JPH08329134A - 部品図形の入力方法 - Google Patents

部品図形の入力方法

Info

Publication number
JPH08329134A
JPH08329134A JP7132312A JP13231295A JPH08329134A JP H08329134 A JPH08329134 A JP H08329134A JP 7132312 A JP7132312 A JP 7132312A JP 13231295 A JP13231295 A JP 13231295A JP H08329134 A JPH08329134 A JP H08329134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
standard
input
data
window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7132312A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2798365B2 (ja
Inventor
Shuichi Yamada
秀一 山田
Atsushi Sugiyama
淳 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECHNO VISION KK
Original Assignee
TECHNO VISION KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TECHNO VISION KK filed Critical TECHNO VISION KK
Priority to JP7132312A priority Critical patent/JP2798365B2/ja
Publication of JPH08329134A publication Critical patent/JPH08329134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2798365B2 publication Critical patent/JP2798365B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は部品図形の入力方法に関し、パラメ
ータを入力する必要がなく、入力が極めて簡単となり、
変形後の形状を直感的に予測できることを目的とする。 【構成】 標準部品図形に複数の標準基準点と、標準基
準点間の距離を拡大又は縮小する点又は線又は面として
の湧き出し口を設定し、複数の標準基準点を配置する複
数の入力基準点の指定入力により、湧き出し口で拡大又
は縮小を行い、複数の標準基準点を複数の入力基準点に
一致するよう標準部品図形を変形して入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は部品図形の入力方法に関
し、CAD(コンピュータ・エイテッド・デザイン)で
標準部品図形を変形して入力する部品図形入力方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】CADシステムにおいては、標準的な形
状の標準部品図形を各種用意しておき、この標準部品図
形の一部の寸法を変えることにより変形して所望の形状
とし、この所望の形状とした部品図形を入力して、図形
入力を簡易化することが従来から行われている。
【0003】従来から行われている標準部品図形の変形
方法の1つにパラメトリック変形という手法がある。パ
ラメトリック変形は、図11に示す如き標準部品図形を
予め作成してパラメトリック図形として登録し、例えば
寸法H、L1,L2,R,Cをパラメータとして決め、
その初期値を与えておく。また、パラメータの組み合わ
せが予め分っている場合はパラメータ表を作っておく。
図形入力時にはパラメトリック図形名を指定し、パラメ
ータH,L1,L2,R,Cを与えて所望の部品図形の
形状に変形させる。なお、パラメータH,L1,L2,
R,Cのうち数値を与えないパラメータは初期値を採用
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のパラメトリック
変形では、パラメータH,L1,L2,R,C夫々を入
力しなければならず、この入力が煩雑である。また、パ
ラメータを入力したときどのような形状になるかの予測
が直感的ではなく登録されているパラメトリック図形が
複雑な形状の場合は特に結果の予測が難かしくなるとい
う問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
パラメータを入力する必要がなく、入力が極めて簡単と
なり、変形後の形状を直感的に予測できる部品図形の入
力方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、標準部品図形を変形して入力する部品図形の入力方
法において、上記標準部品図形に複数の標準基準点と、
上記標準基準点間の距離を拡大又は縮小する点又は線又
は面としての湧き出し口を設定し、上記複数の標準基準
点を配置する複数の入力基準点の指定入力により、上記
湧き出し口で拡大又は縮小を行い、上記複数の標準基準
点を複数の入力基準点に一致するよう標準部品図形を変
形して入力する。
【0007】請求項2に記載の発明は、標準部品図形を
変形して入力する部品図形の入力方法において、上記標
