JPH08323586A - パレットチェンジャーリターンテーブルの割り出し位置検出装置 - Google Patents

パレットチェンジャーリターンテーブルの割り出し位置検出装置

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JPH08323586A
JPH08323586A JP15244195A JP15244195A JPH08323586A JP H08323586 A JPH08323586 A JP H08323586A JP 15244195 A JP15244195 A JP 15244195A JP 15244195 A JP15244195 A JP 15244195A JP H08323586 A JPH08323586 A JP H08323586A
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Norio Ogawa
小川憲雄
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パレットチェンジャーリターンテーブルの割
り出し位置検出装置において、割り出し位置検出装置の
小型化やその操作性を向上させた割り出し位置検出装置
を提供することを目的とする。 【構成】 パレットPを摺動可能に搭載して回転するタ
ーンテーブル1の底面円周1A上に設けた複数個の割り
出し位置決め孔A,B,C,Dの内の1箇所の挿入深さ
を、上記割り出し位置決め孔に挿入される割出ピン10
がスイッチ部材SをON動作する深さLに形成し、他の
上記割り出し位置決め孔に挿入される割り出し位置の挿
入深さL1をスイッチ部材をOFF動作する浅い深さに
形成すると共に、上記割出ピン10はレバー11等の倍
力機構の操作ハンドル11Aに連結させたパレットチェ
ンジャーリターンテーブルの割り出し位置検出装置であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械のパレットチ
ェンジャーリターンテーブルの割り出し位置検出装置に
関し、特に、割り出し位置検出装置の小型化やその操作
性を向上させたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械のパレットチェンジャー
リターンテーブルの割り出し位置検出装置は、例えば実
開平2ー7941号公報に見るように構成されている。
このものは、パレットを摺動可能に搭載して回転するタ
ーンテーブルの外周に凹設される複数個の割り出し位置
決め溝の内の1箇所の挿入深さを、前記割り出し位置決
め溝に挿入される割り出しピンがリミットスイッチをO
N動作する深さに形成し、他の前記割り出し位置決め溝
に挿入される割り出し位置の挿入深さをリミットスイッ
チをOFF動作する浅い深さに形成したパレットチェン
ジャーリターンテーブルの割り出し位置検出装置であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記パ
レットチェンジャーリターンテーブルの割り出し位置検
出装置では、ターンテーブルの外周に凹設される複数個
の割り出し位置決め溝に挿入する割り出しピンの操作が
直接的に人の手操作に委ねられているから、ピンの抜き
差しに多大の操作力を必要とする。また、円板の外周に
凹設した複数個の割り出し位置決め溝を設けたものであ
るから、装置全体の大型化を余儀無くされる。
【0004】本発明は、上記従来のパレットチェンジャ
ーリターンテーブルの割り出し位置検出装置が持つ問題
に鑑み、割り出し位置検出装置の小型化やその操作性を
向上させた割り出し位置検出装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
すべく、請求項1において、パレットを摺動可能に搭載
して回転するターンテーブルの底面円周上に設けた複数
個の割り出し位置決め孔の内の1箇所の挿入深さを、上
記割り出し位置決め孔に挿入される割出ピンがスイッチ
部材をON動作する深さに形成し、他の上記割り出し位
置決め孔に挿入される割り出し位置の挿入深さをスイッ
チ部材をOFF動作する浅い深さに形成すると共に、上
記割出ピンはレバー等の倍力機構の操作ハンドルに連結
されたことを特徴とするパレットチェンジャーリターン
テーブルの割り出し位置検出装置としたものである。
【0006】
【作用】本発明の請求項1によると、パレットの割り出
し作業は、これを搭載して回転するターンテーブルの底
面円周上に設けた複数個の割り出し位置決め孔に挿入さ
れる割出ピンを倍力機構の操作ハンドルにて軽く引き抜
く。この後、パレットを搭載しているターンテーブルを
手操作等で90度回転し、深さの浅い割り出し位置決め
孔にスイッチ部材が自力で挿入すると位置決めされると
共にスイッチ部材はOFFのままとなる。これは、18
0度,270度においても同様に行われ、360度の1
回転すると、割り出し位置決め孔が深く形成されている
から、これに挿入する割出ピンがスイッチ部材をON動
作し、パレットチェンジャーリターンテーブルの割り出
し位置検出を軽快且つ確実に行う。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す実施例につき説明する。図
1は本発明に係るパレットチェンジャーリターンテーブ
ルの割り出し位置検出装置を示す縦断面図であり、図
2,3は本発明に係る要部の断面図と底面図である。
【0008】先ず、図1,3において、パレットPを摺
動可能に搭載して回転するターンテーブル1の底面円周
1A上に複数個の割り出し位置決め孔A,B,C,Dを
設ける。この内の原点位置O(0°)にある1箇所の位
置決め孔Aの挿入深さLは、これに挿入される割出ピン
10がスイッチ部材SをON動作する深さに形成する。
そして、他の上記割り出し位置決め孔B(90°),C
(180°),D(270°)の深さL1は、スイッチ
部材SをONさせないOFFのままとする浅い深さL1
に形成されている。上記割出ピン10はレバー11等の
倍力機構の操作ハンドル11Aに枢支連結されている。
その構成は図1,2に示すように、フレーム2の上面に
はターンテーブル1が回転支持され、このターンテーブ
ル1の底面円周1A上に明けられた1箇所の位置決め孔
Aに対向するように、割出ピン10がフレーム2の肩部
2Aに嵌着した支持スリーブ3に嵌入し、内装するコイ
ルバネ4の弾発力Fで浮上して位置決め孔Aに嵌入係合
する。上記割出ピン10の下端軸10Aは、支持スリー
ブ3から下方へ突出しており、この中腹にレバー11の
中腹部がピン5で枢支連結すると共に、レバー11の基
端はピン6でフレーム2の側面支持部2Bに枢支連結す
る。これにより、レバー11の自由端である操作ハンド
ル11Aは、割出ピン10がコイルバネ4の弾発力Fで
位置決め孔Aに嵌入時に実線位置にあり、手操作によっ
て操作ハンドル11Aを2点鎖線の位置まで押し下げる
とレバー11の倍力機構により割出ピン10をコイルバ
ネ4の弾発力Fに抗して強力に圧縮し、割出ピン10を
位置決め孔Aから軽く引き抜く関係構成を成す。
【0009】上記割出ピン10の下端軸10Aにはドッ
クDを備えており、フレーム2の肩部2Aに配置したス
イッチ部材Sの動作棒の先端転子12は、割出ピン10
が原点位置O(0°)にある深い位置決め孔Aに挿入す
る時スイッチ部材SをON動作する(図1の実線に示
す)。
【0010】本発明に係わる工作機械のパレットチェン
ジャーリターンテーブルの割り出し位置検出装置は、上
記のように構成され、以下のように作用する。先ず、パ
レットの割り出し作業は、これを搭載して回転するター
ンテーブル1の底面円周1A上に設けた複数個の割り出
し位置決め孔A,B,C,Dの1つに挿入される割出ピ
ン10をレバー11による倍力機構の操作ハンドル11
Aにて軽く下方へ引き抜く。この状態にて、パレットP
を搭載しているターンテーブル1を手操作等で90度回
転し、深さの浅い割り出し位置決め孔Bに割出ピン10
をコイルバネの弾発力Fにて自力で挿入する。これによ
り、パレットは新しい割り出し位置に位置決めされると
共にスイッチ部材SはOFFのままとなる。
【0011】これは、180度,270度においても同
様に行われ、360度の1回転すると、割り出し位置決
め孔Aが深く形成されているから、これに挿入する割出
ピン10のドックDがスイッチ部材SをON動作し、パ
レットチェンジャーリターンテーブル1の原点位置O
(0°)である割り出し位置検出を軽快且つ確実に行う
ことができる。
【0012】本発明は上記実施例に限定されず、要部構
成を設計変更できる。例えば、スイッチ部材Sの方式や
レバー11との連結構成を適宜変更しても良い。
【0013】
【効果】本発明の請求項1によると、パレットの割り出
しは、これを搭載して回転するターンテーブルの底面円
周上に設けた複数個の割り出し位置決め孔に挿入される
割出ピンを倍力機構の操作ハンドルにて軽く引き抜き操
作できるようにしたから、割り出し位置決め孔に対する
割出ピンの抜き差し操作が簡潔且つ軽快に行える効果が
ある。更に、パレットを搭載しているターンテーブルを
手操作等で90度回転し、深さの浅い割り出し位置決め
孔にスイッチ部材が挿入してもスイッチ部材はOFFの
ままであり、360度の原点位置は割り出し位置決め孔
が深く形成されているから、これに挿入する割出ピンが
スイッチ部材をON動作し、パレットチェンジャーリタ
ーンテーブルの割り出し位置検出を軽快且つ確実に行う
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパレットチェンジャーリターンテ
ーブルの割り出し位置検出装置を示す断面図である。
【図2】本発明に係る要部の断面図である。
【図3】本発明に係る要部の底面図である。
【符号の説明】
1 ターンテーブル 1A 底面円周 4 コイルバネ A,B,C,D 割り出し位置決め
孔 O 原点位置 P パレット S スイッチ部材 10 割出ピン 11 レバー 11A 操作ハンドル L 深い孔寸法 L1 浅い孔寸法

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットを摺動可能に搭載して回転する
    ターンテーブルの底面円周上に設けた複数個の割り出し
    位置決め孔の内の1箇所の挿入深さを、上記割り出し位
    置決め孔に挿入される割出ピンがスイッチ部材をON動
    作する深さに形成し、他の上記割り出し位置決め孔に挿
    入される割り出し位置の挿入深さをスイッチ部材をOF
    F動作する浅い深さに形成すると共に、上記割出ピンは
    レバー等の倍力機構の操作ハンドルに連結されたことを
    特徴とするパレットチェンジャーリターンテーブルの割
    り出し位置検出装置。
JP15244195A 1995-05-26 1995-05-26 パレットチェンジャーリターンテーブルの割り出し位置検出装置 Expired - Lifetime JP3701712B2 (ja)

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CN114952295A (zh) * 2022-06-22 2022-08-30 刘嵩 一种便于轴向定位的数控铣镗床

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