JPH0831890B2 - モデムプール接続方式 - Google Patents

モデムプール接続方式

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JPH0831890B2
JPH0831890B2 JP1205304A JP20530489A JPH0831890B2 JP H0831890 B2 JPH0831890 B2 JP H0831890B2 JP 1205304 A JP1205304 A JP 1205304A JP 20530489 A JP20530489 A JP 20530489A JP H0831890 B2 JPH0831890 B2 JP H0831890B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ディジタル交換機に併設されるモデムプール接続方式
の改良に関し、 ディジタル形式のデータ通信回線から送信されるデー
タが廃棄されること無く、経済的に、アナログ形式のデ
ータ通信回線に伝達可能とすることを目的とし、 モデム制御部および変復調装置から構成され、ディジ
タル形式のデータ通信回線と、アナログ形式のデータ通
信回線とを接続するモデムプールを具備するディジタル
交換機において、モデム制御部に、ディジタル形式の通
信回線から伝達される送信データを蓄積し、予め定めら
れた遅延時間が経過した後、変復調装置に伝達する蓄積
手段と、ディジタル形式のデータ通信回線からディジタ
ル交換機を介して送信要求信号が到着開始した場合に、
直ちに変復調装置に対する送信要求信号の伝達を開始
し、到着中の送信要求信号が停止した場合に、遅延時間
経過後に、変復調装置に対する送信要求信号の伝達を停
止する延長手段とを設ける様に構成し、また蓄積手段に
対し、異なる遅延時間を設定する遅延時間設定手段を設
ける様に構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ディジタル交換機に併設されるモデムプー
ル接続方式の改良に関する。
ディジタル交換機に収容される複数のディジタル形式
のデータ通信回線に各々変復調装置を設備する代わり
に、共通にモデムプールを設け、ディジタル形式のデー
タ通信回線がアナログ形式のデータ通信回線との間でデ
ータを送受信する場合に限りモデムプールを介して接続
し、ディジタル形式のデータと、アナログ形式のデータ
とを相互に変換するデータ通信方式が採用されている。
〔従来の技術〕
第4図は本発明の対象となるディジタル交換機の一例
を示す図であり、第5図は従来あるモデム制御部の一例
を示す図であり、第6図は従来あるデータ送信過程の一
例を示す図である。
第4図において、ディジタル交換機1には、複数のデ
ータ端末装置(DTE)2がそれぞれディジタルデータイ
ンタフェース装置(TA)3を介してネットワーク(NW)
11に接続されており、またデータ端末装置(DTE)5が
変復調装置(MD)6およびアナログ通信網(AN)4を介
してネットワーク(NW)11に接続されている。
ディジタルデータインタフェース装置(TA)3は、対
応するデータ端末装置(DTE)2から送出されるデータ
を、ディジタル形式に符号化してネットワーク(NW)11
に送信し、またネットワーク(NW)11から到着するディ
ジタル形式のデータを復号化してデータ端末装置(DT
E)2に伝達する。
また変復調装置(MD)6は、データ端末装置(DTE)
5から送出されるデータをアナログ形式に変調してアナ
ログ通信網(AN)4を経由してネットワーク(NW)11に
伝達し、またネットワーク(NW)11からアナログ通信網
(AN)4を経由して伝達されるアナログ形式のデータを
復調してデータ端末装置(DTE)5に伝達する。
従って、データ端末装置(DTE)2相互がデータを送
受信する場合には、中央制御装置(CC)12はネットワー
ク(NW)11内に通話路p1を設定してそれぞれ対応するデ
ィジタルデータインタフェース装置(TA)3相互を直接
接続することにより、ディジタル形式のデータを送受信
させる。
一方、データ端末装置(DTE)2および5がデータを
送受信する場合には、中央制御装置(CC)12はネットワ
ーク(NW)11内に通話路p2およびp3を設定することによ
り、複数のデータ端末装置(DTE)2に共通に設けられ
たモデムプール(MDP)13を介してデータ端末装置(DT
E)2および5を接続する。
モデムプール(MDP)13は、ディジタルデータインタ
フェース装置(TA)3に相当する機能を具備するモデム
制御部(MDC)131と、変復調装置(MD)6と同等の変復
調装置(MD)132とを具備しており、ディジタルデータ
インタフェース装置(TA)3が送受信するディジタル形
式のデータと、変復調装置(MD)6が送受信するアナロ
グ形式のデータとを相互に変換する。
第4図乃至第6図において、中央制御装置(CC)12が
ネットワーク(NW)11内に通話路p2およびp3を設定した
状態で、データ端末装置(DTE)2がディジタルデータ
インタフェース装置(TA)3に対して送信要求信号RS1
を時点t1に送信開始すると、ディジタルデータインタフ
ェース装置(TA)3は受信した送信要求信号RS1を符号
化し、通話路p2を経由してモデムプール(MDP)13に伝
達すると共に、予め設定された遅延時間T1経過後の時点
t2に、送信可信号CS1をデータ端末装置(DTE)2に返送
する。
モデムプール(MDP)13においては、モデム制御部(M
DC)131が通話路p2を経由して到着する符号化された送
信要求信号RS1を速度変換部1311により復号化し、レベ
ル変換部1312によりレベル変換し、送信要求信号RS2
して変復調装置(MD)132に、時点t1′に伝達する。
変復調装置(MD)132は、モデム制御部(MDC)131か
ら送信要求信号RS2を受信すると、モデム制御部(MDC)
131、通話路p3およびアナログ通信網(AN)4を経由し
て変復調装置(MD)6に搬送波を送信開始すると共に、
予め定められた遅延時間T2経過後の時点t4に、送信可信
号CS2をモデム制御部(MDC)131に返送する。
一方、送信可信号CS1を受信したデータ端末装置(DT
E)2が、ディジタルデータインタフェース装置(TA)
3に対して送信データSD1を時点t3に送信開始すると、
ディジタルデータインタフェース装置(TA)3は受信し
た送信データSD1を符号化し、通話路p2を経由してモデ
ムプール(MDP)13に伝達し、モデム制御部(MDC)131
は、復号化した送信データSD2を変復調装置(MD)132に
対して伝達する。
なおディジタルデータインタフェース装置(TA)3に
おける遅延時間T1は、データ端末装置(DTE)2相互が
通信を開始する場合に、受信側のデータ端末装置(DT
E)2がデータの受信準備を完了する迄の時間を見込ん
で設定されており、また変復調装置(MD)132における
遅延時間T2は、搬送波を受信した受信側のデータ端末装
置(DTE)5がデータの受信準備を完了する迄の時間を
見込んで設定されている為、遅延時間T2は遅延時間T1
比して遥かに長時間に設定されることとなる。
従って、時点t3にデータ端末装置(DTE)2から送信
された送信データSD1が、送信データSD2としてモデム制
御部(MDC)131から送信されても、時点t4に達する迄、
変復調装置(MD)において廃棄される。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上の説明から明らかな如く、従来あるモデムプール
においては、データ端末装置(DTE)2から送信される
データの一部がモデムプール(MDP)13において廃棄さ
れ、データ端末装置(DTE)5に伝達されぬ問題があっ
た。
かかる問題点の解決策として、ディジタルデータイン
タフェース装置(TA)3における遅延時間T1を、変復調
装置(MD)132における遅延時間T2を包含する如く充分
長く設定することも考慮されるが、データ端末装置(DT
E)2相互のデータ送受信においては不必要に長い遅延
時間T1が与えられることとなり、通信効率が低下する問
題が発生する。
また他の解決策として、モデムプール(MDP)13にお
ける変復調装置(MD)132からの送信可信号CS2の返送
を、時点t4にディジタルデータインタフェース装置(T
A)3に通知し、ディジタルデータインタフェース装置
(TA)3は送信可信号CS2の返送を通知された後、送信
可信号CS1をデータ端末装置(DTE)2に返送する発明も
提案されている〔特願昭58−30264「ディジタル加入者
信号方式」〕。然しモデムプール(MDP)13とディジタ
ルデータインタフェース装置(TA)3との間の送信可信
号CS2の返送通知の伝達手段、並びにディジタルデータ
インタフェース装置(TA)3における送信可信号CS1
返送時期の設定手段が複雑となり、ディジタルデータイ
ンタフェース装置(TA)3およびモデムプール(MDP)1
3の経済性を損なう恐れがある。
本発明は、ディジタル形式のデータ通信回線から送信
されるデータが廃棄されること無く、経済的に、アナロ
グ形式のデータ通信回線に伝達可能とすることを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理を示す図である。
第1図において、1はディジタル交換機、13はモデム
プール、131はモデム制御部、132は変復調装置、100は
ディジタル形式のデータ通信回線、200はアナログ形式
のデータ通信回線である。
300は、本発明(請求項1)によりモデム制御部131内
に設けられた蓄積手段である。
400は、本発明(請求項1)によりモデム制御部131内
に設けられた延長手段である。
500は、本発明(請求項2)によりモデム制御部131内
に設けられた遅延時間設定手段である。
〔作用〕
蓄積手段300は、ディジタル形式の通信回線100から伝
達される送信データSDを蓄積し、予め定められた遅延時
間T3が経過した後、変復調装置132に伝達する。
延長手段400は、ディジタル形式のデータ通信回線100
からディジタル交換機1を介して送信要求信号RSが到着
開始した場合に、直ちに変復調装置132に対する送信要
求信号RSの伝達を開始し、到着中の送信要求信号RSが停
止した場合に、遅延時間T3経過後に、変復調装置132に
対する送信要求信号RSの伝達を停止する。
遅延時間設定手段500は、蓄積手段300に対し、異なる
遅延時間T3を設定する。
従って、モデム制御部は、ディジタル形式のデータ通
信回線から伝達される送信データを遅延時間の間蓄積し
た後、変復調装置に伝達する為、その間に送信要求信号
を受信した変復調装置は充分に送信データを受信可能と
している為、送信データが廃棄されること無く伝達可能
となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。第2
図は本発明の一実施例によるモデム制御部を示す図であ
り、第3図は本発明の一実施例によるデータ送信過程を
示す図である。なお、全図を通じて同一符号は同一対象
物を示す。また対象とするディジタル交換機は、第4図
に示す通りとする。
第2図においては、第1図において蓄積手段300とし
送信データバッファ1313が設けられ、また第1図におけ
る延長手段400として遅延回路1314およびフリップフロ
ップ(FF)1315が設けられ、更に第1図における遅延時
間設定手段500としてタイミング発生回路1316および複
数の遅延時間設定スイッチ1317が設けられている。
送信データバッファ1313は、速度変換部1311から伝達
される送信データSDiを、タイミング発生回路1316から
予め設定されている遅延時間T3の間、蓄積した後、送信
データSDoとしてレベル変換部1312に伝達し、また遅延
回路1314は、速度変換部1311から伝達される送信要求信
号RSiに、送信データバッファ1313と同じ遅延時間T3
与えた後、送信要求信号RSdとしてフリップフロップ(F
F)1315に伝達する。
タイミング発生回路1316は、変復調装置(MD)132が
送信要求信号RS2を受信してから、送信可信号CS2を返送
する迄の遅延時間T2より長くなる様に、送信データバッ
ファ1313およびフリップフロップ(FF)1315に対して遅
延時間T3を設定する。
第2図乃至第4図において、中央制御装置(CC)12が
ネットワーク(NW)11内に通話路p2およびp3を設定した
状態で、データ端末装置(DTE)2がディジタルデータ
インタフェース装置(TA)3に対して送信要求信号RS1
を時点t1に送信開始すると、ディジタルデータインタフ
ェース装置(TA)3は前述と同様に受信した送信要求信
号RS1を符号化し、ネットワーク(NW)11内の通話路p2
を経由してモデムプール(MDP)13に伝達すると共に、
予め設定された遅延時間T1が経過した時点t2に、送信可
信号CS1をデータ端末装置(DTE)2に返送する。
モデムプール(MDP)13内のモデム制御部(MDC)131
においては、速度変換部1311が通話路p2を経由して到着
する符号化された送信要求信号RS1を復号化し、送信要
求信号RSiとして時点t1′に遅延回路1314およびフリッ
プフロップ(FF)1315に伝達する。
フリップフロップ(FF)1315は、端子Sに送信要求信
号RSiを受信するとセット状態となり、端子Qからレベ
ル変換部1312に送信要求信号RSoを伝達する。
レベル変換部1312は、フリップフロップ(FF)1315か
ら伝達された送信要求信号RSoを、変復調装置(MD)132
に適した送信要求信号RS2にレベル変換した後、変復調
装置(MD)132に伝達する。
変復調装置(MD)132は、前述と同様に、モデム制御
部(MDC)131から送信要求信号RS2を受信すると、モデ
ム制御部(MDC)131、通話路p3およびアナログ通信網
(AN)4を経由して変復調装置(MD)6に搬送波を伝達
すると共に、予め定められた遅延時間T2が経過した時点
t4に、送信可信号CS2をモデム制御部(MDC)131に返送
する。
一方、送信可信号CS1を受信したデータ端末装置(DT
E)2が、前述と同様に、ディジタルデータインタフェ
ース装置(TA)3に対して送信データSD1を時点t3に送
信開始すると、ディジタルデータインタフェース装置
(TA)3は受信した送信データSD1を符号化し、通話路p
2を経由してモデムプール(MDP)13に転送開始する。
モデム制御部(MDC)131においては、速度変換部1311
が通話路p2を経由して順次到着する符号化された送信デ
ータSD1を順次復号化し、送信データSDiとして送信デー
タバッファ1313に順次伝達する。
送信データバッファ1313は、速度変換部1311から順次
伝達される送信データSDiを一旦蓄積し、遅延時間設定
スイッチ1317から設定された遅延時間T3が経過した時点
t6以降、送信データSDoとして順次レベル変換部1312に
伝達する。
レベル変換部1312は、送信データバッファ1313から伝
達される送信データSDiを、変復調装置(MD)132に適し
た送信データSD2にレベル変換した後、変復調装置(M
D)132に伝達する。
変復調装置(MD)132は、時点t6迄には既に送信可信
号CS2を返送している為、モデム制御部(MDC)131から
伝達される送信データSD2を廃棄すること無く搬送波を
変調し、通話路p3およびアナログ通信網(AN)4を経由
して変復調装置(MD)6に伝達する。
やがてデータ端末装置(DTE)2が時点t11に送信デー
タSD1を送信終了した後、送信中の送信要求信号RS1を時
点t13に送信終了すると、ディジタルデータインタフェ
ース装置(TA)3は符号化した送信データSD1を送信停
止し、続いて符号化した送信要求信号RS1を送信停止し
た後、データ端末装置(DTE)2に対する送信可信号CS1
の返送を時点t13に停止する。
モデムプール(MDP)13内のモデム制御部(MDC)131
においては、通話路p2を経由して到着する符号化された
送信データSD1が時点t11に停止しても、送信データバッ
ファ1313は遅延時間T3後の時点t14迄、蓄積されている
送信データSDiを送信データSDoとしてレベル変換部1312
に伝達し続ける。
続いて、通話路p2を経由して到着する符号化された送
信要求信号RS1が時点t12′に停止すると、速度変換部13
11は復号化した送信要求信号RSiの、遅延回路1314およ
びフリップフロップ(FF)1315への伝達を停止する。
遅延回路1314は、時点t12′から遅延時間T3経過後の
時点t15に、フリップフロップ(FF)1315に対する送信
要求信号RSdの伝達を停止する。
フリップフロップ(FF)1315は、端子Sに伝達されて
いる送信要求信号RSiが時点t12′に停止し、更に端子R
に伝達されている送信要求信号RSdが停止する時点t15
リセット状態となり、端子Qからレベル変換部1312に伝
達していた送信要求信号RSoを停止する。
レベル変換部1312は、送信データバッファ1313から伝
達されていた送信データSDoが時点t14に停止すると、変
復調装置(MD)132に伝達していた送信データSD2を停止
し、続いてフリップフロップ(FF)1315から伝達されて
いた送信要求信号RSoが時点t15に停止すると、変復調装
置(MD)132に伝達していた送信要求信号RS2を停止す
る。
変復調装置(MD)132は、モデム制御部(MDC)131か
ら伝達されていた送信データSD2が停止すると、搬送波
の変調を停止し、続いてモデム制御部(MDC)131から伝
達されていた送信要求信号RS2が停止すると、モデム制
御部(MDC)131、通話路p3およびアナログ通信網(AN)
4を経由して変復調装置(MD)6に伝達中の搬送波を停
止すると共に、モデム制御部(MDC)131に返送中の送信
可信号CS2を停止する。
以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、デ
ータ端末装置(DTE)2からディジタルデータインタフ
ェース装置(TA)3および通話路p2を経由してモデムプ
ール(MDP)13に伝達される送信要求信号RS1は、モデム
制御部(MDC)131により直ちに送信要求信号RS2として
変復調装置(MD)132に伝達され、変復調装置(MD)6
との間で通信開始を準備させ、一方遅延時間T1経過後に
データ端末装置(DTE)2から前述の経路でモデムプー
ル(MDP)13に伝達される送信データSD1は、モデム制御
部(MDC)131により一旦蓄積された後、変復調装置(M
D)132および変復調装置(MD)6が通信開始の準備を完
了する遅延時間T2を充分に上回る如く設定された遅延時
間T3後に送信データSD2として変復調装置(MD)132に伝
達する為、変復調装置(MD)132の遅延時間T2がディジ
タルデータインタフェース装置(TA)3の遅延時間T1
り長くとも送信データSD1が廃棄される恐れは無く、確
実に送信データSD2として変復調装置(MD)6に伝達さ
れる。
またモデム制御部(MDC)131は、データ端末装置(DT
E)2から到着する送信データSD1が停止した後、続いて
送信要求信号RS1が停止しても、送信データSD1に与えた
と同一の遅延時間T3が経過した後、変復調装置(MD)13
2に伝達中の送信要求信号RS2を停止させる為、送信デー
タSD2を送信中に送信要求信号RS2が停止し、送信データ
SD2の一部が廃棄される恐れは無い。
またタイミング発生回路1316が送信データバッファ13
13および遅延回路1314に設定する遅延時間T3は、所要の
遅延時間設定スイッチ1317を操作することにより、併設
される変復調装置(MD)132が具備する遅延時間T2に応
じて適宜設定変更可能である。
なお、第2図乃至第4図はあく迄本発明の一実施例に
過ぎず、例えばモデム制御部(MDC)131は必ずタイミン
グ発生回路1316を具備するものに限定されることは無
く、対応する変復調装置(MD)132が不変であれば遅延
時間T3を可変とする必要が無く、タイミング発生回路13
16を省略することも可能であるが、かかる場合にも本発
明(請求項1)の効果は変わらない。また本発明の対象
となるモデムプール(MDP)13の構成、並びにディジタ
ル交換機1の構成は図示されるものに限定されぬことは
言う迄も無い。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、モデム制御部は、ディジタル
形式のデータ通信回線から伝達される送信データを遅延
時間の間蓄積した後、変復調装置に伝達する為、その間
に送信要求信号を受信した変復調装置は充分に送信デー
タを受信可能としている為、送信データが廃棄されるこ
と無く伝達可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示す図、第2図は本発明の一実
施例によるモデム制御部を示す図、第3図は本発明の一
実施例によるデータ送信過程を示す図、第4図は本発明
の対象となるディジタル交換機の一例を示す図、第5図
は従来あるモデム制御部の一例を示す図、第6図は従来
あるデータ送信過程の一例を示す図である。 図において、1はディジタル交換機、2および5はデー
タ端末装置(DTE)、3はディジタルデータインタフェ
ース装置(TA)、4はアナログ通信網(AN)、6および
132は変復調装置(MD)、11はネットワーク(NW)、12
は中央制御装置(CC)、13はモデムプール(MDP)、100
はディジタル形式のデータ通信回線、131はモデム制御
部(MDC)、132は変復調装置(MD)、200はアナログ形
式のデータ通信回線、300は蓄積手段、400は延長手段、
500は遅延時間設定手段、1311は速度変換部、1312はレ
ベル変換部、1313は送信データバッファ、1314は遅延回
路、1315はフリップフロップ(FF)、1316はタイミング
発生回路、1317は遅延時間設定スイッチ、を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9466−5K H04L 11/20 103 A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モデム制御部(131)および変復調装置(1
    32)から構成され、ディジタル形式のデータ通信回線
    (100)と、アナログ形式のデータ通信回線(200)とを
    接続するモデムプール(13)を具備するディジタル交換
    機(1)において、 前記モデム制御部(131)に、前記ディジタル形式の通
    信回線(100)から伝達される送信データ(SD)を蓄積
    し、予め定められた遅延時間(T3)が経過した後、前記
    変復調装置(132)に伝達する蓄積手段(300)と、 前記ディジタル形式のデータ通信回線(100)から前記
    ディジタル交換機(1)を介して送信要求信号(RS)が
    到達開始した場合に、直ちに前記変復調装置(132)に
    対する送信要求信号(RS)の伝達を開始し、到着中の前
    記送信要求信号(RS)が停止した場合に、前記遅延時間
    (T3)経過後に、前記変復調装置(132)に対する前記
    送信要求信号(RS)の伝達を停止する延長手段(400)
    とを設けることを特徴とするモデムプール接続方式。
  2. 【請求項2】前記蓄積手段(300)に対し、異なる遅延
    時間(T3)を設定する遅延時間設定手段(500)を設け
    ることを特徴とする請求項1記載のモデムプール接続方
    式。
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