JP5234853B2 - 画像表示端末、電話発信制御方法および電話発信制御プログラム - Google Patents

画像表示端末、電話発信制御方法および電話発信制御プログラム Download PDF

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本発明は、画像表示端末、電話発信制御方法および電話発信制御プログラムに関し、特に、端末の画面に表示した画像の選択操作による電話発信を可能とする仕組みを有する画像表示端末、電話発信制御方法および電話発信制御プログラムに関する。本発明は、特に、デジタルフォトフレームのように、画像を端末の画面に表示する画像表示機能を有する画像表示端末であって、さらに、画像ファイルを添付した画像付きメールを受信するメール機能および電話発信する電話機能を有する画像表示端末に好適に適用することができる。
従来の電話端末における電話発信の操作としては、相手先の電話番号をテンキーから入力して発信するフルダイヤル発呼操作、電話帳に登録している相手先を選択して発信する電話帳発呼操作、また、最近では、電話帳に登録している相手先の画像(フォト)を選択して発信する操作などが存在している。
一方で、近年、端末装置としてデジタルフォトフレームなど端末の画面に写真を表示する画像表示端末が増えつつあり、電話機能やメール機能を有しているものさえ登場してきている。かくのごとき画像表示端末において、画像表示状態から電話発信を行おうとした場合には、一旦、トップ画面(ホームメニュー)に戻ってから電話発信操作を行うことが必要になるなど操作面についての煩わしさがあるのが現状である。
このため、端末装置として、表示した画像を利用して簡易に電話発信を行うことが可能な技術が検討されており、例えば、特許文献1の特開平07−245656号公報「通信システムおよび発着信制御方法」においては、画面表示された顔写真などの画像の選択により電話発信を行う技術を提案している。
該特許文献1に記載された技術においては、各端末装置が接続されているネットワークにはユーザ情報蓄積装置と称する装置が接続されており、該ユーザ情報蓄積装置内には、各端末装置を利用するユーザのユーザ情報である名前、顔写真、電話番号、メールアドレスなどをそれぞれ事前に蓄積登録している。そして、端末装置が電話発信を行う際には、当該端末装置からネットワークを介してユーザ情報蓄積装置にアクセスすることにより、ユーザ情報蓄積装置に蓄積されているユーザ情報を該端末装置が受け取って、画面に表示し、電話発呼者は画面表示された顔写真などのユーザ情報の中から、通話相手を選択することによって電話発信を行うことにしている。つまり、ネットワークは、通話相手として選択されたユーザ情報に基づいて、当該ユーザ情報が示す通話相手の端末装置に対して電話着信を行うように動作する。
特開平07−245656公報(第4−6頁)
しかしながら、前記特許文献1に記載の技術の場合、ユーザ情報蓄積装置にあらかじめ登録されている相手先の画像を選択して電話発信を行うことを可能としているものの、デジタルフォトフレームのような画像表示端末側において画面表示した画像を選択操作することによって、選択操作した画像に映っている相手に対して電話発信を行うことはできない。
また、デジタルフォトフレームのような画像表示端末には、一般的に、SDカード(Secure Digital Memory Card)のようなメモリカードを装着するスロットが装備されており、装着されたメモリカード内に保存されている画像ファイルの画像を画面表示させるといった機能が備えられている。また、デジタルフォトフレームのような画像表示端末としてメール機能を有しているものに関しては、専用のメールアドレスで受信した画像ファイルの画像を画面表示させるといった機能も備えられている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、デジタルフォトフレームのように、画像表示端末として、内蔵メモリやメモリカード等に保存している画像を画面表示する画像表示機能を有し、さらに、画像ファイルが添付された画像付きメールを受信するメール機能や電話発信を行う電話機能を有している場合に、画面表示された画像と相手先の電話番号とをあらかじめ関連付けしておくことによって、画像を画面表示している状態から、画像に映っている人物を相手先としてワンタッチで電話発信を行うことを可能とする仕組みを有する画像表示端末、電話発信制御方法および電話発信制御プログラムを提供することを、その目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明による画像表示端末、電話発信制御方法および電話発信制御プログラムは、主に、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)本発明による画像表示端末は、画像を端末の画面に表示する画像表示部と画像ファイルを添付した画像付きメールを受信するメール受信部と電話発信を行う呼制御部とを少なくとも備えた画像表示端末であって、前記画像表示部に画面表示する画像の画像ファイル名と該画像に映っている人物に関するメールアドレスとを対応付けてリストデータとして登録する添付画像データ管理部と、該画像に映っている人物に関するメールアドレスと電話番号とを対応付けてリストデータとして登録する電話帳データ管理部とを備え、ユーザによって前記画像表示部に画面表示した画像に映っている人物を選択する選択操作がなされた際に、選択操作がなされた画像の画像ファイル名を用いて前記添付画像データ管理部のリストデータを検索して、対応するメールアドレスを抽出し、さらに、抽出した前記メールアドレスをキーとして前記電話帳データ管理部のリストデータを検索して、抽出した前記メールアドレスに対応する電話番号を取得して、取得した電話番号を用いて、前記呼制御部により電話発信を行うことを特徴とする。
(2)本発明による電話発信制御方法は、画像を端末の画面に表示する画像表示部と画像ファイルを添付した画像付きメールを受信するメール受信部と電話発信を行う呼制御部とを少なくとも備えた画像表示端末における電話発信制御方法であって、前記画像表示部に画面表示する画像の画像ファイル名と該画像に映っている人物に関するメールアドレスとを対応付けて添付画像のリストデータとして登録するとともに、該画像に映っている人物に関するメールアドレスと電話番号とを対応付けて電話帳のリストデータとして登録し、ユーザによって前記画像表示部に画面表示した画像に映っている人物を選択する選択操作がなされた際に、選択操作がなされた画像の画像ファイル名を用いて前記添付画像のリストデータを検索して、対応するメールアドレスを抽出し、さらに、抽出した前記メールアドレスをキーとして前記電話帳のリストデータを検索して、抽出した前記メールアドレスに対応する電話番号を取得して、取得した電話番号を用いて、前記呼制御部により電話発信を行うことを特徴とする。
(3)本発明による電話発信制御プログラムは、少なくとも前記(2)に記載の電話発信制御方法を、コンピュータによって実行可能なプログラムとして実施していることを特徴とする。
本発明の画像表示端末、電話発信制御方法および電話発信制御プログラムによれば、画面表示された画像と、該画像に映っている人物の電話番号とを関連付ける仕組みを有しているので、以下のような効果を奏することができる。
デジタルフォトフレームのような画像表示端末において、画面表示された画像を選択操作するだけのワンタッチ操作で、選択操作された画像に映っている人物を相手先として電話発信を行うことを可能としている。
