JPH08319093A - 積込クレーン - Google Patents

積込クレーン

Info

Publication number
JPH08319093A
JPH08319093A JP6613596A JP6613596A JPH08319093A JP H08319093 A JPH08319093 A JP H08319093A JP 6613596 A JP6613596 A JP 6613596A JP 6613596 A JP6613596 A JP 6613596A JP H08319093 A JPH08319093 A JP H08319093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jib
hydraulic cylinder
cylinder piston
piston mechanism
crane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6613596A
Other languages
English (en)
Inventor
Franz Menapace
フランツ・メナパーセ
Schuster Franz
フランツ・シユスター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rochus Penz Kranbau GmbH
Rofusu Pentsu Kuranbao GmbH
ROCHUS PENZ KRANBAU GmbH
Original Assignee
Rochus Penz Kranbau GmbH
Rofusu Pentsu Kuranbao GmbH
ROCHUS PENZ KRANBAU GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rochus Penz Kranbau GmbH, Rofusu Pentsu Kuranbao GmbH, ROCHUS PENZ KRANBAU GmbH filed Critical Rochus Penz Kranbau GmbH
Publication of JPH08319093A publication Critical patent/JPH08319093A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/54Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes with pneumatic or hydraulic motors, e.g. for actuating jib-cranes on tractors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/54Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes with pneumatic or hydraulic motors, e.g. for actuating jib-cranes on tractors
    • B66C23/545Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes with pneumatic or hydraulic motors, e.g. for actuating jib-cranes on tractors with arrangements for avoiding dead centre problems during cylinder motion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造的に簡単な手段により諸問題を克服でき
る積込クレーンを提供する。 【解決手段】 クレーン架構(2)においてほぼ水平な
軸(4)の回りを旋回可能な少なくとも一つのジブ
(3)を有し、場合によりほぼ鉛直な軸(5)の回りを
回転可能なクレーン架構(2)及びジブ(3)におい
て、ジブ(3)旋回のための油圧シリンダピストン機構
(6)を連接的にヒンジ留めし、ジブ(3)の完全引き
込み位置からジブ(3)の旋回運動を開始させる際、ジ
ブ(3)における油圧シリンダピストン機構(6)のヒ
ンジ部(10)をクレーン架構(2)から移動させる積
込クレーン(1)であって、ジブ(3)旋回のための油
圧シリンダピストン機構(6)が付加的な移動駆動部
(13)を一体的に有し、その運動方向がジブ(3)旋
回のための油圧シリンダピストン機構(6)の運動方向
にほぼ垂直であり、この駆動部によりジブ(3)の旋回
運動の開始時にジブ(3)における油圧シリンダピスト
ン機構(6)のヒンジ部(10)がクレーン架構(2)
から移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーン架構にお
いてほぼ水平な軸の回りを旋回可能な少なくとも一つの
ジブを有し、場合によりほぼ鉛直な軸の回りを旋回可能
なクレーン架構及びジブにおいて、ジブ旋回のための油
圧シリンダピストン機構を連接的にヒンジ留めし、ジブ
の完全引き込み位置からジブの旋回を開始させる際、ジ
ブにおける油圧シリンダピストン機構のヒンジ部をクレ
ーン架構から移動させる積込クレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば木材積込クレーン等類似の積込ク
レーンは従来貨物自動車が搭載し、クレーン架構に関し
てクレーンジブの上昇及び下降のための油圧シリンダピ
ストン機構をクレーン架構に対してもジブに対しても連
接的にヒンジ留めする。この場合、クレーン架構を対応
する大きな領域を積込クレーンでカバーするため、例え
ばほぼ垂直な軸の回りを回転可能に車両ラーメンを適当
な回転台によって設置する。木材輸送のためのとりわけ
足場の悪い土地で特に重要なように貨物自動車から比較
的遠く離れて存在する物体の把持は、例えばジブが複数
部材により形成でき、ジブの個別部材が相互に油圧シリ
ンダピストン機構によって同様に旋回可能である。
【0003】車両ラーメンに設置したクレーン架構に関
してできるだけ大きいジブ旋回領域を可能にし、更にジ
ブの折り込みまたは引き込み位置でスペースをできるだ
け小さくするため、この場合ジブ及びジブヒンジ軸の旋
回のための油圧シリンダピストン機構のヒンジ部を折り
込み位置でクレーン架構、油圧シリンダピストン機構及
びジブが相互にほとんど平行になるようにクレーン架構
に設置しなければならない。ヒンジ部及びヒンジ軸の類
似の配置では、ジブ旋回のための油圧シリンダピストン
機構の伸展運動の開始直後に、クレーン架構及びジブ及
び旋回軸における油圧シリンダピストン機構の旋回支持
部がほぼ一直線の位置あるいは死点位置にあるか、又は
油圧シリンダピストン機構の伸展がジブ旋回の際幾何学
的理由により最初の運動ステップでそういった死点位置
を克服できるようにする付加的装置の補助なしには済ま
ない位置に到達する問題が発生する。
【0004】そういった死点位置を克服するために例え
ば、最初に挙げた種類の積込クレーンが推測されるオー
ストリア特許AT−PS 355 256において、ク
レーン架構に付加的な油圧補助ピストンシリンダを設置
して、これがピストンロッドによりジブ旋回のための油
圧シリンダピストン機構及びジブ間のヒンジ部に作用
し、このヒンジ部を場合によりジブの引き込みの際に発
生する死点位置から引き離し、そのあと続いて個別駆動
する油圧シリンダピストン機構によりジブが旋回でき
る。周知のこの実施形態の欠点は、付加的な補助油圧シ
リンダが使用されるための独立の油圧供給を必要とし、
従って油圧供給及びこの付加的補助ピストンシリンダを
クレーンに固定するため特殊なクレーン架構形態が必要
になることである。それだけでなく、ジブとりわけジブ
でのジブ旋回のための油圧シリンダピストン機構の旋回
支持部に関して正確な油圧補助ピストンシリンダの位置
決めは、実際にジブの旋回運動の開始前、すなわちジブ
旋回のための旋回シリンダの作動前に、場合により発生
する死点位置から旋回支持部を確実に運動させるのに必
要である。従って付加的な補助ピストンシリンダのため
の油圧接続部及び供給管の複数化のほか、この周知の積
込クレーンでは高価な構造対策及び追加装置が必要にな
る。
【0005】死点位置からジブを旋回させるための油圧
シリンダピストン機構のヒンジ部の運動を可能にする付
加的補助ピストンシリンダを設置する代わりに、更に例
えばスウェーデン特許SE−PS 308 786及び
ドイツ特許公開DE−OS25 05 521におい
て、複合レバー継ぎ手によってクレーン架構及びジブ間
の旋回軸の領域でクレーン架構の自由端及びジブのいず
れにも結合した関節継ぎ手に、ジブ旋回のための油圧シ
リンダピストン機構のクレーン架構と反対側のヒンジ部
を設置することが提案される。それだけでなく、例えば
ドイツ特許公開DE−OS 25 05 521の実施
形態において、場合によりジブ引き込みの際に発生する
死点位置を克服するため、油圧シリンダピストン機構が
ジブの旋回運動の開始時に長さを縮め、同時に追加関節
レバーを経て複合関節継ぎ手によるジブの旋回を旋回シ
リンダ及びクレーンのジブヒンジ部領域で死点克服が達
成できる。これら周知の実施形態ではジブ旋回のための
油圧シリンダピストン機構が複合関節継ぎ手によりジブ
旋回を行わせることにより自然的に構造全体の安定性に
問題が生じ、対応する重い荷重を持ち上げるために必要
な力を得るため、対応する大きな関節継ぎ手の使用を選
択しなければならない。製造コストの上昇のほかこれら
追加的な関節継ぎ手は本質的に弱点を有し、これら周知
構造では故障発生率の上昇をもたらす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、最初に述べた
技術水準から出発して本発明は、構造的に簡単な手段に
よりジブ引き込みの際に場合によって発生するところの
達成可能な旋回領域を同時にできるだけ利用する際にジ
ブ引き込み位置をできるだけ場所を取らずに配置する必
要性から発生する死点位置を、ジブの旋回運動の開始時
に克服できる積込クレーンを創作することを目的とす
る。更に本発明は、場合により既存の積込クレーン、と
りわけクレーン架構及びジブのできるだけ少数の構造部
材の簡単な使用により基本的構造部材の変更なく装備替
え又は補充装備し、ジブ旋回時のこの最初の移動過程を
機構的に簡単にできることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】これら課題の解決のた
め、本発明の積込クレーンは実質上、ジブ旋回のための
油圧シリンダピストン機構に対して、運動方向がジブ旋
回のための油圧シリンダピストン機構の運動方向にほぼ
垂直であり、この付加的な移動駆動部により旋回運動の
開始時にクレーン架構からジブの油圧シリンダピストン
機構のヒンジ部を移動させる追加的移動駆動部を組み込
むことにより特徴づけられる。ジブ旋回のための油圧シ
リンダピストン機構内に、ジブでの油圧シリンダピスト
ン機構のヒンジ部のクレーン架構からの移動を引き込み
位置からのジブの旋回運動の開始時に行うことにより、
きわめて場所節約的な実施形態が得られ、従来の油圧シ
リンダピストン機構が本発明により付加的な移動駆動部
によって形成される油圧シリンダピストン機構により代
替できる。従って、従来のクレーン架構及び従来のジブ
に対する追加的な適応作業が全く必要でないので、何ら
支障なく従来の積込クレーンがジブ旋回のための油圧シ
リンダピストン機構の交換のみで装備変更又は補充装備
できる。この場合、死点位置を克服するためクレーン架
構からジブでの油圧シリンダピストン機構をヒンジ部を
移動するため、付加的移動駆動部の運動方向はほぼ運動
方向に従って油圧シリンダピストン機構の長さ方向に垂
直に選択されるので、付加的移動経路の上昇又は移動経
路が短いときに旋回アームでのヒンジ部で十分な支承が
得られ、動力消費の小さい場合でも死点位置を支承なく
克服できる。死点位置を克服してから、クレーン架構に
関してのジブの旋回は周知の方法で、対応する油圧導入
により油圧シリンダピストン機構を伸展させて行う。
【0008】付加的移動駆動部の動力消費をできるだけ
少なく、同時にストロークをできるだけ小さくして死点
位置の克服を急速に達成するために本発明の好ましい実
施形態は、ジブでの油圧シリンダピストン機構のヒンジ
部のすぐ下に付加的移動駆動部をこの油圧シリンダピス
トン機構に設置する。ジブの旋回開始時に移動するヒン
ジ部直下に付加的移動駆動部を設置することにより、こ
れが同時にクレーン架構に関する小さい最初のジブ旋回
をもたらし、必要な小さい移動又は旋回運動が簡単で従
って小型の付加的駆動部で支障なく代替できる。この場
合、クレーン架構の付加的移動駆動部を運転するときに
画定的に装置するため、本発明は好ましくは、付加的移
動駆動部の伸展可能端がクレーン架構のストッパと協働
するように実施される。
【0009】もう一つの好ましい実施形態では、付加的
な移動駆動部をとりわけモータによる軸駆動又は周知の
もう一つの油圧シリンダピストン機構により形成する。
モータによる軸駆動は、最小のスペースでそれら移動駆
動部を形成することを可能にし、それによりヒンジ部の
移動、又はジブの最初のわずかな旋回に必要な力を支障
なく得ることができる。類似の軸駆動は、例えば電動機
により駆動できる。同時に適当な減速を行えば積込クレ
ーンを運転するための油圧装置と連結した駆動部を使用
することも考えられよう。特に簡単な実施形態では、も
ちろん手動による軸駆動も考えられよう。しかし本発明
により特に好まれるのは、付加的な移動駆動部では同様
に小型の付加的な油圧シリンダピストン機構を使用する
ことである。積込クレーンの運転のため、もちろん適当
な油圧装置を備えなければならないからである。
【0010】付加的な移動駆動部がジブ旋回のための油
圧シリンダピストン機構に直接組み込まれることにより
特に簡単な方法によってこの付加的な油圧シリンダピス
トン機構の油圧供給は、本発明による積込クレーンのも
う一つの好ましい実施形態に対応してもう一つの油圧シ
リンダピストン機構がジブ旋回のための油圧シリンダピ
ストン機構の油圧源と結合して行う。
【0011】付加的な油圧シリンダピストン機構として
形成した付加的な移動駆動部と、この付加的な移動駆動
部を収容する油圧シリンダピストン機構との結合は、特
に簡単な方法で本発明のもう一つの好ましい実施形態に
対応して、もう一つの油圧シリンダピストン機構の伸展
のための動作空間を少なくともジブ旋回のための油圧シ
リンダピストン機構の対応動作空間と結合して行われ
る。付加的な移動駆動部を形成するもう一つの油圧シリ
ンダピストン機構、及びジブ旋回のための油圧シリンダ
ピストン機構の両方の各動作空間を結合することによ
り、二つの油圧シリンダピストン機構に対する場合によ
り別々の油圧供給のための付加的制御を行わないでも二
つの動作空間に共通の液供給管を通って加圧して液を注
入することによって、まずジブ旋回のための油圧シリン
ダピストン機構のヒンジ部が付加的な移動駆動部により
死点位置から旋回し、直後にジブの旋回が行われる。そ
の場合特に簡単な実施形態では、二つの油圧シリンダピ
ストン機構の伸展のための動作空間だけが油圧供給管と
連結され、他方引き込み位置へのジブ旋回のためこれら
動作空間の油圧導入が遮断され、ジブの内転が自重によ
り行われる。
【0012】特に簡単な構造ではこれと関係してもう一
つの油圧シリンダピストン機構をジブ旋回のための油圧
シリンダピストン機構の自由端に組み込み、この付加的
な移動駆動部の動作空間をジブ旋回のための油圧シリン
ダピストン機構のピストンロッド内の接続管によりこの
油圧シリンダピストン機構の対応動作空間と結合する形
態が好んで実施される。ジブ旋回のための油圧シリンダ
ピストン機構のピストンロッド内の接続管により、二つ
の油圧シリンダピストン機構の対応動作空間はスペース
追加なしに簡単な方法で互いに結合され、従ってこの実
施形態でもジブのヒンジ部の死点位置を克服するため油
圧導入時にまず付加的な移動駆動部を意味するシリンダ
ピストン機構を伸展させ、そのあと油圧シリンダピスト
ン機構の伸展によりジブ旋回を行う。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、詳細に示
さない方法により例えば貨物自動車に設置した一般に1
で示す積込クレーンは、クレーン架構2及び旋回可能な
ジブ3を有し、その際ジブ3をほぼ水平な軸4の回りを
旋回可能にクレーン架構2に設置する。それだけでなく
クレーン架構2は、例えばほぼ鉛直な軸5の回りを回転
可能に貨物自動車の詳細には示さない車台に設置でき
る。軸4の回りのジブ3の旋回には油圧シリンダピスト
ン機構6を使用し、そのシリンダを7、ピストンロッド
を8で図1及び図2に示す。クレーン架構2又はジブ3
の油圧シリンダピストン機構6のヒンジ部を9及び10
で示す。
【0014】完全引き込み位置にあるジブ3を示す図2
からわかるように、11で示す接続線は、クレーン架構
2、ヒンジ部9及び油圧シリンダピストン機構6の死点
位置を越えるところのジブ3の旋回のための油圧シリン
ダピストン機構6がすぐ伸展できない位置にある水平軸
4と、12で図式的に示唆する接続線がクレーン架構2
及びこれに対向するジブ3と油圧シリンダピストン機構
6とのヒンジ部9及び10との間にある。これら死点位
置を克服するため、ジブ3の油圧シリンダピストン機構
6のヒンジ部10の下側領域において13で示す付加的
な移動駆動部を油圧シリンダピストン機構6内に組み込
み、これによって第一運動ステップでジブ3の油圧シリ
ンダピストン機構6のヒンジ部10を矢印14の方向に
移動させ、油圧シリンダピストン機構6の死点位置を克
服させ、そのあと、図1に示す位置又はその他の旋回位
置を取るために油圧シリンダピストン機構のピストンロ
ッド8の伸展によりジブ3が更に矢印15の方向に旋回
可能である。
【0015】図1及び図2からわかるように、ジブ3の
旋回のための油圧シリンダピストン機構6に組み込む付
加的な移動駆動部13の運動方向は、油圧シリンダピス
トン機構6の長手軸の画定するところのジブ3の旋回の
ための油圧シリンダピストン機構の運動方向にほぼ垂直
である。更にこの付加的な移動駆動部13において16
で示す伸展可能端はクレーン架構2のストッパ17と協
働し、ジブ3と油圧シリンダピストン機構6とのヒンジ
部10における図2に示す位置からの旋回を誘導する。
【0016】ジブ3の旋回のための油圧シリンダピスト
ン機構6内に組み込まれるこの付加的な移動駆動部13
は、例えば適当なモータにより伸展可能となる簡単な軸
駆動により形成できる。代替としてこの付加的な移動駆
動部13は、付加的な油圧シリンダピストン機構によっ
ても形成でき、それにより油圧シリンダピストン機構6
を作動させる既存油圧供給により、図3から図5を参照
して詳細に説明するようにこの付加的な移動駆動部13
の運転の際の簡易化ができる。
【0017】ジブ3はその自由端18に周知の方法で、
ジブ3に関して旋回可能なもう一つの付加的アームと結
合できるか又はこの自由端18に直接積込又は把持装置
を設置できる。
【0018】図3から図5にジブ3の旋回のための油圧
シリンダピストン機構6の異なる実施形態を、その中に
組み込んだ付加的な移動駆動部13とともに示し、図1
及び図2の参照記号は同じ要素については維持される。
【0019】図3の実施形態において付加的な移動駆動
部13は、ヒンジ部10内にあるところの油圧シリンダ
ピストン機構6のピストンロッド8の隣接部により一体
となるもう一つの油圧シリンダピストン機構を形成して
おり、そのシリンダは19、ピストンロッドは20で示
す。クレーン架構2又はジブ3の油圧シリンダピストン
機構6のヒンジ部を又9と10で示す。油圧シリンダピ
ストン機構6の動作空間を21及び22で示し、これら
動作空間21及び22に対する油圧供給管を23又は2
4で示す。同様に油圧シリンダピストン機構として形成
した付加的な移動駆動部13の特に簡単な動作により、
図3の実施形態ではこの付加的な油圧シリンダピストン
機構13の対応動作空間25及び26が油圧シリンダピ
ストン機構6のピストンロッド8内部に設置した接続管
27及び28により互いに結合されるので、ピストンロ
ッド8の自由端に組み込んだ付加的な移動駆動部13に
対する付加的接続部及び供給管はなくてよい。
【0020】図2に示す位置からクレーン架構2に関し
てジブ3を旋回させるため、油圧管23と同時に接続管
27による動作空間21の油圧導入のとき付加的な移動
駆動部13の動作空間25の油圧導入を行い、それによ
って矢印14方向のピストンロッド20の伸展運動を行
い、そうして図2の示す死点位置からヒンジ部10を動
かす。そのあと死点位置の克服後、ジブ3の旋回のため
の油圧シリンダピストン機構のピストンロッド8を二重
矢印15の方向に運動させる。ジブ3の内転旋回のため
の油圧シリンダピストン機構6を開放するため、油圧シ
リンダピストン機構6の動作空間22に対応して油圧導
入すると同時に動作空間21を開放する。このとき付加
的な移動駆動部13は、死点位置からヒンジ部10を旋
回させてからジブ3の旋回位置に関わりなく常に伸展位
置に止まることができる。
【0021】図4の実施形態では、油圧シリンダピスト
ン機構6及び付加的な移動駆動部13のいずれもいわゆ
るプランジャを使用し、このプランジャ29又は30
は、矢印31又は32で示唆する伸展運動の方向にのみ
油圧導入される。この油圧導入は、シリンダピストン機
構6及び13の互いに接続した動作空間21又は25の
供給管23及び接続管27により行う。この実施形態で
も、図2で示す位置から出発してプランジャ30の伸展
により死点位置からのヒンジ部10の移動又は旋回を行
い、そのあとプランジャ29を矢印31の方向に伸展さ
せ、ジブ3の旋回を行わせる。ジブの内転旋回のために
動作空間21及びそれと共に動作空間25が無圧にさ
れ、ジブ3の自重によりジブ3が完全引き込み位置へ再
び引き込まれる。
【0022】図5に示す実施形態では、油圧シリンダピ
ストン機構6及び付加的な移動駆動部13のいずれでも
図3の実施形態と類似の油圧シリンダピストン機構が又
使用される。しかし図3の実施形態から逸脱して図5に
示す実施形態では、付加的な移動駆動部13をシリンダ
7内で油圧シリンダピストン機構6のヒンジ部10の領
域に組み込むことが考慮される。図3の実施形態と同様
に図5の実施形態でも、油圧シリンダピストン機構6及
び13の互いに対応する動作空間21及び25又は22
及び26を33及び34で示す接続管により再び結合す
る。これら接続管33及び34に油圧供給管23及び2
4を接続する。この実施形態でも、供給管23による加
圧した液供給のときに付加的な移動駆動部13のピスト
ンロッド20の伸展により図2に示す死点位置からヒン
ジ部10を旋回させ、そのあと油圧シリンダピストン機
構6の動作空間21に更に液を供給することによってジ
ブ3の伸展又は旋回を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】ジブが部分的にクレーン架構から離れて旋回す
る本発明の積込クレーンの概略側面図である。
【図2】ジブが完全引き込み位置にある本発明の積込ク
レーンの図1と同様の側面図である。
【図3】ジブ旋回のための油圧シリンダピストン機構内
に設置した付加的な移動駆動部の第一実施形態の拡大部
分断面図である。
【図4】プランジャとして形成した付加的な移動駆動部
を部分変更した実施形態の図3と同様の図である。
【図5】ジブ旋回のための油圧シリンダピストン機構に
組み込んだ付加的な移動駆動部の別の部分変更した実施
形態の図3及び図4と同様の図である。
【符号の説明】
1 積込クレーン 2 クレーン架構 3 ジブ 6 油圧シリンダピストン機構 7 シリンダ 8 ピストンロッド 9、10 ヒンジ部 13 付加的な移動駆動部 16 伸展可能端 17 ストッパ 21、22 動作空間 25、26 動作空間

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーン架構においてほぼ水平な軸の回
    りを旋回可能な少なくとも一つのジブを有し、場合によ
    りほぼ鉛直な軸の回りを回転可能なクレーン架構及びジ
    ブにおいて、ジブ旋回のための油圧シリンダピストン機
    構を連接的にヒンジ留めし、ジブの完全引き込み位置か
    らジブの旋回運動を開始させる際、ジブにおける油圧シ
    リンダピストン機構のヒンジ部をクレーン架構から移動
    させる積込クレーンであって、 ジブ(3)旋回のための油圧シリンダピストン機構
    (6)が付加的な移動駆動部(13)を一体的に有し、
    その運動方向(14)がジブ(3)旋回のための油圧シ
    リンダピストン機構(6)の運動方向にほぼ垂直であ
    り、この駆動部によりジブ(3)の旋回運動の開始時に
    ジブ(3)における油圧シリンダピストン機構(6)の
    ヒンジ部(10)をクレーン架構(2)から移動させる
    ことを特徴とする積込クレーン。
  2. 【請求項2】 ジブ(3)における油圧シリンダピスト
    ン機構(6)をヒンジ留めする箇所(10)の直下に、
    付加的な移動駆動部(13)をこの油圧シリンダピスト
    ン機構(6)内に設置することを特徴とする請求項1に
    記載の積込クレーン。
  3. 【請求項3】 付加的な移動駆動部(13)の伸展可能
    端(16)がクレーン架構(2)のストッパ(17)と
    協働することを特徴とする請求項1または2に記載の積
    込クレーン。
  4. 【請求項4】 特にモータによる軸駆動またはもう一つ
    の周知の油圧シリンダピストン機構によって付加的な移
    動駆動部(13)を形成することを特徴とする請求項1
    から3のいずれか一項に記載の積込クレーン。
  5. 【請求項5】 もう一つの油圧シリンダピストン機構
    (13)をジブ(3)旋回のための油圧シリンダピスト
    ン機構(6)の油圧源と結合することを特徴とする請求
    項4に記載の積込クレーン。
  6. 【請求項6】 もう一つの油圧シリンダピストン機構
    (13)の伸展のための動作空間(25)を少なくとも
    ジブ(3)旋回のための油圧シリンダピストン機構
    (6)の対応する動作空間(21)と結合することを特
    徴とする請求項4または5に記載の積込クレーン。
  7. 【請求項7】 もう一つの油圧シリンダピストン機構
    (13)をジブ(3)旋回のための油圧シリンダピスト
    ン機構(6)のピストンロッド(8)の自由端に組み込
    み、この付加的な移動駆動部(13)の動作空間(2
    5、26)をジブ(3)旋回のための油圧シリンダピス
    トン機構(6)のピストンロッド(8)内部の接続管に
    よってこの油圧シリンダピストン機構(6)の対応する
    動作空間(21、22)と結合することを特徴とする請
    求項4から6のいずれか一項に記載の積込クレーン。
JP6613596A 1995-03-24 1996-03-22 積込クレーン Pending JPH08319093A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT53495A AT401925B (de) 1995-03-24 1995-03-24 Ladekran
AT534/95 1995-03-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08319093A true JPH08319093A (ja) 1996-12-03

Family

ID=3493178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6613596A Pending JPH08319093A (ja) 1995-03-24 1996-03-22 積込クレーン

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0733585A3 (ja)
JP (1) JPH08319093A (ja)
AT (1) AT401925B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014524995A (ja) * 2011-07-07 2014-09-25 プッツマイスター エンジニアリング ゲーエムベーハー コンクリートポンプのための分配ブーム

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4017467A1 (de) * 1990-05-30 1991-12-05 Henkel Kgaa Verfahren zur herstellung von hellfarbigen alpha-sulfofettsaeurealkylester- alkalimetallsalzpasten
FI20030700A (fi) * 2003-05-09 2004-11-10 Loglift Oy Ab Menetelmä nosturin puomiston ohjaamiseksi ja laitteisto menetelmän toteuttamiseksi
AT508171A1 (de) * 2009-05-07 2010-11-15 Epsilon Kran Gmbh Kran mit totpunktüberwindung
DE102013222798A1 (de) * 2013-11-08 2015-05-13 Putzmeister Engineering Gmbh Autobetonpumpe
CN108439200A (zh) * 2018-04-28 2018-08-24 江苏科技大学 一种波浪补偿船用a型门架基座
CN112897364B (zh) * 2021-03-27 2023-08-08 国网上海市电力公司 一种用于gil通管吊装的工装小车

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2505521C2 (de) * 1974-02-21 1985-04-11 Osakeyhtiö Fiskars AB, Helsinki Gelenkauslegerkran
SE402903B (sv) * 1976-12-10 1978-07-24 Hiab Foco Ab Vid lastkranar fellbar kranarm
FI68208C (fi) * 1983-08-29 1985-08-12 Fiskars Ab Oy Lyftkran
FR2600634B1 (fr) * 1986-06-24 1988-09-23 Guilhem Claire Dispositif de commande d'articulation de deux bras d'un e ngin
DD255934A1 (de) * 1986-11-11 1988-04-20 Verlade Transportanlagen Verfahrbares seitenladegeraet
SE466912B (sv) * 1990-08-29 1992-04-27 Hiab Ab Kran

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014524995A (ja) * 2011-07-07 2014-09-25 プッツマイスター エンジニアリング ゲーエムベーハー コンクリートポンプのための分配ブーム

Also Published As

Publication number Publication date
EP0733585A3 (de) 1998-11-04
AT401925B (de) 1996-12-27
ATA53495A (de) 1996-05-15
EP0733585A2 (de) 1996-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11884522B2 (en) Mobile lift crane with variable position counterweight
US5249643A (en) Vehicular self-propelled aerial work platform and telescoping parallelogram boom therefor
US3939988A (en) Tower crane
US8282130B2 (en) Mobile work machine
EP1990306B1 (en) Mobile lift crane with variable position counterweight
US7328810B1 (en) Crane supporting apparatus
US8366148B2 (en) Mobile work machine
US3938670A (en) Tower crane
CN113339030B (zh) 一种高边坡钻、注、锚功能集成锚固设备
US20060024134A1 (en) Milling machine
MX2007013265A (es) Grua de elevacion movil con contrapeso de posicion variable.
US3944081A (en) Tower crane
US5439343A (en) Mini boom bumper
JPH08319093A (ja) 積込クレーン
US11772940B2 (en) Vehicle crane system having an attachment part transporting unit for a bracing device, in particular a lateral superlift, of a vehicle crane
DE202004020760U1 (de) Mobilkranausleger mit daran angeordnetem autarken Hydraulikaggregat
US3934729A (en) Tower crane
CA1139271A (en) Vehicular lift mechanism for transporting large structural members
CN211809297U (zh) 双缸驱动车厢顶盖翻转遮盖系统
JP2005125983A (ja) 軌陸車の転車台装置
JP3646008B2 (ja) 荷役車両
KR20160029345A (ko) 차량 견인장치
JPS5925612Y2 (ja) トラツクミキサ
RU2021969C1 (ru) Гидравлический поворотный кран
KR200257577Y1 (ko) 굴삭기캐빈라이저의틸팅장치