JPH08320872A - 単語変換装置 - Google Patents

単語変換装置

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JPH08320872A
JPH08320872A JP7150988A JP15098895A JPH08320872A JP H08320872 A JPH08320872 A JP H08320872A JP 7150988 A JP7150988 A JP 7150988A JP 15098895 A JP15098895 A JP 15098895A JP H08320872 A JPH08320872 A JP H08320872A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変換結果および共起用例を候補選択メニュー
として表示して共起関係にある単語の変換結果の選択が
明確かつ容易に行えるようにする。 【構成】 共起認定部15は共起辞書13を用いて単語
間の共起関係を認定し、変換部16は一般辞書12およ
び共起辞書13を参照して単語に対応する変換結果を結
果格納部17に格納する。候補格納部18は変換結果が
一般辞書12由来の場合には変換結果を格納し、共起辞
書13由来の場合には共起辞書13から共起用例を検索
して格納する。候補選択が指示されたときに、候補選択
部19は候補格納部18の変換結果および共起用例を候
補選択メニューとして表示し、候補選択メニューから1
つの候補選択肢が選択された場合に選択された変換結果
または共起用例に対応する変換結果を最優先順位とする
ように変換部16に指示し、変換部16は結果格納部1
7における変換結果の入替えを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は単語を他の単語に変換す
る単語変換装置に関し、特に入力された単語間の共起関
係を認定する機能を有する単語変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の単語変換装置、例えばか
な漢字変換装置では、正しい変換結果を得るために単語
間の共起関係を利用することがある。例えば、「あつ
い」には「暑い」,「厚い」等の複数の変換候補がある
が、「紙」と「厚い」、「夏」と「暑い」の共起関係を
用いれば、「あついかみ」を「厚い紙」、「あついな
つ」を「暑い夏」と一度に正しく変換できる。
【0003】この場合、変換結果が単語変換装置の共起
関係を示す情報に基づく信頼性の高いものであることを
ユーザに知らせることが重要である。特に、変換結果が
ふだん見慣れない単語であったり、自国語以外の言語の
単語であったりした場合、変換結果が信頼性の高いもの
であることを知らせないと、ユーザは変換結果に確信を
持てずに他の変換候補を含めて候補選択肢を再度比較検
討することになり、負担が大きくなる。
【0004】従来の単語変換装置では、共起関係にある
変換候補に同一の文字修飾(アトリビューション)を付
けて表示することにより、これらが共起関係にあること
をユーザに示していた(例えば、特開平5−15119
9号公報等参照)。図26は、従来の単語変換装置で、
入力文字列「ことしのなつはとてもあつい」を変換した
変換結果を例示する図である。単語「夏」と単語「暑
い」とに同一の文字修飾を与えることにより、これらの
単語が共起関係にあることを表している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の単語変
換装置では、まず、1つの単語を含む共起関係が複数認
定できた場合、変換結果に複数の可能性があっても、第
1変換候補以外の組合せがあることをユーザに示すこと
ができないという問題点があった。例えば、「かみをす
く」が入力された場合を例にとると、変換結果として、
「紙を漉く」および「髪を梳く」の2つの可能性がある
が、どちらも共起関係として単語変換装置に登録されて
いるものとする。最初に、単語変換装置が「紙を漉く」
を選択し単語「紙」と単語「漉く」との共起関係を表示
したとしよう(図27(a)参照)。単語「紙」および
単語「漉く」に文字修飾が付与されるが、「髪を梳く」
という別の共起関係があることはユーザにはわからな
い。ユーザが「かみ」の変換結果を選び直して「髪」に
変更しても、文字修飾の表示が消えるのみで(図27
(b)参照)、「すく」では「梳く」を選択すべきだと
いう情報は、単語変換装置中にあるにもかかわらず、ユ
ーザが積極的に知る方法がない。ユーザがこれを知るに
は、たまたま「髪」と「梳く」とを同時に選択すると、
結果として「髪」と「梳く」とに同一の文字修飾が与え
られるという偶然に頼らなければならなかった。
【0006】また、原因を同じくする問題であるが、共
起関係にある単語でいったん別の(共起関係にない)変
換結果を選択すると、画面上でもとの共起関係を示す文
字修飾表示が失われ、再度利用することが難しいという
問題点があった。例えば、「かみ/すく」に「紙/漉
く」の共起関係のみが登録されている場合であっても、
共起関係に基づく変換結果「紙を漉く」が表示されてい
るときに、例えば「漉く」を「好く」にいったん選択し
直してしまうと、「紙」と「漉く」との間に共起関係が
あるという情報をユーザが再度得る方法はなかった。唯
一この情報が利用できるのは、試行錯誤の最中にたまた
ま「好く」を「漉く」に選択し直した場合に限るが、こ
れは試行錯誤の末の偶然でしかない。
【0007】さらに、別の問題として、たとえ「髪を梳
く」という共起関係をユーザが知っていても、「紙を漉
く」が単語変換装置によりいったん選択された後に、こ
れを選択し直すには、「紙」を「髪」に変更し、「漉
く」を「梳く」に変更する、すなわち、変換結果の選択
を2度繰り返さなければならず、ユーザの負担が大きか
った。
【0008】一方、同一の単語列中に同じ強さの共起関
係が複数ある場合、どの単語の組合せで共起関係を認定
したのかわからなくなるという問題点があった。例え
ば、文字列「なつはあついかみだとあつい」が入力され
た場合を例にとると、正しい変換結果は「夏は厚い紙だ
と暑い」である(図28(a)参照)。ここで、「な
つ」と直後の「あつい」との組、および「かみ」と文末
の「あつい」との組、それぞれが共起関係にあると認定
し、「夏は暑い紙だと厚い」と誤って変換したとする。
この場合でも、図28(b)に示すように、文字修飾の
パターンは図28(a)の正解と全く同じになってしま
う。このように、同一の単語列中に複数の共起関係があ
る場合、共起関係にある単語の組合せの認定に誤りがあ
っても正解と区別がつかないために、共起関係を示す文
字修飾表示の信頼性が低下する。
【0009】本発明の目的は、上述の点に鑑み、同一の
単語に対して共起関係に基づく複数の変換結果あるいは
共起関係に基づく変換結果と基づかない変換結果との間
をユーザの指示に応じて自由に行き来できるようにした
単語変換装置を提供することにある。
【0010】また、本発明の他の目的は、単語列中に複
数の共起関係が存在する場合、どの単語の組合せで共起
関係を認定したかが明確にわかるようにした単語変換装
置を提供することにある。
【0011】さらに、本発明の別の目的は、共起関係に
基づく変換結果の選択が容易に行えるようにした単語変
換装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の単語変換装置
は、単語を他の単語に変換する単語変換装置において、
見出しに対して変換結果および変換結果IDを保持する
一般辞書と、共起する単語の組に対して各単語の変換結
果,共起用例および変換結果IDを保持する共起辞書
と、前記一般辞書を参照して入力文字列を単語列に分割
する単語分割部と、この単語分割部により分割された単
語列について前記共起辞書を用いて単語間の共起関係を
認定する共起認定部と、前記単語分割部により分割され
た各単語について変換結果および変換結果IDを優先順
位順に格納する結果格納部と、この結果格納部に格納さ
れた変換結果が前記一般辞書由来の場合には単語対応に
変換結果を格納し、変換結果が前記共起辞書由来の場合
には前記共起辞書から共起用例を検索して単語対応に共
起用例を格納する候補格納部と、前記単語分割部により
分割された各単語について前記一般辞書を参照して単語
に対応する変換結果を前記結果格納部に格納するととも
に前記共起認定部により単語間の共起関係が認定された
場合に前記共起辞書を参照して対応する変換結果の組お
よび変換結果IDを前記結果格納部に格納し、かつ優先
順位に従って前記結果格納部における変換結果の入替え
を行う変換部と、前記結果格納部に格納された変換結果
を表示する表示部と、単語が指定されて候補選択が指示
されたときに前記候補格納部に格納された変換結果およ
び共起用例を候補選択メニューとして前記表示部に表示
し、この候補選択メニューから1つの候補選択肢が選択
された場合に選択された変換結果または共起用例に対応
する変換結果を最優先順位とするように変換結果IDを
キーとして前記変換部に指示する候補選択部とを有す
る。
【0013】
【作用】本発明の単語変換装置では、入力された文字列
は、一般辞書を用いて単語分割部で単語列に分解され
る。変換部は、単語列に対応する変換結果を一般辞書か
ら取り出して結果格納部に格納する。分割された単語列
は、共起認定部にも送られる。共起認定部は、共起辞書
を用いて単語列中に共起関係にある単語の組があるかど
うかをチェックする。共起関係にある単語の組が発見さ
れたならば、変換部に送られる。変換部は、共起辞書か
ら共起関係がある単語の組に対応する変換結果を取り出
して結果格納部に追加格納する。これらの変換結果が結
果格納部に格納されると、候補格納部は、これらの変換
結果に対応した変換候補としてユーザに提示するための
文字列を、結果格納部中の変換結果と共起辞書とを参照
して作成して自分の内部に格納する。変換候補は、一般
辞書由来の変換結果に対してその変換結果自体を採用す
るが、共起辞書由来の変換結果に対しては共起辞書中の
共起用例を採用して格納する。各変換候補には、どの変
換結果に対応するかを一意に決定するID(以下、変換
結果ID(IDentification)という)が
付与される。表示部は、結果格納部の内容を画面に表示
する。ユーザが単語を指定して候補選択を指示すると、
候補選択部は候補格納部からその単語の変換候補を取り
出して画面上に表示する。ユーザがいずれかの変換候補
を選択すると、候補選択部は、その変換候補の変換結果
IDを変換部に送る。変換部は、その変換結果IDに対
応する変換結果を最優先順位とするように結果格納部に
指示する。結果格納部は、指示に従って内容を入れ替え
る。表示部は、入れ替わった内容に沿って表示を変更す
る。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0015】図1は、本発明の第1実施例に係る単語変
換装置の構成を示すブロック図である。本実施例の単語
変換装置は、文字列を入力するとともに候補選択を指示
する入力部11と、見出し(単語)に対して変換結果お
よび変換結果IDを保持している一般辞書12と、共起
関係にある単語の組,各単語の変換結果,共起用例およ
び変換結果IDを保持している共起辞書13と、一般辞
書12を用いて入力文字列を単語列に分割する単語分割
部14と、単語間の共起関係を共起辞書13を用いて認
定する共起認定部15と、一般辞書12および共起辞書
13を用いて変換結果を得る変換部16と、変換結果を
格納する結果格納部17と、変換候補を格納する候補格
納部18と、候補格納部18の変換候補を表示部20に
表示し選択させる候補選択部19と、結果格納部17の
変換結果を表示する表示部20とから構成されている。
【0016】図2は、一般辞書12の内容の一部を例示
する図である。見出し「かみ」に対する変換結果として
「髪」,「紙」,「神」および「上」があり、見出し
「すく」に対する変換結果として「好く」,「梳く」,
「漉く」および「透く」があることが記述されている。
各変換結果には、例えば7桁のユニークな変換結果ID
が付与されている。
【0017】図3は、共起辞書13の内容の一部を例示
する図である。単語「かみ」と単語「すく」との間に共
起関係があり、共起関係に基づく変換結果として「紙/
漉く」および「髪/梳く」の2つがあること、それぞれ
の共起用例として「紙を漉く」および「髪を梳く」があ
ること、単語「あつい」と単語「なつ」との間に共起関
係があり、「暑い/夏」と変換されるべきであり、共起
用例は「暑い夏」であること、単語「あつい」と単語
「かみ」との間に共起関係があり、「厚い/紙」と変換
されるべきであり、共起用例は「厚い紙」であることが
記述されている。各変換結果の組および共起用例には、
例えば4桁のユニークな変換結果IDが与えられてい
る。なお、一般辞書12における変換結果IDと共起辞
書13における変換結果IDとは、桁数が異なるため、
変換結果IDを見ることによって変換結果が由来する辞
書が一般辞書12であるか共起辞書13であるかを容易
に判別できるようになっている。
【0018】図4は、結果格納部17を模式的に示す図
である。結果格納部17は、分割された単語の各々に対
応した小領域に分かれており、それぞれの小領域は、単
語を格納する単語領域171と、最優先順位の変換結果
を保持する第1結果領域172と、最優先順位以下の変
換結果を保持する下位結果領域173とから構成されて
いる。
【0019】図5は、候補格納部18を模式的に示す図
である。候補格納部18は、分割された単語の各々に対
応した小領域に分かれており、それぞれの小領域は、単
語を格納する単語領域181と、変換候補を保持する候
補格納領域182とから構成されている。
【0020】図6を参照すると、変換部16の処理は、
単語列格納ステップS101と、変換結果取出しステッ
プS102と、変換結果格納ステップS103、共起認
定部出力判定ステップS104と、変換結果の組取出し
ステップS105と、変換結果の組格納ステップS10
6とからなる。
【0021】図7を参照すると、候補格納部18の処理
は、変換結果ID由来辞書判定ステップS201と、変
換結果格納ステップS202と、共起用例検索ステップ
S203と、共起用例格納ステップS204とからな
る。
【0022】図8を参照すると、候補選択が指示された
場合の候補選択部19および変換部16の処理は、指定
変換候補変換結果ID送付ステップS301と、同一変
換結果ID変換結果格納判定ステップS302と、変換
結果入替えステップS303と、共起辞書由来判定ステ
ップS304と、共起関係調整ステップS305とから
なる。
【0023】図9を参照すると、共起関係調整ステップ
S305の処理は、さらに、共起関係調整済み判定ステ
ップS306と、変換結果入替えステップS307と、
共起関係調整済みマークステップS308と、共起辞書
由来判定ステップS309と、共起関係調整ステップS
305とからなる。なお、共起関係調整ステップS30
5では、自ステップを再帰的に呼び出すようになってい
る。
【0024】次に、このように構成された第1実施例の
単語変換装置の動作について説明する。
【0025】入力部11より、例えば、文字列「かみを
すく」が入力されると、単語分割部14は、一般辞書1
2を参照して文字列「かみをすく」を単語列「かみ/を
/すく」に分割し、分割された単語列を変換部16に送
る。
【0026】変換部16は、単語列「かみ/を/すく」
を結果格納部17の単語領域171に格納し(ステップ
S101)、一般辞書12を検索し各単語に対応するす
べての変換結果および変換結果IDを得て(ステップS
102)、結果格納部17の第1結果領域172および
下位結果領域173に格納する(ステップS103)。
最優先順位の変換結果は第1結果領域172に、それ以
外の変換結果は下位結果領域173に格納する。なお、
一般辞書12には、図示しない学習機能等により、優先
順位順に変換結果が格納されているものとする。各単語
に対して、ステップS101〜S103を繰り返す。
【0027】図4は、この時点での結果格納部17の内
容を例示する図である。単語「かみ」に対する最優先順
位の変換結果として「髪」が選ばれ、単語「すく」に対
する最優先順位の変換結果として「好く」が選ばれて第
1結果領域172にそれぞれ格納されている。それ以外
の変換結果は、下位結果領域173に格納されている。
なお、単語「を」に対する変換結果はない。
【0028】次に、共起認定部15が起動され、共起認
定部15は、共起辞書13を参照して、単語列中に共起
関係にある単語の組があるかどうかをチェックする。本
例では、図3に示す共起辞書13の内容から単語「か
み」と単語「すく」とが共起関係にあることが認定さ
れ、共起関係にある単語「かみ」と単語「すく」との組
が変換部16に送られる。
【0029】変換部16は、共起認定部15から共起関
係にある単語の組が与えられると(ステップS104で
ノー)、共起関係にある単語の組に対応する変換結果の
組および変換結果IDを共起辞書13から取り出し(ス
テップS105)、最優先順位を付けて結果格納部17
に追加する(ステップS106)。共起関係が認定され
た単語の組に対して、ステップS105〜S106を繰
り返す。本例では、図3に示す共起辞書13から変換結
果「紙」と「漉く」との組、および変換結果「髪」と
「梳く」との組が取り出されて結果格納部17に追加さ
れる。
【0030】図10は、この時点での結果格納部17の
内容を例示する図である。第1結果領域172および下
位結果領域173の上位に、共起辞書13から得られた
変換結果「紙」と「漉く」との組および「髪」と「梳
く」との組が追加され、以前にあった変換結果は順次下
位に移動している。変換結果が一般辞書12および共起
辞書13のいずれの辞書から得られたかは変換結果ID
で判別される。
【0031】表示部20は、結果格納部17の第1結果
領域172の変換結果「髪」と「梳く」とを、図12中
に示すように表示する。なお、変換結果のない単語
「を」については単語そのものを表示する。
【0032】候補格納部18は、結果格納部17に変換
結果が格納されたことをトリガとして起動され、ユーザ
に変換候補として提示する文字列を作成する。まず、候
補格納部18は、結果格納部17に格納されている変換
結果および変換結果IDを取り出す。変換結果IDに基
づいて変換結果が一般辞書12由来であれば(ステップ
S201でノー)、候補格納部18は、変換結果自身を
変換候補として追加する(ステップS202)。変換結
果IDに基づいて変換結果が共起辞書13由来であれば
(ステップS201でイエス)、候補格納部18は、変
換結果IDをキーに共起辞書13を検索して対応する共
起用例を取り出し(ステップS203)、これを変換候
補として追加する(ステップS204)。結果格納部1
7の単語領域171に格納されている単語ごとに、かつ
各単語に対して第1結果領域172および下位結果領域
173に格納されている変換結果の各々に対してステッ
プS201〜S204を繰り返す。
【0033】図5は、この時点での候補格納部18の内
容を例示する図である。例えば、「紙/漉く」の共起関
係から得られた変換結果「紙」および「漉く」には、ど
ちらも変換結果ID「K001」が付与されているため
(図10参照)、対応する共起用例「紙を漉く」が変換
候補として格納される。これに対して、一般辞書12由
来の「紙」からは、変換候補として「紙」自体が格納さ
れる(図3参照)。同様に、「髪/梳く」の共起関係か
ら得られた変換結果「髪」および「梳く」にも、どちら
も変換結果ID「K002」が付与されているため(図
10参照)、対応する共起用例「髪を梳く」が変換候補
として格納される。
【0034】表示部20に表示された単語に対してユー
ザが入力部11から候補選択を指示した場合、候補選択
部19は、候補格納部18からその単語の変換候補を取
り出して候補選択メニューとして表示部20に表示し、
ユーザに選択させる。例えば、図12に示すように、
「すく」に対する候補選択が指示されると、図5に示す
候補格納部18の内容から「すく」に対応する変換候補
のすべてが取り出され、候補選択メニューとして表示部
20に表示される。図12では、「紙を漉く」という変
換結果が表示されており、さらに「漉く」に対する候補
選択メニューが右方に表示されている。変換結果中の
「漉く」が強調表示されているのは、現在この単語に対
して候補選択メニューを表示中であることを示す。候補
選択メニューで「紙を漉く」が強調表示されているの
は、現在の変換結果「漉く」が、「紙を漉く」という共
起関係に基づいて共起辞書13から選ばれたものである
ことを示している。これにより、ユーザは、現在の変換
結果が共起関係に基づいていることのみならず、共起関
係の内容までも一目で理解することができる。
【0035】さらに、候補選択メニューの中に「髪を梳
く」という候補選択肢が見えるが、これは、共起辞書1
3中の変換結果ID「K002」のエントリに対応して
いる(図3参照)。このように、本実施例の単語変換装
置では、変換結果として反映された共起関係以外に、ど
のような共起関係が成立する可能性があるのかを、候補
選択メニュー中の候補選択肢を見るだけで容易に把握す
ることができ、これは従来の単語変換装置にない大きな
利点である。
【0036】次に、ユーザの変換意図は「髪を梳く」で
あったとしよう。図12の「すく」の候補選択メニュー
中、第2番目に「髪を梳く」という候補選択肢が表示さ
れており、ユーザがこれを選択すると、候補選択部19
は、この変換候補に付与された変換結果ID「K00
2」を変換部16に伝達する(ステップS301)。
【0037】変換部16は、結果格納部17中に、この
変換結果ID「K002」を持つ変換結果が格納されて
いるかどうかをチェックし(ステップS302)、もし
格納されている場合には、その変換結果の優先順位を上
げて第1結果領域172に格納し、もとあった変換結果
は下位結果領域173に移動する(ステップS30
3)。また、これらの単語、本例では「かみ」と「す
く」とを共起関係調整済みとしてマークする。
【0038】図11は、この時点での結果格納部17の
内容を例示する図である。共起辞書13由来の「髪」お
よび「梳く」には、ともに同一の変換結果ID「K00
2」が付与されており、同時に最優先順位の第1結果領
域172に格納されていることがわかる。
【0039】次に、変換部16は、変換結果IDに基づ
いてもとあった変換結果が共起辞書13由来かどうかを
判断し(ステップS304)、共起辞書13由来でなけ
ればただちに処理を終了し、共起辞書13由来であれ
ば、もとあった変換結果の変換結果IDをキーとして共
起関係の調整を行う(ステップS305)。本例では、
もとあった変換結果は「紙」および「漉く」であり、い
ずれも共起辞書13に由来する変換結果であるため、そ
れらの変換結果ID「K001」をキーとして共起関係
の調整が行われる。
【0040】共起関係の調整は、まず、単語がすでに共
起関係調整済みでなければ(ステップS306でノ
ー)、変換結果ID「K002」を持つ変換結果を下位
結果領域173に持つ単語すべてに対し、その変換結果
が第1結果領域172に入るように格納し直すことで行
われる(ステップS307)。このように変換結果の順
位変更を行った単語は、共起関係徴税済みとしてマーク
し、再度順位の変更が行われないようにする(ステップ
S308)。また、この順位変更により、共起辞書13
由来の変換結果が第1結果領域172から下位結果領域
173に移動した場合(ステップS309でイエス)、
共起関係の調整を再帰的に起動する(ステップS31
0)。本例では、キーである変換結果ID「K001」
を持つ変換結果が、「かみ」および「すく」に対応して
格納されている。しかし、これらの単語はすでに共起関
係調整済みとしてマークされているので、これ以上の順
位変更は行われず、図11の状態が最終状態として確定
する。
【0041】図13は、最終的な表示結果を例示する図
である。「紙」→「髪」の候補選択を行うだけで、「漉
く」→「梳く」の変更が同時に行われている。このよう
に、第1実施例の単語変換装置では、候補選択メニュー
上で共起用例を選択するだけで共起関係にある単語すべ
ての変換結果が一斉に置き換わるため、従来の単語変換
装置に比べてユーザの労力が大きく軽減されるという利
点がある。さらに、いったん別の変換結果を選択して共
起関係を解除した後も、候補選択肢の中から共起用例を
選び直せばいつでも共起関係に基づく変換結果を復元で
きる。これも、従来の単語変換装置に対する大きな利点
である。
【0042】このように、第1実施例の単語変換装置に
よれば、ある単語に対して複数の共起関係が認定できた
場合に、それらすべての共起関係が共起用例の形で変換
候補として表示されるため、ユーザは現在の第1変換候
補以外にも選択可能な共起関係があることを容易に知る
ことができる。さらに、候補選択肢の中から他の共起用
例を選択するだけで、共起関係にある単語すべての変換
結果を同時に変更することができるため、共起する単語
の変換結果を選択する作業の工数を大きく削減すること
ができる。特に、変換結果の組を別の組に置き換える
(例えば、「紙/漉く」→「髪/梳く」)、共起関係を
一度解除した後に再び共起関係に基づく変換候補を選択
し直す(例えば、「紙/漉く」→「紙/好く」→「紙/
漉く」)等、従来の単語変換装置では不可能であった
り、大きな労力が必要であった場面において大きな効果
がある。
【0043】次に、文字列「なつはあついかみだとあつ
い」が、図14に示すように、誤って「夏は暑い紙だと
厚い」と変換されたとしよう。この場合でも、文末の
「あつい」に対する第2の候補選択肢「暑い夏」をユー
ザが選択するだけで、図15に示すように、「夏は厚い
紙だと暑い」との正解を得ることができる。以下、この
ときの内部動作について説明する。
【0044】まず、変換直後の結果格納部17は、図1
6に示すような内容を持つ。「あつい」に関する2つの
共起関係「なつ/あつい」および「かみ/あつい」が2
つとも認定され、「あつい」に対する第1変換結果およ
び第2変換結果としてそれぞれ格納されている。
【0045】次に、ユーザが図14で「暑い夏」の候補
選択肢の選択を指示すると、対応する変換結果ID「K
003」が結果格納部17に伝達され(ステップS30
1)、結果格納部17の下位結果領域173に同一変換
結果IDを持つ変換結果が格納されているので(ステッ
プS302でイエス)、対応する変換結果が第1結果領
域172に格納される(ステップS303)。図17
は、このときの結果格納部17の状態であり、2番目の
「あつい」に対する変換結果の順序が入れ替わってい
る。この単語、ここでは2番目の「あつい」を共起関係
調整済みとしてマークした後(ステップS303)、変
換部16は、順序の入替えにより下位結果領域173に
移動された変換結果が共有辞書13由来のものかどうか
をチェックする(ステップS304)。共起辞書13由
来でなければ処理を終了する。共起結果辞書13由来で
あれば、全体の共起関係の調整を行う(ステップS30
5)。ここでは、下位結果領域173に移動された「厚
い」が共起辞書13由来の変換結果ID「K004」を
持つため、この変換結果ID「K004」をキーとして
共起関係の調整を行う。
【0046】共起関係の調整は、変換結果ID「K00
4」を持つ変換結果を下位結果領域173に持つ単語す
べてに対し、その単語がすでに共起関係調整済みでなけ
れば(ステップS306でノー)、その変換結果が第1
結果領域172に入るように格納し直すことで行われる
(ステップS307)。このように変換結果の順位変更
を行った単語は、共起関係徴税済みとしてマークし、再
度順位の変更が行われないようにする(ステップS30
8)。また、この順位変更により、共起辞書13由来の
変換結果が第1結果領域172から下位結果領域173
に移動した場合(ステップS309でイエス)、共起関
係の調整を再帰的に起動する(ステップS310)。
【0047】本例では、1番目の「あつい」が下位結果
領域173中に変換結果ID「K004」を持つ変換結
果「厚い」を有するため、順序の入替えが行われ、図1
8に示す状態が得られる。さらに、ここで、変換結果I
D「K003」を持つ変換結果「暑い」が第1結果領域
172から下位結果領域173に移動したため、この変
換結果ID「K003」をキーとして共起関係の調整が
起動される。しかし、変換結果ID「K003」を下位
結果領域173に持つ単語がないため、調整はこれ以上
何もせずに終了し、図18に示す状態が最終状態とな
る。この結果、図15に示すように、「夏は厚い紙だと
暑い」との正解が表示される。このように、本実施例の
単語変換装置は、共起関係の相手を誤って認定した場合
の修正も、適切な共起用例を選択するだけで行えるた
め、非常に容易であるという利点がある。
【0048】図19は、本発明の第2実施例に係る単語
変換装置の構成を示すブロック図である。第2実施例の
単語変換装置は、図1に示した第1実施例の単語変換装
置における一般辞書12および共起辞書13を、それぞ
れ一般辞書22および共起辞書23に置き換え、漢字か
な混じり文の入力文字列を英単語混じり文に変換する日
英単語変換装置として動作するようにしたものである。
なお、その他の変更のない部分については、第1実施例
の単語変換装置における対応する部分と同一符号を付し
て、それらの詳しい説明を省略する。
【0049】図20は、一般辞書22の内容の一部を例
示する図である。一般辞書22では、見出しとして「電
話」,「かける」をはじめとする日本語の単語を登録
し、変換結果として見出しに対応する英単語を登録して
いる。ここでは、単語「電話」に対する変換結果として
“telephone”および“phone”があり、
単語「かける」に対する変換結果としては“brea
k”,“pour”,“hang”があることが記述さ
れている。各変換結果には、ユニークな変換結果IDが
付与されている。
【0050】図21は、共起辞書23の内容の一部を例
示する図である。一般辞書22と同様に、見出しとして
日本語の単語の組を登録し、変換結果としてそれらの単
語が共起関係として現れた場合に対応すべき英単語の組
を登録している。ここでは、単語「電話」と単語「かけ
る」との間に共起関係があり、共起関係に基づく変換結
果として、以下の3つがあることが記述されている。
【0051】1つ目は、「電話をかける」が英語で“m
ake a call”と表現できることに鑑み、単語
「電話」に対して“call”を、単語「かける」に対
して“make”を対応させる。共起用例は、“mak
e a call”である。
【0052】2つ目は、「電話をかける」が英語で“g
ive a ring”と表現できることに鑑み、単語
「電話」に対して“ring”を、単語「かける」に対
して“give”を対応させる。共起用例は、“giv
e a ring”である。
【0053】3つ目は、「電話をかける」が英語で“t
elephone”と表現できることに鑑み、単語「か
ける」に対して“telephone”を対応させる。
単語「電話」に対応する変換結果はなしとする。共起用
例は、“telephone”である。
【0054】次に、このように構成された第2実施例の
単語変換装置の動作について簡単に説明する。なお、こ
こでは、漢字かな混じり文である文字列「電話をかけ
る」が入力されたときの動作を例にとって説明する。
【0055】まず、単語分割部14は、一般辞書22を
もとに入力文字列「電話をかける」を単語列に分割す
る。「電話」および「かける」が見出しとして登録され
ているので、入力文字列は「電話/を/かける」と分割
される。分割結果は、変換部16に送られる。
【0056】変換部16は、各単語に対するすべての変
換結果を一般辞書22から取り出して結果格納領域17
に格納する。
【0057】さらに、共起認定部15が起動され、共起
認定部15は、共起辞書23を参照して、単語列の中に
共起関係にある単語の組があるかどうかをチェックす
る。本例の単語列では、「電話」と「かける」とが共起
関係にあることが認定され、変換部16に送られる。変
換部16は、共起辞書23から対応する共起用例を取り
出し、結果格納部17に追加する。
【0058】図22は、この時点での結果格納部17の
内容の一例を示す図である。第1結果領域172には、
共起関係に基づく変換結果として、単語「電話」に対し
て“call”が、単語「かける」に対して“mak
e”が格納されている。
【0059】次に、候補格納部18が起動され、ユーザ
に変換候補として提示する文字列を作成する。第1実施
例の単語変換装置の場合と同様に、一般辞書22由来の
変換結果に対しては変換結果自身を変換候補として追加
し、共起辞書23由来の変換結果としては対応する共起
用例を変換候補として追加する。図23は、この時点で
の候補格納部18の内容を例示する図である。
【0060】さらに、表示部20は、結果格納部17の
第1結果領域172の内容を順に並べて、「電話をかけ
る」に対する変換結果として「callをmake」と
いう文字列を表示する。ここで表示された単語“mak
e”に対しユーザが候補選択を指示すると、候補選択部
19は、候補格納部18からその単語の変換候補を取り
出して表示部20に表示する。図24は、この時点での
画面表示例であり、単語“make”に対する変換候補
として、共起用例である“make a call”,
“give a ring”および“telephon
e”と、一般辞書22由来の変換結果である“brea
k”,“pour”および“hang”とが表示されて
いる。
【0061】ここで、ユーザが変換候補“give a
ring”を選択すると、第1実施例の単語変換装置
と全く同様に、変換候補に付与された変換結果ID「K
002」が変換部16に伝達される。
【0062】変換部16は、この変換結果ID「K00
2」を持つ変換結果を結果格納部17の第1結果領域1
72に格納し直す。図25は、この時点での画面表示で
ある。選択した共起用例“give a ring”に
対応し、単語「電話」に対応する変換結果として“ri
ng”が、単語「かける」に対する変換結果として“g
ive”が表示されている。
【0063】このように、第1実施例の単語変換装置
は、一般辞書および共起辞書の見出しとして漢字等を含
む日本語の単語を登録し、変換結果として英語等の外国
語の単語を格納するようにするだけで、他の変更を加え
ることなく、第2実施例の単語変換装置のように、日本
語から外国語への単語変換装置として動作するようにす
ることができる。同様に、外国語から日本語、あるいは
外国語同士の単語変換装置として実施することも容易で
ある。
【0064】また、実際の共起関係の相手の単語の活用
にあわせて共起辞書中の共起用例の活用変形を行い、変
換候補として提示する共起用例を、より実際の場面にあ
ったものになるようにする等の変形も容易である。さら
に、共起辞書に共起用例に加えて候補選択の助けとなる
各種の情報を追加する等の変形も容易である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、表示部に
表示されている変換結果中の単語が指定されて候補選択
が指示されたときに候補格納部に格納された変換結果お
よび共起用例を候補選択メニューとして表示して変換結
果を選択できるようにしたことにより、1つの単語を含
む共起関係が複数認定でき、変換結果が複数存在する場
合にも、共起関係に基づく変換結果のすべての候補選択
肢が共起用例の形でユーザに示されるので、それらの候
補選択肢を指示するだけで変換結果の選択が行え、共起
関係に基づく複数の変換結果の間、あるいは共起関係に
基づく変換結果と基づかない変換結果との間を自由に行
き来して、適切な候補選択肢を選ぶことができるという
効果がある。特に、変換結果の組を取り替える、共起関
係を一度解除した後に再び共起関係に基づく変換候補を
選び直す等、従来の単語変換装置では不可能であった
り、困難が大きかった作業も容易に行える。
【0066】また、単語列に複数の共起関係がある場合
でも、どの単語の組合せで共起関係を認定したのかが明
示されるという効果がある。特に、共起関係の相手の認
定を誤った場合には誤りであることが容易にユーザにわ
かるため、変換結果の信頼性が高まるとともに誤りの修
正も容易に行える。
【0067】さらに、単語の変換候補の中から共起用例
を選択すると、結果格納部における変換結果の優先順位
に基づいた並べ替えが行われ、関係する単語の変換結果
が選択に従っていっせいに置き換わるので、共起関係を
選び直す際のユーザの負担が軽減されるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る単語変換装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1中の一般辞書の内容の一部を例示する図で
ある。
【図3】図1中の共起辞書の内容の一部を例示する図で
ある。
【図4】図1中の結果格納部の内容の一部を例示する図
である。
【図5】図1中の候補格納部の内容の一部を例示する図
である。
【図6】図1中の変換部の処理を示す流れ図である。
【図7】図1中の候補格納部の処理を示す流れ図であ
る。
【図8】候補選択が指示された場合の候補選択部および
変換部の処理を示す流れ図である。
【図9】図8中の共起関係調整ステップの処理を示す流
れ図である。
【図10】図4に示した結果格納部の内容の遷移例を示
す図である。
【図11】図10に示した結果格納部の内容の遷移例を
示す図である。
【図12】図1中の表示部に表示される変換結果および
候補選択メニューの一例を示す図である。
【図13】図12に示した変換結果および候補選択メニ
ューの遷移例を示す図である。
【図14】図1中の表示部に表示される変換結果および
候補選択メニューの別の例を示す図である。
【図15】図14に示した変換結果および候補選択メニ
ューの遷移例を示す図である。
【図16】図1中の結果格納部の内容の一部を例示する
図である。
【図17】図16に示した結果格納部の内容の遷移例を
示す図である。
【図18】図17に示した結果格納部の内容の遷移例を
示す図である。
【図19】本発明の第2実施例に係る単語変換装置の構
成を示すブロック図である。
【図20】図19中の一般辞書の内容の一部を例示する
図である。
【図21】図19中の共起辞書の内容の一部を例示する
図である。
【図22】図19中の結果格納部の内容の一部を例示す
る図である。
【図23】図19中の候補格納部の内容の一部を例示す
る図である。
【図24】図19中の表示部に表示される変換結果およ
び候補選択メニューの一例を示す図である。
【図25】図24に示した変換結果および候補選択メニ
ューの遷移例を示す図である。
【図26】従来の単語変換装置における画面表示の一例
を示す図である。
【図27】従来の単語変換装置における画面表示の別の
例を示す図であり、(a)は共起関係が表示された例を
示し、(b)は共起関係が表示されない例を示す。
【図28】従来の単語変換装置における画面表示の他の
例を示す図であり、(a)は正しい変換例を示し、
(b)は誤った変換例を示す。
【符号の説明】
11 入力部 12,22 一般辞書 13,23 共起辞書 14 単語分割部 15 共起認定部 16 変換部 17 結果格納部 18 候補格納部 19 候補選択部 20 表示部 171 単語領域 172 第1結果領域 173 下位結果領域 181 単語領域 182 候補格納領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単語を他の単語に変換する単語変換装置
    において、 見出しに対して変換結果および変換結果IDを保持する
    一般辞書と、 共起する単語の組に対して各単語の変換結果,共起用例
    および変換結果IDを保持する共起辞書と、 前記一般辞書を参照して入力文字列を単語列に分割する
    単語分割部と、 この単語分割部により分割された単語列について前記共
    起辞書を用いて単語間の共起関係を認定する共起認定部
    と、 前記単語分割部により分割された各単語について変換結
    果および変換結果IDを優先順位順に格納する結果格納
    部と、 この結果格納部に格納された変換結果が前記一般辞書由
    来の場合には単語対応に変換結果を格納し、変換結果が
    前記共起辞書由来の場合には前記共起辞書から共起用例
    を検索して単語対応に共起用例を格納する候補格納部
    と、 前記単語分割部により分割された各単語について前記一
    般辞書を参照して単語に対応する変換結果を前記結果格
    納部に格納するとともに前記共起認定部により単語間の
    共起関係が認定された場合に前記共起辞書を参照して対
    応する変換結果の組および変換結果IDを前記結果格納
    部に格納し、かつ優先順位に従って前記結果格納部にお
    ける変換結果の入替えを行う変換部と、 前記結果格納部に格納された変換結果を表示する表示部
    と、 単語が指定されて候補選択が指示されたときに前記候補
    格納部に格納された変換結果および共起用例を候補選択
    メニューとして前記表示部に表示し、この候補選択メニ
    ューから1つの候補選択肢が選択された場合に選択され
    た変換結果または共起用例に対応する変換結果を最優先
    順位とするように変換結果IDをキーとして前記変換部
    に指示する候補選択部とを有することを特徴とする単語
    変換装置。
  2. 【請求項2】 前記候補選択部が、前記表示部に表示さ
    れた変換結果中の候補選択が指定された単語を強調表示
    すると同時に前記候補選択メニュー中の選択された候補
    選択肢を強調表示する請求項1記載の単語変換装置。
  3. 【請求項3】 前記一般辞書の変換結果IDと前記共起
    辞書の変換結果IDとが識別可能に設定されていて、前
    記候補選択部が変換結果IDに基づいて変換結果が前記
    一般辞書に由来するか前記共起辞書に由来するかを判断
    する請求項1記載の単語変換装置。
  4. 【請求項4】 前記変換部が、前記結果格納部の最優先
    順位の変換結果の入替えを行ったときに、もとあった変
    換結果を下位の優先順位に移動するとともに、もとあっ
    た変換結果が共起辞書に由来する場合にはもとあった変
    換結果の共起関係の調整を行う請求項1記載の単語変換
    装置。
  5. 【請求項5】 前記変換部が、変換結果の共起関係の調
    整を、共起関係の調整が済んでいない単語について、同
    一の変換結果IDを持つ変換結果を最優先順位とし、も
    とあった変換結果を下位の優先順位に移動するととも
    に、もとあった変換結果が共起辞書に由来する場合には
    もとあった変換結果の共起関係の調整をさらに行う請求
    項4記載の単語変換装置。
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