JPH08321760A - バイアス電流制御回路 - Google Patents

バイアス電流制御回路

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Publication number
JPH08321760A
JPH08321760A JP12835395A JP12835395A JPH08321760A JP H08321760 A JPH08321760 A JP H08321760A JP 12835395 A JP12835395 A JP 12835395A JP 12835395 A JP12835395 A JP 12835395A JP H08321760 A JPH08321760 A JP H08321760A
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JP
Japan
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transistor
circuit
current
bias
base
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12835395A
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English (en)
Inventor
Motonobu Hatakeyama
元延 畠山
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイアス回路が電源を必要とする場合にのみ
電流を供給し、消費電力を低減する。 【構成】 エミッタが電源4側に、コレクタがバイアス
回路1、2側に接続されたトランジスタ12と、トラン
ジスタ12のベースに接続され、トランジスタ12のオ
ンオフを制御するスイッチ13とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタなどの装置に
実装される電子回路内でバイアス回路に供給する電流を
制御するバイアス電流制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタなどの装置に実装される
電子回路内においては、電源からバイアス回路に直接バ
イアス電流を供給している。例えばコイル駆動回路、用
紙を検出するフォトインタラプタ回路にはバイアス回路
があり、いずれもトランジスタを有している。これらの
トランジスタは、電源から抵抗を介して直接供給される
電流により動作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のバイアス電流制
御回路にあっては、電源から各バイアス回路に直接バイ
アス電流を供給しているので、例えばプリンタが待機状
態にあってコイルの駆動を停止させておくときや、用紙
をフォトインタラプタではなくソフトウェアスキャンを
使用して検出するときなど、コイル駆動回路やフォトイ
ンタラプタ回路に電源を供給する必要がない場合にも、
各バイアス回路の抵抗に電流が流れ続けており、無駄な
電力を消費するという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のバイアス電流制御回路においては、エミッ
タが電源側に、コレクタがバイアス回路側に接続された
トランジスタと、トランジスタのベースに接続され、ト
ランジスタのオンオフを制御するスイッチとを設け、電
源からバイアス回路に供給する電流を制御するようにし
た。
【0005】
【作用】上記のように構成されたバイアス電流制御回路
のスイッチをオンすると、トランジスタのベースの電圧
と電源の電圧との間に差が生じ、コレクタからエミッタ
間に電流が流れて電源からバイアス回路に電流が供給さ
れ、バイアス電流制御回路のスイッチをオフすると、コ
レクタとエミッタ間の電流が遮断されて、電源からバイ
アス回路へ電流の供給が停止する。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。なお、各図面に共通な要素には同一の符号
を付す。図1は本発明の一実施例を示す回路図である。
図1において、本発明のバイアス電流制御回路が、プリ
ンタの各回路に対する電流制御に使用される場合を例に
挙げて説明する。バイアス回路であるコイル駆動回路1
とフォトインタラプタ回路2のバイアス回路は、バイア
ス電流制御回路3を介してVLで示される電源4に接続
されている。プリンタのバイアス回路は、コイル駆動回
路1、フォトインタラプタ回路2以外にも複数個あり、
同じ様に電源4に接続されている。
【0007】コイル駆動回路1は、ドットマトリクス方
式のプリンタに使用されるワイヤドット印字ヘッドにお
いて、ワイヤを突出させる電磁石のコイル5を駆動する
回路である。コイル5は、NPN形のトランジスタ6に
接続され、トランジスタ6はドライブIC(集積回路)
7に接続される。また、トランジスタ6、ドライブIC
7間には、抵抗R3を介して電源4からの配線8が接続
される。
【0008】このようなコイル駆動回路1に電源4から
電流が供給されているとき、印字データに基づいてドラ
イブIC7からコイル駆動信号DV−Pが出力される
と、電源4からの電流は、抵抗R3からトランジスタ6
のベースに流れる。これにより、トランジスタ6のコレ
クタ、エミッタ間に電流が流れるので、Vccで示され
る補助電源9からコイル5に通電されて、コイル5が駆
動される。
【0009】フォトインタラプタ回路2は、同じくプリ
ンタの用紙検出に用いられる。フォトインタラプタ回路
2では、抵抗R4とダイオード10、抵抗R5とNPN
形のトランジスタ11が並列に配線8に対して接続され
ている。このようなフォトインタラプタ回路2に電源4
から電流が供給されているとき、抵抗R4に電流が流れ
る。これによりダイオード10は発光し、その光がトラ
ンジスタ11のベースに入力され、トランジスタ11の
コレクタ、エミッタ間に電流が流れるので、抵抗R5に
も電流が流れる。この状態での抵抗R5の出力電圧EN
D−Pを、常時検出する。
【0010】例えば、用紙が正常に搬送されているか否
かを監視する場合、ダイオード10とトランジスタ11
との間を用紙が通過するように、フォトインタラプタ回
路2を搬送路の途中に設ける。用紙が搬送されてダイオ
ード10とトランジスタ11との間を通過すると、用紙
によりダイオード10の光が遮られる。これにより、ト
ランジスタ11のベースに光が入力されず、コレクタ、
エミッタ間に電流が流れないので、抵抗R5にも電流が
流れない。すなわち、抵抗R5の出力電圧END−Pが
変化する。この電圧の変化を検出して用紙が正常に搬送
されているか否かを判定する。
【0011】これらのバイアス回路は、電源4からの電
流を供給されているときのみ、上述したような動作を行
う。バイアス電流制御回路3は、バイアス回路が電流を
必要としているときのみに電流を流して、その供給を制
御するものである。バイアス電流制御回路3は、電源4
とバイアス回路との間にPNP形のトランジスタ12を
有し、このトランジスタ12のベースには、抵抗R2を
介してドライブIC13が接続される。また、トランジ
スタ12のベース、エミッタ間には、抵抗R1とC1で
示されるコンデンサ13とが並列に接続されている。
【0012】上述したようなバイアス電流制御回路3の
電流制御動作について説明する。図2はバイアス電流制
御回路の動作を示すタイムチャートである。図2におい
ては、ドライブIC13のバイアス電流制御指令信号O
N−Nのロジックレベル、トランジスタ12のベース電
圧VB 、バイアス供給電流であるコレクタ電流Ic を、
それぞれ横軸を時間として表している。
【0013】最初に、指令信号ON−Nは、オフ
(“1”)状態となっている。このときドライブIC1
3の出力がハイインピーダンスとなるので、トランジス
タ12のベース電圧VB は、電源4の電圧VL と等しく
なっている。また、トランジスタ12は、ベース・エミ
ッタ電圧VBE=0でカットオフ状態となっており、バイ
アス電流IC は供給されない。
【0014】次に、バイアス回路にバイアス電流を供給
する必要が生じると、図示せぬ制御部が指令信号ON−
Nをt1でオン(“0”)状態にする。これにより、ド
ライブIC13の出力はほぼアースレベルとなり、コン
デンサ14が抵抗R2を介して充電され、コンデンサ1
4の端子間の電位差は除々に増大する。また、トランジ
スタ12のベース・エミッタ電圧VBEも同時に大きくな
るので、ベース電圧VB は、図2に示すように除々に低
下する。バイアス電流IC は、これに従って除々に増大
する。トランジスタ12のベース電圧VB は、ベース・
エミッタ電圧VBEが飽和して導通状態となるt2でほぼ
一定となり、ここで電源4からのバイアス電流IC が供
給される。なお、このときコンデンサ14は、図1に示
す極性でベース・エミッタ電圧VBEと同一の電位まで充
電されている。
【0015】次に、プリンタが待機状態になるなど、バ
イアス回路にバイアス電流を供給する必要がなくなる
と、制御部が指令信号ON−Nをt3でオフ(“1”)
状態にする。これにより、ドライブIC13の出力はハ
イインピーダンスとなり、抵抗R2を流れる電流は瞬時
に遮断される。しかし、トランジスタ12のベース・エ
ミッタ電圧VBEがコンデンサ14により保持されている
ので、コレクタ電流ICはなおも流れ続ける。
【0016】コレクタ電流IC は、コンデンサ14の電
荷が抵抗R1とトランジスタ12のベース、エミッタ間
を通じて除々に放電され、トランジスタ12のベース電
圧VB が上昇するにつれて、減少する。ベース電圧VB
がt4で電源電圧VL と同レベルになると、コレクタ電
流IC は完全に遮断され、バイアス電流は供給されなく
なる。なお、トランジスタ12が完全にオフしている状
態から完全にオンするまで、または完全にオンしている
状態から完全にオフするまでの時間は、コンデンサ14
の容量、および抵抗R1,R2の抵抗値を適宜選択する
ことにより設定するものである。
【0017】このように、バイアス電流制御回路3のト
ランジスタ12のベース、エミッタ間に抵抗R1とコン
デンサ14とを並列に接続し、トランジスタ12を除々
にオンからオフ、またはオフからオンにして、電源4か
らのバイアス電流の増減を次第に変化させることによ
り、電流の急俊な変化に伴う電源ノイズの発生を抑え
て、回路の誤動作を防止し得る。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0019】すなわち、エミッタが電源側に、コレクタ
がバイアス回路側に接続されたトランジスタと、トラン
ジスタのベースに接続され、トランジスタのオンオフを
制御するスイッチとを設け、電源からバイアス回路に供
給する電流を制御することにより、バイアス回路である
コイル駆動回路やフォトインタラプタ回路が電源を必要
とする場合にのみ、電流を供給することができるので、
消費電力を低減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】バイアス電流制御回路の動作を示すタイムチャ
ートである。
【符号の説明】
1 コイル駆動回路 2 フォトインタラプタ回路 3 バイアス電流制御回路 4 電源 12 トランジスタ 13 ドライブIC 14 コンデンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エミッタが電源側に、コレクタがバイア
    ス回路側に接続されたトランジスタと、 トランジスタのベースに接続され、トランジスタのオン
    オフを制御するスイッチとを設け、電源からバイアス回
    路に供給する電流を制御することを特徴とするバイアス
    電流制御回路。
  2. 【請求項2】 上記トランジスタのベース、エミッタ間
    にコンデンサを接続した請求項1記載のバイアス電流制
    御回路。
  3. 【請求項3】 上記トランジスタのベースに接続され、
    ベース電流を漸増・漸減するベース駆動回路を設けた請
    求項1記載のバイアス電流制御回路。
JP12835395A 1995-05-26 1995-05-26 バイアス電流制御回路 Withdrawn JPH08321760A (ja)

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JP12835395A JPH08321760A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 バイアス電流制御回路

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030010856A (ko) * 2001-07-27 2003-02-06 삼성전기주식회사 차량용 단말기의 풀-로우 인터럽트 발생회로
KR100430344B1 (ko) * 2002-03-22 2004-05-04 주식회사 케이이씨 바이어스 회로
US7308585B2 (en) 2002-04-26 2007-12-11 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Low power residual remaining power indicator

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030010856A (ko) * 2001-07-27 2003-02-06 삼성전기주식회사 차량용 단말기의 풀-로우 인터럽트 발생회로
KR100430344B1 (ko) * 2002-03-22 2004-05-04 주식회사 케이이씨 바이어스 회로
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Effective date: 20020806