JPH08324850A - テープ搬送装置 - Google Patents

テープ搬送装置

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JPH08324850A
JPH08324850A JP13131195A JP13131195A JPH08324850A JP H08324850 A JPH08324850 A JP H08324850A JP 13131195 A JP13131195 A JP 13131195A JP 13131195 A JP13131195 A JP 13131195A JP H08324850 A JPH08324850 A JP H08324850A
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JP
Japan
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tape
rotary shaft
projections
cylindrical body
engaging member
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Pending
Application number
JP13131195A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Maruuchi
真二 丸内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd, Kansai Nippon Electric Co Ltd filed Critical Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Priority to JP13131195A priority Critical patent/JPH08324850A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺のテープをガイドして搬送するテープ搬
送装置に関し、特に巾の異なるテープに対してその中心
位置を変えずに対応可能としたテープ搬送装置の提供を
目的とする。 【構成】 同心円上にテープ受けとなる突起19を所定
間隔で複数設けた円板18を筒状体20に同心接続し、
この筒状体20を複数個、各円板18の突起19を対向
させて回転軸16に挿入し各円板18の対向間隔を所定
の間隔に設定して、長尺のテープ3の両側部を前記突起
19に支持させ搬送させるテープ搬送装置において、上
記筒状体20が回転軸16上の所定位置を中心として等
距離近接離隔自在に調整可能であることを特徴とする。
上記装置は、回転軸20の所定位置に第1の係合部材1
7を配置し、各筒状体20に前記第1の係合部材17に
係合する第2の係合部22を形成し、一つの筒状体20
の移動に連動して他の筒状体20を従動させるようにし
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺のテープをガイド
して搬送するテープ搬送装置に関し、特に巾の異なるテ
ープに対してその中心位置を変えずに対応可能としたテ
ープ搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高密度実装が可能な半導体装置として長
尺のTABテープを用いたTAB式半導体装置が一般的
に用いられている。このTAB式半導体装置を図2から
説明する。図において、1は長尺な耐熱性を有する絶縁
フイルムで、両側に沿って送り穴1aを、幅方向中間か
つ長手方向に所定の間隔で矩形状の透孔1bを穿設して
いる。2は絶縁フイルム1に積層した導電箔をエッチン
グして形成した導電パターンで、透孔1b内に延在する
多数本のインナリード2aを含む。この絶縁フイルム1
と導電パターン2の積層体にてTABテープ3を構成し
ている。4は表面に多数のバンプ電極4aを形成した半
導体ペレットで、TABテープ3の透孔1c内に配置さ
れ、そのバンプ電極4aがインナリード2aに電気的に
接続され、長尺のTAB式半導体装置中間構体5が得ら
れる。
【0003】この中間構体5は図示省略するが、防湿処
理と不所望な外力に対する保護、インナリード2aに対
する補強を目的として半導体ペレット4の表面を樹脂液
にて被覆し、さらに高温炉に供給して樹脂を硬化させ、
TABテープ3を所定の形状に切断してTAB式半導体
装置が製造される。このTAB式半導体装置の中間構体
5はリール(図示せず)に巻回された長尺のTABテー
プ3繰り出して搬送し、搬送経路に配置した製造装置に
より所定の作業が行われ、さらにリールに巻き取られ保
管や工程間の移動がなされる。これらの作業を連続的に
行うと各作業ポジションでの処理時間が異なるため作業
に長時間を要する部分では、TABテープ3を上下方向
に略Uの字状に移動させて一時的に停滞させ、各作業ポ
ジションの送りを調整している。このように、水平方向
に送られてきたTABテープ3を上下方向に方向を変え
て移動させる搬送装置の一例を図3から説明する。
【0004】図において、6はベース、7はベース6に
立設された支持ブロック、8は支持ブロック7から水平
に延びる回転軸、9は回転軸8に装着されたガイド体
で、図4に示すように回転軸8を挿通する筒状体10の
