JPH08324155A - カレンダー - Google Patents

カレンダー

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JPH08324155A
JPH08324155A JP13499395A JP13499395A JPH08324155A JP H08324155 A JPH08324155 A JP H08324155A JP 13499395 A JP13499395 A JP 13499395A JP 13499395 A JP13499395 A JP 13499395A JP H08324155 A JPH08324155 A JP H08324155A
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JP
Japan
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calendar
folded
upper side
paper
calender
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JP13499395A
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Yasuro Egashira
靖郎 江頭
Taizo Matsunaga
泰三 松永
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】環境に優しいカレンダーにおいて、適度の厚さ
の背台紙でカレンダーの左右の折り曲げに強い構造のカ
レンダーを提供することを課題とする。 【構成】複数枚のカレンダー紙片を重ね合わせた合紙片
の上辺に沿って所定間隔の貫通する孔を設け、該孔に接
着剤を充填して、二つ折りした背台紙により前記合紙片
の上辺部分を挟み貼り合わせるが、該二つ折りした背台
紙の両側の少なくとも一方の下辺に沿って折り込んで潰
した形状の紙が3重に重なる帯部を設けたカレンダーで
ある。また、別の発明は、前記二つ折りした背台紙の両
側の少なくとも一方の端部を内側又は外側に折り返した
カレンダーである。さらにもう一つの発明は、前記二つ
折りした背台紙の両側の少なくとも一方の下辺に沿って
生分解性樹脂を設けたカレンダーである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカレンダーに関するもの
で、特に全てが紙又は紙と生分解生部材からなるカレン
ダーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境に優しいとか省資源が叫ばれ
ており、カレンダーにおいても金具、プラスチック等の
綴じ部材を使用せずに、全て紙部材で作られたカレンダ
ーが使用されるようになってきた。これらのカレンダー
は実開平6−36865号公報や実用新案登録第300
1182号公報が挙げられる。これらは、カレンダーの
一枚一枚を重ね合わせた合紙片として、該合紙片の上辺
に沿って所定間隔毎に綴じ孔を形成し、該綴じ孔に接着
材を流し入れ、二つ折りにした背台紙を貼り合わせるも
のである。実開平6−36865号公報は前記背台紙の
綴じ孔の上方に空隙部を設けるもので、実用新案登録第
3001182号公報は綴じ孔より下方の下辺に沿って
内側から外側に向かって凹む溝を形成するものである。
しかし、上記の従来技術においては、折れ曲げに対する
強度が充分でない場合があった。また、強度を出すため
に紙の厚さを厚くすると、背台紙の加工がし難いという
問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
点を解決すべく、環境に優しいカレンダーにおいて、適
度の厚さの背台紙でカレンダーの左右の折り曲げに強い
構造のカレンダーを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数枚のカレ
ンダー紙片を重ね合わせた合紙片の上辺に沿って所定間
隔の貫通する孔を設け、該孔に接着剤を充填して、二つ
折りした背台紙により前記合紙片の上辺部分を挟み貼り
合わせるが、該二つ折りした背台紙の両側の少なくとも
一方の下辺に沿って折り込んで潰した形状の紙が3重に
重なる帯部を設けたカレンダーである。また、別の発明
は、複数枚のカレンダー紙片を重ね合わせた合紙片の上
辺に沿って所定間隔の貫通する孔を設け、該孔に接着剤
を充填して、二つ折りした背台紙により前記合紙片の上
辺部分を挟み貼り合わせるが、該二つ折りした背台紙の
両側の少なくとも一方の端部を内側又は外側に折り返し
たカレンダーである。さらにもう一つの発明は、複数枚
のカレンダー紙片を重ね合わせた合紙片の上辺に沿って
所定間隔の貫通する孔を設け、該孔に接着剤を充填し
て、二つ折りした背台紙により前記合紙片の上辺部分を
挟み貼り合わせるが、該二つ折りした背台紙の両側の少
なくとも一方の下辺に沿って生分解性樹脂を設けたカレ
ンダーである。
【0005】
【作用】合紙片に貫通する孔を開け、その孔に接着剤を
充填するので接着面積が増えると共に、接着剤が固まっ
た後、柱状になるので綴じが強固である。また、背台紙
の折り曲げた両面の少なくとも一方の下辺に沿って折り
込んで潰した形状の紙が3重に重なる帯部を設けたの
で、左右の折り曲げに対して強度が大幅に向上した。二
つ目の発明は、該二つ折りした背台紙の両側の少なくと
も一方の端部を内側又は外側に折り返したので、左右の
折り曲げに対して強度が大幅に向上した。三つめの発明
は、該二つ折りした背台紙の両側の少なくとも一方の下
辺に沿って生分解性樹脂を塗工したので、左右の折り曲
