JP2005136702A - 画像送信装置および画像送信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像送信のための操作性が良好な画像送信装置を提供する。
【解決手段】 電話機能を備えた画像送信装置100は、電話番号と画像送信アドレスとを関連付けて記憶しているアドレス管理部4と、通話相手の電話番号がアドレス管理部4に記憶されている場合、当該通話中に、当該電話番号に関連付けて記憶されている画像送信アドレスを表示する操作・表示部1とを備えている。これにより、操作者は、例えば、画像送信処理に関する電話連絡中に、操作・表示部1に表示された画像送信アドレスにより、画像送信処理の確認や選択等ができるから、操作性の良好な画像送信装置を実現することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 電話機能を備えた画像送信装置100は、電話番号と画像送信アドレスとを関連付けて記憶しているアドレス管理部4と、通話相手の電話番号がアドレス管理部4に記憶されている場合、当該通話中に、当該電話番号に関連付けて記憶されている画像送信アドレスを表示する操作・表示部1とを備えている。これにより、操作者は、例えば、画像送信処理に関する電話連絡中に、操作・表示部1に表示された画像送信アドレスにより、画像送信処理の確認や選択等ができるから、操作性の良好な画像送信装置を実現することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電話機能を備えた画像送信装置および画像送信方法に関する。
ファクシミリ等の画像送信装置を用いて画像の送信を行う場合、画像を送信する前に、画像送信相手に電話をかけて、通話相手にこれから画像を送信する旨を連絡したり、画像を送信する相手の画像受信装置のファクス番号等のアドレスを確認したりすることが、よく行われている。画像を送信する相手への電話連絡には、例えば、画像送信機能と電話機能とを備えた複合機の電話機能や、携帯電話等が用いられる。
上記のように、画像送信の前に予め電話連絡をする場合、当該通話により得られた情報に基づいて、画像送信処理が行われるが、通常、画像送信は、通話とは別の作業として行われる。このため、通話が終わった後に画像送信先を入力するのために、例えば、通話中に相手先の番号を紙等に記録するといった作業が必要となる。なお、このような作業は、画像の送信先が通話相手と同じであっても必要であり、仮に、画像送信装置にアドレス帳として相手先の番号が記憶されている場合であっても、通話終了後に、送信先をアドレス帳から選択する作業が必要である。
このように、画像送信前の連絡に電話が頻繁に用いられている。通話中に相手先の番号を記録するのに適した電話としては、例えば、通話中に、携帯電話の他の機能を利用することができる携帯電話が、特許文献1に記載されている。この携帯電話によれば、通話中に、メモ機能などを利用して、画像送信に関する情報を記録することができる。
日本国公開特許公報 特開平8−317041(公開日:1996年11月29日)
しかしながら、上記特許文献1に記載されている従来の携帯電話のような装置の場合、に、当該通話に用いられている携帯電話を、別の用途のために操作する必要があるため、通話中に操作ミスを起こし易く、また、操作者が操作に戸惑うといった事態が生じやすいという問題もある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、通話中に画像送信処理をサポートする情報を表示する画像送信装置、より具体的には、画像送信アドレスと関連付けて記憶されている相手への通話中に、当該画像送信アドレスを表示することにより、画像送信処理のために必要な作業を容易かつ簡単にして、操作性を向上した画像送信装置を実現することにある。
本発明に係る画像送信装置は、上記課題を解決するために、電話機能を備えた画像送信装置において、電話番号と画像送信アドレスとを関連付けて記憶しているアドレス管理部と、通話相手の電話番号がアドレス管理部に記憶されている場合、当該通話中に、当該電話番号に関連付けて記憶されている画像送信アドレスを表示する表示部と、を備えた構成である。
本発明に係る画像送信装置は、上記通話中に上記表示部に表示された画像送信アドレスを選択可能な操作部をさらに備えているものであってもよい。
本発明に係る画像送信装置は、外部装置に対して画像を送信する通信部をさらに備えており、当該通信部は、上記通話中に、上記操作部により選択された画像送信アドレスに対して、通話終了後に、画像を送信するものであってもよい。
上記アドレス管理部は、電話番号と関連付けられた名称をさらに記憶しており、上記表示部は、通話相手の電話番号がアドレス管理部に記憶されている場合、当該電話番号に関連付けて記憶されている名称と画像送信アドレスとを、当該通話中に表示するものであってもよい。
本発明に係る画像送信装置は、上記名称が類似するか否かを判断する検索部をさらに備えており、上記表示部は、通話相手の電話番号と関連付けて記憶されている名称と類似する名称がアドレス管理部に記憶されている場合、当該類似する名称に関連付けて記憶されている画像送信アドレスを、当該通話中に、表示するものであってもよい。
上記表示部は、上記通話中に画像送信アドレスを表示する指示が入力された場合に、上記画像送信アドレス、あるいは、上記画像送信アドレスおよび上記名称を表示するものであってもよい。
本発明に係る画像送信装置は、原稿を読取る原稿読取り部と、当該原稿読取り部に原稿が載置されているか否かを検知する原稿検知部と、をさらに備えており、上記表示部は、上記通話中に原稿が検知された場合に、上記画像送信アドレス、あるいは、上記画像送信アドレスおよび上記名称を表示するものであってもよい。
本発明に係る画像送信装置は、原稿を読取る原稿読取り部と、当該原稿読取り部により読取られた原稿の画像データを記憶する画像記憶部と、送信する画像データを選択する画像選択部とをさらに備えており、原稿が読取られた後の所定時間内に電話発信指示が入力された場合に、上記表示部は、上記画像送信アドレス、あるいは、上記画像送信アドレスおよび上記名称を表示し、画像選択部は、電話発信前の所定時間内に読取られた原稿の画像データを送信データ候補として選択する構成としてもよい。
本発明に係る画像送信装置は、通話内容を音声により認識する音声認識部をさらに備えており、上記表示部は、通話内容に所定のキーワードが含まれていると認識された場合に、上記画像送信アドレス、あるいは、上記画像送信アドレスおよび上記名称を表示するものであってもよい。
本発明に係る画像送信方法は、電話番号と画像送信アドレスとを関連付けて記憶しているアドレス管理部と、表示部とを有し、電話機能を備えた画像送信装置により画像を送信する方法であって、アドレス管理部に記憶されている電話番号への通話中に、当該電話番号に関連付けて記憶されている画像送信アドレスを表示部に表示し、当該表示された画像送信アドレスが選択された場合、当該通話終了後に、当該選択された画像送信アドレスに画像を送信する構成である。
本発明に係るプログラムは、上記画像送信方法を実行させるためのプログラムであり、当該プログラムは、コンピュータ読取り可能な記録媒体に記録されたもの記録媒体として構成することもできる。
本発明に係る画像送信装置は、以上のように、通話相手の電話番号がアドレス管理部に記憶されている場合、当該通話中に、当該電話番号に関連付けて記憶されている画像送信アドレスを表示する表示部を備えている。
これにより、操作者(通話者)は、表示部に表示された通話相手の画像送信アドレスを、通話中に確認し、当該画像送信アドレスに画像を送信する指示を、画像送信装置に入力することができるから、操作性の良好な画像送信装置を実現することができる。
たとえば、画像送信装置を用いて、ファクシミリ送信やスキャナ送信で画像を送信する場合、画像の送信相手に確認の電話を入れてから、その後で画像を送信する場合がある。通話相手の画像送信アドレスがアドレス管理部に記憶されている場合、上記のような電話の通話中に、その画像送信アドレスを表示部に表示することで、通話中に画像送信の画像送信アドレスの確認や、送信の操作を行うことが可能となるから、画像送信の操作性が向上する。
なお、アドレス管理部には、特定の通話相手(送信相手)の電話番号と、画像送信アドレスとが、両方記憶されていることは必要でなく、何れか一方のみが記憶されていても良い。ただし、両方が記憶されている場合は、両者は直接的に関連付けて記憶されているか、間接的に関連付けて記憶されている必要がある。ここで、直接的に関連付けられている例としては、同じファイル中に電話番号と画像送信アドレスとが関連付けて記憶されている場合が挙げられる。また、間接的に関連付けられている例としては、電話番号と画像送信アドレスとが別のファイル中に記憶されているものの、それぞれ通話相手(送信相手)を特定する名称やIDと関連付けて記憶されており、名称やIDを介して、電話番号と画像送信アドレスとを関連付けることが可能な場合が挙げられる。
また、表示部は、画像送信先アドレスを自動的に表示することが好ましいが、操作者の指示によって表示するものでもよい。また、通話相手の画像送信アドレスがアドレス管理部に記憶されているか否かは、例えば、画像送信装置を用いた電話と画像送信とを相互に関連付ける機能を備えた関連通信処理部により判定することができる。当該関連通信処理部は、通話相手の画像送信アドレスがアドレス管理部に記憶されている場合は、当該画像送信アドレスを上記表示部に表示するように、画像送信装置を制御するものである。より具体的には、関連通信処理部は、画像送信装置から外部の電話装置に対する電話が発信された場合、当該発信(通話)に用いられた電話番号を取得し、上記アドレス管理部に記憶されているアドレス情報のテーブルを検索し、当該取得した電話番号が含まれている場合、アドレス管理部から当該電話番号に関連付けて記憶されている画像送信アドレスを表示部に出力して表示する。関連通信処理部が、アドレス管理部から画像送信アドレスを取得して表示部に出力したり、通話相手の電話番号に関連して記憶されている画像送信アドレスを表示部に出力するようにアドレス管理部へ指示したりすることにより、画像送信アドレスを表示部へ出力することができる。
また、本発明の画像形成装置は、操作部をさらに備えているから、当該操作部を介して上記通話中に上記表示部に表示された画像送信アドレスの選択に関する入力を受け取ることができる。これにより、画像形成装置は、通話中に操作者により選択または直接入力された画像送信アドレスを受け取り、当該受け取った画像送信アドレスを画像送信処理に用いることが可能となる。したがって、画像形成装置の操作性を向上させることができる。
また、本発明の画像形成装置は、通話中に選択された画像送信アドレスに対して、通話終了後に、画像を送信する通信部をさらに備えている。これにより、通話終了後に、上記操作部を介して選択された画像送信アドレスに画像を送信することができる。なお、ここで、画像送信アドレスへの画像の送信は、通話終了後に通信部によって自動的になされることが好ましいが、通話終了後に、上記操作部が送信指示に関する入力を受けた場合に送信する構成としてもよい。本発明において、「通話中」とは、画像送信装置の電話機能による通話の間をいい、「通話終了後」とは、画像送信装置の電話機能による通話終了の入力を受けた後をいう。
また、上記アドレス管理部は、電話番号と関連付けられた名称をさらに記憶しており、上記表示部は、名称と画像送信アドレスとを表示するものである。
このため、操作者は、通話中の通話相手の名称と、画像送信アドレスとを同時に確認することができるので、画像送信の操作性がさらに向上する。
なお、上記アドレス管理部は、上記名称を電話番号および/または画像送信アドレスと関連付けて記憶しているものであっても良い。これにより、電話番号と画像送信アドレスとが、別々のファイルに記憶されている場合、電話番号のファイルに記憶されている通話相手の名称と同じ名称を画像送信アドレス帳から検索し、表示部に表示させることが可能となるから、画像送信装置の操作性が向上する。
また、本発明の画像送信装置は検索部をさらに備えている。これにより、類似する名称がアドレス管理部に記憶されている場合、当該類似する名称に関連付けて記憶されている画像送信アドレスを、上記表示部に表示することができる。例えば、送信相手の画像送信アドレスはアドレス管理部に記憶されているものの、通話相手の電話番号とは直接関連付けられておらず、かつ、当該電話番号と関連付けられた名称(例えば、山田太郎)とは別の名称(例えば、山田)と関連付けて記憶されている場合であっても、名称の類似判断を介して、通話相手の電話番号と送信相手の画像送信アドレスとを関連付けることが可能となるので、画像送信アドレスを表示部に表示することができる。
なお、検索部により類似するか否を判断する構成は、特に限定されず、従来公知の基準および手段を用いればよいが、例えば、名称の頭文字が一致するものを類似すると判断する構成が挙げられる。
上記表示部は、上記通話中に画像送信アドレスを表示する指示が入力された場合に上記画像送信アドレス等を表示するものであってもよい。例えば、上記指示が画像送信メニューの選択等により入力された場合には、上記通話終了後に画像送信を行うことが予測されるから、表示部に画像送信アドレスを表示することで、より適切な表示を行うことが出来るから、画像送信の操作性が向上する。
本発明の画像送信装置は、原稿読取り部と原稿検知部とをさらに備えている。このため、
原稿が検知された場合に、上記表示部に上記画像送信アドレス等を表示することができる。このように、画像送信装置への原稿の載置(セット)を検知することで、画像送信を予測して、表示部に画像送信アドレスを表示することで、より適切な表示を行うことが出来るから、画像送信の操作性が向上する。
原稿が検知された場合に、上記表示部に上記画像送信アドレス等を表示することができる。このように、画像送信装置への原稿の載置(セット)を検知することで、画像送信を予測して、表示部に画像送信アドレスを表示することで、より適切な表示を行うことが出来るから、画像送信の操作性が向上する。
本発明の画像送信装置は、原稿読取り部と、画像記憶部と、画像選択部をさらに備えており、原稿が読取られた後の所定時間内に電話発信指示が入力された場合、上記表示部は、上記画像送信アドレス等を表示し、画像選択部は、読取られた原稿の画像データを送信データ候補として選択する。
画像の読取りから所定時間内(たとえば、原稿の読取り直後)の電話は、画像送信に関する連絡である可能性が高い。また、この場合、当該読取られた画像データが送信される可能性が高いといえる。したがって、通話相手に画像を送信すると予測して、電話番号と関連付けて記憶されている画像送信アドレスを表示する。これにより、操作者は、通話中に画像送信アドレスを確認、選択することができる。また、画像選択部は読取られた画像データを送信データ候補として予め選択するので、送信する画像データ選択の操作性が向上する。
本発明の画像送信装置は、音声認識部をさらに備えている。このため、ファクシミリ等の画像を送信する際に用いられる言葉を画像送信のキーワードとして設定し、音声認識部によって、当該キーワードが通話中に認識(抽出)された場合、当該通話は画像送信の連絡であると予測できる。このように、音声認識部によりキーワードが認識された場合、画像送信を行うことを予測し、表示部に画像送信アドレスを表示することで、より適切な表示を行うことが出来るから、画像送信の操作性が向上する。
上記本発明の画像送信装置を用いることにより、アドレス管理部に記憶されている電話番号への通話中に、当該電話番号に関連付けて記憶されている画像送信アドレスを表示部に表示し、当該表示された画像送信アドレスが選択された場合、当該通話終了後に、当該選択された画像送信アドレスに画像を送信する画像送信方法を容易に実施することができる。なお、画像送信アドレスに画像を送信する処理は、自動的に行われることが好ましいが、画像送信装置の操作部に対して、画像送信の指示が入力された場合に行われることとしてもよい。
