JPH08322713A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPH08322713A
JPH08322713A JP7133451A JP13345195A JPH08322713A JP H08322713 A JPH08322713 A JP H08322713A JP 7133451 A JP7133451 A JP 7133451A JP 13345195 A JP13345195 A JP 13345195A JP H08322713 A JPH08322713 A JP H08322713A
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fan
rice cooker
intake
hole
fan motor
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JP7133451A
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Seiichi Uemoto
誠一 上本
Tatsuo Washisaki
龍夫 鷲崎
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炊飯器の吸気部からの異物の侵入を防ぎ、異
物のかみ込みによるファンの停止を防止する。 【構成】 制御基板26の部品を冷却するためのファン
モ−タ30が保護枠24にモ−タ台31を介してボディ
32とすきまを持って設置され、ファンモ−タ30の吸
気部は垂直方向穴32bと水平方向穴32aとから構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に家庭で使用される
炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、炊飯器においては誘導加熱による
炊飯器が多く炊飯加熱制御する制御部品を冷却する冷却
ファンが必要である。
【0003】以下に従来の炊飯器の構成について図面を
参照しながら説明する。図6と図7に示すように、炊飯
器本体1内に鍋2が着脱自在に収納され、鍋2を加熱す
るための誘導コイル3が保護枠4により鍋2の下方に設
けられている。誘導コイル3外側には誘導結合を高め外
部への防磁を行うフェライト5である。さらに、炊飯器
本体1の前部には誘導コイル3を制御する制御基板6と
炊飯操作を行う操作基板7を基板ベ−ス9に一体にセッ
トし設置されている。この制御基板6の部品を冷却する
ためのファン10が保護枠4にモ−タ台11を介して設
置されている、またファン10の吸引部はボデ−12の
底部に水平面が放射状の穴に形成されている。炊飯器本
体1の前部にある操作基板7を操作することにより操作
基板7及び制御基板6で、誘導コイル3が制御され鍋2
が加熱され炊飯が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来炊飯器構成では、吸気部分穴形状の面積が大きいため
ファン10が動作し吸気部より風が炊飯器本体1内に侵
入する際に異物が侵入しファンとブラケットの間にかみ
込みファンが止まってしまう可能性があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、異物に侵入よるファンモ−タ停止のない炊飯器を
提供することを第一の目的としている。
【0006】また、従来炊飯器の吸気部は水平面の吸気
穴は面積が大きく綿ほこり等で吸気穴が詰まりにくかっ
たが、第二の目的は吸気部水平面の吸気穴面積を小さく
して綿ほこり等で吸気穴が詰まりやすくなっても吸引効
率の高い炊飯器を提供するものである。
【0007】さらに、従来炊飯器の吸気部はリブが放射
状にあったために成形性が悪く変形が大きかったが、第
三の目的はリブを直線形状にし成形性を高めリブの収縮
を一定にすることによりファン吸気部の変形の少ない炊
飯器を提供するものである。
【0008】また、第四の目的はファンモ−タの風きり
音による騒音の少ない炊飯器を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るために本発明は、炊飯器本体に着脱自在に収納する鍋
と、前記鍋を誘導加熱するための加熱コイルと、前記加
熱コイルを制御するインバ−タ回路と、放熱フィンを搭
載した制御基板と、前記制御基板を冷却するファンと、
少なくとも炊飯器本体の下部外郭を覆うボディとを備
え、前記ボディ底面に垂直方向穴と水平方向穴の吸気口
を備える凹み状のファンモ−タ収納部を設け、ファンモ
−タのファンは前記ボディのファンモ−タ収納部の底面
とすきまを持って備えるとともに、前記ファンとファン
を支えるブラケットの吸気口とファンのすきまは均一で
ファン先端の最下端でもっとも近接する形状を設けたも
である。
【0010】第二の目的を達成するために、ボディの吸
気部は垂直方向穴の面積を水平方向穴の面積より大きく
したもである。
【0011】第三の目的を達成するために、ボディの吸
気部は、少なくともファン側に補強リブを設けたもであ
る。
【0012】第四の目的を達成するために、ボディの吸
気部垂直方向穴と水平方向穴を形成するリブは、少なく
ともファンと反対側に丸みを設けたものである。
【0013】
【作用】本発明は上記構成により、ファン動作時に異物
が侵入しにくくファンとブラケットの隙間と、ファンモ
−タとボディファンモ−タ収納部の間に異物が噛み込み
にくくなるものである。
【0014】また、ファン吸気部の垂直方向穴の面積を
水平方向穴の面積より大きくすることにより、家庭で発
生する綿ほこり等が水平面に付着しても垂直面の面積が
大きいために綿ほこりで完全に吸気穴が詰まることはな
いのである。
【0015】また、ファン吸気部のファンモ−タ側に補
強リブを設けることにより、吸気部分の板圧が増えるた
め樹脂の成形時の流れがよくなり樹脂成形性が向上する
のである。
【0016】さらに、垂直方向穴及び水平方向穴を形成
するリブのファンモ−タの反対側に丸みを設けることに
より、吸気時の風の乱流を最小限に押さえることができ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1〜図3
を参照しながら説明する。図に示すように、炊飯器本体
21内に鍋22が着脱自在に収納され、鍋22を加熱す
るための誘導コイル23が保護枠24により鍋22の下
方に設けられている。誘導コイル23外側には誘導結合
を高め外部への防磁を行うフェライト25であるれる。
さらに、炊飯器本体21の前部には誘導コイル23を制
御する制御基板26と炊飯操作を行う操作基板27を基
板ベ−ス29に一体にセットし設置されている。この制
御基板26の部品を冷却するためのファンモ−タ30が
保護枠24にモ−タ台31を介して設置されている、前
記ファンモ−タ30はファン30aとこのファン30a
を支えるブラケット30bを備え、このブラケット30
bはファン30aを収納して下端に吸気口30c、上端
に排気口30dを備えるストレ−ト状の内筒を設け、前
記ブラケット30bの吸気口30cとファン30aはフ
ァン30a最下端で、最も近接して全周均一のすきまを
設けている。またファンモ−タ30の吸気部はボディ3
2の底部に水平面が直線状の穴に形成されている。さら
に、ファンモ−タ30aは、ボディ32のファンモ−タ
収納部32eに底面にすきまを持って設置されている。
炊飯器本体21の前部にある操作基板27を操作するこ
とにより操作、基板27及び制御基板26で、誘導コイ
ル23が制御され鍋22が加熱され炊飯が行われる。
【0018】このように、冷却風はボディ32の底水平
面吸気穴32aより侵入するが、その際製品包装材のく
ずや、家庭にある紙屑等の体積の大きくて重量の軽いも
の侵入しようとしてもさえぎられる また、ファンモ−
タ30のファン30aとブラケット30bの吸気側のす
きまが小さいので異物のか見込みがなくなり、さらにフ
ァンモ−タ30とファンモ−タ収納部32eの底面との
間にすきまを設けているのでファンモ−タ30とファン
モ−タ収納部32eの底面との間で異物を噛み込まない
のである。
【0019】また、図3に示すように、ボディ32の底
水平面吸気穴32aより垂直面吸気穴32bの間隔が大
きくすることにより、水平面吸気穴32aに綿ほこり等
が詰まっても垂直面吸気口32bより冷却風が入り制御
基板26の部品は冷却され性能上問題はないのである。
【0020】また、図4及び図5に示すように、ボディ
32の吸気部裏面の補強リブ32cを設けることによ
り、吸気口全体の強度アップを計ることができる。な
お、実施例では一方向だけであるが十字方向としてもよ
い。
【0021】さらに、図4に示すように、吸気穴のすべ
てのリブ32dに最大限コ−ナRを設けることにより、
風がコ−ナ部に当たっても乱流をおこしにくく風の流れ
をスム−ズにできる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、ファンとブラケ
ットのすきまを均一にしかつファン先端の最下端でもっ
とモ近接させているので異物等のさそいもなくまた、フ
ァンモ−タとファンモ−タ収納部にすきまを持たせてい
るのでファン動作時の異物噛み込みによるファンの回転
停止のない炊飯器を提供できるものである。
【0023】また、ボディ吸気部の水平面吸気穴面積よ
り垂直面吸気穴面積が大きいので水平面吸気穴にたとえ
ほこりが詰まりやすくても冷却性能を満足する炊飯器を
提供できるのである。
【0024】さらに、ボディ吸気部のファン側に補強リ
ブ設けているので変形の少ない強度の高い炊飯器を提供
できるのである。
【0025】また、ボディ吸気部のファン反対側に丸み
を持たせているので、騒音の少ない静かな炊飯器を提供
できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における炊飯器の断面図
【図2】(a)同、炊飯器のファンモ−タの吸気側の平
面図 (b)同、炊飯器のファンモ−タの吸気側の断面図
【図3】同、炊飯器の吸気部のファンの反対側からの矢
視図
【図4】同、炊飯器の吸気部の詳細図
【図5】同、炊飯器のボディの断面図
【図6】従来の炊飯器の構成図
【図7】同、炊飯器の吸気部のファンの反対側からの矢
視図
【符号の説明】
21 炊飯器本体 22 鍋 23 誘導コイル 26 制御基板 30 ファンモ−タ 30a ファン 30b ブラケット 30c ブラケットの吸気口 32 ボディ 32a 水平方向穴 32b 垂直方向穴 32c 補強リブ 32d リブ 32e ファンモ−タの収納部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯器本体に着脱自在に収納する鍋と、
    前記鍋を誘導加熱するための加熱コイルと、前記加熱コ
    イルを制御するインバ−タ回路と、放熱フィンを搭載し
    た制御基板と、前記制御基板を冷却するファンと、少な
    くとも炊飯器本体の下部外郭を覆うボディとを備え、前
    記ボディ底面に垂直方向穴と水平方向穴を有する吸気部
    を備える凹み状のファンモ−タ収納部を設け、ファンモ
    −タのファンは前記ボディのファンモ−タ収納部の底面
    とすきまを持って備えるとともに、前記ファンを支える
    ブラケットの吸気口と前記ファンのすきまは前記ファン
    先端の最下端で最も近接する形状を設けてなる炊飯器。
  2. 【請求項2】 ボディの吸気部は垂直方向穴の面積を水
    平方向穴の面積より大きくしてなる請求項1記載の炊飯
    器。
  3. 【請求項3】 ボディの吸気部は、少なくともファン側
    に補強リブを設けてなる請求項1または2記載の炊飯
    器。
  4. 【請求項4】 ボディの吸気部の垂直方向穴及び水平方
    向穴を形成するリブは、少なくともファンと反対側に丸
    みを設けてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の炊
    飯器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11260A (ja) * 1997-06-13 1999-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器
KR20040022992A (ko) * 2002-09-10 2004-03-18 엘지전자 주식회사 전기압력밥솥의 공기 흡입구
JP2010119674A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Zojirushi Corp 加熱機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11260A (ja) * 1997-06-13 1999-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器
KR20040022992A (ko) * 2002-09-10 2004-03-18 엘지전자 주식회사 전기압력밥솥의 공기 흡입구
JP2010119674A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Zojirushi Corp 加熱機器

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