JPH08329745A - 光ファイバー複合架空線 - Google Patents
光ファイバー複合架空線Info
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- JPH08329745A JPH08329745A JP7139397A JP13939795A JPH08329745A JP H08329745 A JPH08329745 A JP H08329745A JP 7139397 A JP7139397 A JP 7139397A JP 13939795 A JP13939795 A JP 13939795A JP H08329745 A JPH08329745 A JP H08329745A
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- G02B6/4401—Optical cables
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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- G02B6/4489—Manufacturing methods of optical cables of central supporting members of lobe structure
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Communication Cables (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】大型かつ高価な多芯撚り線装置を必要とせず、
しかも光ファイバーユニットの小径化を図り、伝送特性
を向上させる光ファイバー複合架空線内の光ファイバー
本数を増大させる。 【構成】スペーサ５２の外周面には断面角形の螺旋溝５
２ａが４個等配で形成されており、この螺旋溝５２ａに
は多芯光ファイバー撚り線５１および／または５１Ａが
溝幅方向に２本づつ収納されている。このスペーサ５２
が光ファイバー保護管５３に収納されることにより光フ
ァイバーユニット６０が構成され、この光ファイバーユ
ニット６０を中心素線として、光ファイバー保護管５３
の周囲に導体素線７０が撚り合わされている。
しかも光ファイバーユニットの小径化を図り、伝送特性
を向上させる光ファイバー複合架空線内の光ファイバー
本数を増大させる。 【構成】スペーサ５２の外周面には断面角形の螺旋溝５
２ａが４個等配で形成されており、この螺旋溝５２ａに
は多芯光ファイバー撚り線５１および／または５１Ａが
溝幅方向に２本づつ収納されている。このスペーサ５２
が光ファイバー保護管５３に収納されることにより光フ
ァイバーユニット６０が構成され、この光ファイバーユ
ニット６０を中心素線として、光ファイバー保護管５３
の周囲に導体素線７０が撚り合わされている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば鉄塔間に配置
される架空送電線または架空地線として用いられる光フ
ァイバー複合架空線に関する。
される架空送電線または架空地線として用いられる光フ
ァイバー複合架空線に関する。
【０００２】
【従来の技術】鉄塔間に配置された架空送電線や架空地
線の系統を保護および制御するために、または光ファイ
バーを通して特殊な信号の伝達を行うために、架空送電
線または架空地線に光ファイバーを収納した光ファイバ
ー複合架空線が用いられることがある。
線の系統を保護および制御するために、または光ファイ
バーを通して特殊な信号の伝達を行うために、架空送電
線または架空地線に光ファイバーを収納した光ファイバ
ー複合架空線が用いられることがある。
【０００３】この種の光ファイバー複合架空線３０とし
ては、実開昭６２−１４７，２１６号公報および図６に
示すものが知られている。この種の光ファイバー複合架
空線は、中心に位置する光ファイバーユニット１０と、
その外周上に位置する多数の金属撚り線２０とから成
る。このうち光ファイバーユニット１０は、光ファイバ
ー１が収納される螺旋溝２ａが形成されたスペーサ２を
アルミニウムなどから形成された保護管３に収納するこ
とにより構成されている。
ては、実開昭６２−１４７，２１６号公報および図６に
示すものが知られている。この種の光ファイバー複合架
空線は、中心に位置する光ファイバーユニット１０と、
その外周上に位置する多数の金属撚り線２０とから成
る。このうち光ファイバーユニット１０は、光ファイバ
ー１が収納される螺旋溝２ａが形成されたスペーサ２を
アルミニウムなどから形成された保護管３に収納するこ
とにより構成されている。
【０００４】この光ファイバー複合架空線では、光ファ
イバーユニットのスペーサに形成された一つの螺旋溝２
ａに、一条の光ファイバー１が収容してある。
イバーユニットのスペーサに形成された一つの螺旋溝２
ａに、一条の光ファイバー１が収容してある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
スペーサの一つの螺旋溝２ａに、一条の光ファイバー１
が収容してある構成では、一本の光ファイバー複合架空
線に配置される光ファイバーの本数が限定され、一本の
光ファイバー複合架空線により並列して伝達できる信号
の数が限定される。
スペーサの一つの螺旋溝２ａに、一条の光ファイバー１
が収容してある構成では、一本の光ファイバー複合架空
線に配置される光ファイバーの本数が限定され、一本の
光ファイバー複合架空線により並列して伝達できる信号
の数が限定される。
