JPH08323156A - 電気透析による両性表面活性剤の精製法 - Google Patents

電気透析による両性表面活性剤の精製法

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JPH08323156A
JPH08323156A JP8116890A JP11689096A JPH08323156A JP H08323156 A JPH08323156 A JP H08323156A JP 8116890 A JP8116890 A JP 8116890A JP 11689096 A JP11689096 A JP 11689096A JP H08323156 A JPH08323156 A JP H08323156A
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acid
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両性又はベタイン型の表面活性剤を電気透析
によって精製する方法及び、精製した表面活性剤を特に
洗剤又は化粧品組成物中で使用する方法をも提供する。 【解決手段】 表面活性剤の水溶液に表面活性剤の重量
を基にして0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜1
0重量%のアルコール、特にポリオールを含有させるこ
とを構成要件とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両性型表面活性剤
を電気透析によって精製する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の化粧料及び洗剤組成物中において
洗浄剤及び/又は分散剤及び/又は乳化剤として使用さ
れる両性又はベタイン型(即ち、ゼロの全電荷を有す
る)の多数の表面活性剤が既に存在している。しかしな
がら、過去数年間に、両方において効果的でありそして
皮膚又は眼に対して刺激がなくしかも特別な注意を払わ
ずに最大限の安全性で使用することができる上記種類の
表面活性剤に対して多くの要求があった。調査研究は、
ベタイン又は両性アセテート型の両性表面活性剤に集中
していたが、これらの合成法は、一般には、モノクロル
酢酸又はそのナトリウム塩による脂肪アミン例えばアル
キルアミドエチルエタノールアミン又はアルキルイミダ
ゾリンのカルボキシル化反応に基づいている。それ故
に、この合成法は、Na+ Cl- (このCl- 陰イオン
はモノクロル酢酸から誘導される)の離脱、並びに出発
酸の加水分解から誘導されるグリコール酸ナトリウムの
離脱をもたらす。
【0003】上記型の表面活性剤におけるNaClの存
在の主な不利益としては、 ・表面活性剤溶液の粘度が実質的に増大し、しかして粘
度の突然の上昇のために溶液を約30重量%の濃度より
も高く濃厚にするのが不可能になり、これによって濃厚
溶液の販売が妨げられる、 ・低温での挙動が悪化し、また乳化及び安定化特性が低
下する、 ・組成物中の他の添加剤(増稠剤、保存剤、シリコーン
エマルジョン等)との相容性の問題がある、 等が挙げられる。
【0004】現時点では、イオン性化合物を含まない最
終生成物に達するのを可能にする工業的な合成法は存在
していない。
【0005】最終生成物の精製のための様々の可能な方
法の中で、ベタイン型の表面活性剤のアルカリ金属塩の
水溶液の電気透析法、例えば、EP−A269940に
よって教示される方法は、表面活性剤100g当たり
0.2モル未満の無機塩を得るのを可能にするであろ
う。
【0006】この方法によれば、溶液は、陰イオン性膜
及び陽イオン性膜によって境界をつけられた一連のセル
に置かれそしてこの系に電流が通される。この方法は確
かに効率的であるが、しかしそれは陰イオン性膜の急速
な閉塞(これはセルにおける電流密度及びファラデー収
率の低下を招く)よりなる大きな問題を有する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この問題は、両性又はベ
タイン型表面活性剤の水溶液を電気透析することからな
る両性又はベタイン型表面活性剤の精製法において、該
水溶液が表面活性剤の重量を基にして0.1〜20重量
%好ましくは0.5〜10重量%のアルコールを含有す
ることを特徴とする精製法に関する本発明によって解決
された。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に従えば、ベタイン型の表
面活性剤は、 ・式1: R123+4 C(O)O- (1) のベタイン、 ・式2: R123+4 SO3 - (2) のスルホベタイン、 ・式3: R1 C(O)−NHR2+ (R34 )R5 C(O)O- (3) のアミドアルキルベタイン、及び ・式4: R1 C(O)−NHR2+ (R34 )R5 SO3 - (4) のスルホベタイン[式中、R1 基は10〜24個の炭素
原子のアルキル又はアルケニル基を表わし、そしてR
2 、R3 、R4 及びR5 は同種又は異種であって、1〜
4個の炭素原子を有するアルキル又はアルキレン基を表
わす]を意味するものと理解されたい。
【0009】これらの表面活性剤の他に、本発明は、特
に、両性アセテートの如き両性表面活性剤、具体的に
は、1994年版の辞書“Cosmetics Toiletries Fragr
ance Association”に“cocoamphoacetate”の名称の下
に記載されそして一般には式(5)
【0010】
【化3】 [式中、R1 は先に記載の意味を有しそしてたいていは
ココア及びラウリル鎖を表わす]に相当するアミドアミ
ン誘導体に関するものである。
【0011】アミドエチルベタインを製造するのに一般
に使用される方法は、アルカリの存在下において式
(6)
【0012】
【化4】 [式中、R1 は先に記載の意味を有する]のアルキルイ
ミダゾリン又はその開環誘導体のうちの1種をモノハロ
酢酸好ましくはクロル酢酸又はその塩のうちの1種と反
応させることである(特に、US−A2528378及
びUS−A2773068を参照されたい)。
【0013】好ましくは、反応混合物のpHは、反応間
に10を越えないように制御される(1994年10月
5日に出願されたヨーロッパ特許出願94402226
を参照されたい)。
【0014】ミラノール( Miranol)即ち式(7)にお