つまり、画像表示端末に画面表示された画像が、画像付きメールとして受信した画像に当該画像付きメールの送信者が映っていた場合、画面表示された当該画像を選択操作して該送信者を選択するだけで、当該画像付きメールの送信者に対して、容易に電話発信(コールバック)を行うことが可能である。例えば、孫が居るユーザが、孫から自分の元気な姿が映った画像が添付されたメールを受信した際に、画像表示端末の画面に映っている元気な孫と話をしたいと思った場合には、画面表示されている孫の画像にタッチして選択操作を行うだけの簡単な操作で、孫への電話発信(コールバック)を行うことが可能になる。
より詳細には、次のような効果を奏することができる。
第1の効果は、ユーザは画面表示した画像の選択操作を行うだけで、選択操作した画像に映っている人物を電話発信先の相手として電話発信を行うことが可能であり、従来技術のように、一旦、トップ画面(ホームメニュー)に戻ってから、電話発信操作を行うような煩わしさから解放されることにある。その理由は、画面表示されている画像の画像ファイル名と当該画像ファイル名の画像を添付したメールの送信者のメールアドレスとを関連付けたリストデータおよびメールアドレスと電話番号とを関連付けたリストデータを登録保存しているので、メールアドレスをキーとして、選択操作した画像と電話番号とが紐付けされているためである。
第2の効果は、画像表示端末のユーザは、画面表示して選択操作を行った画像が、電話帳のリストデータとして登録済みの相手から画像付きメールとして受信した画像であるか否かを容易に判別することができることにある。その理由は、選択操作した画像の画像ファイル名と対応付けされたメールアドレスが電話帳のリストデータに登録されていた場合には、該メールアドレスに対応して電話帳のリストデータに登録されている電話番号を基に、電話発信処理を行い、一方、電話帳のリストデータに登録されていない場合には、未登録データである旨のダイアログ画面を画面表示するからである。
第3の効果は、画像付きメールの送信者に関する電話帳データ(メールアドレスと電話番号とを対応付けしたデータ)が、電話帳のリストデータとしてあらかじめ登録されていなかった場合であっても、受信した画像付きメールの送信者に対するコールバック(電話発信)が可能になることにある。その理由は、受信した画像付きメールの本文中に送信者の電話番号情報が記載されていた場合には、画像付きメールの送信者のメールアドレスおよび電話番号を対応付けて、電話帳のリストデータとして登録しているからである。
第4の効果は、たとえ、画像付きメールの送信者に関する電話帳データ(メールアドレスと電話番号とを対応付けしたデータ)を、電話帳のリストデータに登録しない場合であっても、受信した画像付きメールの送信者に対するコールバック(電話発信)が可能になることにある。その理由は、画像付きメールの送信者が電話を掛けてもらいたい場合には、当該送信者の電話番号に関する情報を当該画像付きメールに添付した画像ファイル名に含ませてメール送信することによって、当該画像付きメールを受信した画像表示端末において、該画像ファイル名に含まれている電話番号に対して、電話発信を行うことを可能にしているからである。
第5の効果は、画面表示されている画像が、画像付きメールとして受信した画像ではなかった場合であっても、画像表示端末のユーザが画面表示されている画像の選択操作を行うだけで、当該画像に映っている人物に対して電話発信を行うことが可能となることにある。その理由は、画面表示して選択操作された画像に映っている人物に関するデータが電話帳データのリストデータとして登録されていない場合には、画像表示端末のユーザが、選択操作された画像に映っている人物を相手先とする電話番号を電話帳のリストデータとして登録することができるインタフェースを設けているからである。
本発明による画像表示端末のブロック構成の一例を示すブロック構成図である。 図1に示す画像表示端末の電話帳データ管理部に登録されるリストデータの一例を説明するためのテーブルである。 図1に示す画像表示端末の添付画像データ管理部に登録されるリストデータの一例を説明するためのテーブルである。 図1に示した画像表示端末が画像ファイルを添付した画像付きメールを受信した際の動作の一例を第1の実施形態として説明するためのフローチャートである。 図1に示した画像表示端末のユーザが、画面表示された画像の選択操作を行った際の動作の一例を第1の実施形態として説明するためのフローチャートである。 図1に示した画像表示端末が画像ファイルを添付した画像付きメールを受信した際の動作の他の例を第2の実施形態として説明するためのフローチャートである。 図1に示した画像表示端末が画像ファイルを添付した画像付きメールを受信した際の動作の図6とは異なる例を第3の実施形態として説明するためのフローチャートである。 図1に示した画像表示端末のユーザが、画面表示された画像の選択操作を行った際の動作の他の例を第4の実施形態として説明するためのフローチャートである。 図1に示した画像表示端末のユーザが、画面表示された画像の選択操作を行った際の動作の図5、図8とは異なる例を第5の実施形態として説明するためのフローチャートである。
以下、本発明による画像表示端末、電話発信制御方法および電話発信制御プログラムの好適な実施形態について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明による画像表示端末および電話発信制御方法について説明するが、かかる電話発信制御方法をコンピュータにより実行可能な電話発信制御プログラムとして実施するようにしても良いし、あるいは、電話発信制御プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録するようにしても良いことは言うまでもない。
(本発明の特徴)
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、デジタルフォトフレームのように端末の画面に画像を表示する画像表示機能とメールを受信するメール受信機能と電話発信を行う電話発信機能とを少なくとも備えた画像表示端末に関するものであり、かくのごとき画像表示端末において、画面表示する画像(画像ファイル名により特定される)と該画像に映っている人物を電話相手先とする電話番号情報とをメールアドレスをキーとしてあらかじめ紐付けしておくことにより、画面表示されている画像の画像ファイル名から電話発信先ユーザの電話番号情報を取得することができ、画像表示端末のユーザは画面表示した画像の選択操作(つまり、選択した画像に映っている人物を相手先とする電話発信を指示する操作)を行うだけで、当該画像に該当する電話発信先ユーザが利用する端末装置に対して電話発信を行うことを可能とする仕組みを実現していることを主要な特徴としている。
より具体的には、次の通りである。本発明の画像表示端末においては、画像を画面表示する画像表示機能、画像付きメールを受信するメール機能、電話発信を行う電話機能を少なくとも有しているとともに、該画像表示端末に、画像ファイルを添付した画像付きメールを送信する送信者のメールアドレス、電話番号を電話帳データのリストデータとしてあらかじめ登録管理しておき、かつ、画像ファイルを添付した画像付きメールを受信した際に、メール送信者のメールアドレス情報および添付画像ファイル名を取得して添付画像データのリストデータとして管理登録する機能を有している。
ここで、メール受信側の画像表示端末において、受信した画像付きメールに添付された画像ファイルの画像を画面表示して、画面表示した画像に映っている人物を相手先として電話発信を行うことを指示する選択操作をユーザが行うと、添付画像データのリストデータを検索して、該画像の画像ファイル名に該当するメールアドレス情報を検索し、さらに、該メールアドレス情報をキーとして電話帳データのリストデータを検索することによって、該メールアドレス情報に該当する電話番号を抽出する。
しかる後、抽出した電話番号を用いて電話発信を行うことによって、トップ画面に戻って電話発信操作を行ったり、電話番号の入力操作をしたりしなくても、画面表示した画像上で選択操作を行うだけで、所望の相手先に電話発信を行うことができる。而して、画像表示端末のユーザは、画像表示端末に表示される画像を選択するだけで、画像メールの送信者に対してコールバックを容易に行うことも可能であり、操作性に富む電話発信を実現することが可能となる。
(実施形態の構成例)
次に、本発明による画像表示端末のブロック構成の一例について、図1を用いて説明する。図1は、本発明による画像表示端末のブロック構成の一例を示すブロック構成図であり、画像表示端末の接続形態の一例も含めて示している。
図1に示すように、本発明の一例を示す画像表示端末10は、画像を表示する画像表示機能とメールを受信するメール受信機能と電話発信を行う電話発信機能とを少なくとも備えている。そして、画像表示端末10は、通信ネットワーク30を介して、他の端末装置例えば携帯端末20と接続されており、携帯端末20から通信ネットワーク30を介して送信されてくるメールに添付されている画像ファイルを受信して、該画像ファイルの画像を画面に表示することができるとともに、他の端末装置例えば携帯端末20に対して、通信ネットワーク30を介して電話発信を行うことができる。
画像表示端末10は、通信インタフェース部11、制御部12、メール受信部13、画像表示部14、タッチパネル認識部15、電話帳データ管理部16、添付画像データ管理部17、呼制御部18の各部を少なくとも含んで構成される。
通信インタフェース部11は、通信ネットワーク30を介して他の端末装置と通信を行う部位であり、制御部12は、画像表示端末10の全体を制御する部位であり、メール受信部13は、通信ネットワーク30を介して受信されるメールの受信処理を制御する部位である。
また、画像表示部14は、画像を画面表示する部位であり、受信メールに画像ファイルが添付されていた場合に、制御部12の制御の下、メール受信部13によって受信した画像ファイルの画像を画面表示する。タッチパネル認識部15は、画像表示部14の画面上に配設されているタッチパネルにユーザの指等が触れた(タッチした)位置を認識する部位であり、画像を画面表示して、画像表示した画像を指等でタッチすることによって、タッチした該画像に関連付けされた電話番号を電話発信先としてユーザが選択していることを認識する。
また、電話帳データ管理部16は、受信メールに添付された画像ファイルに映っている人物に関するメールアドレスと電話番号とを対応付け、電話帳のリストデータとしてあらかじめ登録して管理する部位であり、添付画像データ管理部17は、受信メールに添付された画像ファイル名と関連するメールアドレスとをリストデータとして登録して管理する部位である。また、呼制御部18は、電話発着信に関する制御を行う部位である。
電話帳データ管理部16に登録されるリストデータの一例について、図2を用いて説明する。図2は、図1に示す画像表示端末10の電話帳データ管理部16に登録されるリストデータの一例を説明するためのテーブルである。図2に示すように、電話帳データ管理部16には、画像データ送信者メールアドレス16aと画像データ送信者電話番号16bとを対応付けて電話帳データとしてあらかじめ登録される。
つまり、電話帳データ管理部16のリストデータは、画像表示端末10の電話発信先となる通話相手の電話番号を当該通話相手のメールアドレスと対応付けて登録するものであり、例えば、画像表示端末10に対して、送信者自身が映っている画像ファイルを添付した画像付きメールを送信してくるユーザの端末装置例えば携帯端末20のメールアドレスと電話番号とを対応付けて登録している。図2に示す登録例においては、画像データの送信者のメールアドレスが、画像データ送信者メールアドレス16aに示すように、「111@abc.def」であり、当該送信者の電話番号が、画像データ送信者電話番号16bに示すように、「0123-45-6789」であることを示している。
また、添付画像データ管理部17に登録されるリストデータの一例について、図3を用いて説明する。図3は、図1に示す画像表示端末10の添付画像データ管理部17に登録されるリストデータの一例を説明するためのテーブルである。図3に示すように、添付画像データ管理部17には、画像データ送信者メールアドレス17aと画像ファイル名17bとを対応付けて添付画像データとして登録される。
つまり、添付画像データ管理部17のリストデータは、画像表示端末10の画像表示部14に画面表示した画像に映っている人物のメールアドレスと、該画像の画像ファイル名とを対応付けて登録するものであり、例えば、画像表示端末10に対して、送信者自身が映っている画像ファイルを添付したメールを送信してくる他の端末装置例えば携帯端末20のメールアドレスと該メールに添付された画像ファイルの画像ファイル名とを対応付けて登録している。図2に示す登録例においては、画像データの送信者のメールアドレスが、画像データ送信者メールアドレス17aに示すように、図2の画像データ送信者メールアドレス16aと同様、「111@abc.def」であり、当該送信者が送信してきた画像ファイル名が、画像ファイル名17bに示すように、「aaaa.jpg」であることを示している。
したがって、図2の電話帳データ管理部16の電話帳データと図3の添付画像データ管理部17の添付画像データとは、画像ファイルをメール送信してきた送信者のメールアドレスによって互いに関連付けられており、該メールアドレスをキーとして、該送信者の電話番号と画像ファイル名とが紐付けされていることになる。例えば、図2の電話帳データ管理部16と図3の添付画像データ管理部17との登録例の場合、画像表示端末10において、画像表示部14に画像ファイル名「aaaa.jpg」の画像が画面表示されている状態にあるときに、当該画像が選択操作されたことをタッチパネル認識部15にて認識すると、制御部12は、次のようにして、画像ファイル名「aaaa.jpg」の画像の送信者の電話番号を検索して、当該送信者に対して電話発信することができる。
まず、制御部12は、選択された画像ファイル名「aaaa.jpg」をキーとして、添付画像データ管理部17のリストデータを検索して、選択された画像ファイル名「aaaa.jpg」に対応付けて登録されている画像データ送信者メールアドレス「111@abc.def」を取得する。次いで、取得した画像データ送信者メールアドレス「111@abc.def」をキーとして、電話帳データ管理部16のリストデータを検索して、該画像データ送信者メールアドレス「111@abc.def」に対応付けてあらかじめ登録されている画像データ送信者電話番号「0123-45-6789」を抽出する。しかる後、制御部12は、呼制御部18を起動して、抽出した画像データ送信者電話番号「0123-45-6789」の電話発信先に対して電話発信を行わせる。
かくのごとく、画像ファイルが添付されたメールを受信して、画像表示部14に画像が画面表示された際に、ユーザは、画像表示端末10に画面表示された画像を選択する操作を行うだけで、当該画像に映っている人物を相手先として電話発信を行うことができ、自分の写真を添付した画像付きメールの送信者に対してコールバックを容易に行うことが可能となり、簡易かつ操作性に富む電話発信方法を実現することが可能である。
(第1の実施形態の動作の説明)
次に、図1〜図3に示した画像表示端末の動作の第1の実施形態について、図4および図5のフローチャートを用いて詳細に説明する。図4は、図1に示した画像表示端末10が画像ファイルを添付した画像付きメールを受信した際の動作の一例を第1の実施形態として説明するためのフローチャートである。また、図5は、図1に示した画像表示端末10のユーザが、画面表示された画像の選択操作を行った際の動作の一例を第1の実施形態として説明するためのフローチャートである。
まず、図4のフローチャートを用いて、画像付きメールを受信した際の動作について説明する。画像表示端末10は、画像ファイルが添付された画像付きメールをメール受信部13にて受信する都度(ステップA1)、制御部12の制御の下、当該画像付きメールの送信者のメールアドレスおよび添付された画像ファイルの画像ファイル名を抽出して、添付画像データ管理部17にリストデータとして登録保存し、リスト管理を行う(ステップA2)。
ここで、画像付きメールを受信した際に、添付画像データ管理部17にリストデータとして登録する動作と合わせて、制御部12の制御の下、当該画像付きメールに添付された画像ファイルの画像を画像表示部14に画面表示するようにしても良い。また、添付画像データ管理部17にリストデータとして登録される対象となる画像ファイルは、画像付きメールを受信した場合のみに限ることなく、SDカード(Secure Digital Memory Card)のようなメモリカード内にあらかじめ保存されている画像ファイルであっても良い。かかる場合には、当該メモリカード内に保存されている各画像ファイルの画像に映っている人物それぞれのメールアドレスが関連付けて当該メモリカード内に記録されていても良いし、当該メモリカードに保存されている画像を画面表示した際に、ユーザが当該画像に映っている人物のメールアドレスを入力するようにしても良いし、あるいは、当該メモリカードに保存されている画像を画面表示して、ユーザによって選択操作された際に、当該画像を特定することができる特定の文字列(例えば当該画像を始めて画面表示した時刻を示すタイムスタンプ情報)を、擬似のメールアドレスとして用いて、添付画像データ管理部17のリストデータに、該擬似のメールアドレスを、当該画像の画像ファイル名と関連付けて登録するようにしても良い。
次に、図5のフローチャートを用いて、画面表示された画像が選択された際の動作について説明する。まず、画像表示端末10は、制御部12の制御の下、受信メールに添付されていた画像ファイルの画像を画像表示部14に画面表示する(ステップB1)。ここで、画面表示される画像は、前述のように、画像付きメールによって受け取った画像ではなく、SDカードのようなメモリカード内にあらかじめ保存されていた画像ファイルの画像であっても良い。
画像表示部14に画面表示されている画像にユーザがタッチすることにより、当該画像に映っている人物を相手先として電話発信を行う旨を指示する選択操作が行われると(ステップB2)、該選択操作をタッチパネル認識部15が認識して、制御部12に通知する。制御部12は、電話発信の相手先として、画面表示されている画像の画像ファイル名を画像表示部14から取得する(ステップB3)。
次に、制御部12は、取得した画像ファイル名が添付画像データ管理部17のリストデータとして存在しているか否かを確認する(ステップB4)。当該画像ファイル名が存在していなかった場合には(ステップB4のNO)、ユーザによって選択操作された画像が、画像付きメールとして受信した画像ファイルでもなく、また、何らかの形式でメールアドレスと関連付けられたメモリカードの画像ファイルでもないので、添付画像データ管理部17のリストデータには未登録の画像データである旨のダイアログ画面を画像表示部14に表示することにより(ステップB6)、ユーザに注意を促すだけにして、処理を終了する。
一方、添付画像データ管理部17のリストデータとして当該画像ファイル名が存在していた場合には(ステップB4のYES)、添付画像データ管理部17から当該画像ファイル名に対応するメールアドレスを取得する(ステップB5)。
しかる後、取得したメールアドレスが電話帳データ管理部16のリストデータとして存在しているか否かを確認する(ステップB7)。当該メールアドレスが存在していなかった場合には(ステップB7のNO)、ユーザによって選択操作された画像が、画像付きメールとして受信した画像ファイル、あるいは、何らかの形式でメールアドレスと関連付けられたメモリカードの画像ファイルではあるものの、ユーザによって選択操作された画像に映っている人物のメールアドレスが、電話帳データ管理部16のリストデータには電話帳データとして電話番号と対応付けされた形式で登録されていないメールアドレスであるので、電話帳データ管理部16のリストデータには未登録のメールアドレスである旨のダイアログ画面を画像表示部14に表示することにより(ステップB6)、ユーザに注意を促すだけにして、処理を終了する。
一方、電話帳データ管理部16のリストデータとして当該メールアドレスが存在していた場合には(ステップB7のYES)、電話帳データ管理部16から当該メールアドレスに対応する電話番号を取得する(ステップB8)。しかる後、制御部12は、呼制御部18を起動することにより、呼制御部18は、取得した電話番号を用いて、通信ネットワーク30を介して、該電話番号の相手先例えば携帯端末20に対して電話発信(発呼)を行う(ステップB9)。
(実施形態の効果の説明)
以上に詳細に説明したように、本発明の実施形態においては、次のような効果が得られる。
第1の効果は、画像表示端末10のユーザは、画像表示部14に画面表示した画像の選択操作を行うだけで、選択操作した画像に映っている人物を電話発信先の相手として電話発信を行うことが可能であり、従来技術のように、一旦、トップ画面(ホームメニュー)に戻ってから、電話発信操作を行うような煩わしさから解放されることにある。その理由は、画面表示されている画像の画像ファイル名と当該画像ファイル名の画像を添付したメールの送信者のメールアドレスとを関連付けたリストデータおよびメールアドレスと電話番号とを関連付けたリストデータを登録保存しているので、メールアドレスをキーとして、選択操作した画像と電話番号とが紐付けされているためである。
第2の効果は、画像表示端末10のユーザは、画像表示部14に画面表示して選択操作を行った画像が、電話帳データ管理部16のリストデータとして登録済みの相手から画像付きメールとして受信した画像であるか否かを容易に判別することができることにある。その理由は、選択操作した画像の画像ファイル名と対応付けされたメールアドレスが電話帳データ管理部16のリストデータに登録されていた場合には、該メールアドレスに対応して電話帳データ管理部16のリストデータに登録されている電話番号を基に、電話発信処理を行い、一方、電話帳データ管理部16のリストデータに登録されていない場合には、未登録データである旨のダイアログ画面を画面表示するからである。
(第2の実施形態の動作の説明)
次に、図1〜図3に示した画像表示端末の動作の第2の実施形態について、図6のフローチャートを用いて詳細に説明する。図6は、図1に示した画像表示端末10が画像ファイルを添付した画像付きメールを受信した際の動作の他の例を第2の実施形態として説明するためのフローチャートであり、受信した画像付きメールの本文中に当該メール送信者の電話番号に関する情報が記載されている場合について示している。
すなわち、本第2の実施形態においては、画像表示端末10の電話帳データ管理部16のリストデータへの登録は、画像付きメールの送信者からのリモート登録を可能とすることによって、電話帳データ管理部16のリストデータには当該送信者の電話帳データが未登録であった場合であっても、当該送信者に対して、電話発信(コールバック)を行うことを可能とする例を示している。
図6のフローチャートにおいて、画像表示端末10は、新たなメール送信元から画像ファイルが添付された画像付きメールをメール受信部13にて受信する都度(ステップC1)、制御部12の制御の下、当該画像付きメールのメール本文中に、送信者に関する電話番号情報が存在しているか否かを確認する(ステップC2)。メール本文中に送信者に関する電話番号情報が存在していなかった場合には(ステップC2のNO)、電話帳データ管理部16のリストデータへのリモート登録動作を行うことなく、図4のフローチャートの場合と同様、当該画像付きメールの送信者のメールアドレスおよび添付された画像ファイルの画像ファイル名を抽出して、添付画像データ管理部17にリストデータとして登録保存し、リスト管理を行う(ステップC4)。
一方、メール本文中に送信者に関する電話番号情報が存在していた場合には(ステップC2のYES)、制御部12の制御の下、当該画像付きメールの送信者のメールアドレスを抽出するとともに、メール本文中から画像付きメールの送信者の電話番号を抽出して、抽出したメールアドレスおよび電話番号を対応付けて、電話帳データ管理部16にリストデータとして登録保存し、リスト管理を行う(ステップC3)。しかる後、当該画像付きメールの送信者のメールアドレスおよび添付された画像ファイルの画像ファイル名を抽出して、添付画像データ管理部17にリストデータとして登録保存し、リスト管理を行う(ステップC4)。
なお、電話番号情報は、画像付きメールのメール本文中に記載する場合に限るものではなく、例えば、電子名刺の標準フォーマットであるvCard形式のデータ(添付ファイル)として、当該画像付きメールに添付されていても良い。また、画像付きメールを受信した際に、第1の実施形態の場合と同様、添付画像データ管理部17にリストデータとして登録する動作と合わせて、制御部12の制御の下、当該画像付きメールに添付された画像ファイルの画像を画像表示部14に画面表示するようにしても良い。
次に、本第2の実施形態において、画像付きメールを用いて、電話帳データ管理部16のリストデータへのリモート登録を行った場合の作用効果について、前述した図5のフローチャートを用いて簡単に説明する。
図5のステップB2において、画像表示部14に画面表示された画像の選択操作が行われた際に、添付画像データ管理部17のリストデータとして当該画像の画像ファイル名が存在していて(ステップB4のYES)、添付画像データ管理部17から当該画像ファイル名に対応するメールアドレスを取得することができたとしても(ステップB5)、取得したメールアドレスが電話帳データ管理部16のリストデータとしてあらかじめ存在していなかった場合には(ステップB7のNO)、第1の実施形態においては、図5のステップB6に示したように、電話帳データ管理部16のリストデータには未登録のメールアドレスである旨のダイアログ画面を画像表示部14に表示するだけで、画像付きメールの送信者に対するコールバック(電話発信)は不可能であった。
これに対して、本第2の実施形態においては、受信した画像付きメールの本文中に送信者の電話番号情報を記載しておくことによって(図6のステップC2のYES)、画像付きメールの送信者のメールアドレスおよび電話番号を対応付けて、電話帳データ管理部16にリストデータとして登録している(図6のステップC3)。
したがって、かかる場合には、第1の実施形態とは異なり、取得したメールアドレスが電話帳データ管理部16のリストデータとしてあらかじめ存在していなかった場合(ステップB7のNO)ではなく、取得したメールアドレスが電話帳データ管理部16のリストデータとして存在している場合(ステップB7のYES)に相当することになり、電話帳データ管理部16から当該メールアドレスに対応する電話番号を取得して(ステップB8)。該電話番号の相手先例えば携帯端末20に対して電話発信を行うことになる(ステップB9)。
つまり、本第2の実施形態においては、画像付きメールの送信者に関する電話帳データ(メールアドレスと電話番号とを対応付けしたデータ)が、電話帳データ管理部16のリストデータとしてあらかじめ登録されていなかった場合であっても、受信した画像付きメールの本文中に、あるいは、例えばvCard形式の添付ファイルとして、当該送信者の電話番号情報が記載されている場合には、電話帳データ管理部16のリストデータにリモート登録を行うことによって、受信した画像付きメールの送信者に対するコールバック(電話発信)が可能になる。
(第3の実施形態の動作の説明)
次に、図1〜図3に示した画像表示端末の動作の第3の実施形態について、図7のフローチャートを用いて詳細に説明する。図7は、図1に示した画像表示端末10が画像ファイルを添付した画像付きメールを受信した際の動作の図6とは異なる例を第3の実施形態として説明するためのフローチャートであり、受信した画像付きメールの本文中に記載されている当該メール送信者の電話番号に関する情報を電話帳データ管理部16のリストデータへの登録を行うという第2の実施形態の場合に加えて、該画像付きメールの題名(件名)に特定のキーワードを含む場合に限って、本文中の電話番号に関する情報を電話帳データ管理部16のリストデータとして登録するリモート登録の動作を許可する場合について示している。
すなわち、本第3の実施形態においては、受信した画像付きメールの本文中または添付ファイル中に、当該画像付きメールの送信者の電話番号に関する情報が記載されており、かつ、当該画像付きメールの題名(件名)が、あらかじめ定めた特定のキーワードに一致する文字列を含む場合には、メールの本文中または添付ファイル中の電話番号に関する情報を電話帳データ管理部16のリストデータとして登録する例を示している。
なお、画像表示端末10の電話帳データ管理部16へのリモート登録をするための該キーワードは、画像表示端末10において任意に自由に決めるようにしても良い。例えば、画像表示端末10の電話帳データ管理部16のリモート登録をするためのキーワードとして、画像表示端末10のユーザが「電話帳登録」という用語をあらかじめ定め、当該画像表示端末10に画像データを送信してくる特定の通信相手に対してあらかじめ通知しておく。
画像表示端末10の電話帳データ管理部16のリストデータに電話番号をリモート登録しようとするメール送信者は、メール本文中または添付ファイル中に当該メール送信者の電話番号情報を記載するのみならず、画像表示端末10から通知されてきた「電話帳登録」というキーワードを含む内容を画像付きメールの題名(件名)に設定した画像付きメールを作成することが必要である。かくのごとき制約を課すことによって、当該画像表示端末10においてあらかじめ定めたキーワードを知っている相手のみが、画像表示端末10の電話帳データ管理部16へのリモート登録が可能になり、セキュリティの向上を図ることができる。
図7のフローチャートにおいて、画像表示端末10は、画像ファイルが添付された画像付きメールをメール受信部13にて受信する都度(ステップD1)、当該画像付きメールの題名(件名)に、あらかじめ定めた特定のキーワードが含まれているか否かを確認する(ステップD2)。
当該画像付きメールの題名(件名)に該キーワードと一致する用語が含まれていなかった場合には(ステップD2のNO)、第2の実施形態の場合とは異なり、当該画像付きメールのメール本文中に送信者に関する電話番号情報が記載されているか否かを確認することもなく、電話帳データ管理部16のリストデータへの登録動作をスキップして、図4のフローチャートの場合と同様、当該画像付きメールの送信者のメールアドレスおよび添付された画像ファイルの画像ファイル名を抽出して、添付画像データ管理部17にリストデータとして登録保存し、リスト管理を行う(ステップD5)。
一方、当該画像付きメールの題名(件名)に該キーワードと一致する用語が含まれていた場合には(ステップD2のYES)、次に、第2の実施形態の場合と同様、当該画像付きメールのメール本文中に、送信者に関する電話番号情報が存在しているか否かを確認する(ステップD3)。
メール本文中に送信者に関する電話番号情報が存在していなかった場合には(ステップD3のNO)、電話帳データ管理部16のリストデータへのリモート登録動作を行うことなく、図4のフローチャートの場合と同様、当該画像付きメールの送信者のメールアドレスおよび添付された画像ファイルの画像ファイル名を抽出して、添付画像データ管理部17にリストデータとして登録保存し、リスト管理を行う(ステップD5)。
一方、メール本文中に送信者に関する電話番号情報が存在していた場合には(ステップD3のYES)、制御部12の制御の下、当該画像付きメールの送信者のメールアドレスを抽出するとともに、メール本文中から画像付きメールの送信者の電話番号を抽出して、抽出したメールアドレスおよび電話番号を対応付けて、電話帳データ管理部16にリストデータとして登録保存し、リスト管理を行う(ステップD4)。しかる後、当該画像付きメールの送信者のメールアドレスおよび添付された画像ファイルの画像ファイル名を抽出して、添付画像データ管理部17にリストデータとして登録保存し、リスト管理を行う(ステップD5)。
なお、電話番号情報は、第2の実施形態に前述したように、画像付きメールのメール本文中に記載する場合に限るものではなく、例えば、電子名刺の標準フォーマットであるvCard形式のデータ(添付ファイル)として、当該画像付きメールに添付されていても良い。また、画像付きメールを受信した際に、第1の実施形態の場合と同様、添付画像データ管理部17にリストデータとして登録する動作と合わせて、制御部12の制御の下、当該画像付きメールに添付された画像ファイルの画像を画像表示部14に画面表示するようにしても良い。
(第4の実施形態の動作の説明)
次に、図1〜図3に示した画像表示端末の動作の第4の実施形態について、図8のフローチャートを用いて詳細に説明する。図8は、図1に示した画像表示端末のユーザが、画面表示された画像の選択操作を行った際の動作の他の例を第4の実施形態として説明するためのフローチャートであり、画像付きメールに添付した画像ファイル名に、メール送信者の電話番号に関する情報を含ませることによって、たとえ、電話帳データ管理部16のリストデータに当該メール送信者に関するデータが登録されていない場合であっても、該メール送信者に対するコールバック(電話発信)を行うことを可能にする場合について示している。
すなわち、本第4の実施形態においては、第1の実施形態の場合とは異なり、画面表示する画像の画像ファイル名に、例えば、「…TEL+"送信元の電話番号".jpg」という形式で、拡張子「.jpg」の直前に、識別子「TEL+」に後続させて、当該画像に映っている人物に関する電話番号情報を含ませることとしている。而して、かかる画像を画面表示して選択操作がなされた際に、電話帳データ管理部16のリストデータにあらかじめ登録されていなかった相手であっても、当該画像に映っている人物を相手先として、電話発信を行うことができ、例えば、当該画像が画像付きメールとして受信されていた場合には、当該画像付きメールの送信者に対してコールバック(電話発信)を行うことを可能としている。
図8のフローチャートにおいて、画像表示端末10は、制御部12の制御の下、電話番号情報が含まれた画像ファイル名が付されている画像を画像表示部14に画面表示する(ステップE1)。
画像表示部14に画面表示されている画像にユーザがタッチすることにより、画面に映っている人物を相手先として電話発信を行うことを指示する選択操作が行われると(ステップE2)、該選択操作をタッチパネル認識部15が認識して、制御部12に通知する。
該通知を受け取った制御部12は、画像表示部14により画面表示されている画像の画像ファイル名の中から、電話発信の相手先を示している人物の電話番号情報を取得する(ステップE3)。しかる後、制御部12は、呼制御部18を起動することにより、呼制御部18は、取得した電話番号を用いて、通信ネットワーク30を介して、該電話番号の相手先例えば携帯端末20に対して電話発信(発呼)を行う(ステップE4)。
ここで、画面表示した画像は、画像ファイル名に電話番号情報を含ませた画像付きメールとして受信していた場合であっても勿論構わない。かかる場合には、第2、第3の実施形態の場合とは異なり、メール送信者の電話番号に関する情報をメール本文中や添付ファイル中に記載する代わりに、当該画像付きメールに添付した画像ファイルの画像ファイル名に、メール送信者に関する電話番号情報が含まれていることになる。画像表示端末10がこのような画像付きメールを受信した場合であって、当該画像付きメールに添付されている画像ファイルの画像を画像表示部14に画面表示して、ユーザにより選択操作がなされた場合には、当該画像付きメールの送信者の電話帳データが電話帳データ管理部16のリストデータとして登録されていなかった場合であっても、当該画像付きメールの送信者に対してコールバック(電話発信)を行うことを可能にする。
かくのごとく、本第4の実施形態においては、第1の実施形態の場合とは異なり、画像表示端末10のユーザが、画像表示端末10の電話帳データ管理部16のリストデータに画像付きメール送信者の電話番号情報をあらかじめ登録しなくても、画面表示された画像の選択操作を行うだけで、当該画像の画像付きメール送信者に対して電話発信を行うことが可能となる。また、本第4の実施形態においては、画像付きメール送信者が、当該画像に関する電話連絡が欲しい場合には、当該メール送信者の電話番号情報を、添付した画像ファイルの画像ファイル名に含ませて指定すれば良いので、画像表示端末10に対する画像付きメールの送信者に関する柔軟性を増加させることも可能になる。
なお、本第4の実施形態においても、場合によっては、メール送信者に対してコールバック(電話発信)を行うだけでなく、画像ファイル名に含まれている電話番号に関する情報を画像表示端末10の電話帳データ管理部16のリストデータとしてリモート登録を行う動作を合わせて行うようにしても良い。また、電話帳データ管理部16のリストデータにリモート登録を行う場合についても、第3の実施形態に示したように、画像付きメールの題名(件名)に特定のキーワードを含む場合に限って、画像ファイル名に含まれている電話番号に関する情報を電話帳データ管理部16のリストデータとして登録する動作を許可するようにしても良い。
(第5の実施形態の動作の説明)
次に、図1〜図3に示した画像表示端末の動作の第5の実施形態について、図9のフローチャートを用いて詳細に説明する。図9は、図1に示した画像表示端末のユーザが、画面表示された画像の選択操作を行った際の動作の図5、図8とは異なる例を第5の実施形態として説明するためのフローチャートであり、メール送信者に関するデータが添付画像データ管理部17や電話帳データ管理部16のリストデータに登録されていなかった場合、添付画像データ管理部17のリストデータには、選択操作された画像を一意に特定することが可能な特定の文字列を擬似メールアドレスとして設定登録するとともに、画像表示端末10のユーザに対して、電話帳データ管理部16のリストデータに当該画像付きメールのメール送信者に関する電話帳データを登録することができるインタフェースを提供している場合について示している。
すなわち、本第5の実施形態においては、画像表示部14に画像を表示して選択操作がなされた際に、当該画像に関するデータが添付画像データ管理部17や電話帳データ管理部16のリストデータに登録されていなかった場合、添付画像データ管理部17のリストデータには、メールアドレスの代わりに、当該画像を一意に特定することができる特定の文字列をメールアドレス情報(つまり擬似メールアドレス)として用いて画像ファイル名と対応付けて登録する。一方、電話帳データ管理部16のリストデータに未登録の通知を受け取った場合、画像表示端末10のユーザは、選択操作された当該画像に映っている人物に関するメールアドレス(擬似メールアドレスも含む)に対応付けて電話番号を入力することにより、電話帳データ管理部16のリストデータに登録することを可能とすることによって、当該画像に映っている人物に対して電話発信を行うことを可能としている。
ここで、擬似メールアドレスとして利用する特定の文字列としては、選択操作された画像を一意に特定するタイムスタンプ情報として、当該画像を始めて画面表示した時刻を用いたりしても良く、当該画像に映っている人物を一意に特定することができる情報を設定することができれば、如何なる文字列を用いても良い。
而して、添付画像データ管理部17のリストデータに登録されていなかった相手や電話帳データ管理部16のリストデータにあらかじめ登録されていなかった相手であっても、選択操作を行った当該画像に映っている人物に対して容易に電話発信を行うことを可能としている。つまり、画面表示した画像が画像付きメールとして受信した画像ではなかった場合であっても、また、画面表示した画像に映っている人物に関するデータが電話帳データ管理部16にあらかじめ登録されていなかった場合であっても、画像表示端末10のユーザによって、画面表示された画像の選択操作を行うだけで、当該画像に映っている人物に対して電話発信を行うことが可能となる。
図9のフローチャートにおいて、画像表示端末10は、制御部12の制御の下、選択した画像ファイルの画像を画像表示部14に画面表示する(ステップF1)。
画像表示部14に画面表示されている画像にユーザがタッチすることにより、画面に映っている人物を相手先として電話発信を行うことを指示する選択操作が行われると(ステップF2)、該選択操作をタッチパネル認識部15が認識して、制御部12に通知する。


該通知を受け取った制御部12は、第1の実施形態の図5の場合と同様、電話発信の相手先として、画面表示されている画像の画像ファイル名を画像表示部14から取得する(ステップF3)。
次に、制御部12は、取得した画像ファイル名が添付画像データ管理部17のリストデータとして存在しているか否かを確認する(ステップF4)当該画像ファイル名が存在していなかった場合には(ステップF4のNO)、第1の実施形態の図5の場合とは異なり、メールアドレスの代わりに、当該画像に映っている人物を一意に特定する特定の文字列(例えばタイムスタンプ情報)を擬似のメールアドレス情報として用いて、該特定の文字列(擬似メールアドレス)をステップF3にて取得した画像ファイル名と対応付けて、添付画像データ管理部17にリストデータとして登録保存し、リスト管理を行う(ステップF6)。しかる後、ステップF5に移行する。
つまり、ステップF1において画像表示部14に画面表示された画像は、画像付きメールとして受信した画像ではないので、添付画像データ管理部17には当該画像に関するメールアドレス情報は登録されていない。そのため、添付画像データ管理部17のリストデータとして登録するメールアドレス情報としては、メールアドレスの代わりとして用いることができる特定の文字列(擬似メールアドレス)を登録することとする。以降の動作においては、添付画像データ管理部17に登録された特定の文字列(擬似メールアドレス)も、当該画像に映っている人物のメールアドレスと表現して取り扱う。
また、添付画像データ管理部17のリストデータとして当該画像ファイル名が存在していた場合(ステップF4のYES)、および、ステップS6によって、添付画像データ管理部17のリストデータとして当該画像ファイル名が登録された場合には、第1の実施形態の図5の場合と同様、添付画像データ管理部17から当該画像ファイル名に対応するメールアドレス(擬似メールアドレスとなる特定の文字列の場合も含む)を取得する(ステップF5)。
しかる後、取得したメールアドレスが電話帳データ管理部16のリストデータとして存在しているか否かを確認する(ステップF7)。当該メールアドレスが存在していなかった場合には(ステップB7のNO)、第1の実施形態の図5の場合とは異なり、まず、新たに、当該画像に映っている人物に関する電話帳データをメールアドレスと対応付けて電話帳データ管理部16のリストデータとして登録するか否かを、画像表示端末10のユーザに確認する(ステップF8)。
画像表示端末10のユーザが、当該画像に映っている人物に関する電話帳データを電話帳データ管理部16のリストデータとして登録しない旨を指示した場合は(ステップF8のNO)、電話帳データ管理部16のリストデータへの登録動作をスキップするとともに、当該画像に映っている人物の電話番号が電話帳データ管理部16のリストデータには未登録であるので、当該画像に映っている人物に対する電話発信動作を行うことなく、処理を終了する。
一方、画像表示端末10のユーザが、当該画像に映っている人物に関する電話帳データを電話帳データ管理部16のリストデータとして登録する旨を指示した場合は(ステップF8のYES)、当該画像に映っている人物の電話番号の入力を促す画面を画像表示部14に画面表示する。該入力画面を視認した画像表示端末10のユーザから、電話番号の入力を受け付けると、入力された電話番号を、取得していたメールアドレス(擬似メールアドレスとなる特定の文字列の場合も含む)に対応付けて電話帳データ管理部16のリストデータとして新たに登録保存し、リスト管理を行う(ステップF9)。しかる後、ステップF10に移行する。
次に、ステップF7において、電話帳データ管理部16のリストデータとして当該メールアドレスが存在していた場合(ステップF7のYES)、または、ステップF9において、画像表示端末10のユーザによって電話帳データ管理部16のリストデータとして当該メールアドレス(擬似メールアドレスとなる特定の文字列の場合も含む)と電話番号とが新たに登録された場合(ステップF9)、制御部12は、電話帳データ管理部16から当該メールアドレスに対応する電話番号を取得する(ステップF10)。しかる後、制御部12は、呼制御部18を起動することにより、呼制御部18は、取得した電話番号を用いて、通信ネットワーク30を介して、該電話番号の相手先例えば携帯端末20に対して電話発信(発呼)を行う(ステップF11)。
以上のように、本第5の実施形態においては、画像表示端末10に画面表示されている画像が、画像付きメールとして受信した画像ではなかった場合であっても、画像表示端末10のユーザが画面表示されている画像の選択操作を行うだけで、当該画像に映っている人物に対して電話発信を行うことが可能となる。また、画像表示端末10のユーザが、画面表示されている画像に対応する電話番号を電話帳データ管理部16に登録することができるインタフェースを設けたことによって、画像の送信者に関する電話帳データが電話帳データ管理部16のリストデータとして登録されていなかった場合であっても、画像表示端末10のユーザが画面表示されている画像の選択操作を行うだけで、当該画像に映っている人物に関する電話帳データを新たに登録するとともに、当該人物に対して電話発信を行うことが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態の構成を説明した。しかし、かかる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
10 画像表示端末
11 通信インタフェース部
12 制御部
13 メール受信部
14 画像表示部
15 タッチパネル認識部
16 電話帳データ管理部
16a 画像データ送信者メールアドレス
16b 画像データ送信者電話番号
17 添付画像データ管理部
17a 画像データ送信者メールアドレス
17b 画像ファイル名
18 呼制御部
20 携帯端末
30 通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 画像を端末の画面に表示する画像表示部と画像ファイルを添付した画像付きメールを受信するメール受信部と電話発信を行う呼制御部を備え、
    前記メール受信部にて受信した画像付きメールに添付された画像ファイルの画像ファイル名に電話番号の情報が含まれていた場合において、当該画像ファイルの画像を前記画像表示部の画面全体に表示して、ユーザによって画面全体に表示された画像ファイルの画像を選択する選択操作がなされた際に、当該画像ファイルの画像ファイル名に含まれている電話番号の情報を用いて、前記呼制御部により電話発信を行うことを特徴とする画像表示端末。
  2. 画像を端末の画面に表示する画像表示部と画像ファイルを添付した画像付きメールを受信するメール受信部と電話発信を行う呼制御部と、
    記画像表示部に画面表示する画像の画像ファイル名と該画像に映っている人物に関するメールアドレスとを対応付けてリストデータとして登録する添付画像データ管理部と、該画像に映っている人物に関するメールアドレスと電話番号とを対応付けてリストデータとして登録する電話帳データ管理部とを備え、
    ユーザによって前記画像表示部の画面全体に表示された画像ファイルの画像を選択する選択操作がなされた際に、選択操作がなされた画像の画像ファイル名を用いて前記添付画像データ管理部のリストデータを検索して、対応するメールアドレスを抽出し、さらに、抽出した前記メールアドレスをキーとして前記電話帳データ管理部のリストデータを検索して、抽出した前記メールアドレスに対応する電話番号を取得して、取得した電話番号を用いて、前記呼制御部により電話発信を行う画像表示端末であって、
    前記添付画像データ管理部のリストデータに対応付けて登録される画像ファイル名とメールアドレスとして、前記メール受信部にて新たなメール送信元から受信した画像付きメールの送信元のメールアドレスを、前記画像に映っている人物に関するメールアドレスとして当該画像付きメールに添付された画像ファイルの画像ファイル名に対応付けて登録するか、または、前記画像表示部に画面表示された画像をユーザによって選択操作された際に、前記添付画像データ管理部のリストデータに、当該画像の画像ファイル名に対応付けられたメールアドレスが登録されていなかった場合、当該画像を一意に特定することができる擬似メールアドレスとして任意に定めた特定の文字列を、前記画像に映っている人物に関するメールアドレスとして当該画像の画像ファイル名と対応付けて登録することを特徴とする画像表示端末。
  3. 前記画像表示部に画面表示される画像は、前記メール受信部によって受信した画像付きメールに添付された画像ファイルの画像、または、メモリカードが装着された際に装着した該メモリカードに保存されている画像ファイルの画像、のいずれかであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示端末。
  4. 少なくとも電話帳データ管理部を備え、
    前記電話帳データ管理部のリストデータに対応付けて登録されるメールアドレスと電話番号として、画像ファイルを添付した画像付きメールの送信元のメールアドレスと当該送信元の電話番号とをユーザによってあらかじめ対応付けて登録するか、または、前記メール受信部にて受信した画像付きメールの本文または添付ファイルに当該画像付きメールの送信元の電話番号の情報が記載されていた場合、当該画像付きメールの送信元のメールアドレスに対応付けて該電話番号を登録するか、または、前記メール受信部にて受信した画像付きメールに添付された画像ファイルの画像ファイル名に当該画像付きメールの送信元の電話番号の情報が含まれていた場合に、当該画像付きメールの送信元のメールアドレスに対応付けて該電話番号を登録するか、または、前記画像表示部に画面表示した画像をユーザによって選択操作された際に、前記電話帳データ管理部のリストデータに、当該画像の画像ファイル名に対応付けられたメールアドレスに関連する電話番号が登録されていなかった場合、当該画像の画像ファイル名に対応付けられたメールアドレスに関連する電話番号の入力をユーザに促す入力画面を前記画像表示部に画面表示して、ユーザによって入力された電話番号を、当該画像の画像ファイル名に対応付けられたメールアドレスと対応付けて登録するか、のいずれかであることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の画像表示端末。
  5. 前記メール受信部にて受信した画像付きメールの本文または添付ファイルに当該画像付きメールの送信元の電話番号の情報が記載されていた場合、または、前記メール受信部にて受信した画像付きメールに添付された画像ファイルの画像ファイル名に当該画像付きメールの送信元の電話番号の情報が含まれていた場合において、当該画像付きメールの題名に、あらかじめ定めたキーワードが含まれていた場合に、当該画像付きメールの送信元のメールアドレスに対応付けて該電話番号を登録することを許可することを特徴とする請求項に記載の画像表示端末。
  6. 画像を端末の画面に表示する画像表示部と画像ファイルを添付した画像付きメールを受信するメール受信部と電話発信を行う呼制御部とを少なくとも備えた画像表示端末において、
    前記画像表示部に画面表示する画像の画像ファイル名と該画像に映っている人物に関するメールアドレスとを対応付けて添付画像のリストデータとして登録するとともに、該画像に映っている人物に関するメールアドレスと電話番号とを対応付けて電話帳のリストデータとして登録し、ユーザによって前記画像表示部の画面全体に表示された画像ファイルの画像を選択する選択操作がなされた際に、選択操作がなされた画像の画像ファイル名を用いて前記添付画像のリストデータを検索して、対応するメールアドレスを抽出し、さらに、抽出した前記メールアドレスをキーとして前記電話帳のリストデータを検索して、抽出した前記メールアドレスに対応する電話番号を取得して、取得した電話番号を用いて、前記呼制御部により電話発信を行う電話発信制御方法であって、
    前記添付画像のリストデータに対応付けて登録される画像ファイル名とメールアドレスとして、前記メール受信部にて新たなメール送信元から受信した画像付きメールの送信元のメールアドレスを、前記画像に映っている人物に関するメールアドレスとして当該画像付きメールに添付された画像ファイルの画像ファイル名に対応付けて登録するか、または、前記画像表示部に画面表示された画像をユーザによって選択操作された際に、前記添付画像のリストデータに、当該画像の画像ファイル名に対応付けられたメールアドレスが登録されていなかった場合、当該画像を一意に特定することができる擬似メールアドレスとして任意に定めた特定の文字列を、前記画像に映っている人物に関するメールアドレスとして当該画像の画像ファイル名と対応付けて登録することを特徴とする電話発信制御方法。
  7. 前記電話帳のリストデータに対応付けて登録されるメールアドレスと電話番号として、画像ファイルを添付した画像付きメールの送信元のメールアドレスと当該送信元の電話番号とをユーザによってあらかじめ対応付けて登録するか、または、前記メール受信部にて受信した画像付きメールの本文または添付ファイルに当該画像付きメールの送信元の電話番号の情報が記載されていた場合、当該画像付きメールの送信元のメールアドレスに対応付けて該電話番号を登録するか、または、前記メール受信部にて受信した画像付きメールに添付された画像ファイルの画像ファイル名に当該画像付きメールの送信元の電話番号の情報が含まれていた場合に、当該画像付きメールの送信元のメールアドレスに対応付けて該電話番号を登録するか、または、前記画像表示部に画面表示した画像をユーザによって選択操作された際に、前記電話帳のリストデータに、当該画像の画像ファイル名に対応付けられたメールアドレスに関連する電話番号が登録されていなかった場合、当該画像の画像ファイル名に対応付けられたメールアドレスに関連する電話番号の入力をユーザに促す入力画面を前記画像表示部に画面表示して、ユーザによって入力された電話番号を、当該画像の画像ファイル名に対応付けられたメールアドレスと対応付けて登録するか、のいずれかであることを特徴とする請求項に記載の電話発信制御方法。
  8. 請求項6又は7のいずれかに記載の電話発信制御方法を、コンピュータによって実行可能なプログラムとして実施していることを特徴とする電話発信制御プログラム。
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