【０００６】そこで、一本の光ファイバー複合架空線に
配置される光ファイバーの本数を増大させるために、図
６に示す光ファイバー１を、たとえば１４芯の多芯光フ
ァイバー撚り線とすることが考えられる。ところが、図
６に示す光ファイバー１を、１４芯ほどの多芯光ファイ
バー撚り線とすると、その外径が大きくなり、図６に示
す螺旋溝２ａも大きくする必要があり、結果的に、スペ
ーサ２の外径も大きくなる。そのため、光ファイバー複
合架空線が鉄塔間に架線されたときに受ける風圧荷重お
よび着氷雪荷重が大きくなり、鉄塔支持物に大きな強度
が要求されるため、既設の送電線の架空線を光ファイバ
ー複合架空線に張り替えること等が困難となる。また、
光ファイバー１の芯数を増加させるためには、光ファイ
バー撚り線装置のクレードル数を増加させる必要があ
り、光ファイバー撚り線装置が大型化するだけでなくコ
ストも大幅に増加するという問題がある。
配置される光ファイバーの本数を増大させるために、図
６に示す光ファイバー１を、たとえば１４芯の多芯光フ
ァイバー撚り線とすることが考えられる。ところが、図
６に示す光ファイバー１を、１４芯ほどの多芯光ファイ
バー撚り線とすると、その外径が大きくなり、図６に示
す螺旋溝２ａも大きくする必要があり、結果的に、スペ
ーサ２の外径も大きくなる。そのため、光ファイバー複
合架空線が鉄塔間に架線されたときに受ける風圧荷重お
よび着氷雪荷重が大きくなり、鉄塔支持物に大きな強度
が要求されるため、既設の送電線の架空線を光ファイバ
ー複合架空線に張り替えること等が困難となる。また、
光ファイバー１の芯数を増加させるためには、光ファイ
バー撚り線装置のクレードル数を増加させる必要があ
り、光ファイバー撚り線装置が大型化するだけでなくコ
ストも大幅に増加するという問題がある。
【０００７】また、その他の方法として、スペーサ２の
外周に形成する螺旋溝２ａの数を増加させることが考え
られる。ところが、スペーサ２に形成する螺旋溝２ａの
数を増加させるためには、隣接する螺旋溝を仕切る壁の
強度上、スペーサ２の外径も大きくする必要があり、こ
れにより光ファイバーユニット１０の外径が大きくな
る。その結果、光ファイバー複合架空線が鉄塔間に架線
されたときに受ける風圧荷重および着氷雪荷重が大きく
なり、鉄塔支持物に大きな強度が要求されるため、既設
の送電線の架空線を光ファイバー複合架空線に張り替え
ること等が困難となる問題がある。
外周に形成する螺旋溝２ａの数を増加させることが考え
られる。ところが、スペーサ２に形成する螺旋溝２ａの
数を増加させるためには、隣接する螺旋溝を仕切る壁の
強度上、スペーサ２の外径も大きくする必要があり、こ
れにより光ファイバーユニット１０の外径が大きくな
る。その結果、光ファイバー複合架空線が鉄塔間に架線
されたときに受ける風圧荷重および着氷雪荷重が大きく
なり、鉄塔支持物に大きな強度が要求されるため、既設
の送電線の架空線を光ファイバー複合架空線に張り替え
ること等が困難となる問題がある。
【０００８】また、複数の一芯光ファイバーを枚列に並
べてリボン状のテープ芯線光ファイバーとしたものをス
ペーサの螺旋溝に上下に重ねて収納した光ファイバー複
合架空線も提案されている（例えば、実開平２−４１，
３３３号公報参照）。ところが、この種の光ファイバー
複合架空線では、この複合架空線をドラムなどに巻き付
けておく際または使用に際して複合架空線が曲折される
と、上部のテープ芯線光ファイバーに加わる張力により
下部のテープ芯線光ファイバーを圧縮し、これにより伝
送特性が低下するおそれがあった。
べてリボン状のテープ芯線光ファイバーとしたものをス
ペーサの螺旋溝に上下に重ねて収納した光ファイバー複
合架空線も提案されている（例えば、実開平２−４１，
３３３号公報参照）。ところが、この種の光ファイバー
複合架空線では、この複合架空線をドラムなどに巻き付
けておく際または使用に際して複合架空線が曲折される
と、上部のテープ芯線光ファイバーに加わる張力により
下部のテープ芯線光ファイバーを圧縮し、これにより伝
送特性が低下するおそれがあった。
【０００９】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、１２芯、１６芯等の大型か
つ高価な多芯撚り線装置を必要とせず、しかも光ファイ
バーユニットの小径化を図り、伝送特性を向上させなが
ら、一本の光ファイバー複合架空線内に内蔵することが
できる光ファイバーの本数を増大させることができる光
ファイバー複合架空線を提供することを目的とする。
鑑みてなされたものであり、１２芯、１６芯等の大型か
つ高価な多芯撚り線装置を必要とせず、しかも光ファイ
バーユニットの小径化を図り、伝送特性を向上させなが
ら、一本の光ファイバー複合架空線内に内蔵することが
できる光ファイバーの本数を増大させることができる光
ファイバー複合架空線を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る光ファイバー複合架空線は、外周面に
軸方向に沿って伸びる複数の螺旋溝が形成してあり、各
螺旋溝が、溝の幅方向に二本以上の多芯光ファイバー撚
り線が収容可能な形状となっているスペーサと、前期螺
旋溝に収容された二本以上の多芯光ファイバー撚り線
と、前記スペーサを収納する光ファイバー保護管と、前
記光ファイバー保護管の周囲に配置された複数の導体素
線とを有する。
に、本発明に係る光ファイバー複合架空線は、外周面に
軸方向に沿って伸びる複数の螺旋溝が形成してあり、各
螺旋溝が、溝の幅方向に二本以上の多芯光ファイバー撚
り線が収容可能な形状となっているスペーサと、前期螺
旋溝に収容された二本以上の多芯光ファイバー撚り線
