JPH08326762A - ころ軸受用保持器 - Google Patents
ころ軸受用保持器Info
- Publication number
- JPH08326762A JPH08326762A JP13066395A JP13066395A JPH08326762A JP H08326762 A JPH08326762 A JP H08326762A JP 13066395 A JP13066395 A JP 13066395A JP 13066395 A JP13066395 A JP 13066395A JP H08326762 A JPH08326762 A JP H08326762A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- roller bearing
- retainer
- stagnation
- cage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/4617—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the rollers, e.g. machined window cages
- F16C33/4623—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the rollers, e.g. machined window cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock cages
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6637—Special parts or details in view of lubrication with liquid lubricant
- F16C33/6659—Details of supply of the liquid to the bearing, e.g. passages or nozzles
- F16C33/6677—Details of supply of the liquid to the bearing, e.g. passages or nozzles from radial inside, e.g. via a passage through the shaft and/or inner ring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6637—Special parts or details in view of lubrication with liquid lubricant
- F16C33/6681—Details of distribution or circulation inside the bearing, e.g. grooves on the cage or passages in the rolling elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ころ案内形式の保持器を用いた軸受装置にお
いて、ころとポケットの間隙にコンタミの停滞すること
により生じる摩耗やフレーキングを防止することであ
る。 【構成】 保持器8の内外径面9、10を中高テーパー
状又は中高円弧状とすることにより、軸受中央部に供給
された潤滑油の流れに加速を与え、潤滑油のよどみを無
くしてコンタミの滞溜を解消した。
いて、ころとポケットの間隙にコンタミの停滞すること
により生じる摩耗やフレーキングを防止することであ
る。 【構成】 保持器8の内外径面9、10を中高テーパー
状又は中高円弧状とすることにより、軸受中央部に供給
された潤滑油の流れに加速を与え、潤滑油のよどみを無
くしてコンタミの滞溜を解消した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ころ軸受用保持器
と、その保持器を用いたころ軸受装置に関するものであ
る。
と、その保持器を用いたころ軸受装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2(a)(b)は、土木建設機械用減
速機の遊星歯車ピニオン部のころ軸受装置を示してい
る。この軸受装置は、軸1の外径面に所要の間隔をおい
て歯車2の付いた外輪3を嵌合し、その軸1と外輪3と
の間にころ軸受4を介在している。上記外輪3及びころ
軸受4の両端面とハウジング5との間にサイドワッシャ
6が介在される。
速機の遊星歯車ピニオン部のころ軸受装置を示してい
る。この軸受装置は、軸1の外径面に所要の間隔をおい
て歯車2の付いた外輪3を嵌合し、その軸1と外輪3と
の間にころ軸受4を介在している。上記外輪3及びころ
軸受4の両端面とハウジング5との間にサイドワッシャ
6が介在される。
【0003】上記ころ軸受4の長さ方向の中央付近の軸
1と外輪3には給油孔7が設けられ、歯車2の部分に給
油するようになっている。
1と外輪3には給油孔7が設けられ、歯車2の部分に給
油するようになっている。
【0004】上記のころ軸受4の保持器8は、ころ案内
形式のものであり、保持器8の形状は、図2(b)に示
すように、内径面9がストレート、外径面10は、中央
部分に浅い凹所11があり、ころ12を収納したポケッ
ト13の両端部の内外径に近い部分の4箇所にころ止め
用の爪片14が設けられ、ころ12は爪片14で保持さ
れ案内される。
形式のものであり、保持器8の形状は、図2(b)に示
すように、内径面9がストレート、外径面10は、中央
部分に浅い凹所11があり、ころ12を収納したポケッ
ト13の両端部の内外径に近い部分の4箇所にころ止め
用の爪片14が設けられ、ころ12は爪片14で保持さ
れ案内される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとき軸受装置
において、潤滑油中にコンタミ(摩耗粉の混った汚油)
が多い条件下で使用すると短時間で摩耗、フレーキング
を発生することがある。摩耗はころ12、軸1及び歯車
2に発生するが、ころ12についてみれば、その中央部
と両端部の摩耗が多く、爪片14と接触する部分は摩耗
は少ない。
において、潤滑油中にコンタミ(摩耗粉の混った汚油)
が多い条件下で使用すると短時間で摩耗、フレーキング
を発生することがある。摩耗はころ12、軸1及び歯車
2に発生するが、ころ12についてみれば、その中央部
と両端部の摩耗が多く、爪片14と接触する部分は摩耗
は少ない。
【0006】ころ12の中央部と両端部の摩耗が多いの
は、その部分はころ逃げ部となっており、ころ12とポ
ケット13の内面との間隙が大きい部分である。このた
め、この間隙に潤滑油のよどみが発生し、そのよどみ部
分にコンタミが停滞することが、摩耗やフレーキングの
原因になっていると考えられる。
は、その部分はころ逃げ部となっており、ころ12とポ
ケット13の内面との間隙が大きい部分である。このた
め、この間隙に潤滑油のよどみが発生し、そのよどみ部
分にコンタミが停滞することが、摩耗やフレーキングの
原因になっていると考えられる。
【0007】そこで、この発明は、上記のごとき潤滑油
のよどみを解消することにより摩耗やフレーキングの原
因を除去することを目的とする。
のよどみを解消することにより摩耗やフレーキングの原
因を除去することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の保持器は、ころ案内形式のころ軸受用
保持器において、保持器外径面又は内径面のいずれか一
方又は両方の面を中高テーパ状又は中高円弧状に形成し
た構成としたものである。
めに、この発明の保持器は、ころ案内形式のころ軸受用
保持器において、保持器外径面又は内径面のいずれか一
方又は両方の面を中高テーパ状又は中高円弧状に形成し
た構成としたものである。
【0009】また、ころ軸受装置は、軸とその外径面に
所要の間隔をおいて嵌合した外輪との間に、保持器によ
り保持されたころ軸受を介在し、上記ころ軸受の長さ方
向の中央付近の軸と外輪に給油孔を設けたころ軸受装置
において、上記ころ軸受の保持器として、上述の保持器
を用いた構成としたものである。
所要の間隔をおいて嵌合した外輪との間に、保持器によ
り保持されたころ軸受を介在し、上記ころ軸受の長さ方
向の中央付近の軸と外輪に給油孔を設けたころ軸受装置
において、上記ころ軸受の保持器として、上述の保持器
を用いた構成としたものである。
【0010】
【作用】上記の保持器を用いた軸受装置は、軸受中央付
近から給油され両端部へ流れる潤滑油の流れが、保持器
の内外径面の中高テーパ状の傾斜面又は中高円弧状の傾
斜した円弧面により加速されコンタミの停滞を無くす
る。
近から給油され両端部へ流れる潤滑油の流れが、保持器
の内外径面の中高テーパ状の傾斜面又は中高円弧状の傾
斜した円弧面により加速されコンタミの停滞を無くす
る。
【0011】
【実施例】図1(a)(b)に示した実施例の軸受装置
の基本的構成は、前述の従来例と同一であるので、同一
部分には同一符号を付するにとどめ、その説明を省略す
る。
の基本的構成は、前述の従来例と同一であるので、同一
部分には同一符号を付するにとどめ、その説明を省略す
る。
【0012】従来例と異なる部分は、保持器8の形状に
ある。即ち、その外径面10と内径面9のいずれの面
も、中央部分が最も高く、両端部分が最も低い中高テー
パー状に形成されている点である。
ある。即ち、その外径面10と内径面9のいずれの面
も、中央部分が最も高く、両端部分が最も低い中高テー
パー状に形成されている点である。
【0013】軸1の給油孔7から供給された潤滑油は、
上記の中高テーパー状の外径面10及び内径面9の中央
部分から両端の方向に傾斜面により加速される。これに
より、ころ12の中央付近や両端部付近のよどみが解消
される。
上記の中高テーパー状の外径面10及び内径面9の中央
部分から両端の方向に傾斜面により加速される。これに
より、ころ12の中央付近や両端部付近のよどみが解消
される。
【0014】なお、中高テーパー状にする面は、外径面
10又は内径面9のいずれか一方であっても差支えな
い。また、中高テーパ状に限らず、図1(c)に示すよ
うに中高円弧状であっても同様である。
10又は内径面9のいずれか一方であっても差支えな
い。また、中高テーパ状に限らず、図1(c)に示すよ
うに中高円弧状であっても同様である。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ころ
とポケットとの間の間隙にコンタミが停滞しにくいの
で、摩耗やフレーキングの発生を防止する効果がある。
とポケットとの間の間隙にコンタミが停滞しにくいの
で、摩耗やフレーキングの発生を防止する効果がある。
【図1】(a)実施例の軸受装置の断面図 (b)同上の保持器の拡大断面図 (c)変形例の保持器の拡大断面図
【図2】(a)従来例の軸受装置の断面図 (b)同上の保持器の拡大断面図
1 軸 2 歯車 3 外輪 4 ころ軸受 5 ハウジング 6 サイドワッシャ 7 給油孔 8 保持器 9 内径面 10 外径面 11 凹所 12 ころ 13 ポケット 14 爪片
Claims (2)
- 【請求項1】 ころ案内形式のころ軸受用保持器におい
て、保持器外径面又は内径面のいずれか一方又は両方の
面を中高テーパ状又は中高円弧状に形成したことを特徴
とするころ軸受用保持器。 - 【請求項2】 軸とその外径面に所要の間隔をおいて嵌
合した外輪との間に、保持器により保持されたころ軸受
を介在し、上記ころ軸受の長さ方向の中央付近の軸と外
輪に給油孔を設けたころ軸受装置において、上記ころ軸
受の保持器として、請求項1に記載のころ軸受用保持器
を用いたことを特徴とするころ軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13066395A JPH08326762A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | ころ軸受用保持器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13066395A JPH08326762A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | ころ軸受用保持器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08326762A true JPH08326762A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15039641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13066395A Pending JPH08326762A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | ころ軸受用保持器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08326762A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013117312A (ja) * | 2013-01-16 | 2013-06-13 | Nsk Ltd | 円すいころ軸受用保持器及び円すいころ軸受 |
US8657578B2 (en) | 2010-02-12 | 2014-02-25 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Gear box for wind turbine generator and wind turbine generator |
DE102019207093A1 (de) * | 2019-05-16 | 2020-11-19 | Zf Friedrichshafen Ag | Hydrodynamische Abstützung eines Lagerkäfigs |
-
1995
- 1995-05-29 JP JP13066395A patent/JPH08326762A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8657578B2 (en) | 2010-02-12 | 2014-02-25 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Gear box for wind turbine generator and wind turbine generator |
JP2013117312A (ja) * | 2013-01-16 | 2013-06-13 | Nsk Ltd | 円すいころ軸受用保持器及び円すいころ軸受 |
DE102019207093A1 (de) * | 2019-05-16 | 2020-11-19 | Zf Friedrichshafen Ag | Hydrodynamische Abstützung eines Lagerkäfigs |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4664537A (en) | Cage for tapered-roller bearing | |
JP4983402B2 (ja) | 転がり軸受装置 | |
KR0184722B1 (ko) | 유체베어링의 제조장치 | |
JP2012021581A (ja) | オイルエア潤滑式転がり軸受装置 | |
JPH08326762A (ja) | ころ軸受用保持器 | |
KR20180091021A (ko) | 베어링용 축 및 베어링 | |
JP2009174701A (ja) | 転がり軸受 | |
JP3723247B2 (ja) | ころ軸受用の保持器 | |
JP2003042163A (ja) | 転がり軸受 | |
JP2008138873A (ja) | ころ軸受 | |
JP2001304271A (ja) | 複列ころ軸受 | |
US3680933A (en) | Idler roll structure with improved bearing seal assembly | |
JPH10277806A (ja) | ローリングセンタ | |
JPH0138329Y2 (ja) | ||
JP2004108544A (ja) | ころ軸受 | |
JPH11325087A (ja) | 円錐ころ軸受 | |
JP2007154937A (ja) | 円錐ころ軸受 | |
JP2005180671A (ja) | 玉軸受用保持器 | |
JPH09317760A (ja) | 自動調心ころ軸受 | |
JPH11325060A (ja) | 総ボール転がり軸受 | |
CN109595256A (zh) | 一种双列圆锥轴承单元 | |
JPS60159458A (ja) | 揺動伝動装置のための内レース | |
JP2007120715A (ja) | 円錐ころ軸受 | |
JP2008032169A (ja) | アンギュラ玉軸受 | |
JP2008002656A (ja) | 鉄道車両車軸用軸受装置 |