JPH08318462A - 砥石測定装置及び砥石測定方法 - Google Patents

砥石測定装置及び砥石測定方法

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JPH08318462A
JPH08318462A JP7121756A JP12175695A JPH08318462A JP H08318462 A JPH08318462 A JP H08318462A JP 7121756 A JP7121756 A JP 7121756A JP 12175695 A JP12175695 A JP 12175695A JP H08318462 A JPH08318462 A JP H08318462A
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JP
Japan
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contact
grindstone
contact surface
arc
contactor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7121756A
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English (en)
Inventor
Hiroo Takahara
弘夫 高原
Toshihiko Yoshimoto
敏彦 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WAIDA Manufacturing
Waida Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
WAIDA Manufacturing
Waida Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】砥石の使用面の形状を数値として確認すること
が可能な砥石測定装置を提供することにある。 【構成】円弧状に形成された砥石15の使用面15aと
接触する接触子18に接触面21〜23を3面設けた。
そして、圧電素子19により各接触面21〜23が砥石
15の使用面15aと接触したことを検出するようにし
た。圧電素子19により接触面21〜23と使用面とが
接触したことが検出された際、コントローラ20により
そのときの座標値が検出される。そして、コントローラ
20は使用面15aと各接触面21〜23の接触位置の
座標値及び接触子18の形状に基づき、使用面15aの
円弧半径値及び中心位置を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形研削盤等に用いる
砥石の使用面の形状を測定する砥石測定装置及び砥石測
定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
成形研削盤(例えば、ならい研削盤)に用いる砥石の使
用面の形状は、複雑な形状の輪郭研削が必要なことか
ら、通常、真円弧状に形成されている。そして、研削前
において、砥石の使用面の形状は、研削盤に装備されて
いる投影機を使用し、目視で確認している。
【0003】しかしながら、目視では砥石の形状(使用
面の円弧半径及び使用面の円弧中心位置)を数値として
正確に確認できない。そのため、ワークの研削精度が低
下したり、使用面の円弧半径及び使用面の円弧中心位置
が所定値からズレている場合でも、その数値を確認でき
ないので、補正が不可能であった。
【0004】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は砥石の使用面の円弧半径
及び円弧中心位置を数値として確認することが可能な砥
石測定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明においては、円弧状に形成さ
れた砥石の使用面と接触可能な複数の接触面を有する接
触子と、前記接触子を、砥石の回転軸線方向に対して直
交する方向及び回転軸線方向と同方向に移動させる移動
手段と、前記各接触面が前記砥石の使用面と接触したこ
とを検出する検出手段と、前記検出手段により接触面と
使用面とが接触したことが検出された際、その接触位置
を検出する接触位置検出手段とを備えたことをその要旨
とする。
【0006】請求項2に記載の発明においては、前記接
触子は、砥石の回転軸線と平行な第1の接触面と、同第
1の接触面に対して90度を超えた角度の間隔を設けて
第1の接触面の両端側に形成された第2の接触面及び第
3の接触面とを有していることをその要旨とする。
【0007】請求項3に記載の発明においては、使用面
が円弧状に形成された砥石の回転軸線と平行な第1の接
触面と、同第1の接触面に対して90度を超えた角度の
間隔を設けて第1の接触面の両端側に形成された第2の
接触面及び第3の接触面とを有する接触子により砥石を
測定する方法であって、前記砥石の使用面に第1の接触
面、第2の接触面、第3の接触面をそれぞれ接触させ、
使用面と各接触面との接触位置に基づき、前記使用面の
円弧半径値と円弧の中心位置を測定することをその要旨
とする。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明では、砥石の使用面の円
弧半径を測定する際は、移動手段により使用面と接触子
の各接触面とを接触させる。使用面と接触面とが接触し
た際には、検出手段によりその旨が検出される。検出手
段により使用面と接触面とが接触したことが検出される
と、位置検出手段により両者の接触した位置が検出され
る。各接触面と使用面との接触位置に基づき、使用面の
円弧半径値及び円弧の中心位置が算出される。
【0009】請求項2に記載の発明では、接触子の第1
の接触面、第2の接触面及び第3の接触面と使用面とを
接触させ、各接触位置に基づき、使用面の円弧半径値及
び円弧の中心位置が算出される。
【0010】請求項3に記載の発明では、例えば、ま
ず、第1の接触面と砥石の使用面とを接触させる。第1
の接触面と使用面との接触位置が基準位置となる。次に
第2の接触面、第3の接触面を順次使用面と接触させ
る。前記各接触面と使用面との接触位置及び接触子の形
状に基づき、使用面の円弧半径値及び円弧の中心位置が
算出される。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1及び図2に示すように、ベッド
11上には砥石台ユニット12及びテーブル13が配置
されている。砥石台ユニット12は図示しない駆動機構
によりベッド11に対して前後方向Y(図1において左
右方向)及び左右方向X(図2において左右方向)に相
対移動する。前記砥石台ユニット12には、回転軸線が
砥石台ユニット12の移動方向と直交する方向を向く砥
石軸モーター14が支持されている。砥石軸モーター1
4は砥石軸ユニット12に上下動(揺動)可能に支持さ
れている。砥石軸モーター14には砥石15が回転可能
に支持されている。図4に示すように、この砥石15の
使用面15aの断面形状は真円の一部の円弧状に形成さ
れている。
【0012】前記テーブル13は図示しない駆動機構に
よりベッド11に対して相対移動する。テーブル13の
上面には砥石測定用アタッチメント16が着脱可能に支
持されている。図4に示すように、砥石測定用アタッチ
メント16は円板状に形成され、同アタッチメント16
の上面には接触子ホルダー17が支持されている。前記
砥石15の使用面15aと対向する接触子ホルダー17
の部位には接触子18が支持されている。
【0013】接触子18の後端には前記接触子ホルダー
17に装着された圧電素子19が接触されている。圧電
素子19はコントローラ20に接続され、前記接触子1
8に外部から力が作用した際、圧電素子19はコントロ
ーラ20にオン信号を出力する。コントローラ20は圧
電素子19からオン信号を入力した際、前記テーブル1
3の座標値(接触子18の座標値)を記憶するようにな
っている。前記接触子18は、その平面形状が台形状に
形成され、前端面が第1の接触面21、左斜面が第1の
接触面22、右側の斜面が第3の接触面23となってい
る。前記第1の接触面21は砥石15の回転軸線と平行
に形成されている。また、第1の接触面21と第2の接
触面22及び第3の接触面23との間の角度は90度を
超える角度である。
【0014】次に、本実施例の作用について説明する。
まず、接触子18の第1の接触面21と砥石15の使用
面15aとが対向するようにテーブル13を移動させ
る。次に、砥石15の使用面15aに第1の接触面21
が接触するまで砥石台ユニット12を前進させる。第1
の接触面21が砥石15の使用面15aと接触すると、
圧電素子19からコントローラ20にオン信号が出力さ
れ、コントローラ20はこのときのテーブル13のY座
標を基準(Y=0)として記憶する。
【0015】次に砥石台ユニット12を後退させて使用
面15aと第1の接触面21とを離間させる。次に砥石
台ユニット12を左側に移動させ、使用面15aと第1
の接触面22とを対向させた後、砥石台ユニット12を
前進させて使用面15aと第1の接触面22とを接触さ
せる。コントローラ20はこのときのテーブル13のY
座標を記憶するとともに、X座標を基準(X=0)とす
る。
【0016】次に砥石台ユニット12を後退させ、使用
面15aと第1の接触面22とを離間させる。そして、
砥石台ユニット12を右側に移動させ、使用面15aと
第3の接触面23とを対向させた後、砥石台ユニット1
2を前進させて使用面15aと第3の接触面23とを接
触させる。コントローラ20はこのときのX座標及びY
座標位置を記憶する。
【0017】コントローラ20は砥石台ユニット12の
前記各座標位置に基づき、砥石15の使用面15aの円
弧半径値を算出する。円弧半径値は次式に基づき算出さ
れる。 XM =L+R・(cos α+cos β)+YML・tan α+Y
MR・tan β R・(cos α+cos β)=XM −(L+YML・tan α+
YMR・tan β) R=XM −(L+YML・tan α+YMR・tan β)/(co
s α+cos β) L:決定値(第1の接触面21の幅) α:決定値(第2の接触子22の角度) β:決定値(第3の接触子23の角度) XM :測定値(第2の接触面22と使用面15aとが接
触した部位の使用面15aの円弧中心から第3の接触面
23と使用面15aとが接触した部位の使用面15aの
円弧中心までの間の距離) YML:測定値(第1の接触面21から第2の接触面22
と使用面15aとが接触した部位までの間の距離) YMR:測定値(第1の接触面21から第3の接触面23
と使用面15aとが接触した部位までの間の距離) コントローラ20は上記の式に基づいて使用面15aの
円弧半径値Rを算出する。そして、コントローラ20は
使用面15aの円弧半径値Rを算出した後、その円弧半
径値Rを記憶する。
【0018】次に、砥石測定用アタッチメント16をテ
ーブル13から取り外し、ワーク(図示せず)を取り付
けたワーク取付け用アタッチメントと入れ換える。この
状態で、コントローラ20は所定のプログラムに基づ
き、ワークの研削を行う。このとき、コントローラ20
は記憶した使用面15aの円弧半径値R及び中心位置に
基づき、輪郭制御における工具径補正と円弧の中心位置
の補正を行う。これにより、正確なワークの研削加工が
可能となる。
【0019】なお、本発明は次のように構成することも
できる。 (1)上記実施例では、コントローラ20により砥石1
5の使用面15aの円弧半径Rを算出するようにした。
これに対し、使用面15aと各接触面21〜23との接
触位置と接触子18の形状に基づき、作業者により使用
面15aの円弧半径Rを算出するように構成してもよ
い。
【0020】(2)接触子18に接触面を3面以上設け
て具体化したり、平面凹状に形成して具体化してもよ
い。以上の各実施例から把握される請求項以外の技術的
思想について、その効果とともに以下に記載する。
【0021】(1)前記請求項1又は請求項2に記載の
砥石測定装置において、前記接触位置検出手段により検
出された接触位置に基づき、砥石の使用面の円弧半径値
を算出する算出手段を備えた砥石測定装置。
【0022】この構成によれば、算出手段により使用面
の円弧半径値を容易に算出することができる。 (2)前記請求項1又は請求項2に記載の砥石測定装置
において、前記接触子及び検出手段は取付部材に一体的
に取り付けられ、同取付部材はワークを固定するテーブ
ルに対して着脱可能に支持されている砥石測定装置。
【0023】この構成によれば、砥石の使用面の円弧半
径の測定後、テーブルから取付部材を取り外す。そし
て、その取り外した取付部材が取り付けられていたテー
ブル位置にワークを装着する。これにより、ワークに対
する砥石の使用面の位置が容易に決定され、高精度の研
削加工を効率良く行うことができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、正確に
砥石の使用面の円弧半径値及び円弧の中心位置を算出で
きることから、高精度の研削加工を行うことができる。
【0025】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、さらに高精度の研削加工を
行うことができる。請求項3に記載の発明によれば、正
確に砥石の使用面の円弧半径値及び円弧の中心位置を算
出測定できることから、高精度の研削加工を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した一実施例の成形研削盤の
部分正面図。
【図2】 成形研削盤の部分側面図。
【図3】 砥石の使用面と接触子とが接触した状態にお
ける側面図。
【図4】 (a)は砥石と砥石測定用アタッチメントの
平面図。(b)は(a)のA部拡大平面図。
【図5】 (a)は第1の接触面と砥石の使用面とが接
触した状態における平面図。(b)は第2の接触面と砥
石の使用面とが接触した状態における平面図。(c)は
第3の接触面と砥石の使用面とが接触した状態における
平面図。
【図6】 接触子と砥石の使用面との位置関係を示す平
面図。
【符号の説明】
13…テーブル、15…砥石、15a…使用面、18…
接触子、19…検出手段としての圧電素子、20…接触
位置検出手段としてのコントローラ、21…第1の接触
面、22…第2の接触面、23…第3の接触面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧状に形成された砥石の使用面と接触
    可能な複数の接触面を有する接触子と、 前記接触子を、砥石の回転軸線方向に対して直交する方
    向及び回転軸線方向と同方向に移動させる移動手段と、 前記各接触面が前記砥石の使用面と接触したことを検出
    する検出手段と、 前記検出手段により接触面と使用面とが接触したことが
    検出された際、その接触位置を検出する接触位置検出手
    段とを備えた砥石測定装置。
  2. 【請求項2】 前記接触子は、砥石の回転軸線と平行な
    第1の接触面と、同第1の接触面に対して90度を超え
    た角度の間隔を設けて第1の接触面の両端側に形成され
    た第2の接触面及び第3の接触面とを有している請求項
    1に記載の砥石測定装置。
  3. 【請求項3】 使用面が円弧状に形成された砥石の回転
    軸線と平行な第1の接触面と、同第1の接触面に対して
    90度を超えた角度の間隔を設けて第1の接触面の両端
    側に形成された第2の接触面及び第3の接触面とを有す
    る接触子により砥石を測定する方法であって、 前記砥石の使用面に第1の接触面、第2の接触面、第3
    の接触面をそれぞれ接触させ、使用面と各接触面との接
    触位置に基づき、前記使用面の円弧半径値と円弧の中心
    位置を測定する砥石測定方法。
JP7121756A 1995-05-19 1995-05-19 砥石測定装置及び砥石測定方法 Pending JPH08318462A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0470462U (ja) * 1990-10-25 1992-06-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0470462U (ja) * 1990-10-25 1992-06-22

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