JPH0929628A - 研削盤の砥石形状計測方法並びに計測装置及びこの計測方法を用いた加工方法 - Google Patents

研削盤の砥石形状計測方法並びに計測装置及びこの計測方法を用いた加工方法

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JPH0929628A
JPH0929628A JP7181736A JP18173695A JPH0929628A JP H0929628 A JPH0929628 A JP H0929628A JP 7181736 A JP7181736 A JP 7181736A JP 18173695 A JP18173695 A JP 18173695A JP H0929628 A JPH0929628 A JP H0929628A
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grinding machine
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JP7181736A
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Hideaki Kasugai
英明 春日井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 砥石形状を自動的に測定して補正を行なうこ
とにより加工精度を向上させるとともに加工効率を向上
させることのできる研削盤の砥石形状計測方法並びに計
測装置及びこの計測方法を用いた加工方法を提供する。 【解決手段】 回転する砥石111に対してワークWが
載置固定されたテーブル105を相対的に移動させるこ
とにより荒取りを行った後、基準片3が載置固定された
テーブル105を砥石111に対して相対的に移動さ
せ、砥石111と基準片3が接触したことをセンサ5が
検知した時の砥石111の位置を位置検出手段35,3
7が検出して位置データを演算部21に送る。演算部2
1は位置データ及び基準片3の形状データに基づいて砥
石111先端の形状を算出する。その後、得られた砥石
111先端の形状に基づいて補正された加工データによ
り仕上げ加工を行なうものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は研削盤の砥石形状
計測方法並びに計測装置及びこの計測方法を用いた加工
方法に係り、さらに詳しくは、砥石先端のコーナー形状
を自動的に計測すると共にこの計測値に対応した補正を
自動的に行なうことのできる研削盤の砥石形状計測方法
並びに計測装置及びこの計測方法を用いた加工方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、研削盤としての図7に示され
るような平面研削盤101においては、ベッド103,
テーブル105,コラム107等からなる。
【0003】前記コラム107はZ軸サーボモータ(図
示せず)によりベッド103上をZ軸方向(前後方向)
へ往復動自在に設けられている。このコラム107には
砥石台109がY軸サーボモータ(図示せず)によりY
軸方向(上下方向)に移動自在に設けられており、この
砥石台109には、砥石111が回転自在に設けられて
いる。
【0004】前記ベッド103の上面には、テーブル1
05がX軸サーボモータ(図示せず)よりX軸方向(左
右方向)へ移動自在となっている。このテーブル105
の図7中左側端部付近には、砥石111を成形するため
のドレッサ113が設けられている。
【0005】また、ベッド103の横には、X軸,Y
軸,Z軸の各サーボモータや、砥石111の回転を制御
するCNC装置115が設けられている。
【0006】このように構成されているので、図7に示
されるようなテーブル105上に取付けられた被加工物
Wの加工においては、テーブル105のX軸方向への移
動、コラム107のZ軸方向への移動、および砥石台1
09のY軸方向の移動によりまず荒取りを行い(図8参
照)、その後砥石111のコーナー部を用いてコンタリ
ング加工するものである(図9参照)。
【0007】従って、このようなコンタリング加工にお
いては、砥石111先端のコーナー部を用いて加工する
ため、このコーナー部の形状が加工精度に大きく関係す
ることになる。すなわち、砥石111のコーナー部のR
が正確に把握されていないと、図10中破線で示される
ように、削りすぎや削り残しが生じる。
【0008】そこで、従来の加工においては、砥石11
1によりカーボンを削り、削られた部分の形状から砥石
111のコーナー部形状を測定したり、予め砥石111
をドレッサ113により成形してから加工する等が行わ
れている。
【0009】図11には、カーボン117を用いた砥石
111の形状測定が示されている。すなわち、加工に用
いる砥石111によりカーボン117を削り(図11
(A)参照)、このカーボン117を投影機119のス
クリーン119に拡大投影して砥石111のコーナー半
径Rの大きさを測定するものである。
【0010】また、砥石111のドレッシングは、コラ
ム107を前後に移動することによりテーブル105上
に設けられているダイヤモンドホイール等のドレッサ1
13を用いて、砥石111の形状を修正するものであ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように削ったカーボン117から形状を測定したり、砥
石111のドレッシングを行なうことは時間を要するた
め、加工効率が低下することとなる。また、砥石111
の形状を正確に把握していないと、加工精度の低下を招
くこととなる。
【0012】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、砥石形状を自動的に
測定して補正を行なうことにより加工精度を向上させる
とともに加工効率を向上させることのできる研削盤の砥
石形状計測方法並びに計測装置及びこの計測方法を用い
た加工方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の研削盤の砥石形状計測方法
は、回転する砥石に対してワークが載置固定されたテー
ブルを相対的に移動させることにより研削加工を行なう
研削盤であって、前記テーブル上に設けられた形状既知
の基準片に対して前記砥石を複数の所定方向から接触さ
せ、得られた位置データ及び基準片の形状データに基づ
いて砥石先端コーナー部の形状を計測することを特徴と
するものである。
【0014】請求項1による研削盤の砥石形状計測方法
では、ワークが載置固定されたテーブルを回転する砥石
に対して相対的に移動させることにより研削加工を行な
う研削盤において、前記砥石及びテーブルを相対的に移
動させることによりテーブル上に設けられた形状既知の
基準片に対して前記砥石を複数の所定方向から接触させ
て砥石先端の位置を計測し、得られた位置データ及び基
準片の形状データに基づいて砥石先端コーナー部の形状
を計測するものである。
【0015】請求項2による発明の研削盤の砥石形状計
測方法は、請求項1記載の砥石を円形断面の前記基準片
へ上方から接触させて砥石の先端位置のY座標を計測す
ると共に前記砥石の側面を側方から前記基準片に接触さ
せて前記砥石の側面位置のZ座標を計測し、得られた
(Z,Y)点から前記基準片の中心へ向けて前記砥石を
移動して基準片と接触させて砥石における接触位置を計
測し、得られた計測値から砥石のコーナー部の半径を計
測することを特徴とするものである。
【0016】請求項2による研削盤の砥石形状計測方法
では、請求項1記載の砥石を円形断面を有する前記基準
片へ上方から接触させて砥石の先端位置のY座標を計測
すると共に前記砥石の側面を側方から前記基準片に接触
させて前記砥石の側面位置のZ座標を計測し、得られた
(Z,Y)点から前記基準片の中心へ向けて前記砥石を
移動して基準片と接触させる。こうして得られた砥石先
端の位置データと基準片の形状データにより砥石のコー
ナー部の半径を計測するものである。
【0017】請求項3による発明の研削盤の砥石形状計
測装置は、回転する砥石に対してワークが載置固定され
たテーブルを相対的に移動させることにより研削加工を
行なう研削盤であって、前記テーブル上に設けられた寸
法既知の基準片と、この基準片に前記砥石が接触したこ
とを検出するセンサと、前記センサからの信号により前
記砥石が前記基準片に接触したことを検出した時の砥石
位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段から
の信号を受けて砥石の形状を算出する演算部と、を備え
てなることを特徴とするものである。
【0018】請求項3よる研削盤の砥石形状計測装置で
は、基準片が載置固定されたテーブルを砥石に対して相
対的に移動させ、砥石と基準片が接触したことをセンサ
が検知する。この時の砥石の位置を位置検出手段が検出
して位置データを演算部に送る。演算部は得られた位置
データ及び基準片の形状データに基づいて砥石先端の形
状を算出する。
【0019】請求項4による発明の研削盤の砥石形状計
測装置は、請求項3記載の基準片が丸棒であることを特
徴とするものである。
【0020】請求項4記載の研削盤の砥石形状計測装置
では、請求項3記載の基準片として丸棒を用いて砥石の
形状を計測するものである。
【0021】請求項5による発明の研削盤の加工方法
は、回転する砥石に対してワークが載置固定されたテー
ブルを相対的に移動させることにより荒取りを行った
後、請求項1,2記載の砥石形状計測方法により前記砥
石の形状を測定し、得られた砥石先端の形状に基づいて
補正された加工データにより仕上げ加工を行なうことを
特徴とするものである。
【0022】請求項5の研削盤の加工方法では、回転す
る砥石に対してワークが載置固定されたテーブルを相対
的に移動させることにより荒取りを行った後、請求項
1,2記載の砥石形状計測方法により前記砥石の形状を
測定し、得られた測定結果に基づいて補正された加工デ
ータにより仕上げ加工を行なうものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態の
例を図面に基づいて説明する。
【0024】図1には、この発明に係る研削盤としての
平面研削盤1が示されている。なお、一般的な平面研削
盤は前述の従来技術において説明したので、共通する部
位には同じ符号を用いることとして重複した説明は省略
する。
【0025】図1において、ドレッサ113には砥石1
11の形状測定における基準となる断面データ既知の丸
棒のごとき基準片3と、砥石111が前記基準片3に接
触したことを検出するためのAEセンサ等のセンサ5が
設けられており、アンプ7(図2参照)を介してCNC
装置9に接続されている。
【0026】図2を参照するに、このCNC装置9は、
主制御部であるCPU11と、キーボードのごとき入力
手段13、CRTのごとき出力手段15が接続されてい
る。また、内部には、加工プログラム等を記憶している
不揮発性のメモリ17と、必要に応じて加工データ等を
入出力する揮発性のメモリ19を有している。さらに、
後述する砥石111の形状を算出するための演算部21
を備えている。
【0027】このCNC装置9には、各々サーボアンプ
23,25,27を介して、コラム107をZ軸方向へ
移動させるZ軸サーボモータ29、砥石台109をY軸
方向へ上下させるY軸サーボモータ31およびテーブル
105をX軸方向へ移動させるX軸サーボモータ33が
接続されている。このZ軸サーボモータ29,Y軸サー
ボモータ31,X軸サーボモータ33には、位置検出手
段としてのロータリーエンコーダ35,37,39が各
々設けられており、CNC装置9に位置データを送って
サーボ機構により位置制御を行なうものである。
【0028】砥石111と基準片3が接触したことを示
すセンサ5からの信号に基づき、砥石111と基準片3
の相対的位置関係を示すZ座標をロータリーエンコーダ
35により、またY座標をロータリーエンコーダ37よ
り検出して、CNC装置9の演算部21に伝達する。
【0029】以上のように構成されている平面研削盤1
の砥石111の形状測定及び測定された砥石111の形
状を用いた補正加工を、図3に示される一連の加工動作
において説明する。
【0030】まず、プランジ加工で荒取りを行なう(ス
テップS1、図8参照)。続いて、以下の手順で補正加
工を行なう。
【0031】CNC装置9がZ軸サーボモータ29およ
びY軸サーボモータ31を制御して砥石111を基準片
3の上面に近づけ(ステップS2)、砥石111先端面
の位置座標yy(ステップS3、図5参照)を求める。
次に、砥石111を降下させてから水平に移動すること
により基準片3の側面に近づけ(ステップS4)、砥石
111側面の位置座標ZZを検出する(ステップS
5)。このようにして求めた位置(ZZ,yy)から4
5度下方へ砥石111を移動させて基準片3に近づけ
(ステップS6)、砥石111のコーナー部の位置座標
ryを検出する(ステップS7,図5参照)。
【0032】得られた砥石111端面の位置座標yyお
よびコーナー部の位置座標ryを用いて、CNC装置9
の演算部21が以下の手順により砥石111のコーナー
円の半径Rを求める(ステップS8)。
【0033】すなわち、図4を参照するに、砥石111
のコーナー円の中心を(a,b),砥石111のコーナ
ー部分が直角と仮定した場合の座標を(0,0),砥石
111のコーナー部分と基準片3との接点の座標を
(A,A)とすると、砥石111のコーナー円の方程式
は、 (Z−a)2 +(Y−b)2 =R2 となる。ここで、砥石111のコーナー角を原点に設定
しているので、コーナー円の中心(a,b)=(R,
R)となる。従って、基準片3との接点(A,A)の位
置では、 (A−R)2 +(A−R)2 =R2 となり、これより、
【数1】R=(4A±√(16A2 −8A2 ))/2=
(2±√2)A が得られ、R>Aを考慮して、 R=(2+√2)A ………… (1) となる。
【0034】次に、図5を参照して接点の座標(A,
A)を求める。ここで、基準片3の丸棒の直径をP,基
準片3の最上点のY座標をyy,砥石111が基準片3
に接触した時のY座標をryとすると、図中のy′の値
は、 y′=(1−1/√2)P/2 で得られる。従って、
【数2】 A=yy−ry−y′=yy−ry−(1−1/√2)P/2 …… (2) A≧0 前述の1)式に2)式を代入すると、 R=(2+√2)A=(2+√2){yy−ry−(1
−1/√2)P/2} が得られる。
【0035】再び図3に戻って、上述したようにして求
められた砥石111のコーナー半径Rを考慮して加工デ
ータを補正し(ステップS9)、補正された加工データ
に基づいてコンタリング加工により仕上げる(ステップ
S10)。
【0036】このような研削盤の砥石形状計測方法並び
に計測装置及びこの計測方法を用いた加工方法によれ
ば、加工途中において砥石111を基準片3に接触さ
せ、センサ5がこれを検知した位置および基準片3の形
状から砥石111のコーナー半径を自動的に計測するこ
とができる。また、得られた砥石111のコーナー半径
に基づき加工データを補正して仕上げ加工を行なうこと
ができるので、高精度の研削加工が可能になる。
【0037】また、従来のように加工作業を中断するこ
となく砥石の形状を計測するので、作業効率を向上させ
ることができる。
【0038】さらに、得られた砥石111の形状から砥
石111の最適なドレッシング時期を判断することがで
きるので、ドレッシングの時間を節約できるし、加工精
度の向上に役立つ。
【0039】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述の実
施例においては、研削盤として平面研削盤1の場合を説
明したが、この他光学式倣い研削盤や円筒研削盤等にも
同様に適用することができる。
【0040】前述の実施例においては、基準片3として
丸棒を用いたが、この他にも六角棒や八角棒等の多角形
断面を有するものを用いても同様に砥石111の形状を
測定することができる。
【0041】また、センサ5としてAEセンサを用いた
場合について説明したが、これに限らず振動センサを用
いたり、砥石111の負荷電流を検出するセンサを用い
ることにより砥石111と基準片との接触を検出するよ
うにしてもよい。
【0042】また、図6に示すように、先端形状が丸い
丸砥石41の形状を測定する場合には、丸砥石41の任
意の3点を測定することにより先端の半径Rを測定する
ことができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる研削盤の砥石形状計測方法では、研削盤の回転する
砥石及び形状既知の基準片を載置したテーブルを相対的
に移動させることにより、テーブル上に設けられた基準
片に対して砥石を複数の所定方向から接触させて砥石先
端の位置を計測するので、研削加工の途中において連続
して計測を行なうことができる。そして、得られた砥石
先端の位置データ及び既知である基準片の形状データに
基づいて砥石の形状を算出するので、自動で砥石の形状
を計測することができる。
【0044】請求項2によるこの発明の研削盤の砥石形
状計測方法では、請求項1記載の砥石を円形断面を有す
る前記基準片へ上方から接触させて砥石の先端位置のY
座標を計測すると共に前記砥石の側面を側方から前記基
準片に接触させて前記砥石の側面位置のZ座標を計測
し、得られた(Z,Y)点から前記基準片の中心へ向け
て前記砥石を移動して基準片と接触させるので、基準片
に対して45度の法線方向から接近し接触することにな
り、砥石先端のコーナー半径を容易に算出することでき
る。
【0045】請求項3によるこの発明の研削盤の砥石形
状計測装置によれば、基準片が載置固定されたテーブル
を砥石に対して相対的に移動させ、砥石と基準片が接触
したことをセンサが検知するので、砥石と基準片が接触
した瞬間を正確に知ることができる。また、この時の砥
石の位置を位置検出手段が検出して位置データを演算部
に送り、演算部はこの位置データ及び基準片の形状デー
タに基づいて砥石先端の形状を算出するので、砥石先端
の形状を自動で正確に計測することができる。
【0046】請求項4によるこの発明の研削盤の砥石形
状計測装置によれば、請求項3記載の基準片として丸棒
を用いて砥石の形状を計測するので、砥石先端部のコー
ナー半径の算出が容易にできる。
【0047】また、請求項5によるこの発明の研削盤の
加工方法によれば、回転する砥石に対してワークが載置
固定されたテーブルを相対的に移動させることにより荒
取りを行った後、請求項1,2記載の砥石形状計測方法
により前記砥石の形状を測定し、得られた測定結果に基
づいて補正された加工データにより仕上げ加工を行なう
ので砥石のドレッシングを行なうことなく高精度の研削
加工を行なうことができる。また作業を中断することが
ないので加工効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る砥石形状計測装置を用いた平面
研削盤の全体を示す斜視図である。
【図2】この発明に係る砥石形状計測装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】この発明に係る研削盤の砥石形状計測方法の手
順を示すフローチャート図である。
【図4】砥石先端のコーナー部と基準片との関係を示す
説明図である。
【図5】砥石先端のコーナー部と基準片との関係を示す
説明図である。
【図6】先端が丸い砥石の場合の計測方法を示す説明図
である。
【図7】従来より一般的な平面研削盤の全体を示す斜視
図である。
【図8】荒取りの状態を示す説明図である。
【図9】従来におけるコンタリング加工を示す説明図で
ある。
【図10】従来におけるコンタリング加工で発生する削
り残しを示す説明図である。
【図11】カーボンにより砥石の形状を計測する従来の
方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 平面研削盤 3 基準片 5 センサ 21 演算部 35,37 ロータリーエンコーダ(位置検出手段) 105 テーブル 111 砥石 W ワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する砥石に対してワークが載置固定
    されたテーブルを相対的に移動させることにより研削加
    工を行なう研削盤であって、前記テーブル上に設けられ
    た形状既知の基準片に対して前記砥石を複数の所定方向
    から接触させ、得られた位置データ及び基準片の形状デ
    ータに基づいて砥石先端コーナー部の形状を計測するこ
    とを特徴とする研削盤の砥石形状計測方法。
  2. 【請求項2】 前記砥石を円形断面の前記基準片へ上方
    から接触させて砥石の先端位置のY座標を計測すると共
    に前記砥石の側面を側方から前記基準片に接触させて前
    記砥石の側面位置のZ座標を計測し、得られた(Z,
    Y)点から前記基準片の中心へ向けて前記砥石を移動し
    て基準片と接触させて砥石における接触位置を計測し、
    得られた計測値から砥石のコーナー部の半径を計測する
    ことを特徴とする請求項1記載の研削盤の砥石形状計測
    方法。
  3. 【請求項3】 回転する砥石に対してワークが載置固定
    されたテーブルを相対的に移動させることにより研削加
    工を行なう研削盤であって、前記テーブル上に設けられ
    た寸法既知の基準片と、この基準片に前記砥石が接触し
    たことを検出するセンサと、前記センサからの信号によ
    り前記砥石が前記基準片に接触したことを検出した時の
    砥石位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段
    からの信号を受けて砥石の形状を算出する演算部と、を
    備えてなることを特徴とする研削盤の砥石形状計測装
    置。
  4. 【請求項4】 前記基準片が丸棒であることを特徴とす
    る請求項3記載の研削盤の砥石形状計測装置。
  5. 【請求項5】 回転する砥石に対してワークが載置固定
    されたテーブルを相対的に移動させることにより荒取り
    を行った後、請求項1,2記載の砥石形状計測方法によ
    り前記砥石の形状を測定し、得られた砥石先端の形状に
    基づいて補正された加工データにより仕上げ加工を行な
    うことを特徴とする研削盤の加工方法。
JP7181736A 1995-07-18 1995-07-18 研削盤の砥石形状計測方法並びに計測装置及びこの計測方法を用いた加工方法 Pending JPH0929628A (ja)

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