両端に環状の円板11、12を固定し、この円板11、
12の対向面の同心上の所定位置を複数の支持ロッド1
3で橋絡した構造をしている。TAB式半導体装置の場
合、半導体ペレット4を接続した部分が湾曲変形する
と、半導体ペレット4とインナリード2aの接続が損な
われる虞があるため、半導体ペレット4を中心とする周
縁部分が移動方向を変えるときに平面状態を保つように
支持ロッド13を所定の間隔で配置している。
【0005】この回転軸8は支持ブロック7に2本平行
配置され、各回転軸8、8にガイド体9、9が装着され
ている。14は回転軸8、8間でTABテープ3に回転
自在に載置され張力を与えるための重りローラで、回転
軸8、8の前後の供給速度の差に応じた長さのTABテ
ープ3を回転軸8、8間に停滞させる。この搬送装置で
は、TABテープ3に送り力を伝達するためのスプロケ
ットピンを有するガイド体も用いられるが図示省略して
いる。TAB式半導体装置は、機種によって、リード数
が異なるため、一般的に35mm、48mm、70mm
の各巾のTABテープが一般的に用いられ、半導体ペレ
ットの電極数の多少に応じて最適な巾のテープが選択さ
れ、多リード品では巾の広いテープが用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、巾の異なる
テープを搬送するのに専用の搬送装置を用いるのは経済
的でないため、各テープに対応する巾のガイド体9及び
重りローラ14を用意しておき、必要に応じて交換する
ようにしている。またガイド体9又は重りローラ14を
軸方向に分割し、中間に巾の異なるスペーサを挿入する
ことによりテープ巾の変更に対応している。しかしなが
ら、いずれの方法も巾の異なるガイド体やスペーサを用
意しておく必要が有り、巾の異なるテープの切り換えの
際に、搬送路の設定に時間を要するという問題があっ
た。また、作業ポジションは通常TABテープの巾方向
中心を基準に設定されているためガイド体の巾の変更と
同時に中心位置を設定しなければならず設定作業に時間
を要するという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的として提案されたもので、同心円上にテープ受け
となる突起を所定間隔で複数設けた円板を筒状体に同心
接続し、この筒状体を複数個、各円板の突起を対向させ
て回転軸に挿入し各円板の対向間隔を所定の間隔に設定
して、長尺のテープの両側部を前記突起に支持させ搬送
させるテープ搬送装置において、上記筒状体が回転軸上
の所定位置を中心として等距離近接離隔自在に調整可能
であることを特徴とするテープ搬送装置を提供する。上
記装置では回転軸の所定位置に第1の係合部材を配置
し、各筒状体に前記第1の係合部材に係合する第2の係
合部を形成し、一つの筒状体の移動に連動して他の筒状
体を従動させることができる。具体的には、第1の係合
部材と第2の係合部材をラック・ピニオンで構成するこ
とができる。また、別の具体例として回転軸内で軸方向
に張設した無端状のワイヤに筒状体の一部を係止させる
こともできる。
【0008】
【作用】本発明によれば、テープをガイドするガイド体
を回転軸上の所定位置を中心として等距離近接離隔自在
に調整可能とできる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図1から説明す
る。図はテープ搬送装置の内、テープを搬送するガイド
体を示す。図において、15は立設された支持ブロッ
ク、16は一端が支持ブロック15に回転自在に支持さ
れた回転軸で、軸方向中間部に透孔16aを貫通してい
る。17は透孔16a内に収容され外周を回転軸16の
周面より突出させたピニオン(第1の係合部材)、18
は同心円上にテープ受けとなる突起19を所定間隔で複
数設けた円板、20は一端に前記円板18を同心接続し
た筒状体、21は筒状部20に接続された半円筒部で、
その内周に軸方向にラック22(第2の係合部材)が形
成されている。この半円筒部21を延長した筒状体20
は複数個、図示例では2個、各円板18の突起19を対
向させて回転軸16に挿入され、各ラック22、22が
ピニオン17に係合(螺合)している。
【0010】23は一端が一方の筒状部20に接続さ
れ、この筒状部20と対向する半円筒部21の対向部外
周を覆い半円筒部21の遊端が回転軸16から外れない
ように保持する保持筒を示す。24は一方の筒状部20
の外端に固定されたストッパで、詳細は図示省略するが
回転軸16の外周を適宜クランプして所望位置で筒状部
20、20を固定する。このように回転軸16上で筒状
部20に連結された半円筒部21はそのラック22、2
2がピニオン17に係合しているため、一方の円筒部2
0を移動させると他の筒状部も所定位置を中心として軸
方向に等距離近接離隔し、所定の間隔に設定した後スト
ッパ24で固定し、搬送路に沿って配置された全てのガ
イド体の間隔を設定した後、このテープ搬送装置を作動
させることができる。
【0011】このように間隔調整作業は、ストッパ24
を開放状態として一方の筒状部20を軸方向に移動させ
るだけで、他の筒状部20も従動し中心位置を保って間
隔設定が容易にできるため、巾の異なるテープに迅速に
対応できる。また、巾を可変する機構が一体に組み込ま
れているため、余分なガイド体やスペーサが不要であ
る。尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、例
えば、ピニオン17は一つだけでなく、回転軸16の軸
方向に位置ずれさせて複数設けることもできる。
【0012】また、突起19は搬送するテープの状態に
より、回転中心と同心の環状に形成してもよいし、また
環状に設ける場合には、この突起の外周にテープの送り
穴と係合する送りピンを設けてもよい。また、突起19
を支持する円板18は枠状あるいは放射状の部材に置き
換えることもできる。さらには、回転軸16の外周と、
筒状部20又は半円筒部21の内周に係合凸部と係合溝
とを形成して互いに軸方向に摺動可能に係合させ、回転
軸16に対する筒状部20の軸周りの回転をしないよう
にできる。またラック・ピニオン機構の代わりに、回転
軸16に形成した透孔内に2個のプーリを配設し、この
プーリにワイヤまたはベルトの無端状部材を張設し、こ
の無端状部材を筒状体の一部に係止させてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、テープを
ガイドするガイド体の間隔をその中心位置を一定に保っ
て容易に調整することができ、搬送するテープ巾の変更
に伴う設備の設定変更を短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す搬送装置の要部を示す
側断面図
【図2】 TAB式半導体装置中間構体を示す斜視図
【図3】 従来のTABテープ搬送装置の要部を示す斜
視図
【図4】 図3装置に用いられるガイド体の正面図
【符号の説明】
16 回転軸 17 ピニオン(第1の係合部材) 18 円板 19 突起 20 筒状体 21 半円筒部 22 ラック(第2の係合部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状体の一端にその軸と同心の円周上にテ
    ープ受けとなる突起を所定間隔で複数配置して接続し、
    この筒状体を複数個、前記突起を対向させて回転軸に挿
    入し各円板の対向間隔を所定の間隔に設定して、長尺の
    テープの両側部を前記突起に支持させ搬送させるテープ
    搬送装置において、 上記筒状体が回転軸上の所定位置を中心として等距離近
    接離隔自在に調整可能であることを特徴とするテープ搬
    送装置。
  2. 【請求項2】回転軸の所定位置に第1の係合部材を配置
    し、各筒状体に前記第1の係合部材に係合する第2の係
    合部を形成し、一つの筒状体の移動に連動して他の筒状
    体を従動させるようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載のテープ搬送装置。
  3. 【請求項3】第1の係合部材がピニオンであり、第2の
    係合部材がラックであることを特徴とする請求項2に記
    載のテープ搬送装置。
  4. 【請求項4】回転軸内で軸方向に張設した無端状部材に
    筒状体の一部を係止したことを特徴とする請求項2に記
    載のテープ搬送装置。
JP13131195A 1995-05-30 1995-05-30 テープ搬送装置 Pending JPH08324850A (ja)

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JP13131195A JPH08324850A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 テープ搬送装置

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JP13131195A JPH08324850A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 テープ搬送装置

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JPH08324850A true JPH08324850A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15054997

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13131195A Pending JPH08324850A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 テープ搬送装置

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JP (1) JPH08324850A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006035750A1 (ja) * 2004-09-30 2006-04-06 Ktf Corporation 電動テープカッタ
JP2009073587A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Gunze Ltd フィルム溜め方法、及びバッファ装置
JP2016172600A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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