,第4の配線層4
8,第5の配線層50,第6の配線層52,第7の配線
層54,第8の配線層43が順次積層されている多層プ
リント配線板において、第3の配線層46,第4の配線
層48,第5の配線層50,第6の配線層52に信号線
等を含む特定の配線パターンのシールド機能或いはマイ
クロストリップ線路を有しており、これら配線層の積層
順序のみが決められている多層プリント配線板である。
【0048】そして、本実施例の多層プリント配線板に
おいては、第3の配線層46,第4の配線層48,第5
の配線層50,第6の配線層52に積層順序を示す算数
字と開口部が隣接して形成される識別マーク63,6
4,65,66がそれぞれ形成されている。なお、図6
中においては各基板及びプリプレグの図示は省略する。
【0049】上記識別マーク63,64,65,66は
実施例1で述べた識別マークと同様であり、それぞれの
開口部はその下層側となる各配線層に形成される各識別
マークの算数字に相対向するように形成されており、上
層となる配線層側から見ると、該配線層の識別マークの
銅箔が除去されて形成された開口部より下層側となる各
配線層の識別マークの算数字が露呈し、各層の算数字が
隣合うこととなる。
【0050】さらに、本実施例の多層プリント配線板に
おいては、上記第3の配線層46,第4の配線層48,
第5の配線層50,第6の配線層52よりも上層となる
第1及び第2の配線層41,44の上記識別マーク6
3,64,65,66に相対向する位置に開口部61,
62をそれぞれ形成し、識別マーク63,64,65,
66の確認が可能なようにしている。
【0051】すなわち、本実施例の多層プリント配線板
を最表面となる第1の配線層41側から見ると、図7に
示すように各識別マーク63〜66の算数字が3,4,
5,6の正しい順序に配列して見えることとなる。な
お、各配線層間に存在するプリプレグ及び基板は半透明
色であるため、上記のような識別マークの算数字の確認
を妨げるものではない。
【0052】また、本実施例の多層プリント配線板にお
いては、上記第3の配線層46,第4の配線層48,第
5の配線層50,第6の配線層52よりも下層となる第
7及び第8の配線層54,43の上記識別マーク63,
64,65,66に相対向する位置にも開口部67,6
8をそれぞれ形成して各識別マーク63,64,65,
66の確認を容易としているが、これは必ずしも必要で
はない。
【0053】従って、本実施例の多層プリント配線板に
おいては、積層順序の決定される配線層にこれら配線層
の積層順序を表示する識別マークが設けられており、該
配線層が正規の順序に積層されたときには、多層プリン
ト配線板の最表面より、各配線層に設けられたそれぞれ
の識別マークが正しい順序に配列して見え、該配線層が
誤った順序で積層されたときには、誤った順序に配列し
て見えるようになされているため、配線層の積層途中或
いは積層後にこれら配線層の積層順序が容易に確認さ
れ、誤った積層順序での積層が防止され、特性が良好と
なり生産性も良好となる。
【0054】また、上記のような本実施例の多層プリン
ト配線板においては、製品の出荷及び受け入れの際の確
認も容易となり、品質の安定化も図られる。
【0055】実施例3 次に本発明を適用した多層プリント配線板の他の実施例
について述べる。本実施例の多層プリント配線板は、実
施例1で述べた多層プリント配線板と同様の構成を有す
る多層プリント配線板において、第1の配線層側及び第
8の配線層側から各配線層の積層順序の確認を可能とし
た多層プリント配線板である。
【0056】すなわち、図8に示すように、各配線層の
重なる位置に識別マークが形成され、第1の配線層7
1,第2の配線層74,第3の配線層76,第4の配線
層78,第5の配線層80,第6の配線層82,第7の
配線層84,第8の配線層73に積層順序を示す2箇所
の算数字が開口部を挟んで形成される識別マーク91,
92,93,94,95,96,97,98がそれぞれ
形成されている。なお、図8中においては各基板及びプ
リプレグの図示は省略する。
【0057】なお、本実施例においては、各識別マーク
91,92,93,94,95,96,97,98の開
口部は8個の算数字を形成するのに必要な大きさを有す
る平面長方形の開口部として形成されており、その両端
部に形成される2箇所の算数字は対称に形成されてい
る。
【0058】そして、例えば、第7の配線層84に形成
される識別マーク97はその開口部が8層目の配線層7
3に形成される識別マーク98の図中左方の算数字の8
を露呈させることが可能なように、識別マーク98より
も図中左方寄りに形成されている。従って、第8の配線
層73上に第7の配線層84が積層した状態で、第7の
配線層84側から見た場合、第7の配線層84の識別マ
ーク97の銅箔を除去して形成された開口部から第8の
配線層73の識別マーク98の図中左方の算数字が露呈
することとなり、識別マーク97の図中左方の算数字の
7と識別マーク98の図中左方の算数字8が隣合うこと
となる。
【0059】このとき、識別マーク97と識別マーク9
8の開口部は同等の大きさとされていることから、識別
マーク97の開口部の図中右方の端部は識別マーク98
の開口部の図中右方端部よりも図中左方寄りに位置する
こととなる。従って、第8の配線層73上に第7の配線
層84が積層した状態で、第8の配線層73側から見た
場合、第8の配線層73の識別マーク98の銅箔を除去
して形成された開口部から第7の配線層84の識別マー
ク97の図中右方の算数字が露呈することとなり、識別
マーク98の図中右方の算数字の8と識別マーク97の
図中右方の算数字7が隣合うこととなる。
【0060】また、第1の配線層71,第2の配線層7
4,第3の配線層76,第4の配線層78,第5の配線
層80,第6の配線層82にそれぞれ形成される識別マ
ーク91〜96においても同様であり、それぞれの開口
部はその下層側となる各配線層に形成される各識別マー
クの算数字を露呈させることが可能な位置に形成されて
いる。
【0061】従って、上層となる配線層側から見ると、
該配線層の識別マークの銅箔が除去されて形成された開
口部より下層側となる各配線層の各識別マークの算数字
が露呈し、各層の算数字が隣合うこととなり、一方下層
となる配線層側から見ても、該配線層の識別マークの銅
箔が除去されて形成された開口部より上層側となる各配
線層の各識別マークの算数字が露呈し、各層の算数字が
隣合うこととなる。
【0062】すなわち、本実施例の多層プリント配線板
を最表面となる第1の配線層71側から見ると、図9に
示すように各識別マーク91〜98の図中左方の算数字
が1,2,3,4,5,6,7,8の正しい順序に配列
して見え、第8の配線層73側から見ても、図10に示
すように各識別マーク91〜98の図中右方の算数字が
8,7,6,5,4,3,2,1の正しい順序に配列し
て見えることとなる。なお、各配線層間に存在するプリ
プレグ及び基板は半透明色であるため、上記のような識
別マークの算数字の確認を妨げるものではない。
【0063】従って、本実施例の多層プリント配線板に
おいては、各配線層にこれら配線層の積層順序を表示す
る識別マークが設けられており、該配線層が正規の順序
に積層されたときには、多層プリント配線板の両方の最
表面より、各配線層に設けられたそれぞれの識別マーク
が正しい順序に配列して見え、該配線層が誤った順序で
積層されたときには、誤った順序に配列して見えるよう
になされているため、配線層の積層途中或いは積層後に
これら配線層の積層順序が更に容易に確認され、誤った
積層順序での積層が防止され、特性が良好となり生産性
も良好となる。
【0064】また、上記のような本実施例の多層プリン
ト配線板においては、製品の出荷及び受け入れの際の確
認も容易となり、品質の安定化も図られる。
【0065】なお、上記実施例2,3の多層プリント配
線板においては、実施例1の多層プリント配線板と同様
に識別マークを銅箔の一部を除去する或いは回路パター
ンと同様に銅箔を残存させることにより形成すれば良
い。
【0066】また、上記実施例2,3の多層プリント配
線板においても実施例1で述べたように、識別マークを
各配線層の回路パターンをCADにより設計する際にデ
ータ中に組み込んでおけば、識別マークの表示ミス等も
防止される。
【0067】さらに、これら実施例においても識別マー
クとして英字や英字と算数字等を用いても良く、前述の
シールド効果を高めたり、インピーダンスコントロール
を行った多層プリント配線板等において、その旨の表示
も可能である。
【0068】また、これら実施例は多層のフレキシブル
プリント配線板にも適用可能である。
【0069】実施例4 次に本発明を適用した多層プリント配線板の他の実施例
について述べる。本実施例の多層プリント配線板は、実
施例1で述べた多層プリント配線板と同様の構成を有す
る多層プリント配線板において、識別マークを形状パタ
ーンにより構成した多層プリント配線板である。
【0070】すなわち、図11に示すように、各配線層
の重なる位置に識別マークが形成され、第1の配線層1
01,第2の配線層104,第3の配線層106,第4
の配線層108,第5の配線層110,第6の配線層1
12,第7の配線層114には平面円形の開口部の開口
縁の一部に平面略四角形の形状パターンが隣接して形成
される識別マーク121,122,123,124,1
25,126,127がそれぞれ形成され、第8の配線
層103には平面円形の開口部よりなる識別マーク12
8が形成されている。なお、図11中においては各基板
及びプリプレグの図示は省略する。
【0071】このとき、上記各識別マーク121,12
2,123,124,125,126,127は、各配
線層の一部に開口部を設けるとともに、各配線層を銅パ
ターンよりエッチング形成する際に銅箔の一部を除去或
いは残存させて形状パターンを形成するようして形成す
れば、製造工程を大幅に変更する必要がない。また、識
別マーク128も第8の配線層に開口部を形成したもの
とすれば良い。
【0072】そして、図11中に示すように、例えば、
第7の配線層114に形成される識別マーク127の開
口部と8層目の配線層103に形成される識別マーク1
28の開口部は同一半径を有する平面円形状の開口部と
して形成されている。従って、第8の配線層103上に
第7の配線層114が積層した状態では、第7及び第8
の配線層114,103の開口部が重なり、その開口縁
に第7の配線層114の識別マーク127の形状パター
ンが位置することとなる。
【0073】また、第6の配線層112に形成される識
別マーク126の開口部は第7の配線層114に形成さ
れる識別パターン127の形状パターンが露呈するよう
な半径で形成されており、識別マーク126の平面略四
角形の形状パターンは第7の配線層114の識別パター
ン127の形状パターンから開口部周方向に沿って少し
ずれた位置に開口部の開口縁に隣接して形成されてい
る。従って、第7の配線層114上に第6の配線層11
2が積層した状態では、第7の配線層114の識別マー
ク127の形状パターンが露呈するように第6の配線層
112の識別パターン126の開口部が重なり、上記開
口部の開口縁に隣接する形状パターンが識別マーク12
7の形状パターンと開口部の周方向及び径方向において
隣合うこととなる。
【0074】また、第1の配線層101,第2の配線層
104,第3の配線層106,第4の配線層108,第
5の配線層110にそれぞれ形成される識別マーク12
1〜125においても同様であり、それぞれの開口部は
その下層側となる各配線層に形成される各識別マークの
形状パターンを露呈させるような大きさで形成されてお
り、それぞれの形状パターンはその下層となる配線層に
形成される識別マークの形状パターンに開口部の周方向
及び径方向で隣合う位置に形成されている。
【0075】従って、上層となる配線層側から見ると、
該配線層の開口部から下層側となる各配線層の形状パタ
ーンが露呈し、各層の形状パターンが開口部の周方向及
び径方向で隣合うこととなる。
【0076】すなわち、本実施例の多層プリント配線板
を最表面となる第1の配線層101側から見ると、図1
2に示すように各識別マーク121〜127の形状パタ
ーンが略螺旋状に配列して見えることとなる。なお、各
配線層間に存在するプリプレグ及び基板は半透明色であ
るため、上記のような識別マークの形状パターンの確認
を妨げるものではない。
【0077】本実施例の多層プリント配線板を製造する
際、各配線層の積層順序を誤ってしまった場合、各配線
層に形成される識別マーク121〜127の形状パター
ンを上記のような略螺旋状の配列として確認することは
不可能であり、異なる配列として確認される。
【0078】従って、本実施例の多層プリント配線板に
おいては、各配線層にこれら配線層の積層順序を表示す
る識別マークが設けられており、該配線層が正規の順序
に積層されたときには、多層プリント配線板の最表面よ
り、各配線層に設けられたそれぞれの識別マークが正し
い順序に配列して見え、該配線層が誤った順序で積層さ
れたときには、誤った順序に配列して見えるようになさ
れているため、配線層の積層途中或いは積層後にこれら
配線層の積層順序が容易に確認され、誤った積層順序で
の積層が防止され、特性が良好となり生産性も良好とな
る。なお、本実施例の多層プリント配線板においては、
積層順序の正誤が形状として認識されるため、積層順序
の正誤の確認がさらに容易となる。
【0079】また、上記のような本実施例の多層プリン
ト配線板においては、製品の出荷及び受け入れの際の確
認も容易となり、品質の安定化も図られる。
【0080】なお、上記実施例においても実施例1で述
べたように、識別マークを各配線層の回路パターンをC
ADにより設計する際にデータ中に組み込んでおけば、
識別マークの表示ミス等も防止される。
【0081】さらに、上記実施例は多層のフレキシブル
プリント配線板にも適用可能である。
【0082】なお、上記実施例1〜4においては、内層
となる6層の配線層を有する多層プリント配線板を厚さ
方向から外層となる第1の配線層と第8の配線層とによ
り挟み込んだ構成のものについて述べたが、本発明が、
図13に示すような、内層となる4層の配線層を有する
多層プリント配線板132を厚さ方向から外層となる2
層の多層プリント配線板131と2層の多層プリント配
線板133とにより挟み込んでなる多層プリント配線板
にも適用可能であることは言うまでもない。
【0083】上記多層プリント配線板においては、外層
となる多層プリント配線板131は基板135の両面に
第1の配線層134と第2の配線層136が形成されて
構成され、外層となる多層プリント配線板133も基板
146の両面に第7の配線層145と第8の配線層14
7が形成されて構成される。
【0084】そして、内層となる多層プリント配線板1
32は基板138の両面に第3の配線層137と第4の
配線層139の形成された多層プリント配線板140と
基板142の両面に第5の配線層141と第6の配線層
143の形成された多層プリント配線板144をプリプ
レグ148bを介して積層したものである。
【0085】さらに、内層となる多層プリント配線板1
32と外層となる多層プリント配線板131,133間
にはプリプレグ148a,148cが配される。
【0086】
【発明の効果】以上の説明からも明かなように、本発明
は、2層以上の配線層が積層形成されてなる多層プリン
ト配線板において、少なくとも積層される順序が決めら
れている配線層にのみ、これら配線層の積層順序を表示
する識別マークが設けられ、該配線層が正規の順序に積
層されたときには、その多層プリント配線板の最表面よ
り、各配線層に設けられたそれぞれの識別マークが正し
い順序に配列して見え、該配線層が誤った順序で積層さ
れたときには、誤った順序に配列して見えるようになさ
れているため、配線層の積層途中或いは積層後にこれら
配線層の積層順序が容易に確認され、誤った積層順序で
の積層が防止され、特性が良好となり生産性も良好とな
る。
【0087】また、上記のような識別マークを積層され
る配線層全てに設ければ、全層の積層順序が容易に確認
される。
【0088】なお、識別マークを配線層を銅パターンよ
りエッチング形成するときに、同時に形成するようにす
れば、識別マーク形成工程を別途設ける必要がなく、製
造工程を大幅に変更する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した多層プリント配線板の一例を
示す要部概略断面図である。
【図2】本発明を適用した多層プリント配線板の一例の
識別マーク近傍部を模式的に示す要部概略斜視図であ
る。
【図3】本発明を適用した多層プリント配線板の一例の
識別マークの一例を模式的に示す平面図である。
【図4】本発明を適用した多層プリント配線板の一例の
識別マーク近傍部を模式的に示す平面図である。
【図5】本発明を適用した多層プリント配線板の一例の
識別マークの他の例を模式的に示す平面図である。
【図6】本発明を適用した多層プリント配線板の他の例
の識別マーク近傍部を模式的に示す要部概略斜視図であ
る。
【図7】本発明を適用した多層プリント配線板の他の例
の識別マーク近傍部を模式的に示す平面図である。
【図8】本発明を適用した多層プリント配線板のさらに
他の例の識別マーク近傍部を模式的に示す要部概略斜視
図である。
【図9】本発明を適用した多層プリント配線板のさらに
他の例の識別マーク近傍部を模式的に示す平面図であ
る。
【図10】本発明を適用した多層プリント配線板のさら
に他の例の識別マーク近傍部を模式的に示す平面図であ
る。
【図11】本発明を適用した多層プリント配線板のさら
に他の例の識別マーク近傍部を模式的に示す要部概略斜
視図である。
【図12】本発明を適用した多層プリント配線板のさら
に他の例の識別マーク近傍部を模式的に示す平面図であ
る。
【図13】本発明を適用した多層プリント配線板の他の
例を示す要部概略断面図である。
【符号の説明】
1,41,71,101 第1の配線層 4,44,74,104 第2の配線層 6,46,76,106 第3の配線層 8,48,78,108 第4の配線層 10,50,80,110 第5の配線層 12,52,82,112 第6の配線層 14,54,84,114 第7の配線層 3,43,73,103 第8の配線層 21,22,23,24,25,26,27,28,6
3,64,65,66,91,92,93,94,9
5,96,97,98,121,122,123,12
4,125,126,127,128 識別マーク 21a 開口部 21b 算数字

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2層以上の配線層が積層形成されてなる
    多層プリント配線板において、 少なくとも積層される順序が決められている配線層にの
    み、これら配線層の積層順序を表示する識別マークが設
    けられ、該配線層が正規の順序に積層されたときには、
    その多層プリント配線板の最表面より、各配線層に設け
    られたそれぞれの識別マークが正しい順序に配列して見
    え、該配線層が誤った順序で積層されたときには、誤っ
    た順序に配列して見えるようになされたことを特徴とす
    る多層プリント配線板。
  2. 【請求項2】 識別マークが配線層の回路パターン形成
    部分に形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    多層プリント配線板。
  3. 【請求項3】 識別マークが配線層の回路パターン形成
    部分以外の部分に形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の多層プリント配線板。
  4. 【請求項4】 識別マークが算数字よりなることを特徴
    とする請求項1記載の多層プリント配線板。
  5. 【請求項5】 識別マークが英字よりなることを特徴と
    する請求項1記載の多層プリント配線板。
  6. 【請求項6】 識別マークが算数字と英字の組合わせよ
    りなることを特徴とする請求項1記載の多層プリント配
    線板。
  7. 【請求項7】 識別マークが形状パターンよりなること
    を特徴とする請求項1記載の多層プリント配線板。
  8. 【請求項8】 識別マークが配線層を銅パターンよりエ
    ッチング形成するときに、同時に形成されてなることを
    特徴とする請求項1記載の多層プリント配線板。
  9. 【請求項9】 2層以上の配線層が積層形成されてなる
    多層プリント配線板において、 これら配線層の積層順序を表示する識別マークが各配線
    層に設けられ、該配線層が正規の順序に積層されたとき
    には、その多層プリント配線板の最表面より、各配線層
    に設けられたそれぞれの識別マークが正しい順序に配列
    して見え、該配線層が誤った順序で積層されたときに
    は、誤った順序に配列して見えるようになされたことを
    特徴とする多層プリント配線板。
  10. 【請求項10】 識別マークが配線層の回路パターン形
    成部分に形成されていることを特徴とする請求項9記載
    の多層プリント配線板。
  11. 【請求項11】 識別マークが配線層の回路パターン形
    成部分以外の部分に形成されていることを特徴とする請
    求項9記載の多層プリント配線板。
  12. 【請求項12】 識別マークが算数字よりなることを特
    徴とする請求項9記載の多層プリント配線板。
  13. 【請求項13】 識別マークが英字よりなることを特徴
    とする請求項9記載の多層プリント配線板。
  14. 【請求項14】 識別マークが算数字と英字の組合わせ
    よりなることを特徴とする請求項9記載の多層プリント
    配線板。
  15. 【請求項15】 識別マークが形状パターンよりなるこ
    とを特徴とする請求項9記載の多層プリント配線板。
  16. 【請求項16】 識別マークが配線層を銅パターンより
    エッチング形成するときに、同時に形成されてなること
    を特徴とする請求項9記載の多層プリント配線板。
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