JPH08324330A - ランプ取付構造 - Google Patents

ランプ取付構造

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Publication number
JPH08324330A
JPH08324330A JP7138292A JP13829295A JPH08324330A JP H08324330 A JPH08324330 A JP H08324330A JP 7138292 A JP7138292 A JP 7138292A JP 13829295 A JP13829295 A JP 13829295A JP H08324330 A JPH08324330 A JP H08324330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
mounting portion
vehicle body
mounting
finisher
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7138292A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Kishikawa
祥一 岸川
Yuji Matsumoto
祐次 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH08324330A publication Critical patent/JPH08324330A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズ部とランプフィニッシャとの間で発生
する摩擦音及び風切り音を防止する。 【構成】 車体前部に設けられるランプフィニッシャ1
0の開口部10aに、ランプ12のレンズ部14の露出
面14aが車体内部側からはめ合わせられ、露出面14
aの周囲に露出面14aよりも一段後方に位置するよう
に形成されるレンズ部14の取付部14bが、ランプフ
ィニッシャ10の内面側の取付部10bに取付けられて
いる。レンズ部14の取付部14bには、微小な突起1
4cが多数設けられており、多数の突起14cは、露出
面14a側から見て、レンズ部14の取付部14bと、
ランプフィニッシャ10の取付部10bとの間のすきま
をほぼ遮蔽する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランプ取付構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のランプ取付構造としては、図5、
図6及び図7に示されるようなものがある。すなわち、
これに示されるものは、車体前部に設けられるランプフ
ィニッシャ50の開口部50aに、ランプ52のレンズ
部54の露出面54aが車体内部側からはめ合わせら
れ、露出面54aの周囲に露出面54aよりも一段後方
に位置するように形成されるレンズ部54の取付部54
bが、ランプフィニッシャ50の内面側の取付部50b
に、パッキン60を介して取付けられているものであ
る。レンズ部54の背面側には、発光体58が取付けら
れるランプ52のハウジング部56が配置されており、
ハウジング部56の周縁部は、取付部54bの背面側に
連結されている。この種の類似技術としては、例えば実
開昭63−109232号公報に示されるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のランプ取付構造では、各部材の製造誤差を
吸収するため、ランプフィニッシャ50の開口部50a
側端部から取付部50bにかけた部分と、レンズ部54
の露出面54aの周縁部から取付部54bにかけた部分
との間にすきまが形成されており、この部分を車両走行
時に車体前面に吹き付ける風が通過することにより、風
切り音が発生してしまったり、また、ランプフィニッシ
ャ50の取付部50bの剛性が小さいため、この部分を
圧迫すると、ランプフィニッシャ50の取付部50bと
レンズ部54の取付部54bが干渉して、摩擦音が発生
してしまったりするという問題があり、これらを解決す
るために、ランプフィニッシャ50の取付部50bとレ
ンズ部54の取付部54bとの間にパッキン60を設け
ている。しかしながら、パッキン60を設けることによ
り価格が高くなったり、また、上述のようにランプフィ
ニッシャ50の取付部50bの剛性が小さいため、パッ
キン60の反力によりランプフィニッシャ50が波打ち
状に変形したり、パッキン60の色が露出面54aに映
って見栄えが悪くなったり、という問題がある。本発明
は、このような課題を解決するためのものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、レンズ部又は
ランプフィニッシャの内のいずれか一方の取付部に、微
小な突起を多数設けることにより、上記課題を解決す
る。すなわち、請求項1記載の本発明のランプ取付構造
は、車体前端部又は後端部に設けられるランプフィニッ
シャの開口部に、ランプのレンズ部の露出面が車体内部
側からはめ合わせられ、前記露出面の周囲に該露出面よ
りも一段下がって位置するように形成される前記レンズ
部の外面側の取付部が、前記ランプフィニッシャの内面
側の取付部に取付けられるものにおいて、前記レンズ部
又は前記ランプフィニッシャの内のいずれか一方の前記
取付部には、微小な突起が多数設けられている、ことを
特徴とする。
【0005】また、請求項2記載の本発明のランプ取付
構造は、前記突起が、前記レンズ部の取付部に設けられ
ている、ことを特徴とする。
【0006】また、請求項3記載の本発明のランプ取付
構造は、前記多数の突起が、前記露出面側から見て、前
記ランプフィニッシャと前記取付部との間のすきまを前
記取付部の全周にわたってほぼ遮蔽するように設けられ
ている、ことを特徴とする。
【0007】また、請求項4記載の本発明のランプ取付
構造は、前記ランプが、車体前面の側端部側に設けられ
ており、前記露出面は、車体中央側から車体側端部側に
向かうにつれて、車体の後方へ徐々に湾曲するように形
成されており、前記取付部の突起は、車体中央側に位置
する部分よりも車体側端部側に位置する部分の方が多数
設けられている、ことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明においては、レンズ部の
外面側の取付部とランプフィニッシャの取付部とが、微
小な突起によって接触することになるため、接触面積が
小さくなる。これにより、外力によってランプフィニッ
シャの取付部がレンズ部の取付部方向に押されても、両
取付部の干渉する面積が小さいため、パッキンを設けな
くても、摩擦音の発生が防止される。
【0009】また、請求項2記載の本発明においては、
レンズ部の外面側の取付部に突起を設けるため、製造時
において突起を設けたために取付部の裏面にひけが発生
したとしても、車外から見えない部分に発生することに
なるので、見栄えの低下を防止することができる。
【0010】また、請求項3記載の本発明においては、
レンズ部の露出面側から見てランプフィニッシャの取付
部とレンズ部の外面側の取付部との間のすきまが突起に
よって前記取付部の全周にわたってほぼ遮蔽されるた
め、車体前面に吹き付ける風が、突起によってさえぎら
れて、レンズ部とランプフィニッシャの間を通過できな
くなるので、パッキンを設けなくても、風切り音の発生
を防止することができる。
【0011】また、請求項4記載の本発明においては、
取付部の突起を、車体中央側に位置する部分よりも車体
側端部側に位置する部分に多数設けるため、風の流れに
平行で、風切り音が発生しやすいランプの回り込み部で
ある車体側端部側の、ランプフィニッシャとレンズ部と
のすきまをより確実に遮蔽することができるので、風切
り音の発生をより確実に防止することができる。
【0012】
【実施例】図1、図2及び図3に本発明の第1実施例を
示す。車体前端部に設けられるランプフィニッシャ10
の開口部10aに、ランプ12のレンズ部14の露出面
14aが車体内部側からはめ合わせられ、露出面14a
の周囲に露出面14aよりも一段後方に位置するように
形成されるレンズ部14の外面側の取付部14bが、ラ
ンプフィニッシャ10の内面側の取付部10bに取付け
られている。
【0013】レンズ部14の外面側の取付部14bに
は、微小な突起14cが多数設けられており、多数の突
起14cは、露出面14a側から見て、レンズ部14の
取付部14bと、ランプフィニッシャ10の取付部10
bとの間のすきまを取付部14bの全周にわたってほぼ
遮蔽する。
【0014】レンズ部14の背面側には、図示してない
発光体が取付けられるランプ12のハウジング部16が
配置されており、ハウジング部16の周縁部16aは、
取付部14bの背面側に形成されている突出部14dに
連結されている。
【0015】次に、第1実施例の作用について説明す
る。すなわち、ランプフィニッシャ10の取付部10b
は、微小な突起14cと接触することになるため、ラン
プフィニッシャ10の取付部10bと、レンズ部14の
外面側の取付部14bとの接触面積が小さくなる。この
ため、外力によってランプフィニッシャ10の取付部1
0bが、レンズ部14の取付部14b方向に押されて
も、取付部10b及び取付部14bの干渉する面積が小
さいため、摩擦音が発生しなくなる。
【0016】また、レンズ部14の外面側の取付部14
bに突起14cを設けるため、製造時において突起を設
けたために取付部14bの裏面にひけが発生したとして
も、車外から見えない部分に発生することになるので、
見栄えの低下を防止することができる。
【0017】さらには、レンズ部14の露出面14a側
から見てランプフィニッシャ10の取付部10bとレン
ズ部14の外面側の取付部14bとの間のすきまが突起
14cによって取付部14bの全周にわたってほぼ遮蔽
されるため、車体前面に吹き付ける風が、突起14cに
よってさえぎられて、レンズ部14とランプフィニッシ
ャ10の間を通過できなくなるので、風切り音の発生を
防止することができる。
【0018】また、上記のように突起14cによって摩
擦音や風切り音の発生を防止することができるため、ラ
ンプフィニッシャ10の取付部10bとレンズ部14の
取付部14bとの間にパッキンを設ける必要がないの
で、ランプフィニッシャ10が波打ち状に変形したり、
レンズ部14の露出面14aにパッキンの色が映り見栄
えが悪くなったりするようなことがない。
【0019】図4に第2実施例を示す。ランプ30は、
車体前面の側端部側に設けられており、レンズ部32の
露出面32aは、車体中央側から車体側端部側に向かう
につれて、車体の後方へ徐々に湾曲するように形成され
ている。レンズ部32の車体側端部側に位置する取付部
32bの突起32dは、車体中央側に位置する取付部3
2cの突起32dよりも多数設けられている。
【0020】これにより、風の流れに平行で、風切り音
が発生しやすいランプ30の回り込み部である車体側端
部側のランプフィニッシャ34とレンズ部32の間のす
きまをより確実に遮蔽することができるので、風切り音
の発生をより確実に防止することができる。
【0021】なお、上記第1及び第2実施例において
は、レンズ部14、32の取付部14b、32b、32
cに突起14c、32dを設けたが、これに限るもので
はなく、ランプフィニッシャ10、34の取付部10b
に突起を設けてもよい。また、上記第1及び第2実施例
においては、本発明を車体前端部に実施したが、これに
限るものではなく、車体後端部に実施してもよい。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、レンズ
部の外面側の取付部とランプフィニッシャの取付部と
は、微小な突起によって接触することになるため、接触
面積が小さくなる。これにより、外力によってランプフ
ィニッシャの取付部がレンズ部の取付部方向に押されて
も、両取付部の干渉する面積が小さいため、パッキンを
設けなくても、摩擦音の発生が防止される。
【0023】また、請求項2記載の本発明によれば、レ
ンズ部の外面側の取付部に突起を設けるため、製造時に
おいて突起を設けたために取付部の裏面にひけが発生し
たとしても、車外から見えない部分に発生することにな
るので、見栄えの低下を防止することができる。
【0024】また、請求項3記載の本発明によれば、レ
ンズ部の露出面側から見てランプフィニッシャの取付部
とレンズ部の外面側の取付部との間のすきまが突起によ
って取付部の全周にわたってほぼ遮蔽されるため、車体
前面に吹き付ける風が、突起によってさえぎられて、レ
ンズ部とランプフィニッシャの間を通過できなくなるの
で、パッキンを設けなくても、風切り音の発生を防止す
ることができる。
【0025】また、請求項4記載の本発明によれば、取
付部の突起は、車体中央側に位置する部分よりも車体側
端部側に位置する部分に多数設けるため、風の流れに平
行で、風切り音が発生しやすいランプの回り込み部であ
る車体側端部側のランプフィニッシャとレンズ部の間の
すきまをより確実に遮蔽することができるので、風切り
音の発生をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ランプ及びランプフィニッシャの正面図であ
る。
【図2】図1の2−2断面図である。
【図3】図2のA部分の拡大図である。
【図4】第2実施例のランプ及びランプフィニッシャの
平面図である。
【図5】従来のランプ及びランプフィニッシャの正面図
である。
【図6】図5の6−6断面図である。
【図7】図5の7−7断面図である。
【符号の説明】
10 ランプフィニッシャ 10a 開口部 10b 取付部 12、30 ランプ 14 レンズ部 14a、32a 露出面 14b、32b、32c (レンズ部の)取付部 10b (ランプフニッシャの)取付部 14c、32d 突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前端部又は後端部に設けられるラン
    プフィニッシャの開口部に、ランプのレンズ部の露出面
    が車体内部側からはめ合わせられ、前記露出面の周囲に
    該露出面よりも一段下がって位置するように形成される
    前記レンズ部の外面側の取付部が、前記ランプフィニッ
    シャの内面側の取付部に取付けられるランプ取付構造に
    おいて、 前記レンズ部又は前記ランプフィニッシャの内のいずれ
    か一方の前記取付部には、微小な突起が多数設けられて
    いる、 ことを特徴とするランプ取付構造。
  2. 【請求項2】 前記突起は、前記レンズ部の取付部に設
    けられている、 請求項1記載のランプ取付構造。
  3. 【請求項3】 前記多数の突起は、前記露出面側から見
    て、前記ランプフィニッシャと前記取付部との間のすき
    まを前記取付部の全周にわたってほぼ遮蔽するように設
    けられている、 請求項1又は2記載のランプ取付構造。
  4. 【請求項4】 前記ランプは、車体前面の側端部側に設
    けられており、 前記露出面は、車体中央側から車体側端部側に向かうに
    つれて、車体の後方へ徐々に湾曲するように形成されて
    おり、 前記取付部の突起は、車体中央側に位置する部分よりも
    車体側端部側に位置する部分の方が多数設けられてい
    る、 請求項1、2又は3記載のランプ取付構造。
JP7138292A 1995-06-05 1995-06-05 ランプ取付構造 Pending JPH08324330A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007308073A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Murakami Corp アウターミラー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007308073A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Murakami Corp アウターミラー

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