と、前記スペーサを収納する光ファイバー保護管と、前
記光ファイバー保護管の周囲に配置された複数の導体素
線とを有する。
【００１１】前記螺旋溝が、前記スペーサの外周面に４
個等配で形成された断面角形の螺旋溝であることが好ま
しい。前記多芯光ファイバー撚り線が６芯または８芯の
多芯光ファイバー撚り線であることが好ましい。
個等配で形成された断面角形の螺旋溝であることが好ま
しい。前記多芯光ファイバー撚り線が６芯または８芯の
多芯光ファイバー撚り線であることが好ましい。
【００１２】前記スペーサは、アルミニウムまたはアル
ミニウム合金で構成することができる。前記スペーサの
各螺旋溝に収容される２以上の多芯光ファイバー撚り線
は、すべて同一芯数の多芯光ファイバー撚り線であって
も、異なっていても良い。また、各螺旋溝の全てに２以
上の多芯光ファイバー撚り線を収容することなく、所定
の螺旋溝にのみ２以上の多芯光ファイバー撚り線を収容
することもできる。
ミニウム合金で構成することができる。前記スペーサの
各螺旋溝に収容される２以上の多芯光ファイバー撚り線
は、すべて同一芯数の多芯光ファイバー撚り線であって
も、異なっていても良い。また、各螺旋溝の全てに２以
上の多芯光ファイバー撚り線を収容することなく、所定
の螺旋溝にのみ２以上の多芯光ファイバー撚り線を収容
することもできる。
【００１３】
【作用】本発明の光ファイバー複合架空線では、６芯ま
たは８芯等の多芯光ファイバー撚り線を螺旋溝の少なく
とも一つの螺旋溝に２本以上収納することができるの
で、内蔵する光ファイバーの本数を最大限に増大させる
ことができる。その結果、１２芯、１６芯等の多芯光フ
ァイバー撚り線を製造するための大型かつ高価な多芯撚
り線装置が不要となるので、コストアップを防止するこ
とができる。
たは８芯等の多芯光ファイバー撚り線を螺旋溝の少なく
とも一つの螺旋溝に２本以上収納することができるの
で、内蔵する光ファイバーの本数を最大限に増大させる
ことができる。その結果、１２芯、１６芯等の多芯光フ
ァイバー撚り線を製造するための大型かつ高価な多芯撚
り線装置が不要となるので、コストアップを防止するこ
とができる。
【００１４】また、本発明の光ファイバー複合架空線で
は、螺旋溝数を増加させずに一つの螺旋溝に複数の多芯
光ファイバー撚り線を収納するので、溝と溝との間の突
起部の強度低下もなく、光ファイバーユニットが大径化
することもない。このため、光ファイバー複合架空線が
鉄塔間に架線されたときに受ける風圧荷重および着氷雪
荷重の増加が抑制され、鉄塔支持物に大きな強度が要求
されることもなく、既設の送電線の架空線を光ファイバ
ー複合架空線に張り替えること等が可能となる。
は、螺旋溝数を増加させずに一つの螺旋溝に複数の多芯
光ファイバー撚り線を収納するので、溝と溝との間の突
起部の強度低下もなく、光ファイバーユニットが大径化
することもない。このため、光ファイバー複合架空線が
鉄塔間に架線されたときに受ける風圧荷重および着氷雪
荷重の増加が抑制され、鉄塔支持物に大きな強度が要求
されることもなく、既設の送電線の架空線を光ファイバ
ー複合架空線に張り替えること等が可能となる。
【００１５】さらに、本発明の光ファイバー複合架空線
は、螺旋溝に収納されるのはリボン状のテープ芯線光フ
ァイバーではなく多芯光ファイバー撚り線であり、これ
らを、螺旋溝に重ねることなく、溝幅方向に並列して収
納することができる。これにより、それぞれの多芯光フ
ァイバー撚り線に張力が加わったとしても他の多芯光フ
ァイバー撚り線には圧縮力等の影響は全くなく、伝送特
性の低下を防止することができる。
は、螺旋溝に収納されるのはリボン状のテープ芯線光フ
ァイバーではなく多芯光ファイバー撚り線であり、これ
らを、螺旋溝に重ねることなく、溝幅方向に並列して収
納することができる。これにより、それぞれの多芯光フ
ァイバー撚り線に張力が加わったとしても他の多芯光フ
ァイバー撚り線には圧縮力等の影響は全くなく、伝送特
性の低下を防止することができる。
【００１６】本発明に係る螺旋溝が、スペーサの外周面
に４個等配で形成された断面角形の螺旋溝である場合
は、螺旋溝への光ファイバーの収納効率、光ファイバー
ユニットの小型化、およびスペーサの強度上、より好ま
しい光ファイバー複合架空線となる。
に４個等配で形成された断面角形の螺旋溝である場合
は、螺旋溝への光ファイバーの収納効率、光ファイバー
ユニットの小型化、およびスペーサの強度上、より好ま
しい光ファイバー複合架空線となる。
【００１７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１は本発明の光ファイバー複合架空線を示す
断面図、図２は本発明に係る光ファイバーユニットを示
す断面図、図３（ａ）は本発明に係る光ファイバーの一
実施例を示す断面図、図３（ｂ）は同じく他の実施例を
示す断面図である。
明する。図１は本発明の光ファイバー複合架空線を示す
断面図、図２は本発明に係る光ファイバーユニットを示
す断面図、図３（ａ）は本発明に係る光ファイバーの一
実施例を示す断面図、図３（ｂ）は同じく他の実施例を
示す断面図である。
【００１８】図１に示すように、本実施例の光ファイバ
ー複合架空線５０は、スペーサ５２と、このスペーサ５
２を収納する光ファイバー保護管５３とを有する光ファ
イバーユニット６０を備えており、この光ファイバーユ
ニット６０を中心素線として、光ファイバー保護管５３
の周囲に導体素線７０が撚り合わされている。導体素線
７０は、たとえばアルミニウム線、アルミニウム合金
線、アルミニウム被覆鋼線、亜鉛メッキ鋼線などの金属
線で構成してある。
ー複合架空線５０は、スペーサ５２と、このスペーサ５