準部品図形に標準基準線とこれに平行なスナップ線を設
定し、上記標準基準線を配置する入力基準線の指定入力
により、上記入力基準線と平行な既存の直線である被ス
ナップ線に上記スナップ線を一致するよう上記標準基準
線とスナップ線との間隔を可変して標準部品図形を変形
入力する。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
部品図形の入力方法において、前記標準部品図形にリピ
ート部品とピッチとリピート範囲とを設定し、前記湧き
出し口で拡大又は縮小されたリピート範囲に、上記設定
されたピッチと同程度の間隔でリピート部品を繰り返し
作成する。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明においては、湧き出し口
によって標準基準点間の距離を拡大又は縮小するため、
複数の入力基準点を指定入力するだけで、この入力基準
点に標準基準点を一致するよう標準部品図形が変形して
入力され、入力の操作が極めて簡単となる。
【0010】請求項2に記載の発明おいては、標準基準
線とスナップ線との間隔を可変してスナップ線を被スナ
ップ線と一致するよう標準部品図形が変形して入力され
るため、標準部品図形を既存の図形と自動的に面合せす
ることができる。請求項3に記載の発明においては、拡
大又は縮小された標準部品図形上でリピート部品が所定
ピッチで繰り返し作成されるため、拡大又は縮小によっ
て繰り返しのピッチがほとんど変わらない。
【0011】
【実施例】図2は本発明方法を実施するコンピュータシ
ステムの一実施例の構成図を示す。同図中、20はコン
ピュータ本体であり、CPU、RAM、ROM等を内蔵
しアプリケーションソフトウェアを実行する。21はメ
ニュー等の表示を行なうディスプレイ、22は入力装置
としてのキーボード、23は入力装置としてのマウス、
24は外部記憶装置としてのハードディスク装置、25
は出力装置としてのプリンタであり、これらはコンピュ
ータ本体20に接続されている。
【0012】本実施例は建築設計用CADシステムを例
にとって、外壁に窓を設ける場合について説明する。こ
こで、標準部品図形としての窓データは、図3(A)の
詳細平面図に示す窓詳細データと、図3(B)の詳細平
面図に示す窓納まりデータとより構成されている。図3
(A)の窓詳細データはガラス板30、ガラス枠31、
窓枠32夫々を構成するX,Y座標データを有してお
り、更にX軸方向の両端の座標を標準基準座標33a,
33bとし、湧き出し線34,35が定義されている。
【0013】図3(B)の窓納まりデータは窓詳細デー
タを外壁に組み込んだときの屋外,屋内夫々の仕上げ線
40,41、及び外壁との標準境界線42,43等を有
しており、更に標準基準座標50a,50bで標準基準
線51を形成し、湧き出し線44,45及びスナップ線
46,47,48,49が定義されている。窓納まりデ
ータと窓詳細データとは図3(C)に示す如く重ね合わ
せて窓データとして使用され、基準座標33a,33b
と50a,50bとは夫々重なり、湧き出し線34,3
5と44,45とは夫々重なる。なお、湧き出し線は必
ずしも重なる必要はない。
【0014】本実施例では上記の窓データを指定し、外
壁の平面図上で2つの入力基準点を指定すると、窓詳細
データの標準基準座標33a,33b及び窓納まりデー
タの標準基準座標50a,50bを上記入力基準点に合
わせるように変形され、図3(D)に示す如く外壁55
に変形された窓詳細データ及び窓納まりデータによる窓
が組み込まれる。
【0015】図1は本発明方法のメイン処理のフローチ
ャートを示す。この処理は標準部品図形が指定され、現
在表示されている詳細図、外観図上でこの標準部品図形
の入力位置及び大きさを指示する例えば2つの入力基準
点が指定されると開始される。
【0016】同図中、ステップS2では窓詳細データ、
窓納まりデータ等の標準部品図形データの湧き出し線を
用いた湧き出し処理を実行する。次にステップS4で窓
納まりデータ等の標準部品図形データのステップ線を用
いた湧き出し処理を実行する。この後、ステップS6で
標準部品図形データのリピートデータを用いたリピート
処理を実行する。
【0017】ステップS8では標準部品図形を入力しよ
うとしている、ディスプレイ21に現在表示されている
図面が詳細図か否かを判別する。ここで詳細図の場合に
のみステップS10に進む。ステップS10では標準部
品図形を現在表示中の図面に入力したとき標準部品図形
で隠されることになる現在表示中の図面に対して隠線消
去処理を行う。この後、ステップS11で標準部品図形
を組み込んだ図面をディスプレイ21に表示して処理を
終了する。
【0018】図4は湧き出し処理のフローチャート、図
5は湧き出し処理を説明するための詳細図を示す。図4
において、ステップS12では指定された標準部品図形
である例えば図5(A)の窓詳細データの標準基準座標
33a,33b間の距離DISTを算出する。次にステ
ップS14で標準基準座標33a,33bを結ぶ直線と
交差する湧き出し線34,35の本数Nを求める。
【0019】次にステップS16で現在表示中の図面上
の例えば図5(B)の外壁55に指定された2つの入力
基準点56,57を結ぶ入力基準線58の長さDIST
2を求める。この後、ステップS18で標準基準座標3
3a,33bを入力基準点55,56夫々に重ねるため
に必要となる湧き出し線34,35夫々の1本当りの湧
き出し量Va(Va=DIST2−DIST1)/N)
を求める。
