JP2896843B2 - 段付砥石の精度測定方法及び装置 - Google Patents

段付砥石の精度測定方法及び装置

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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、段差の付いた複数の円
筒部を同時に研削する複数の研削部を有する、主として
アンギュラスライド研削盤で用いる段付砥石の精度測定
方法及びこの方法の実施に用いる測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークの軸線に対し斜交する方向
から砥石を送り込んでワークの円筒部をその端部の段差
面に亘って研削するようにしたアンギュラスライド研削
盤が知られている(特公昭48−36556号公報参
照)。ワークが段差の付いた複数の円筒部を有するもの
である場合、従来はワークの位置をずらして各円筒部を
個々に研削しているが、複数の研削部を有する段付砥石
を用いて、複数の円筒部を同時に研削することも試みら
れている。例えば、図1(a)に示す如くワークWの大
小2段の円筒部Wa、Wbに対応する2個の研削部1
a、1bを有する段付砥石1を用い、該砥石1をワーク
Wの軸線に対し所定の傾斜角θで斜交する方向から送り
込んで大小2段の円筒部Wa、Wbを同時に研削するこ
とが試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く複数の円筒
部を同時研削する場合、段付砥石1の各研削部1a、1
bが砥石直径線に対し前記傾斜角θで斜交する基準線
(ワーク軸線に相当)に平行で且つ基準線に直交する方
向における研削部1a、1b間の段差寸法Dが所定値に
なっていないと正確な研削を行ない得ず、そのため段付
砥石1の精度管理が必要となる。また、研削部1a、1
bが上記基準線に対し平行でなくても、各研削部1a、
1bが互いに平行で且つこれと直交する方向における研
削部1a、1b間の段差寸法が所定値であれば、砥石送
り方向のワーク軸線に対する傾斜角を調節することで対
処できる。本発明は、以上の点に鑑み、段付砥石の各研
削部の平行度と研削部間の精度及び砥石送り方向の調節
角度とを簡単に測定できるようにすることをその目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1の発明は、段差の付いた複数の円筒部を同時に
研削する複数の研削部を有する段付砥石の精度測定方法
であって、段付砥石によりテストピースを研削する工程
と、XYZの3軸直交座標系におけるX−Y座標面に平
行なセット面にテストピースの軸線が合致するようにテ
ストピースをセットする工程と、段付砥石の各研削部に
対応するテストピースの各被研削部の前記セット面上に
位置する母線上の点のX軸方向位置から複数の被研削部
間のX軸方向における段差寸法を計測し、この段差寸法
が所定値になるようにテストピースを前記セット面上で
Z軸回りに旋回する工程と、各被研削部の前記母線上の
点のX軸方向位置を計測しつつテストピースを前記セッ
ト面上でY軸方向に移動して、前記母線のY軸に対する
平行度を計測する工程と、から成ることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、段差の付いた複数の円筒部を
同時に研削する複数の研削部を有する段付砥石の精度を
当該段付砥石で研削したテストピースを用いて測定する
装置であって、機台と、機台上に設けた、XYZの3軸
直交座標系におけるX−Y座標面に沿って少なくともY
軸方向に移動可能な可動台と、可動台上に設けた、Z軸
回りに旋回可能な旋回台と、旋回台上に設けた、テスト
ピースをその軸線がX−Y座標面に平行なセット面に合
致するように芯決め保持する治具と、機台に支持体を介
して設けた、段付砥石の各研削部に対応するテストピー
スの各被研削部の前記セット面上に位置する母線上の点
のX軸方向位置を計測する複数の変位計と、を備えるこ
とを特徴とする。この場合、請求項3の発明の如く、前
記各変位計を前記各被研削部の前記母線上の点にX軸方
向から当接可能な測定子と測定子の変位に応じた電気信
号を発生する信号発生器とから成る電気マイクロメータ
で構成すると共に、測定子を信号発生器から分離自在と
して、複数の変位計の測定子を共通の測定ヘッドに組付
け、該測定ヘッドを前記支持体に着脱自在とすることが
望ましく、また、請求項4の発明の如く、所定寸法の段
差が付いた複数の基準面を有するブロックゲージを各基
準面が前記各変位計に対向するような位置関係で前記支
持体に着脱自在とすることが望ましい。
【0005】
【作用】テストピースを治具にセットして旋回台を旋回
すると、各被研削部がX軸方向に円弧運動し、各変位計
の測定値の偏差として検出される被研削部間のX軸方向
の段差寸法が変化する。また、可動台の動きでテストピ
ースをY軸方向に移動したとき、被研削部の母線がY軸
に平行であれば、変位計の測定値は変化せず、従って測
定値の変化から被研削部の母線のY軸に対する平行度を
計測できる。
【0006】ところで、段付砥石の各研削部の平行度及
び研削部間の段差の精度が出ていれば、各被研削部の母
線がY軸に平行になったとき、被研削部間のX軸方向の
段差寸法が所定値になる。一方、各研削部の平行度の精
度と研削部間の段差の精度との少なくとも一方が狂って
いれば、前記段差寸法が所定値になっても被研削部の母
線はY軸に平行にならなくなる。従って、前記段差寸法
が所定値になるまでテストピースを旋回し、この状態で
テストピースをY軸方向に移動して各被研削部の母線の
Y軸に対する平行度を測定することにより、段付砥石の
各研削部の平行度の精度と研削部間の段差の精度とを共
に計測できる。そして、両方の精度が出ている場合、前
記段差寸法が所定値になったときのテストピースの旋回
角度に基いてワーク軸線に対する砥石送り方向の傾斜角
を調節することにより、ワークの複数の円筒部を同時に
正確に研削できる。
【0007】
【実施例】図示の実施例は、図1(a)に示すアンギュ
ラスライド研削盤用の段付砥石1により図1(b)に示
す如く研削したテストピースPを用いて段付砥石1の精
度を測定する装置に本発明を適用したものである。尚、
テストピースPの研削に際しての段付砥石1の送り方向
はテストピースPの軸線に直交する方向としており、段
付砥石1の各研削部1a、1bに対応するテストピース
Pの各被研削部Pa、Pbはテーパ面に研削されてい
る。また、段付砥石1は単層電着砥石で構成されてい
る。
【0008】精度測定装置は、図2乃至図5に示す如
く、機台10を備えており、該機台10上には、XYZ
の3軸直交座標系におけるX−Y座標面に沿ってX軸方
向とY軸方向とに移動自在な可動台11が設けられてい
る。該可動台11は、操作摘み12aにより螺杆12b
を介してX軸方向に移動される下側のX軸テーブル12
と、同じく操作摘み13aにより螺杆13bを介してY
軸方向に移動される上側のY軸テーブル13とで構成さ
れている。
【0009】可動台11上には、操作摘み14aにより
ウォームギア機構を介してZ軸回りに旋回される旋回台
14が設けられており、該旋回台14上には、テストピ
ースPをその軸線がX−Y座標面に平行な所定のセット
面に合致するように芯決め保持する治具15が設けられ
ている。該治具15は、Y軸テーブル13に固定される
ベース板15a上に1対の心押台15b、15bを立設
し、各心押台15bに設けたハンドル15c付きのセン
タ軸15dによりテストピースPを芯決め保持するよう
に構成されている。
【0010】また、機台10には上方にのびる支持体1
6が位置決め部材16aにより定位置に位置決めして立
設されており、該支持体16上に1対の変位計171
172を設けた。該各変位計171、172は、テストピ
ースPの各被研削部Pa、Pbの前記セット面上に位置
する母線上の点のX軸方向位置を計測するもので、本実
施例では各被研削部Pa、Pbの前記母線上の点にX軸
方向から当接する測定子17aと、測定子17aのX軸
方向変位に応じた電気信号を発生する信号発生器17b
とから成る電気マイクロメータで構成されている。ま
た、本実施例では、測定子17aを信号発生器17bに
直結せずに、測定子17aの尾端フランジ17cに信号
発生器17b側の可動子17dを弾接させて測定子17
aの変位を検出するようにし、これにより測定子17a
を信号発生器17bから分離自在とした。そして、変位
計171、172の信号発生器17bを支持体16上の固
定ブロック18に取付け、一方、変位計171、172
測定子17aを共通の測定ヘッド19に所定の位置関係
で摺動自在に取付け、該測定ヘッド19を前記支持体1
6に固定ねじ19aで着脱自在に取付けられるようにし
た。これによれば、測定ヘッド19を砥石の種類に応じ
て複数用意しておくことにより、測定ヘッド19の交換
のみで研削部間の軸方向ピッチが異なる種々の砥石の精
度測定を行ない得られるようになり有利である。
【0011】図6を参照して、20は図1(a)にDで
示されている段付砥石1の研削部1a、1b間の段差寸
法の正規値に等しい段差を付けた2つの基準面20a、
20bを有するブロックゲージを示し、該ゲージ20を
前記支持体16の内側面の上部に設けた取付座16bに
着脱自在とし、該ゲージ20の装着時に前記各基準面2
0a、20bが各変位計171、172に対向するように
した。
【0012】次に、上記測定装置の使用方法を説明す
る。先ず、支持体16に上記の如くブロックゲージ20
を取付け、該ゲージ20の各基準面20a、20bに各
変位計171、172の測定子17aを当接させ、この状
態で各変位計171、172の測定値を零にリセットす
る。
【0013】次に、ブロックゲージ20を取外して治具
15にテストピースPをセットし、テストピースPの軸
線とX軸との成す角度αがワーク軸線に対する砥石送り
方向の傾斜角θ(図1(a)参照)の正規値になるよう
に旋回台14を図示しない目盛りを見て旋回調節する。
次に、X軸テーブル12を支持体16側に向ってX軸方
向に前進させ、テストピースPの各被研削部Pa、Pb
を各変位計171、172の測定子17aに当接させる。
この際、測定子17aは各被研削部Pa、Pbの前記セ
ット面上に位置する母線上の点に当接することになり、
該各点のX軸方向位置が各変位計171、172によって
計測される。
【0014】ここで、両被研削部Pa、PbのX軸方向
の段差寸法dはテストピースPの軸線のX軸に対する傾
斜角αによって変化し、段差寸法が段付砥石1の両研削
部1a、1b間の段差寸法Dの正規値に等しくなったと
き、両変位計171、172の測定値の偏差が零になる。
そして、測定値の偏差が零になっていないときは、旋回
台14を旋回して偏差が零になるように傾斜角αを微調
整する。
【0015】次に、Y軸テーブル13を動かしてテスト
ピースPをY軸方向に移動し、このときの各変位計17
1、172の測定値の変化から各被研削部Pa、Pbの前
記母線のY軸に対する平行度を計測する。即ち、被研削
部Pa、Pbの母線がY軸に平行であれば変位計1
1、172の測定値は変化せず、これにより平行度を計
測できる。
【0016】両変位計171、172の測定値の偏差が零
になった状態で各被研削部Pa、Pbの母線がY軸に平
行になるのは、偏差が零になったときの上記傾斜角αと
等角度で段付砥石1の直径線に対し斜交する線に段付砥
石1の各研削部1a、1bが平行で、且つ、該線に直交
する方向における両研削部1a、1b間の段差寸法Dが
正規値になっているときであり、このような段付砥石1
を用いれば、ワーク軸線に対する砥石送り方向の傾斜角
θを偏差が零になったときの上記傾斜角αと等角度に調
節することにより、ワークWの大小2段の円筒部Wa、
Wbを正確に研削できる。
【0017】一方、各研削部1a、1bが互いに平行で
なく、また、平行であってもこれに直交方向の研削部1
a、1b間の段差寸法が正規値でないような不良品の段
付砥石1でテストピースPを研削した場合は、両変位計
171、172の測定値の偏差が零になったときテストピ
ースPの両被研削部Pa、Pbの少なくとも一方の母線
がY軸に対し傾き、各被研削部Pa、Pbの母線のY軸
に対する平行度の計測によって段付砥石1の精度不良を
判別できる。
【0018】尚、上記実施例では可動台11をY軸方向
だけでなくX軸方向にも移動可能としたが、これはテス
トピースPの研削量のばらつきを吸収して、各被研削部
Pa、Pbをブロックゲージ20の各基準面20a、2
0bと同一位置で各変位計171、172の測定子17a
に当接し得るようにするためであり、本質的には可動台
11はY軸方向に移動可能であれば良い。
【0019】更に、上記実施例では可動台11と旋回台
14とを手動で動かすようにしたが動力で駆動すること
も可能であり、この場合、旋回台14用の駆動源を変位
計171、172からの信号を入力するコントローラによ
り制御して、変位計171、172の測定値の偏差が零に
なるように旋回台14を自動的に旋回させるようにして
も良い。
【0020】また、上記実施例では2個の研削部1a、
1bを有する段付砥石1の精度を測定するようにした
が、3個以上の研削部を有する段付砥石の精度測定にも
本発明を適用できる。この場合、テストピースの全ての
被研削部のX軸方向位置を計測できるように段付砥石の
研削部の個数と同数の変位計を設けることが望ましい
が、被研削部間の軸方向ピッチが変位計を配置可能な最
小配置ピッチより狭い場合には、変位計の数を減らして
代表的な少なくとも2個の被研削部を計測するようにし
ても良い。
【0021】また、上記実施例では砥石送り方向をテス
トピースPの軸線に直交する方向としてテストピースP
を研削したが、テストピースPの軸線に対しワーク研削
時の砥石送り方向の傾斜角θの設定値と等角度で斜交す
る方向から段付砥石を送り込んでテストピースを研削し
ても良い。この場合は、被研削部の母線がテストピース
の軸線とほぼ平行になるから、旋回台14をテストピー
スの軸線がY軸に平行になるように旋回調節し、この状
態で各被研削部に各変位計171、172の測定子17a
を当接させた後、両変位計171、172の測定値の偏差
が零になるように旋回台14を微調節する。そして、偏
差が零になったときのY軸に対するテストピースの軸線
の傾斜角だけワーク研削時の砥石送り角度θを設定値か
らずらす。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、段付砥石の各研削部の平行度と研削部間の段
差との両者の精度を正確に簡単に計測でき、更に、ワー
ク研削時の砥石送り方向の調節角度も知ることができ、
段付砥石によるワークの研削精度を保証する上で有利で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)段付砥石によるワークの研削状態を示
す図、(b)段付砥石によるテストピースの研削状態を
示す図
【図2】 本発明測定装置の一例の斜視図
【図3】 図2の装置の平面図
【図4】 図2の装置の正面図
【図5】 図2の装置の側面図
【図6】 ブロックゲージの取付状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 段付砥石 1a、1b 研削部 P テストピース Pa、Pb 被研削部 10 機台 11 可動台 14 旋回台 15 治具 16 支持体 171、172 変位計 17a 測定子 17b 信号発生器 19 測定ヘッド 20 ブロックゲー
ジ 20a、20b 基準面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−3303(JP,A) 特公 昭50−21185(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B24B 49/00 B24B 5/01 B24B 49/10 G01B 5/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段差の付いた複数の円筒部を同時に研削
    する複数の研削部を有する段付砥石の精度測定方法であ
    って、 段付砥石によりテストピースを研削する工程と、 XYZの3軸直交座標系におけるX−Y座標面に平行な
    セット面にテストピースの軸線が合致するようにテスト
    ピースをセットする工程と、 段付砥石の各研削部に対応するテストピースの各被研削
    部の前記セット面上に位置する母線上の点のX軸方向位
    置から複数の被研削部間のX軸方向における段差寸法を
    計測し、この段差寸法が所定値になるようにテストピー
    スを前記セット面上でZ軸回りに旋回する工程と、 各被研削部の前記母線上の点のX軸方向位置を計測しつ
    つテストピースを前記セット面上でY軸方向に移動し
    て、前記母線のY軸に対する平行度を計測する工程と、 から成ることを特徴とする段付砥石の精度計測方法。
  2. 【請求項2】 段差の付いた複数の円筒部を同時に研削
    する複数の研削部を有する段付砥石の精度を当該段付砥
    石で研削したテストピースを用いて測定する装置であっ
    て、 機台と、 機台上に設けた、XYZの3軸直交座標系におけるX−
    Y座標面に沿って少なくともY軸方向に移動可能な可動
    台と、 可動台上に設けた、Z軸回りに旋回可能な旋回台と、 旋回台上に設けた、テストピースをその軸線がX−Y座
    標面に平行なセット面に合致するように芯決め保持する
    治具と、 機台に支持体を介して設けた、段付砥石の各研削部に対
    応するテストピースの各被研削部の前記セット面上に位
    する母線上の点のX軸方向位置を計測する複数の変位
    計と、 を備えることを特徴とする段付砥石の精度測定装置。
  3. 【請求項3】 前記各変位計を前記各被研削部の前記母
    線上の点にX軸方向から当接可能な測定子と測定子の変
    位に応じた電気信号を発生する信号発生器とから成る電
    気マイクロメータで構成すると共に、測定子を信号発生
    器から分離自在として、複数の変位計の測定子を共通の
    測定ヘッドに組付け、該測定ヘッドを前記支持体に着脱
    自在としたことを特徴とする請求項2に記載の段付砥石
    の精度測定装置。
  4. 【請求項4】 所定寸法の段差が付いた複数の基準面を
    有するブロックゲージを各基準面が前記各変位計に対向
    するような位置関係で前記支持体に着脱自在としたこと
    を特徴とする請求項2又は3に記載の段付砥石の精度測
    定装置。
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