JPH08318587A - 保水性積層シ−ト - Google Patents

保水性積層シ−ト

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JPH08318587A
JPH08318587A JP15227695A JP15227695A JPH08318587A JP H08318587 A JPH08318587 A JP H08318587A JP 15227695 A JP15227695 A JP 15227695A JP 15227695 A JP15227695 A JP 15227695A JP H08318587 A JPH08318587 A JP H08318587A
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JP
Japan
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water
resin
sheet
thermoplastic
layer
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Application number
JP15227695A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Kume
義正 粂
Kuniaki Sasaki
邦晃 佐々木
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Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、例えばビル等の室内空気が乾燥し
すぎたり、室温が非常に高くなるのを防ぐ加湿機、冷房
機等のエレメントに使用される、加湿効率が優れ、軽量
化に好適な保水性積層シ−トの提供を目的とする。 【構成】 本発明に係る保水性積層シ−トは熱可塑性樹
脂からなる基材層(X)、接着性樹脂からなる接着層
(Y)並びに吸水層(Z)がこの順序で少なくとも3層
に積層されてなる積層フィルムであって、該吸水層
(Z)が、熱可塑性吸水樹脂からなる不織布(a)、熱
可塑性樹脂からなる不織布(b)、不織布(a)と不織
布(b)とを接着してなる複合不織布(c)、不織布
(a)又は不織布(b)に、熱可塑性吸水樹脂からなる
吸水シ−ト(d)及び/又は発泡剤を含む熱可塑性吸水
樹脂からなる発泡シ−ト(e)が接着してなる層、及び
複合不織布(c)と吸水シ−ト(d)又は発泡シ−ト
(e)とが接着してなる層の群より選ばれる少なくとも
一種からなる保水性積層シ−トである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は保水性積層シ−ト、更に
詳細には、例えばビル等の室内空気が乾燥しすぎたり、
気温が非常に高くなるのを防ぐための加湿機又はク−リ
ングタワ−熱交換機等に用いられるエレメントに好適な
保水性積層シ−トに関する。
【0002】
【従来技術】従来より、例えばビル等では室内の乾燥空
気を湿潤にすると共に冷却するために加湿機等が使用さ
れている。斯かる加湿機等では、加湿機に給水された水
が加湿機内に設けられている加湿表面積の大きいエレメ
ントと称する素材(以下「エレメント」と称す)に吸収
され、加湿表面積の大きいエレメント表面に水膜が形成
される。一方、該加湿機によって送風される流通空気
は、前記のエレメント表面を通過することにより、エレ
メント表面に形成されている水膜に接触し、空気の保有
する顕熱によって水膜の水を蒸散(気化)して加湿され
て湿潤空気になる。こうして得られる湿潤空気を室内に
送風することにより室内を湿潤、冷却する加湿機等が一
般的に使用されている。
【0003】従来から、斯かる加湿機等のエレメントと
しては、ガラス繊維燒結体、プラスチックシ−ト表面に
吸水性樹脂をコ−ティングしたシ−ト、セルロ−ス系樹
脂からなるシ−ト等が使用されている。
【0004】しかしながら、ガラス繊維燒結体からなる
エレメントは重量が重く取扱が容易でなく、しかも破損
し易く耐久性が劣る。プラスチックシ−トに吸水性樹脂
等をコ−ティングしたエレメントは表面濡れ性、保水性
等が劣る傾向がある。また、セルロ−ス系樹脂からなる
シ−トのエレメントは耐熱性、耐汚染性、耐薬品性等が
劣る傾向がある。これ等の従来のエレメントは、いずれ
も加湿機等のエレメントとしては好ましくないものであ
る。更に、近年では、加湿機等の小型化、軽量化及び加
湿効率の向上が要求されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の状況に鑑み、吸水性、保水性、水拡散性(均一水膜形
成性)等が優れ、加湿機等を小型化、軽量できる加湿機
等のエレメントを提供することにある。更には、比較的
少量の給水量でも水膜が形成され、送風される流通空気
が蒸散加湿されて湿潤空気になり、室内を湿潤化し、冷
却することができる加湿機等に好適に使用できるエレメ
ントを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、熱可塑
性樹脂からなる基材層(X)、接着性樹脂からなる接着
層(Y)並びに吸水層(Z)がこの順序で少なくとも3
層に積層されてなる積層シ−トであつて、前記吸水層
(Z)が、熱可塑性吸水樹脂を溶融紡糸した繊維からな
る不織布(a)、熱可塑性樹脂を溶融紡糸した繊維から
なる不織布(b)、不織布(a)と不織布(b)とを接
着してなる複合不織布(c)、不織布(a)又は不織布
(b)に熱可塑性吸水樹脂からなる吸水シ−ト(d)及
び/又は発泡剤を含む熱可塑性吸水樹脂からなる発泡シ
−ト(e)を接着してなる層、及び複合不織布(c)に
吸水シ−ト(d)もしくは発泡シ−ト(e)とを接着し
てなる層よりなる群から選ばれる少なくと1種である保
水性積層シートに係る。
【0007】本発明に係る基材層(X)としては、特に
制限はなく、吸水層(Z)を支持できる熱可塑性樹脂か
らなる層であればよい。具体的には、ポリオレフィン系
樹脂からなるシ−ト(フィルムを含む)、ポリエステル
系樹脂からなるシ−ト(フィルムを含む)、ポリアミド
系樹脂からなるシ−ト(フィルムを含む)或はポリオレ
フィン系樹脂からなるシ−トとポリアミド系樹脂からな
るシ−トとの積層シ−ト、積層フィルム等が使用でき
る。
【0008】本発明に係る基材層(X)を形成するポリ
オレフィン系樹脂としては、オレフィン類の単独重合
体、相互共重合体、他の共重合可能なモノマ−類、例え
ば他のビニル系モノマ−等との共重合体及びそれらの変
性重合体等を例示できる。具体的には、例えば低密度か
ら高密度に亙る各種密度のポリエチレン(線状低密度ポ
リエチレンを含む)、ポリプロピレン、ポリブテン、そ
れ等の相互共重体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アク
リル酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体及びそ
のけん化物、変性ポリオレフィン系樹脂並びに環状ポリ
オレフィン系樹脂等が例示できる。
【0009】上記の変性ポリオレフィン系樹脂として
は、上記のオレフィン類の単独重合体又は共重合体に、
例えばマレイン酸、フマル酸、アクリル酸、イタコン酸
等の不飽和カルボン酸又はその酸無水物、エステルもし
くは金属塩等の誘導体を共重合、例えばグラフト共重合
した変性ポリオレフィン系樹脂を代表的なものとして例
示できる。上記変性ポリオレフィン系樹脂の単独または
他の成分、例えば他のオレフィン系重合体との混合物等
も変性ポリオレフィン系樹脂に含まれる。こうした変性
ポリオレフィン系樹脂は、本発明の接着性樹脂として好
適に使用できる。
【0010】更に、本発明に係る基材層(X)を形成す
るポリオレフィン系樹脂としての環状ポリオレフィン系
樹脂としては、ガラス転移温度が高い非晶質の環状ポリ
オレフィン系樹脂を例示できる。この際、ガラス転移温
度は50〜175℃が好ましいが、特に制限はなく、こ
の範囲以外でも使用できる。
【0011】本発明に係る基材層(X)を形成するポリ
エステル系樹脂としては、ジカルボン酸成分とジオ−ル
成分とからなるポリエステル系樹脂が使用できる。ジカ
ルボン酸成分としては脂肪族ジカルボン酸、芳香族ジカ
ルボン酸、脂環式ジカルボン酸等やこれらの混合物を挙
げることができる。具体的には脂肪族ジカルボン酸とし
て炭素数2〜20のアジピン酸、セバシン酸、ドデカン
カルボン酸等が、芳香族ジカルボン酸としてテレフタル
酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等が、脂環
式ジカルボン酸としてシクロヘキサンジカルボン酸等が
それぞれ例示される。またジオ−ル成分としては脂肪族
グリコ−ル、脂環式グリコ−ル等やこれ等の混合物が挙
げられ、具体的には脂肪族グリコ−ルとしてエチレング
リコ−ル、1,3−プロパンジオ−ル、1,4−ブタン
ジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル、1,10−デカ
ンジオ−ル等が、脂環式グリコ−ルとして1,4−シク
ロヘキサンジオ−ル等がそれぞれ例示される。
【0012】更に、本発明に係る基材層(X)を形成す
るポリアミド系樹脂としては、脂肪族系ポリアミド樹
脂、芳香族系ポリアミド樹脂、非晶質系ポリアミド樹脂
等を例示でき、特に制限はない。具体的には、脂肪族系
ポリアミド樹脂として、例えばナイロン6、ナイロン6
6、ナイロン610、ナイロン12等やナイロン6−6
6共重合体、ナイロン6−610共重合体等のコポリア
ミドが例示でき、主鎖及び/又は側鎖に芳香族環を有し
ない構造のものであればよく、特に制限はない。
【0013】芳香族系ポリアミド樹脂としては主鎖及び
/又は側鎖に芳香族環を有するものならば、特に制限は
なく、例えばメタもしくはパラキシリレンジアミンと炭
素数4〜12程度のジカルボン酸とを重縮合して得られ
るポリキシリレン系重合体等を挙げることができる。中
でもメタキシリレンジアミンとアジピン酸とから合成さ
れるポリメタキシリレンアジパミドを好適なものとして
例示できる。
【0014】また、非晶質系ポリアミド樹脂としては、
結晶性がないものか、結晶性が乏しいもの等を総称して
おり、特に制限はない。一般的には、主鎖及び/又は側
鎖に半芳香族系ポリアミド樹脂を有する半芳香族系ポリ
アミド樹脂、例えばテレフタル酸、イソフタル酸等のジ
カルボン酸とヘキサメチレンジアミン等のジアミンとの
重合体、三元共重合体等を例示できる。
【0015】本発明に係る接着層(Y)を形成する樹脂
としては、前記記載の変性ポリオレフィン系樹脂を例示
できる。その他の接着性樹脂としてはアイオノマ−樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチル
−アクリレ−ト樹脂、エチレン−ビニルアルコ−ル共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(エチレ
ン含有量15〜60モル%、けん化度95モル%以上)
等を例示でき、特に制限はない。また、接着層(Y)を
形成する樹脂は、接着性樹脂以外にホットメルト系接着
剤でもよい。このようなホットメルト系接着剤としては
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸
共重合体、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、S
BS、SISを主成分とするものが例示できる。更に
は、適宜な溶媒等に溶解された溶液系又はエマルジョン
系接着剤、例えば酢酸ビニル系樹脂、アクリル酸系樹
脂、エチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン−アクリル酸共重合体、ポリウレタン樹脂、フェノ−
ル系樹脂、エポキシ樹脂、天然又は合成ゴム等を主成分
としたものでもよく、特に制限はない。
【0016】吸水性繊維からなる不織布(a)及び吸水
シ−ト(d)の素材としては、例えば、基材層(X)を
形成する樹脂5〜95重量%と熱可塑性吸水樹脂5〜9
5重量%との混合物を例示できる。この際、熱可塑性吸
水樹脂が5重量%未満では、保水性シ−トの保水性、水
浸透性、通水性、水拡散性、濡れ性等が劣る傾向があ
り、95重量%を越えると吸水された保水性シ−トの機
械的強度が劣る傾向があり加湿機のエレメントとしては
好ましくない。
【0017】熱可塑性繊維からなる不織布(b)の素材
としては、基材層(X)を形成する熱可塑性樹脂、例え
ばポリエチレンテレフタレ−ト、ポリプロピレン、ポリ
エチレン、ナイロン等を溶融紡糸した繊維が例示でき
る。更に、例えばポリエチレン(鞘)とポリエチレンテ
レフタレ−ト(芯)との多層構造で100〜130℃の
融点を有する繊維等も挙げることができる。
【0018】上記熱可塑性吸水樹脂とは、水不溶性のア
ルキレンオキシドを例示できる。具体的には、エチレン
オキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、シ
クロヘキセンオキシド、スチレンオキシド、エピクロル
ヒドリン等のアルキレンオキシドの単独重合体もしくは
二種以上のアルキレンオキシドの共重合体、これ等を、
例えば電子線照射、架橋剤等で架橋したアルキレンオキ
シド及びこれ等の誘導体等を挙げることができる。
【0019】吸水性繊維からなる不織布(a)及び熱可
塑性繊維からなる不織布(b)としては、熱可塑性吸水
樹脂又は熱可塑性樹脂を適宜な溶融紡糸機で紡糸した繊
度2〜25デニ−ルのフィラメントを用いて作成する目
付け10〜150g/m2、好ましくは20〜100g/
m2、より好ましくは30〜70g/m2の微細構造であり
毛細管現象により浸透性、通水性、水拡散性、保水性等
を有する不織布を例示できる。この際、フィラメントの
繊度が2デニ−ル未満であると不織布の加工性、機械的
強度が低下する傾向があり、25デニ−ルを越えると不
織布がバルキ−になり易く、水拡散性等が悪くなる傾向
があり好ましくない。又、目付が10g/m2未満では不
織布の表面が粗構造になり易く保水性、水拡散性が悪く
なる傾向があり、目付が150g/m2を越えると不織布
が嵩高になり易く、いずれも好ましくない。
【0020】本発明に係る発泡剤を含む熱可塑性吸水樹
脂からなる発泡シ−ト(e)に用いる発泡剤としては、
無機及び有機系発泡剤であればよく、特に制限はない。
具体的には、無機系発泡剤として、炭酸アンモニア、
重炭酸ソ−ダ−(重曹)等が、有機系発泡剤として、ア
ゾジカルボンアミド(AC)、アゾビスイソブチルニト
リル(ABN)、アゾジカルボン酸バリウム、ジエチル
アゾジカルボキシレ−ト、ジアゾアミノベンゼン、アゾ
シクロヘキシルニトリル等のアゾ系発泡剤、ベンゼンス
ルフォニルヒドラジド(BSH)、p−トルエンスルフ
ォニルヒドラジド(TSH)、p−pオキシビスベンゼ
ンスルフォニルヒドラジド(OSH)等のヒドラジド系
発泡剤、ジニトロペンタメチレンテトラミン(DP
T)、N,NジメチルN,Nジニトロソテレフタ−ルア
ミド等のニトロソ系発泡剤を挙げることができる。
【0021】この際、発泡剤の添加量は、熱可塑性吸水
樹脂とアルキレンオキシド重合体(例えば、ポリエチレ
ンオキシド)との合計量に対して10〜5000ppm 添
加するのが好ましい。10ppm 未満では均一な気泡を有
する良好なシ−トが得られない場合が多く、5000pp
m を越えると機械的強度が低下する傾向があり好ましく
ない。
【0022】本発明に係る基材層(X)、接着層(Y)
並びに吸水層(Z)には、必要に応じて、その機能を低
下しない範囲内で、その他の添加剤を添加してもよい。
例えば、加湿器等に使用するエレメントの水浸透性、水
拡散性、濡れ性等を改良するために界面活性剤、油、滑
剤、安定剤、無機系又は有機系のフィラ−、難燃剤、抗
菌剤、あるいは適宜な熱可塑性樹脂、例えばその他のポ
リオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル
系樹脂等を例示できるが、このことに特に制限はなく、
添加しなくてもよい。
【0023】以下、本発明に係る保水性積層シ−ト(フ
ィルムも含む)の製造方法について記述するが、これは
一実施態様であり、本発明は斯かる記載に制限を受ける
ことなく、あらゆる実施態様を取ることができるのは勿
論である。
【0024】先ず、基材層(X)として、ポリオレフィ
ン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂から
なる群れより選ばれた少なくとも1種の熱可塑性樹脂を
適宜な押出機で溶融混練押出し後、冷却してシ−トを製
造する。次いで、基材層(X)と、目付が10〜150
g/m2の吸水性繊維からなる不織布(a)、熱可塑性繊
維からなる不織布(b)、吸水性繊維からなる不織布
(a)と熱可塑性繊維からなる不織布(b)とを適宜な
接着性樹脂や接着剤等を介して接着せしめた複合不織布
(c)、吸水性繊維からなる不織布(a)又は熱可塑性
繊維からなる不織布(b)に熱可塑性吸水樹脂からなる
吸水シ−ト(d)及び/又は発泡剤を含む熱可塑性吸水
樹脂からなる発泡シ−ト(e)を接着してなる層、及び
複合不織布(c)に吸水シ−ト(d)もしくは発泡シ−
ト(e)を接着してなる層からなる群より選ばれる少な
くとも1種類の吸水層(Z)とが、接着性樹脂、ホット
メルト系接着剤(例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合
体系接着剤、溶剤系接着剤(例えば、アクリル系樹脂)
等からなる接着層(Y)を介して積層し本発明に係る保
水性積層シ−トを製造する方法が例示できる。
【0025】基材層(X)と吸水層(Z)とを積層する
方法としては、基材層(X)を構成する熱可塑性樹脂と
接着層(Y)を構成する接着性樹脂とを共押出法や押出
ラミネ−ト法、ドライラミネ−ト法等で(X)/
(Y)、(Y)/(X)/(Y)の積層シ−トを製造
し、次いで接着層(Y)と吸水層(Z)とを加圧熱接着
する方法、基材層(X)の少なくとも一方面に例えばホ
ットメルト系接着剤、溶剤系接着剤等を介在させて吸水
層(Z)を接層する方法等を挙げることができる。
【0026】本発明に係る保水性積層シ−トの厚さは、
50〜3000μm、好ましくは250〜2000μ
m、より好ましくは500〜1200μmを例示でき
る。50μm未満では吸水後の形態保持性が劣る傾向が
あり、3000μmを越えると加湿効率に悪影響する傾
向があり、いずれも好ましくない。
【0027】この際、基材層(X)の厚さは20〜15
00μm、好ましくは100〜1200μm,より好ま
しくは150〜600μmを例示できる。20μm未満
では支持層としては不適当であり、1500μmを越え
ると嵩高になり、重量が増加する傾向があり好ましくな
い。接着層(Y)の厚さは、基材層(X)と吸水層
(Z)とが接着できる程度であればよく、好ましくは1
00μm以下を例示できる 整理番号=P95A01−S01
ペ−ジ(9/16) 。また、吸水層(Z)の厚さは、例えば、加湿機等から
の送風空気が加湿される程度であればよく10〜100
0μm、好ましくは50〜750μm,より好ましくは
100〜500μmを例示できる。10μm未満では保
水性等が低下し、1000μmを超えるとエレメントが
厚くなり、重量が重くなる傾向があり好ましくない。
【0028】更に、吸水層(Z)を構成する吸水性繊維
からなる不織布(a)、熱可塑性繊維からなる不織布
(b)及び複合不織布(c)の厚さは、エレメント表面
に均一な厚さの水膜が形成でき、且つ、保水性が優れて
いればよく、例えば吸水性繊維からなる不織布(a)が
5〜1000μm、熱可塑性樹脂からなる不織布(b)
が5〜1000μm,複合不織布(c)が5〜1000
μmであることが好ましい。
【0029】熱可塑性吸水樹脂からなる吸水シ−ト
(d)または発泡剤を含有した熱可塑性吸水樹脂からな
る発泡シ−ト(e)の厚さは、エレメント表面に均一な
厚さの水膜が形成できればよく、例えば、熱可塑性吸水
樹脂からな吸水シ−ト(d)又は発泡剤を含有した熱可
塑性吸水樹脂からなる発泡シ−ト(e)が5〜1000
μmが望ましい。
【0030】この際、接着層(Y)に接着され吸水層
(Z)を形成する、吸水性繊維からなる不織布(a)、
熱可塑性繊維からなる不織布(b)、不織布(a)と不
織布(b)との複合不織布(c)、不織布(a)又は不
織布(b)に、熱可塑性吸水樹脂からなる吸水シ−ト
(d)及び/又は発泡剤を含有する熱可塑性吸水樹脂か
らなる発泡シ−ト(e)を接着してなる層及び複合不織
布(c)に吸水シ−ト(d)又は発泡シ−ト(e)を接
着してなる層の積層順序は、例えば(Y)/(a)、
(Y)/(b)、(Y)/(a)/(b)、(Y)/
(d)/(a)、(Y)/(d)/(b)、(Y)/
(d)/(a)/(b)、(Y)/(e)/(a)、
(Y)/(e)/(b)、(Y)/(e)/(a)/
(b)の順序で積層するのが好ましい。
【0031】更に、上記保水性積層シ−トの吸水層
(Z)には、水浸透性、通水性、水拡散性、保水性を有
する、例えばその他の不織布、発泡シ−ト(フィルム)
等を積層してもよい。また、基材層(X)と接着層
(Y)、及び吸水層(Z)と接着層(Y)との層間には
その他の樹脂からなる樹脂層等を挿入積層してもよい。
更に、本発明に係る保水性積層シ−トが、吸水性繊維
を適宜な長さにカットしてなる吸水性長繊維及び/又は
吸水性短繊維を基材層(X)面上に分散し接着した吸水
層(Z)を有する積層シ−トであってもよい。
【0032】本発明に係る保水性積層シ−トは、例えば
加湿機等のエレメントとして使用される場合、加湿効率
を高めるために、加湿機によって送風される流通空気と
エレメント表面に形成される水膜との接触面積を大きく
する加湿表面積の大きいものが好ましい。加湿表面積の
大きい保水性積層シ−トを製造するには、本発明に係る
保水性積層シ−トを波形に成形する方法又は表面を凹凸
等に成形することが好ましいが特に制限はなく、適宜な
方法で加湿表面積を大きくすればよい。
【0033】波形に成形する方法としては、波形になる
ようにプレス成形する方法、基材層を異形押出しで成形
する方法等を例示できるが、特に制限はなく、適宜な方
法で波形等に成形すればよい。
【0034】本発明に係る保水性積層シ−ト(フィル
ム)の用途としては、例えばビル等の室内空調用の加湿
機等に内蔵されるエレメントに好適に使用できるが。こ
れ以外にも各種の用途に使用できる。例えばク−リング
タワ−等の熱交換機に使用されるエレメント、包装分野
での防曇性シ−ト、園芸分野での育苗用シ−ト、農業や
土木分野での結露防止シ−ト及び壁材等の建築資材等に
使用することができる。
【0035】
【作用】本発明は、熱可塑性樹脂からなる基材層
(X)、接着性樹脂や接着剤からなる接着層(Y)並び
に吸水層(Z)が、この順序で少なくとも3層に積層さ
れてなる積層シ−トであって、前記の吸水層(Z)が、
熱可塑性吸水樹脂を溶融紡糸した繊維からなる不織布
(a)、熱可塑性樹脂を溶融紡糸した繊維からなる不織
布(b)、不織布(a)と不織布(b)とを接着してな
る複合不織布(c)、不織布(a)又は不織布(b)
に、熱可塑性吸水樹脂からなる吸水シ−ト(d)及び/
又は発泡剤を含む熱可塑性吸水樹脂からなる発泡シ−ト
(e)を接着してなる層及び複合不織布(c)に吸水シ
−ト(d)もしくは発泡シ−ト(e)を接着してなる層
よりなる群から選ばれる少なくと1種である保水性積層
シ−トに係る。この保水性積層シ−トの吸水層(Z)を
構成する、吸水性繊維からなる不織布(a)及び熱可塑
性繊維からなる不織布(b)は、繊度が2〜25デニ−
ルであり、目付が10〜150g/m2であることが好ま
しい。こうすることによって、水浸透性、通水性、水拡
散性、保水性等が付与される保水性積層シ−トが提供で
きる。該保水性積層シ−トは、例えばビル等で室内の乾
燥空気を湿潤にすると共に冷却する加湿機等のエレメン
ト、ク−リングタワ−等の熱交換機に使用されるエレメ
ント、包装分野での防曇シ−ト、園芸分野での育苗用シ
−ト、農業や土木分野での結露防止シ−ト及び壁材等の
建築資材等に使用することができる。
【0036】
【実施例】以下、実施例ならびに比較例をあげて、本発
明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例
に制限されるものでない。なお、実施例における測定方
法及び評価方法は下記の通りである。 [保水率]:数式1で算出され、数値が大きい程、保水
性が優れている。
【0037】
【数1】
【0038】[濡れ性]:吸水量0.5 /min、水
温25℃の条件の時、エレメント表面に形成される水膜
面積が100%を◎、85%を〇、70%を△、50%
以下を×で示す。 [湿度効率(飽和効率)]:加湿効率を示すパラメ−タ
であり、数式2で算出す 整理番号=P95A01−S01
ペ−ジ(12/16) る。算出された数値が大きいほど加湿/冷房効果が優れ
ている。
【0039】
【数2】
【0040】実施例1 エチレン含有量32モル%、けん化度98モル%、融点
183℃のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物70
重量%と熱可塑性吸水樹脂(ポリエチレンオキシド)3
0重量%とをブレンドし、シリンダ−温度210℃、ダ
イス温度220℃に設定された30mmφの2軸押出機を
用いて溶融混練し、粒径2mm、長さ3mm吸水性ペレット
を作成した。その後、該ペレットをシリンダ−温度21
5℃、ダイス温度220℃に設定された30mmφの紡糸
装置(ノズル径1.2mmφ×64本)を用いて、ドロ−
比130%、引取り速度160m/min、熱処理温度
100℃で、繊度8デニールの吸水性フィラメントを作
成し、目付量50g/m2の吸水性不織布(a)にした。
この不織布からなる吸水層(Z)と、両面にホットメル
ト系接着剤(Y)を塗布した厚さ300μmのポリプロ
ピレン系シ−ト(X)とを加圧熱接着法で積層して、
(Z)/(Y)/(X)/(Y)/(Z)=225/2
5/300/25/225μm=800μm構成の保水
性積層シ−トを得た。得られた保水性積層シ−トの保水
率、濡れ性、湿度効率を表1に示した。
【0041】
【表1】
【0042】実施例2 密度0.926g/cm3 、メルトフロ−レ−ト(MF
R)22g/10min、融点112℃の低密度ポリエ
チレン80重量%と熱可塑性吸水樹脂(ポリエチレンオ
キシド)20重量%とをブレンドし、シリンダ−温度1
70℃、ダイス温度160℃に設定された30mmφの2
軸押出機を用いて溶融・混練し押出されるストランドを
冷却切断して、粒径2mm、長さ3mmの吸水性ペレットを
得た。得られたペレットを、シリンダ−温度170℃、
ダイス温度190℃に設定された30mmφの紡糸装置
(ノズル径1.2mmφ×64本)を用いて、ドロ−比1
50%、引取り速度145m/min、熱処理温度85
℃で紡糸し、繊度10デニールの吸水性フィラメント
(a)を得た。同様にして、前記の低密度ポリエチレン
をシリンダ−温度170℃、ダイス温度190℃に設定
された30mmφの紡糸装置(ノズル径1.2mmφ×64
本)を用いて、ドロ−比175%、引取り速度185m
/min、熱処理温度90℃の条件で紡糸し、繊度8デ
ニールのフィラメント(b)を得た。次に、前記の繊度
10デニールの吸水性フィラメン75重量%と前記の低
密度ポリエチレンからなる繊度8デニールのフィラメン
25重量%とを用いて目付量60g/m2の不織布からな
る吸水層(Z)を得た。この吸水層(Z)と、両面にホ
ットメルト系接着剤(Y)を蜘蛛の巣状に塗布した厚さ
250μmのポリエチレンテレフタレ−ト系シ−ト
(X)とを加圧熱接着法で積層して、(Z)/(Y)/
(X)/(Y)/(Z)=225/25/300/25
/225μm=800μm構成の保水性積層シ−トを得
た。得られた保水性積層シ−トの保水率(吸水量)、濡
れ性、湿度効率を表1に示した。
【0043】実施例3 実施例1で得た吸水性ペレットをシリンダ−温度185
℃、ダイス温度210℃に設定された30mmφの紡糸装
置(ノズル径1.2mmφ×64本)を用いて、ドロ−比
90%、引取り速度70m/min、熱処理温度100
℃の条件で紡糸し、繊度24デニールの吸水性フィラメ
ントを得た後、該吸水性フィラメントをカットし長さ8
0mmの繊維(a)を得た。次いで、該繊維(a)を、ポ
リエチレンテレフタレ−ト系シ−ト(X)の両面の各々
の面に50g/m2になるように分散させた後、この分散
された繊維の面上にホットメルト系接着剤(Y)を蜘蛛
の巣状に塗布し、分散された熱接着性を有する繊維を接
着し吸水層(Z)を形成した。この後、吸水層(Z)と
通水性を有するポリエチレン系不織布(W)とを加圧熱
接着法で積層して、(W)/(Y)/(Z)/(Y)/
(X)/(Y)/(Z)/(Y)/(W)=140/1
0/130/20/200/20/130/10/14
0μm=800μm構成の整保水性積層シ−トを得た。
得られた保水性積層シ−トの保水率(吸水量)、濡れ
性、湿度効率を表1に示した。
【0044】実施例4 実施例1で得られた吸水性ペレット100重量部に対し
て有機系発泡剤マスタ−バッチ(発泡剤含有量10重量
%)2重量部をブレンドした組成物からなる吸水層
(X)に、マレイン酸変成ポリオレフィン系樹脂からな
る接着性樹脂を接着層(Y)に、また、密度0.91g
/cm3 、メルトフロ−レ−ト(MFR)(ASTM D
1238)3.0g/10min、ビカット軟化点15
