JPH08323616A - フィレットロール加工装置のロールヘッド - Google Patents

フィレットロール加工装置のロールヘッド

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JPH08323616A
JPH08323616A JP13814295A JP13814295A JPH08323616A JP H08323616 A JPH08323616 A JP H08323616A JP 13814295 A JP13814295 A JP 13814295A JP 13814295 A JP13814295 A JP 13814295A JP H08323616 A JPH08323616 A JP H08323616A
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shaft
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fillet
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重臣 荒木
Kiyoyuki Ijima
清幸 井嶋
Koji Takahara
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加工軸の両フィレット間距離およびフィレ
ットRの変更に対応できるフィレットロール加工装置の
ロールヘッドを提供する。 【構成】 ヘッド本体(30)の基台部(31)前部に横方向に
個別に移動可能な2つの移動支持部(32),(32')を設け、
これら移動支持部(32),(32')を基台部(31)に配したモー
タ(42)により回転するネジ軸(40)で相反する横方向に移
動させる一方、各移動支持部(32),(32')前端部に対のワ
ークロール(34),(34')を軸着した2つの軸受箱(33),(3
3')を、被加工軸(S) と直交する軸芯中心に回動可能に
枢着し、これら軸受箱(33),(33')を各移動支持部(32),
(32')に配したモータ(43)により相反する方向に回動さ
せる構成のロールヘッドとする。 【効果】 被加工軸の両フィレット部を押圧する対のワ
ークロールの先端間の距離および傾斜角度を変更でき、
各種の被加工軸を効率良くロール加工することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランク軸等の被加工
軸のフィレット部を強化させるロール加工装置のロール
ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、応力集中部となる軸のフ
ィレット部を冷間ロール加工して強化させることは、回
転軸の疲労強度向上に有効な手段であり、自動車エンジ
ン用の小型クランク軸等には広く適用されている。そし
て、そのロール加工には、加圧手段により対向して進退
させられるロールヘッドに配したワークロールとバック
アップロールとで、回転軸芯中心に回転させている被加
工軸を挟圧することで、該被加工軸のフィレット部にワ
ークロールを押圧してロール加工するフィレットロール
加工装置が用いられており、また、それら装置に装着す
るロールヘッドとしては、例えば、特公平 4-22641号、
実開平 2-47161号、実開平 2-97565号公報等に示されて
いるように、ヘッド本体の前端部に配したワークロール
を、該ヘッド本体内に配した回転リングでバックアップ
する構成のものが一般的に採用されている。これらロー
ルヘッドの代表1例を〔図6〕に示す。
【0003】〔図6〕は、上記従来のロールヘッドの概
要構成を示す断面図である。このロールヘッドでは、凾
状のヘッド本体(61)内に、回転ローラ(63)を支持軸(62)
を介して回転自由に配すると共に、その前方の両側部に
対のワークロール(64),(64')を配している。そして、対
のワークロール(64),(64')は、その後端側を回転ローラ
(63)の外周面両側部に設けたガイド溝(63a),(63a')に転
接されてバックアップされる一方、その前端側を、ヘッ
ド本体(61)の前端両側の開口部から相互の先端間が広が
るように傾斜して突出させられており、同図に示すよう
に、ヘッド本体(61)の加圧前進により、被加工軸(S) の
回転軸芯に対して傾斜した回転軸芯のもとで、該被加工