ところで、上記画像送信装置は、ハードウェアで実現してもよいし、プログラムをコンピュータに実行させることによって実現してもよい。
本発明に係るプログラムは、上記画像送信方法をコンピュータ等に実行させるプログラムであり、本発明に係る記録媒体には、当該プログラムが記録されている。
これらのプログラムがコンピュータによって実行されると、当該コンピュータは、上記画像送信装置として動作するから、上記画像送信装置に関して説明した効果と同様の効果を奏することができる。
本発明の実施形態について図1ないし図10に基づいて説明すれば、以下の通りである。
〔実施の形態1〕
図1は本実施の形態の画像送信装置の概略を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本実施の形態の画像送信装置100は、操作・表示部(表示部、操作部)1、通信部2、音声入出力部3、アドレス管理部4、制御部6、画像読み取り部12、原稿検知部13、画像形成部14、画像記憶部15、および音声キーワード検知部(音声認識部)16から構成されている。画像送信装置100としては、具体的には、電話機能とファクシミリ機能とを備えた複合機等が挙げられる。
図1は本実施の形態の画像送信装置の概略を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本実施の形態の画像送信装置100は、操作・表示部(表示部、操作部)1、通信部2、音声入出力部3、アドレス管理部4、制御部6、画像読み取り部12、原稿検知部13、画像形成部14、画像記憶部15、および音声キーワード検知部(音声認識部)16から構成されている。画像送信装置100としては、具体的には、電話機能とファクシミリ機能とを備えた複合機等が挙げられる。
操作・表示部1は、操作者への情報の提示および操作者が画像送信装置100を操作するために用いられるものであり、例えば、液晶パネルなどの表示装置とキーボード等の入力装置との組合せや、表示装置と入力装置とを兼ねたタッチパネル等を用いることができる。通信部2は、画像送信装置100と他のファクシミリ装置などの通信部200との外部回線(例えば、電話回線やインターネット等のネットワーク回線等)を通じた通信に用いられるものであり、例えば、モデムやNIC(Network Interface Card)等により構成される。音声入出力部3は、画像送信装置100に音声を入力および/または画像送信装置100から音声を出力するためのものであり、例えば、電話機能を実現するための受話器などが該当する。アドレス管理部4は、後述するアドレス情報を記憶、管理するためのものであり、メモリ等の記憶手段や、メモリとCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)との組合せ等により構成される。
制御部6は、画像送信装置100を制御するためのものであり、本実施形態の画像送信装置100においては、表示制御部7、状態判定部(画像選択部)8、音声認識部9および検索部(画像選択部)10から構成されている。表示制御部7は、操作・表示部1に表示される情報を制御し、また操作者により操作・表示部1に入力された指示を受け取るためのものである。例えば、操作者による操作・表示部1への指示の入力に応じて、操作・表示部1に表示される情報を切替えたり、後述する検索部10により抽出された情報の出力を受けて、当該抽出された情報を表示するように操作・表示部1を制御したりする。状態判定部8は、画像送信装置100の状態を判定するため、および画像送信装置100が送信する画像データを選択するためのものである。状態判定部8は、例えば、電話機能やファクシミリ機能が使用中であるか否か、ファクシミリ送信用の原稿が所定の位置に設置されているか否か、といった画像送信装置100の状態の判定、および画像送信装置100が保持している画像データのうち、どの画像データを送信するのかといった、画像データの選択を行う。なお、上記した状態判定部8の2つの機能は、別々の手段により実現することもできる。音声認識部9は、画像送信装置100に入力および/または画像送信装置100から出力された音声を認識するためのものであり、例えば、音声を認識して、画像送信装置100の使用状態や、通話の内容を判断するといった処理を行う。音声認識部9は、認識した音声の内容の種類(音声情報)によって、装置100の使用状態や電話の内容を判断することができる。このため、音声認識部9の判断結果に基づいて、表示制御部7が操作・表示部1の表示を切替える事などが可能になる。すなわち、表示制御部7は、音声認識部9の判断結果の情報を受け取り、当該受け取った情報に基づいて操作・表示部1の表示を切替える事ができる。
検索部10は、画像送信装置100のアドレス管理部4に記憶されているアドレス情報から、必要な情報を検索するためのものである。すなわち、検索部10は、通信部2により通信している、電話機などの外部装置200の電話番号を取得して、当該取得した電話番号と関連付けてられている画像送信アドレスが、アドレス管理部4に含まれているか否かを検索し、その結果を表示制御部7に出力するものである。具体的には、アドレス管理部4のアドレス情報中に、通話開始のために操作・表示部1から入力された電話番号と関連付けてられている画像送信アドレスが含まれているか否かを検索して、当該画像送信アドレスが含まれている場合には、アドレス管理部4から抽出して、当該抽出された画像送信アドレスを表示制御部7に出力し、当該画像送信アドレスが含まれていない場合には、当該画像送信アドレスがアドレス管理部4のアドレス情報に含まれていないという情報を表示制御部7に出力する。
表示制御部7は、検索部10から出力された画像送信アドレスや、画像送信アドレスがアドレス管理部4のアドレス情報に含まれていないという情報に基づいて操作・表示部1の表示を制御する。具体的には、表示制御部7は、検索部10から画像送信アドレスの入力を受けた場合には、当該入力された画像送信アドレスを表示し、検索部10から画像送信アドレスが含まれていないという情報を受けた場合には、当該画像送信アドレスが含まれていないことを表示するよう、操作・表示部1を制御する。
制御部6によって、画像送信装置100の操作・表示部1、通信部2、音声入出力部3、アドレス管理部4、画像読み取り部12、原稿検知部13、画像形成部14、画像記憶部15、および音声キーワード検知部16が制御される。なお、制御部6は、例えばCPUおよびRAMやROM等のメモリ等の手段により実現されるが、表示制御部7、状態判定部8、音声認識部9、検索部10の機能を1つの手段により構成しても、あるいは、これらの機能に対応した複数の手段により構成してもよい。
画像読取り部12は、画像送信されるべき原稿を読取るためのものであり、原稿検知部13は、画像送信されるべき原稿が所定の位置に載置されているか否かを検知するためのものである。画像読取り部12と原稿検知部13とは、相互に関連付けられて作動する構成としてもよい。例えば、原稿検知部13によって、所定の位置への原稿の載置が検知された場合に、画像読取り部12は、検知された原稿を自動的に読取る構成としてもよい。これにより、載置された原稿の画像を自動的に読取ることができるため、原稿読取りの操作性が向上する。
画像形成部14は、上記画像読取り部12により読取られた画像を、紙などの媒体に印刷するものであり、画像記憶部15は、画像読取り部12により読取られた画像の情報等を記憶するものである。なお、本実施の形態の画像送信装置100は、通信部2を介して、外部からの情報を受信することも可能であり、当該受信された情報を、画像形成部14によって印刷したり、画像記憶部15に記憶したりすることもできる。