２を収納する光ファイバー保護管５３とを有する光ファ
イバーユニット６０を備えており、この光ファイバーユ
ニット６０を中心素線として、光ファイバー保護管５３
の周囲に導体素線７０が撚り合わされている。導体素線
７０は、たとえばアルミニウム線、アルミニウム合金
線、アルミニウム被覆鋼線、亜鉛メッキ鋼線などの金属
線で構成してある。
【００１９】スペーサ５２には、図４に示すように、そ
の外周に４個の螺旋溝５２ａが形成してあり、これら螺
旋溝５２ａ間に突起部５２ｂが形成してある。これら複
数の螺旋溝５２ａのそれぞれに、図２に示すように、二
つの多芯光ファイバー５１が溝幅方向に並列して収容可
能になっている。スペーサ５２の中央部分５２ｃは、光
ファイバー複合架空線５０に加わる引っ張り張力を受け
る部分である。
の外周に４個の螺旋溝５２ａが形成してあり、これら螺
旋溝５２ａ間に突起部５２ｂが形成してある。これら複
数の螺旋溝５２ａのそれぞれに、図２に示すように、二
つの多芯光ファイバー５１が溝幅方向に並列して収容可
能になっている。スペーサ５２の中央部分５２ｃは、光
ファイバー複合架空線５０に加わる引っ張り張力を受け
る部分である。
【００２０】スペーサ５２に形成される螺旋溝５２ａの
大きさは、特に限定されないが、スペーサ５２の外径を
６．４５mmとした場合には、その溝幅ｗ（図２参照）は
約２．８mmが好ましく、その溝深さｄは、約１．７５mm
程度である。本実施例の多芯光ファイバー撚り線５１
は、図３（ａ）に示すように、光ファイバーガラスの周
囲を紫外線硬化型マトリックス樹脂で被覆することによ
り構成された光ファイバー素線５１ａを複数本（図３
（ａ）に示す実施例では９本）撚りあわせ、さらにこの
周囲をマトリックス樹脂５１ｂで被覆した多芯光ファイ
バー撚り線である。なお、それぞれの光ファイバー素線
５１ａは、光ファイバーガラスの周囲をシリコーン樹脂
などを用いて被覆することもできる。また、中心に位置
する光ファイバー素線５１ｄは、いわゆるダミー素線で
あって、光ファイバーガラスまたはＦＲＰ（繊維強化プ
ラスチックス）の周囲を紫外線硬化型マトリックス樹脂
またはシリコーン樹脂などで被覆することにより形成さ
れている。したがって、図３（ａ）に示す多芯光ファイ
バー撚り線５１は、９本の光ファイバー素線５１ａ，５
１ｄを撚り合わせて形成されているが、情報伝送に使用
される光ファイバー素線は周囲に配設された８本の素線
である。
大きさは、特に限定されないが、スペーサ５２の外径を
６．４５mmとした場合には、その溝幅ｗ（図２参照）は
約２．８mmが好ましく、その溝深さｄは、約１．７５mm
程度である。本実施例の多芯光ファイバー撚り線５１
は、図３（ａ）に示すように、光ファイバーガラスの周
囲を紫外線硬化型マトリックス樹脂で被覆することによ
り構成された光ファイバー素線５１ａを複数本（図３
（ａ）に示す実施例では９本）撚りあわせ、さらにこの
周囲をマトリックス樹脂５１ｂで被覆した多芯光ファイ
バー撚り線である。なお、それぞれの光ファイバー素線
５１ａは、光ファイバーガラスの周囲をシリコーン樹脂
などを用いて被覆することもできる。また、中心に位置
する光ファイバー素線５１ｄは、いわゆるダミー素線で
あって、光ファイバーガラスまたはＦＲＰ（繊維強化プ
ラスチックス）の周囲を紫外線硬化型マトリックス樹脂
またはシリコーン樹脂などで被覆することにより形成さ
れている。したがって、図３（ａ）に示す多芯光ファイ
バー撚り線５１は、９本の光ファイバー素線５１ａ，５
１ｄを撚り合わせて形成されているが、情報伝送に使用
される光ファイバー素線は周囲に配設された８本の素線
である。
【００２１】本実施例に係る多芯光ファイバー撚り線５
１は、上述したように撚り合わされた複数の光ファイバ
ー素線の周囲をマトリックス樹脂で被覆して形成され
る。なお、例えば図３（ｂ）に示すように、撚り合わさ
れた複数の光ファイバー素線５１ａの周囲を耐熱テープ
５１ｃで被覆して、多芯光ファイバー撚り線５１Ａを形
成することもできる。耐熱テープとしては、たとえばポ
リテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）などのフッ素樹
脂テープなどを例示することができる。
１は、上述したように撚り合わされた複数の光ファイバ
ー素線の周囲をマトリックス樹脂で被覆して形成され
る。なお、例えば図３（ｂ）に示すように、撚り合わさ
れた複数の光ファイバー素線５１ａの周囲を耐熱テープ
５１ｃで被覆して、多芯光ファイバー撚り線５１Ａを形
成することもできる。耐熱テープとしては、たとえばポ
リテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）などのフッ素樹
脂テープなどを例示することができる。
【００２２】また、撚り合わされる光ファイバー素線５
１ａの本数は特に限定されないが、図３（ａ）に示す９
本以外にも、図３（ｂ）に示すように７本としても良
い。図３（ｂ）に示す場合でも、中心に位置する光ファ
イバー素線５１ｄは、いわゆるダミー素線であって、光
ファイバーガラスまたはＦＲＰの周囲を紫外線硬化型マ
トリックス樹脂またはシリコーン樹脂などで被覆するこ
とにより形成されている。したがって、図３（ｂ）に示
す多芯光ファイバー撚り線５１において情報伝送に使用
される光ファイバー素線は、周囲に配設された６本の素
線である。
１ａの本数は特に限定されないが、図３（ａ）に示す９
本以外にも、図３（ｂ）に示すように７本としても良
い。図３（ｂ）に示す場合でも、中心に位置する光ファ
イバー素線５１ｄは、いわゆるダミー素線であって、光
ファイバーガラスまたはＦＲＰの周囲を紫外線硬化型マ
トリックス樹脂またはシリコーン樹脂などで被覆するこ
とにより形成されている。したがって、図３（ｂ）に示
す多芯光ファイバー撚り線５１において情報伝送に使用
される光ファイバー素線は、周囲に配設された６本の素
線である。
【００２３】図３（ａ）または（ｂ）に示す多芯光ファ
イバー撚り線５１，５１Ａは、スペーサ５２の外周面に
形成された螺旋溝５２ａに収納されるが、本実施例で
は、スペーサ５２の外周面に４本の断面角形の螺旋溝５
２ａが等配で形成されている。スペーサ５２は、例えば
アルミニウムなどの金属からなり、棒材を捻りながら押
し出すことにより成形することができる。また、押出成
形以外にも、線引き加工や削り出し加工によっても製造
することができる。特に本実施例のように、螺旋溝５２
ａの数を増加させることなく、一つの螺旋溝５２ａの断
面積を増加させることで、螺旋溝５２ａ間に形成された
壁の強度を維持できると共に、スペーサ５２を大径化す
ることなく１本の光ファイバー複合架空線に内蔵される
光ファイバーの数を増加させることができる。また、螺
旋溝５２ａの数を４本程度とすることで、ダイスの形状
が簡素となるためスペーサ５２の加工性が向上する。
イバー撚り線５１，５１Ａは、スペーサ５２の外周面に
形成された螺旋溝５２ａに収納されるが、本実施例で
は、スペーサ５２の外周面に４本の断面角形の螺旋溝５
２ａが等配で形成されている。スペーサ５２は、例えば
アルミニウムなどの金属からなり、棒材を捻りながら押
し出すことにより成形することができる。また、押出成
形以外にも、線引き加工や削り出し加工によっても製造
することができる。特に本実施例のように、螺旋溝５２
ａの数を増加させることなく、一つの螺旋溝５２ａの断
面積を増加させることで、螺旋溝５２ａ間に形成された
壁の強度を維持できると共に、スペーサ５２を大径化す
ることなく１本の光ファイバー複合架空線に内蔵される
光ファイバーの数を増加させることができる。また、螺
旋溝５２ａの数を４本程度とすることで、ダイスの形状
が簡素となるためスペーサ５２の加工性が向上する。
【００２４】なお、各螺旋溝５２ａには、それぞれ複数
の多芯光ファイバー撚り線５１を収納することができる
が、必ずしも全ての螺旋溝５２ａのそれぞれに複数の多
芯光ファイバー撚り線５１，５１Ａを収納する必要はな
い。このように螺旋溝５２ａに多芯光ファイバー撚り線
５１が収納されたスペーサ５２は、図２に示すように、
例えばアルミニウムからなる光ファイバー保護管３に収
納され、光ファイバーユニット６０を構成する。さら
に、図１に示すように、この光ファイバーユニット６０
を中心素線として、光ファイバー保護管５３の周囲に導
体素線７０が撚り合わされることにより、光ファイバー
複合架空線５０が構成されている。
の多芯光ファイバー撚り線５１を収納することができる
が、必ずしも全ての螺旋溝５２ａのそれぞれに複数の多
芯光ファイバー撚り線５１，５１Ａを収納する必要はな
い。このように螺旋溝５２ａに多芯光ファイバー撚り線
５１が収納されたスペーサ５２は、図２に示すように、
例えばアルミニウムからなる光ファイバー保護管３に収
納され、光ファイバーユニット６０を構成する。さら
に、図１に示すように、この光ファイバーユニット６０
を中心素線として、光ファイバー保護管５３の周囲に導
体素線７０が撚り合わされることにより、光ファイバー
複合架空線５０が構成されている。
【００２５】このように構成された本実施例の光ファイ
バー複合架空線５０にあっては、６芯または８芯等の多
芯光ファイバー撚り線５１を螺旋溝５２ａの少なくとも
一つの螺旋溝に２本以上収納することができるので、内
蔵する光ファイバー５１ａの本数を最大限に増大させる
ことができる。その結果、１２芯、１６芯等の多芯光フ
ァイバー撚り線を製造するための大型かつ高価な多芯撚
り線装置が不要となるので、コストアップを防止するこ
とができる。
バー複合架空線５０にあっては、６芯または８芯等の多
芯光ファイバー撚り線５１を螺旋溝５２ａの少なくとも
一つの螺旋溝に２本以上収納することができるので、内
蔵する光ファイバー５１ａの本数を最大限に増大させる
ことができる。その結果、１２芯、１６芯等の多芯光フ
ァイバー撚り線を製造するための大型かつ高価な多芯撚
り線装置が不要となるので、コストアップを防止するこ
とができる。
【００２６】また、本実施例の光ファイバー複合架空線
５０では、螺旋溝５２ａの数を増加させずに一つの螺旋
溝５２ａに２つの多芯光ファイバー撚り線５１または５
１Ａを収納するので、溝と溝との間の突起部５２ｂの強
度低下もなく、光ファイバーユニット６０が大径化する
こともない。このため、光ファイバー複合架空線５０
が、図５に示すように、架空地線５０ａまたは架空送電
線５０ｂとして、鉄塔８０，８０間に架線された時に受
ける風圧荷重および着氷雪荷重の増加が抑制され、鉄塔
支持物に大きな強度が要求されることもなく、既設の送
電線の架空線を光ファイバー複合架空線に張り替えるこ
と等が可能となる。
５０では、螺旋溝５２ａの数を増加させずに一つの螺旋
溝５２ａに２つの多芯光ファイバー撚り線５１または５
１Ａを収納するので、溝と溝との間の突起部５２ｂの強
度低下もなく、光ファイバーユニット６０が大径化する
こともない。このため、光ファイバー複合架空線５０
が、図５に示すように、架空地線５０ａまたは架空送電
線５０ｂとして、鉄塔８０，８０間に架線された時に受
ける風圧荷重および着氷雪荷重の増加が抑制され、鉄塔
支持物に大きな強度が要求されることもなく、既設の送
電線の架空線を光ファイバー複合架空線に張り替えるこ
と等が可能となる。
【００２７】さらに、本実施例の光ファイバー複合架空