軸(S) の両フィレット部(F) に圧接される。
【0004】上記構成のローラヘッドを装着したフィレ
ットロール加工装置は、自動車エンジン用の小型クラン
ク軸等において良好な実績を得ている。しかし、それら
ローラヘッドでは、例えば、大型ディーゼル機関用のク
ランク軸のように、同一型式での数量が少なく、かつフ
ィレットRも大きくて各型式間での両フィレット間距離
の変動も大きなものを対象とした場合、次のような問題
が生じる。すなわち、上記従来のロールヘッドでは、対
のワークロールが、相互の先端間の距離および傾斜角度
を一定にしてヘッド本体に保持されており、被加工軸の
両フィレットに対する圧接距離および角度が固定される
ため、フィレットRが同じでも両フィレット間距離が異
なる被加工軸ごとに、つまりクランク軸等では型式ごと
に専用のものを準備する必要がある。
【0005】更に、そのロール加工範囲は、ワークロー
ル先端R半径/フィレットR半径の比と、ワークロール
の加圧角度で決定されるため、大型でフィレットRの大
きなクランク軸等に対しては、そのフィレットR半径に
対応して先端R半径の大きなワークロールを備えること
が必要となり、また、それに伴い圧接面積も増加して必
要加圧力も増大するため、そのワークロールをバックア
ップする回転ローラの軸支部およびヘッド本体の構造強
度を高める必要が生じ、結果、各構成部の高強度化およ
び大型化が避けられず、フィレットRが大きくてアーム
間隔の狭い型式のクランク軸等には効果的なロール加工
が施せないという事態も生じる。
【0006】そこで、このような問題に対して検討が加
えられ、例えば、特開昭63-97325号公報に開示されたロ
ール加工方法や、特公昭45-39935号公報に開示されたロ
ール加工装置等が提案されている。上記前者のロール加
工方法は、先端R半径が異なる複数種のワークロールを
用い、それらを順次にフィレット部に押圧してロール加
工するもので、これにより小さな加圧力でロール加工範
囲を広げることができて、フィレットRが大きくてアー
ム間隔の狭いクランク軸でも効果的なロール加工を施す
ことができる。また、上記後者のロール加工装置のロー
ルヘッドは、〔図7〕に示すように、ヘッド本体(71)の
前端部を2つの傾斜面(71a),(71a')をもつ楔状に形成す
ると共に、それら傾斜面(71a),(71a')それぞれに、ワー
クロール(73),(73')を軸支した軸受箱(72),(72')を滑動
可能に取り付けてなる。このロールヘッドでは、ヘッド
本体(71)の加圧前進による軸受箱(72),(72')の滑動によ
って、対のワークロール(73),(73')に対し、角度変化が
なくてフィレット面との接触点が変位しないように、大
きな加圧力を伝達して被加工軸(S) の両フィレット部
(F) に圧接させることができ、よってアーム間隔の狭い
クランク軸でも効果的にロール加工を施すことができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の前者のロール加工方法(特開昭63-97325号)では、
フィレットRが大きくてアーム間隔の狭いクランク軸に
対しても、小さな加圧力にて効果的なロール加工を施す
ことができるものの、同一のフィレット部に対して異な
るワークロールで数次のロール加工を行うため、より多
くのロールヘッドが必要になると共に、その取り替えの
ための時間も多く要して作業効率が低下すると言う問題
がある。更に、ロール加工の最終段階では、被加工軸の
フィレットR半径と同じ先端R半径のワークロールを用
いることになり、それに伴ってワークロールの保持部も
大きくせざるを得ないので、ロール加工範囲の拡大には
制約を受け易く、その効果は比較的小さい。
【0008】また、上記従来の後者のロール加工装置
(特公昭45-39935号)のロールヘッドでは、被加工軸の
各フィレット部を1工程でロール加工できるものの、フ
ィレットRが大きくなると、それに伴って圧接面積も増
加して必要加圧力も増大するため、ワークロールを軸着
する軸受箱の構造強度を高める必要が生じ、結果、各構
成部の高強度化および大型化が避けられず、ロール加工
範囲の拡大に制約が生じ、フィレットRの大きなクラン
ク軸等のロール加工には適用できなくなる。更に、対の
ワークロールの先端間の距離は実質的に一定であり、か
つ傾斜角度も一定であるため、フィレットRが同じでも
両フィレット間距離が異なる被加工軸ごとに専用のもの
