JPH0831924A - 半導体結晶用容器 - Google Patents

半導体結晶用容器

Info

Publication number
JPH0831924A
JPH0831924A JP18064794A JP18064794A JPH0831924A JP H0831924 A JPH0831924 A JP H0831924A JP 18064794 A JP18064794 A JP 18064794A JP 18064794 A JP18064794 A JP 18064794A JP H0831924 A JPH0831924 A JP H0831924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
wafer
semiconductor crystal
semiconductor
containers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18064794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3544710B2 (ja
Inventor
Shinichi Matsuo
慎一 松尾
Nobuyoshi Fujimaki
延嘉 藤巻
Shiroyasu Watanabe
城康 渡邊
Kintaro Kato
金太郎 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KATO YOKI KK
Shin Etsu Handotai Co Ltd
Naoetsu Electronics Co Ltd
Original Assignee
KATO YOKI KK
Shin Etsu Handotai Co Ltd
Naoetsu Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KATO YOKI KK, Shin Etsu Handotai Co Ltd, Naoetsu Electronics Co Ltd filed Critical KATO YOKI KK
Priority to JP18064794A priority Critical patent/JP3544710B2/ja
Publication of JPH0831924A publication Critical patent/JPH0831924A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3544710B2 publication Critical patent/JP3544710B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一体的に成形した同一寸法の箱型容器を上部
容器及び下部容器として半導体結晶を収納する容器の提
供。 【構成】 ポリエチレンテレフタートにより容器2を箱
型に成形し、この容器2の上縁3に係合突起4、ガイド
凸部5および6、ガイド凹部7および8、係合凹部9を
設け、箱型容器内部の内壁23、23にウェーハ1を載
置する弧状円筒部11を下方に膨出させて設け、この弧
状円筒面の外周より高く起立する立脚部14および15
を設け、この容器2同志を、ガイド凸部とガイド凹部同
志が嵌合し、係合突起4と係合凹部9とが係合するよう
に、一方の容器の内部にウェーハを収納して他方の容器
を被蓋する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、育成された半導体単結
晶を円筒状に研磨したインゴットや該インゴットより所
定厚さに切り出されたウェーハを収納して貯蔵もしくは
輸送する半導体結晶用容器に関する。
【0002】
【従来技術】半導体集積回路(IC)は、半導体結晶を
材料とし、所定厚さに切り出された半導体ウェーハの表
面を鏡面研磨した後、0.5mm程度の厚さのウェーハ
に、ダイオード、トランジスタ、MOS−FET、抵
抗、容量等のICパターンを印刷して、表面を薄い絶縁
膜で覆い、その上に金属膜で配線端子を取付て製造され
る。ICを製造するためには、他工程または他工場に移
送する必要がある。インゴットは発砲スチロールなど等
に固定して輸送されるが、所定厚さに切り出されたウェ
ーハは研磨前といえども薄いものであり、破損しないよ
うに貯蔵もしくは移送しなければならない。従来から、
半導体ウェーハを貯蔵し、もしくは輸送する手段として
硬質のプラスティックにより異なる形状の上部容器及び
下部容器を成形し、下部容器に半導体ウェーハを載置す
る手段として、ウェーハの外径に合わせた内周を有し下
方に湾曲した橋道を備えたウェーハキャリヤを別途に成