また、音声キーワード検知部16は、音声認識部9によって認識された音声の内容の種類(音声情報)が入力され、当該入力された音声情報とキーワードとを比較し、キーワードと一致する音声情報の有無を検知し、その結果を表示制御部7に出力するものである。なお、当該キーワードは、音声キーワード検知部16に記憶されているものであるが、操作者が操作・表示部1から入力することによって設定したり変更したりすることもできる。音声キーワード検知部16により検知されたキーワードの種類と表示制御部7による、操作・表示部1の制御とを予め関連付けておけば、表示制御部7は、通話中に特定の音声キーワード検知部16キーワードが用いられた場合に、当該キーワードに応じた情報を操作・表示部1に表示することができる。このため、通話中の内容に対応した適切な情報を、操作・表示部1に表示することが可能となる。
すなわち、操作者は、操作・表示部1のボタンを押下するといった操作をしなくても、通話中に用いられた言葉に基づいて、より具体的には、音声キーワード検知部16による、音声認識部9によって認識された音声情報とキーワードとの比較結果に基づいて、自動的に操作・表示部1から情報を得ることができる。例えば、操作・表示部1に表示される情報が、音声情報に対応して自動的に切替わるように表示制御部7により操作・表示部1を制御することにより、画像送信装置100の操作者(通話者)が、操作に不慣れな場合に戸惑うことを防止できる。このように、音声キーワード検知部16により、画像送信装置100の操作性をさらに向上させることができる。
図2は、上記アドレス管理部4に記憶されているアドレス情報の一例を示す図である。同図に示すように、本実施の形態の画像送信装置100には、アドレス情報として、送信相手(通話相手、送信先)の名称と電話番号と画像送信アドレスとが関連付けて記憶されている。送信相手の名称とは、例えば、個人名、会社名、部署名、担当者名といった、送信相手を特定できる名称をいう。なお、本実施の形態において、複数の情報が関連付けて記憶されているとは、一つの情報からその他の関連付けられた情報を特定できるように記憶されていることをいう。
本実施の形態では、上記アドレス情報には、画像送信アドレスとして、FAX番号、iFAX番号、メールアドレス、およびFTP(File Transfer Protocol)サーバアドレスが記憶されている。ここで、iFAX番号とは、インターネットファックス番号、すなわちインターネットを介して、送信先のファクシミリ装置に電子メールを送信し、当該送信先のファクシミリ装置から当該電子メールを出力(印刷)する場合の、送信先のファクシミリ装置のアドレスをいう。また、FTPサーバアドレスとは、FTPサーバに画像を送信して保存する場合の、送信先のFTPサーバアドレスのことをいう。なお、FAX番号およびメールアドレスは、それぞれ、電話回線を介して画像をファクシミリ送信する場合の送信先のFAX番号、および電子メールとして画像を送信する場合の送信先のメールアドレスをいう。
なお、本実施の形態において電子メールにて送信するとは、電子メールそのものとして送信する場合、および電子メールに添付された添付ファイルとして画像を送信する場合のいずれも含まれる。また、アドレス管理部4のアドレス情報には、上記アドレス情報の各名称と関連付けて、上記画像送信アドレスの全てが含まれていることは必要でない。たとえば、図2に示すように、アドレス情報は、送信先Bと関連付けられた情報としては上記画像送信アドレスの全ての種類が記憶されているが、送信先A、Cに対応した情報としては上記画像送信アドレスのうちの一部が記憶されているものであっても良い。
従来、画像送信装置100のファクシミリ機能により画像を送信する前に、相手に電話をかけて、これから画像を送信する旨を連絡したり、画像送信アドレスを確認したりすることがよく行われている。このような目的で、画像送信装置100の電話機能を用いて電話をする場合、例えば、アドレス管理部4に記憶されているアドレス情報を操作・表示部1に表示し、表示された名称から送信先を選択することが操作者によってなされる。
この場合、選択された名称と関連付けて記憶されている電話番号に電話がかけられる。また、操作者は、操作・表示部1から、通話相手の電話番号を直接入力することにより、画像送信装置100の電話機能を用いて電話をすることもできる。この場合、入力された電話番号がアドレス管理部4のアドレス情報に含まれているか否かが、検索部10により検索され、含まれている場合には当該通話相手を特定する情報を検索部10が取得する。検索部10が取得した情報は、検索部10が保持することとしても、画像送信装置100の図示しない記憶手段(メモリなど)に一旦記憶することとしても良い。記憶手段に記憶された場合には、検索部10は、必要に応じていつでも、当該記憶手段から上記取得した情報を取り出すことができる。通話相手を特定する情報としては、特に限定されないが、例えば、名称、電話番号や、通話相手に1対1で対応するID番号などが挙げられる。
検索部10は、上記取得した通話相手の電話番号または名称が、アドレス管理部4の上記アドレス情報に含まれているか否かを検索する。当該検査の結果、上記アドレス情報に、上記通話相手の電話番号または名称が含まれている場合、検索部10は、当該電話番号または名称に関連して上記アドレス情報に記憶されている画像アドレス情報を表示制御部7に出力し、表示制御部7は、通信部2を介して通話中の通話相手の電話番号に関連してアドレス管理部4に記憶されている画像送信アドレスが表示されるよう操作・表示部1を制御する。
また、アドレス管理部4のアドレス情報中に、電話番号同士や、画像送信アドレス同士の関連性をも記憶している場合、通話相手の画像送信アドレスのみでなく、当該通話相手と関連のある画像送信アドレスをも表示しても良い。例えば、通常、図2の送信先Aと送信先Bのうちどちらに画像を送信するのかを、電話して送信先Aに聞くことが決まりである場合は、アドレス管理部4のアドレス情報において、送信先Aと送信先Bとを関連付けておけば、送信先A、送信先Bの一方に電話が発信された場合には、検索部10により両方の画像送信アドレスが表示制御部7に出力されて、両方の画像送信アドレスが操作・表示部1に表示される。
図3は、アドレス管理部4に、電話番号を含むアドレス情報と、画像送信アドレスを含むアドレス情報とが別々に記憶されている場合の一例を示す図であり、図3(a)は、通話相手と電話番号とが関連付けられた電話帳(アドレス情報)を示しており、図3(b)は、送信先と画像送信アドレスとが関連付けられた画像送信アドレス帳(アドレス情報)を示している。図3(a)、(b)に示すように、電話帳と画像送信アドレス帳には、いずれにも、送信先を特定する名称が記憶されているから、この名称を介して電話番号と画像送信アドレスとを関連付けることができる。なお、名称を介して、電話番号と画像送信アドレスとが関連付けられている例を挙げたが、両者を関連付ける情報としては、名称に限らず、通話相手(送信先)に固有のID等を用いてもよい。
上記電話帳中の電話番号が選択された場合、検索部10によって、当該電話番号と関連付けて記憶されている名称が画像送信アドレス帳に含まれているか否か検索され、同一の名称が含まれている場合には、画像送信アドレスが操作・表示部1に表示される。また、操作者(通話者)により電話番号が直接入力された場合には、検索部10により、入力された電話番号が上記電話帳に含まれているか否かが検索され、含まれていれば、電話番号が選択された場合と同様の処理がなされる。
また、上記の検索部10による検索では、同一の名称のみに限らず、類似の名称が含まれている場合、当該類似の名称に関連付けられている画像送信アドレスを表示してもよい。また、同一の名称が画像送信アドレス帳に存在しない場合にのみ、類似の名称が含まれているか否を検索することとしてもよい。電話帳中の名称と画像送信アドレス帳中の名称とが類似するか否かは、例えば、名称の最初の一文字または二文字が一致するか否かを基準として判断できるが、これに限定されるものではない。
このように、本実施の形態の画像送信装置100は、通話中に画像送信アドレスを表示する操作・表示部1を備えているから、電話機能により画像の送信に関する連絡をしている操作者は、画像の送信に、当該表示された画像送信アドレスの情報を利用することができる。すなわち、画像送信に関する電話連絡と画像送信とを関連づけて、通話中に画像の送信をサポートすることが可能となる。例えば、通話中に操作・表示部1に表示されたものの中から、操作・表示部1を介して操作者により選択された画像送信アドレスを状態判定部8に記憶しておくことにより、画像送信装置100の電話機能による通話と、ファクシミリ機能による画像の送信とを関連させて一連の作業とすることができる。このため、通話と画像送信とを全く別に処理する従来の画像送信装置と比べて、画像送信の操作性を大きく向上させることができる。
なお、本発明の画像送信装置は、電話機能を備えた画像送信装置(ファクシミリ送信、スキャナ送信)において、電話帳と画像送信先アドレス帳と、操作・表示部と、を備え、電話通話を行った場合、その通話相手先とあわせて画像送信先アドレスが登録されている場合、操作・表示部に該画像送信先アドレスを表示する第1の画像送信装置として構成することができる。
また、上記第1の画像送信装置は、アドレス検索部を備え、電話通話を行った場合、その通話相手先と同じもしくは類似の名前を画像送信先アドレス帳から検索し、通話相手先と同じ、もしくは類似の名前があった場合、操作・表示部に検索結果の画像送信先アドレスを表示するものであってもよい。
また、上記第1の画像送信装置は、通話中に画像送信メニューが選択された場合、操作・表示部に該画像送信先アドレスを表示するものであってもよい。
また、上記第1の画像送信装置は、原稿を読取る原稿読取り部と原稿検知部とを備え前記原稿検知部において、原稿が検知された場合、操作・表示部に該画像送信先アドレスを表示するものであってもよい。
また、上記第1の画像送信装置は、原稿を読取る原稿読取り部と読取った画像データを記憶する画像記憶部とを備え、原稿の読取り後、所定時間内に電話発信通話を行った場合、操作・表示部に該画像送信先アドレスを表示し、更に、該画像データを送信データ候補として選択するものであっても良い。
また、上記第1の画像送信装置は、音声認識部を備え、通話の内容を音声認識部で、ファクシミリや画像送信等の画像を送信するキーワードが検出された場合、送信先アドレスを表示するものであっても良い。
〔実施の形態2〕
上述した画像送信装置100の電話機能を用いた通話(通話処理)と、ファクシミリ機能を用いた画像の送信(画像送信処理)との関係について、図4〜6を用いて以下詳述する。
上述した画像送信装置100の電話機能を用いた通話(通話処理)と、ファクシミリ機能を用いた画像の送信(画像送信処理)との関係について、図4〜6を用いて以下詳述する。
図4は、本実施の形態の画像送信装置100による画像送信処理(画像送信方法)の一例を示すフローチャートである。同図に示すように、画像送信装置100は、通話処理と画像送信処理とを並行して処理することができる。より具体的には、通話処理における通話相手と関連する画像送信アドレスがアドレス情報として登録されている場合には、通話処理と並行する画像送信処理において、当該画像送信アドレスを操作・表示部1に表示するものであるから、操作者は、表示された画像送信アドレスを用いて画像送信処理の指示をすることが可能となる。
図5は、画像送信装置100の電話機能を用いて発信する場合の操作・表示部1の表示の一例を示す図である。操作者により操作・表示部1の”通話”ボタンが選択されると、操作・表示部1は、図5に示すように、電話機能が使用可能であることを示し、電話番号の入力、選択を促す入力画面1Aを表示する。操作者は、操作・表示部1のテンキーを用いて電話番号を直接入力すること、または、表示部の”アドレス帳”の領域を選択して、操作・表示部1にアドレス管理部4(図1参照)のアドレス情報(図2、図3(a)・(b)参照)を表示して、当該表示されたアドレス情報から通話相手を選択すること、により発信することができる(S10)。なお、画像送信装置100の操作・表示部1の表示領域はタッチパネルにより構成されているので、”アドレス帳”と表示された領域を押下することにより選択することができる。
操作者の発信指示が入力されて通話処理が開始されると、図4に示すように、検索部10はアドレス管理部4のアドレス情報中に通話相手の画像送信アドレスが登録されているか否かを検索する(S11)。具体的には、検索部10は、通信部2を介して通信している外部装置200(図1参照)の電話番号を取得し、当該取得した電話番号がアドレス管理部4のアドレス情報中に記録されているか否かを検索し、記録されている場合は、さらに当該電話番号と関連付けて画像記憶されている画像送信アドレスの存否をも判断する。S11の検索の結果、検索部10により、画像送信アドレスが登録されていると判断された場合(S11のYes)は、検索部10は、当該画像送信アドレスをアドレス管理部4から取得し、当該取得した画像送信アドレスを表示制御部7へと出力する。そして、表示制御部7は、操作・表示部1を制御して、検索部10から入力された画像送信アドレスの情報を含む画像送信画面を操作・表示部1に表示する(S12)。
なお、図4では、操作者による発信指示により通話処理が開始されると、自動的に検索部10による検索(S11)が開始され、Yesの場合は画像送信画面が表示される(S12)こととしているが、操作者による発信指示の後に、操作者により”画像送信”ボタン(図5参照)が選択された場合にのみ、検索部10による検索が開始されることとしてもよい。これにより、通話処理と並行して画像送信処理がなされる場合にのみ、操作・表示部1に画像送信画面を表示することができるので、必要でない場合に当該表示がなされることを防止することができる。一方、図4に示すように自動的に検索(S11)が開始される構成では、操作者が、画像送信画面を表示する機能があることを知らない場合等にも、操作・表示部1に画像送信アドレスを表示することができる。
検索部10による検索(S11)には、例えば、電話番号や名称等を通話相手の特定に用いることができる。なお、アドレス管理部4のアドレス情報中に同じ名称に対応した画像送信アドレス情報が複数含まれている場合は、同じ名称に対応した複数の画像送信アドレスを表示する(S12)。また、名称を用いて検索する(S11)場合は、当該名称と類似する名称の有無をも検索し、類似する名称がある場合には、当該類似する名称の画像送信アドレスをも、操作・表示部1に表示する(S12)こととしてもよい。
操作・表示部1に複数の画像送信アドレスを表示する方法は、特に限定されないが、たとえば、先ず検索の結果抽出された複数の名称を表示し、続いて、当該表示された名称のうち操作者に選択された名称に関連して記憶されている画像送信アドレスを表示する方法、複数の名称それぞれに対応する画像送信アドレスを順次表示する方法等が挙げられる。一方、画像送信アドレスが登録されていないと判断された場合(S11のNo)は、画像送信処理を終了する。
なお、S11において画像送信アドレスが登録されていないと判断された場合、画像送信処理を終了する前に、画像送信アドレスを入力するための画面を、操作・表示部1に表示することとしても良い。
図6は、操作・表示部1に表示される画像送信画面の一例を示す図である。同図は、S10における通話相手が、送信先Bである場合の画像送信画面1Bを示している。図2に示すように、アドレス管理部4のアドレス情報中には、送信先Bの画像送信アドレス情報として、FAX、iFAX、E−mailおよびFTPが含まれているから、画像送信画面1Bでは、これら全ての画像送信アドレス情報が表示されている。
このように、画像送信装置100では、通話処理に並行して、通話相手の画像送信アドレスが操作・表示部1に表示されるから、画像を送信する場合(S13)、操作者は表示された画像送信アドレスを確認しながら画像の送信先を選択することができる。この際、画像送信画面1Bのように、さらに、送信する画像の取得先をも操作・表示部1に表示してもよい。画像送信画面1Bは、画像送信アドレスとしてE−mailが、画像の取得先としてファイルが、それぞれ選択されている場合を示している。
なお、状態判定部8は、画像の取得先として、スキャナが選択された場合は画像読取り部12から読取った画像を送信し、ファイルが選択された場合は画像記憶部15に記憶されているファイルを送信する画像として選択する。また、画像記憶部15に複数のファイルが記憶されている場合、表示制御部7は、当該複数のファイルに関する情報を操作・表示部1に一覧表示し、この際、操作者により操作・表示部1を介して表示制御部7に入力された情報に対応するファイルを状態判定部8が取得することとしても良い。なお、操作・表示部1の表示領域はタッチパネルにより構成されているので、操作者は、所望の処理が表示された領域を押下することや、当該選択の後に”OK”が表示された領域を押下することにより選択できる。
このように、本実施の形態の画像送信装置100は、電話連絡の際に、通話相手の画像送信アドレスを操作・表示部1に表示するものであるから、操作者は、当該表示された情報を用いて、画像送信処理を行うことができる。これにより、画像送信処理の操作性を大きく向上させることが可能となる。
また、通話相手とは別の送信先アドレスに送信する場合は、操作者は、画像送信画面1Bのアドレス帳またはキー入力を選択すれば良い。これにより、アドレス情報の選択または直接入力により、通話相手の画像送信アドレス以外を、送信先として指定することができる。このように、操作者は電話処理と並行して像送信処理の送信先を入力することができるので、画像送信処理の操作性が向上する。
なお、画像送信装置100を用いた通話は、必ずしも画像送信の連絡のみとは限らないので、本実施の形態においては、操作・表示部1に上記画像送信画面1Bが表示される時間は予め設定されており、当該設定された時間が経過した場合(タイムアウト)、画像送信処理は終了となる(S13)。また、上記設定された時間が経過する前であっても、操作者の終了指示(例えば、画像送信画面1Bの”EXIT”と表示された領域の選択)により、画像送信処理がキャンセルされて画像送信処理は終了する(S13)。
送信指示がなされた場合(S13のYes)、続いて、状態判定部8(図1参照)は、送信先が同じか否か、すなわち送信先が通話相手の電話番号と一致するか否かを判断する(S14)。ここで、送信先が同じとは、指示された送信先の画像送信アドレスと通話相手の電話番号とが同一であって、通話中の電話番号に画像を送信することをいい、具体的には、図2の送信先Aのように、電話番号とFAX番号とが一致する通話相手のファクシミリ装置(送信先)へ画像を送信するような場合をいう。この場合は、既に通話に用いている回線をそのまま利用して、画像を送信することができる。なお、図2の送信先Bのように、電話番号とFAX番号とが異なれば、電話番号に関連付けて記憶されているFAX番号に画像を送信する場合であっても、状態判定部8は、送信先は異なる(同じではない)と判断する。
一方、送信先が同じである場合(S14のYes)、通話処理において、操作者により通話終了の指示がなされると(S20)、画像送信装置100の状態判定部8は、電話機能からファクシミリ機能に切替えられる(S21)。そして、状態判定部8は、画像読取り部12または画像記憶部15から画像情報を取得し(S22)、通信部2を介して送信先の画像送信アドレスに画像を送信して(S23)、画像送信処理を終了する。なお、電話機能からファクシミリ機能への切替(S21)は、通話終了の指示(S20)により、自動的になされることが好ましいが、操作・表示部1からの操作者による所定の指示によりなされても良い。
S14の送信先の判断において、送信先と通話相手とが異なると判断された場合、通信処理において通話終了の指示がなされると(S20)、状態判定部8により通話に用いられていた回線が切断される。そして、状態判定部8は、画像読取り部12または画像記憶部15から画像情報を取得し(S22)、操作者により選択され、操作・表示部1を解して表示制御部7に入力された送信先の画像送信アドレスに、通信部2を接続(S24)した後に、状態判定部8が、送信先の画像送信アドレスに上記取得した画像を送信して(S23)、画像送信処理を終了する。なお、画像情報の取得(S22)は、送信先の画像送信アドレスへの接続(S24)の後になされてもよい。
以上のように、本実施の形態の画像送信装置100は、通話処理と並行して、通話相手の画像送信アドレスを操作・表示部1に表示するものである。これにより、画像の送信に関する電話連絡と画像送信処理とを関連付けることができるので、画像送信装置の画像送信処理における操作性が大きく向上する。
〔実施の形態3〕
図7は、本発明の実施形態としての画像送信装置による画像送信処理の他の一例を示すフローチャートである。なお、上述の実施の形態において、図4を用いて説明した処理と同じ処理は、同じ符号を付して説明を省略する。
図7は、本発明の実施形態としての画像送信装置による画像送信処理の他の一例を示すフローチャートである。なお、上述の実施の形態において、図4を用いて説明した処理と同じ処理は、同じ符号を付して説明を省略する。
図7では、操作者による電話番号の選択等により通話処理が開始された場合(S10)、検索部10がアドレス情報中に通話相手の画像送信アドレスが登録されているか否を判断する(S11)前に、状態判定部8は、画像読み取り部12(図1参照)に原稿が載置されているか否かを判断する(S31)点、および、S11において画像送信アドレスの登録がないと判断された場合に、表示制御部7は、検索部10からの結果の出力を受けて、画像送信アドレスを入力する画面を操作・表示部1に表示する(S32)点において、実施の形態2の画像送信装置とは異なっている。
図7に示すように、原稿が載置されているか否かの判断(S31)では、原稿検知部13によって、画像読取り部12に原稿が載置されているか否かが検知される。そして、その結果が、原稿検知部13から状態判定部8に出力され、状態判定部8は、原稿が検知されなかった場合(S31のNo)には画像送信処理を終了し、原稿が検知された場合(S31のYes)にはS11以下の処理を行うように、画像送信装置100を制御する。なお、画像読取り部12に原稿が載置されているか否かを検知するための構成は、特に限定されず、従来公知の方法や手段を用いれば良い。
図8は、画像送信アドレスを入力する画面を表示するステップ(S32)において、操作・表示部1に表示される画像送信画面の一例を示している。同図に示す画像送信画面1Cには、画像送信先アドレスの入力を促す表示が含まれており、操作者により画像送信送信先アドレスが入力された後に”OK”が選択されると、送信の指示(S13のYes)となり送信先が通話相手と同じか否かを判断する処理(S14)に移る。
S32において画像送信先アドレスを入力する方法は、特に限定されないが、例えば、画像送信画面1Cの画面上にキーボードを表示し、当該キーボードを用いて操作者が入力する方法や、アルファベットが割り当てられたテンキーを用いて操作者が入力する方法が挙げられる。なお、画像送信画面1Cに表示された”アドレス帳”の領域を選択した場合の処理および送信する画像の選択については、実施の形態1で説明した内容と同様である。
通話処理を開始した際(S10)に画像送信装置100に原稿が載置されている場合(S31のYes)、その通話は載置されている原稿の送信に関する連絡である可能性が高い。したがって、S31で原稿が載置されていると判断された場合、すなわち、原稿検知部13から状態判定部8へ、原稿が載置されたという結果が出力された場合には、通話相手の送信アドレスが登録されているか否かを判断し(S11)、判断結果に応じた処理(S12、S32)を行うことにより、適切な場合に画像送信画面1B・1Cを自動的に表示することが可能になる。よって、画像送信装置100の操作性を更に向上させることができる。
また、図7では、通話処理を開始した時に原稿が載置されているか否かを判断し(S31)、載置されている場合にのみS11以下の処理に移ることとしているが、S33に替えて、あるいはS33に加えて、通話中に”画像送信”ボタン(図5参照)が操作者により押下されたか否かを判断し、押下された場合にS11以下に移る処理、あるいは、例えば、「ファックス送ります」「ファックス」等の画像送信処理に関するキーワードが、音声キーワード検知部(図1参照)16により検知されたか否かに基づいて通話内容を判断し、検知された場合にS11以下に移る処理を備えていても良い。これら処理によっても、その通話が画像送信に関するものである可能性を判断できるから、画像送信に関する可能性の高い場合に、画像送信画面1B・1Cを操作・表示部1に表示して、操作性を向上させることが可能となる。
上記押下されたか否かの判断は、操作・表示部1への入力が表示制御部7により検知されたか否かの結果が状態判定部8に入力されたか否かを基準として行うことができる。また、上記キーワードが音声キーワード検知部16により検知されたか否かの判断は、音声キーワード検知部16によりキーワードが検知された場合に、当該検知されたキーワードを示す情報が状態判定部8に出力される構成としておけば、当該出力の有無を基準として判断することができる。
〔実施の形態4〕
図9は、本発明の実施形態としての画像送信装置による画像送信処理のさらに他の一例を示すフローチャートである。なお、上述した実施の形態において、図4〜図8を用いて説明した処理と同じ処理は、同じ符号を付して説明を省略する。
図9は、本発明の実施形態としての画像送信装置による画像送信処理のさらに他の一例を示すフローチャートである。なお、上述した実施の形態において、図4〜図8を用いて説明した処理と同じ処理は、同じ符号を付して説明を省略する。
図9では、操作者による電話番号の選択等により通話処理が開始された場合(S10)、通話相手の画像送信アドレスがアドレス情報中に登録されているか否を判断する(S11)前に、画像読取り部12により原稿が読取られている(S41)点、および操作者による発信・通話(S10)が、当該原稿の読取り(S41)から所定時間内になされたか否かを状態判定部8が判定する(S42)点、において、上述した実施の形態2、3の画像送信装置と相違している。なお、S42の所定時間は、画像送信装置100の使用状況に応じて適切な時間を設定すればよく、また、操作者が任意に変更できるものとしてもよい。
例えば、送信する画像を予め読み込んでおいた後に、どの画像送信アドレスに送信するのかに関する連絡がなされる場合の電話は、画像の読取りから短い時間内に発信されることが多い。このため、画像読み取り部12(図1参照)により原稿を読取った(S41)後、所定時間内に発信された通話は、当該読取られた原稿の画像送信に関する連絡である可能性が高い。よって、画像の読取り(S41)から所定時間内に発信された場合(S42のYes)、すなわち、画像読取り部12が画像を読取ったことに関する出力を状態判定部8が受けてから一定時間内に、状態判定部8が操作・表示部1からの発信に関する出力を受けた場合には、画像送信アドレスの登録の有無に関する判断(S11)の後に、画像送信画面表示(S12)またはアドレス入力画面表示(S32)に移ることする。
また、上記の場合、画像送信処理において送信される画像は、S41で読取られた原稿の画像である可能性が極めて高い。このため、状態判定部8は、送信すべき画像として、上記画像読取り部12により読取られた画像を送信すべき画像として選択する。また、画像送信画面表示(S12)またはアドレス入力画面表示(S32)では、送信する画像の初期値として、S41で読取られた原稿の画像が選択された画像送信画面を操作・表示部1に表示する。
図10は、画像送信画面表示(S12)において、操作・表示部1に表示される画像送信画面の一例を示す図である。同図に示すように、画像送信画面1Dでは、送信する画像として、読取られた原稿の画像である画像Bが予め選択されている。このため、操作者は、画像送信画面1Dの”OK”の領域を選択することにより、読取られた原稿の画像を送信できるから、送信する画像を選択する際に、誤って別の画像を選択することが防止できる。また、操作者は、1回の操作で画像の選択が完了するから、画像送信装置100の操作性も向上する。
なお、画像送信画面表示(S12)またはアドレス入力画面表示(S32)の段階で、読取った原稿(画像B)以外を送信する場合もあり得るが、このような場合には、操作者は、画像送信画面1Dの送信する画像として、”スキャナから”または”ファイルから”を選択すればよい。
一方、画像の読取り(S41)から所定時間を経過した後に、発信された場合(S42のNo)、すなわち、状態判定部8が画像読取り部12による画像の読取りから操作・表示部1から発信指示が入力されるまでに所定時間よりも長い時間が経過している場合、当該通話は、読取られた画像の送信とは全く関係のないものである可能性が高い。このため、この場合の画像の送信は、所定時間を経過した後に、発信された通話処理とは別処理として画像送信処理がなされる(S44)。なお、S42は、画像の読取り(S41)から所定時間を経過した後に発信された時点に限らず、画像の読取り(S41)から所定時間が経過した時点で自動的に別処理(S44)することとしても良い。
以上のように、本実施の形態の画像送信処理装置は、原稿読取りから所定時間内に、発信されて通話処理が開始された場合には、当該通話が読取られた原稿の画像送信処理において、通話相手に関連する送信登録アドレスを操作・表示部に表示する処理を行う。すなわち、画像送信装置の電話機能を用いて読取られた原稿の送信に関する通話であるか否かを判断し、その判断結果に基づいて、通話相手に関連する画像送信アドレスが操作・表示部に表示されるから、操作者は、表示された画像送信アドレを画像送信処理に利用できる。このため、画像送信装置100の操作性が向上することとなる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記各実施形態では、画像送信装置を構成する各部が、CPUなどの演算手段がROMやRAMなどの記録媒体に格納されたプログラムコードを実行することで実現されたものであっても、同様の処理を行うハードウェアで実現されたものであってもよい。また、処理の一部を行うハードウェアと、当該ハードウェアの制御や残余の処理を行うプログラムコードを実行する上記演算手段とを組み合わせても実現することもできる。さらに、上記各部のうち、ハードウェアとして説明したものであっても、処理の一部を行うハードウェアと、当該ハードウェアの制御や残余の処理を行うプログラムコードを実行する上記演算手段とを組み合わせても実現することもできる。なお、上記演算手段は、単体であってもよいし、装置内部のバスや種々の通信路を介して接続された複数の演算手段が共同してプログラムコードを実行してもよい。
上記演算手段によって直接実行可能なプログラムコード自体、または、後述する解凍などの処理によってプログラムコードを生成可能なデータとしてのプログラムは、当該プログラム(プログラムコードまたは上記データ)を記録媒体に格納し、当該記録媒体を配付したり、あるいは、上記プログラムを、有線または無線の通信路を介して伝送するための通信手段で送信したりして配付され、上記演算手段で実行される。
なお、通信路を介して伝送する場合、通信路を構成する各伝送媒体が、プログラムを示す信号列を伝搬し合うことによって、当該通信路を介して、上記プログラムが伝送される。また、信号列を伝送する際、送信装置が、プログラムを示す信号列により搬送波を変調することによって、上記信号列を搬送波に重畳してもよい。この場合、受信装置が搬送波を復調することによって信号列が復元される。一方、上記信号列を伝送する際、送信装置が、デジタルデータ列としての信号列をパケット分割して伝送してもよい。この場合、受信装置は、受信したパケット群を連結して、上記信号列を復元する。また、送信装置が、信号列を送信する際、時分割/周波数分割/符号分割などの方法で、信号列を他の信号列と多重化して伝送してもよい。この場合、受信装置は、多重化された信号列から、個々の信号列を抽出して復元する。いずれの場合であっても、通信路を介してプログラムを伝送できれば、同様の効果が得られる。
ここで、プログラムを配付する際の記録媒体は、取外し可能である方が好ましいが、プログラムを配付した後の記録媒体は、取外し可能か否かを問わない。また、上記記録媒体は、プログラムが記憶されていれば、書換え(書き込み)可能か否か、揮発性か否か、記録方法および形状を問わない。記録媒体の一例として、磁気テープやカセットテープなどのテープ、あるいは、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスクなどの磁気ディスク、または、CD−ROMや光磁気ディスク(MO)、ミニディスク(MD)やデジタルビデオディスク(DVD)などのディスクが挙げられる。また、記録媒体は、ICカードや光カードのようなカード、あるいは、マスクROMやEPROM、EEPROMまたはフラッシュROMなどのような半導体メモリであってもよい。あるいは、CPUなどの演算手段内に形成されたメモリであってもよい。
なお、上記プログラムコードは、上記各処理の全手順を上記演算手段へ指示するコードであってもよいし、所定の手順で呼び出すことで、上記各処理の一部または全部を実行可能な基本プログラム(例えば、オペレーティングシステムやライブラリなど)が既に存在していれば、当該基本プログラムの呼び出しを上記演算手段へ指示するコードやポインタなどで、上記全手順の一部または全部を置き換えてもよい。
また、上記記録媒体にプログラムを格納する際の形式は、例えば、実メモリに配置した状態のように、演算手段がアクセスして実行可能な格納形式であってもよいし、実メモリに配置する前で、演算手段が常時アクセス可能なローカルな記録媒体(例えば、実メモリやハードディスクなど)にインストールした後の格納形式、あるいは、ネットワークや搬送可能な記録媒体などから上記ローカルな記録媒体にインストールする前の格納形式などであってもよい。また、プログラムは、コンパイル後のオブジェクトコードに限るものではなく、ソースコードや、インタプリトまたはコンパイルの途中で生成される中間コードとして格納されていてもよい。いずれの場合であっても、圧縮された情報の解凍、符号化された情報の復号、インタプリト、コンパイル、リンク、または、実メモリへの配置などの処理、あるいは、各処理の組合せによって、上記演算手段が実行可能な形式に変換可能であれば、プログラムを記録媒体に格納する際の形式に拘わらず、同様の効果を得ることができる。
本発明の画像送信処理装置および画像送信方法は、ファクシミリや電子メールにより画像を送信する用途に適用できる。
1 操作・表示部(表示部)
2 通信部
3 音声入出力部
4 アドレス管理部
6 制御部(画像選択部)
7 表示制御部
8 状態判定部(画像選択部)
9 音声認識部
10 検索部(画像選択部)
12 画像読み取り部
13 原稿検知部
14 画像形成部
15 画像記憶部
16 音声キーワード検知部(音声認識部)
100 画像送信装置
200 外部装置
2 通信部
3 音声入出力部
4 アドレス管理部
6 制御部(画像選択部)
7 表示制御部
8 状態判定部(画像選択部)
9 音声認識部
10 検索部(画像選択部)
12 画像読み取り部
13 原稿検知部
14 画像形成部
15 画像記憶部
16 音声キーワード検知部(音声認識部)
100 画像送信装置
200 外部装置
Claims (12)
- 電話機能を備えた画像送信装置において、
電話番号と画像送信アドレスとを関連付けて記憶しているアドレス管理部と、
通話相手の電話番号がアドレス管理部に記憶されている場合、当該通話中に、当該電話番号に関連付けて記憶されている画像送信アドレスを表示する表示部と、を備えていることを特徴とする画像送信装置。 - 上記通話中に上記表示部に表示された画像送信アドレスを選択可能な操作部をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 外部装置に対して画像を送信する通信部をさらに備えており、
当該通信部は、上記通話中に、上記操作部により選択された画像送信アドレスに対して、通話終了後に、画像を送信するものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 上記アドレス管理部は、電話番号と関連付けられた名称をさらに記憶しており、
上記表示部は、通話相手の電話番号がアドレス管理部に記憶されている場合、当該電話番号に関連付けて記憶されている名称と画像送信アドレスとを、当該通話中に表示するものであることを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像送信装置。 - 上記名称が類似するか否かを判断する検索部をさらに備えており、
上記表示部は、通話相手の電話番号と関連付けて記憶されている名称と類似する名称がアドレス管理部に記憶されている場合、当該類似する名称に関連付けて記憶されている画像送信アドレスを、当該通話中に、表示するものであることを特徴とする請求項4に記載の画像送信装置。 - 上記表示部は、上記通話中に画像送信アドレスを表示する指示が入力された場合に、上記画像送信アドレス、あるいは、上記画像送信アドレスおよび上記名称を表示するものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像送信装置。
- 原稿を読取る原稿読取り部と、当該原稿読取り部に原稿が載置されているか否かを検知する原稿検知部と、をさらに備えており、
上記表示部は、上記通話中に原稿の載置が検知された場合に、上記画像送信アドレス、あるいは、上記画像送信アドレスおよび上記名称を表示するものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像送信装置。 - 原稿を読取る原稿読取り部と、当該原稿読取り部により読取られた原稿の画像データを記憶する画像記憶部と、送信する画像データを選択する画像選択部とをさらに備えており、
原稿が読取られた後の所定時間内に電話発信指示が入力された場合に、
上記表示部は、上記画像送信アドレス、あるいは、上記画像送信アドレスおよび上記名称を表示し、
画像選択部は、電話発信前の所定時間内に読取られた原稿の画像データを送信データ候補として選択することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像送信装置。 - 通話内容を音声により認識する音声認識部をさらに備えており、
上記表示部は、通話内容に所定のキーワードが含まれていると認識された場合、上記画像送信アドレス、あるいは、上記画像送信アドレスおよび上記名称を表示するものであることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の画像送信装置。 - 電話番号と画像送信アドレスとを関連付けて記憶しているアドレス管理部と、表示部とを有し、電話機能を備えた画像送信装置により画像を送信する方法であって、
アドレス管理部に記憶されている電話番号への通話中に、当該電話番号に関連付けて記憶されている画像送信アドレスを表示部に表示し、当該表示された画像送信アドレスが選択された場合、当該通話終了後に、当該選択された画像送信アドレスに画像を送信することを特徴とする画像送信方法。 - 請求項10に記載の画像送信方法を実行させるためのプログラム。
- 請求項11に記載のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003370609A JP2005136702A (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | 画像送信装置および画像送信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003370609A JP2005136702A (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | 画像送信装置および画像送信方法 |
Publications (1)
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