JP3070240B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

Info

Publication number
JP3070240B2
JP3070240B2 JP9919092A JP9919092A JP3070240B2 JP 3070240 B2 JP3070240 B2 JP 3070240B2 JP 9919092 A JP9919092 A JP 9919092A JP 9919092 A JP9919092 A JP 9919092A JP 3070240 B2 JP3070240 B2 JP 3070240B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
intake
induction heating
heating cooker
cooling fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9919092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05299165A (ja
Inventor
眞一郎 住吉
和彦 麻田
英樹 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP9919092A priority Critical patent/JP3070240B2/ja
Publication of JPH05299165A publication Critical patent/JPH05299165A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3070240B2 publication Critical patent/JP3070240B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誘導加熱調理器に係り、
特にその冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の誘導加熱調理器について説
明する。図4において、1は筐体3内部の部品2a〜2
eの冷却を行なう吸気用冷却ファン、4は筐体3の一隅
部に設けた吸気口、5は吸気口4と対向する筐体壁面に
形成した排気口、6は加熱コイルである。
【0003】以上のように構成された誘導加熱調理器に
おいては、内部に多くの発熱部品2a〜2eを有するこ
とから、その冷却のために吸気用冷却ファン1を使用し
て内部に風を送り続けることで、発熱部品2a〜2eを
冷却し、排気口5から熱を放出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
構成では吸気後の風の流れを排気口5まで制御すること
は困難であり、しかも吸気口4に近接する吸気用冷却フ
ァン1からの距離が大きくなるにつれ、急激に風速も弱
まり部品2a〜2eの良好な冷却が行われないため、フ
ァン形状を大きくするか、モータの回転数を上昇させる
ことで風速を強め、発熱部品を冷却しなければならな
い。
【0005】しかし、従来の構成では上記方法によって
風速を強めた場合、騒音が増加してしまい、これによっ
て誘導加熱調理器の小形化・薄形化も困難になる、とい
う問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、ファン形状の拡大や、騒音の増加を伴わずに、筐体
内部を通過する風量を増加させることで、筐体隅部の吸
気口から離れている部品に対しても良好な冷却を達成
し、誘導加熱調理器の小形化・薄形化を実現するととも
に、部品の冷却をより効率的に行なうようにしたことを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の誘導加熱調理器は、筐体一隅部に位置する吸
気口と、この吸気口に近接する吸気用冷却ファンと、前
記吸気口に対向する対角線上となる筐体一隅部を構成す
る2面の双方に設けた排気口と、前記排気口に近接する
排気用冷却ファンを備えた誘導加熱調理器としたもので
ある。
【0008】
【作用】上記構成によって、吸気用冷却ファンと排気用
冷却ファンの働きにより、筐体内部の風速分布がほぼ均
一になるため、吸気口から筐体内部に導入された冷却風
は、吸気口に近い発熱部品の冷却を行った後もその風速
が保たれることになり、吸気口から遠い部品の冷却も十
分行うことができるため、誘導加熱調理器の小形化・薄
形化を可能にすることができる。
【0009】また、吸気用および排気用冷却ファンの配
置構成により、冷却風は各部品を効率よく冷却すること
ができるものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る参考例について図面を参
照しながら説明する。図1、図2において、13は筐体
であり、筐体13の一隅部下面に吸気口14が形成され
ており、さらに吸気口14に対向する筐体13の壁面に
は排気口15が形成されている。この吸気口14と排気
口15に近接して、それぞれ吸気用冷却ファン11と排
気用冷却ファン12が設置されている。また、16は筐
体13のほぼ中央に位置する加熱コイル、17は鍋等の
調理容器、18は筐体13の天面のトッププレートで、
その上面に調理容器17を載せるとともに下部に加熱コ
イル16を装備している。19a〜19eは筐体13内
に設けたの各種の部品である。
【0011】上記構成において動作を説明すると、吸気
用冷却ファン11により吸気口14から筐体13内に吸
い込まれた空気は、筐体13内の各部品19a〜19e
の熱を奪いながら排気口15に向う。この時、吸気用冷
却ファン11に近い部品は強く冷却されるが、この空気
は部品から熱を奪うため温度が上昇し、しかも部品に衝
突した後風速は弱まるため、排気口15に近づくにした
がって冷却効果が減少していく。しかし、排気口15に
近接する排気用冷却ファン12の動作により、排気口1
5に近づいた上記冷却後の空気は再び加速され、排気口
15から筐体13の外へ排気されるため、各部品の発熱
が従来例と同等としても冷却ファンの形状を大きくせず
に、従来例に比較して筐体13内の冷却効果を上げるこ
とができる。このため誘導加熱調理器の小形化・薄形化
を達成することができる。
【0012】以下、本発明の一実施例について図面を参
照しながら説明する。図3において、21は吸気用冷却
ファン、22は排気用冷却ファン、23は筐体、24は
吸気口、25は排気口、26は加熱コイル、27a〜2
7eは筐体23内に設けた各種の部品である。以上の構
成は基本的には図1の構成と同様なものである。図1の
構成と異なるのは排気用冷却ファン22と排気口25
を、吸気用冷却ファン21と吸気口24の対角線上の筐
体23位置に配置した点である。
【0013】以上の構成において、図3に示すように吸
気用冷却ファン21と排気用冷却ファン22を筐体23
の対角線上に設けることにより、冷却風が筐体23内で
ほぼ一様に配風されるため、筐体23内の風速分布が均
一に近い状態となり、各部品27a〜27eにおいて配
置に依存しない良好な冷却効果を得ることができること
から、より一層の誘導加熱調理器の小形化・薄形化が可
能になる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明の誘導加熱調理器
は、筐体一隅部に位置する吸気口と、この吸気口に近接
する吸気用冷却ファンと、前記吸気口に対向する対角線
上となる筐体一隅部を構成する2面の双方に設けた排気
口と、前記排気口に近接する排気用冷却ファンを備え、
筐体内部の部品の冷却を前記2基の冷却ファンを用いて
行うことにより、内部の部品の良好な冷却が実現でき、
誘導加熱調理器の小形化・薄形化の達成を実現できるも
のである。
【0015】また、2基の冷却ファンを筐体内で対角線
上に配置することにより、筐体内部の部品の冷却効果が
増加し、誘導加熱調理器の小形化・薄形化をより進める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例における誘導加熱調理器の内部
構成を示す平面断面図
【図2】同誘導加熱調理器の主要部の断面図
【図3】本発明の一実施例における誘導加熱調理器の内
部構成を示す平面断面図
【図4】従来の誘導加熱調理器の内部構成を示す平面断
面図
【符号の説明】
11、21 吸気用冷却ファン 12、22 排気用冷却ファン 13、23 筐体 14、24 吸気口 15、25 排気口 16、26 加熱コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−276188(JP,A) 特開 昭62−180983(JP,A) 実開 昭54−65442(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 6/12 317 F24C 7/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体一隅部に位置する吸気口と、この吸
    気口に近接する吸気用冷却ファンと、前記吸気口に対向
    する対角線上となる筐体一隅部を構成する2面の双方に
    設けた排気口と、前記排気口に近接する排気用冷却ファ
    ンを備えた誘導加熱調理器。
JP9919092A 1992-04-20 1992-04-20 誘導加熱調理器 Expired - Fee Related JP3070240B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9919092A JP3070240B2 (ja) 1992-04-20 1992-04-20 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9919092A JP3070240B2 (ja) 1992-04-20 1992-04-20 誘導加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05299165A JPH05299165A (ja) 1993-11-12
JP3070240B2 true JP3070240B2 (ja) 2000-07-31

Family

ID=14240732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9919092A Expired - Fee Related JP3070240B2 (ja) 1992-04-20 1992-04-20 誘導加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3070240B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19964489B4 (de) * 1999-07-29 2007-04-12 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Induktionskochfeld mit Kühlgebläse
JP4171685B2 (ja) * 2003-03-25 2008-10-22 三菱電機株式会社 電磁調理器
KR100644539B1 (ko) * 2004-08-16 2006-11-10 엘지전자 주식회사 유도 가열 조리기
KR100644062B1 (ko) * 2004-08-16 2006-11-10 엘지전자 주식회사 유도 가열 조리기
JP4728928B2 (ja) 2006-10-23 2011-07-20 Necディスプレイソリューションズ株式会社 液晶型画像表示器の冷却装置とその冷却方法、および液晶プロジェクタ装置
CN104168679B (zh) * 2013-05-17 2016-02-10 美的集团股份有限公司 电磁炉及其放电方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05299165A (ja) 1993-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3127821B2 (ja) ヒートシンク装置
JP2000323878A (ja) 電子機器の冷却構造
JP3070240B2 (ja) 誘導加熱調理器
JPH11339946A (ja) 電磁調理器の冷却構造
JP2007234623A (ja) 電磁調理器
TWM627558U (zh) 排油煙機
JP2001111275A (ja) ファン騒音を低減した電子機器
JP4374750B2 (ja) 誘導加熱調理器
WO2021115105A1 (zh) 具有微波加热功能的烹饪电器
CN211695025U (zh) 抽屉式微波炉
JP2004311391A (ja) 電磁調理器
CN208606226U (zh) 散热好的高效低辐射电磁烹饪器具
JP5071489B2 (ja) 電磁調理器
JP2001319762A (ja) 誘導加熱調理器
JP2001070175A (ja) 加熱調理器
JP2001324151A (ja) 加熱調理器
JP2932727B2 (ja) 電磁調理器の冷却装置
TWI792385B (zh) 排油煙機
JPH0442656Y2 (ja)
JP2870045B2 (ja) 加熱調理器
JPS61272526A (ja) 加熱調理器
JPS635875B2 (ja)
JP2002134255A (ja) 誘導加熱調理器
JP6575754B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JPH062779U (ja) 電子機器の換気構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees