JPH083185B2 - 建設機械のバケット着脱機構 - Google Patents

建設機械のバケット着脱機構

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JPH083185B2
JPH083185B2 JP3119134A JP11913491A JPH083185B2 JP H083185 B2 JPH083185 B2 JP H083185B2 JP 3119134 A JP3119134 A JP 3119134A JP 11913491 A JP11913491 A JP 11913491A JP H083185 B2 JPH083185 B2 JP H083185B2
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/3604Devices to connect tools to arms, booms or the like
    • E02F3/3609Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat
    • E02F3/3636Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat using two or four movable transversal pins

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土砂を掘取ったり、整
地するために用いられる建設機械に関し、特に、アーム
の先端に各種の土木作業を行うためのバケットを着脱自
在に連結させることができる建設機械のバケット着脱機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、建設機械、特に掘削機、バッ
クホーと呼ばれる溝掘り、穴掘りの作業に用いられる機
械においては、その作業目的のためにアームに取付ける
バケットを取り替えることが多いものであった。土木工
事、建設工事ではこの掘削機が盛んに用いられていた。
この掘削機では、土砂を掘り取るためのバケットがアー
ムの先端に連結された構成である。このアームとバッケ
トを油圧シリンダーによって上下方向に揺動させること
で、土砂を掘り取ったり、溝を形成する作業で省力化と
作業効率の向上を図ることが可能となった。
【0003】しかしながら、昨今では掘削機を単純な穴
掘りの作業だけの目的に用いず、その機構を利用して他
の作業目的に転用することも多くなってきた。つまり、
アームに取り付けたバケットに他の作業のためのバケッ
トを連結し、特定の土木作業や、建築作業に用いる応用
が盛んになってきている。例えば、掘削幅の異なったバ
ケットを取り付けて、土砂の硬さや溝の幅に適合させて
作業することもある。また、アームの先端にブレーカー
を連結したり、グリップを取り付けて破壊作業や荷役作
業に用いることもあった。これら各種の付属品をアーム
と組み合わせることで、掘削機を各種の工事作業に使用
することができ、作業現場での応用性を広めることがで
きるようになった。
【0004】このようなアームの先端へのバケットの変
更を行う場合において、従来の取付け変更の作業は煩雑
なものであった。まず、アームの先端に取り付けてある
バケットを取外し、他の用途のバケットを手作業で連結
させなければならなかった。この手作業においては、必
ずアームとバケットを結合している2本の連結ピンを取
外し、バケットをアームから引き離さなければならな
い。次いで、他のバケットをアームに結合した後に、バ
ケットとアーム間に連結ピンを挿入しなければならない
ものであった。
【0005】そして、この掘削機へのバケットの着脱の
一連の作業は人力で行われていた。しかも、着脱の作業
のために作業員が複数名必要とされ、作業人員が必要と
されるので作業現場での効率が妨げられていた。また、
連結ピンの抜き差し及びバケットの取替には作業時間が
掛かり、作業現場で最適なバケットを付け替えることが
迅速に対応することができないものであった。
【0006】このような理由により、作業をする現場で
の使用目的に合わせて、バケットをアームの先端に迅速
に着脱することができ、必要とする作業員を減少するこ
とができれば、土木建築作業の現場では作業の効率を高
めることができるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、掘削機を操作
しているオペレーターのみでアームの先端に取り付けた
バケットを着脱でき、他の用途のバケットと交換するこ
とができるならば、取替のために他の作業員を必要とせ
ず、作業員の減少が図ることができる。更には、このア
ームとバケットの連結において、両者を単なる引っ掛け
る結合ではなく、ピン連結による軸穴同士の結合であれ
ば、バケットやアームに大きな作用力を加えても充分に
保持して機構の変形が少ないものである。
【0008】このため、本願の発明者と同一の発明者
は、この問題を解決するためにアームの先端に上下に拡
縮できる一対の係合爪を設けたバケット着脱機構を提案
している(特願平2年196763号、特願平2年25
0697号)。同様に、アームの先端の上側には爪を設
け、この爪の下方には左右に伸縮できる連結ピンを設け
た構成のものも提案している(特願平2年243203
号、特願平2年243204号)。更には、アームの先
端には水平な溝を開口しておき、アームの先端上方にあ
る爪でバケットを引っ掛けた後、バケットに固定した連
結棒をこの溝の内部に挿入して掴む構成も提案している
(特願平2年305558号)。
【0009】これらの新しく提案された構成では、その
構成が極めて複雑となり、アームとバケットの連結がピ
ン連結ではなく、上向きの爪によって係合しているた
め、バケットに大きな作用力が加えられると爪が変形
し、長期的な使用に耐えることができにくいものであっ
た。また、アームとバケット間では、その作業中におい
て両者が回動して動作することが多く、このため両者は
ピン穴と連結ピンによるピン結合の連結が好ましいもの
であった。
【0010】アームとバケットの連結を容易にし、連結
ピンを挿入するピン穴の位置決めが簡易になり、バケッ
トとアームをピン連結できる建設機械のバケット着脱機
構の開発が望まれていた。さらに望むのであれば、連結
ピンによるアームとバケットの連結においては、アーム
とバケットとは前後の二カ所においてピン連結されるの
が好ましい。これは、アームとバケットは通常リンク機
構を構成するように連結され、両者は作業の形態におい
て角度を変えることができるように揺動自在に連結され
ているのが通常の構成であった。このため、バケットに
作用力が加えられるとこの力は連結部分に集中し、一本
の連結ピンだけでアームとバケットを連結していると部
材が変形し易いものであった。従って、アームとバケッ
トとの連結の機構においては、二カ所以上で両者をピン
連結が好ましいものであった。
【0011】このようなことから、簡単な機構でありな
がらアームとバケットの連結を容易にし、かつ、前後の
ピン穴の位置決めを正確に行うことによって、バケット
とアームを二カ所以上で容易にピン連結できる建設機械
のバケット着脱機構の開発が望まれていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1にお
いて、移動できる車体と、この車体上に上下に揺動自在
に連結されたブームと、ブームの先端に上下に揺動自在
に連結されたアームと、このアームの先端に着脱自在に
係合されたバケットとから成る建設機械において、アー
ムの先端の左右にその下部を回動自在に連結させた一対
の係合リンクと、その基部をアームの後方に連結し、そ
のシリンダーロッドを両係合リンクの中程に連結したバ
ケットシリンダーと、アームの先端であって係合リンク
の回動中心と同軸の位置に開口させた第2のピン穴と、
それぞれの係合リンクの上端で上方に向けて開口するよ
うに形成したU字形の係合溝と、各係合リンクの内側で
あって係合溝の側面を塞ぐように固着された軸受板と、
各係合溝の空間内に位置するように各軸受板に開口させ
た第1のピン穴と、バケットの背面に間隔を置いて固着
した一対のブラケットと、各ブラケットにそれらの軸線
が一致するように開口した第3のピン穴と、各ブラケッ
トの第3のピン穴から間隔を置き、それらの軸線が一致
するように開口した第4のピン穴と、各ブラケットの内
側であってそれぞれ第3のピン穴と同軸の位置に固定し
た係合リングと、各係合溝にそれぞれ係合リングを嵌め
合わせた状態で第1のピン穴と第3のピン穴に共通して
挿通する第1の連結ピンと、第2のピン穴と第4のピン
穴に共通して挿通する第2の連結ピンとから構成された
ことを特徴とする建設機械のバケット着脱機構を提供す
るものである。
【0013】請求項2では、移動できる車体と、この車
体上に上下に揺動自在に連結されたブームと、ブームの
先端に上下に揺動自在に連結されたアームと、このアー
ムの先端に着脱自在に係合されたバケットとから成る建
設機械において、アームの先端の左右にその下部を回動
自在に連結させた一対の係合リンクと、アームの先端で
あって係合リンクの回動中心と同軸の位置に開口させた
第2のピン穴と、それぞれの係合リンクの上端で上方に
向けて開口するように形成したU字形の係合溝と、各係
合リンクの内側に位置して両係合リンクを連結するよう
に固着させた円筒形の連結筒体と、各係合溝の空間内に
位置するように連結筒体に開口させた第1のピン穴と、
その基部をアームの後方に連結し、そのシリンダーロッ
ドを連結筒体に連結したバケットシリンダーと、バケッ
トの背面に間隔を置いて固着した一対のブラケットと、
各ブラケットにそれらの軸線が一致するように開口した
第3のピン穴と、各ブラケットの第3のピン穴から間隔
を置き、それらの軸線が一致するように開口した第4の
ピン穴と、各ブラケットの内側であってそれぞれ第3の
ピン穴と同軸の位置に固定した係合リングと、各係合溝
にそれぞれ係合リングを嵌め合わせた状態で第1のピン
穴と第3のピン穴に共通して挿通する第1の連結ピン
と、第2のピン穴と第4のピン穴に共通して挿通する第
2の連結ピンとから構成されたことを特徴とする建設機
械のバケット着脱機構を提供するものである。
【0014】請求項3では、前記第1のピン穴と第2の
ピン穴の間隔は、バケットのブラケットに形成した第3
のピン穴と第4のピン穴の間隔にほぼ一致させたことを
特徴とする請求項1および2記載の建設機械のバケット
着脱機構を提供するものである。
【0015】請求項4では、前記係合リングの外径は係
合溝の幅にほぼ一致させたことを特徴とする請求項1お
よび2記載の建設機械のバケット着脱機構を提供するも
のである。
【0016】請求項5では、前記一対の係合リンクの外
側の距離は、バケットのブラケットの内側の間隔にほぼ
一致させたことを特徴とする請求項1および2記載の建
設機械のバケット着脱機構を提供するものである。
【0017】
【作用】本発明では、アームの先端には一対の係合リン
クが揺動自在に連結してあり、それぞれの係合リンクの
上端にはややU字形の係合溝が形成してある。この係合
溝の内部には、係合溝の内径よりやや小さい第1のピン
穴が設けられている。そして、アームの先端であって係
合リンクの回動の軸芯には第2のピン穴が開口してあ
る。また、バケットに固着したブラケットの前後4カ所
にはそれぞれの軸線が平行となるように第3のピン穴と
第4のピン穴が開口してあり、第3のピン穴の内側には
係合リングが固定してある。この構成で、アームにバケ
ットを装着する場合には、係合リンクを前方に倒して係
合溝を前方に向け、この係合溝内に係合リングに挿入す
る。すると、係合リングは係合溝の最奥に位置したとき
には、バケットの第3のピン穴の軸線と係合リンクの係
合溝内にある第1のピン穴の軸線が一致し、この状態で
第1の連結ピンを第1と第3のピン穴に挿入することが
できる。その後、アーム及び係合リンクを引き上げるこ
とにより、バケットの第4のピン穴とアームの先端に設
けた第2のピン穴との位置が一致し、両第2と第4のピ
ン穴に第2の連結ピンを挿通することでアームの先端に
バケット連結させることができる。
【0018】このような手順により、作業者が一人でも
係合リンクの係合溝に係合リンクを挿入するだけで、そ
れぞれのピン穴の位置を決めることができ、アームにバ
ケットを容易に装着することができる。また、アームと
バケットとは二つの連結ピンによって連結することがで
きるため、アームとバケットの間における揺動が円滑と
なる。また、バケットに大きな応力が加わっても、特定
の部材にのみ力が集中せず、部材の変形を防止すること
ができる。さらに、従来の連結方法に比べ部品点数が極
めて少なくなり、製造や組立てが簡易となるものであ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。この実施例において、図1はアームの先端にバケッ
ト着脱機構を設けた状態を示す掘削機全体の斜視図であ
るり、図2は掘削機のアームの先端部分を示す拡大図で
あり、図3はアームとバケットにおける各部材の形状を
示す説明図であり、図4はアームとバケットにおける各
部材の形状を示す平面図であり、図5はアームの先端部
分の断面図であり、図6はアームにある係合リンクにバ
ケットを引っ掛けた状態を示す斜視図である。
【0020】エンジン等を収納した車体1の下部左右に
はそれぞれクローラー2が設けてあり、このクローラー
2によって車体1は前後左右に自由に移動することがで
きる。そして、車体1の前方にはややくの字形に曲げら
れたブーム3が上下に揺動自在に取り付けられている。
このブーム3のほぼ中央の左右と車体1の前面の間には
それぞれ俯仰用の油圧シリンダー4が介在させてあり、
この油圧シリンダー4によってブーム3は上下に揺動さ
れるようになっている。
【0021】そして、ブーム3の上端には細長い形状を
したアーム5が上下に揺動自在に連結してあり、ブーム
3の背面中央とアーム5の後端の間には揺動用の油圧シ
リンダー6を介在させてある。この油圧シリンダー6に
よってアーム5はブーム3に対し上下に揺動させること
ができる。また、このアーム5の背面中央にはバケット
シリンダー7の後端が連結してあり、このバケットシリ
ンダー7のシリンダーロッド8の先端の左右には立上げ
リンク9が連結してある。これらの立上げリンク9のそ
れぞれの下端は前記アーム5の先端付近の両側に連結し
てある。
【0022】また、シリンダーロッド8の先端には一対
の連結リンク10が回動自在に連結してあり、この連結
リンク10の先端はアーム5の先方に向けられている。
これらの連結リンク10の先端とアーム5の先端との間
には、一対の係合リンク11が配置してあり、この係合
リンク11はアーム5と揺動自在に連結してある。これ
らのアーム5、立上げリンク9、連結リンク10、係合
リンク11によってリンク機構が形成されている。この
連結リンク10の先端と係合リンク11との連結では、
係合リンク11のやや中程に連結リンク10の先端がピ
ンで回動自在に連結されていて、係合リンク11の上半
分は掘削機の前方向に向けられている。それぞれの係合
リンク11の上端からその長さ方向に向けては、ややU
字形の形状をした係合溝12が形成してある。また、こ
の係合リンク11のそれぞれの内側であって、前記係合
溝12の奥の位置には平板状をした軸受板13が溶接等
により固定してあり、この軸受板13には第1のピン穴
28が開口してある。そして、アーム5と係合リンク1
1が回動する軸中心には、第2のピン穴14が貫通開口
させてあり、このピン穴14には第1の連結ピン15
が、軸受板13のピン穴28には第2の連結ピン16が
抜き差し自在に挿通されるようになっている。
【0023】この図1において示されたバケット18は
従来から周知の形状であり、このバケット18の外周に
は平板状をした一対のブラケット19が平行に固定して
ある。このブラケット19の前後には一対づつの第3の
ピン穴20、第4のピン穴21が開口してあり、一対の
ピン穴20の軸線と一対のピン穴21の軸線とが平行と
なるように配置してある。また、ピン穴20とピン穴2
1の軸線の間隔は、前記軸受板13のピン穴28とピン
穴14の軸線の間隔に一致させてある。
【0024】次に、図2はアーム5の先端付近にあるバ
ケット着脱機構を示す拡大図である。前記シリンダーロ
ッド8の先端にはその左右方向にピン25が挿通してあ
り、このシリンダーロッド8の左右には連結リンク10
がピン25に回動自在に挿通してある。また、この連結
リンク10の左右には前記立上げリンク9の上端がピン
25に回動自在に挿通してある。両側の立上げリンク9
は下方に延長させてあり、それぞれの下端はアーム5の
先端付近とピン26によって回動自在に連結してある。
また、前記係合リンク11の下端はアーム5の先端の左
右に配置させてあり、それぞれの係合リンク11はやや
上方に向けて延長させてあり、この係合リンク11の中
程と連結リンク10の先端とはピン27によって回動自
在に連結させてある。そして、それぞれの係合リンク1
1の上端より下方に向かって、ややU字形に形成した係
合溝12が形成してある。この係合リンク11の内側で
あって、前記係合溝12に対応する位置には軸受板13
が固着してあり、それぞれの軸受板13にはピン穴28
が開口してある。それぞれのピン穴28の軸線は前記係
合溝12の最奥にある半円の円弧の軸芯に一致させてあ
る。
【0025】図3は前記バケット18に固定したブラケ
ット19と係合リンク11の関係を示す拡大斜視図であ
る。前記バケット18の背面には平板状をした一対のブ
ラケット19が間隔を置いて固定してあり、両ブラケッ
ト19の内側の間隔はAとしてある。そして、このブラ
ケット19の内面であって前記ピン穴20と同軸の位置
には、ピン穴20と同じ内径を持つ係合リング31がピ
ン穴20の軸芯と一致するように固定してあり、この係
合リング31の外形はCとしてある。そして、対向する
2つの係合リング31の内側間の距離をBとしてある。
【0026】次に、前記アーム5の先端に連結した係合
リンク11の左右の距離はAと設定してあり、かつ、両
係合リンク11の対向する内側の距離はBと設定してあ
る。また、係合リンク11に形成した係合溝12の溝幅
はCと設定してある。さらに、係合リンク11における
ピン穴14とピン穴28の軸間距離は、ブラケット19
におけるピン穴20とピン穴21の軸間距離と一致させ
てある。
【0027】図4は、図3において説明した各部材の距
離A、Bの関係を平面的に示したものである。この図で
分かるように、ブラケット19と19の内壁間には2つ
の係合リンク11の外側を挿入することができ、係合リ
ンク11の先端に形成した係合溝12内には係合リング
31を挿入することができる。そして、ピン穴14とピ
ン穴28の軸線間の距離Dは、ピン穴20とピン穴21
の軸線間の距離Dに等しく設定してある。
【0028】次に、図5はアーム5の先端にブラケット
19を連結した状態の断面図である。この状態ではピン
穴14、ピン穴21に連結ピン16を貫通するように挿
通し、アーム5の先端にバケット18を固定したもので
ある。このアーム5の内部においては、アーム5の先端
における内部には軸支体35が固定してあり、この軸支
体35は両端がフランジ状となったパイプ形をしてい
る。そして、一方の係合リンク11の側面には円筒形を
した軸受36が固定してあり、この軸受36を軸支体3
5の貫通した穴に摺動自在に挿通させ、軸受36の先端
には他方の係合リンク11の側面と密着させてある。そ
して、軸受36と他方の係合リンク11とはネジ37に
よって固定させてある。このことから、固定してある軸
支体35に対して軸受36が自由に回動することがで
き、両側にある係合リンク11はアーム5に対して自由
に揺動することができる。この軸受36の中央に貫通開
口した穴が前記ピン穴14に相当することになる。そし
て、この係合リンク11の両側を2つのブラケット19
の間に挿入し、ピン穴21とピン穴14に連結ピン16
を挿通することにより、ブラケット19とアーム5が連
結される。また、ピン穴21とピン穴14に挿通させた
連結ピン16の先端には割りピン38を直角方向に挿通
させてあり、この割りピン38によって連結ピン16が
ブラケット19から脱落するのを防いでいる。
【0029】次に、図6、図7、図8、図9によりアー
ム5の先端にバケット18を装着する手順について説明
する。この手順においては、最初は図7で示すようにバ
ケット18が地面に置かれ、車体1の運転席に作業員が
搭乗し、ブーム3、アーム5を駆動させることで掘削機
の作業員が一人でアーム5の先端にバケット18を装着
させる場合について説明する。
【0030】まず、図7ではアーム5の先端には何ら土
木作業のバケット(ここではバケット18)が取付けら
れていない状態を示し、これからバケット18をアーム
5の先端に装着させるための動作を行うことになる。
【0031】この装着の作業を開始する前にはバケット
シリンダー7を作動させ、シリンダーロッド8を最大限
にまで延ばし、係合リンク11をなるべく前方に傾けて
おく。すると、係合リンク11の先端に形成した係合溝
12がアーム5の先頭に位置して、この係合溝12がバ
ケット18に対向することになる。
【0032】この状態で油圧シリンダー4、油圧シリン
ダー6を協調した操作することで、ブーム3、アーム5
を上下に揺動させ、アーム5の先端をバケット18のブ
ラケット19の方向に接近させる。このため、図7で示
すように一対の係合リンク11は、一対のブラケット1
9の間にある空間に向けられる。図3、図4で示すよう
に、一対のブラケット19の内壁間の距離はAであり、
2つの係合リンク11の外側間の距離もAであるため、
ブーム3、アーム5をさらに揺動させると係合リンク1
1はブラケット19間の空間に挿入させることができる
(図6を参照する)。さらに、各係合溝12に各係合リ
ング31を一致させ、ブーム3、アーム5を揺動させる
とそれぞれの係合溝12内に係合リング31が挿入され
る。これは、軸受板13の内径はCであり、係合リング
31の外形はCであり、両者を係合することができる。
【0033】このように、係合リング31を軸受板13
の中に押し込めることによって、係合リンク11の先端
にバケット18が引っ掛けられてことになる。この状態
でさらにブーム3、アーム5を操作して、軸受板13の
最奥に係合リング31を密着させると、ピン穴20とピ
ン穴28の軸線が一致する。これは軸受板13の半円の
軸芯と係合リング31の軸芯を一致させてあるからであ
る。これらのピン穴20とピン穴28の軸芯が一致した
ならば、連結ピン15をブラケット19の一方の側面か
ら挿入させる。この連結ピン15によって、係合リンク
11とブラケット19とは連結される。図8は連結ピン
15を挿入して、係合リンク11とブラケット19を連
結した後、ブーム3、アーム5を少し上方に揺動させ、
バケット18を吊り上げた状態を示すものである。
【0034】そして、連結ピン15をピン穴20、ピン
穴28に挿通して、バケット18を持ち上げたならば、
図9で示すようにバケットシリンダー7を作動させてシ
リンダーロッド8を縮小させる。すると、シリンダーロ
ッド8によって立上げリンク9はピン26を中心にして
回動され、次いで連結リンク10が係合リンク11を引
っ張り、軸支体35を中心にして係合リンク11が回動
される。すると、係合リンク11の回動によりバケット
18も上方に引き上げられ、図9で示すようにこのバケ
ット18は自重によって係合リンク11に対しては反時
計方向に回動することになり、ブラケット19はアーム
5の先端に接近する。ブラケット19とアーム5が接近
することにより、ピン穴14とピン穴21が接近し、両
ピン穴14、ピン穴21の軸線が一致する。前述のよう
にピン穴14とピン穴28の軸線間の距離と、ピン穴2
0とピン穴21の軸線間の距離が一致させてあるため、
一方のピン穴20、ピン穴28が連結ピン15によって
連結されていれば、他方のピン穴14とピン穴21の軸
線は必ず一致するからである。この後連結ピン16をブ
ラケット19の側面よりピン穴14、ピン穴21に挿通
することで、アーム5の先端にバケット18をピン連結
させることができる。
【0035】これらの一連の手順により、アーム5の先
端にバケット18を装着することができる。なお、バケ
ット18をアーム5の先端から取り外すには、前述とは
逆に図9、図8、図7の手順により連結ピン15、連結
ピン16を交互に引き抜くことにより行うことができ
る。
【0036】次に、図10、図11、図12、図13は
本発明の他の実施例を示すものである。この実施例にお
いては、アーム5の先端にあるバケット着脱機構の部分
のみを変更しているため、第一の実施例と共通の部分に
付いては符号を変更せず、各部の説明を省略してある。
【0037】まず、図10において、シリンダーロッド
8の先端の両側には連結リンク40が平行に連結してあ
り、アーム5の先端の両側にはそれぞれ係合リンク41
が回動自在に連結してある。そして、連結リンク40と
係合リンク41のぞれぞれの先端間も回動自在に連結し
てある。このため、アーム5、立上げリンク9、連結リ
ンク40、係合リンク41によってやや平行四辺形のリ
ンク機構が形成されている。これらの係合リンク41の
それぞれの上端には、上方に向けて開口したややU字形
をした係合溝42が形成してある。そして、一対の係合
リンク41の間であって係合溝42の位置には、両端が
径大のパイプ状をした連結筒体43が固定してある。こ
の連結筒体43にはその中心に第1のピン穴44が開口
してあり、このピン穴44の軸芯と係合溝42の最奥の
半円の円弧の軸芯とは一致させてある。この連結筒体4
3の外周には連結リンク40の先端にある開口を挿通さ
せてあり、連結リンク40はこの連結リンク40で摺動
自在に連結されている。また、係合リンク41とアーム
5の回動の中心軸にはピン穴14が貫通開口させてあ
る。前記連結ピン16はピン穴14に挿通されるもので
あるが、連結ピン15は連結筒体43に開口したピン穴
44に挿通されるものである。
【0038】次に、図11はこの実施例におけるアーム
5の先端付近の構成を拡大して示すものである。前記係
合リンク41の上端にはそれぞれU字形をした係合溝4
2が形成してあり、両係合リンク41の上端の間に位置
して両側がフランジ形となった連結筒体43が溶接等に
よって固着してある。この連結筒体43は両側がフラン
ジ状となっていて、そのフランジ状となったそれぞれの
端面がそれぞれ係合リンク41の内面に密着させて固定
してある。また、連結筒体43の中心には左右に貫通開
口したピン穴44が形成してあり、このピン穴44の軸
線と係合溝42の最奥にある半円の曲面の軸線は一致さ
せてある。
【0039】さらに、図12では、前記バケット18に
固定したブラケット19、係合リンク41、係合溝42
と、係合リンク41の各部における長さの関係を示す拡
大斜視図である。前記バケット18に取り付けたブラケ
ット19の内側の間隔はEの長さに設定してあり、この
ブラケット19のそれぞれの内壁に固定した両係合リン
グ31の内側間の距離はFに設置し、係合リング31の
外形をGと設定してある。そして、アーム5の先端に連
結した係合リンク41の両側の長さはEと設定してあ
り、係合リンク41のそれぞれの内壁間の距離はFと設
定し、係合リンク41の上端に形成した係合溝42の溝
幅はGに設定してある。
【0040】次に、図13は図12において説明した各
部材の距離E、F、Gの関係を示す平面図である。この
図で分かるように、ブラケット19と19の間の空間に
係合リンク41と41の両側をそのまま挿入することが
でき、係合リンク41の先端に形成した係合溝42には
係合リング31を挿入することができる。また、ピン穴
14とピン穴44の軸間の距離はHに設定してあり、ピ
ン穴20とピン穴21の軸間の距離はHに設定してあ
る。このため、係合溝42の最奥に係合リング31が噛
み合わさった場合には、ピン穴20とピン穴44の軸線
が一致し、同時にピン穴21とピン穴14の軸線も一致
することになる。
【0041】次に、図14、図15、図16、図17に
よりアーム5の先端にバケット18を装着する手順につ
いて説明する。この手順では、最初は図15で示すよう
に地表にバケット18が置かれていてアーム5から離れ
ており、最後は図17のようにアーム5にバケット18
を連結する順序により行う(この手順は、前述した第一
の実施例と同様である)。
【0042】図15の状態では、まずバケットシリンダ
ー7を作動させてシリンダーロッド8を最大限に延ば
し、係合リンク41をなるべく前方に傾けさせる。そし
て、2つの係合リンク41をブラケット19の間の空間
に一致させ、係合リンク41の先端を係合リング31方
向に向ける。そして、係合溝42の開口に係合リング3
1を嵌め合わせ、さらにブーム3、アーム5を揺動させ
ることで係合溝42の最奥にまで係合リング31を挿入
する。すると、係合溝42の最奥の半円弧の中心線とピ
ン穴20の軸線が一致するため、ブラケット19の側面
から連結ピン15を挿入することにより、係合リンク4
1とバケット18をピン連結させることができる(図1
4における状態を参照)。
【0043】次いで、図16に示すようにブーム3、ア
ーム5を作動させて両者を上方に向けて揺動し、バケッ
ト18を地面より少し持ち上げる。バケット18が持ち
上げられた状態が図16で示される。この状態では、連
結ピン15によって係合リンク41にバケット18が吊
り下げられており、バケット18はその自重によって垂
れ下がることになる。この図16の状態のときに、バケ
ットシリンダー7を作動させてシリンダーロッド8を縮
小させると、リンク機構の連結リンク40と連動して係
合リンク41は図16中で時計方向に回動させられる。
同時にブラケット19は引き上げられるため、バケット
18は連結ピン15を中心としてその自重で下方に向い
ているために、バケット18は相対的にアーム5の先端
に引き寄せられることになる。すると、ブラケット19
に形成したピン穴21は、アーム5のピン穴14に接近
することとなり、これらのピン穴14とピン穴21が一
致した状態が図17で示される。
【0044】前述の図13で説明したように、ピン穴2
0とピン穴21の軸線の距離Hは、ピン穴14とピン穴
44の軸芯の距離Hと等しいため、シリンダーロッド8
が縮小してバケット18がアーム5の先端に相対的に接
近し、ピン穴21がピン穴14と接近ればピン穴14と
ピン穴21の軸芯は一致する。この状態となったときに
連結ピン16をブラケット19の側面から挿入し、アー
ム5とブラケット19をピン連結させる。このように、
図15、図16、図17の順によりアーム5の先端をバ
ケット18を装着することができる。この第二の実施例
においては、連結リンク40が係合リンク41の先端付
近に連結させてあるため、バケット18と連結リンク4
0の作用点が連結ピン15の軸線と一致し、バケットシ
リンダー7からの応力をバケット18にそのまま伝える
ことができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本願の発明によれ
ば、アームの先端に係合リンクを連結し、係合リンクに
第1と第2のピン穴を形成し、バケットのブラケットに
第3と第4のピン穴を形成した簡単な構成でありなが
ら、ピン穴の位置合わせを容易の行うことができる。こ
のため、アームとバケットとを第1と第2の二本の連結
ピンで連結させることができる。このように、アームの
先端にバケットをピン連結させることができるため、両
者の連結は極めて強固となり、かつ、回動が円滑となる
ため、大きな応力が加えられても特定の部材に応力が集
中せず、部材の変形を起こす恐れがなくなるものであ
る。
【0046】また、アームの先端に連結するバケットは
従来から用いられているバケットのブラケットに係合リ
ングを固定するだけの簡易な加工で済み、専用のバケッ
トを製造したり、特殊な改造を施す必要が無い。このた
め、改造費用は安価となり、従来のバケットとほどんど
機構が共通化することができ、使用する部材の点数が少
なくなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】掘削機のアームにバケットを連結させる構成を
示す全体の斜視図である。
【図2】アームの先端付近における各部の構成を示す拡
大斜視図である。
【図3】アームの先端付近の機構とバケットの機構を示
す拡大斜視図である。
【図4】アームの先端付近とバケットにある部材の関連
を示す平面図である。
【図5】アームの先端にバケットを取り付けた状態を示
す断面図である。
【図6】係合リンクにバケットを係合させた状態を示す
斜視図である。
【図7】アームの先端をバケットに接近させる前の状態
を示す説明図である。
【図8】アームとバケットを一つの連結ピンで連結させ
た状態を示す説明図である。
【図9】アームとバケットを二つの連結ピンで連結させ
た状態を示す説明図である。
【図10】掘削機のアームにバケットを連結させる構成
を示す全体の斜視図である。
【図11】アームの先端付近における各部の構成を示す
拡大斜視図である。
【図12】アームの先端付近の機構とバケットの機構を
示す拡大斜視図である。
【図13】アームの先端付近とバケットにある部材の関
連を示す平面図である。
【図14】係合リンクにバケットを係合させた状態を示
す斜視図である。
【図15】アームの先端をバケットに接近させる前の状
態を示す説明図である。
【図16】アームとバケットを一つの連結ピンで連結さ
せた状態を示す説明図である。
【図17】アームとバケットを二つの連結ピンで連結さ
せた状態を示す説明図である。 1 車体 3 ブーム 5 アーム 7 バケットシリンダー 9 立ち上げリンク 10 連結リンク 11 係合リンク 12 係合溝 13 軸受板 14 第2のピン穴 15 第1の連結ピン 16 第2の連結ピン 17 連結ピン 18 バケット 19 ブラケット 20 第3のピン穴 21 第4のピン穴 28 第1のピン穴 31 係合リング 40 連結リンク 41 係合リンク 42 係合溝 43 連結筒体 44 第1のピン穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動できる車体と、この車体上に上下に
    揺動自在に連結されたブームと、ブームの先端に上下に
    揺動自在に連結されたアームと、このアームの先端に着
    脱自在に係合されたバケットとから成る建設機械におい
    て、アームの先端の左右にその下部を回動自在に連結さ
    せた一対の係合リンクと、その基部をアームの後方に連
    結し、そのシリンダーロッドを両係合リンクの中程に連
    結したバケットシリンダーと、アームの先端であって係
    合リンクの回動中心と同軸の位置に開口させた第2のピ
    ン穴と、それぞれの係合リンクの上端で上方に向けて開
    口するように形成したU字形の係合溝と、各係合リンク
    の内側であって係合溝の側面を塞ぐように固着された軸
    受板と、各係合溝の空間内に位置するように各軸受板に
    開口させた第1のピン穴と、バケットの背面に間隔を置
    いて固着した一対のブラケットと、各ブラケットにそれ
    らの軸線が一致するように開口した第3のピン穴と、各
    ブラケットの第3のピン穴から間隔を置き、それらの軸
    線が一致するように開口した第4のピン穴と、各ブラケ
    ットの内側であってそれぞれ第3のピン穴と同軸の位置
    に固定した係合リングと、各係合溝にそれぞれ係合リン
    グを嵌め合わせた状態で第1のピン穴と第3のピン穴に
    共通して挿通する第1の連結ピンと、第2のピン穴と第
    4のピン穴に共通して挿通する第2の連結ピンとから構
    成されたことを特徴とする建設機械のバケット着脱機
    構。
  2. 【請求項2】 移動できる車体と、この車体上に上下に
    揺動自在に連結されたブームと、ブームの先端に上下に
    揺動自在に連結されたアームと、このアームの先端に着
    脱自在に係合されたバケットとから成る建設機械におい
    て、アームの先端の左右にその下部を回動自在に連結さ
    せた一対の係合リンクと、アームの先端であって係合リ
    ンクの回動中心と同軸の位置に開口させた第2のピン穴
    と、それぞれの係合リンクの上端で上方に向けて開口す
    るように形成したU字形の係合溝と、各係合リンクの内
    側に位置して両係合リンクを連結するように固着させた
    円筒形の連結筒体と、各係合溝の空間内に位置するよう
    に連結筒体に開口させた第1のピン穴と、その基部をア
    ームの後方に連結し、そのシリンダーロッドを連結筒体
    に連結したバケットシリンダーと、バケットの背面に間
    隔を置いて固着した一対のブラケットと、各ブラケット
    にそれらの軸線が一致するように開口した第3のピン穴
    と、各ブラケットの第3のピン穴から間隔を置き、それ
    らの軸線が一致するように開口した第4のピン穴と、各
    ブラケットの内側であってそれぞれ第3のピン穴と同軸
    の位置に固定した係合リングと、各係合溝にそれぞれ係
    合リングを嵌め合わせた状態で第1のピン穴と第3のピ
    ン穴に共通して挿通する第1の連結ピンと、第2のピン
    穴と第4のピン穴に共通して挿通する第2の連結ピンと
    から構成されたことを特徴とする建設機械のバケット着
    脱機構。
  3. 【請求項3】 前記第1のピン穴と第2のピン穴の間隔
    は、バケットのブラケットに形成した第3のピン穴と第
    4のピン穴の間隔にほぼ一致させたことを特徴とする請
    求項1および2記載の建設機械のバケット着脱機構。
  4. 【請求項4】 前記係合リングの外径は係合溝の幅にほ
    ぼ一致させたことを特徴とする請求項1および2記載の
    建設機械のバケット着脱機構。
  5. 【請求項5】 前記一対の係合リンクの外側の距離は、
    バケットのブラケットの内側の間隔にほぼ一致させたこ
    とを特徴とする請求項1および2記載の建設機械のバケ
    ット着脱機構。
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EP92302969A EP0508692B1 (en) 1991-04-09 1992-04-03 Accessory detachable mechanism of construction machine
CA002065095A CA2065095A1 (en) 1991-04-09 1992-04-03 Accessory detachable mechanism of construction machine
DE69203917T DE69203917T2 (de) 1991-04-09 1992-04-03 Werkzeugwechselvorrichtung einer Erdbaumaschine.
US07/863,404 US5256026A (en) 1991-04-09 1992-04-03 Accessory detachable mechanism of construction machine
AU14747/92A AU644955B2 (en) 1991-04-09 1992-04-08 Accessory detachable mechanism of construction machine
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