JP2785056B2 - データ回線終端装置の動作モード整合方法および通信装置 - Google Patents

データ回線終端装置の動作モード整合方法および通信装置

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JP2785056B2 JP51002589A JP51002589A JP2785056B2 JP 2785056 B2 JP2785056 B2 JP 2785056B2 JP 51002589 A JP51002589 A JP 51002589A JP 51002589 A JP51002589 A JP 51002589A JP 2785056 B2 JP2785056 B2 JP 2785056B2
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賢一 阿部
益実 金内
健治 倉品
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NIPPON TEKISASU INSUTSURUMENTSU KK
OOKURA DENKI KK
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ENU TEI TEI DEETA TSUSHIN KK
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OOKURA DENKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ディジタル端末機をアナログ電話回線に接
続するためのデータ回線終端装置(DCE:Data Circuit T
erminating Equipment)の動作モード(通信速度、同期
方式等の設定値により定まる動作態様)をアナログ電話
回線の起呼側と被呼側の両端において整合させる方法及
び通信装置に関する。
発明の背景 アナログ電話回線を介してディジタル端末機を接続し
たデータ通信が普及し、ディジタル端末機とアナログ電
話回線との間において、アナログ信号とディジタル信号
の相互変換を行うためのデータ回線終端装置としてモデ
ムが広く使われている。即ち、第1図に示すように、モ
デムDCE1は端末機DTE1(DTE:Data Terminating Equip−
ment)からのディジタル信号のデータを受けとり、それ
を定められた変調方式で入力されたデータを変調して回
線側にアナログ信号を出力し、また回線を通して送られ
てきた相手側からのアナログ信号をモデムDCE2は定めら
れた復調方式で復調して、そのディジタル信号を他端に
接続されている端末機DTE2に出力する機能を有するもの
である。このように通信方式にもよるが、DTE1及びDTE2
は同時に又は交互にデータ転送を行うことができる。通
信方式には以下のように種々のものがある。
(1) 全二重……同時にデータの入力と出力ができ
る。
半二重……交互にデータの入力と出力を行う
(同一時刻には入力又は出力の一方のみ可能である)。
(2) 変調方式 周波数変調(FSK) 位相変調(PSK) 直交振幅変調(QAM) (3) 通信速度 300bps(bps:1秒当りの転送ビット数) 1200bps 2400bps 4800bps 7200bps 9600bps (4) データ形式 同期 非同期 上記項目(1)、(2)、(3)、及び(4)の各組
み合わせで種々のモードが作られる。データ通信は、信
号方式、伝送方式に種々の方式があり、これらの各方式
に適合させるため、モデムにおいても複数の式に対応す
るため各種動作モードを備えたものがある。通信の規格
として、国際電信電話諮問委員会(CCITT)勧告V.21、
V.22、V.22bis、V.23、V.26bis、V.27ter、V.29等の規
格がある。
電話回線を介してディジタル通信を行うためには、通
信システムを構成する起呼側と被呼側に設置されるモデ
ムの動作モードを整合させることが不可欠の要件とな
る。
従来のモード整合方法は、予め相手方のモデムを
(1)手動設定するか、(2)接続時のシーケンスの中
で設定するか、または(3)必要に応じモデムを交換す
るものであった。上記の従来の方法においては、回線接
続前に起呼側と被呼側の間で接続条件についての情報が
交換を行った上でモデムの整合のための設定を行い、設
定が不可能な場合には、モデム自体を条件が適合するも
のに交換するという煩雑な操作を必要とした。また、多
種類の動作モードに対応することは困難であり、たとえ
可能であったとしても、多数のスイッチを切り替えるな
ど煩雑な操作を必要とする欠点があった。
端末機からモデムに指示を与えモデムの動作モードを
変更するものにHayes社のSmart modem2400がある。この
方式は、非同期モードから同期モードへの切り替えにお
いて、コマンドモードとデータモードが区別されている
ために、その切り替えが煩わしかったり、またコマンド
モードからデータモードへ又はデータモードからコマン
ドモードへの切り替えによる通信への悪影響が無視でき
ない場合がある。更に、Hayes社のモデムにおいては、
相手方のモデムの動作モードを知らないと動作モードの
整合ができない欠点がある。そこで相手方のモデムの動
作モードの如何にかわらずモデムの動作モードを整合さ
せることが望まれている。
本発明はこれらの欠点を改良し、通信回線の送受端に
あるモデムの動作モードの整合を端末機からの指令操作
によって自動的に行う方法を提供することにある。これ
によって、上記切り替えの煩わしさが無くなる。
発明の開示 上記課題を解決するために、第1に本発明は、同期モ
ードで通信を行う場合、通信網の一端に接続されたディ
ジタル端末機を操作して、端末機はデータ回線終端装置
に対して記憶されている相手方のデータ回線終端装置の
動作モードを操作指令によって指示する手段を有し、デ
ータ回線終端装置はこの指令を解析して動作モード参照
データを選択し、データ回線終端装置の動作モードを所
定のモードに設定する整合方法を提供するものである。
第2に本発明は、通信網の両端に接続された異なる動
作モードのデータ回線終端装置を備え、それぞれのデー
タ回線終端装置に接続されたディジタル端末機の間にお
いて、通信網において使用されている選択信号用多周波
DTMF符号を用いて、DTMFによるモード指示信号を送受す
ることにより、両データ回線終端装置の動作モードを自
動的に一致させることができるものである。即ち、起呼
側と被呼側とが異なる初期動作モードであっても、起呼
側端末機の起動動作によって、起呼側において所望の動
作モードに設定し、被呼側が呼び出し信号に応じてオフ
フックした後、起呼側は被呼側に対し動作モード指示信
号をDTMFによるコードで送信し、このモードが被呼側に
おいて設定可能であればこれを設定した上で起呼側に応
答音を返し整合させる。次に被呼側において、起呼側が
指示したモードが設定できない場合には、被呼側は動作
可能なモードをDTMFによるコードで起呼側に送信し、起
呼側においてそのモードが設定可能であれば、再度起呼
側からそのモードの符号を被呼側に送信し、両者の動作
モードを整合させる方法を提供するものである。
第3に本発明は、第2の発明に変更を加えたもので、
動作モード指示信号の送信を被呼側から開始するもので
ある。即ち、起呼側と被呼側とが異なる初期動作モード
であっても、被呼側端末機の起動動作によって被呼側に
おいて所望の動作モードに設定し、被呼側は起呼側に対
し動作モード指示信号をDTMFによるコードで送信し、こ
のモードが起呼側において設定可能であればこれを設定
した上で被呼側に応答音を返し整合させる。次に、起呼
側において、被呼側が指示したモードが設定できない場
合には、起呼側は動作可能なモードをDTMFによるコード
で被呼側に送信し、被呼側においてそのモードが設定可
能であれば、再度被呼側からそのモードの符号を起呼側
に送信し、両者の動作モードを整合させる方法を提供す
るものである。
図面の簡単な説明 第1図は、公衆電話回線を利用した場合のモデムの設
置例である。
第2図は、本発明の整合方法を実施するシステムの説
明図、 第3図は、本発明の方法を実現するための端末機及び
モデムのハードウェア構成図、 第4図は、モデムの機能ブロック図、 第5図は、端末機の機能ブロック図、 第6図は、端末機とモデムとの間の通信手順を示す
図、 第7図及び第8図は、本発明の他の方法の通信手順を
示す図、 第9図は、本発明の他の方法を説明するためのフロー
チャート、 第10図は、電話回線において使用されている選択信号
用多周波DTMF符号の一例である。
第11図及び第12図は、更に本発明の他の方法の通信手
順を示す図、そして、 第13図は、更に本発明の他の方法を説明するためのフ
ローチャートである。
データ回線終端装置の代表的な一つであるモデム(変
復調装置)を用いた実施例について説明する。
実施例1 第2図は、本発明による第1の方法を実施するために
使用されるシステムの概要を示し、10は電話回線の一端
に接続されたディジタル端末機DTE1及びモデムDCE1から
構成されるステーション1であって、同期モード1によ
って動作する。20、30及び40は交換機をふくむ電話回線
100の他端に接続されたステーション2、3及び4であ
って、ステーション1と同様の機器構成を有し、それぞ
れ同期モード2、3及び4によって動作する。
第3図において、端末機31はマイクロプロセッサMP
U、メモリMEN、クロックCLOCK、タイマTIMER、ハードデ
ィスクDK、ディスク制御部DKC、回線制御部LINC、シリ
アル・パラレルインタフェース変換部SIO及び電源POWよ
り構成される。モデム32はMPU、CLOCK、SIO、MEM及びPO
Wを備える点は、端末機31と同様であり、この他にディ
ジタルシグナルプロセッサDSP、アナログ・ディジタル
変換部AIC及び電話回線網制御装置NCUを備えている。端
末機31とモデム32はそれぞれのSIOを介して接続され
る。
モデムDCEにおける各機能を説明する。
SIO(Serial Input Output) MPUからの並列データを直列データに変換してDTE
にシステムし、DTEからの直列データを並列データに変
換してMPUに出力する。
MPU(Micro Processing Unit) モデムの動作を制御し、データフローの管理を行
う。コマンド及びインディケーションによるDTEとのス
テータスの対話、変調/復調部への指示、NCUの制御、
データ入出力制御、モデム動作モードの判断及びその制
御等のモデム制御の中枢である。
MEN1及びMEN2(Memory) MPU及びDSPにそれぞれ接続されていて、MPU及びDS
Pの動作手順であるプログラムやデータが格納されてい
る。
DSP(Digital Signal Processor) DTEからのデータをSIO、MPUを経由して受け取り、
それを変調してAICに出力する。AICはそれをアナログ信
号にしてNCUを経て電話回線に出力する。NCU経由の電話
回線のアナログ信号がAICでディジタル信号に変換され
てDSPに入力され、それを復調してMPUに出力する。その
データはSIOを介してDTEに出力される。
AIC(Analog Interface Circuit) DSPからのディジタル信号をアナログ信号に変換し
てNCUに出力し、NCUからのアナログ信号をディジタル信
号に変換してDSPに出力する。
NCU(Network Control Unit) モデムと電話回線を接続する部分で、発呼及び着
呼の制御を行う。
第4図は、モデムDCE1の機能を説明するためのブロッ
ク図であって、端末機31からの操作指令及び端末機への
情報信号は、モデム32の端末機インタフェイス回路33を
介して送受される。変復調回路35には、動作モード参照
データ領域351が設けられており、端末機インタフェイ
ス回路との間に命令解折及び動作モード設定回路34が設
けられている。端末機からインタフェイス回路33を経て
回路34に入力された操作指令は、命令解析の後動作モー
ドの設定回路の機能により、その操作指令に対応したモ
デムの動作モードのデータを選択し、それによって変復
調回路35の動作モードを相手方と整合するように設定す
る。モデム32は通常のモデムと同様にNCU36を介して電
話回線37に接続される。
この点を再度第3図のモデムのブロック図により説明
する。
端末機DTEがモデムに動作モードを決定する命令を出
力すると命令はSIO経由して、MPUに入力される。MPUは
予め決められた命令を解釈し、それに従った動作モード
を選択する。選択された動作モードでモデムが動作する
ためにMPUはDSPにそのモードを通知し、モード設定を行
う。DSPが動作モードに設定されるための方法は大別し
て2種類ある。第1はDSPが指定された動作モードで作
業できるように必要なデータ及び情報を全て又は殆ど全
てにわたってMPUのメモリであるMEM1からMPUが読み出し
てDSPに与える方法、即ちMPUからDSPに必要なデータを
ダウンロードする方法である。第2は動作モードのモー
ドのみをDSPに通知し、DSP自信がそのコードに従った動
作モードになるようにDSPのメモリであるMEM2からDSP自
信が必要なデータを読み出してDSP自信がセットする方
法である。いずれにしてもMPU及びDSPによりモデムの動
作モードが完了した後、MPUはSIOを経由してDTEに動作
の完了を通知する。
第5図は、端末機DTE1の機能を説明するためのブロッ
ク図であって、動作モード設定指示手段41を備え、モデ
ムインタフェイス回路42を介してモデムと接続される。
各図を参照して、DTE1、DCE1が発呼前若しくは着呼前
に、DTE1がDCE1に対して、電話回線の他端に接続された
モデムDCE2、DCE3、DCE4に対応した動作モードの設定指
示を行い、DCE1の動作モードを変更し、他端のモデムの
動作モードと一致させる。
端末機から入力したモード制御命令は、端末機とモデ
ムとを接続しているCCITT勧告V.24を介してモデムのイ
ンタフェイス回路に入力される。第6図に示すように、
この命令は命令解析及び動作モードの設定回路が解析し
て、それに対応した確認信号であるインディケーション
(以下、インディケーションと言う)を端末機に出力す
る。そのときモデム内の動作モード参照領域と称するメ
モリ領域に対して、動作モード設定回路が端末機からの
命令に対応したデータをセットする。これにより、モデ
ムはそのデータに従って端末機から指示された動作モー
ドで動作することが可能となる。
実施例2 第7図は、本発明の第2の実施例であるトーン信号に
よるモデムモードの整合方法を説明するための図であっ
て、電話回線の両端に設置されたモデムDCE1及びDCE2の
各動作モードを電話回線において使用される選択信号用
多周波(Dual−Tone Multi−Frequency)符号(以下、D
TMF符号と言う。)の組み合わせコードからなるモード
指示信号DTMF$$によって表す。第10図は、本発明にお
いて使用されるDTMF符号の一例である。この$$は、説
明の便宜上2桁の数としたが、これは例示であって2桁
に限らず任意の桁数を選定できる。
モデムDCE1及びDCE2は、モデム回路と電話回線網制御
装置NCUを組み合わせた装置であり、モデム回路は複数
のモードに対応することが可能であって、モードの設定
により選択することができる。
本発明の方法を実現するために使用するモデムDCE1と
DCE2及びディジタル端末機DTE1とDTE2の構成は第1の実
施例と同様であり、第3図に示されている。
第7図において、動作開始前には起呼側のDTE1とDCE1
が初期動作モードIの状態にあり、被呼側は初期動作モ
ードIIの状態にあるものとする。
動作が開始されると、起呼側端末機DTE1が動作モード
I設定信号SMD$$をモデムDCE1に送る。この$$は、
モードIに対応する2桁のDTMFディジットである。モデ
ムDCE1は、呼起側始動直後のモードI設定信号SMD$$
に応答して、受諾信号VALを端末機DTE1へ返すことによ
り端末機DTE1とモデムDCE1との間の起呼側内部回線を所
望の動作モードIに設定する。続いて、起呼側モデム装
置DCE1は、CCITT勧告V.25bisの起呼要求CRN XXXXの形式
等による選択信号を電話回線へ送出する。この信号XXXX
は、被呼側の電話番号を表すディジット列である。
被呼側では、呼び出し信号RTに応じてCCITT勧告V.25b
isに手順等の所定手順に従ってオフフックをする。典型
的なオフフック手順は、呼び出し信号RT着信時に、モデ
ムDCE2から端末機DTE2へ呼び出し表示信号CIを送り、こ
れに応じて端末機DTE2からモデムDCE2へ端末機レディ信
号ERを返し、これを受けたモデムDCE2から端末機DTE2へ
送信可信号CSを送った上でオフフックする。オフフック
が起呼側へ伝わるに要する遅延時間T2を経過して、モデ
ムDCE2がオフフック終了信号(図示の例では、DTMF“0"
の符号)を起呼側へ送出する。
起呼側では、オフフック終了信号の着信によるオフフ
ック検出を条件として、モードI指示信号(モード1に
対するコード符号DTMF$$)を被呼側に送出する。
被呼側では、オフフック終了信号の発信直後のモード
I指示信号の着信を条件に、モード1通信信号REM$$
をモデム装置DCE2から端末機DTE2へ送る。端末機DTE2
は、モード1が被呼側で設定可能であることを条件にモ
ード1設定信号SMD$$をモデム装置DCE2へ送る。モデ
ムDCE2は受諾信号VALを端末機DTE2へ返すことにより、
端末機DTE2とモデム装置DCE2との間の被呼側内部回線を
所望の動作モードIに設定する。
このようにして、電話回線の両端、即ち起呼側と被呼
側のモデムがこの場合動作モードIである同一の動作モ
ードに自動的に整合され、本発明の目的が達成される。
その後被呼側から応答音ATを起呼側へ送出し通信可能
な状態となる。即ち、送受信可能状態信号DRが両端のモ
デム装置から対応する端末機へ送出され、通信が行われ
る。
上記の説明においては、モード1指示信号の授受をオ
フフック信号と時間的に関連させて説明したが、本発明
はこの例に限定されるものではない。
次に、起呼側が指示した動作モードを被呼側が持って
いない場合の整合方式を第8図及び第9図により説明す
る。
第7図の場合と同様に、被呼側モデム装置DCE2は起呼
側からモードI指示信号DTMF$$を受信すると、モード
I通知信号REM$$を端末機DTE2へ送る。第8図の場合
には、端末機DTE2が起呼側の要求する動作モードを備え
ていないので、同端末機DTE2が有する動作モードへの変
更要求であるモードII設定信号SMD@@をモデムDCE2へ
送る。モデムDCE2は、受諾信号VALを端末機DTE2へ返す
と共に変更要求であるモードII指示信号DTM@@を起呼
側へ送出する。起呼側では、直接に送出したモードI指
示信号DTM$$に応じた被呼側からの信号が応答信号AT
ではなくモード指示信号DTMF@@であることから、被呼
側の動作モード変更要求を認識する。起呼側のモデム装
置DCE1は、モードII通知信号REM@@を端末機DTE1へ送
る。
端末機DTE1は、これに応じてモードII設定信号SMD@
@をモデム装置DCE1に与える。
この設定信号に応じて、モデム装置DCE1は受諾信号VA
Lを端末機DTE1へ返すことにより、端末機DTE1とモデムD
CE1との間の起呼側内部回線を所望の動作モードIIに設
定する。この設定後にモデム装置DCE1は、モードII指示
信号DTMF@@を被呼側へ送出する。被呼側では、起呼側
と同じ手順で動作モードがモードIIに設定され、起呼側
への応答音ATの送出が行われ、通信可能な状態になる。
こうして第2図の例においても起呼側と被呼側の両端の
モデムが同一の動作モードIIに自動的に整合される。
実施例3 第3の実施例は被呼側が最初に起呼側に対し動作モー
ドの指示をする場合である。
被呼側が指示した動作モードを起呼側が持っている場
合の整合方法を第11図により説明する。
モデム装置DCE1及びDCE2は、モデム回路と電話回線網
制御装置NCUを組み合わせた装置であり、モデム回路は
複数のモードに対応することが可能であって、モードの
設定により選択することができる。
本発明の方法を実現するために使用するモデムDCE1と
DCE2及びディジタル端末機DTE1とDTE2の構成は第1の実
施例と同様であり、第3図に示されている。
第11図において、動作開始前には起呼側のDTE1とDCE1
が初期動作モード1の状態にあり、被呼側は初期動作モ
ード2の状態にあるものとする。
動作が開始されると、被呼側端末機DTE2が動作モード
I設定信号SMD$$をモデム装置DCE2に送る。この$$
は、モードIに対応する2桁のDTMFディジットである。
モデムDCE2は、被呼側始動直後のモードI設定信号SMD
$$に応答して、受諾信号VALを端末機DTE2へ返すこと
により端末機DTE2とモデム装置DCE2との間の起呼側内部
回線を所望の動作モードIに設定する。続いて、起呼側
モデム装置DCE1は、CCITT勧告V.25bisの起呼要求CRN XX
XXの形式等による選択信号を電話回線へ送出する。この
信号XXXXは、被呼側の電話番号を表すディジット列であ
る。
被呼側では、呼び出し信号RTに応じてCCITT勧告V.25b
isに手順等の所定手順に従ってオフフックをする。典型
的なオフフック手順は、呼び出し信号RT着信時にモデム
装置DCE2から端末機DTE2へ呼び出し表示信号CIを送り、
これに応じて端末機DTE2からモデム装置DCE2へ端末機レ
ディ信号ERを返し、これを受けたモデム装置DCE2から端
末機DTE2へ送信可能信号CSを送った上でオフフックす
る。オフフックが起呼側へ伝わるに要する遅延時間T2を
経過して、モデム装置DCE2がオフフック終了信号(図示
の例では、DTMF“0"の符号)を起呼側へ送出する。
起呼側では、オフフック終了信号の着信によりオフフ
ックを検出する。被呼側はモードI指示信号(モードI
に対するコード符号DTMF$$)を起呼側に送出する。
起呼側では、オフフック信号検出モードI指示信号の
着信を条件に、モード通知信号REM$$をモデム装置DTE
1から端末機DTE1へ送る。端末機DTE1は、モード1が起
呼側で設定可能であることを条件にモードI設定信号SM
D$$をモデム装置DCE1へ送る。モデム装置DCE1は、受
諾信号VALを端末機DTE1へ返すことにより端末機DTE1と
モデム装置DCE1との間の起呼側内部回線を所望の動作モ
ードIに設定する。
このようにして、電話回線の両端、即ち起呼側と被呼
側のモデムがこの場合動作モードIである同一の動作モ
ードに自動的に整合され、本発明の目的が達成される。
その後呼側から応答音ATを起呼側へ送出し通信可能な
状態となる。即ち、送受信可能状態信号DRが両端のモデ
ム装置から対応する端末機へ送出され、通信が行われ
る。
上記の説明においては、モードI指示信号の授受をオ
フフック信号と時間的に関連させて説明したが、本発明
はこの例に限定されるものではない。
次に、被呼側が指示した動作モードを起呼側が持って
いない場合の整合方法を第12図により説明する。
第11図の場合と同様に、起呼側モデムDCE1は被呼側か
らモードI指示信号DTMF$$を受信すると、モードI通
知信号REM$$を端末機DTE1へ送る。第12図の場合に
は、端末機DTE1が被呼側の要求する動作モードを備えて
いないので、同端末機DTE1が有する動作モードへの変更
要求であるモードII設定信号SMD@@をモデムDCE1へ送
る。モデムDCE1は、受諾信号VALを端末機DTE1へ返すと
共に変更要求であるモードII指示信号DTMF@@を被呼側
へ送出する。被呼側では、直前に送出したモードI指示
信号DTMF$$に応じた起呼側からの信号がモードII指示
信号DTM@@であることから、起呼側の動作モード変更
要求を確認する。被呼側のモデムDCE2は、モードII通知
信号REM@@を端末機DTE2へ送る。
端末機DTE2は、これに応じてモードII設定信号SMD@
@をモデム装置DCE2に与える。
この設定信号に応じて、モデム装置DCE2は、受諾信号
VALを端末機DTE2へ返すことにより、端末機DTE2とモデ
ムDCE2との間の被呼側内部回線を所望の動作モードIIに
設定する。この設定後にモデムDCE2は、モードII指示信
号DTMF@@を起呼側へ送出する。起呼側では、被呼側と
同じ手順で動作モードがモードIIに設定され、起呼側へ
の応答音ATの送出が行われ、通信可能な状態になる。こ
うして第12図の例においても起呼側と被呼側の両端のモ
デムが同一の動作モードIIに自動的に整合される。
第13図は、上述の動作手順をフローチャートを用いて
示したものである。
本発明は、端末機から直接モデムにその動作モードを
選択し設定することが可能となるから、(1)煩雑な手
動による動作モードの設定、変更の際の手間を省くこの
ができ、(2)異なる動作モードを有する複数のモデム
との通信が可能となる。また、モデム間でモード指示信
号を送受信するので、(3)煩雑な手動整合の手間を省
き、起呼側及び被呼側双方のモデムの初期動作モードに
無関係に多種類の動作モードに対応して自動的に動作モ
ードを整合させることができる。更には、(4)選択信
号として使用するDTMF符号をそのままモード指示信号と
して用いるので特別な付加回路を必要としない。
フロントページの続き (73)特許権者 999999999 大倉電気 株式会社 東京都杉並区成田西3丁目20番8号 (72)発明者 住吉 喜久夫 東京都港区北青山3丁目6番12号 青山 富士ビル 日本テキサス・インスツルメ ンツ株式会社内 (72)発明者 阿部 賢一 東京都港区虎ノ門1丁目26番5号 エ ヌ・ティ・ティ・データ通信株式会社内 (72)発明者 金内 益実 東京都港区虎ノ門1丁目26番5号 エ ヌ・ティ・ティ・データ通信株式会社内 (72)発明者 倉品 健治 東京都杉並区成田西3丁目20番8号 大 倉電気株式会社内 (72)発明者 梶 賢三 東京都杉並区成田西3丁目20番8号 大 倉電気株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−5648(JP,A) 特開 昭63−31257(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のデータ回線終端装置を介して第1の
    端末装置が通信網に接続され、第2のデータ回線終端装
    置を介して第2の端末装置が前記通信網に接続される通
    信システムにおいて、 前記第1、第2のデータ回線終端装置の動作可能な各動
    作モードに対して、前記通信網のモード指示信号を割り
    当てて前記第1、第2の端末装置にそれぞれ記憶する段
    階と、 前記第1の端末装置からの起動動作によって前記第1の
    データ回線終端装置にモード指示信号を送信する段階
    と、 前記通信網を経由した前記第2の端末装置との接続動作
    終了後に前記第1のデータ回線終端装置から前記第2の
    データ回線終端装置に前記モード指示信号を送信する段
    階と、 前記第2のデータ回線終端装置の設定可能な動作モード
    を前記第1のデータ回線終端装置から送られてきたモー
    ド指示信号によって指示されたモードと比較する段階
    と、 合致しない場合に前記第2のデータ回線終端装置から動
    作可能なモード指示信号を前記第1のデータ回線終端装
    置に返送する段階と、 前記第1のデータ回線終端装置に返送された前記モード
    指示信号を記憶されている動作可能なモードと比較する
    段階と、 合致した場合に前記第2のデータ回線終端装置から返送
    された動作モードに前記第1のデータ回線終端装置の動
    作モードを設定する段階と、 前記モード指示信号を前記第2のデータ回線終端装置に
    再返送する段階と、 前記モード指示信号を受信したことにより前記第2のデ
    ータ回線終端装置が指示されたモードに動作モードを設
    定する段階と、 前記第2のデータ回線終端装置が応答音を前記第1のデ
    ータ回線終端装置に送信する段階と、 前記第1、第2のデータ回線終端装置がそれぞれ前記第
    1、第2の端末装置に対して送受信可能信号を送る段階
    と、 を有するデータ回線終端装置の動作モード整合方法。
  2. 【請求項2】第1のモデムを介して第1の端末装置がア
    ナログ電話回線に接続され、第2のモデムを介して第2
    の端末装置が前記アナログ電話回線に接続される通信シ
    ステムにおいて、 前記第1、第2のモデムの動作可能な各動作モードに対
    して、前記アナログ電話回線の選択信号用多周波DTMF符
    号の組み合わせコードからなるモード指示信号を割り当
    てて前記第1、第2の端末装置にそれぞれ記憶する段階
    と、 前記第1の端末装置からの起動動作によって前記第1の
    モデムにモード指示信号を送信する段階と、 前記アナログ電話回線を経由した前記第2の端末装置と
    の接続動作終了後に前記第1のモデムから前記第2のモ
    デムに前記モード指示信号を送信する段階と、 前記第2のモデムの設定可能な動作モードを前記第1の
    モデムから送られてきたモード指示信号によって指示さ
    れたモードと比較する段階と、 合致しない場合に前記第2のモデムから動作可能なモー
    ド指示信号を前記第1のモデムに返送する段階と、 前記第1のモデムに返送された前記モード指示信号を記
    憶されている動作可能なモードと比較する段階と、 合致した場合に前記第2のモデムから返送された動作モ
    ードに前記第1のモデムの動作モードを設定する段階
    と、 前記モード指示信号を前記第2のモデムに再返送する段
    階と、 前記モード指示信号を受信したことにより前記第2のモ
    デムが指示されたモードに動作モードを設定する段階
    と、 前記第2のモデムが応答音を前記第1のモデムに送信す
    る段階と、 前記第1、第2のモデムがそれぞれ前記第1、第2の端
    末装置に対して送受信可能信号を送る段階と、 を有するモデムの動作モード整合方法。
  3. 【請求項3】第1のデータ回線終端装置を介して第1の
    端末装置が通信網に接続され、第2のデータ回線終端装
    置を介して第2の端末装置が前記通信網に接続される通
    信システムにおいて、 前記第1、第2のデータ回線終端装置の動作可能な各動
    作モードに対して、前記通信網のモード指示信号を割り
    当てて前記第1、第2の端末装置にそれぞれ記憶する段
    階と、 前記第2の端末装置からの起動動作によって前記第2の
    データ回線終端装置にモード指示信号を送信する段階
    と、 前記通信網を経由した前記第1のデータ回線終端装置と
    前記第2の端末装置との接続動作終了後に前記第2のデ
    ータ回線終端装置が前記第1のデータ回線終端装置に前
    記モード指示信号を送信する段階と、 前記第1のデータ回線終端装置の設定可能な動作モード
    を前記第2のデータ回線終端装置から送られてきたモー
    ド指示信号によって指示されたモードと比較する段階
    と、 合致しない場合に前記第1のデータ回線終端装置から動
    作可能なモード指示信号を前記第2のデータ回線終端装
    置に返送する段階と、 前記第2のデータ回線終端装置に返送された前記モード
    指示信号を記憶されている動作可能なモードと比較する
    段階と、 合致した場合に前記第1のデータ回線終端装置から返送
    された動作モードに前記第2のデータ回線終端装置の動
    作モードを設定する段階と、 前記モード指示信号を前記第1のデータ回線終端装置に
    再返送する段階と、 前記モード指示信号を受信したことにより前記第1のデ
    ータ回線終端装置が指示されたモードに動作モードを設
    定する段階と、 前記第2のデータ回線終端装置が応答音を前記第1のデ
    ータ回線終端装置に送信する段階と、 前記第1、第2のデータ回線終端装置がそれぞれ前記第
    1、第2の端末装置に対して送受信可能信号を送る段階
    と、 を有するデータ回線終端装置の動作モード整合方法。
  4. 【請求項4】第1のモデムを介して第1の端末装置がア
    ナログ電話回線に接続され、第2のモデムを介して第2
    の端末装置が前記アナログ電話回線に接続される通信シ
    ステムにおいて、 前記第1、第2のモデムの動作可能な各動作モードに対
    して、前記アナログ電話回線の選択信号用多周波DTMF符
    号の組み合わせコードからなるモード指示信号を割り当
    てて前記第1、第2の端末装置にそれぞれ記憶する段階
    と、 前記第2の端末装置からの起動動作によって前記第2の
    モデムにモード指示信号を送信する段階と、 前記アナログ電話回線を経由した前記第1のモデムと前
    記第2の端末装置との接続動作終了後に前記第2のモデ
    ムから前記第1のモデムに前記モード指示信号を送信す
    る段階と、 前記第1のモデムの設定可能な動作モードを前記第2の
    モデムから送られてきたモード指示信号によって指示さ
    れたモードと比較する段階と、 合致しない場合に前記第1のモデムから動作可能なモー
    ド指示信号を前記第2のモデムに返送する段階と、 前記第2のモデムに返送された前記モード指示信号を記
    憶されている動作可能なモードと比較する段階と、 合致した場合に前記第1のモデムから返送された動作モ
    ードに前記第2のモデムの動作モードを設定する段階
    と、 前記モード指示信号を前記第1のモデムに再返送する段
    階と、 前記モード指示信号を受信したことにより前記第1のモ
    デムが指示されたモードに動作モードを設定する段階
    と、 前記第2のモデムが応答音を前記第1のモデムに送信す
    る段階と、 前記第1、第2のモデムががそれぞれ前記第1、第2の
    端末装置に対して送受信可能信号を送る段階と、 を有するモデムの動作モード整合方法。
  5. 【請求項5】第1のデータ回線終端装置を介して第1の
    端末装置が通信網に接続され、第2のデータ回線終端装
    置を介して第2の端末装置が前記通信網に接続される通
    信装置において、 前記第1、第2のデータ回線終端装置の動作可能な各動
    作モードに対して、前記通信網のモード指示信号を割り
    当てて前記第1、第2の端末装置にそれぞれ記憶する手
    段と、 前記第1の端末装置からの起動動作によって前記第1の
    データ回線終端装置にモード指示信号を送信する手段
    と、 前記通信網を経由した前記第2の端末装置との接続動作
    終了後に前記第1のデータ回線終端装置から前記第2の
    データ回線終端装置に前記モード指示信号を送信する手
    段と、 前記第2のデータ回線終端装置の設定可能な動作モード
    を前記第1のデータ回線終端装置から送られてきたモー
    ド指示信号によって指示されたモードと比較する手段
    と、 合致しない場合に前記第2のデータ回線終端装置から動
    作可能なモード指示信号を前記第1のデータ回線終端装
    置に返送する手段と、 前記第1のデータ回線終端装置に返送された前記モード
    指示信号を記憶されている動作可能なモードと比較する
    手段と、 合致した場合に前記第2のデータ回線終端装置から返送
    された動作モードに前記第1のデータ回線終端装置の動
    作モードを設定する手段と、 前記モード指示信号を前記第2のデータ回線終端装置に
    再返送する手段と、 前記モード指示信号を受信したことにより前記第2のデ
    ータ回線終端装置が指示されたモードに動作モードを設
    定する手段と、 前記第2のデータ回線終端装置が応答音を前記第1のデ
    ータ回線終端装置に送信する手段と、 前記第1、第2のデータ回線終端装置がそれぞれ前記第
    1、第2の端末装置に対して送受信可能信号を送る手段
    と、 を有する通信装置。
  6. 【請求項6】第1のモデムを介して第1の端末装置がア
    ナログ電話回線に接続され、第2のモデムを介して第2
    の端末装置が前記アナログ電話回線に接続される通信装
    置において、 前記第1、第2のモデムの動作可能な各動作モードに対
    して、前記アナログ電話回線の選択信号用多周波DTMF符
    号の組み合わせコードからなるモード指示信号を割り当
    てて前記第1、第2の端末装置にそれぞれ記憶する手段
    と、 前記第1の端末装置からの起動動作によって前記第1の
    モデムにモード指示信号を送信する手段と、 前記アナログ電話回線を経由した前記第2の端末装置と
    の接続動作終了後に前記第1のモデムから前記第2のモ
    デムに前記モード指示信号を送信する手段と、 前記第2のモデムの設定可能な動作モードを前記第1の
    モデムから送られてきたモード指示信号によって指示さ
    れたモードと比較する手段と、 合致しない場合に前記第2のモデムから動作可能なモー
    ド指示信号を前記第1のモデムに返送する手段と、 前記第1のモデムに返送された前記モード指示信号を記
    憶されている動作可能なモードと比較する手段と、 合致した場合に前記第2のモデムから返送された動作モ
    ードに前記第1のモデムの動作モードを設定する手段
    と、 前記モード指示信号を前記第2のモデムに再返送する手
    段と、 前記モード指示信号を受信したことにより前記第2のモ
    デムが指示されたモードに動作モードを設定する手段
    と、 前記第2のモデムが応答音を前記第1のモデムに送信す
    る手段と、 前記第1、第2のモデムがそれぞれ前記第1、第2の端
    末装置に対して送受信可能信号を送る手段と、 を有する通信装置。
  7. 【請求項7】第1のデータ回線終端装置を介して第1の
    端末装置が通信網に接続され、第2のデータ回線終端装
    置を介して第2の端末装置が前記通信網に接続される通
    信装置において、 前記第1、第2のデータ回線終端装置の動作可能な各動
    作モードに対して、前記通信網のモード指示信号を割り
    当てて前記第1、第2の端末装置にそれぞれ記憶する手
    段と、 前記第2の端末装置からの起動動作によって前記第2の
    データ回線終端装置にモード指示信号を送信する手段
    と、 前記通信網を経由した前記第1のデータ回線終端装置と
    前記第2の端末装置との接続動作終了後に前記第2のデ
    ータ回線終端装置が前記第1のデータ回線終端装置に前
    記モード指示信号を送信する手段と、 前記第1のデータ回線終端装置の設定可能な動作モード
    を前記第2のデータ回線終端装置から送られてきたモー
    ド指示信号によって指示されたモードと比較する手段
    と、 合致しない場合に前記第1のデータ回線終端装置から動
    作可能なモード指示信号を前記第2のデータ回線終端装
    置に返送する手段と、 前記第2のデータ回線終端装置に返送された前記モード
    指示信号を記憶されている動作可能なモードと比較する
    手段と、 合致した場合に前記第1のデータ回線終端装置から返送
    された動作モードに前記第2のデータ回線終端装置の動
    作モードを設定する手段と、 前記モード指示信号を前記第1のデータ回線終端装置に
    再返送する手段と、 前記モード指示信号を受信したことにより前記第1のデ
    ータ回線終端装置が指示されたモードに動作モードを設
    定する手段と、 前記第2のデータ回線終端装置が応答音を前記第1のデ
    ータ回線終端装置に送信する手段と、 前記第1、第2のデータ回線終端装置がそれぞれ前記第
    1、第2の端末装置に対して送受信可能信号を送る手段
    と、 を有する通信装置。
  8. 【請求項8】第1のモデムを介して第1の端末装置がア
    ナログ電話回線に接続され、第2のモデムを介して第2
    の端末装置が前記アナログ電話回線に接続される通信装
    置において、 前記第1、第2のモデムの動作可能な各動作モードに対
    して、前記アナログ電話回線の選択信号用多周波DTMF符
    号の組み合わせコードからなるモード指示信号を割り当
    てて前記第1、第2の端末装置にそれぞれ記憶する手段
    と、 前記第2の端末装置からの起動動作によって前記第2の
    モデムにモード指示信号を送信する手段と、 前記アナログ電話回線を経由した前記第1のモデムと前
    記第2の端末装置との接続動作終了後に前記第2のモデ
    ムから前記第1のモデムに前記モード指示信号を送信す
    る手段と、 前記第1のモデムの設定可能な動作モードを前記第2の
    モデムから送られてきたモード指示信号によって指示さ
    れたモードと比較する手段と、 合致しない場合に前記第1のモデムから動作可能なモー
    ド指示信号を前記第2のモデムに返送する手段と、 前記第2のモデムに返送された前記モード指示信号を記
    憶されている動作可能なモードと比較する手段と、 合致した場合に前記第1のモデムから返送された動作モ
    ードに前記第2のモデムの動作モードを設定する手段
    と、 前記モード指示信号を前記第1のモデムに再返送する手
    段と、 前記モード指示信号を受信したことにより前記第1のモ
    デムが指示されたモードに動作モードを設定する手段
    と、 前記第2のモデムが応答音を前記第1のモデムに送信す
    る手段と、 前記第1、第2のモデムがそれぞれ前記第1、第2の端
    末装置に対して送受信可能信号を送る手段と、 を有する通信装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61128679A (ja) * 1984-11-28 1986-06-16 Canon Inc 画像通信装置
JPS635648A (ja) * 1986-06-25 1988-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回線終端装置
JPS6331257A (ja) * 1986-07-25 1988-02-09 Nec Corp 着信相手自動識別通信制御装置

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