JPS5849653B2 - 掘削機による簡易鋼矢板打抜工法 - Google Patents
掘削機による簡易鋼矢板打抜工法Info
- Publication number
- JPS5849653B2 JPS5849653B2 JP14882379A JP14882379A JPS5849653B2 JP S5849653 B2 JPS5849653 B2 JP S5849653B2 JP 14882379 A JP14882379 A JP 14882379A JP 14882379 A JP14882379 A JP 14882379A JP S5849653 B2 JPS5849653 B2 JP S5849653B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel sheet
- sheet pile
- excavator
- simple steel
- punching method
- Prior art date
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- Expired
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- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、土木工事において地表の高さに差がある場所
を止めておくのに用いられる簡易鋼矢板の押込み、引抜
き工法に関する。
を止めておくのに用いられる簡易鋼矢板の押込み、引抜
き工法に関する。
従来、地表に立坑などを築造する場合、鋼製土留矢板と
して用いられる簡易鋼矢板の設置及び撤去は、第1図に
示すようにクレーン1で吊り下げた杭打機2で簡易鋼矢
板3の上端を掴み、油圧発生装置4により杭打機2を作
動させることにより行なっている。
して用いられる簡易鋼矢板の設置及び撤去は、第1図に
示すようにクレーン1で吊り下げた杭打機2で簡易鋼矢
板3の上端を掴み、油圧発生装置4により杭打機2を作
動させることにより行なっている。
簡易鋼矢板による土留の場合は比較的工事規模が小さく
簡易鋼矢板自体も軽量であるため、クレーン1、杭打機
2など犬がかりな建設機械の代用として、立坑等の掘削
に使ウ掘削機の使用が考えらえている。
簡易鋼矢板自体も軽量であるため、クレーン1、杭打機
2など犬がかりな建設機械の代用として、立坑等の掘削
に使ウ掘削機の使用が考えらえている。
又、狭い道路或いは車輛の交通が頻繁な場所では数種の
建設機械を持ち込むことが困難であり、その場合には第
2図に示すように、一人の作業者が簡易鋼矢板3を支え
もう一人の作業者が掛矢5などを用いて簡易鋼矢板3の
上端に打撃を加えてその打設を行なっているが、この場
合も掘削機による代用が有効である。
建設機械を持ち込むことが困難であり、その場合には第
2図に示すように、一人の作業者が簡易鋼矢板3を支え
もう一人の作業者が掛矢5などを用いて簡易鋼矢板3の
上端に打撃を加えてその打設を行なっているが、この場
合も掘削機による代用が有効である。
しかし掘削機の使用が考えられているといっても簡易鋼
矢板の掘削機への固定が不可能であるため、この方法に
よる場合には掘削機の作業半径内に作業者が入る必要が
生じ、作業能率が悪く、しかも作業者に多犬の危険を及
ぼすという欠点があった。
矢板の掘削機への固定が不可能であるため、この方法に
よる場合には掘削機の作業半径内に作業者が入る必要が
生じ、作業能率が悪く、しかも作業者に多犬の危険を及
ぼすという欠点があった。
本発明は上記欠点を解消し作業の能率の向上を図ること
を目的としてなされたもので、その特徴とするところは
、掘削機の先端部に傾動自在に保持具を取付け、この保
持具に簡易鋼矢板の上部を結合し、掘削機を操作しその
先端部を連続的に押し下げあるいは引上げることによっ
て前記簡易鋼矢板の押込みあるいは引抜きを行なうよう
にした簡易鋼矢板打抜工法にある。
を目的としてなされたもので、その特徴とするところは
、掘削機の先端部に傾動自在に保持具を取付け、この保
持具に簡易鋼矢板の上部を結合し、掘削機を操作しその
先端部を連続的に押し下げあるいは引上げることによっ
て前記簡易鋼矢板の押込みあるいは引抜きを行なうよう
にした簡易鋼矢板打抜工法にある。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第3図には本発明の一実施例工法により簡易鋼矢板3を
押込み若しくは抜去している様子を示す。
押込み若しくは抜去している様子を示す。
同図中、6は掘削機、7は掘削機6先端部のフロントア
タッチメントである′ゝケット、8はパケット7に取付
けられた簡易鋼矢板保持具であり、この簡易鋼矢板保持
具8で簡易鋼矢板3を保持し、掘削機6の操作によるパ
ケット7の上下動で簡易鋼矢板3の押込み、引抜きを行
なうのである。
タッチメントである′ゝケット、8はパケット7に取付
けられた簡易鋼矢板保持具であり、この簡易鋼矢板保持
具8で簡易鋼矢板3を保持し、掘削機6の操作によるパ
ケット7の上下動で簡易鋼矢板3の押込み、引抜きを行
なうのである。
簡易鋼矢板保持具8は第4図に示すようなピン穴9を同
一箇所に設けた二つの平行な支持部10を有すコ形本体
11と前記ピン穴9に通す第5図に示すような折れ曲が
り可能なピン脱落防止部12を有す保持ピン13とから
なり、前記コ形本体11ぱ掘削機6のパケット7側に自
在継手14を介して取付けられる。
一箇所に設けた二つの平行な支持部10を有すコ形本体
11と前記ピン穴9に通す第5図に示すような折れ曲が
り可能なピン脱落防止部12を有す保持ピン13とから
なり、前記コ形本体11ぱ掘削機6のパケット7側に自
在継手14を介して取付けられる。
第6図には簡易鋼矢板3の一部の斜視外観を示し、その
端部には予め穴15が穿たれている。
端部には予め穴15が穿たれている。
簡易鋼矢板3を掘削機6のパケット1に保持するには、
バケツ}7に簡易鋼矢板保持具8を取付け、簡易鋼矢板
3の端部をコ形本体11の保持部10間に挿入し、その
ピン穴9と簡易鋼矢板3の既製の穴15とを合わせ、保
持ピン13を両方の穴9,15に通し保持ピン13先端
部のピン脱落防止部12を折り曲げるのである。
バケツ}7に簡易鋼矢板保持具8を取付け、簡易鋼矢板
3の端部をコ形本体11の保持部10間に挿入し、その
ピン穴9と簡易鋼矢板3の既製の穴15とを合わせ、保
持ピン13を両方の穴9,15に通し保持ピン13先端
部のピン脱落防止部12を折り曲げるのである。
ピン脱落防止部12があることにより保持ピン13の脱
落つまり簡易鋼矢板3のパケット7側からの離脱が防止
されるのである。
落つまり簡易鋼矢板3のパケット7側からの離脱が防止
されるのである。
この状態を第7図に示す。又、コ形本体11は自在継手
14でパケット7に接続され、バクット1に対し自由に
回転ができるようになっているので、掘削機6を移動さ
せずに簡易鋼矢板3の任意な位置での押込み、引抜きを
可能とすると共に押込みの垂直精度を保つことを可能と
する。
14でパケット7に接続され、バクット1に対し自由に
回転ができるようになっているので、掘削機6を移動さ
せずに簡易鋼矢板3の任意な位置での押込み、引抜きを
可能とすると共に押込みの垂直精度を保つことを可能と
する。
以上説明したように,本発明に係る簡易鋼矢板打抜工法
によれば、既製の掘削機の作動都に保持具を取付け、こ
の保持具に簡易鋼矢板を保持し、掘削機の作動部を動作
させることによって簡易鋼矢板の打設及び引抜きを行な
うようにしたので、掘削、土留の設置、埋戻し、土留の
撤去等の一連の作業が掘削機一台で可能となり、作業の
簡素化、経済化を図ることができる。
によれば、既製の掘削機の作動都に保持具を取付け、こ
の保持具に簡易鋼矢板を保持し、掘削機の作動部を動作
させることによって簡易鋼矢板の打設及び引抜きを行な
うようにしたので、掘削、土留の設置、埋戻し、土留の
撤去等の一連の作業が掘削機一台で可能となり、作業の
簡素化、経済化を図ることができる。
又、非常に狭い道路等で数種の建設機械を持ち込むこと
ができず、人力で作業を行なっていた工程についても機
械化を図ることが可能となり、施工時間の短縮ができ、
道路の早期開放が行なえると共に経済化が図れる。
ができず、人力で作業を行なっていた工程についても機
械化を図ることが可能となり、施工時間の短縮ができ、
道路の早期開放が行なえると共に経済化が図れる。
第1図は建設機械を用いた従来の簡易鋼矢板打抜工法を
示す概略図、第2図は人手による従来の鋼矢板打設工法
を示す説明図、第3図は本発明による簡易鋼矢板打抜工
法の一実施例の説明図、第4図は簡易鋼矢板保持具の斜
視図、第5図は保持ピンの外観図、第6図は簡易鋼矢板
の一部の斜視図、第7図は簡易鋼矢板保持具の使用状況
を示す説明図である。 図而中、3は簡易鋼矢板、6は掘削機、Iは掘削機のパ
ケット、8は簡易鋼矢板保持具、9はピン穴、10は支
持部、11はコ形本体、13は保持ピン、14は自在継
手、15は簡易鋼矢板に設けられた穴である。
示す概略図、第2図は人手による従来の鋼矢板打設工法
を示す説明図、第3図は本発明による簡易鋼矢板打抜工
法の一実施例の説明図、第4図は簡易鋼矢板保持具の斜
視図、第5図は保持ピンの外観図、第6図は簡易鋼矢板
の一部の斜視図、第7図は簡易鋼矢板保持具の使用状況
を示す説明図である。 図而中、3は簡易鋼矢板、6は掘削機、Iは掘削機のパ
ケット、8は簡易鋼矢板保持具、9はピン穴、10は支
持部、11はコ形本体、13は保持ピン、14は自在継
手、15は簡易鋼矢板に設けられた穴である。
Claims (1)
- 1 掘削機の先端部に傾動自在に保持具を取付け、この
保持具に簡易鋼矢板の上部を結合し、掘削機を操作しそ
の先端部を連続的に押し下げあるいは引上げることによ
って前記簡易鋼矢板の押込みあるいは引抜きを行なうよ
うにしたことを特徴とする掘削機による簡易鋼矢板打抜
工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14882379A JPS5849653B2 (ja) | 1979-11-19 | 1979-11-19 | 掘削機による簡易鋼矢板打抜工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14882379A JPS5849653B2 (ja) | 1979-11-19 | 1979-11-19 | 掘削機による簡易鋼矢板打抜工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5673723A JPS5673723A (en) | 1981-06-18 |
JPS5849653B2 true JPS5849653B2 (ja) | 1983-11-05 |
Family
ID=15461513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14882379A Expired JPS5849653B2 (ja) | 1979-11-19 | 1979-11-19 | 掘削機による簡易鋼矢板打抜工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849653B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5984043U (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-06 | 株式会社小松製作所 | 矢板打抜き装置 |
GB201604833D0 (en) * | 2016-03-22 | 2016-05-04 | Vp Plc And Dale Mansfield Ltd | Improvements in and relating to tools |
JP7104762B2 (ja) * | 2020-11-13 | 2022-07-21 | 日本スピードショア株式会社 | 矢板引き抜き金具 |
JP7104761B2 (ja) * | 2020-11-13 | 2022-07-21 | 日本スピードショア株式会社 | 矢板引き抜き金具 |
-
1979
- 1979-11-19 JP JP14882379A patent/JPS5849653B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5673723A (en) | 1981-06-18 |
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