が必要になるという点は解決されない。更にまた、ワー
クロールを軸受箱に軸支してヘッド本体に取付けた構成
では、ロール加工に際して、傾斜して配されたワークロ
ールがフィレット部から受ける反力は、それらワークロ
ールの回転半径方向に加えて、回転軸に平行な方向にも
作用するため、その2方向の力の分力、つまりワークロ
ールを傾斜させる方向の力が軸受部に加わる。そのた
め、加圧力が大きくなると、軸受部に過大な力が加わっ
てワークロールが傾き、軸受箱と接触して焼付いたり軸
受箱が破損すると言う不具合が発生し易いと言う問題点
を内在している。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点に解決す
るためのもので、被加工軸の両フィレット間距離の変更
に対応でき、更には、ロール先端Rの小さなワークロー
ルにて十分なロール加工範囲を確保できるフィレットロ
ール加工装置のロールヘッドを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、加圧手段によ
り被加工軸に向けて加圧前進させられるヘッド本体の前
端部に対のワークロールを各々軸受箱に軸着させて配
し、その前端部の対のワークロールを被加工軸の両フィ
レット部に押圧してロール加工するフィレットロール加
工装置のロールヘッドにおいて、上記目的を達成するた
めに以下の技術的手段を講じたことを特徴とする。すな
わち、請求項1記載のフィレットロール加工装置のロー
ルヘッドは、前記軸受箱それぞれを被加工軸と平行な横
方向に個別に移動可能にヘッド本体に取り付けると共
に、これら軸受箱を相反する横方向に移動させる移動手
段を該ヘッド本体に設けたことを特徴とする。
【0011】請求項2記載のフィレットロール加工装置
のロールヘッドは、前記軸受箱それぞれを被加工軸の軸
芯と直交する軸芯を中心に個別に回動可能にヘッド本体
に取り付けると共に、これら軸受箱を相反する回動方向
に回動させる駆動手段を該ヘッド本体に設けたことを特
徴とする。
【0012】請求項3記載のフィレットロール加工装置
のロールヘッドは、前記ヘッド本体の前部に、被加工軸
と平行な横方向に個別に移動可能な対の移動支持部を設
けると共に、これら移動支持部を相反する横方向に移動
させる移動手段を設ける一方、前記軸受箱それぞれを前
記ヘッド本体の対の移動支持部の前端部に被加工軸の軸
芯と直交する軸芯を中心に回動可能に取り付けると共
に、これら軸受箱を相反する回動方向に回動させる駆動
手段を該ヘッド本体に設けたことを特徴とする。
【0013】請求項4記載のフィレットロール加工装置
のロールヘッドは、上記軸受箱のワークロールの後部両
側に位置する両内面部に、該ワークロールの側面に摺動
可能に接する対の摺動板を着脱可能に取着しているもの
である。
【0014】
【作用】請求項1の発明では、対のワークロールを軸着
する軸受箱それぞれを、被加工軸と平行な横方向に個別
に移動可能にヘッド本体に取り付けると共に、これら軸
受箱を相反する横方向に移動させる移動手段を設けてい
るので、その移動手段によってワークロールを軸着した
2つの軸受箱間の間隔を変更調整して、被加工軸の両フ
ィレット部を押圧する対のワークロールの先端間の距離
を変更することができ、フイレットRが同じであれば、
両フィレット間距離の異なる各種の被加工軸をロール加
工することができる。
【0015】請求項2の発明では、対のワークロールを
軸着する軸受箱それぞれを、被加工軸の軸芯と直交する
軸芯を中心に個別に回動可能にヘッド本体に取り付ける
と共に、これら軸受箱を相反する回動方向に回動させる
駆動手段を設けているので、その駆動手段によってワー
クロールを軸支した2つの軸受箱を回動させて、被加工
軸の両フィレット部を押圧する対のワークロールの傾斜
角度を順次変更することで、ロール先端Rの小さなワー
クロールにて十分なロール加工範囲を確保することがで
き、フィレットRの大きな被加工軸を効果的にロール加
工することができる。また、ロール先端Rの小さなワー
クロールの傾斜角度を順次変更してフィレット部をロー
ル加工することで、フィレットRの変更にも十分対応で
き、また加圧力も小さくて済むため該ワークロールを軸
着する軸受箱およびヘッド本体の小型化が図れ、これに
よりフィレットRが大きくて両フィレット間距離の小さ
な被加工軸のロール加工にも対応可能なコンパクトなも
のとすることができる。
【0016】請求項3の発明では、ヘッド本体の前部
に、被加工軸と平行な横方向に個別に移動可能な対の移
動支持部を設けると共に、これら移動支持部を相反する
横方向に移動させる移動手段を設ける一方、対のワーク
ロールを軸着する軸受箱それぞれを、その対の移動支持
部の前端部に被加工軸の軸芯と直交する軸芯を中心に回
動可能に取り付けると共に、これら軸受箱を互いに相反
する回動方向に回動させる駆動手段を設けているので、
その移動手段によって軸受箱を取り付けた対の移動支持
部間の間隔を変更調整して、被加工軸の両フィレット部
を押圧する対のワークロールの先端間の距離を変更する
ことができ、また、駆動手段によってワークロールを軸
支した2つの軸受箱を回動させて、被加工軸の両フィレ
ット部を押圧する対のワークロールの傾斜角度を順次変
更することで、ロール先端Rの小さなワークロールにて
十分なロール加工範囲を確保することができる。また、
ロール先端Rの小さなワークロールでロール加工するこ
とで加圧力も小さくて済むので、軸受箱およびヘッド本
体の小型化が図れ、よってフィレットRおよび両フィレ
ット間距離の変更に対応して種々の被加工軸をロール加
工することができる。
【0017】請求項4の発明では、軸受箱のワークロー
ルの後部両側に位置する両内面部に、該ワークロールの
側面に摺動可能に接する対の摺動板を着脱可能に取着し
ているので、ロール加工時の反力によるワークロールの
傾きを、該ワークロールの後部側面と摺動板との摺動接
触によって抑制し、その傾きが大きくなって軸受部に過
大な力が加わることを防いで軸受箱に破損等のトラブル
が発生することを防止することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係るフィレットロール加工装
置のロールヘッドの実施例を図面を参照して説明する。
〔図1〕は本発明のロールヘッドの第1実施例の概要構
成を示す図面であって、 (a)図は一部を切欠いて示す正
面図、 (b)図は (a)図のA−A断面図である。
【0019】〔図1〕に示す本実施例のロールヘッド
は、ヘッド本体(1) の前端部に、対のワークロール(3),
(3')を2つの軸受箱(2),(2')に軸着させて配してなり、
図中の二点鎖線で示した図示省略の装置本体が備える加
圧手段の加圧部(P) に装着され、回転軸芯中心に回転し
ている被加工軸(S) に向けて加圧前進させられて、 (a)
図に示すように、前端部の対のワークロール(3),(3')に
て被加工軸(S) の両フィレット部(F) を押圧してロール
加工するものとされている。
【0020】また、ヘッド本体(1) は、前部に被加工軸
(S) の軸芯と平行な角形凹部(1a)を設け、 (b)図に示す
ように横断面形状を横転コの字状に形成されると共に、
その角形凹部(1a)の前端寄り両内壁面に被加工軸(S) の
軸芯と平行な対の係合溝(1b)を設けている。一方、ワー
クロール(3),(3')を軸着した2つの軸受箱(2),(2')は、
その両側に設けた係合突部(2a)をヘッド本体(1) の係合
溝(1b)に係合させることで、それぞれが被加工軸(S) の
回転軸芯と平行な横方向に個別に移動可能に、ヘッド本
体(1) に取り付けられている。
【0021】また、ヘッド本体(1) の角形凹部(1a)内に
は、駆動歯車(11)を取着した中央部を振り分けとして一
側方を逆ネジとしたネジ軸(10)を、被加工軸(S) の軸芯
と平行に配する共に、そのネジ軸(10)の両ネジ部を2つ
の軸受箱(2),(2')それぞれの下部に突設した受動突部(2
b)に螺合させる一方、そのネジ軸(10)の中央部の駆動歯
車(11)を、内底部に配置されたモータ(12)に取着したピ
ニオン(12a) に歯合させており、そのモータ(12)でネジ
軸(10)を正転ないしは逆転させることで、2つの軸受箱
(2),(2')を相反する横方向に同期して移動させ、これに
よって前端部の対のワークロール(3),(3')の先端間の間
隔を変更可能としている。
【0022】一方、対のワークロール(3),(3')は、調芯
ベアリング(14)を装着し、かつ被加工軸(S) の軸芯に対
して所定角度で傾斜して配された支持軸(13)を介して、
2つの軸受箱(2),(2')それぞれに軸着されており、ま
た、その軸受箱(2),(2')のワークロール(3),(3')の後部
両側に位置する両内面部には、それらワークロール(3),
(3')の側面に摺動接触する対の摺動板(15)が着脱可能に
取着されている。
【0023】上記構成の本実施例のロールヘッドでは、
2つの軸受箱間の間隔を変更調整して、被加工軸の両フ
ィレット部を押圧する対のワークロールの先端間の距離
を変更することができる。従って、フイレットRが同じ
であれば、1基でもって被加工軸の両フィレット距離の
変更に対応でき、従来技術のように型式ごとに専用のも
のを準備することなく、かつその取替時間も不要とし
て、両フィレット間距離の異なる各種の被加工軸をロー
ル加工することができる。また、例えば、両フィレット
部が深いえぐり込みをもって形成される型式のクランク
等についても、セット時に2つの軸受箱間の間隔を調整
することで、その両フィレット部に対のワークロールを
適切に圧接させることができる。更にまた、ロール加工
時の反力によるワークロールの傾きを、軸受箱に取着し
た摺動板との摺動接触によって抑制し、その傾きが大き
くなって軸受部に過大な力が加わることを防いで軸受箱
に破損等のトラブルが発生することを防止できる。
【0024】〔図2〕は本発明のロールヘッドの第2実
施例の概要構成を示す図面であって、 (a)図は一部を切
欠いて示す正面図、 (b)図は (a)図のA−A断面図であ
る。なお、本実施例のロールヘッドは、軸受箱を横方向
に移動させる構成が異なる点を除いて前記第1実施例と
同様であるので、ここでは〔図1〕と等価な各部に同符
号を付して説明を省略し、その差異点のみを要約して説
明するものとする。
【0025】〔図2〕に示す本実施例のロールヘッドで
は、ヘッド本体(1) の角形凹部(1a)の内底部に配置した
油圧シリンダ(17)の出力軸(17a) の前後部に2対のトグ
ルアーム(16),(16')を回動可能に取り付けると共に、そ
れらトグルアーム(16),(16')の先端部を、2つの軸受箱
(2),(2')の内側の前部と後部に回動可能に連結させてお
り、その油圧シリンダ(17)で2対のトグルアーム(16),
(16')を連動させることで、2つの軸受箱(2),(2')を相
反する横方向に同期して移動させ、これによって前端部
の対のワークロール(3),(3')の先端間の間隔を変更可能
としている。
【0026】上記構成の本実施例のロールヘッドでは、
前記第1実施例と同様に、対のワークロールの先端間の
距離を変更でき、同様の効果を得ることができる。
【0027】〔図3〕は本発明のロールヘッドの第3実
施例の概要構成を示す図面であって、 (a)図は一部を切
欠いて示す正面図、 (b)図は (a)図のA−A断面図であ
る。
【0028】〔図3〕に示す本実施例のロールヘッド
は、前記2実施例と同様に、ヘッド本体(21)の前端部
に、対のワークロール(23),(23')を2つの軸受箱(22),
(22')に軸着させて配してなり、図示省略の装置本体が
備える加圧手段の加圧部(P) に装着され、回転軸芯中心
に回転している被加工軸(S) に向けて加圧前進させられ
て、(a)図に示すように、前端部の対のワークロール(2
3),(23')にて被加工軸(S) の両フィレット部(F) を押圧
してロール加工するものとされている。
【0029】また、ヘッド本体(21)は、前部に被加工軸
(S) の軸芯と平行な角形凹部(21a)を設け、 (b)図に示
すように横断面形状を横転コの字状に形成されている。
一方、ワークロール(23),(23')を軸着した2つの軸受箱
(22),(22')は、その両側に突設した枢支軸(22a) をヘッ
ド本体(21)の前部両側に設けた軸支孔(21b) に枢支さ
れ、それぞれが被加工軸(S) の軸芯およびワークロール
(23),(23')の回転軸芯と直交する軸芯を中心に個別に回
動可能にヘッド本体(21)に取り付けられている。なお、
ここでは図示を省略したが、対のワークロール(23),(2
3')は、前記第1実施例と同構成のもとで軸受箱(22),(2
2')に軸着されており、また、その軸受箱(22),(22')に
は同様の摺動板が着脱可能に取着されている。
【0030】また、ヘッド本体(21)の角形凹部(21a) の
内底部に油圧シリンダ(25)を配置し、その油圧シリンダ
(25)の出力軸(25a) 前端に対のトグルアーム(24),(24')
を回動可能に取り付けると共に、それらトグルアーム(2
4),(24')の先端部を、2つの軸受箱(22),(22')それぞれ
の下部に突設した受動突部(22b) に回動可能に連結させ
ており、その油圧シリンダ(25)で対のトグルアーム(2
4),(24')を連動させることで、2つの軸受箱(22),(22')
を相反する回動方向に回動させ、これによって前端部の
対のワークロール(23),(23')の傾斜角度を同期して変更
可能としている。
【0031】上記構成の本実施例のロールヘッドでは、
2つの軸受箱を同期して回動させて、被加工軸の両フィ
レット部を押圧する対のワークロールの傾斜角度を順次
変更できるので、ロール先端Rの小さなワークロールで
も十分なロール加工範囲を確保することができる。ま
た、ワークロールの傾斜角度を順次変更してロール加工
することで、フィレットRの大きな被加工軸についても
効果的にロール加工できると共に、フィレットRの変更
にも十分対応でき、更にまた、加圧力も小さくて済むた
め軸受箱およびヘッド本体の小型化が図れ、これにより
フィレットRが大きくて両フィレット間距離の小さな被
加工軸のロール加工にも対応可能なコンパクトなものと
することができる。
【0032】〔図4〕は本発明のロールヘッドの第4実
施例の概要構成を示す図面であって、 (a)図は一部を切
欠いて示す正面図、 (b)図は (a)図のA−A断面図であ
る。なお、本実施例のロールヘッドは、軸受箱を回動さ
せる構成が異なる点を除いて前記第3実施例と同様であ
るので、ここでは〔図3〕と等価な各部に同符号を付し
て説明を省略し、その差異点のみを要約して説明するも
のとする。
【0033】〔図4〕に示す本実施例のロールヘッドで
は、各軸受箱(22),(22')の一方の枢支軸(22a) の軸端部
に駆動歯車(26)を取着する一方、ヘッド本体(21)の角形
凹部(21a) の内底部に、出力軸(29a) 先端部にピニオン
(28)を取着したモータ(29)を、その出力軸(29a) を駆動
歯車(26)側の壁を貫通させて配置すると共に、該ピニオ
ン(28)と駆動歯車(26)とを、両者間の壁外側に突設した
支持軸(21c) に軸支されて互いに歯合する2つの中間歯
車(27)に歯合させており、そのモータ(29)を正転ないし
は逆転させることで、2つの軸受箱(22),(22')を相反す
る回動方向に回動させ、これによって前端部の対のワー
クロール(23),(23')の傾斜角度を同期して変更可能とし
ている。
【0034】上記構成の本実施例のロールヘッドでは、
前記第3実施例と同様に、ロール先端Rの小さなワーク
ロールでも十分なロール加工範囲を確保でき、同様の効
果を得ることができる。
【0035】〔図5〕は本発明のロールヘッドの第5実
施例の概要構成を示す図面であって、 (a)図は一部を切
欠いて示す正面図、 (b)図は (a)図のA−A断面図であ
る。
【0036】〔図5〕に示す本実施例のロールヘッド
は、前記4実施例と同様に、ヘッド本体(30)の前端部
に、対のワークロール(34),(34')を2つの軸受箱(33),
(33')に軸着させて配してなり、図示省略の装置本体が
備える加圧手段の加圧部(P) に装着され、回転軸芯中心
に回転している被加工軸(S) に向けて加圧前進させられ
て、(a)図に示すように、前端部の対のワークロール(3
4),(34')にて被加工軸(S) の両フィレット部(F) を押圧
してロール加工するものとされている。
【0037】また、ヘッド本体(30)は、被加工軸(S) の
軸芯と平行な角形凹部(31a) を前端部に設け、 (b)図に
示すように、横断面形状を横転コの字状に形成されると
共に、その角形凹部(31a) の前端寄り両内壁面に被加工
軸(S) の軸芯と平行な対の係合溝(31b) を設けた基台部
(31)と、この基台部(31)の前部に横方向に個別に移動可
能に配された2つの移動支持部(32),(32')とを備えてな
る。また、その2つの移動支持部(32),(32')は、基台部
(31)の角形凹部(31a) と平行な凹部(32a) を前端部に設
け、 (b)図に示すように、横断面形状を横転コの字状に
形成されると共に、両側に設けた係合突部(32b) を基台
部(31)の係合溝(31b) に係合させることで、それぞれが
被加工軸(S) の回転軸芯と平行な横方向に個別に移動可
能に基台部(31)に連結されている。
【0038】また、その基台部(31)の角形凹部(31a) 内
には、駆動歯車(41)を取着した中央部を振り分けとして
一側方を逆ネジとしたネジ軸(40)を、被加工軸(S) の軸
芯と平行に配する共に、そのネジ軸(40)の両ネジ部を2
つの移動支持部(32),(32')それぞれの下部に突設した受
動突部(32c) に螺合させる一方、そのネジ軸(40)中央部
の駆動歯車(41)を、内底部に配置されたモータ(42)に取
着したピニオン(42a)に歯合させており、そのモータ(4
2)でネジ軸(40)を正転ないしは逆転させることで、2つ
の移動支持部(32),(32')を相反する横方向に同期して移
動させ、これによって両者間の間隔を変更可能としてい
る。
【0039】一方、ワークロール(34),(34')を軸着した
2つの軸受箱(33),(33')は、両側に枢支軸(33a) を突設
すると共に、該枢支軸(33a) の軸芯を中心とするピッチ
半径の円弧状ラック(33b) を後端部に突設し、その両側
の枢支軸(33a) をヘッド本体(30)の移動支持部(32),(3
2')それぞれの前部に設けた軸支孔(32c) に枢支され、
かつ、後端部の円弧状ラック(33b) を、各移動支持部(3
2),(32')の凹部(32a) 内に配置されたモータ(43)に取着
したピニオン(43a) に歯合されている。
【0040】以上の構成により、2つの軸受箱(33),(3
3')は、ヘッド本体(30)の移動支持部(32),(32')それぞ
れに配したモータ(43)の駆動にて、その移動支持部(3
2),(32')と共に相互間の横方向の間隔を変更させられる
と共に、基台部(31)に配したモータ(42)の駆動にて、被
加工軸(S) の軸芯およびワークロール(34),(34')の回転
軸芯と直交する軸芯を中心に個別に回動させられ、これ
によって軸着した対のワークロール(34),(34')の先端間
の距離および傾斜角度を変更可能としている。なお、こ
こでは図示を省略したが、対のワークロール(34),(34')
は、前記第1実施例と同構成のもとで軸受箱(33),(33')
に軸着されており、また、その軸受箱(33),(33')には同
様の摺動板が着脱可能に取着されている。
【0041】上記構成の本実施例のロールヘッドでは、
被加工軸の両フィレット部を押圧する対のワークロール
の先端間の距離および傾斜角度を変更することができ、
また、ワークロールの傾斜角度を順次変更することで、
ロール先端Rの小さなワークロールでも十分なロール加
工範囲を確保することができ、フィレットRの大きな被
加工軸についても効果的にロール加工できると共に、フ
ィレットRの変更にも十分対応できる。更にまた、加圧
力も小さくて済むため軸受箱およびヘッド本体の小型化
が図れ、よってフィレットRおよび両フィレット間距離
の変更に対応して種々の被加工軸をロール加工すること
ができる。
【0042】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明に係るフィ
レットロール加工装置のロールヘッドによれば、被加工
軸の両フィレット間距離およびフイレットRの変更に対
応でき、更には、ロール先端Rの小さなワークロールに
て十分なロール加工範囲を確保でき、従来技術のように
型式ごとに専用のものを準備することなく、各種の被加
工軸を効率良くロール加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロールヘッドの第1実施例の概要構成
を示す図面であって、 (a)図は一部を切欠いて示す正面
図、 (b)図は (a)図のA−A断面図である。
【図2】本発明のロールヘッドの第2実施例の概要構成
を示す図面であって、 (a)図は一部を切欠いて示す正面
図、 (b)図は (a)図のA−A断面図である。
【図3】本発明のロールヘッドの第3実施例の概要構成
を示す図面であって、 (a)図は一部を切欠いて示す正面
図、 (b)図は (a)図のA−A断面図である。
【図4】本発明のロールヘッドの第4実施例の概要構成
を示す図面であって、 (a)図は一部を切欠いて示す正面
図、 (b)図は (a)図のA−A断面図である。
【図5】本発明のロールヘッドの第5実施例の概要構成
を示す図面であって、 (a)図は一部を切欠いて示す正面
図、 (b)図は (a)図のA−A断面図である。
【図6】従来のロールヘッドの代表1例の概要構成を示
す断面図である。
【図7】従来のロールヘッドの別の1例の概要構成を示
す図面である。
【符号の説明】
(1) --ヘッド本体、(1a)--角形凹部、(1b)--係合溝、(1
b)--係合溝、(2),(2')--軸受箱、(2a)--係合突部、(2b)
--受動突部、(3),(3')--ワークロール、(10)--ネジ軸、
(11)--駆動歯車、(12)--モータ、(12a) --ピニオン、(1
3)--支持軸、(14)--調芯ベアリング、(15)--摺動板、(1
6),(16')--トグルアーム、(17)--油圧シリンダ、ヘッド
本体(21)--、(21a) --角形凹部、(21b) --軸支孔、(21
b) --支持軸、(22),(22')--軸受箱、(22a) --枢支軸、
(22b) --受動突部、(23),(23')--ヘワークロール、(2
4),(24')--トグルアーム、(25)--油圧シリンダ、(26)--
駆動歯車、(27)--中間歯車、(28)--ピニオン、(29)--モ
ータ、(30)--ヘッド本体、(31)--基台部、(31a) --角形
凹部、(31b) --係合溝、(32),(32')--移動支持部、(32
a) --凹部、(32b) --係合突部、(32c) --受動突部、(3
3),(33')--軸受箱、(33a) --枢支軸、(33b) --円弧状ラ
ック、(34),(34')--ワークロール、(40)--ネジ軸、(41)
--駆動歯車、(42a) --受動突部、(42)--モータ、(42a)
--ピニオン、(43)--モータ、(43a) --ピニオン、 (F) -
- フィレット、(P) --加圧部、(S) --被加工軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高原 浩司 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧手段により被加工軸に向けて加圧前
    進させられるヘッド本体の前端部に対のワークロールを
    各々軸受箱に軸着させて配し、その前端部の対のワーク
    ロールを被加工軸の両フィレット部に押圧してロール加
    工するフィレットロール加工装置のロールヘッドにおい
    て、前記軸受箱それぞれを被加工軸と平行な横方向に個
    別に移動可能にヘッド本体に取り付けると共に、これら
    軸受箱を相反する横方向に移動させる移動手段を該ヘッ
    ド本体に設けたことを特徴とするフィレットロール加工
    装置のロールヘッド。
  2. 【請求項2】 加圧手段により被加工軸に向けて加圧前
    進させられるヘッド本体の前端部に対のワークロールを
    各々軸受箱に軸着させて配し、その前端部の対のワーク
    ロールを被加工軸の両フィレット部に押圧してロール加
    工するフィレットロール加工装置のロールヘッドにおい
    て、前記軸受箱それぞれを被加工軸の軸芯と直交する軸
    芯を中心に個別に回動可能にヘッド本体に取り付けると
    共に、これら軸受箱を相反する回動方向に回動させる駆
    動手段を該ヘッド本体に設けたことを特徴とするフィレ
    ットロール加工装置のロールヘッド。
  3. 【請求項3】 加圧手段により被加工軸に向けて加圧前
    進させられるヘッド本体の前端部に対のワークロールを
    各々軸受箱に軸着させて配し、その前端部の対のワーク
    ロールを被加工軸の両フィレット部に押圧してロール加
    工するフィレットロール加工装置のロールヘッドにおい
    て、前記ヘッド本体の前部に、被加工軸と平行な横方向
    に個別に移動可能な対の移動支持部を設けると共に、こ
    れら移動支持部を相反する横方向に移動させる移動手段
    を設ける一方、前記軸受箱それぞれを前記ヘッド本体の
    対の移動支持部の前端部に被加工軸の軸芯と直交する軸
    芯を中心に回動可能に取り付けると共に、これら軸受箱
    を相反する回動方向に回動させる駆動手段を該ヘッド本
    体に設けたことを特徴とするフィレットロール加工装置
    のロールヘッド。
  4. 【請求項4】 前記軸受箱のワークロールの後部両側に
    位置する両内面部に、該ワークロールの側面に摺動可能
    に接する対の摺動板を着脱可能に取着している請求項
    1、2または3記載のフィレットロール加工装置のロー
    ルヘッド。
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