線５０は、螺旋溝５２ａに収納されるのはリボン状のテ
ープ芯線光ファイバーではなく多芯光ファイバー撚り線
５１または５１Ａであり、これらを、螺旋溝５２ａに重
ねることなく、溝幅方向に並列して収納することができ
る。これにより、それぞれの多芯光ファイバー撚り線５
１または５１Ａに張力が加わったとしても他の多芯光フ
ァイバー撚り線５１または５１Ａには圧縮力等の影響は
全くなく、伝送特性の低下を防止することができる。
線５０は、螺旋溝５２ａに収納されるのはリボン状のテ
ープ芯線光ファイバーではなく多芯光ファイバー撚り線
５１または５１Ａであり、これらを、螺旋溝５２ａに重
ねることなく、溝幅方向に並列して収納することができ
る。これにより、それぞれの多芯光ファイバー撚り線５
１または５１Ａに張力が加わったとしても他の多芯光フ
ァイバー撚り線５１または５１Ａには圧縮力等の影響は
全くなく、伝送特性の低下を防止することができる。
【００２８】本実施例に係る光ファイバー複合架空線５
０は、たとえば図５に示すように、鉄塔８０，８０間に
架線された架空地線５０ａまたは架空送電線５０ｂとし
て用いられる。光ファイバー複合架空線５０の各光ファ
イバー素線５１ａにより伝達される情報としては、特に
限定されず、公衆電話情報、気象情報などを例示するこ
とができる。
０は、たとえば図５に示すように、鉄塔８０，８０間に
架線された架空地線５０ａまたは架空送電線５０ｂとし
て用いられる。光ファイバー複合架空線５０の各光ファ
イバー素線５１ａにより伝達される情報としては、特に
限定されず、公衆電話情報、気象情報などを例示するこ
とができる。
【００２９】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ず、本発明の範囲内で種々に改変することができる。た
とえばスペーサ５２の螺旋溝５２ａには、３以上の多芯
光ファイバー撚り線を収容するようにしても良い。
ず、本発明の範囲内で種々に改変することができる。た
とえばスペーサ５２の螺旋溝５２ａには、３以上の多芯
光ファイバー撚り線を収容するようにしても良い。
【００３０】また、スペーサ５２の外周に形成する螺旋
溝５２ａは、２以上の多芯光ファイバー撚り線を溝幅方
向に並列して配置できる形状であれば、３または５の数
でスペーサ外周に形成しても良い。さらに、スペーサ５
２の全ての螺旋溝５２ａに、複数の多芯光ファイバー撚
り線５１または５１Ａを収容することなく、いずれかの
螺旋溝５２ａのみに複数の多芯光ファイバー撚り線５１
または５１Ａを収容するようにしても良い。さらにま
た、全ての螺旋溝５２ａに同一芯数の多芯光ファイバー
撚り線５１または５１Ａを配置することなく、異なる芯
数の多芯光ファイバー撚り線５１または５１Ａを混ぜて
配置しても良い。
溝５２ａは、２以上の多芯光ファイバー撚り線を溝幅方
向に並列して配置できる形状であれば、３または５の数
でスペーサ外周に形成しても良い。さらに、スペーサ５
２の全ての螺旋溝５２ａに、複数の多芯光ファイバー撚
り線５１または５１Ａを収容することなく、いずれかの
螺旋溝５２ａのみに複数の多芯光ファイバー撚り線５１
または５１Ａを収容するようにしても良い。さらにま
た、全ての螺旋溝５２ａに同一芯数の多芯光ファイバー
撚り線５１または５１Ａを配置することなく、異なる芯
数の多芯光ファイバー撚り線５１または５１Ａを混ぜて
配置しても良い。
【００３１】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、１本
の光ファイバー複合架空線の外径を大きくすることな
く、内蔵する光ファイバーの本数を増大させることがで
き、それらの光ファイバーにより伝達できる情報量を増
大することができる。
の光ファイバー複合架空線の外径を大きくすることな
く、内蔵する光ファイバーの本数を増大させることがで
き、それらの光ファイバーにより伝達できる情報量を増
大することができる。
【００３２】また、本発明では、１２芯、１６芯等の多
芯光ファイバー撚り線を製造するための大型かつ高価な
多芯撚り線装置が不要となるので、コストアップを防止
することができる。また、光ファイバーユニットの大径
化を防止できるので、光ファイバー複合架空線が鉄塔間
に架線されたときに受ける風圧荷重および着氷雪荷重の
増加が抑制され、鉄塔支持物に大きな強度が要求される
こともなく、既設の送電線の架空線を光ファイバー複合
架空線に張り替えること等が可能となる。
芯光ファイバー撚り線を製造するための大型かつ高価な
多芯撚り線装置が不要となるので、コストアップを防止
することができる。また、光ファイバーユニットの大径
化を防止できるので、光ファイバー複合架空線が鉄塔間
に架線されたときに受ける風圧荷重および着氷雪荷重の
増加が抑制され、鉄塔支持物に大きな強度が要求される
こともなく、既設の送電線の架空線を光ファイバー複合
架空線に張り替えること等が可能となる。
【００３３】さらに、本発明の光ファイバー複合架空線
は、螺旋溝に収納されるのはリボン状のテープ芯線光フ
ァイバーではなく多芯光ファイバー撚り線であり、これ
らを、螺旋溝に重ねることなく、溝幅方向に並列して収
納することができる。これにより、それぞれの多芯光フ
ァイバー撚り線に張力が加わったとしても他の多芯光フ
ァイバー撚り線には圧縮力等の影響は全くなく、伝送特
性の低下を防止することができる。
は、螺旋溝に収納されるのはリボン状のテープ芯線光フ
ァイバーではなく多芯光ファイバー撚り線であり、これ
らを、螺旋溝に重ねることなく、溝幅方向に並列して収
納することができる。これにより、それぞれの多芯光フ
ァイバー撚り線に張力が加わったとしても他の多芯光フ
ァイバー撚り線には圧縮力等の影響は全くなく、伝送特
性の低下を防止することができる。
【００３４】本発明に係る螺旋溝が、スペーサの外周面
に４個等配で形成された断面角形の螺旋溝である場合
は、螺旋溝への光ファイバーの収納効率、光ファイバー
ユニットの小型化、およびスペーサの強度上、より好ま
しい光ファイバー複合架空線となる。
に４個等配で形成された断面角形の螺旋溝である場合
は、螺旋溝への光ファイバーの収納効率、光ファイバー
ユニットの小型化、およびスペーサの強度上、より好ま
しい光ファイバー複合架空線となる。
【図１】図１は本発明の光ファイバー複合架空線を示す
断面図である。
断面図である。
【図２】図２は本発明に係る光ファイバーユニットを示
す断面図である。
す断面図である。
【図３】図３（ａ）は本発明に係る光ファイバーの一実
施例を示す断面図、同図（ｂ）は同じく他の実施例を示
す断面図である。
施例を示す断面図、同図（ｂ）は同じく他の実施例を示
す断面図である。
【図４】図４はスペーサの要部斜視図である。
【図５】図５は架空地線および架空送電線の架空状態を
示す図である。
示す図である。
【図６】図６は従来の光ファイバー複合架空線を示す断
面図である。
面図である。
５０…光ファイバー複合架空線 ５１，５１Ａ…多芯光ファイバー撚り線 ５１ａ…光ファイバー素線 ５１ｂ…マトリックス樹脂 ５１ｃ…耐熱テープ ５１ｄ…光ファイバー素線（ダミー素線） ５２…スペーサ ５２ａ…螺旋溝 ５２ｂ…突起部 ５３…光ファイバー保護管 ６０…光ファイバーユニット ７０…導体素線
Claims (3)
- 【請求項１】 外周面に軸方向に沿って伸びる複数の螺
旋溝が形成してあり、各螺旋溝が、溝の幅方向に二本以
上の多芯光ファイバー撚り線が収容可能な形状となって
いるスペーサと、 前期螺旋溝に収容された二本以上の多芯光ファイバー撚
り線と、 前記スペーサを収納する光ファイバー保護管と、 前記光ファイバー保護管の周囲に配置された複数の導体
素線とを有する光ファイバー複合架空線。 - 【請求項２】前記螺旋溝が、前記スペーサの外周面に４
個等配で形成された断面角形の螺旋溝であることを特徴
とする請求項１に記載の光ファイバー複合架空線。 - 【請求項３】前記多芯光ファイバー撚り線が６芯または
８芯の多芯光ファイバー撚り線である請求項１または２
に記載の光ファイバー複合架空線。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7139397A JPH08329745A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 光ファイバー複合架空線 |
| CA002178283A CA2178283A1 (en) | 1995-06-06 | 1996-06-05 | Optical fiber complex overhead line |
| US08/659,535 US5699467A (en) | 1995-06-06 | 1996-06-06 | Optical fiber complex overhead line |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7139397A JPH08329745A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 光ファイバー複合架空線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08329745A true JPH08329745A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15244336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7139397A Pending JPH08329745A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 光ファイバー複合架空線 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5699467A (ja) |
| JP (1) | JPH08329745A (ja) |
| CA (1) | CA2178283A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6222130B1 (en) * | 1996-04-09 | 2001-04-24 | Belden Wire & Cable Company | High performance data cable |
| US6074503A (en) * | 1997-04-22 | 2000-06-13 | Cable Design Technologies, Inc. | Making enhanced data cable with cross-twist cabled core profile |
| US7405360B2 (en) | 1997-04-22 | 2008-07-29 | Belden Technologies, Inc. | Data cable with cross-twist cabled core profile |
| US7154043B2 (en) | 1997-04-22 | 2006-12-26 | Belden Technologies, Inc. | Data cable with cross-twist cabled core profile |
| US6140587A (en) * | 1997-05-20 | 2000-10-31 | Shaw Industries, Ltd. | Twin axial electrical cable |
| GB2343014A (en) * | 1998-10-23 | 2000-04-26 | Bowthorpe Plc | Optic fibre cable |
| JP2000221372A (ja) | 1999-01-28 | 2000-08-11 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 床下配線用複合ケーブル |
| FR2809498A1 (fr) * | 2000-05-29 | 2001-11-30 | Cit Alcatel | Cable a fibres optiques |
| US7244893B2 (en) | 2003-06-11 | 2007-07-17 | Belden Technologies, Inc. | Cable including non-flammable micro-particles |
| US7030321B2 (en) | 2003-07-28 | 2006-04-18 | Belden Cdt Networking, Inc. | Skew adjusted data cable |
| US7208683B2 (en) | 2005-01-28 | 2007-04-24 | Belden Technologies, Inc. | Data cable for mechanically dynamic environments |
| MX2008007444A (es) * | 2005-12-09 | 2008-11-19 | Belden Technologies Inc | Cable de par trenzado que tiene aislamiento de interferencia extraña mejorado. |
| CA2538637A1 (en) * | 2006-03-06 | 2007-09-06 | Belden Technologies, Inc. | Web for separating conductors in a communication cable |
| WO2009067551A2 (en) | 2007-11-19 | 2009-05-28 | Belden Technologies, Inc. | Separator spline and cables using same |
| US11410800B2 (en) | 2018-07-31 | 2022-08-09 | Commscope Technologies Llc | Low cost extrudable isolator from slit-tape |
| WO2020210075A1 (en) * | 2019-04-08 | 2020-10-15 | Commscope Technologies Llc | Low cost extrudable isolator from slit-tape |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6218917U (ja) * | 1985-07-17 | 1987-02-04 | ||
| JPS62147216A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃焼検出装置 |
| AU615301B2 (en) * | 1988-06-20 | 1991-09-26 | Imi-Tech Corporation | Production of foamed polymer structures |
| US5345525A (en) * | 1992-01-28 | 1994-09-06 | At&T Bell Laboratories | Utility optical fiber cable |
-
1995
- 1995-06-06 JP JP7139397A patent/JPH08329745A/ja active Pending
-
1996
- 1996-06-05 CA CA002178283A patent/CA2178283A1/en not_active Abandoned
- 1996-06-06 US US08/659,535 patent/US5699467A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA2178283A1 (en) | 1996-12-07 |
| US5699467A (en) | 1997-12-16 |
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Legal Events
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| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040322 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060418 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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Effective date: 20060905 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |