JPH08321411A - 高圧固定抵抗器 - Google Patents

高圧固定抵抗器

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Publication number
JPH08321411A
JPH08321411A JP12674095A JP12674095A JPH08321411A JP H08321411 A JPH08321411 A JP H08321411A JP 12674095 A JP12674095 A JP 12674095A JP 12674095 A JP12674095 A JP 12674095A JP H08321411 A JPH08321411 A JP H08321411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection terminal
lead wire
fixed resistor
voltage fixed
high voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP12674095A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nakagawa
一広 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】はんだ付け作業を行うことなく、リード線を容
易にかつ確実に接続できる高圧固定抵抗器を提供する。 【構成】接続端子10を備えた高圧固定抵抗器におい
て、接続端子10には切欠部12b、係止部12c、バ
ネ部14が設けられている。リード線6は、芯線6aを
切欠部12bの開口部から押し込むことにより、接続端
子10に接続され、リード線6の芯線6aは、係止部1
2cとバネ部14とで挟持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高電圧回路に用いられ
る高圧固定抵抗器に関し、特に、リード線の接続に接続
端子を用いた高圧固定抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の高圧固定抵抗器は、例え
ば、図7及び図8に示すように構成されている。図7
(a)は高圧固定抵抗器の平面図、図7(b)は同図
(a)の側断面図、図8は接続端子の斜視図である。
【0003】図7に示すように、この高圧固定抵抗器
は、アルミナ等の絶縁基板1の一方主面(表面)に波形
状の被膜抵抗体2が形成され、被膜抵抗体2の両端には
端子電極3、3が形成され、端子電極3、3には接続端
子10、10がはんだ付けされ、接続端子10、10に
はリード線6、6がはんだ付けされて構成されている。
【0004】従来の接続端子10は、金属板を所定の形
状に打抜きし、折曲げて形成され、図8に示すように、
支持部11と、接続孔12aが設けられたリード線接続
部12と、基板挿入部13とから構成されている。リー
ド線接続部12は支持部11の一端部から支持部11と
垂直方向に形成され、基板挿入部13は支持部11の一
部をリード線接続部12と反対の方向に折曲げて形成さ
れている。
【0005】基板挿入部13は、絶縁基板1の裏面から
端子電極3、3の形成部に設けられた貫通孔に挿通さ
れ、端子電極3にはんだ付けされて接続されている。支
持部11は絶縁基板1の裏面に当接されている。リード
線6の芯線6aは、接続孔12aに挿通されて、接続端
子10にはんだ付けされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の高圧固定抵抗器では、接続端子とリード線との接続
にははんだ付け作業が必要であり、リード線の接続作業
が煩雑になるとともに、はんだ等の部材を必要とし、材
料コストが高くなるという問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、以上のような従
来の高圧固定抵抗器が持つ問題点を解消し、はんだ付け
作業を行うことなく、リード線を容易にかつ確実に接続
できる接続端子を有する高圧固定抵抗器を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、被膜抵抗体が形成された絶縁基板と、前
記絶縁基板の被膜抵抗体に導通して固定された接続端子
と、前記接続端子に接続されるリード線とを有する高圧
固定抵抗器において、前記接続端子は、切欠部、係止部
及びバネ部を有し、前記リード線が係止部とバネ部とに
より挟持されていることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、リード線を接続端子の切
欠部に押し込むだけで、リード線を容易に接続端子に接
続することができ、リード線は接続端子の係止部とバネ
部とで挟持されるので、リード線は接続端子から外れる
ことはなく確実に保持される。
【0010】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて説明する。図において、従来例と同一または相当す
る部分、同一機能のものについては同一符号を付す。
【0011】本発明の一実施例に係る高圧固定抵抗器の
構造を図1及び図2に示す。図1は高圧固定抵抗器の側
断面図、図2(a)は接続端子の斜視図、図2(b)は
接続端子にリード線が接続された状態を示す側面図であ
る。
【0012】図1及び図2に示すように、本実施例の高
圧固定抵抗器では、接続端子10には切欠部12b、係
止部12c及びバネ部14が設けられ、リード線6は、
係止部12cとバネ部14に挟持されて接続端子10に
接続されている。接続端子10の構造及びリード線6の
接続方法以外の構成は、従来例に示したものと同様の構
成であり、その説明を省略する。
【0013】具体的には、本実施例の接続端子10は、
金属板を所定の形状に打抜きし、折曲げて形成され、図
2(a)及び(b)に示すように、支持部11と、切欠
部12b及び係止部12cが形成されたリード線接続部
12と、基板挿入部13と、バネ部14とから構成され
ている。リード線接続部12及びバネ部14は、それぞ
れ支持部11の対向する端部から支持部11と鋭角をな
すように傾斜して形成され、バネ部14の先端面はリー
ド線接続部12の内側(図において下側)であって、係
止部12cに近接する位置に形成されている。
【0014】切欠部12bは矩形状と略楕円状を組合せ
た形状に打抜かれた部分であり、略楕円形状の内周面の
一部が係止部12cである。係止部12cはリード線6
の芯線6aの外周面の一部に略嵌合する形状となってい
る。基板挿入部13は支持部11の一部をリード線接続
部12及びバネ部14と反対の側に折曲げて形成されて
いる。
【0015】接続端子10は、基板挿入部13が絶縁基
板1の貫通孔に挿通され、端子電極にはんだ付けされ
て、絶縁基板1に取付けられている。
【0016】そして、リード線6の芯線6aは、切欠部
12bの開口部からバネ部14を押しつけながら係止部
12cの位置に押し込まれ、接続端子10と接続され
る。押し込む力を除いた後は、芯線6aは、バネ部14
により、係止部12cに押し付けられて保持される。
【0017】通常、リード線6と接続端子10との接続
は、高圧固定抵抗器を高電圧回路部品、装置等に取り付
ける時に行われる。
【0018】なお、リード線の引出し方向(接続端子の
取付け方向)は上記実施例に限るものではなく、また、
絶縁基板に取付けられる接続端子の数も上記実施例に限
定されるものではない。
【0019】この構成においては、はんだ付けを行うこ
となく、リード線6と接続端子10との接続を容易に行
うことができる。つまり、高圧固定抵抗器の高電圧回路
装置等への取付け作業工数を大幅に低減できる。
【0020】なお、本発明に係る高圧固定抵抗器は上記
実施例に限るものではなく、図3に示すように、外装樹
脂で覆ったものでもよく、図4に示すように、絶縁ケー
ス内に収納されたものでもよい。
【0021】図3に示す高圧固定抵抗器は、接続端子1
0の上部を除く高圧固定抵抗器の全面が外装樹脂20で
覆われている。図4に示す高圧固定抵抗器は、接続端子
10が取付けられた絶縁基板1を一面開口状の絶縁ケー
ス30内に収納し、絶縁基板1の上面に樹脂40が充填
されている。他の構成は図1及び図2に示したものと同
様の構成である。
【0022】なお、図3または図4に示す高圧固定抵抗
器において、外装樹脂20または樹脂40を厚く形成す
る場合は、例えば、図5または図6に示すような構造の
接続端子が用いられる。図5に示す接続端子10にはリ
ード線接続部12の下部に支持部11と垂直な部分が設
けられ、図6に示す接続端子10には基板挿入部13に
絶縁基板1に当接して挿入量を規制する凸部13aが設
けられている。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る高圧
固定抵抗器によれば、リード線を接続端子の切欠部に押
し込むだけで、リード線を容易に接続端子に接続するこ
とができ、リード線は接続端子の係止部とバネ部とで挟
持されるので、リード線は接続端子から外れることはな
く確実に保持することができる。つまり、はんだ付け作
業などの煩雑な作業を行うことなく、リード線を容易に
かつ確実に接続することができ、高圧固定抵抗器の取付
け作業工数を大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る高圧固定抵抗器の側断
面図である。
【図2】(a)は本発明の一実施例に係る接続端子の斜
視図、(b)は接続端子にリード線が接続された状態を
示す側面図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る高圧固定抵抗器の側
断面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る高圧固定抵抗器の側
断面図である。
【図5】本発明の他の実施例の接続端子の側面図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例の接続端子の側面図であ
る。
【図7】(a)は従来の高圧固定抵抗器の平面図、
(b)は(a)の側断面図である。
【図8】従来の接続端子の斜視図である。
【符号の説明】
1 絶縁基板 2 被膜抵抗体 3 端子電極 6 リード線 6a 芯線 10 接続端子 11 支持部 12 リード線接続部 12b 切欠部 12c 係止部 13 基板挿入部 13a 凸部 14 バネ部 20 外装樹脂 30 絶縁ケース 40 樹脂

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被膜抵抗体が形成された絶縁基板と、前
    記絶縁基板の被膜抵抗体に導通して固定された接続端子
    と、前記接続端子に接続されるリード線とを有する高圧
    固定抵抗器において、 前記接続端子は、切欠部、係止部及びバネ部を有し、前
    記リード線が係止部とバネ部とにより挟持されているこ
    とを特徴とする高圧固定抵抗器。
JP12674095A 1995-05-25 1995-05-25 高圧固定抵抗器 Pending JPH08321411A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12674095A JPH08321411A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 高圧固定抵抗器

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JP12674095A JPH08321411A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 高圧固定抵抗器

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JPH08321411A true JPH08321411A (ja) 1996-12-03

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JP12674095A Pending JPH08321411A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 高圧固定抵抗器

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