いてR2 =R3 =−CH2 −CH2の化合物の特定の場
合には、アルカリは水酸化ナトリウムであるのが好まし
い。更に、pHは好ましくは8.5〜9.5に維持され
る。その上、反応温度は特に75〜85℃である。
【0015】1つの変形例に従えば、イミダゾリンは、
コプラ油のような脂肪トリグリセリドとアミノエチルエ
タノールアミンとの反応によって製造される。このと
き、反応媒体中にグリセロールが電気透析プロセスに対
して十分な量で反応生成物として現れる。というのは、
グリセロールは、表面活性剤溶液中に両性アセテートの
重量に対して3〜8重量%の量で直接存在するからであ
る。次いで、モノクロル酢酸の作用によって表面活性剤
が通常の態様で得られる。
【0016】本発明に従った精製法は、上記の方法に従
って製造されたアルキル両性アセテートを処理するとき
に特に効率的である。また、それは、式(7): R1 C(O)NHR2 NHR3 −OH (7) [式中、R1 、R2 及びR3 は先に記載の意味を有す
る]のアミノアルキルアルカノールアミンとホルムアル
デヒド及び式(8): XCN (8) [式中、Xは水素原子又はアルカリ金属を表わす]との
反応によって、但し、Xが水素原子である場合には、得
られる窒化物はアルカリで加水分解されるものとするこ
とによって製造されたアルキル両性アセテートを処理す
るときにも効率的である。
【0017】かかるシアニド法は、1994年11月2
2日付けで出願された英国特許出願9423573に記
載されている。アルカリは好ましくは水酸化ナトリウム
である。式(7)の化合物1モル当たり少なくとも1モ
ルそして好ましくは1〜1.2モルのシアン化物及びホ
ルムアルデヒドが使用され、そして得られた反応生成物
は過酸化水素で漂白される。
【0018】本発明の範囲で使用されるアルコールは、
1分子当たり少なくとも1個のヒドロキシル基好ましく
は少なくとも2個のヒドロキシル基を含有するアルコー
ルであって、その脂肪族炭化水素部分が線状又は分岐状
であり且つ2〜20個好ましくは2〜10個の炭素原子
を含有しそして酸素、硫黄及び窒素から選択される1個
以上の複素原子によって分断されることができるもので
あるのが好ましい。アルコールとしては、電気透析が行
われる際の温度(これは一般には20〜80℃である)
において液体であるアルコールを使用することが勧めら
れる。ポリオールとしては、ジプロピレングリコール、
1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール及
びグリセロールを使用することが勧められる。
【0019】好ましい変形例に従えば、表面活性剤溶液
は、電気透析の間に4〜10好ましくは6〜8のpHに
そして更に好ましくはpH7に維持される。pHは、塩
基好ましくは水酸化ナトリウム又は酸好ましくは塩酸の
どちらかを添加することによって調整される。pHに対
するこの作用は、膜の閉塞や分極を更に減少させるのを
可能にする。
【0020】電気透析装置は、市場で入手できる周知の
装置である。それらは、一般には並列に配置された一連
の電解槽より構成される。これらの電解槽は、2つの
膜、即ち、陽イオン透過性であるが陰イオン不透過性の
陽イオン性膜と陰イオン透過性であるが陽イオン不透過
性の陰イオン性膜とよりなる幾つかの電解区画室から構
成される。電解液が抽出されるところの希釈区画室と電
解液が濃縮されるところの濃縮区画室とが交互に配置さ
れる。
【0021】各電解槽は、1つ以上の希釈及び濃縮区画
室を含む。工業用電気透析装置は、一般には、同じ型の
区画室にすべて平行して供給する2つの油圧回路を含
む。陰イオン性膜及び陽イオン性膜をそれぞれ横断する
ことによって陽イオンはカソードに向かってそして陰イ
オンはアノードに向かって移行する。これらの膜の交互
の配置によって、陽イオン性膜を横断することができる
イオンは陰イオン性膜によって阻止され、またその逆も
言える。それ故に、電気透析は、電解液を希釈回路から
濃縮回路に移行させるのを可能にする。すべての区画室
を連続で横断する電流を生じる電解液は第三回路によっ
て供給される。一般には1〜50mA/cm2 好ましく
は5〜30mA/cm2 の電流密度が使用される。
【0022】膜としては、商品名「Selemion」又は「Ne
osepta」(これらは電気透析のための新しい基準を満た
す)の下に販売される膜を使用することができる。同じ
ことは、電極(これは一般には白金を入れたニオブ又は
チタンより構成される)についても言える。
【0023】電解槽の端子に印加される電圧は、系の分
極化を回避するためには高くなり過ぎるべきではない。
各電解槽の端子に印加される電圧は0.5〜30Vであ
るのが一般に好適である。
【0024】電気移動度を高め且つ溶液の粘度を低下さ
せるできるだけ高い温度で電気透析を実施するように努
められる。上限温度は、実際には、使用する膜の耐熱性
に左右される。
【0025】また、本発明の課題は、本発明の課題であ
る透析法によって精製された両性又はベタイン型の表面
活性剤を基剤とする化粧料組成物である。用語「化粧料
組成物」又は「化粧料処方物」は、“Cosmetic Directi
ve”と称される1976年7月27日付けのヨーロッピ
アン・ディレクティブNo.76/768/EECの付
録I(“化粧品の種類による一覧表”)に記載されるも
のの如きすべての化粧品又は配合品を意味するものと理
解されたい。
【0026】本発明の課題である方法によって精製され
た両性又はベタイン型の表面活性剤は、より具体的に言
えば、ローション処方物、化粧料乳液、メーキャップ除
去用組成物、日光や紫外線照射に対して保護するための
トリートメントクリーム又はクリーム又はローション、
フオーム、整髪用ゲル、整髪に又は梳毛を容易にするた
めに使用されるすべての処方物、毛髪又は身体用のシャ
ンプー、顔面又は身体の洗浄用ゲル、液体石けん、発泡
性浴用組成物、歯又は口腔の清浄化に使用される口内洗
浄剤又は歯磨のような配合品において使用されることが
できる。また、かかる両性又はベタイン型の表面活性剤
は、化粧石けん又は化粧石けんケーキの処方において単
独で又は組み合わせて使用することができる。酸性pH
での陽イオン活性によって、それらは、毛髪や皮膚用の
洗浄用配合品又はコンディショニング用芳香油の調製に
使用することもできる。
【0027】化粧料組成物は、一般には、それらの皮膚
軟化性又は保湿性のために使用される種々の化合物を分
散、乳化、可溶化又は安定化するのに役立つこれらの表
面活性剤を含有する。表面活性剤は、これらの組成物中
に処方物の0.05〜10重量%にわたる濃度で使用さ
れる。保湿剤としは、グリセロール、ソルビトール、尿
素、コラーゲン、ゼラチン、アロエ・ベラ(Aloe ver
a)、ヒアルウロン酸等を挙げることができる。
【0028】皮膚軟化剤は、一般には、アルキルモノグ
リセリド、アルキルジグリセリド、トリグリセリド、例
えば、植物から抽出される油(パーム油、ヤシ油、綿実
油、大豆油、ヒマワリ油、オリーブ油、ブドウ種油、ゴ
マ油、ピーナツ油、ヒマシ油等)、これらの油の誘導体
例えば水素化油、ラノリン誘導体、鉱油又はパラフィン
油、パーヒドロスクアラン、スクアレン、ジオール例え
ば1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイ
ルアルコール、ポリエチレングリコール又はポリプロピ
レングリコール、脂肪エステル例えばパルミチン酸イソ
プロピル、ヤシ油酸2−エチルヘキシル、ミリスチル酸
ミリスチル、乳酸、ステアリン酸、ベヘン酸、イソシテ
アリン酸の各エステル、環状ポリジメチルシロキサン、
α,ω−ヒドロキシル化ポリジメチルシロキサン、α,
ω−トリメチルシリル化ポリジメチルシロキサン、ポリ
オルガノシロキサン例えばポリアルキルメチルシロキサ
ン、ポリメチルフェニルシロキサン、ポリジフェニルシ
ロキサンの一群を形成するシリコーン油、シリコーンの
アミン誘導体、シリコーンワックス、コポリエステルシ
リコーン(例えば、ローヌ・プーラン社によって販売さ
れる商品名「SILBIONE 70646」の油又はダウ・コーニン
グ社によって販売される商品名「DC 190」の油)、又は
シリコーンの混成誘導体例えばポリアルキルメチルシロ
キサン/コポリエーテルシリコーン混成共重合体から選
択される。
【0029】これらの化合物に対して、粉末又は無機粒
子例えば炭酸カルシウム、無機酸化物例えば二酸化チタ
ン、シリカ、不透明剤として一般に使用されるアルミニ
ウム塩、カオリン、タルク、粘土及びそれらの誘導体等
を粉末形態又はコロイド形態(1μm未満又は1μm程
度、そして時には数nmの寸法の粒子)で添加すること
ができる。
【0030】一般には、これらの組成物中には、p−ヒ
ドロキシ安息香酸のメチル、エチル、プロピル及びブチ
ルエステル、安息香酸ナトリウム、商品名「GERMABE
N」、又は細菌若しくはカビの増殖を回避しそして化粧
料組成物中に慣用される任意の化学剤が0.01〜3重
量%の量で導入される。これらの化学剤の代わりとし
て、水の活性を変更し且つ浸透圧を実質上向上させる化
学剤、例えばカーボハイドレート又は塩をしばしば使用
することができる。
【0031】皮膚又は毛髪を日光又はUV線による損傷
から保護するために、これらの組成物中には、ヨーロッ
ピアン・ディレクティブNo.76/768/EEC、
その付録及びこのディレクティブのその後の改訂版で認
可されている化合物のようにUV線を強く吸収する化合
物であるか、又は二酸化チタン、酸化セリウムのどちら
かである日焼け止め剤を粉末又はコロイド粒子の形態で
添加することができる。
【0032】また、香料、着色剤又は顔料を添加するこ
ともできる。更に、粘度向上用重合体又はゲル化剤、例
えば、グットリッチ社によって販売される商品名「CARB
OPOL」架橋ポリアクリレート、ヒドロキシルプロピルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、グアル及びそ
れらの誘導体、カロブ( carob)、タラ(tara)若しく
はカッシア(cassia)ガム、キサンタンガム、アルギネ
ート、カラジーナン、キチン誘導体例えばチトサン等を
存在させてもよい。
【0033】歯磨は、シリカ又は沈降炭酸カルシウム、
燐酸二カルシウム、炭酸ナトリウムのような研磨剤(組
成物の全重量の5〜60重量%の量で単独で又は組み合
わせて使用される)の他に、本発明の表面活性剤を0.
1〜5重量%の量で単独で又は混合物として含有するこ
とができる。また、歯磨組成物は、グリセロール、ソル
ビトール、ポリエチレングリコール、ラクチロール、キ
シリトールのようないわゆる保湿剤を5〜85重量%含
有する。
【0034】練歯磨のレオロジー挙動、即ち、その粘
度、歯ブラシ上でのその挙動、チューブ又はディスペン
サーから出てくる際のその押出容易さ、その不粘質性
は、この目的に対して使用されるいくつかのシリカ(ロ
ーヌ・プーラン社によって販売される商品名「XIXOSIL
43」)及び/又は単独で若しくは組み合わせて使用され
る重合体例えばキサンタンガム、グアルガム、セルロー
ス誘導体(例えば、カルボキシメチルセルロース)、グ
ットリッチ社によって販売される商品名「CARBOPOL」に
ような架橋ポリアクリレート、アルギネート又はカラジ
ーナン、商品名「VISCARIN」の如き増稠剤によって制御
される。増稠剤の総量は、歯磨の組成の0.1〜15重
量%を占める。
【0035】また、一般には、弗素又はカリウムのいく
つかの塩のような治療剤、風味料、甘味剤及び水もこれ
らの種々の成分と併用される。
【0036】本発明の両性又はベタイン型の精製表面活
性剤は、小型石けん棒又は普通石けん棒と称される化粧
石けんケーキ処方物中においても使用することができ
る。化粧石けんケーキの通常の組成は、一般には、本発
明の表面活性剤と併用される脂肪酸塩そして場合によっ
ては脂肪酸塩以外の表面活性剤又は脂肪酸それ自体を含
む。これらの組成物は脂肪酸又は脂肪酸塩を含有する場
合さえなく、そしてそれらの処方物は例えばC8 〜C22
アルキルイセチオン酸ナトリウム又はC8 〜C22アルキ
ルスルホン酸ナトリウムのような他の表面活性剤を基材
とする。
【0037】また、これらの組成物には、皮膚の刺激や
損傷を減少させるのに有用な成分、例えば、アルカリ金
属塩若しくはイセチオン酸塩、又は皮膚の加湿を促進す
るのに有用な成分、例えば、いくつかの炭水化物(例え
ば、グリセロール、ソルビトール)、ポリエチレングリ
コール若しくはポリプロピレングリコール、糖類若しく
はその誘導体のアルコキシル化誘導体(例えば、メチル
グルコース)、水溶性若しくは水分散性重合体例えばコ
ラーゲン又は動物若しくは植物蛋白のいくつかの非アレ
ルギー性誘導体(例えば、小麦蛋白加水分解物)、天然
ヒドロコロイド(グアル、カロブ又はタラガム等)、又
は醗酵プロセスから誘導されたヒドロコロイド例えばキ
サンタンガム及びこれらのポリカーボハイドレートの誘
導体例えば変性セルロース(例えば、ヒドロキシエチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、陽イオン性
セルロース例えばユニオン・カーバイド社によって販売
される商品名「POLYMER JR」)、グアル若しくはカロブ
誘導体例えば陽イオン性誘導体(ローヌ・プーラン社に
よって販売される商品名「JAGUAR C13S」、「JAGUAR
C162」)、又はイオン性誘導体(例えば、ヒドロキシプ
ロピルグアル)、陰イオン性誘導体(カルボキシメチル
グアル)若しくは非イオン性/陰イオン性混合型誘導体
例えばカルボキシヒドロキシプロピルグアル又は非イオ
ン性/陽イオン性混合型誘導体を添加することもでき
る。また、ポリアクリレートのような合成重合体又はC
TFA一般名称“Polyquaternium”の下に知られた合成
陽イオン性重合体例えばローヌ・プーラン社によって商
品名「MIRAPOL A15」又は「MIRAPOL 550」の下に販売
される重合体を単独で又は組み合わせて添加することも
可能である。また、これらの組成物には、アマーコール
社によって販売されそして発泡のテクスチュアー剤とし
て使用される商品名「GLUCAM P20」の如きグルコースの
アルコキシル化誘導体を添加することも可能である。
【0038】また、これらの組成物には、金属イオン封
鎖剤、具体的には、クエン酸イオンのようなカルシウム
イオン封鎖剤、又は化粧品産業においてこの目的に対し
て使用される知りコーン若しくは油若しくは脂肪物質
(鉱油、脂肪酸エステル、トリグリセリド、シリコーン
等)のような皮膚軟化剤を添加することも有益下に可能
である。
【0039】これらの成分には、一般には、1種以上の
香料、着色剤及び/又は不透明剤例えば顔料(酸化チタ
ンの粒子)が添加される。また、組成物には、皮膚の消
毒性を向上させるために細菌剤又は殺カビ剤を配合する
ことも可能である。
【0040】組成が脂肪族モノカルボン酸石けん(ナト
リウム、カリウム、モノ−、ジ−又はトリエタノールア
ミンの塩)より主としてなる化粧石けんケーキでは、脂
肪酸石けん含量は、一般には処方物の25重量%以上そ
して通常は30〜95重量%である。組成が脂肪酸石け
ん以外の主成分を基材とする化粧石けんケーキでは、こ
れらの脂肪酸石けんは、一般には0〜55重量%そして
好ましくは1〜40重量%で処方物中に存在する。
【0041】また、これらの化粧石けんケーキ組成物
は、0〜95重量%好ましくは0〜60重量%の表面活
性剤を含有することができる。また、この石けん組成物
には、過脂剤として又は洗浄間の泡の外観及びクリーム
性を調整するために、1〜15%のC8 〜C22遊離脂肪
酸を導入することもできる。また、これらの組成物中に
は、パラフィンワックスのようなワックス、蜜蝋、オゾ
セライト若しくはシリコーンワックスのような天然ワッ
クスを配合することも可能である。これらのワックス
は、化粧石けんケーキの外観、挙動、加工性及び貯蔵安
定性を向上させるために有益下に使用される。
【0042】シャンプー、そして一般には個人使用向け
の洗剤組成物は、例えば、シャワー用ゲル、クレンジン
グゲル及びローションは、本発明の表面活性剤の他に、
この種の処方物中に存在する慣用添加剤を含有すること
ができる。
【0043】具体的に言えば、・アルキルスルホン酸、
アルキルエーテルスルホン酸、アルキルイセチオン酸、
アルキルタウリン酸、アルキルカルボン酸、アルキルス
ルホコハク酸、アルキル桂皮酸、アルキルサルコシン
酸、蛋白質加水分解物のアルキル誘導体、アシルアスパ
ラギン酸、C8 〜C18脂肪酸塩の各水溶性塩の如き陰イ
オン性表面活性剤、・C8 〜C22脂肪族又はアリール脂
肪族アルコールのポリオキシエチレン化誘導体、C6
30好ましくはC10〜C16疎水性基を有するアルキル多
糖類、多糖類例えば親水性基及び1〜3個の糖単位を有
するポリグリコシド、アミノ糖類のアルキル誘導体、例
えば、N−メチルグルカミンによる脂肪酸のアミド化反
応によって製造されたアルキルグルカミドの如き非イオ
ン性表面活性剤、・組成物の起泡性を向上させ又は該組
成物の粘度を向上させる能力の故に一般に使用される脂
肪酸のアミド誘導体(これらのアミドが一般に選択され
る)、・ローヌ・プーラン社によって商品名「MIRAPOL
A15」又は「MIRAPOL 550」の下に販売される合成陽イ
オン性重合体、ローヌ・プーラン社によって販売される
商品名「JAGUAR C13S」、「JAGUAR C162」)の糖類の
陽イオン性誘導体、又はセルロースの陽イオン性誘導体
(ユニオン・カーバイド社によって販売される商品名
「POLYMER JR」)の如き陽イオン性コンディショナー
(これは、毛髪の梳毛(コーミング)特性、整髪(スタ
イリング)、感触及びボリュームを高める)、・コンデ
ィショナー又は艶付与剤としてそのままで又は慣用溶剤
のうちの1種中における溶液の状態で使用される有機ポ
リシロキサン(低分子量シリオーン油、高架橋型パラフ
ィン油、例えばパルミチン酸イソプロピル型の脂肪エス
テル等)、 ・ピリジンチオン特に亜鉛ピリジンチオン、硫化セレン
のようなセレン基材化合物又はヘキスト社によって販売
される商品名「OCTOPYROX 」の如きふけ取り剤、及び ・商品名「LINDANE 」又は種々のピレスリンの如き寄生
虫防除剤、 を挙げることができる。
【0044】また、これらの組成物は、処方物の外観又
は粘度を調整する化学剤、例えば、ポリエチレングリコ
ールステアレートを基材とする真珠箔化合物、又はグッ
トリッチ社によって販売される商品名「CARBOPOL」、グ
アル若しくは変性グアル、カロブ、キサンタンガムのよ
うなヒドロコロイド及びその誘導体、セルロース誘導体
(ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース)のような粘度又は安定性を向上させる重合体を
含有することができる。
【0045】通常のシャンプー又はクレンジング用ゲル
組成物(本発明の表面活性剤を含有する)は、重量%で
表わして次の成分よりなることができる。 ・本発明の表面活性剤 1〜15% ・陰イオン性表面活性剤 0〜15% ・非イオン性表面活性剤 0〜15% ・脂肪酸アルカノールアミド 0〜5% ・増稠剤 0〜5% ・コンディショナー 0〜3% ・香料 0〜2% ・保存剤 0〜2% ・ふけ防止剤 0〜2% ・水 全体を100%にする量
【0046】また、本発明の両性又はベタイン型の表面
活性剤は、微細に分割された固形物を水中に懸濁状に維
持することが必要であるような処方物、例えば、一般名
称“流動性物質”の下に知られる農薬活性物質(除草
剤、殺虫剤、殺菌剤等)の処方物中において使用するこ
ともできる。分散剤である表面活性剤の他に、ローヌ・
プーラン社の関連会社であるGERONAZZO SpA が発行した
販売パンフレット“Auxiliaries for agrochemical fom
ulation ”に記載されるような添加剤も流動性処方物中
に添加剤として存在する。
【0047】例えば、脂肪族アリールアルコールのアル
コキシル化誘導体、ローヌ・プーラン社のGERONAZZO Sp
A によって商品名「SUPRAGIL WP」の下に販売されるイ
ソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウムのようなス
ルホン化アリール誘導体、2−ジエチルヘキシルスルホ
コハク酸ナトリウムのようなジアルキルスルホスクシネ
ートから選択される湿潤剤、ポリアクリル酸及びその
塩、無水マレイン酸(又はマレイン酸)/ジイソブチレ
ン共重合体及びそれらの塩例えば商品名「GEROPON T3
6」(ローヌ・プーラン社のGERONAZZO SpA )のような
重合体分散剤、商品名「SUPRAGIL MNS90」のような縮合
メチルナフタレンスルホン酸ナトリウム、リグノスルホ
ン酸ナトリウム又はカリウムのようなリグニンから誘導
された重合体分散剤、又はトリスチリルフェノールのア
ルコキシル化(随意にサルフェート−又はホスフェート
含有)誘導体のような他の分散剤表面活性剤を挙げるこ
とができる。更に、これらの処方物中には、プロピレン
グリコールのような凍結防止剤、並びにキサンタンガ
ム、セルロース誘導体(カルボキシメチルセルロー
ス)、グアルガム又はその誘導体、粘土又は変性粘土例
えばベントナイト及びベントンのような懸濁液のレオロ
ジー挙動を変更する増稠剤も存在させてよい。
【0048】かくして処方されることができる活性物質
としては、一般には、融点が45℃よりも高く好ましく
は60℃よりも高く且つ水溶解度が10g/l未満好ま
しくは1g/l未満であるようなものが存在する。適当
な植物保護用活性物質は、除草剤、殺菌剤及び殺虫剤、
例えば、THE PESTICIDE MANUAL(第9版、編集者シー・
アール・ワークリング及びアール・ジェイ・ハンス、ザ
・ブリティッシュ・クロップ・プロテクション・カウン
シル発行)に記載されそして上記の基準を満たすもので
ある。
【0049】また、本発明の課題は、本発明の課題であ
る両性又はベタイン型の表面活性剤を基剤とする洗剤組
成物であるが、該両性又はベタイン型の表面活性剤は組
成物の重量の約1〜40%の量で存在させることが可能
である。洗剤組成物とは、洗濯機、食器洗い機の両方で
の使用に、また一般には機械又は人手による家庭クリー
ニングでの使用に向けられたすべての液体又は粉末洗浄
用処方物、例えば食器洗い液を意味するものと理解され
たい。家庭用洗剤の分野では、本発明は、特には、食器
洗い液用の組成物に関する。
【0050】かかる組成物は、それらの重量の0.1〜
20%程度好ましくは0.5〜10%程度の本発明の精
製表面活性剤、及びそれらの重量の0.5〜40%程度
好ましくは1〜20%程度の以下に記載の如き少なくと
も1種の陰イオン性又は非イオン性表面活性剤を含有す
る。
【0051】本発明の両性又はベタイン型の表面活性剤
の他に、以下に記載するような他の添加剤を洗剤組成物
中に存在させることができる。
【0052】他の表面活性剤は洗剤組成物に対して約3
〜40重量%に相当する量で使用されるが、その例は次
の通りである。
【0053】陰イオン性表面活性剤 ・式R−CH(SO3 M)−COOR1 (式中、RはC
8 〜C20好ましくはC10〜C18アルキル基を表わし、R
1 はC1 〜C6 好ましくはC1 〜C3 アルキル基を表わ
し、そしてMはアルカリ金属陽イオン(ナトリウム、カ
リウム、リチウム)、置換又は非置換アンモニウム陽イ
オン(メチル−、ジメチル−、トリメチル−、テトラメ
チルアンモニウム、ジメチルピペリジニウム等)又はア
ルカノールアミン誘導体(モノエタノールアミン、ジエ
タノールアミン、トリエタノールアミン等である)のア
ルキルエステルスルホン酸塩(また、特に、R基がC14
〜C16であるようなメチルエチルスルホン酸塩も挙げる
ことができる)
【0054】・式ROSO3 M(式中、RはC10〜C24
好ましくはC12〜C20特にはC12〜C18アルキル又はヒ
ドロキシアルキル基を表わし、そしてMは水素原子又は
上記と同じ定義の陽イオンを表わす)のアルキルサルフ
ェート、並びに平均して0.5〜6好ましくは0.5〜
3個のEO及び/又はPO単位を有するそれらのエトキ
シレン化(EO)及び/又はプロポキシレン化(PO)
誘導体
【0055】・式RCONHR1 OSO3 M(式中、R
はC2 〜C22好ましくはC6 〜C20アルキル基を表わ
し、R1 はC2 〜C3 アルキル基を表わしそしてMは水
素原子又は上記と同じ定義の陽イオン、並びに平均して
0.5〜60個のEO及び/又はPO単位を有するそれ
らのエトキシル化(EO)及び/又はプロポキシル化
(PO)誘導体を表わす)のアルキルアミドサルフェー
【0056】・C8 〜C24好ましくはC14〜C20飽和又
は不飽和脂肪酸塩、C9 〜C20アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、C8 〜C22第一又は第二アルキルスルホン酸
塩、アルキルグリセロールスルホン酸塩、GB−A−1
082179に記載されるスルホン化ポリカルボン酸、
パラフィンスルホン酸塩、N−アシル−N−アルキルタ
ウリン酸塩、アルキル燐酸塩、イセチオン酸塩、アルキ
ル桂皮酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、スルホコハク
酸塩のモノエステル又はジエステル、N−アシルサルコ
シン酸塩、アルキルグリコシドスルホン酸塩、ポリエト
キシカルボン酸塩。陽イオンは、アルカリ金属(ナトリ
ウム、カリウム、リチウム)、置換又は非置換アンモニ
ウム残基(メチル−、ジメチル−、トリメチル−、テト
ラメチルアンモニウム、ジメチルピリジニウム等)であ
り、又はアルカノールアミン(モノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等から誘導
される)
【0057】非イオン性表面活性剤 ・アルキル置換基がC6 〜C12でありそして5〜25個
のオキシアルキレン単位を有するポリオキシアルキレン
化(ポリオキシエチレン化、ポリオキシプロピレン化、
ポリオキシブチレン化)アルキルフェノール(一例とし
て、ローム・アンド・ハース社によって販売される商品
名「TRITON X-45、X-114 、X-100 、X-102 」を挙げる
ことができる) ・グルコサミド、グルカミド、グリセロールアミド
【0058】・1〜25個のオキシアルキレン単位(オ
キシエチレン、オキシプロピレン)を有するポリオキシ
アルキレン化C8 〜C22脂肪族アルコール(一例とし
て、ユニオン・カーバイド・コーポレーションによって
販売される商品名「TERGITOL 15-S-9」、「TERGITOL
24-L-6 NMW」、シェル・ケミカル・カンパニーによって
販売される商品名「NEODOL 45-9」、「NEODOL 26-65
」、「NEODOL 45-7」及び「NEODOL 45-4」、並びに
プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニーによって
販売される商品名「KYRO EOB」を挙げることができる)
【0059】・エチレンオキシドの縮合から得られる生
成物、プロピレンオキシドとプロピレングリコールとの
縮合から得られる化合物、例えば、BASF社によって
販売される商品名「PLURONIC」 ・エチレンオキシドの縮合から得られる生成物、プロピ
レンオキシドとエチレンジアミンとの縮合から得られる
化合物、例えば、BASF社によって販売される商品名
「TETRONIC」
【0060】・アミンオキシド、例えば、(C10〜C18
アルキル)ジメチルアミンオキシド、(C8 〜C22アル
コキシ)エチルジヒドロキシエチルアミンオキシド ・US−A−4565647に記載されるアルキルポリ
グリコソド ・C8 〜C20脂肪酸アミド ・エトキシル化脂肪酸 ・エトキシル化脂肪アミド ・エトキシル化アミン
【0061】陽イオン性面活性剤 ・アルキルジメチルアンモニウムハライド
【0062】ビルダー(表面活性剤の性能を向上させる
補助剤)は、液体洗剤処方物では約5〜50重量%好ま
しくは約5〜30重量%に、又は粉末洗剤処方物では約
10〜80重量%好ましくは15〜50重量%に相当す
る量で使用されるが、その例としては次のものが挙げら
れる。
【0063】無機ビルダー ・アルカリ金属、アンモニウム又はアルカノールアミン
ポリホスフェート(トリポリホスフェート、ピロホスフ
ェート、オルトホスフェート、ヘキサメタホスフェー
ト) ・テトラボレート又はボレートの前駆物質 ・珪酸塩、特に、1.6/1〜3.2/1程度のSiO
2 /Na2 O比を有するもの、及びUS−A−4664
839に記載されるラメラ構造珪酸塩 ・アルカリ金属又はアルカリ土類金属炭酸塩(重炭酸酸
塩、セスキ炭酸塩) ・EP−A−488868に記載されそしてQ2又はQ
3形態の珪素原子に富むアルカリ金属の水和珪酸塩とア
ルカリ金属炭酸塩(ナトリウム又はカリウム)との共顆
粒 ・アルカリ金属(ナトリウム、カリウム)又はアンモニ
ウムの結晶質又は非晶質アミノ珪酸塩、例えば、ゼオラ
イトA、P、X等(0.1〜10μm程度の粒径を持つ
ゼオライトAが好ましい)
【0064】有機ビルダー ・水溶性ポリホスホネート(エタン1−ヒドロキシ−
1,1−ジホスホネート、メチレンジホスホネートの塩
等) ・カルボン酸重合体若しくは共重合体の水溶性塩、例え
ば、 ・ポリカルボキシレートエーテル(オキシジコハク酸及
びその塩、モノコハク酸タートレート及びその塩、ジコ
ハク酸タートレート及びその塩) ・ヒドロキシカルボキシレートエーテル ・クエン酸及びその塩、メリット酸、コハク酸及びそれ
らの塩 ・ポリ酢酸の塩(エチレンジアミンテトラアセテート、
ニトリロトリアセテート、N−(2−ヒドロキシエチ
ル)−ニトリロジアセテート) ・C5 〜C20アルキルコハク酸及びその塩(2−ドデセ
ニルスクシネート、ラウリルスクシネート等) ・ポリアセタールカルボン酸エステル ・ポリアスパラギン酸、ポリグルタミン酸及びそれらの
塩 ・アスパラギン酸及び/又はグルタミン酸の重縮合から
誘導されるポリイミド ・グルタミン酸又は他のアミノ酸のポリカルボキシメチ
ル化誘導体
【0065】漂白剤は、約0.1〜20重量%好ましく
は約1〜10重量%の量で使用されそして随意として約
0.1〜60重量%好ましくは約0.5〜40重量%の
量の漂白活性剤と併用されるが、漂白剤及び漂白化製剤
の例は次のとおりである。
【0066】漂白剤 ・パーボレート、例えば、過硼酸ナトリウム一水和物又
は四水和物 ・過酸素化化合物、例えば、過酸素化炭酸ナトリウム、
過酸素化ピロホスフェート、過酸素化尿素、過酸化ナト
リウム、過硫酸ナトリウム
【0067】これらの漂白剤は、洗浄媒体中のその場所
でカルボキシペルオキシ酸を発生する漂白活性剤と併用
されるのが好ましい。これらの漂白活性剤の例として
は、テトラアセチルエチレンジアミン、テトラアセチル
メチレンジアミン、テトラアセチルグリコルリル、p−
アセトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、ペンタアセ
チルグルコース、オクタアセチルラクトース等を挙げる
ことができる。
【0068】・過カルボン酸及びその塩(“過カルボン
酸塩”と称される)、例えば、モノペルオキシフタル酸
マグネシウム六水和物、メタクロル過安息香酸マグネシ
ウム、4−ノニルアミノ−4−オキソペルオキシ酪酸、
6−ノニルアミノ−6−オキソペルオキシカプロン酸、
ジペルオキシドデカンジ酸、ペルオキシコハク酸のノニ
ルアミド、デシルジペルオキシコハク酸
【0069】これらの剤は、以下に記載する汚れ散らし
剤又は再付着防止剤のうちの少なくとも1種と併用され
ることができる。
【0070】また、酸素の存在下に光活性化によって作
用する非酸素漂白剤、例えば、スルホン化アルミニウム
及び/又は亜鉛フタロシアニンのような漂白剤も挙げる
ことができる。
【0071】汚れ散らし剤は、0.01〜10重量%好
ましくは約0.1〜5重量%そして最も好ましくは0.
2〜3重量%程度の量で使用されるが、その例としては
次のものが挙げられる。
【0072】・セルロースヒドロキシエーテル、メチル
セルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース、ヒドロキシブチルメチルセルロースの
如きセルロース誘導体 ・ポリアルキレン基幹にグラフトされたポリビニルエス
テル、例えば、ポリオキシエチレン基幹にグラフトされ
たポリビニルアセタール(EP−A−219048) ・ポリビニルアルコール ・エチレンテレフタレート及び/又はプロピレンテレフ
タレート及びポリオキシエチレンテレフタレート単位を
基材としそして1/10〜10/1程度そして好ましく
は1/1〜9/1程度のエチレンテレフタレート及び/
又はプロピレンテレフタレート(単位数)/ポリオキシ
エチレンテレフタレート(単位数)モル比を有するポリ
エステル共重合体、300〜5000程度そして好まし
くは600〜5000程度の分子量を有するポリオキシ
エチレン単位を持つポリオキシエチレンテレフタレート
(US−A−3959230、US−A−389392
9、US−A−4116896、US−A−47028
57、US−A−4770666)
【0073】・エトキシル化アリルアルコール、ジメチ
ルテレフタレート及び1,2−プロピレンジオールから
誘導されそして1〜4個のスルホン化基を有するスルホ
ン化ポリエステルオリゴマー(US−A−496845
1) ・プロピレンテレフタレート及びポリオキシエチレンテ
レフタレート単位を基材としそしてエチル、メチル単位
を末端とするポリエステル共重合体(US−A−471
1730)、又はアルキルポリエトキシ基(US−A−
4702857)若しくはスルホポリエトキシ陰イオン
性基(US−A−4721580)を末端とするポリエ
ステルオリゴマー、又はスルホアロイ(US−A−48
77896) ・アジピン酸及び/又はテレフタル酸及び/又はスルホ
イソフタル酸と分子量300未満のジオールとから得ら
れた分子量300〜4000のポリエステルを、分子量
600〜4000のポリオキシエチレングリコールとイ
ソシアネートとから得られた末端イソシアネート基を持
つプレポリマーと反応させることによって得られたポリ
ウレタンポリエステル(FR−A−2334798)
【0074】再付着防止剤は、粉末洗剤組成物では約
0.01〜10重量%、そして液体洗剤組成物では約
0.01〜5重量%の量で使用されるが、その例として
は次のものが挙げられる。 ・エトキシル化モノアミン又はポリアミン、エトキシル
化アミン重合体(US−A−4597898、EP−A
−11984) ・カルボキシメチルセルロース ・イソフタル酸、ジメチルスルホスクシネート及びジエ
チレングリコールの縮合によって得られるスルホン化ポ
リエステルオリゴマー(FR−A−2236926) ・ポリビニルピロリドン
【0075】鉄及びマグネシウムに対するキレート化剤
は、0.1〜10重量%程度そして好ましくは0.1〜
3重量%程度の量で使用されるが、その例としては次の
ものが挙げられる。 ・エチレンジアミンテトラアセテート、ヒドロキシエチ
ルエチレンジアミントリアセテート、ニトリロトリアセ
テートの如きアミノカルボキシレート ・ニトリロトリス(メチレンホスホネート)の如きアミ
ノホスホネート ・ジヒドロキシジスルホベンゼンの如き多官能性芳香族
化合物
【0076】重合体分散剤は、カルシウム及びマグネシ
ウム硬度を制御するために0.1〜7重量%程度の量で
使用されるが、その例としては次のものが挙げられる。 ・アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、アコニット酸、メサコン酸、シトラコ
ン酸、メチレンマロン酸のようなエチレン式不飽和カル
ボン酸の重合又は共重合によって得られた分子量200
〜100000程度のポリカルボン酸、特には、分子量
2000〜10000程度のポリアルリレート(US−
A−3308067)、分子量5000〜75000程
度のアクリル酸−無水マレイン酸共重合体(EP−A−
66915)の水溶性塩 ・分子量1000〜50000程度のポリエチレングリ
コール
【0077】光沢剤は約0.05〜1.2重量%の量で
使用されるが、その例としては、スチルベン、ピラゾリ
ン、クマリン、フマル酸、桂皮酸、アゾール、メチンシ
アニン、チオフェン等の誘導体が挙げられる(“The pr
oduction and application of fluorescent brightenin
g agents”-M.Zahradnik ,published by John Wiley& S
ons, New York 1982 )。
【0078】消泡剤は5重量%程度の量で使用される
が、その例としては次のものが挙げられる。 ・C10〜C24脂肪族モノカルボン酸又はそれらのアルカ
リ金属、アンモニウム若しくはアルカノールアミン塩、
脂肪酸トリグリセリド ・飽和又は不飽和脂肪族、脂環式、芳香族又は複素環式
炭化水素、例えば、パラフィン、ワックス ・N−アルキルアミノトリアジン ・モノステアリルホスフェート、モノステアリルアルコ
ールホスフェート ・シリカ粒子を随意に配合したポリオルガノシロキサン
油又は樹脂
【0079】軟化剤は約0.5〜10重量%の量で使用
されるが、その例としては粘土が挙げられる。
【0080】酵素は洗剤組成物1g当たり重量比で活性
酵素5mg程度そして好ましくは0.05〜3mg程度
の量で使用されるが、その例としてはプロテアーゼ、ア
ミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、ペルオキシダーゼ等
を挙げることができる(US−A−3553139、U
S−A−4101457、US−A−4607219、
US−A−4261868)。
【0081】他の添加剤としては、次のものが挙げられ
る。 ・アルコール(メタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、プロパンジオール、エチレング
リコール、グリセリン) ・緩衝剤 ・香料 ・顔料
【0082】更に、本発明の両性又はバタイン型表面活
性剤は、織物用の表面活性剤(潤滑、耐火、軟化等)と
して、金属用の表面活性剤(腐食防止、潤滑等)とし
て、また無機又は有機重合体フィルム及び繊維用の静電
防止剤として使用することができる。また、これらは、
粘膜又は眼と長時間接触する光学レンズ又はアクセサリ
ーの掃除にも役立つ。
【0083】
【実施例】次の実施例は、本発明を例示するものである
が、その範囲を限定するものではない。
【0084】例1 電気透析装置として、フロディア社によって販売される
TS−2−10P型パイロット型電気透析器を使用す
る。この電気透析器は、2000cm2 の総有効膜表面
積を含み、そして200cm2 の有効単位表面積を有す
る2つの区画室を持つ10個のセルから構成される。使
用する陰イオン性及び陽イオン性膜は、フロディア社又
は徳山ソーダによってそれぞれ販売される商品名「Neos
epta AM1」及び「Neosepta CMX」の膜である。
【0085】2リットルの両性ココモノアセテート溶液
を電気透析する。この出発化合物は、ヨーロッパ特許出
願EP−94,402226の例3に従ってココイミダ
ゾリンをクロル酢酸と反応させることによって製造さ
れ、そのpHはHClの添加によって7に調整され、そ
して表面活性剤の重量に対して9重量%のプロピレング
リコールが添加された。操作は、室温において18.4
mA/cm2 の電流密度で実施される。NaClの初期
含量は、溶液の総重量に対して8.5%である。溶液の
最終粘度は44mPa.sである。電気透析は8時間後
に停止される。終了時にNaClを分析すると0.6%
の値が得られ、そしてグリコール酸Naも分析するとそ
の含量は1.2%から0.6%に移ることが認められ
る。最終粘度は71mPa.sである。式(5)の化合
物の濃度は26%から33%に移る。
【0086】比較例2 例1の操作を正確に反復するが、但し、表面活性剤溶液
はいかなるポリオールも含有せずそして200mPa.
sの初期粘度を有する。2時間の電気透析後に、最終N
aCl含量は2.5%であり、そしてグリコール酸塩含
量は1.2%のままである。最終粘度は400mPa.
sよりも大きい。更に、陰イオン性膜の閉塞から生じる
電気透析の効率低下が観察される。この閉塞の結果とし
て、ファラディー収率が低下し、そして満足な脱塩レベ
ルに達するまでに電気透析時間の著しい延長が必要であ
る。
【0087】例3 例1の操作を正確に反復するが、但し、出発イミダゾリ
ンはコプラ油をアミノエタノールアミンと反応させるこ
とによって反応させることによって製造される。電気透
析前の表面活性剤の溶液は、出発反応によって純粋に製
造されたグリセロールを6重量%含有する。NaCl含
量は7.9%から0.1%に移り、そしてグリコール酸
塩含量は1.7%から0.1%に移る。
【0088】例4−ゲル歯磨組成物の調製 下記の4つの相A、B、C及びDを別個に単に混合する
ことによって調製する。 相A: ・水 20.65% ・カラジーナン 1 ・NaF 0.23 ・安息香酸Na 0.5 ・サッカリン酸Na 0.020 相B: ・ソルビトール 30.00 ・グリセリン 20.00 ・マルチット 5.00 相C: ・シリカ TIXOSIL 73 17% 相D: ・風味料 1% ・例1からの表面活性剤 4.5% ・着色剤 0.1%
【0089】相Aの成分を50℃において激しい撹拌下
に分散させる。次いで、相Bを加え、次いでシリカを添
加する。気泡の発生を回避するために温和な撹拌下に且
つ真空下に相Dの導入を行う。かくして、粘膜によって
十分に許容される練歯磨が得られる。例1から得られた
製品は多量の塩を含有する市販製品よりも優れている。
というのは、それは練歯磨に対して塩っぽい又は苦い味
を与えないからである。それは不純物を少しも含有せ
ず、それ故に粘膜との接触により適している。
【0090】例5−口内洗浄液の調製 下記の3つの相A、B及びCを別個に単に混合すること
によって調製する。 相A: ・水 74.785% ・アラントイン 0.050 ・グリセリン 10.00 ・マチチット 5.00 ・NaF 0.050 ・マロー抽出物 0.100 相B: ・ポリソルベート60 0.6 ・風味料 0.05 ・アルコール 8.00 相C: ・例1の表面活性剤 1% ・サッカリン酸ナトリウム 0.015% ・安息香酸ナトリウム 0.3% ・乳酸 pH6.4のために 口内洗浄液は、相A、B及びCを単に混合することによ
って得られる。
【0091】例6−口内洗浄液の調製 ・アルコール 6% ・グリセロール 2% ・安息香酸Na 2% ・重炭酸Na 1.5% ・サッカリン酸Na 0.2% ・アラントイン 0.3% ・キサンタンガム (RODICARE X 401) 0.2% ・例1の表面活性剤 2.5% ・水溶性メントール風味料 2% ・ポリソルベート20 1% ・着色剤 必要量 ・蒸留水 100%にするのに要する
量 ・クエン酸 pH7にするのに要する量
【0092】例7−2/1液体歯磨の調製 ・キサンタンガム (RODICARE X 401) 0.3% ・ソルビトール(70%) 69.4% ・モノフルオル燐酸Na 0.76% ・サッカリン酸Na 0.2% ・安息香酸Na 0.2% ・水 100%にするのに要する
量 ・シリカ TIXOSIL 73 15.0% ・着色剤 必要量 ・例1の生成物 4.2% ・風味料 必要量
【0093】ナトリウム塩を水中に溶解し、そしてソル
ビトールを撹拌下に加える。この混合物中でキサンタン
ガムを激しい撹拌下に水和する。混合物を30分間放置
し、そしてシリカ及び着色剤を撹拌しながら15分間で
加える。溶液を真空下に45分間ガス抜きする。風味量
及び表面活性剤を真空下に且つ温和な撹拌下に添加す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1/90 C11D 1/90

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両性又はベタイン型表面活性剤の水溶液
    を電気透析することからなる両性又はベタイン型表面活
    性剤の精製法において、該水溶液が表面活性剤の重量を
    基にして0.1〜20重量%好ましくは0.5〜10重
    量%のアルコールを含有することを特徴とする精製法。
  2. 【請求項2】 アルコールがポリオールであることを特
    徴とする請求項1記載の精製法。
  3. 【請求項3】 ベタイン型表面活性剤が、 ・式1: R123+4 C(O)O- (1) のベタイン、 ・式2: R123+4 SO3 - (2) のスルホベタイン、 ・式3: R1 C(O)−NHR2+ (R34 )R5 C(O)O- (3) のアミドアルキルベタイン、及び ・式4: R1 C(O)−NHR2+ (R34 )R5 SO3 - (4) のスルホベタイン[式中、R1 基は10〜24個の炭素
    原子のアルキル又はアルケニル基を表わし、そしてR
    2 、R3 、R4 及びR5 は同種又は異種であって、1〜
    4個の炭素原子を有するアルキル又はアルキレン基を表
    わす]から選択されることを特徴とする請求項1又は2
    記載の精製法。
  4. 【請求項4】 表面活性剤が、式5 【化1】 [式中、R1 は請求項3に記載の意味を有する]の両性
    アセテートであることを特徴とする請求項3記載の精製
    法。
  5. 【請求項5】 アルコールが1分子当たり少なくとも2
    個のヒドロキシル基を含み、その炭化水素部分が2〜2
    0個の炭素原子を含むことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか一項記載の精製法。
  6. 【請求項6】 アルコールがジプロピレングリコール、
    1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール及
    びグリセロールから選択されることを特徴とする請求項
    5記載の精製法。
  7. 【請求項7】 表面活性剤の水溶液のpHが電気透析間
    に6〜8に調節されることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれか一項記載の精製法。
  8. 【請求項8】 pHが7であることを特徴とする請求項
    7記載の精製法。
  9. 【請求項9】 電気透析された表面活性剤が、アルカリ
    の存在下において式(6) 【化2】 [式中、R1 は先に記載の意味を有する]のアルキルイ
    ミダゾリン又はその開環誘導体のうちの1種をモノハロ
    酢酸又はその塩のうちの1種と反応させることから得ら
    れたものであることを特徴とする請求項4〜8のいずれ
    か一項記載の精製法。
  10. 【請求項10】 式(6)のイミダゾリンが脂肪トリグ
    リセリドとアミノエチルエタノールアミンとの反応によ
    って製造されたものであることを特徴とする請求項9記
    載の精製法。
  11. 【請求項11】 pHが10を越えないように制御され
    ることを特徴とする請求項10記載の精製法。
  12. 【請求項12】 式(7): R1 C(O)NHR2 NHR3 −OH (7) [式中、R1 、R2 及びR3 は請求項3に記載の意味を
    有する]のアミノアルキルアミンがホルムアルデヒド及
    び式(8): XCN (8) [式中、Xは水素原子又はアルカリ金属を表わす]のシ
    アン化物と反応され、但し、Xが水素原子である場合に
    は、得られる窒化物はアルカリで加水分解されるものと
    することを特徴とする請求項4〜9のいずれか一項記載
    の精製法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか一項記載の
    方法を実施することによって得られた表面活性剤。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の表面活性剤を含有す
    る化粧料又は洗浄剤組成物。
  15. 【請求項15】 歯磨又は口内洗浄剤であることを特徴
    とする請求項14記載の組成物。
  16. 【請求項16】 シャンプー、皮膚若しくは粘膜の起泡
    又は清浄組成物であることを特徴とする請求項14記載
    の組成物。
  17. 【請求項17】 粘膜又は眼と長時間接触される光学レ
    ンズ又はアクセサリーの洗浄に使用されるものであるこ
    とを特徴とする請求項14記載の組成物。
JP8116890A 1995-04-05 1996-04-04 電気透析による両性表面活性剤の精製法 Pending JPH08323156A (ja)

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