形し、該ウェーハキャリヤを下部容器内に固定し、その
ウェーハキャリヤの橋道上に半導体ウェーハを縦方向に
並べて載置し、外部からの衝撃による半導体ウェーハの
破損を防止するために上部容器および下部容器と半導体
ウェーハの面及び、上部容器の天井内面と半導体ウェー
ハの外周端の間に発砲スチロールやウレタン等によりガ
ードすることにより外部衝撃を防止し、上部容器及び下
部容器内に半導体ウェーハを収納していた。また、他の
従来例(特公昭55ー9349号公報)においては、異
なる形状の上部容器と下部容器内に固いが弾性的に変形
できるプラスティック材料で成形された基板保持器によ
り容器内に直立して所定間隔をとってウェーハを保持
し、この基板保持器を介して上部容器によりウェーハを
押圧して固定収納するものであった。また、他の従来例
(特開昭60ー193877号公報)は、異なった形状
の上部容器及び下部容器内に、ウェーハを収納する所定
間隔有して設けられたリブを備えたケージを載置し、そ
のケージの上方に配置したおさえ板を介して上部容器に
よりウェーハを押圧して固定収納するものであった。ま
た、他の従来例(特開平2ー20042号公報)は、異
なった形状の上部容器と下部容器内に、ウェーハを挿入
する所定間隔有して設けられたリブを備えたウェーハキ
ャリヤを載置し、上部容器と一体のウェーハ支持バネに
よりウェーハを押圧して固定収納するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術による
と、育成された半導体単結晶や、該半導体単結晶を円筒
状に研磨したインゴット等を収納する形態は、発砲スチ
ロール等に前記インゴット等を固定してダンボールに包
装している。また所定厚さに切り出された半導体ウェー
ハや、該半導体ウェーハを鏡面研磨したミラーウェーハ
等を収納し、貯蔵し、もしくは、輸送する手段として、
上部容器と下部容器を組み合わせて半導体ウェーハを収
納しているが、それらは形状が異なるため上部容器及び
下部容器は各々別個に設計され、金型を二個使用しなけ
ればならず不経済であった。また、輸送のショックに耐
えるためにはある程度の強度を必要とするため、硬質の
容器として形成し、半導体ウェーハを破損から守るため
に内部に発砲スチロールやウレタンからなるクッション
を利用したり、半導体ウェーハを載置するために上部容
器や下部容器の他にウェーハキャリヤを別途に用意して
いた。そのために、通常、ウェーハキャリヤ、上部容器
及び下部容器は使用後は再利用に供されるが、それらが
破損すると、そのものを補充しなければならず、それら
すべての予備を保管する必要があり、広い保管場所を必
要とし不経済であり、さらに、空の容器は、半導体ウェ
ーハを輸送する状態で返送する必要があり、かさばるも
のであった。
【0004】本発明は、かかる従来技術の欠点に鑑み、
ウェーハだけでなくインゴットをも収納可能とし、上部
容器と下部容器の二個の別々の金型を必要としない半導
体結晶用容器を提供することを目的とする。また、本発
明の他の目的は、上部容器と下部容器内に載置されるウ
ェーハキャリヤを別途に用意する必要がない半導体結晶
用容器を提供することにある。また、本発明の他の目的
は、外部衝撃による破損から半導体結晶を守るためのウ
ェーハ支持バネを必要としない半導体結晶用容器を提供
することにある。また、本発明の他の目的は、上部容器
により下部容器を被蓋した状態で返送する必要がない半
導体結晶用容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、一体的に形成した同一形状の凹状容器を
上部容器と下部容器として使用し、内部に半導体結晶を
収納し、これら両容器の凹状開口端部同志を合わせて係
合することにより封止し、貯蔵もしくは輸送に供するよ
うに構成したものである。また、凹状に形成した同一形
状の容器を上部容器と下部容器として使用し、内部にイ
ンゴットまたは複数のウェーハを収納し、これら両容器
の凹状開口端部同志を合わせて係合することにより封止
し、貯蔵もしくは輸送に供する半導体結晶用容器であっ
て、前記凹状開口部に係合凸部と、この両容器が係合す
る際に、前記係合凸部と係合する位置に設けられた係合
凹部とを備えるとともに、前記凹状開口端部から全周に
わたって垂下する外縁と、内部に半導体結晶を載置する
収納用膨出部と、この膨出部に設けられた立脚部とを備
え、前記両容器の前記係合凸部と前記係合凹部同志とを
係合して半導体結晶を前記両容器内に収納するように構
成すると好ましいものである。また、内部に半導体結晶
を載置する収納用膨出部から起立し、上面に嵌合凸所が
設けられた一方の立脚部と、、前記嵌合凸所と嵌合可能
な形状の嵌合凹所を有した他方の立脚部を具備して構成
するのが好ましいものであり、また、容器全体を弾性部
材で成形するとさらに好ましいものである。
【0006】
【作用】次に、本発明の作用を説明する。本発明におい
ては、凹状に形成した同一形状の容器を上部容器と下部
容器として使用し、内部にインゴットや複数のウェーハ
である半導体結晶を収納しこれら両容器の凹状開口端部
同志を合わせて係合することにより封止し、貯蔵もしく
は輸送する半導体結晶用容器であるため、上部容器と下
部容器の二個の金型を用意する必要もなく、また、別途
ウェーハキャリヤ用の金型を用意する必要はなく経済的
であり、容器の保管も一種類の容器を保管すればすむた
め、煩雑さがない。そして、前記凹状開口端部に設けら
れた係合凸部と、前記両容器が係合する際に、前記係合
凸部と係合する位置に設けられた係合凹部と、内部に半
導体結晶を載置する弾力性のある収納用膨出部とを備え
ているので、半導体結晶は収納用膨出部の弾力性により
容器内に押圧収納される。また、内部に半導体結晶を載
置する収納用膨出部から起立し、上面に嵌合凸所が設け
られた一方の立脚部と、前記嵌合凸所と嵌合可能な形状
の嵌合凹所を有した他方の立脚部を具備して構成した場
合は、半導体結晶を収納した容器同志を前記嵌合凹所と
嵌合凸所とを嵌合して積み重ねることができ、この状態
で左右動または前後動、あるいは、左右動及び前後動を
防止でき、半導体結晶を安定して保管または移送ができ
るものである。また、この立脚部は容器をある程度の高
さより落下した場合には、内部に収納した半導体結晶に
直接衝撃を与えずに吸収する役目をも有する。また、凹
状開口端部から全周にわたって垂下する外縁と立脚部を
有しているので、外部衝撃はこれらにより吸収され、内
部に収納した半導体結晶を破損から防止するものであ
り、特に容器全体を弾性体で成形することにより顕著な
作用を奏するものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳
細に説明する。但し、この実施例に記載される構成部品
の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な
記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみに限定する
趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0008】図1は本発明に係る半導体結晶用容器に半
導体ウェーハを載置した状態を示す斜視図、図2はウェ
ーハを被蓋する容器の内部を示す斜視図、図3は内部に
ウェーハを収納し被蓋した状態を示す斜視図、図4は本
発明に係る半導体結晶用容器の正面図、図5は本発明に
係る半導体結晶用容器の平面図、図6は本発明に係る半
導体結晶用容器の右側面図、図7は図5のA−A断面
図、図8は図5のB−B断面図、図9はウェーハの収納
状態を示す一部断面側面図、図10はウェーハの収納状
態を示す一部断面正面図、図11は内部にウェーハを収
納し被蓋した容器を二段に積み重ねた状態を示す図、図
12は本発明に係る半導体結晶用の空の容器を積み重ね
た状態を示す図である。
【0009】図3は内部にウェーハを収納し、被蓋した
状態を斜視的に示している。この状態で、半導体結晶を
貯蔵もしくは移送するものである。この図は、後述する
ように、一体的に形成した同一形状の容器2を上部容器
及び下部容器に用い、下部容器の開口上縁と上部容器の
開口上縁を合わせて、上部容器を180°回転させ、前
記開口上縁同志を当接接触させたものである。以下、容
器2について説明する。図1において、容器2は材質を
ポリエチレンテレフタレート(以下、PETという)を
使用し、アルミ製の金型を使って真空成形法によって、
板厚約1mmの上方が開口した、短辺135mm、長辺
153mmのやや長方形の弁当箱スタイルの容器に成形
されている。PETの成形においては、金型温度をガラ
ス遷移温度(70℃)以下に設定して透明成形品として
成形している。該容器2は、薄い板厚の成形品でありな
がら、機械的強度や耐摩耗性に優れたものであり、外部
衝撃をよく吸収するものである。
【0010】該容器2をさらに詳しく説明すると、底面
28から立ち上がった内壁22および23は、図7およ
び図8に示すように上方開口部に向かって後述する立脚
部14および15間の寸法Sより開口部寸法Tが大き
く、また、立脚部長手方向寸法Uより開口部寸法Vが大
きくなるように若干傾斜させて延在させ、ほぼ8.5m
m幅で上方の開口部周囲を囲繞した上縁3を形成すると
ともに、この上縁3の周囲をやや傾斜して連続的に10
mmほどの幅の外縁10が垂下して形成されている。図
4は本発明に係る容器の正面図、図6は右側面図であ
り、これらの図に示されるように、外縁10は開口部全
周を全面にわたって立脚部14、15の外壁19、20
よりほぼ20mm程度外方に突出した鍔状に形成されて
いる。立脚部の載置面から上縁3まではほぼ46mmの
寸法に構成されている。該容器2の上縁3の左方の長辺
側の面の中央付近には、図1上左右方向の円周中央部が
やや膨出し、その直径がほぼ9.5mmの係合突起4
(図4参照)が設けられ、右方の長辺側の中央付近には
底面が前記係合突起4より深く、幅が前記係合突起4の
径より小さい、ほぼ8.8mmの小判型の凹部9(図
4、図5参照)が設けられている。
【0011】容器2の上縁3の一隅には、内面が内壁2
2、22′及び23、23′と面一であり、ほぼ3.5
mmの高さで幅3.5mmのL字状のガイド凸部5が設
けられ、その対角上の他隅には前記ガイド凸部5と同じ
形状のガイド凸部6(図4、図5参照)が設けられてい
る。ガイド凸部5及び6の内壁22、22′側には、ガ
イド突起5および6の上面5a及び6aから半円筒状に
補強用凹部12、12′が内壁22、22′側に開口す
る形で設けられている。また、上縁3の他の二隅には上
縁3よりのガイド凸部5、6の高さよりやや深い底面7
a、8aを有するとともに、後述するようにガイド凸部
5、6の壁面5b,6bと嵌合可能な壁面7b,8b
(図2参照)を有してL字状のガイド凹部7及び8(図
7、図8参照)が設けられている。ガイド凹部7および
8の内壁22、22′側には、ガイド凹部7及び8の底
面7a及び8aから半円筒状に補強用凹部13、13′
が内壁22、22′側に開口する形で設けられている。
内壁22、22′に設けられた前記補強用凹部12及び
13は、立脚部14及び15の外壁20及び21側に膨
出するものであるが、その膨出の度合は円筒状の長手方
向において外壁20及び21の面から同じ程度の膨出
量、すなわち傾斜している外壁からの円筒状外周面の高
さは円筒状の長手方向において同じ高さに形成されてい
る。
【0012】容器2の下方には、容器2を載置面に設置
する立脚部14及び15が内壁22及び23から延在し
て設けられている。この立脚部14及び15は図6、図
7、図8に示すように、後述する弧状円筒部11の円筒
伸長方向の左右を支える形で、長方形状の脚形を有して
設けられている。図7において、立脚部14の外壁14
bは外壁21と離間方向に傾斜して底面から起立し、ま
た、立脚部15の外壁15bは外壁20と離間する方向
に傾斜して底面から起立し、外壁14b及び15bは弧
状円筒部11に連なっている。図3に示されるように、
立脚部14の中央付近には立脚部長手方向前後に矢印状
の壁面16bを有した積層嵌合凹部16が設けられ、ま
た、立脚部15には積層嵌合凹部16と対応する位置に
積層嵌合凸部17が設けられている。この積層嵌合部の
寸法は、後述するようにウェーハ1を収納した容器同志
を重ね合わせた場合、凸部と凹部とが嵌合できるよう
に、凸部を凹部より若干小さく構成されている。積層嵌
合凹部16の底面16aと、立脚部15の上面15aと
は同じ高さであり、積層嵌合凸部17の上面17aと立
脚部14の上面14aとは同じ高さを有している。この
立脚部14及び15の間には、図1に示す内壁23の下
部からそれに対面する内壁23間に向かって、容器載置
面からRの間隔を有して容器下方に膨出する弧状円筒部
11が橋架(図5、図6、図7及び図8参照)され、こ
の弧状円筒部11の内径は両容器2同志を嵌合したとき
に弧状円筒部の弾性力によりウェーハ1の外径を押圧で
きるように若干ウェーハ外径より小さくしてある。
【0013】次に、このように構成された本実施例の作
用を説明する。図1に示すように、容器2の弧状円筒部
11上の内壁23、23′間にウェーハ1を複数枚間断
なく立設して載置する。この様に、間断なくウェーハを
立設するので、所定長さのインゴットでも収納可能であ
る。尚、弧状円筒部11上の長手方向にウェーハの数が
足りない場合、または、インゴットの長さが短い場合
は、両サイドに適宜クッションを介在させ、左右動を防
止すればよい。そのウェーハ1が載置された容器2のガ
イド凹部7及びガイド凸部5とがそれぞれ対応するよう
に空の容器2を図2に示すように上縁3と外縁10との
稜線25、26同志を合わせ、矢印24の方向に空の容
器2を回動させると、容器2の四隅にL字型に設けられ
た対応するガイド凸部5とガイド凹部7は嵌合し、係合
突起4の円周中央膨出部が、それよりやや狭い幅の係合
凹部9を幅方向に押し広げるようにして侵入し、係合突
起4と係合凹部9は係合し、図3の状態にウェーハ1は
被蓋される。この状態においては、容器2はPETによ
って、透明に成形されているのでウェーハ1の収納状態
を視認することができる。
【0014】図3のごとく、ウェーハ1を容器2によっ
て被蓋すると、図9及び図10において示されるよう
に、ウェーハ1は収納されることになる。その際に、弧
状円筒部11はその内径がウェーハ1の外径より若干小
さく成形されているのでPETの弾性力により矢印30
の方向にウェーハ1は押圧され固定される。ウェーハ1
を収納した容器2同志の係合力は、上縁3に設けられた
係合突起4及び係合凹部9同志の係止力によるが、上下
の容器2の外縁10同志は同一平面を構成しているの
で、テープにより両者を止着することが可能であって、
テープで止着した場合は、衝撃が加わっても上部容器が
外れることがない。
【0015】このようにウェーハ1を収納した容器2
は、積層嵌合凹部16に積層嵌合凸部17を嵌合して図
11に示すように積み重ねて保管あるいは移送される。
この状態においては、積層嵌合する凹部16および凸部
17によって、図11上の前後左右の動きが規制され、
安定した保管または移送が行われる。その際において、
図9に示すように、弧状円筒部11の最外周面と容器載
置面27の間にはRの間隔を有している為、上下方向の
衝撃は立脚部14及び15により吸収され、また、前後
左右の衝撃は外縁10によって吸収され、ウェーハ1を
安全に移送することができる。また、移送の際にウェー
ハ1を収納した容器2が転倒した場合は、図9または図
10に示すように、ライン31またはライン32を床面
として衝突することがある。この場合においても、容器
2は立脚部14、15及び外縁10により衝撃を吸収
し、内部のウェーハ1にダメージを及ぼすことはない。
なお、本実施例においては、外縁10がほぼ10mm程
度の外周縁として説明しているが、かならずしもこれに
限定されるものではなく、図3に示される立脚部14の
上面14aまたは積層嵌合凸部の上面17aと同じ面ま
で外縁10が延在してあってもよいものであり、この態
様においては、前後左右方向の外部衝撃をよく吸収する
ものである。
【0016】図13は本発明に係る半導体結晶用容器の
第2実施例の正面図、図14は、同じくその平面図、図
15は同じくその右側面図、図16は被蓋した状態を示
す第2実施例の斜視図である。尚、図12までに開示し
た本発明の第1実施例と同一形状のものは同一符号を用
いている。材質PETで形成された第2実施例の半導体
結晶用容器32は、上縁63の外形、上縁63に設けら
れたガイド凸部65、66、ガイド凹部67及び68の
外形、小判型凹部9、係合突起4及び外縁10は第1実
施例の容器2に設けられた形状と同じである。また、内
壁33、33′及び34、34′は第1実施例と同じよ
うに上縁63の開口部寸法が底部より広くなるように傾
斜して設けられている。また、第1実施例と同じよう
に、容器載置面からRの間隔を有して(図15参照)容
器下方に膨出する弧状円筒部35を有している。一方、
第1実施例の容器2においては、弧状円筒部11にて、
ウェーハ外周部を受けて、ウェーハを容器内に載置され
るのに対して、第2実施例の容器32は弧状円筒部35
と円周曲面38、38′によりウェーハ外周部を受け、
ウェーハを容器内に載置するように形成されている。よ
って、第1実施例と比べて、円周曲面38、38′がウ
ェーハの外周部を受ける分だけ、立脚部41、42、4
3及び44はウェーハ1の外周部の中心寄り部分を支持
するように中心側に位置している。したがって、第1実
施例の容器2の場合は、図3からわかるように、上下方
向の外部衝撃は、弧状円筒部11の内面とそれを支える
立脚部14、15の内側側面14b,15bによって受
けるにに対して、第2実施例の容器32の上下方向の外
部衝撃は、図16からわかるように弧状円筒部35と円
周曲面38、38′の内面に分散吸収される。すなわ
ち、弧状円筒部35の内面と立脚部41〜44の内側側
面及び円周曲面38、38′を支える立脚部41〜44
の外側側面41b,42b,43b,44bによって受
けることになる。よって、円周曲面38、38′を支え
る立脚部41〜44の外側側面の分だけ、外部衝撃が分
散され、容器の強度が増すことになる。
【0017】立脚部41の上面46には積層嵌合凸部5
0が設けられ、また、立脚部43の上面45には積層嵌
合凸部49が設けられ、立脚部42、44には前記積層
嵌合凸部49、50と嵌合可能な形状を有した積層嵌合
凹部48、47が各々設けられられている(図16参
照)。尚、立脚部42、44の上面52、51及び積層
嵌合凸部49、50は同一平面にあり、上縁63からの
距離がともに等しい位置にある。また、第1実施例の容
器2において、外壁20、21に設けられていた補強用
凹部12、12´及び13、13´の代わりに、第2実
施例では円周曲面38、38´に補強用リブ55、55
´が外部に膨出して設けられている。この補強用リブ5
5、55´は、図14に示されるように、立脚部41、
42、43、44のほぼ中心付近から凹部が形成され、
この凹部は図15に示すように円周曲面38、38´か
ら所定距離を有する円周曲面55、55´として形成さ
れている。また、上縁63上に設けられたガイド凸部6
5、66の内壁65a,66aは第1実施例の容器2よ
り膨らんでいるが、L字状の外壁65b,66bは第1
実施例と同じ形状である。同じように、ガイド凹部6
7、68の内壁67a,68aは第1実施例の容器2よ
り膨らんでいるが、L字状の内壁67b,68bは第1
実施例と同じ形状である。
【0018】本発明第2実施例は、このように構成され
ているので、第1実施例と同じように同一形状の容器3
2を上部容器および下部容器とし、下部容器の内部の収
納用膨出部である弧状円筒部35及び円周曲面38、3
8´内にウェーハ1を長手方向に沿って立設し、上下容
器のガイド凸部5とガイド凹部7、ガイド凸部6とガイ
ド凹部8と嵌合し、係合突起5と小判型凹部9とを係合
することによってウェーハ1を容器内に収納される。そ
の際に、弧状円筒部35は、その内径がウェーハの外形
より小さく形成されているのでPETの弾性力によりウ
ェーハ1は押圧され固定される。この状態においては、
容器32はPETによって、透明に成形されているので
ウェーハの収納状態を視認することができる。ウェーハ
を収納した容器32同志の係合力は、上縁3に受けられ
た係合突起4および係合凹部9同志の係止力によるが、
上下の容器32の外縁10同志は同一平面を構成してい
るので、テープにより両者を止着することが可能であっ
て、テープで止着した場合は、衝撃を加えても上部容器
が外れることがない。このように、ウェーハ1を収納し
た容器32は積層凹部46、47と積層嵌合凸部51、
51´とを嵌合して、第1実施例の図11のように、積
み重ね保管あるいは移送される。また、この第2実施例
も第1実施例の図9、図10に示すように、転倒した場
合は外縁10と立脚部14、15とにより吸収できるこ
とは勿論のことである。また、外縁10は、第1実施例
と同様に、図16に示される支持台部50、50´また
は積層嵌合凸部51、51´と同じ面まで延在してあっ
てもよいものであり、この態様においては、前後左右の
方向の外部衝撃をよく吸収するものである。
【0019】図17は、ウェーハ収納状態で下部容器に
上部容器を被蓋し、上部容器と下部容器同志を係止する
係止部材の第2実施例図である。ガイド凸部5および6
の壁面5bおよび6bにガイド凹部7および8の内壁7
bおよび8bと係合して下部容器に上部容器を被蓋保持
する係止突起56を設けたものである。これによって、
ガイド凹部7を押し広げながら、上部容器を係合保持で
きるので、係合突起4と小判型凹部9によらなくてもよ
い。図18は、上部容器と下部容器同志を係止する係止
部材の第3実施例図であり、小判型凹部9の横幅より対
角線距離が若干長い多角形状の係合突起53を設けたも
のである。なお、係合突起の形状は星型であってもよい
ものである。
【0020】上述したように本実施例は、ウェーハを収
納載置する橋道を一体に成形した同一形状の容器を二個
係合してウェーハを収納しているため、容器の金型は一
個用意すれば良く経済的であるとともに、外縁と立脚部
とにより外部からの衝撃を吸収し、安全にウェーハを移
送または保管することができる。また、本実施例は、第
1実施例および第2実施例とも容器内の内壁が開口端部
に向かうにしたがって広がるように傾斜して設けられて
いるので、たとえば、図12に示すように、複数の空容
器を同一方向に向けて積み重ねた空容器の容積は、半導
体結晶を収納した状態の容器の容積に対して1/3であ
るので、保管または輸送において、スペースが節約でき
経済的である。
【0021】尚、上述したように本実施例においては、
全面的に透明なPETとして説明しているが、かならず
しもこれに限定されるものではなく、部分的に透明なも
のであってもよく、また、全面的に不透明のものでもよ
い。ただ、すくなくてもウェーハが収納される弧状円筒
部に透明部分があると、ウェーハの視認ができるため、
より効果的である。
【0022】
【効果】以上説明したように、本発明は、同一形状の容
器を上部容器及び下部容器として両者を係合してウェー
ハを収納しているので、金型は一種類作成すればよく、
また、空容器の容積を小さくできるため、経済的な保管
用または移送用の半導体結晶用容器を提供することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体結晶用容器に、ウェーハを
載置した状態を示す斜視図である。
【図2】ウェーハを被蓋する容器の内部を示す斜視図で
ある。
【図3】内部にウェーハを収納し、被蓋した状態を示す
斜視図である。
【図4】本発明に係る半導体結晶用容器の正面図であ
る。
【図5】本発明に係る半導体結晶用容器の平面図であ
る。
【図6】本発明に係る半導体結晶用容器の右側面図であ
る。
【図7】図5のA−A断面図である。
【図8】図5のB−B断面図である。
【図9】ウェーハ収納状態を示す一部断面側面図であ
る。
【図10】ウェーハ収納状態を示す一部断面正面図であ
る。
【図11】内部にウェーハを収納し、被蓋した容器を二
段に積み重ねた状態を示す図である。
【図12】本発明に係る半導体結晶用の空の容器を積み
重ねた状態を示す図である。
【図13】半導体結晶用容器の第2実施例の正面図であ
る。
【図14】第2実施例の平面図である。
【図15】第2実施例の右側面図である。
【図16】被蓋した状態を示す第2実施例の斜視図であ
る。
【図17】係止部材の第2実施例図である。
【図18】係止部材の第3実施例図である。
【符号の説明】
1 ウェーハ 2 容器 3 上縁 4 係合突起 5、6 ガイド凸部 7、8 ガイド凹部 9 係合凹部 10 外縁 11 弧状円筒部 12、13 補強用凹部 14、15 立脚部 16 積層嵌合凹部 17 積層嵌合凸部 19 20 21 外壁 22 23 内壁 27 容器載置面 32 容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 慎一 新潟県中頸城郡頸城村大字城野腰新田字砂 原398−5 (72)発明者 藤巻 延嘉 東京都千代田区丸の内1丁目4番2号 信 越半導体株式会社内 (72)発明者 渡邊 城康 新潟県中頸城郡頸城村大字城野腰新田596 −2 (72)発明者 加藤 金太郎 東京都文京区本郷3丁目22番9号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一体的に形成した同一形状の凹状容器を上
    部容器と下部容器として使用し、内部に半導体結晶を収
    納し、これら両容器の凹状開口端部同志を合わせて係合
    することにより封止し、貯蔵もしくは輸送することを特
    徴とする半導体結晶用容器。
  2. 【請求項2】前記凹状容器の開口端部には係合凸部と係
    合凹部が設けられ、 前記両容器が係合する際に、前記係合凸部と係合する位
    置に設けられた係合凹部と、 前記凹状容器の開口端部から全周にわたって垂下する外
    縁と、 内部に半導体結晶を載置する弾力性のある収納用膨出部
    と、 この膨出部に設けられた立脚部とを備え、 前記両容器の前記係合凸部と前記係合凹部同志とを係合
    して半導体結晶を前記両容器内に収納するように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の半導体結晶用容器。
  3. 【請求項3】内部に半導体結晶を載置する収納用膨出部
    から起立し、上面に嵌合凸所が設けられた一方の立脚部
    と、前記嵌合凸所と嵌合可能な形状の嵌合凹所を有した
    他方の立脚部を備え、 上部容器と下部容器内に半導体結晶を収納した状態の容
    器同志を、該立脚部の前記嵌合凹所と前記嵌合凸所同志
    とを嵌合して積み重ね可能に構成したことを特徴とする
    請求項1記載の半導体結晶用容器。
  4. 【請求項4】半導体結晶を収納する容器を弾性部材で成
    形したことを特徴とする請求項1記載の半導体結晶用容
    器。
JP18064794A 1994-07-08 1994-07-08 半導体結晶用容器 Expired - Fee Related JP3544710B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18064794A JP3544710B2 (ja) 1994-07-08 1994-07-08 半導体結晶用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18064794A JP3544710B2 (ja) 1994-07-08 1994-07-08 半導体結晶用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0831924A true JPH0831924A (ja) 1996-02-02
JP3544710B2 JP3544710B2 (ja) 2004-07-21

Family

ID=16086854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18064794A Expired - Fee Related JP3544710B2 (ja) 1994-07-08 1994-07-08 半導体結晶用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3544710B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002255275A (ja) * 2001-02-26 2002-09-11 Sanko Co Ltd 運搬用容器
JP2003341701A (ja) * 2002-05-24 2003-12-03 Asahi Kasei Corp 包装容器
WO2006097877A1 (en) * 2005-03-15 2006-09-21 Koninklijke Philips Electronics N.V. Cartridge for holding a plurality of disks
EP1898421A1 (en) * 2006-09-05 2008-03-12 Pilkington Special Glass Limited Disc turnover rack
KR20190070286A (ko) * 2017-12-12 2019-06-20 가부시기가이샤 디스코 웨이퍼 생성 장치 및 반송 트레이
CN112752611A (zh) * 2018-09-06 2021-05-04 银丝佛若有限公司 具有内部容器的运输设备

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002255275A (ja) * 2001-02-26 2002-09-11 Sanko Co Ltd 運搬用容器
JP2003341701A (ja) * 2002-05-24 2003-12-03 Asahi Kasei Corp 包装容器
WO2006097877A1 (en) * 2005-03-15 2006-09-21 Koninklijke Philips Electronics N.V. Cartridge for holding a plurality of disks
EP1898421A1 (en) * 2006-09-05 2008-03-12 Pilkington Special Glass Limited Disc turnover rack
KR20190070286A (ko) * 2017-12-12 2019-06-20 가부시기가이샤 디스코 웨이퍼 생성 장치 및 반송 트레이
JP2019106458A (ja) * 2017-12-12 2019-06-27 株式会社ディスコ ウエーハ生成装置および搬送トレー
CN112752611A (zh) * 2018-09-06 2021-05-04 银丝佛若有限公司 具有内部容器的运输设备
US11634260B2 (en) 2018-09-06 2023-04-25 Insphero Ag Transport device with an inner container

Also Published As

Publication number Publication date
JP3544710B2 (ja) 2004-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101309908B1 (ko) 패키지체
JP2007084124A (ja) パネルの梱包装置
JP3269631B2 (ja) 半導体結晶収納容器
JPH11157595A (ja) 液晶パネルモジュールの包装構造
JPH0831924A (ja) 半導体結晶用容器
JP2588960B2 (ja) 容器アダプタ
JP2007197011A (ja) 梱包用緩衝体および包装体
JPH0427819Y2 (ja)
JP3284335B2 (ja) プラズマディスプレイユニット搬送方法
JP2003034363A (ja) 梱包方法
JP6673185B2 (ja) 緩衝材
US20050045646A1 (en) Shock absorbent end cap for trays
CN213110351U (zh) 包装结构
JPH0420794Y2 (ja)
JP4278623B2 (ja) 包装材
JPWO2004087535A1 (ja) 半導体ウエハの容器
JP2003155091A (ja) 部品搬送用包装トレー
JP6068096B2 (ja) ウェーハカセットの梱包体
JP3502987B2 (ja) 包装箱
JP2003258079A (ja) ウェハ収納容器
JP3219192U (ja) 包装用容器
JP2023038907A (ja) ウェハ移送ボックス
JPH0642736U (ja) 包装材
JPS5938336Y2 (ja) 収壜仕切枠
JP2007048829A (ja) 基板搬送用容器の内壁構造

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees