JPH08318919A - 搬送物品に対する外表面作業方法及び装置 - Google Patents

搬送物品に対する外表面作業方法及び装置

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JPH08318919A
JPH08318919A JP15084695A JP15084695A JPH08318919A JP H08318919 A JPH08318919 A JP H08318919A JP 15084695 A JP15084695 A JP 15084695A JP 15084695 A JP15084695 A JP 15084695A JP H08318919 A JPH08318919 A JP H08318919A
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Takamasa Okazaki
剛政 岡崎
Yasuaki Nagano
靖明 永野
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Shibuya Corp
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】対象物品の変更に対する作業システムとしての
融通性が大きく、作業対象面の変更や物品の底面に対す
る作業にも容易に対応でき、しかも作業の集中化にも好
適な搬送中の物品の外表面に対する作業システムを提供
する。 【構成】搬送コンベヤ1に近接して自転可能なハンド部
6を備えかつ旋回可能なアーム部5を有するロボット3
を配設するとともに、そのロボットの周囲に所要数の作
業ステーション10〜13を配設し、前記ロボットのハ
ンド部を介して搬送コンベヤ上の物品2を保持し、その
保持状態のまま前記アーム部を旋回させることにより物
品を所定の作業ステーションに移動するとともにハンド
部を所定の方向に自転させ、前記物品の外表面に対して
所定の作業を行った後、物品を搬送コンベヤ上へ戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送路を搬送中の容器
や収容ケースなどの物品の外表面、特に複数の側面に対
してラベリング作業や印字作業、検査作業などの各種の
作業工程を実行する場合に好適な搬送物品に対する外表
面作業技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の搬送中の物品の外表面に
対するラベリングや印字、検査などの作業は、予め設定
された搬送路に沿ってその側方に配設されたラベラ等か
らなる所定の作業ステーションを介して行われるのが一
般的である。しかしながら、このように搬送路に沿って
作業ステーションを配設した作業システムは、所定の物
品に対して一定の作業を継続的に行う場合には特に支障
はないが、物品の搬送方向や高さなどの搬送状態を変更
するためには複雑な機構や手間がかかるため、作業シス
テムとしての融通性は乏しく、対象物品の変更に伴って
作業部位や作業の内容が変更された場合には対応が極め
て面倒であるといった問題があった。すなわち、以上の
対象物品の変更に対する対応手段としては、面倒な作業
ステーション側の型替え作業などが含まれることが多
く、作業効率上からも問題が大きかった。特に、ラベリ
ング面や印字面などの作業の対象面が変更された場合に
は対応が極めて困難であり、また物品の底面に対する作
業には特別の工夫が必要であった。さらに、搬送路に沿
って作業ステーションが配設されていたため、作業スペ
ースが搬送路に沿って長くなるという点も問題であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の事情に鑑みてなされたもので、対象物品の変更等
に伴う作業内容の変更に対する融通性が大きく、特に作
業対象面の変更や底面に対する作業に容易に対応でき、
しかも作業の集中化にも好適な使い勝手のよい搬送物品
の外表面に対する作業手段を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、物品を搬送す
る搬送路に近接して自転可能なハンド部を備えかつ旋回
可能なアーム部を有するロボットを配設するとともに、
そのロボットの周囲に所要数の作業ステーションを配設
し、前記ロボットのハンド部を介して搬送路上の物品を
保持し、その保持状態のまま前記アーム部を旋回させる
ことにより前記物品を所定の作業ステーションに移動す
るとともに前記ハンド部を所定の方向に自転させ、前記
物品の外表面に対して所定の作業を行った後、物品を搬
送路へ戻すことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、物品の外表面に対する作業ス
テーションを搬送路の側部に拘らず適当な場所に配設
し、ロボットにより搬送路上から物品を保持して所定の
作業ステーションに移動してその方向性を調整すること
により一連の作業を簡便に行うことができる。物品をロ
ボットにより保持したまま作業ステーションに移して作
業を行うので、対象物品に応じて作業ステーションを自
由に選定し得るとともに、作業面の変更や底面に対する
作業に極めて容易に対応できる。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例に関して
説明する。図1は本発明の一実施例のレイアウトを示し
た概略平面構成図、図2はその斜視図である。図中、1
は搬送路を構成する搬送コンベヤで、搬送の対象である
収容ケース等の物品2は矢印の方向に搬送されているも
のとする。3は搬送コンベヤ1に近接して配設された公
知の工業用のロボットで、本実施例においては、本体4
に旋回可能に設けられたアーム部5及び自転可能なハン
ド部6を備えており、前記アーム部5は更に中間に設け
られた関節部7を挟んで第1アーム5aと第2アーム5
bから構成されている。なお、前記ハンド部6は更に昇
降軸8により昇降可能に構成されており、物品2の搬送
コンベヤ1からの持上げあるいは下げ戻し操作や作業部
位の上下位置調整がし易いように構成されている。さら
に、ロボット3の周囲には適宜の作業ステーションが配
設されており、本実施例においては、前記ハンド部6の
作業ライン9に沿って第1ラベルステーション10、第
2ラベルステーション11、ラベルチェックステーショ
ン12、バーコードチェックステーション13がそれぞ
れ配設されている。
【0007】次に、本実施例における搬送物品の外表面
に対する作業の手順に関して説明する。先ず、搬送コン
ベヤ1上の物品2は、図2のストッパ14により所定位
置で停止され待機状態におかれる。その待機中の物品2
は、ロボット3のハンド部6により保持され、そのまま
アーム部5を左旋回することにより作業ライン9に沿っ
て移動され、第1ラベルステーション10においてその
外表面の所定の部位に対してラベルの貼付作業が行われ
る。しかる後、更にアーム部5を旋回しながらハンド部
6を自転させることにより物品2の方向を所定の方向に
変更させ、第2ラベルステーション11において物品2
の他の側面に対するラベルの貼付作業が行われる。その
後、更にアーム部5を旋回させてラベルチェックステー
ション12に進めラベルの貼付状態に関するチェック作
業が行われる。このチェック作業においては、2面に貼
付されたラベルをチェックするため、途中でハンド部6
を自転させて物品2の方向転換が行われる。そして、更
にアーム部5を旋回させてバーコードチェックステーシ
ョン13において物品2に付されたバーコードを読取り
その品種等に関する情報をチェックした後、アーム部5
を更に旋回しながらハンド部6を自転させて物品2の方
向性を調整して前記搬送コンベヤ1上に戻す。この間、
前記関節部7を作動させ、第1アーム5aに対する第2
アーム5bの角度を変えてアーム部5の先端部の移動半
径を調整することにより、ハンド部6を搬送コンベヤ1
の所定位置に移動させる。以上により、物品2の外表面
に対する一連の作業は終了し、物品2は搬送コンベヤ1
により次の工程に移送されることになる。なお、ハンド
部6は、更にアーム部5を旋回しながら関節部7を作動
させることにより待機状態にある次の物品2の上方に移
送され、以上の作業を繰返すことになる。
【0008】なお、以上の説明においては、1本のアー
ム部5を用いた場合に関して説明したが、複数のアーム
部を用いて並行的に作業を行うように構成して作業効率
を向上することも可能である。また、アーム部として必
要に応じて関節部7を有しない一体のアーム部を用いた
り複数の関節部を有するアーム部を用いたりすることが
可能であることはいうまでもない。また、作業ステーシ
ョンとしてインクジェットを用いた印字ステーションな
ど、他の作業ステーションを増設したり、物品2の種類
に応じて必要な作業ステーションを選択的に実行するよ
うに構成したりすることも可能である。さらに、作業前
の物品を供給する側の搬送路と作業後の物品を戻す側の
搬送路が必ずしも直線上にある必要はなく、また両搬送
路が連続した同一のものである必要もない。また、アー
ム部5の動作方式としては、各作業ステーション毎に間
欠的に旋回作動させるようにしてもよいし連続的に旋回
作動させるようにしてもよい。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を得ることが
できる。 (1)搬送物品の外表面に対する作業ステーションを搬
送路の側方に拘らず適当な場所に配設できるので、一連
の作業を効率的にレイアウトし得る自由度が大きい。 (2)ロボットにより搬送路上から物品を保持して、そ
の保持状態のまま任意の作業ステーションに移動して選
択的に作業を実行し得るので、作業システムとしての融
通性が大きい。 (3)物品をロボットにより保持した状態で外表面に対
する作業を行うので、物品の作業方向を自由に調整で
き、作業面の変更に対する対応が極めて容易であるとと
もに、底面に対する作業にも容易に対応できる。 (4)一連の作業をロボットの周囲に集中化し得るの
で、従来のように作業スペースが長くならずスペースの
有効利用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のレイアウトを示した概略平
面構成図である。
【図2】 同実施例の要部を示した斜視図である。
【符号の説明】
1…搬送コンベヤ、2…物品、3…ロボット、4…本
体、5…アーム部、6…ハンド部、7…関節部、8…昇
降軸、9…作業ライン、10…第1ラベルステーショ
ン、11…第2ラベルステーション、12…ラベルチェ
ックステーション、13…バーコードチェックステーシ
ョン、14…ストッパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を搬送する搬送路に近接して自転可
    能なハンド部を備えかつ旋回可能なアーム部を有するロ
    ボットを配設するとともに、そのロボットの周囲に所要
    数の作業ステーションを配設し、前記ロボットのハンド
    部を介して搬送路上の物品を保持し、その保持状態のま
    ま前記アーム部を旋回させることにより前記物品を所定
    の作業ステーションに移動するとともに前記ハンド部を
    所定の方向に自転させ、前記物品の外表面に対して所定
    の作業を行った後、物品を搬送路へ戻すことを特徴とす
    る搬送物品に対する外表面作業方法。
  2. 【請求項2】 物品を搬送する搬送路と、該搬送路に近
    接して配設した自転可能なハンド部を備えかつ旋回可能
    なアーム部を有するロボットと、該ロボットの周囲に配
    設された所要数の作業ステーションとからなり、前記ロ
    ボットのハンド部を介して搬送路上の物品を保持し、そ
    の保持状態のまま前記アーム部を旋回させることにより
    前記物品を所定の作業ステーションに移動するとともに
    前記ハンド部を所定の方向に自転させ、前記物品の外表
    面に対して所定の作業を行った後、物品を搬送路へ戻す
    ことを特徴とする搬送物品に対する外表面作業装置。
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