0℃のポリプロピレンを基材層(Z)に用いた。 各々
独立した5台の押出機及びこれに連結した5層ダイを用
いて、溶融5層共押出した後、冷却ロ−ルで冷却しなが
ら引取り、層構成が(X)/(Y)/(Z)/(Y)/
(X)=140/20/280/20/140μmの吸
水層(A)が発泡した吸水性発泡シ−トを得た。引き続
いて、ホットメルト系接着剤からなる接着層(W)を介
して、該吸水性発泡シ−トの両面に目付50g/m2のポ
リエチレンテレフタレ−ト系不織布(V)を加圧熱接着
して、(V)/(W)/(X)/(Y)/(Z)/
(Y)/(X)/(W)/(V)=90/10/140
/20/280/20/140/10/90μm=80
0μmの保水性積層シ−トを得た。得られた保水性積層
シ−トの保水率(吸水量)、濡れ性、湿度効率を表1に
示した。
【0045】比較例1 エチレン含有量32モル%、けん化度98モル%、融点
183℃のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物85
重量%と熱可塑性吸水樹脂15重量%とをブレンドし、
シリンダ−温度210℃、ダイス温度220℃に設定さ
れた30mmφの2軸押出機を用いて溶融・混練し押出し
たストランドを冷却切断して、粒径2mm、長さ3mmの吸
水性ペレットを得た。上記で得られた吸水性ペレット1
00重量部に対して有機系発泡剤マスタ−バッチ(発泡
剤含有量10重量%)2重量部をブレンドした組成物を
からなる吸水層(X)に、マレイン酸変成ポリオレフィ
ン系樹脂からなる接着性樹脂を接着層(Y)に、また、
密度0.91g/cm3 、メルトフロ−レ−ト(MFR)
(ASTM D1238)3.0g/10min、ビカ
ット軟化点150℃のポリプロピレンを基材層(Z)に
用いた。 各々独立した5台の押出機及びこれに連結し
た5層ダイを用いて、溶融5層共押出した後、冷却ロ−
ルで冷却しながら引取り、層構成が(X)/(Y)/
(Z)/(Y)/(X)=200/25/350/25
/200μm=800μmの表面が発泡した保水性積層
シ−トを得た。該保水性積層シ−トの保水率(吸水
量)、濡れ性、湿度効率を表1に示した。
【0046】比較例2 実施例4と同様に、実施例4で用いた樹脂を用いて5層
共押出機で層構成が(X)/(Y)/(Z)/(Y)/
(X)=200/25/350/25/200μm=8
00μmの保水性積層シ−トを得た。該保水性積層シ−
トの保水率(吸水量)、濡れ性、湿度効率を表1に示し
た。
【0047】表1で明らかなように、本発明に係る実施
例1〜4の保水性積層シ−トは不織布を有しない比較例
1〜2の保水性積層シ−トより、保水率(吸水量)、濡
れ性、湿度効率が優れている。
【0048】
【発明の効果】本発明の保水性積層シ−トは、吸水性、
保水性、水拡散性(水膜形成性)等が優れたたものであ
る。更に、本発明の保水性積層シ−トが、例えば加湿機
等のエレメントとして使用される場合、比較的少量の給
水量でも水膜が得られ、送風される流通空気が蒸散加湿
されて湿潤空気になり、優れた加湿効果がある。しかも
耐久性が優れ、加湿機の軽量化が可能である加湿機等の
エレメント等を提供できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂からなる基材層(X)、接
    着性樹脂からなる接着層(Y)並びに吸水層(Z)がこ
    の順序で少なくとも3層に積層されてなる積層シ−トで
    あつて、前記吸水層(Z)が、熱可塑性吸水樹脂を溶融
    紡糸した繊維からなる不織布(a)、熱可塑性樹脂を溶
    融紡糸した繊維からなる不織布(b)、不織布(a)と
    不織布(b)とを接着してなる複合不織布(c)、不織
    布(a)又は不織布(b)に熱可塑性吸水樹脂からなる
    吸水シ−ト(d)及び/又は発泡剤を含む熱可塑性吸水
    樹脂からなる発泡シ−ト(e)を接着してなる層、及び
    複合不織布(c)に吸水シ−ト(d)もしくは発泡シ−
    ト(e)とを接着してなる層よりなる群から選ばれる少
    なくと1種である保水性積層シ−ト。
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