JPH04124325A - 建設機械の付属品着脱機構 - Google Patents

建設機械の付属品着脱機構

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JPH04124325A
JPH04124325A JP2243204A JP24320490A JPH04124325A JP H04124325 A JPH04124325 A JP H04124325A JP 2243204 A JP2243204 A JP 2243204A JP 24320490 A JP24320490 A JP 24320490A JP H04124325 A JPH04124325 A JP H04124325A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、土砂を掘取ったり整地するために用いられる
建設機械に関し、特に、アームの先端に各種の土木工事
を行なうための付属品を着脱自在に連結させることがで
きる建設機械の付属品着脱機構に関する。
〔従来の技術〕
建設機械、特に掘削機、バックホー等と呼ばれる溝掘り
、穴掘りの機械においては、その作業目的のためにアー
ムに取り付ける付属品を取替えることが多いものであっ
た。
従来より盛んに土木工事、建設工事では掘削機が用いら
れており、この掘削機では土砂を掘出すためのパケット
がアームの先端に連結される構成であった。そして、こ
のアームとパケットを油圧シリンダーによって揺動させ
ることにより、土砂を掘取ったり、溝を形成する作業に
盛んに利用されていた。
しかしながら、掘削機はアームの先端にパケットを取付
けて、単純に穴掘りの作業をするだけでなく、その機構
を利用して他の作業に転用することもあった。つまり、
アームに取り付けたパケットの代わりに、アームに他の
付属品を連結し、特定の土木作業や建築作業に用いられ
ることもあった。例えば、掘削幅の異なったパケットを
取り付け、土砂の硬さや溝の幅に適合させて作業する場
合もある。また、アームの先端にブレーカ−を連結した
り、グリップを付けて破壊作業や荷役作業に用いる場合
もあった。これら各種の付属品を組み合わせることで、
掘削機を各種の工事に使用することができ、作業現場で
の応用性が向上するものであった。
このような付属品の変更、接続を行なう場合、従来にお
いては、アームの先端に取付けであるパケットを取外し
、他用途の付属品を手作業で連結させていた。この作業
では、先ずアームとパケットを結合しているピンを取外
し、パケットをアームから離す、そして、他の付属品を
アームに接続した後、付属品とアームを貫通するように
ピンを挿入し、両者の連結を行なっていた。この掘削機
の用途変更のための付属品の着脱の作業は人力で行なわ
れ、ピンの抜き差し、および付属品の取り換えには作業
時間がかかり、作業員が数名必要とされた。このような
、取り換えのために時間と人員がかかると、作業現場で
の効率が妨げられるものである。このため、作業をする
目的に合わせた付属品をアームの自由に着脱することが
できることとなれば、現場での労働人員、時間の効率が
非常に高まるものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
このため、掘削機を操作しているオペレーターのみで、
アームの先端に取付けである付属品を着脱でき、他の用
途の付属品と交換することができるならば取り換えのた
めの他の作業員を必要としないものである。
そして、掘削機のオペレーター単独で取り換えの作業が
でき、従来のようにアームに貫通させたピンの抜き差し
等の作業が不用となれば、作業が安全となり、取り換え
のための時間が減少でき、極めて作業能率の高いものと
なるものである。
このため本出願の発明者と同一の発明者はこの問題を解
決するために、アームの先端に上下に拡縮できる爪を設
けた付属品着脱機構を提案している(特願平2年1.9
6763号)。
この新しく提案された構成では、逆方向に向けられた一
対の爪によってパケット等の付属品を連結させるもので
あった。このため、常時爪を拡げるように作用させてお
かなければ付属品が落下してしまう欠点があった。この
ため、−度爪と付属品とを連結したならば、油圧シリン
ダーに常時油圧を加えなければならなかった。このこと
から、油圧を加えなくとも、常時パケット等の付属品を
連結できる付属品着脱機構が望まれていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、移動できる車体と、この車体上に載置されて
上下に揺動できるアームと、このアームの先端に設けら
れた連結体と、この連結体に係合されて土木作業を行う
付属品とからなる建設機械において、アームの先端には
左右方向に出没する一対の係合ピンを設け、各係合ピン
には軸線と直角に作動ピンを起立させ、この係合ピンに
接近してその軸線方向とは直角方向に進退する作動板を
設け、各作動ピンをこの作動4板に形成した移動方向と
傾斜させた案内長穴に係合させたことを特徴とする建設
機械の付属品着脱機構を提供するものである。
〔作用〕
本発明では、アームの先端には左右方間に出没できる一
対の係合ピンを設けである。この係合ピンをアームの先
端に収納させた状態で、アームの先端をパケット等の付
属品の連結部部分に挿入させる0次いで、付属品のピン
穴の位置と軸線が一致した時、係合ピンを突出させて付
属品ととアームと連結させることができる。突出させた
係合ピンは内部に戻らず、常時補助力を必要とせず両者
は連結状態を維持することができる。
これらの一連の着脱の操作は、掘削機の座席にいるオペ
レーターが操作することで作業することができ、ピンの
抜き差しや、付属品を取り替えるための他の作業員を必
要としない、そして、パケットやブレーカ−等の従来よ
り応用作業のために用いられている付属品には、それぞ
れ平行にピンを挿入するためのピン穴が開けであるため
、これらの穴を利用することで容易にアームと付属品の
接続および解除をすることができる。
そして、この係合ピンを駆動させるためには、作動板に
形成した傾斜した案内穴と、この案内穴に係合して係合
ピンに固定した作動ピンによって行われるため、係合ピ
ンの前進、後退のいずれも操作することができる。この
ため、付属品とアームの接続、解除は確実となる。
〔実施例] 以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
第1図は、本発明の一実施例を掘削機のアームの先端内
部に収納させた状態を示す掘削機全体の斜視図である。
エンジン等を搭載した車体1の下部左右にはそれぞれク
ローラ−2が設けてあり、このクローラ−2によって車
体1は前後、左右に自由に移動することができる。そし
て、車体1の前方にはややくの字形に曲げられたブーム
3が上下に揺動自在に取付けられている。このブーム3
のほぼ中央の左右と車体1の前面の間には、それぞれ俯
仰用の油圧シリンダー4が介在させてあり、この油圧シ
リンダー4によってブーム3は上下に揺動されるように
なっている。
そして、ブーム3の上端にはやや細長い形状をしたアー
ム5が上下に揺動自在に連結してあり、ブーム3の背面
中央とアーム5の後端の間には、揺動用の油圧シリンダ
ー6が介在させである。この油圧シリンダー6によって
アーム5はブーム3に対し、上下に揺動させることがで
きる。また、このアーム5の背面中央にはパケット・シ
リンダー7の後端が連結してあり、このパケットシリン
ダー7のシリンダーロッド8先端には立上げリンク9が
左右に連結しである。そして、この立上げリンク9のそ
れぞれの下端は前記アーム5の先端部の両側に連結しで
ある。
また、シリンダーロッド8の先端にはややコの字形をし
た爪ホルダ−10の両端が連結してあり、この爪ホルダ
−10の先端にはフック11が固定しである。このフッ
ク11は、爪状をしており、それぞれが上方に向けられ
ている。この爪ホルダ−10の平行となった左右片の間
にはピン12によって支持リンク13が連結してあり、
支持リンク13の下端は前記アーム5の先端上面にピン
14で連結されている。これらの立上げリンク9、爪ホ
ルダ−10、支持リンク13、アーム5によって、側面
から視てやや平行四辺形状をしたリンクが形成されてい
ることになる。そして、アーム5の先端の左右側面には
、アーム5の側面からそれぞれ出没できる係合ピン15
.16゛が設けである。
この第1図で示すパケット17は従来から周知の構造で
あり、このパケット17の外周の一部には取付体18が
固定してあり、この取付体18の上部には引っ掛はピン
19が固定しである。この引っ掛はピン19はパケット
17に従来から使われている取付は用のピン穴に固定し
たものである。そして、取付は体18の下方にはピン穴
20.21が開口してあり、このピン穴20.21は従
来のパケットエフをアーム5に連結するためのピンを挿
通するための穴である。
なお、引っ掛はピン19の軸線と、ピン穴20.21を
結ぶ軸線とは平行となっている。
次に、第2図において前記付属品着脱機構の付近を拡大
して説明する。
前記シリンダーロッド8の先端にはピン25が貫通させ
てあり、このピン25の左右にはややコの字形となった
爪ホルダ−10の両端が挿通させである。
そして、爪ホルダ−10の左右外側にあっては、ピン2
5に立上げリンク9の上端がそれぞれ連結させである。
また、立上げリンク9のそれぞれの下端は、アーム5の
側面にピン26によって回動自在に連結させである。
前記爪ホルダ−10は、鋼板等を折り曲げて一体となっ
て形成してあり、その閉鎖された前片に接近した両片間
にはピン12が軸支してあり、このピン12の中央に支
持リンク13の上端が連結しである。
また、アーム5の先端上面には一対の軸支片27が突起
させてあり、両軸支辺27間には支持リンク13の下端
が挿入してあり、両者はピン14によって連結されてい
る。
また、爪ホルダ−10の前面には一対のフック11が固
定しであるが、このフック11は例えば鋼板を切り抜い
て形成したものであり、爪ホルダ−10の前面に溶接等
などで固定されている。このフック11の中央には、上
方に向かって半円形にえくられたフック面28が形成し
てあり、このフック面28の爪ホルダ−10側に連続し
て傾斜した案内面29が形成しである。
また、アーム5の先端上面には定期的な点検、保守のた
めの点検蓋50が設けである。
次に、第3図、第4図により前記アーム5内における係
合ピンI5.16の摺動を制御させる機構について説明
する。ここで、第3図はアーム5を水平に切断した断面
図であり、第4図は駆動部分を分解した斜視図である。
前記アーム5内部には、アーム5の長さ方向と平行にな
るように駆動用の油圧シリンダー30が収納してあり、
この油圧シリンダー30のシリンダーロッド31はアー
ム5の前方に向けられている。そして、シリンダーロッ
ド31の先端には三角形状をした作動板32の底辺中央
が連結してあり、作動板32の左右の斜辺はアーム5の
側面とそれぞれ一定角度になるように配置させである。
この作動板32の先端よりシリンダーロッド3Iに向け
ては、それぞれ上下の面にガイド溝33が形成しである
。作動板32の左右の斜辺に接近して平行になるように
、案内長穴51.52が上下に貫通開口させである。
また、アーム5の先端には上下にブロック状をした案内
体34.35が平行に固定してあり、この案内体34の
下面と案内体35の上面との間隔は前記作動板32の厚
みより少し大きい程度に設定しである。
これら案内体34.35のそれぞれの中央にはガイド突
起36.37が形成してあり、これらのガイド突起36
.37は前記ガイド溝33と噛み合うように設定しであ
る。このガイド溝33、ガイド突起36.37が噛み合
い、しかも案内体34.35の内面に作動板32の上下
面が接触することで、この作動板32はシリンダーロッ
ド3工の力によって作動され、しかもその作動方向は常
に直線方向になるように保持されていることになる。
次に、前記係合ピン15.16の形状に付いて説明する
これらの係合ピン15.16はその外径が前記ピン穴2
0.2工の内径より少し小さい程度に形成してた丸棒状
をしたものである。一方の係合ピン15の内部には同軸
状に摺動穴40が形成してあり、この係合ピン15の端
面であって摺動穴40開口側からは、その軸線に直角と
なるように断面矩形の挿通溝41が加工しである。この
挿通溝41の内部の底面は傾斜した作動面42.43と
なっており、この作動面42.43の傾斜角度は前記作
動板32の斜辺の傾斜角度と一致させである。また、こ
の係合ピン15の摺動穴40側の外周上面にはピン穴5
3が形成してあり、このピン穴53には前記案内長穴5
1を通過させた作動ピン55を固定させである。
次に、他方の係合ピン16の外径はピン穴21の内径よ
りも少し小さく形成してあり、全体が一体構造となって
いる。この係合ピン16のアーム5の内部側は、径小と
なった挿入部44.45が形成してあり、この挿入部4
4.45は前記摺動穴4oに挿通できる外径となってい
る。そして、この挿入部44.45の中央には、保合ピ
ン16の軸線と直角になるように挿通溝46が切り込ま
れていて、この挿通溝46の底面は傾斜した作動面47
となっており、作動面47の傾斜角度は前記作動板32
の斜辺の傾斜角度と一致させである。また、この係合ピ
ン16の外周中央の上面にはピン穴54が形成であり、
このピン穴54には前記案内長穴52を通過させた作動
ピン56を固定させである。
これらの係合ピン15.16、作動板32の組立の順序
を第5図と共に説明する。この組立てにおいては、前記
点検蓋50をアーム5より取外し、点検穴60を開放さ
せておく。
まずシリンダーロッド31を油圧シリンダー30の内部
側に引き込め、作動板32を案内体34.35から引き
離した位置で停止させておく。第4図がその引き離した
状態の時である。そして、アーム5の側面開口58.5
9より係合ピン15.16をそれぞれ挿通し、係合ピン
16の挿入部44.45を係合ピン15の摺動穴40に
挿入させる。このとき挿通溝41.46とはそれぞれの
面が一致するように位置させておく。
この挿入部44.45が摺動穴40の最奥にまで挿入さ
れたときには、係合ピン15.16の両端はアーム5の
側面よりも突出せず、アーム5の側面と各係合ピン15
.16の頭部は同一の面に位置している。
このように、係合ピン15.16の配置が終了したなら
ば油圧シリンダー30を作動させ、シリンダーロッド3
1を押し出すと、作動板32は挿通溝41.46を通過
し、案内体34.35の隙間に挿入される。このときガ
イド溝33にはガイド突起36.37が噛み合い、摺動
において作動板32が左右に振れないように規制してい
る。作動板32の先端を案内体34.35の隙間に挿入
し、この作動板32の両側の斜面が作動面42.43.
47に接触したならば、−時その状態で油圧シリンダー
30の動作を停止させる。そして、点検穴60より作動
ピン55.56を挿入し、作動ピン55をピン穴53を
通過させ、案内長穴51に挿通させ、作動ピン56をピ
ン穴54を通過させ、案内長穴52に挿通させる。この
ため、係合ピン15.16と作動板32はこれら作動ピ
ン55.56によって連結されたことになる。そして、
この組立が終了したならば、点検穴60を点検蓋50で
塞ぐ。
このように組み立てたので、油圧シリンダー30を作動
させて、シリンダーロッド31を伸縮させると、作動板
32は案内体34.35に案内されて進退する。そして
、この作動板32の進退により、案内長穴51.52に
挿通しである作動ピン55.56は案内長穴51.52
内を摺動することになる。この案内長穴51.52は作
動板32の移動方向と傾斜させであるため、作動板32
の移動によって作動ピン55.56には分力が発生し、
作動ピン55.56を左右逆方向に移動させるよう作用
する。このため、係合ピン15.16は第4図中で左右
方向に移動し、結果として油圧シリンダー30の作用に
よって係合ピン15.16はアーム5の側面左右から出
没することになる。
次に、第6図とともに本実施例の作用について説明する
。この第6図の説明では、パケット17をアーム5の先
端に連結させる動作を説明するものである。
パケット17をアーム5に連結させるには、前述の油圧
シリンダー30を作動させ、シリンダーロッド31を引
き込めておく。このため、案内長穴51.52は作f1
11ピン55.56をアーム5の中央に引き寄せておき
、アーム5の側面より係合ピン15.16の頭部を内部
に押し込めておく。係合ピン15.16はそれぞれ摺動
穴40と挿入部44.45によって連結されているため
、両者は案内されながら内部方向に押し込められる。付
属品の取り換えのために、予めこの準備をしておかなけ
ればパケット17はアーム5に連結させることはできな
い。
先ず、第6図Aでは、アーム5の先端にはなんら土木作
業のための付属品、ここではパケット17、が取り付け
られていない状態を示し、これからパケット17を連結
させるための動作をすることになる。
この作業開始前においては、パケットシリンダー7はそ
の全長を最大限にまで伸ばしておき、フック11をなる
べく前方に向けさせておく。この状態で油圧シリンダー
4.6を操作することでブーム3、アーム5を上下に揺
動させ、フック11をパケット17の係合ピン19に接
近させる。係合ピン19はフック11の案内面29に接
触しながらフック面28に案内され、係合ピン19はフ
ック11に容易に引っ掛けることができる。
そして、フック11のフック面28に係合ピン19の外
周を接触させたならば、油圧シリンダー4および6を操
作して、アーム5を少し俯仰させる。この状態は第6図
Bで示される。
この図で示されるように、フック11に係合ピン19が
引っ掛けられ、バケン1−17はそのまま吊り上げられ
る。この第6図Bのように、フック】1でパケット17
が吊り下げられてままの状態でパケットシリンダー7を
縮小させるゆすると、立上げリンク9はピン26を中心
として図中時計方向に回動し、爪ホルダ−10を第6図
中において右方向に引っ張ることになる。このためフッ
ク11およびパケット17全体も右方向に引き寄せられ
、相対的にパケット17の取付は体15はアーム5の先
端方向に接近させられることになる。するとアーム5の
先端が取付は体18の間に挿入されることになり、つい
には係合ピン15.16とピン穴20.21との中心軸
が一致した所まで移動させられる。
このように、係合ピン15とピン穴20とが、係合ピン
16とピン穴21とがそれぞれの中心軸が一致した状態
で油圧シリンダー30を作動させ、シリンダーロッド3
1を押し出させる。すると、作動板32はシリンダーロ
ッド31によって押し出され、案内体34.35の方向
に移動する。この作動板32に形成した案内長穴51.
52には作動ピン55.5Gが貫通させであるため、傾
斜した案内長穴51.52は作動ピン55.56を押し
、係合ピン15.16を左右に押し動させる。従って、
係合ピン15.16はそれぞれアーム5の側面より外方
に突出するように摺動する。このときの動作は第3図に
おいてFで示す方向に移動させられることになる。こう
して、係合ピン15はピン穴20に挿入され、係合ピン
16はピン穴21に挿入され、この係合ピン15.16
によってパケット17はアーム5に回転′自在に連結さ
れる。この連結された状態は第6図Cで示され、この後
アーム5の先端にはパケット17が連結されたことと同
じこととなり、通常の掘削機と同様の作業を行うことが
できる。
前述とは逆に、アーム5の先端よりパケット17を取外
すには、パケット17を地面におき油圧シリンダー30
を逆方向に動作させ、シリンダーロッド31を引き込め
る。シリンダーロッド31によって作動vi、32が移
動し、案内長穴51.52の間隔が狭められるために再
作動ピン55.56はアーム5の中心に引き寄せられ、
結果として2つの係合ピン15.16はアーム5の側面
開口58.59内に収納され、係合ピン15.16とピ
ン穴20.21の連結が開放される。
その後の操作は、第6図C,B、Aの順によって行わせ
る このようにして、各係合ピン15.16の押し出しの操
作は、操縦席に座ったオペレーターが行うことができる
。従って、各種の付属品をアーム5に係合させるには、
オペレーターが運転席に座ったままの状態で操作して自
由に選択して取付けることができる。
次に、第7図、第8図において本発明の他の実施例につ
いて説明する。この実施例においては第一の実施例と共
通の機構に付いては同一の番号を付し、詳細な説明を省
略しである。
前記シリンダーロッド31の先端には、コの字形に形成
した作動体70の中央が接続してあり、この作動体70
の開口を前方に同けである。この作動体70は上下にそ
れぞれ三角形状をした側部71と72を有しており、上
方の側部71にはその斜辺に接近して案内長穴73が開
口してあり、下方の側部72にはその斜辺に接近して案
内長穴74が開口しである。
次に、各係合ピン15.16のアーム5内部では、係合
ピン15.16の軸線に沿って90度づづに区分され、
対称形となった2カ所が削り取られている。このため、
各係合ピン15.16の半分は円弧部75.76.77
.78が形成されたことになる。そして、この円弧部7
5.76と円弧部77.78は周方向に90度ずらして
位置させであるため、両係合ピン15.16は相互に摺
動させることができる。
そして、円弧部76の下面と円弧部77の上面にはピン
穴79.80が形成してあり、このピン穴79には案内
長穴74を通過させた作動ピン81が挿入することがで
き、ピン穴80には案内長穴73を通過させた作動ピン
82が挿入することができるように組み立てられる。
この第二の実施例の作用を説明する。
この実施例における係合ピン15.16の半分には90
度の角度で切込みが形成してあり、長さ方向に延びた円
弧部75.76.77.78が残しであるが、各係合ピ
ン15.16の円弧部75.76.77.78は互い違
いに組み合わせであるので、係合ピン15.16はその
長さ方向に自由に摺動することができる。そして、油圧
シリンダー30のシリンダーロッド31を伸縮させると
、シリンダーロッド31に接続した作動体70も同時に
長さ方向に移動する。この作動体70の移動により案内
長穴73.74に挿通した作動ピン81.82は案内長
穴73.74が傾斜していることから発生する分力が作
用し、作動ピン81.82はそれぞれ左右方向に押され
る力が加えられる。このため、作動ピン81.82が固
定しである係合ピンI5.16は左右にそれぞれ逆方向
に作用力が働き、各係合ピン15.16はアーム5の側
面から出没することになる。
この実施例では、各係合ピン15.16は円弧部75、
76.77.78で接触して組み合わせれているので、
両者に加わる曲げ応力に対して強い耐応力がある。
また、各係合ピン15.16の側面を四等分して側面か
ら切削加工するだけであるので、製造が容易であり、組
立も簡単となる。
〔効果〕
本発明は上述のように構成したので、簡単な機構であり
ながら従来の掘削機の先端に各種の付属品を連結させる
ことができる。そして、この機構においては、付属品に
係合ピンとピン穴を設けておけば、アームの保合ピンを
自由にピン穴に挿入させて連結させることができる。
しかも、この係合ピンの摺動における作用力は前進、後
退のいずれにおいても作動し、アームと付属品の着脱が
確実になる。このことから、付属品の接続作業で、オペ
レーターが運転席に座っているだけでその操作をするこ
とができるので、地上での作業員が不要となり、取付は
時間も短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を掘削機に適応した齢を示す
全体の斜視図、第2図はアームの先端にある着脱機構を
示す拡大斜視図、第3図はピンを出没させる機構を示す
アームの断面図、第4図は同上の各部を分解した分解斜
視図、第5図は係合ピンの組立ての手順を示す斜視図、
第6図は本実施例の作用を説明する説明図、第7図は本
発明の第二の実施例を示すアームの断面図、第8図は同
上の主要部分を分解した分解斜視図である。 1・・・車体、5・・・アーム、7・・・油圧シリンダ
ーとしてのパケットシリンダー、11・・・爪体として
のフック、15.16・・・係合ピン、17・・・付属
品としてのパケット、32・・・作動板、51.52.
73.74・・・案内長穴、55.56.81.82・
・・作動ピン、70・・・作動体。 特許出願人 株式会社 ジャパニック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 移動できる車体と、この車体上に載置されて上下に揺動
    できるアームと、このアームの先端に設けられた連結体
    と、この連結体に係合されて土木作業を行う付属品とか
    らなる建設機械において、アームの先端には左右方向に
    出没する一対の係合ピンを設け、各係合ピンには軸線と
    直角に作動ピンを起立させ、この係合ピンに接近してそ
    の軸線方向とは直角方向に進退する作動板を設け、各作
    動ピンをこの作動板に形成した移動方向と傾斜させた案
    内長穴に係合させたことを特徴とする建設機械の付属品
    着脱機構。
JP24320490A 1990-07-25 1990-09-13 建設機械の付属品着脱機構 Expired - Lifetime JPH0726423B2 (ja)

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DE69107719T DE69107719T2 (de) 1990-07-25 1991-07-24 Werkzeugkupplungsvorrichtung einer Erdbaumaschine.
EP91306756A EP0468771B1 (en) 1990-07-25 1991-07-24 A construction machine accessory coupling mechanism
CA002047766A CA2047766A1 (en) 1990-07-25 1991-07-24 Accessory detachable mechanism of construction machine
AU81333/91A AU651121B2 (en) 1990-07-25 1991-07-25 Accessory detachable mechanism of construction machine
KR1019910012822A KR970001722B1 (ko) 1990-07-25 1991-07-25 건설기계의 부속품 떼고 붙임 가능 기구
US07/958,656 US5324162A (en) 1990-07-25 1992-10-08 Accessory detachable mechanism of construction machine

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010230113A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd 2部材連結装置
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JP2016056619A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 キャタピラー エス エー アール エル 建設機械の作業腕構造

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