【0020】更に、各湧き出し線は左右両側に湧き出し
を行い、奇数回目の湧き出しは左側、偶数回目の湧き出
しは右側であるため、1回の湧き出しにおける湧き出し
量Vb(Vb=Va/2)をステップS20で求める。
次にステップS22で回数iに1をセットしてステップ
S24に進む。ステップS24では回数iが湧き出し回
数2N以上か否かを判別する。i<2Nの場合はステッ
プS26に進んで、iが偶数か否かを判別する。iが奇
数の場合はステップS28で左側の基準座標から数えて
(i+1)/2番目の湧き出し線から左方にある窓詳細
データの各端点をX軸左方向にVbだけ移動し、この湧
き出し線位置で交差する各線分の湧き出し延長を行う。
これにより、i=1のときは図5(C)に示す如く湧き
出し線34より左方の黒丸で示す各端点が左方向にVb
だけ移動され、i=3のときは図5(E)に示す如く湧
き出し線35より左方の黒丸で示す各端点が左方向にV
bだけ移動される。
【0021】一方、iが偶数の場合はステップS30で
左側の基準座標から数えてi/2番目の湧き出し線から
右方にある窓詳細データの各端点をX軸右方向にVbだ
け移動し、この湧き出し線位置で交差する各線分の湧き
出し延長を行う。これにより、i=2のときは図5
(D)に示す如く湧き出し線34より左方の黒丸で示す
各端点が左方向にVbだけ移動され、i=4のときは図
5(F)に示す如く湧き出し線35より左方の黒丸で示
す各端点が右方向にVbだけ移動され、この結果図5
(G)に示すように変形された標準部品図形としての窓
詳細データが得られる。
【0022】この湧き出し処理では湧き出し線において
各線分が左右方向に均一に湧き出し延長されるため標準
部品図形は全体の形状を保ちつつ変形され、複数の湧き
出し線を設定することにより、隣接する湧き出し線3
4,35間にある例えばガラス枠31の形状(幅)を保
存することがてきる。
【0023】なお、窓納まりデータについても同様に湧
き出し処理が施される。図6はスナップ処理のフローチ
ャート、図7はスナップ処理を説明するための詳細図を
示す。図6において、ステップS40では指定された標
準部品図形である例えば図7(A)に示す窓納まりデー
タの湧き出し処理後のデータについて、スナップ線46
〜49を検索する。次に、ステップS42で検索したス
テップ線46〜49夫々を標準基準線51を境界として
Y方向上側のA領域と、Y方向下側のB領域とのいずれ
にあるかを分類し、A領域のスナップ線の本数COUN
T(1)と、B領域のスナップ線の本数COUNT
(2)とをカウントする。
【0024】次に、ステップS44でA,B領域夫々
で、各スナップ線を標準基準線51に近い順にソート
し、ステップS46で変数Iに1をセットしてステップ
S48に進む。変数Iは1のときA領域を示し、2のと
きB領域を示す。ステップS48ではI≦2か否かを判
別する。I≦2の場合はステップS50に進み、部品の
図形を配置入力する配置データとしての図7(B)に示
す外壁55について、I=1のときは入力基準線58よ
りY方向上側のA領域で、I=2のときはY方向下側の
B領域で、入力基準線58に平行な線分を検索して被ス
ナップ線とし、その本数KBをカウントする。次にステ
ップS52では被スナップ線を入力基準線58に近い順
にソートする。
【0025】この後、ステップS54でソートされたス
ナップ線の番号を表わす変数Nに1をセットし、かつ、
ソートされた被スナップ線の番号を表わす変数Jに1を
セットして、ステップS56で変数Nが変数Iを添字と
して用いたスナップ線の本数CONUT(I)以下か、
又は、変数Jが被スナップ線の本数KB以下であるか否
かを判別する。
【0026】この条件を満足すればステップS58に進
み、N番のスナップ線とJ番の被スナップ線との距離M
を求める。そしてステップS60で標準部品図形である
窓納まりデータのN番のスナップ線より外側(入力基準
線51より離れる側)にある全ての線分をMだけY方向
に移動してN番のスナップ線をJ番の被スナップ線に一
致させる。次にステップS62で変数N,J夫々を1だ
けインクリメントしてステップS56に進む。
【0027】これによって、I=1,N=1,J=1の
状態で図7(C)に示す窓納まりデータのスナップ線4
6より上側の各線分は上方向に移動され、スナップ線4
6は被スナップ線60に一致させられる。次のI=1,
N=2,J=2の状態で、図7(D)に示す窓納まりデ
ータのスナップ線47より上側の各線分は上方向に移動
され、スナップ線47はスナップ線61に一致させられ
る。
【0028】ところで、ステップS56の条件が不満足
となると、ステップS64に進み、変数Iを1だけイン
クリメントしてステップS48に進む。これにより、窓
納まりデータのB領域についての処理が開始される。こ
れによって、I=2,N=1,J=1の状態で、図7
(E)に示す窓納まりデータのスナップ線48より下側
の各線分は下方向に移動され、スナップ線48は、被ス
ナップ線62に一致させられる。次のI=2,N=2,
J=2の状態で、図7(F)に示す窓納まりデータのス
ナップ線49により下側の各線分は下方向に移動され、
スナップ線49はスナップ線63に一致させられる。
【0029】従って、I=3となり、ステップS48の
判別でスナップ処理を終了するときには窓納まりデータ
は図7(G)に示す如くY方向に変形され、外壁との面
合せがなされる。なお、スナップ線46〜47を定義す
ることは標準基準線51と各スナップ線46〜47との
間に湧き出し線を設けることと略等価である。
【0030】図8はリピート処理のフローチャート、図
9はリピート処理を説明するための外観斜視図を示す。
図9(A)に示す標準部品図形としての窓格子データは
基準座標70,71による入力基準線72を有し、湧き
出し面75が設定されており、更にリピートデータとし
て格子76とピッチ及びリピート範囲を示すリピート基
準座標77,78が設定されている。なお、外観斜視図
であるために湧き出し面75と表現されるが、この窓格
子データを平面図で表わせば、これが湧き出し線として
表現される。同様にして湧き出し線は図面によっては湧
き出し点として表現される場合もあり、これらを湧き出
し口と総称する。
【0031】この標準部品図形を指定して外壁等に図9
(B)に示す如き入力基準線58を指定するとステップ
S2の湧き出し処理によって図9(C)に示すように窓
格子データが変形され、これと共にリピート基準座標7
7,78も移動する。この状態においてリピート処理が
開始される。
【0032】図8において、ステップS70では湧き出
し処理後のリピート座標77,78間の距離PDIST
を求める。次にステップS72で、距離PDISTとピ
ッチPからリピート回数N〔N=(PDIST/P)−
1〕を求める。次にステップS74でリピート回数Nが
整数か否かを判別し、整数でない場合はステップS76
に進む。
【0033】ステップS76ではリピート回数Nで距離
PDISTを割算してAを求めると共に、リピート回数
N+1で距離PDISTを割算してBを求める。次にス
テップS78でピッチPとA,B夫々の差の整数部P
A,PB〔PA=ABS(P−A)、PB=ABS(P
−B)〕を求める。更にステップS80でPA<PBか
否かを判別し、PA<PBの場合はAの方がピッチPに
近いため、ステップS82でピッチPにAをセットして
更新する。また、PA≧PBの場合はBの方がピッチP
に近いため、ステップS84でピッチPにBをセットし
て更新し、かつ、リピート回数NにN+1をセットして
更新する。
【0034】このステップS82,又はS84の後ステ
ップS86に進む。またステップS74でリピート回数
Nが整数の場合もステップS86に進む。ステップS8
6ではリピートデータである格子76をリピート基準座
標77からリピート基準座標78に向けてピッチPずつ
繰り返し作成し、処理を終了する。
【0035】これによって図9(D)に示す如く格子7
6がピッチPで等間隔に作成されて表示される。湧き出
しによる拡大率が異なっても上記ピッチPは略同一であ
る。隠線消去処理S10では図7(A)に示す窓納まり
データを図7(B)に示す詳細図の外壁55に重ねた場
合、このままでは図7(G)に示す如く窓納まりデータ
と外壁55の線とが重ねて表示され見づらくなる。この
ため、窓納まりデータの外周の隣隔線の内部を隠線処理
領域として予め指定しておく。これによって外壁55を
構成する線のうち、配置入力された窓納まりデータと重
なる部分が消去され図7(H)に示す如き表示となる。
【0036】例えば、標準部品図形として図10(A)
の平面図に示すガラス戸データがある。このガラス戸デ
ータはガラス板80,81、ガラス枠83,84、中桟
85,86、戸枠87、戸袋88を構成するデータであ
り、X軸方向の湧き出し線90,91と、Y軸方向の湧
き出し線92,93,94と、戸袋88を表わすリピー
ト線95及びピッチPが定義され、入力基準座標96,
97,98及びリピート基準座標99a,99bが定義
されている。
【0037】平面図の外壁上にX方向及びY方向の入力
基準線を入力することにより、図10(B)に示す如き
ガラス戸が配置入力される。このように、標準部品図形
を指定し、現在表示されている図面上で入力基準線を指
定入力するだけで、標準部品図形が全体の形状を損なう
ことなく変形されて入力され、従来の如くパラメータ入
力の手間をかける必要がなく、操作が簡単である。
【0038】なお、上記実施例では湧き出し線、スナッ
プ線を用いた拡大について説明しているが、これは縮小
であっても良く、この場合は湧き出し線で吸い込みを行
う。なお、本発明は建物用のCADに限らず機械等の他
の分野にも適用して好適であり、上記実施例に限定され
るものではない。
【0039】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明によ
れば、湧き出し口によって標準基準点間の距離を拡大又
は縮小するため、複数の入力基準点を指定入力するだけ
で、この入力基準点に標準基準点を一致するよう標準部
品図形が変形して入力され、入力の操作が極めて簡単と
なる。
【0040】また、請求項2に記載の発明によれば、標
準基準線とスナップ線との間隔を可変してスナップ線を
被スナップ線と一致するよう標準部品図形が変形して入
力されるため、標準部品図形を既存の図形と自動的に面
合せすることができる。また、請求項3に記載の発明に
よれば、拡大又は縮小された標準部品図形上でリピート
部品が所定ピッチで繰り返し作成されるため、拡大又は
縮小によって繰り返しのピッチがほとんど変わらず、実
用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメイン処理のフローチャートである。
【図2】本発明を実施するコンピュータシステムの構成
図である。
【図3】本発明を説明するための図である。
【図4】湧き出し処理のフローチャートである。
【図5】湧き出し処理を説明するための図である。
【図6】スナップ処理のフローチャートである。
【図7】スナップ処理を説明するための図である。
【図8】リピート処理のフローチャートである。
【図9】リピート処理を説明するための図である。
【図10】本発明を説明するための図である。
【図11】パラメトリック変形を説明するめの図であ
る。
【符号の説明】
20 コンピュータ本体 21 ディスプレイ 22 キーボード 23 マウス 24 ハードディスク装置 25 プリンタ 30 ガラス板 31 ガラス枠 32 窓枠 33a,33b,50a,50b 標準基準座標 34,35,44,45 湧き出し線 46〜48 スナップ線 51 標準基準線 55 外壁 56,57 入力基準座標 58 入力基準線 60〜63 被スナップ線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準部品図形を変形して入力する部品図
    形の入力方法において、 上記標準部品図形に複数の標準基準点と、上記標準基準
    点間の距離を拡大又は縮小する点又は線又は面としての
    湧き出し口を設定し、 上記複数の標準基準点を配置する複数の入力基準点の指
    定入力により、上記湧き出し口で拡大又は縮小を行い、
    上記複数の標準基準点を複数の入力基準点に一致するよ
    う標準部品図形を変形して入力することを特徴とする部
    品図形の入力方法。
  2. 【請求項2】 標準部品図形を変形して入力する部品図
    形の入力方法において、 上記標準部品図形に標準基準線とこれに平行なスナップ
    線を設定し、 上記標準基準線を配置する入力基準線の指定入力によ
    り、 上記入力基準線と平行な既存の直線である被スナップ線
    に上記スナップ線を一致するよう上記標準基準線とスナ
    ップ線との間隔を可変して標準部品図形を変形入力する
    ことを特徴とする部品図形の入力方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の部品図形の入力方法にお
    いて、 前記標準部品図形にリピート部品とピッチとリピート範
    囲とを設定し、 前記湧き出し口で拡大又は縮小されたリピート範囲に、
    上記設定されたピッチと同程度の間隔でリピート部品を
    繰り返し作成することを特徴とする部品図形の入力方
    法。
JP7132312A 1995-05-30 1995-05-30 部品図形の入力装置 Expired - Fee Related JP2798365B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7132312A JP2798365B2 (ja) 1995-05-30 1995-05-30 部品図形の入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7132312A JP2798365B2 (ja) 1995-05-30 1995-05-30 部品図形の入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08329134A true JPH08329134A (ja) 1996-12-13
JP2798365B2 JP2798365B2 (ja) 1998-09-17

Family

ID=15078377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7132312A Expired - Fee Related JP2798365B2 (ja) 1995-05-30 1995-05-30 部品図形の入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2798365B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006331288A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Megasoft Kk レイアウトシミュレーションプログラム
WO2009004675A1 (ja) * 2007-06-29 2009-01-08 Fujitsu Limited 設計支援装置、設計支援プログラム、設計支援方法
CN113821855A (zh) * 2021-09-17 2021-12-21 中铁六局集团有限公司 一种基于bim的龙门吊施工模拟方法、装置及介质

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61128375A (ja) * 1984-11-27 1986-06-16 Kawamura Sangyo Kk 果樹棚の設計装置
JPH01195579A (ja) * 1988-01-29 1989-08-07 Shimizu Corp 躯体情報処理システム
JPH01216481A (ja) * 1988-02-24 1989-08-30 Nec Software Ltd Cadシステム
JPH0271370A (ja) * 1988-09-06 1990-03-09 Hitachi Ltd 図形の表示・編集方式
JPH04369082A (ja) * 1991-06-18 1992-12-21 Nec Software Ltd パラメトリック処理方式
JPH0749889A (ja) * 1993-08-06 1995-02-21 Tetsuya Udagawa 建築用cad装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61128375A (ja) * 1984-11-27 1986-06-16 Kawamura Sangyo Kk 果樹棚の設計装置
JPH01195579A (ja) * 1988-01-29 1989-08-07 Shimizu Corp 躯体情報処理システム
JPH01216481A (ja) * 1988-02-24 1989-08-30 Nec Software Ltd Cadシステム
JPH0271370A (ja) * 1988-09-06 1990-03-09 Hitachi Ltd 図形の表示・編集方式
JPH04369082A (ja) * 1991-06-18 1992-12-21 Nec Software Ltd パラメトリック処理方式
JPH0749889A (ja) * 1993-08-06 1995-02-21 Tetsuya Udagawa 建築用cad装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006331288A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Megasoft Kk レイアウトシミュレーションプログラム
WO2009004675A1 (ja) * 2007-06-29 2009-01-08 Fujitsu Limited 設計支援装置、設計支援プログラム、設計支援方法
US7952578B2 (en) 2007-06-29 2011-05-31 Fujitsu Limited Support apparatus, design support program, and design support method
JP5003761B2 (ja) * 2007-06-29 2012-08-15 富士通株式会社 設計支援装置、設計支援プログラム、設計支援方法
CN113821855A (zh) * 2021-09-17 2021-12-21 中铁六局集团有限公司 一种基于bim的龙门吊施工模拟方法、装置及介质
CN113821855B (zh) * 2021-09-17 2024-04-30 中铁六局集团有限公司 一种基于bim的龙门吊施工模拟方法、装置及介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP2798365B2 (ja) 1998-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5497451A (en) Computerized method for decomposing a geometric model of surface or volume into finite elements
US6639592B1 (en) Curve network modeling
EP0837430B1 (en) Enhanced solid model generation
WO1995017731A1 (en) Method and apparatus for generating a linked data structure for integrated circuit layout
Arous et al. Scaling Limit for the Ant in High‐Dimensional Labyrinths
US20120191423A1 (en) Method for local refinement of geometric or physical representation
JP2000003385A (ja) 薄板金属製作設備全体にわたって設計製作情報を分配する装置および方法
JPH08329134A (ja) 部品図形の入力方法
JP2003030254A (ja) 3次元形状モデル変形方法
JPH0661090B2 (ja) 計算機利用複合表面設計方法
JP3512091B2 (ja) 自由曲面作成方法及び自由曲面作成装置
US7304642B2 (en) Analysis model producing/assisting apparatus
JP2800708B2 (ja) Fem解析モデルのメッシュ修正方法
JPH03224063A (ja) 最適設計システム
Gross Elements that follow your rules: constraint based CAD layout
US8325183B2 (en) System and method for determining a position for an addendum mesh node
JP2001229407A (ja) 数値解析用モデル作成装置、数値解析用モデル作成方法および記憶媒体
JP2745565B2 (ja) 物体の形状を表す曲線データ作成方法
JPH117548A (ja) 有限要素法におけるメッシュ分割方法
JPH0844906A (ja) サーフェスモデル生成方法
Liew Descriptive conventions for shape grammars
JP3632127B2 (ja) 有限要素メッシュの生成装置
JPH07134779A (ja) 掃引体図形生成装置
JPH0934932A (ja) 3次元データの凹凸検出方法および凹凸検出装置
JP2000235591A (ja) 壁パネル配置設計方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees