JP3740711B2 - 多層プリント配線板 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、2層以上の配線層が積層形成されてなる多層プリント配線板に関する。詳しくは、少なくとも積層される順序が決められている配線層に、これら配線層の積層順序を表示する識別マークを形成し、これら配線層を正規の順序に積層することを容易にした多層プリント配線板に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の電子技術における配線の高密度化に伴い、プリント配線板としては複数の配線層を積層させた多層構造の配線板が使用されるようになってきている。このような多層プリント配線板としては、外層と称されるプリント配線板間に内層と称されるプリント配線板を絶縁性の接着層を介して挟み込んだ構造が一般的である。
【0003】
そして、上記多層プリント配線板は、コンピューター等の配線板として多用されており、近年では高周波数にも対応可能なシールド効果を高めたもの、インピーダンスコントロールが適用されたものが実用化されている。
【0004】
なお、上記のような多層プリント配線板においては、内層も多層プリント配線板とされており、内層の配線層として信号線として機能する配線層を、アースとして機能する配線層及び/又は電源として機能する配線層により挟み込んで配し、シールド効果を高めたり、インピーダンスコントロールを行っている。
【0005】
ところで、上記多層プリント配線板を製造するには、先ず内層と称されるプリント配線板を製造する。なお、上記内層自体が多層プリント配線板である場合には、基板となる例えばいわゆるCステージのガラス・エポキシ基板上に銅箔よりなる配線層を形成した複数のプリント配線板を用意し、これらをいわゆるBステージのガラス・エポキシ材を介して積層し、加熱加圧を行ってプリント配線板間を接着して多層プリント配線板である内層を形成する。
【0006】
上記積層される各プリント配線板は以下のようにして製造される。すなわち、先ず各プリント配線板の配線層に形成されるべき回路パターンをCAD(computer aided design)により設計してそれぞれのアートワークを作成し、これを基に回路パターンを形成する際のマスクとなるフィルムをそれぞれ作製する。
【0007】
次に、基板上の銅箔上にフォトレジストを塗布し、これに上記フィルムを介して露光を行い、所定の回路パターンを転写し、エッチングを行って所定の回路パターンを有する配線層を形成して各プリント配線板を得る。
【0008】
なお、上記のような各プリント配線板を、形成された回路パターンから区別することは非常に困難であるため、マスクとなるフィルム形成後に該フィルムに層名を形成し、これも転写して各プリント配線板にも層名が形成されるようにしている。
【0009】
そして、多層プリント配線板である内層を外層により挟み込んで多層プリント配線板を得、必要に応じて電子部品等を搭載する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような多層プリント配線板においては、その性能を検査するべく、外層の積層後に電気的検査を行い、電子部品等の搭載後に特性検査を行うようにしている。
【0011】
しかしながら、上記多層プリント配線板においては、上記電気的検査は合格するものの、特性検査において所定の特性を満足しない場合がある。これは、複数のプリント配線板が誤った積層順序で積層されているためと思われる。
【0012】
複数のプリント配線板の積層は各プリント配線板に形成されている層名を確認しながら行われるが、積層途中、或いは積層後、特に外層形成後に内層のプリント配線板の積層順序の確認を行うことは不可能である。
【0013】
このような現象は、前述の高周波数にも対応可能なシールド効果を高めた多層プリント配線板、インピーダンスコントロールが適用された多層プリント配線板においては顕著である。
【0014】
例えば、第1のアースとして機能する配線層、第1の信号線として機能する信号線、電源として機能する配線層、第2の信号線として機能する配線層、第2のアースとして機能する配線層が順次積層形成される多層プリント配線板を製造するとする。
【0015】
そしてこのとき、積層順を誤り、第1のアースとして機能する配線層、第1の信号線として機能する信号線、第2の信号線として機能する配線層、電源として機能する配線層、第2のアースとして機能する配線層の積層順で各配線層を積層形成してしまったとする。この結果、上記のように誤った積層順序で各配線層が積層形成された多層プリント配線板においては、正規の積層順で積層された多層プリント配線板とインピーダンスが異なってしまい、インピーダンスコントロール効果が逆に低下してしまう、或いは信号線間で信号漏れを起こし、シールド効果が逆に低下してしまい、所定の特性を満足できない。
【0016】
この場合、このプリント配線板は使用不可となり、製造歩留りの低下や製造コストの増大の要因ともなり、生産性を著しく損なうこととなる。
【0017】
そこで本発明は従来の実情に鑑みて提案されたものであり、複数の配線層の積層途中及び積層後にこれら配線層の積層順序を容易に確認でき、誤った積層順序での積層が防止され、特性が良好で生産性も良好な多層プリント配線板を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために本発明は、2層以上の配線層が積層形成されてなる多層プリント配線板において、少なくとも積層される順序が決められている配線層に、これら配線層の積層順序を表示する一対の識別マークが同一形状の平面長方形に形成された開口部の長手方向の両側に形成され、一の配線層に形成された上記開口部には隣接する配線層に形成された一対の識別マークの一方が、上記一の配線層に形成された上記識別マークの一方と隣接するように露呈され、且つ、上記隣接する配線層に形成された開口部には、上記一の配線層に形成された上記識別マークの他方が、上記隣接する配線層に形成された上記識別マークの他方と隣接するように露呈され、該配線層が正規の順序に積層されたときには、上記開口部が長手方向に沿って一定間隔毎に順次移動していくように形成され、その多層プリント配線板の両表面より、各配線層に設けられたそれぞれの識別マークが正しい順序に配列して見えることを特徴とするものである。
【0020】
また、本発明の多層プリント配線板においては、最外層を構成する配線層以外の配線層に形成された開口部は、隣接する下層の配線層に形成された上記識別マークを上層側に露呈させる領域と、隣接する上層の配線層に形成された上記識別マークを下層側に露呈させる領域を備える。
【0021】
さらに、本発明の多層プリント配線板においては、一対の識別マークを対称に形成してもよい。
【0022】
さらに、本発明の多層プリント配線板においては、全ての配線層に識別マーク及び開口部を形成するようにしてもよい。
【作用】
本発明は、2層以上の配線層が積層形成されてなる多層プリント配線板において、少なくとも積層される順序が決められている配線層には、これら配線層の積層順序を表示する識別マークが設けられ、該配線層が正規の順序に積層されたときには、その多層プリント配線板の最上層側及び最下層側より、各配線層に設けられたそれぞれの識別マークが正しい順序に配列して見えるようになされているため、配線層の積層途中或いは積層後にこれら配線層の積層順序が容易に確認される。
【0023】
また、上記のような識別マークを積層される配線層全てに設ければ、全層の積層順序が容易に確認される。
【0024】
なお、識別マークを配線層を銅パターンよりエッチング形成するときに、同時に形成するようにすれば、識別マーク形成工程を別途設ける必要がなく、製造工程を大幅に変更する必要がない。
【0025】
【実施例】
以下、本発明を適用した具体的な実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、実施例1及び実施例2において、本発明の前提となる実施例について説明し、実施例3において本発明に係る具体的な実施例について説明する。
【0026】
実施例1
本実施例においては、本発明の前提となる実施例について8層の配線層を有する多層プリント配線板に適用した例について述べる。
【0027】
本実施例のプリント配線板は、図1に示すように、内層となる6層の配線層を有する多層プリント配線板2を厚さ方向から外層となる第1の配線層1と第8の配線層3とにより挟み込んでなるもので、多層プリント配線板2の上下面にBステージのガラスエポキシ材、いわゆるプリプレグ16a,16dを介して第1の配線層1と第8の配線層3を配したものである。なお、上記第1及び第8の配線層1,3は厚さ18μmの銅箔により形成するものとした。
【0028】
上記内層となる多層プリント配線板2は、Cステージのガラスエポキシ材等よりなる基板5の両面に第2の配線層4と第3の配線層6の形成された第1のプリント配線板7、やはりCステージのガラスエポキシ材等よりなる基板9の両面に第4の配線層8と第5の配線層10の形成された第2のプリント配線板11、Cステージのガラスエポキシ材等よりなる基板13の両面に第6の配線層12と第7の配線層14の形成された第3のプリント配線板15が順次積層され、プリプレグ16b,16cにより接着されてなるものである。なお、上記第2〜7の配線層4,6,8,10,12,14は厚さ35μmの銅箔により形成するものとした。
【0029】
従って、本実施例の多層プリント配線板においては図中上方から第1の配線層1,第2の配線層4,第3の配線層6,第4の配線層8,第5の配線層10,第6の配線層12,第7の配線層14,第8の配線層3が順次積層形成されていることとなる。
【0030】
そして、本実施例の多層プリント配線板においては、第1の配線層1,第2の配線層4,第3の配線層6,第4の配線層8,第5の配線層10,第6の配線層12,第7の配線層14,第8の配線層3の各配線層の所定の位置にこれらの積層順序を示す識別マークが形成されている。このとき、これら識別マークは各配線層の回路パターン形成部分以外の部分、例えば捨て基板部分に形成すれば良い。また、回路動作の妨げとならない部分であれば回路パターン形成部分に形成しても良い。
【0031】
すなわち、図2に示すように、各配線層の重なる位置に識別マークが形成され、第1の配線層1,第2の配線層4,第3の配線層6,第4の配線層8,第5の配線層10,第6の配線層12,第7の配線層14には積層順序を示す算数字と平面長方形の開口部が隣接して形成される識別マーク21,22,23,24,25,26,27がそれぞれ形成され、第8の配線層3には積層順を示す算数字よりなる識別マーク28が形成されている。なお、図2中においては各基板及びプリプレグの図示は省略する。
【0032】
上記各識別マーク21,22,23,24,25,26,27は、図3に示すように(図3中には識別マーク21のみを示す。)、第1の配線層1を構成する銅箔29の一部を除去して開口部21aと算数字21bを形成したものとすれば良く、上記第1の配線層1を銅パターンよりエッチング形成するときに、同時に形成するようにすれば、識別マーク形成工程を別途設ける必要がなく、製造工程を大幅に変更する必要がない。また、識別マーク28も第8の配線層を構成する銅箔の一部を除去して算数字を形成したものとすれば良い。
【0033】
そして、図2中に示すように、例えば、第7の配線層14に形成される識別マーク27は7層目であることを示す算数字の7と開口部により形成されており、上記開口部は8層目の配線層3に形成されて8層目であることを示す算数字の8により示される識別マーク28に相対向する位置に形成されている。従って、第8の配線層3上に第7の配線層14が積層した状態では、第7の配線層14の識別マーク27の銅箔を除去して形成された開口部から第8の配線層3の識別マーク28が露呈することとなり、第7の配線層14側から見た場合、識別マーク27の算数字の7と識別マーク28の算数字8が隣合うこととなる。
【0034】
また、第1の配線層1,第2の配線層4,第3の配線層6,第4の配線層8,第5の配線層10,第6の配線層12にそれぞれ形成される識別マーク21〜26においても同様であり、それぞれの開口部はその下層側となる各配線層に形成される各識別マークの算数字に相対向するように形成されている。従って、上層となる配線層側から見ると、該配線層の識別マークの銅箔が除去されて形成された開口部より下層側となる各配線層の各識別マークの算数字が露呈し、各層の算数字が隣合うこととなる。
【0035】
すなわち、本実施例の多層プリント配線板を最表面となる第1の配線層1側から見ると、図4に示すように各識別マーク21〜28の算数字が1,2,3,4,5,6,7,8の正しい順序に配列して見えることとなる。なお、各配線層間に存在するプリプレグ及び基板は半透明色であるため、上記のような識別マークの算数字の確認を妨げるものではない。
【0036】
本実施例の多層プリント配線板を製造する際、各配線層の積層順序を誤ってしまった場合、各配線層に形成される識別マーク21〜28の算数字を上記のような順に確認することは不可能である。
【0037】
例えば、第2の配線層4と第3の配線層6の積層順序が逆となってしまった場合、第3の配線層6の識別マーク23の開口部は第2の配線層4の識別マーク22の算数字に相対向するようには形成されておらず、識別マーク23の周辺部の銅箔が第2の配線層4の識別マーク22の算数字を覆ってしまう。このように誤った積層順序で各配線層が積層された多層プリント配線板を第1の配線層1側から見ると、識別マーク21〜28の算数字中の2が確認されず、1と3の間に空隙部が形成されて誤った順序に配列されることとなり、識別マーク21〜28の算数字を上述のような順に確認することは不可能である。
【0038】
従って、本実施例の多層プリント配線板においては、各配線層にこれら配線層の積層順序を表示する識別マークが設けられており、該配線層が正規の順序に積層されたときには、多層プリント配線板の最表面より、各配線層に設けられたそれぞれの識別マークが正しい順序に配列して見え、該配線層が誤った順序で積層されたときには、誤った順序に配列して見えるようになされているため、配線層の積層途中或いは積層後にこれら配線層の積層順序が容易に確認され、誤った積層順序での積層が防止され、特性が良好となり生産性も良好となる。
【0039】
また、上記のような本実施例の多層プリント配線板においては、製品の出荷及び受け入れの際の確認も容易となり、品質の安定化も図られる。
【0040】
なお、上記実施例においては、識別マークを銅箔の一部を除去することにより形成するものとしたが、上記識別マークは回路パターンと同様に銅箔を残存させることにより形成しても良い。すなわち、図5に示すように、識別マーク31を第1の配線層を構成する銅箔29が存在しない箇所に形成する必要がある場合、識別マーク31の算数字31bをこの配線層の回路パターンと同様に銅箔を残存させることにより形成するようにしても良い。この場合、開口部を形成する必要はないが、下層となる配線層の算数字の確認が困難とならないように、開口部にあたる部分を空隙部31aとして確保しておく必要がある。
【0041】
また、上述のような識別マークを各配線層の回路パターンをCADにより設計する際にデータ中に組み込んでおけば、識別マークの表示ミス等も防止される。
【0042】
さらに、識別マークとしては英字や英字と算数字等を用いても良く、前述のシールド効果を高めたり、インピーダンスコントロールを行った多層プリント配線板等において、その旨の表示も可能である。
【0043】
また、上記実施例においては通常の多層プリント配線板に適用した例について述べたが、多層のフレキシブルプリント配線板にも適用可能である。
【0044】
実施例2
次に、本発明の前提となる多層プリント配線板の他の実施例について述べる。上述の実施例1においては積層される配線層全てに識別マークを形成する例について述べたが、ここでは一部の配線層のみ積層順序が決められている多層プリント配線板の実施例について述べる。
【0045】
すなわち、本実施例の多層プリント配線板は、図6に示すように、上記実施例1で述べた多層プリント配線板と同様の構成を有し、第1の配線層41,第2の配線層44,第3の配線層46,第4の配線層48,第5の配線層50,第6の配線層52,第7の配線層54,第8の配線層43が順次積層されている多層プリント配線板において、第3の配線層46,第4の配線層48,第5の配線層50,第6の配線層52に信号線等を含む特定の配線パターンのシールド機能或いはマイクロストリップ線路を有しており、これら配線層の積層順序のみが決められている多層プリント配線板である。
【0046】
そして、本実施例の多層プリント配線板においては、第3の配線層46,第4の配線層48,第5の配線層50,第6の配線層52に積層順序を示す算数字と開口部が隣接して形成される識別マーク63,64,65,66がそれぞれ形成されている。なお、図6中においては各基板及びプリプレグの図示は省略する。
【0047】
上記識別マーク63,64,65,66は実施例1で述べた識別マークと同様であり、それぞれの開口部はその下層側となる各配線層に形成される各識別マークの算数字に相対向するように形成されており、上層となる配線層側から見ると、該配線層の識別マークの銅箔が除去されて形成された開口部より下層側となる各配線層の識別マークの算数字が露呈し、各層の算数字が隣合うこととなる。
【0048】
さらに、本実施例の多層プリント配線板においては、上記第3の配線層46,第4の配線層48,第5の配線層50,第6の配線層52よりも上層となる第1及び第2の配線層41,44の上記識別マーク63,64,65,66に相対向する位置に開口部61,62をそれぞれ形成し、識別マーク63,64,65,66の確認が可能なようにしている。
【0049】
すなわち、本実施例の多層プリント配線板を最表面となる第1の配線層41側から見ると、図7に示すように各識別マーク63〜66の算数字が3,4,5,6の正しい順序に配列して見えることとなる。なお、各配線層間に存在するプリプレグ及び基板は半透明色であるため、上記のような識別マークの算数字の確認を妨げるものではない。
【0050】
また、本実施例の多層プリント配線板においては、上記第3の配線層46,第4の配線層48,第5の配線層50,第6の配線層52よりも下層となる第7及び第8の配線層54,43の上記識別マーク63,64,65,66に相対向する位置にも開口部67,68をそれぞれ形成して各識別マーク63,64,65,66の確認を容易としているが、これは必ずしも必要ではない。
【0051】
従って、本実施例の多層プリント配線板においては、積層順序の決定される配線層にこれら配線層の積層順序を表示する識別マークが設けられており、該配線層が正規の順序に積層されたときには、多層プリント配線板の最表面より、各配線層に設けられたそれぞれの識別マークが正しい順序に配列して見え、該配線層が誤った順序で積層されたときには、誤った順序に配列して見えるようになされているため、配線層の積層途中或いは積層後にこれら配線層の積層順序が容易に確認され、誤った積層順序での積層が防止され、特性が良好となり生産性も良好となる。
【0052】
また、上記のような本実施例の多層プリント配線板においては、製品の出荷及び受け入れの際の確認も容易となり、品質の安定化も図られる。
【0053】
実施例3
次に本発明を適用した多層プリント配線板の他の実施例について述べる。本実施例の多層プリント配線板は、実施例1で述べた多層プリント配線板と同様の構成を有する多層プリント配線板において、第1の配線層側及び第8の配線層側から各配線層の積層順序の確認を可能とした多層プリント配線板である。
【0054】
すなわち、図8に示すように、各配線層の重なる位置に識別マークが形成され、第1の配線層71,第2の配線層74,第3の配線層76,第4の配線層78,第5の配線層80,第6の配線層82,第7の配線層84,第8の配線層73に積層順序を示す2箇所の算数字が開口部を挟んで形成される識別マーク91,92,93,94,95,96,97,98がそれぞれ形成されている。なお、図8中においては各基板及びプリプレグの図示は省略する。
【0055】
なお、本実施例においては、各識別マーク91,92,93,94,95,96,97,98の開口部は8個の算数字を形成するのに必要な大きさを有する平面長方形の開口部として形成されており、その両端部に形成される2箇所の算数字は対称に形成されている。
【0056】
そして、例えば、第7の配線層84に形成される識別マーク97はその開口部が8層目の配線層73に形成される識別マーク98の図中左方の算数字の8を露呈させることが可能なように、識別マーク98よりも図中左方寄りに形成されている。従って、第8の配線層73上に第7の配線層84が積層した状態で、第7の配線層84側から見た場合、第7の配線層84の識別マーク97の銅箔を除去して形成された開口部から第8の配線層73の識別マーク98の図中左方の算数字が露呈することとなり、識別マーク97の図中左方の算数字の7と識別マーク98の図中左方の算数字8が隣合うこととなる。
【0057】
このとき、識別マーク97と識別マーク98の開口部は同等の大きさとされていることから、識別マーク97の開口部の図中右方の端部は識別マーク98の開口部の図中右方端部よりも図中左方寄りに位置することとなる。従って、第8の配線層73上に第7の配線層84が積層した状態で、第8の配線層73側から見た場合、第8の配線層73の識別マーク98の銅箔を除去して形成された開口部から第7の配線層84の識別マーク97の図中右方の算数字が露呈することとなり、識別マーク98の図中右方の算数字の8と識別マーク97の図中右方の算数字7が隣合うこととなる。
【0058】
また、第1の配線層71,第2の配線層74,第3の配線層76,第4の配線層78,第5の配線層80,第6の配線層82にそれぞれ形成される識別マーク91〜96においても同様であり、それぞれの開口部はその下層側となる各配線層に形成される各識別マークの算数字を露呈させることが可能な位置に形成されている。
【0059】
従って、上層となる配線層側から見ると、該配線層の識別マークの銅箔が除去されて形成された開口部より下層側となる各配線層の各識別マークの算数字が露呈し、各層の算数字が隣合うこととなり、一方下層となる配線層側から見ても、該配線層の識別マークの銅箔が除去されて形成された開口部より上層側となる各配線層の各識別マークの算数字が露呈し、各層の算数字が隣合うこととなる。
【0060】
すなわち、本実施例の多層プリント配線板を最表面となる第1の配線層71側から見ると、図9に示すように各識別マーク91〜98の図中左方の算数字が1,2,3,4,5,6,7,8の正しい順序に配列して見え、第8の配線層73側から見ても、図10に示すように各識別マーク91〜98の図中右方の算数字が8,7,6,5,4,3,2,1の正しい順序に配列して見えることとなる。なお、各配線層間に存在するプリプレグ及び基板は半透明色であるため、上記のような識別マークの算数字の確認を妨げるものではない。
【0061】
従って、本実施例の多層プリント配線板においては、各配線層にこれら配線層の積層順序を表示する識別マークが設けられており、該配線層が正規の順序に積層されたときには、多層プリント配線板の両方の最表面より、各配線層に設けられたそれぞれの識別マークが正しい順序に配列して見え、該配線層が誤った順序で積層されたときには、誤った順序に配列して見えるようになされているため、配線層の積層途中或いは積層後にこれら配線層の積層順序が更に容易に確認され、誤った積層順序での積層が防止され、特性が良好となり生産性も良好となる。
【0062】
また、上記のような本実施例の多層プリント配線板においては、製品の出荷及び受け入れの際の確認も容易となり、品質の安定化も図られる。
【0063】
なお、上記実施例2,3の多層プリント配線板においては、実施例1の多層プリント配線板と同様に識別マークを銅箔の一部を除去する或いは回路パターンと同様に銅箔を残存させることにより形成すれば良い。
【0064】
また、上記実施例2,3の多層プリント配線板においても実施例1で述べたように、識別マークを各配線層の回路パターンをCADにより設計する際にデータ中に組み込んでおけば、識別マークの表示ミス等も防止される。
【0065】
さらに、これら実施例においても識別マークとして英字や英字と算数字等を用いても良く、前述のシールド効果を高めたり、インピーダンスコントロールを行った多層プリント配線板等において、その旨の表示も可能である。
【0066】
また、これら実施例は多層のフレキシブルプリント配線板にも適用可能である。
【0067】
実施例4
次に本発明の前提となる多層プリント配線板の他の実施例について述べる。本実施例の多層プリント配線板は、実施例1で述べた多層プリント配線板と同様の構成を有する多層プリント配線板において、識別マークを形状パターンにより構成した多層プリント配線板である。
【0068】
すなわち、図11に示すように、各配線層の重なる位置に識別マークが形成され、第1の配線層101,第2の配線層104,第3の配線層106,第4の配線層108,第5の配線層110,第6の配線層112,第7の配線層114には平面円形の開口部の開口縁の一部に平面略四角形の形状パターンが隣接して形成される識別マーク121,122,123,124,125,126,127がそれぞれ形成され、第8の配線層103には平面円形の開口部よりなる識別マーク128が形成されている。なお、図11中においては各基板及びプリプレグの図示は省略する。
【0069】
このとき、上記各識別マーク121,122,123,124,125,126,127は、各配線層の一部に開口部を設けるとともに、各配線層を銅パターンよりエッチング形成する際に銅箔の一部を除去或いは残存させて形状パターンを形成するようして形成すれば、製造工程を大幅に変更する必要がない。また、識別マーク128も第8の配線層に開口部を形成したものとすれば良い。
【0070】
そして、図11中に示すように、例えば、第7の配線層114に形成される識別マーク127の開口部と8層目の配線層103に形成される識別マーク128の開口部は同一半径を有する平面円形状の開口部として形成されている。従って、第8の配線層103上に第7の配線層114が積層した状態では、第7及び第8の配線層114,103の開口部が重なり、その開口縁に第7の配線層114の識別マーク127の形状パターンが位置することとなる。
【0071】
また、第6の配線層112に形成される識別マーク126の開口部は第7の配線層114に形成される識別パターン127の形状パターンが露呈するような半径で形成されており、識別マーク126の平面略四角形の形状パターンは第7の配線層114の識別パターン127の形状パターンから開口部周方向に沿って少しずれた位置に開口部の開口縁に隣接して形成されている。従って、第7の配線層114上に第6の配線層112が積層した状態では、第7の配線層114の識別マーク127の形状パターンが露呈するように第6の配線層112の識別パターン126の開口部が重なり、上記開口部の開口縁に隣接する形状パターンが識別マーク127の形状パターンと開口部の周方向及び径方向において隣合うこととなる。
【0072】
また、第1の配線層101,第2の配線層104,第3の配線層106,第4の配線層108,第5の配線層110にそれぞれ形成される識別マーク121〜125においても同様であり、それぞれの開口部はその下層側となる各配線層に形成される各識別マークの形状パターンを露呈させるような大きさで形成されており、それぞれの形状パターンはその下層となる配線層に形成される識別マークの形状パターンに開口部の周方向及び径方向で隣合う位置に形成されている。
【0073】
従って、上層となる配線層側から見ると、該配線層の開口部から下層側となる各配線層の形状パターンが露呈し、各層の形状パターンが開口部の周方向及び径方向で隣合うこととなる。
【0074】
すなわち、本実施例の多層プリント配線板を最表面となる第1の配線層101側から見ると、図12に示すように各識別マーク121〜127の形状パターンが略螺旋状に配列して見えることとなる。なお、各配線層間に存在するプリプレグ及び基板は半透明色であるため、上記のような識別マークの形状パターンの確認を妨げるものではない。
【0075】
本実施例の多層プリント配線板を製造する際、各配線層の積層順序を誤ってしまった場合、各配線層に形成される識別マーク121〜127の形状パターンを上記のような略螺旋状の配列として確認することは不可能であり、異なる配列として確認される。
【0076】
従って、本実施例の多層プリント配線板においては、各配線層にこれら配線層の積層順序を表示する識別マークが設けられており、該配線層が正規の順序に積層されたときには、多層プリント配線板の最表面より、各配線層に設けられたそれぞれの識別マークが正しい順序に配列して見え、該配線層が誤った順序で積層されたときには、誤った順序に配列して見えるようになされているため、配線層の積層途中或いは積層後にこれら配線層の積層順序が容易に確認され、誤った積層順序での積層が防止され、特性が良好となり生産性も良好となる。なお、本実施例の多層プリント配線板においては、積層順序の正誤が形状として認識されるため、積層順序の正誤の確認がさらに容易となる。
【0077】
また、上記のような本実施例の多層プリント配線板においては、製品の出荷及び受け入れの際の確認も容易となり、品質の安定化も図られる。
【0078】
なお、上記実施例においても実施例1で述べたように、識別マークを各配線層の回路パターンをCADにより設計する際にデータ中に組み込んでおけば、識別マークの表示ミス等も防止される。
【0079】
さらに、上記実施例は多層のフレキシブルプリント配線板にも適用可能である。
【0080】
なお、上記実施例3においては、内層となる6層の配線層を有する多層プリント配線板を厚さ方向から外層となる第1の配線層と第8の配線層とにより挟み込んだ構成のものについて述べたが、本発明が、図13に示すような、内層となる4層の配線層を有する多層プリント配線板132を厚さ方向から外層となる2層の多層プリント配線板131と2層の多層プリント配線板133とにより挟み込んでなる多層プリント配線板にも適用可能であることは言うまでもない。
【0081】
上記多層プリント配線板においては、外層となる多層プリント配線板131は基板135の両面に第1の配線層134と第2の配線層136が形成されて構成され、外層となる多層プリント配線板133も基板146の両面に第7の配線層145と第8の配線層147が形成されて構成される。
【0082】
そして、内層となる多層プリント配線板132は基板138の両面に第3の配線層137と第4の配線層139の形成された多層プリント配線板140と基板142の両面に第5の配線層141と第6の配線層143の形成された多層プリント配線板144をプリプレグ148bを介して積層したものである。
【0083】
さらに、内層となる多層プリント配線板132と外層となる多層プリント配線板131,133間にはプリプレグ148a,148cが配される。
【0084】
【発明の効果】
以上の説明からも明かなように、本発明は、2層以上の配線層が積層形成されてなる多層プリント配線板において、少なくとも積層される順序が決められている配線層にのみ、これら配線層の積層順序を表示する識別マークが設けられ、該配線層が正規の順序に積層されたときには、その多層プリント配線板の最上層側及び最下層側より、各配線層に設けられたそれぞれの識別マークが正しい順序に配列して見えるようになされているため、配線層の積層途中或いは積層後にこれら配線層の積層順序が容易に確認され、誤った積層順序での積層が防止され、特性が良好となり生産性も良好となる。
【0085】
また、上記のような識別マークを積層される配線層全てに設ければ、全層の積層順序が容易に確認される。
【0086】
なお、識別マークを配線層を銅パターンよりエッチング形成するときに、同時に形成するようにすれば、識別マーク形成工程を別途設ける必要がなく、製造工程を大幅に変更する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となる多層プリント配線板の一例を示す要部概略断面図である。
【図2】本発明の前提となる多層プリント配線板の一例の識別マーク近傍部を模式的に示す要部概略斜視図である。
【図3】本発明の前提となる多層プリント配線板の一例の識別マークの一例を模式的に示す平面図である。
【図4】本発明の前提となる多層プリント配線板の一例の識別マーク近傍部を模式的に示す平面図である。
【図5】本発明の前提となる多層プリント配線板の一例の識別マークの他の例を模式的に示す平面図である。
【図6】本発明の前提となる多層プリント配線板の他の例の識別マーク近傍部を模式的に示す要部概略斜視図である。
【図7】本発明の前提となる多層プリント配線板の他の例の識別マーク近傍部を模式的に示す平面図である。
【図8】本発明を適用した多層プリント配線板のさらに他の例の識別マーク近傍部を模式的に示す要部概略斜視図である。
【図9】本発明を適用した多層プリント配線板のさらに他の例の識別マーク近傍部を模式的に示す平面図である。
【図10】本発明を適用した多層プリント配線板のさらに他の例の識別マーク近傍部を模式的に示す平面図である。
【図11】本発明の前提となる多層プリント配線板のさらに他の例の識別マーク近傍部を模式的に示す要部概略斜視図である。
【図12】本発明の前提となる多層プリント配線板のさらに他の例の識別マーク近傍部を模式的に示す平面図である。
【図13】本発明を適用した多層プリント配線板の他の例を示す要部概略断面図である。
【符号の説明】
1,41,71,101 第1の配線層
4,44,74,104 第2の配線層
6,46,76,106 第3の配線層
8,48,78,108 第4の配線層
10,50,80,110 第5の配線層
12,52,82,112 第6の配線層
14,54,84,114 第7の配線層
3,43,73,103 第8の配線層
21,22,23,24,25,26,27,28,63,64,65,66,91,92,93,94,95,96,97,98,121,122,123,124,125,126,127,128 識別マーク
21a 開口部
21b 算数字
Claims (4)
- 2層以上の配線層が積層形成されてなる多層プリント配線板において、
少なくとも積層される順序が決められている配線層に、これら配線層の積層順序を表示する一対の識別マークが同一形状の平面長方形に形成された開口部の長手方向の両側に形成され、一の配線層に形成された上記開口部には隣接する配線層に形成された一対の識別マークの一方が、上記一の配線層に形成された上記識別マークの一方と隣接するように露呈され、且つ、上記隣接する配線層に形成された開口部には、上記一の配線層に形成された上記識別マークの他方が、上記隣接する配線層に形成された上記識別マークの他方と隣接するように露呈され、
該配線層が正規の順序に積層されたときには、上記開口部が長手方向に沿って一定間隔毎に順次移動していくように形成され、その多層プリント配線板の両表面より、各配線層に設けられたそれぞれの識別マークが正しい順序に配列して見えることを特徴とする多層プリント配線板。 - 最外層を構成する配線層以外の配線層に形成された開口部は、隣接する下層の配線層に形成された上記識別マークを上層側に露呈させる領域と、隣接する上層の配線層に形成された上記識別マークを下層側に露呈させる領域を備えることを特徴とする請求項1記載の多層プリント配線板。
- 上記一対の識別マークは、対称に形成されていることを特徴とする請求項1記載の多層プリント配線板。
- 上記識別マーク及び開口部が配線層全てに設けられていることを特徴とする請求項1記載の多層プリント配線板。
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