げに対して強度が大幅に向上した。
【0006】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。 <実施例1>図1は本願発明の一実施例を示すカレンダ
ーの斜視図である。複数枚のカレンダー紙片を重ね合わ
せた合紙片1の上辺に沿って所定間隔の貫通する孔2を
設け、該孔に接着剤5を充填して、二つ折りした背台紙
3により、前記合紙片1の上辺部分を挟み貼りあわせ
た。接着剤5としてはホットメルトタイプの市販の接着
剤を用いた。孔6は吊り下げ用に用いるものである。こ
の時、二つ折りした前記合紙片1の表側の下辺に、折り
込んで潰した形状の紙が3重に重なる帯部4を設けた。
図2は図1の分解説明図である。図3は図1のX−X断
面説明図である。このカレンダーは、帯部4がないカレ
ンダーまたは凹溝を有するカレンダーと比較して左右方
向の折り曲げに対して強度が向上した。
【0007】<実施例2>図4は本願発明の別の実施例
を示す斜視図である。複数枚のカレンダー紙片を重ね合
わせた合紙片1の上辺に沿って所定間隔の貫通する孔2
を設け、該孔に接着剤5を充填して、二つ折りした背台
紙3により、前記合紙片1の上辺部分を挟み貼りあわせ
た。接着剤5としてはホットメルトタイプの市販の接着
剤を用いた。この時、二つ折りした前記合紙片1の表側
の下辺に、端部を内側に折り返した部位7を設けた。こ
のカレンダーは、端部を内側に折り返した部位7がない
カレンダーまたは凹溝を有するカレンダーと比較して左
右方向の折り曲げに対して強度が向上した。
【0008】<実施例3>図5は本願発明のさらに別の
実施例を示す斜視図である。複数枚のカレンダー紙片を
重ね合わせた合紙片1の上辺に沿って所定間隔の貫通す
る孔2を設け、該孔に接着剤5を充填して、二つ折りし
た背台紙3により、前記合紙片1の上辺部分を挟み貼り
あわせた。接着剤5としてはホットメルトタイプの市販
の接着剤を用いた。この時、二つ折りした前記合紙片1
の表側の下辺に沿って生分解性樹脂による帯8を設け
た。性分解性樹脂としては市販の樹脂が使用可能である
が、例を挙げればビオノーレ(昭和高分子(株)製),
バイオポール(英国 IHI社製)等がある。尚前記生
分解性樹脂による帯8は内側に設けてもよい。このカレ
ンダーは、生分解性樹脂による帯8がないカレンダーま
たは凹溝を有するカレンダーと比較して左右方向の折り
曲げに対して強度が向上した。
【0009】
【発明の効果】本願発明は、全てが紙または紙プラス生
分解性樹脂からできているので環境に優しく、かつ背台
紙に3重に重なる帯部や端部を内外に折り返した部位そ
して生分解性樹脂からなる帯部を設けたので、左右の折
り曲げに対する強度も充分なカレンダーを得ることがで
きた。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明説明】
【図1】本発明のカレンダーの一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1の分解説明図である。
【図3】図1のX−X断面説明図である。
【図4】本発明のカレンダーの別の実施例を示す斜視図
である。
【図5】本発明のカレンダーのさらに別の実施例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1…合紙片 2…所定間隔の貫通する孔 3…背台紙
4…紙が3重に重なる帯部 5…接着剤 6…孔 7…
内側に折り返した部位 8…生分解性樹脂による帯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚のカレンダー紙片を重ね合わせた合
    紙片の上辺に沿って所定間隔の貫通する孔を設け、該孔
    に接着剤を充填して、二つ折りした背台紙により前記合
    紙片の上辺部分を挟み貼り合わせるが、該二つ折りした
    背台紙の両側の少なくとも一方の下辺に沿って折り込ん
    で潰した形状の紙が3重に重なる帯部を設けたことを特
    徴とするカレンダー。
  2. 【請求項2】複数枚のカレンダー紙片を重ね合わせた合
    紙片の上辺に沿って所定間隔の貫通する孔を設け、該孔
    に接着剤を充填して、二つ折りした背台紙により前記合
    紙片の上辺部分を挟み貼り合わせるが、該二つ折りした
    背台紙の両側の少なくとも一方の端部を内側又は外側に
    折り返したことを特徴とするカレンダー。
  3. 【請求項3】複数枚のカレンダー紙片を重ね合わせた合
    紙片の上辺に沿って所定間隔の貫通する孔を設け、該孔
    に接着剤を充填して、二つ折りした背台紙により前記合
    紙片の上辺部分を挟み貼り合わせるが、該二つ折りした
    背台紙の両側の少なくとも一方の下辺に沿って生分解性
    樹脂を設けたことを特徴とするカレンダー。
JP13499395A 1995-06-01 1995-06-01 カレンダー Expired - Fee Related JP3230409B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008508114A (ja) * 2004-07-30 2008-03-21 スリデコ エヌ.ヴィ. 環境に優しいカレンダー用バインダー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008508114A (ja) * 2004-07-30 2008-03-21 スリデコ エヌ.ヴィ. 環境に優しいカレンダー用バインダー

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