JPH08317624A - リニアモータのブレーキ方法およびブレーキ装置 - Google Patents

リニアモータのブレーキ方法およびブレーキ装置

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JPH08317624A
JPH08317624A JP13890895A JP13890895A JPH08317624A JP H08317624 A JPH08317624 A JP H08317624A JP 13890895 A JP13890895 A JP 13890895A JP 13890895 A JP13890895 A JP 13890895A JP H08317624 A JPH08317624 A JP H08317624A
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braking
linear motor
slider
force
magnetic force
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Ryuji Suzuki
竜二 鈴木
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    • F16D63/008Brakes acting on a linearly moving member
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L13/00Electric propulsion for monorail vehicles, suspension vehicles or rack railways; Magnetic suspension or levitation for vehicles
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • F16D2121/00Type of actuator operation force
    • F16D2121/18Electric or magnetic
    • F16D2121/20Electric or magnetic using electromagnets

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制動特性や応答性の良好なリニアモータのブ
レーキ方法およびブレーキ装置を提供する。 【構成】 本発明のリニアモータのブレーキ方法および
ブレーキ装置は、リニアモータの移動側と固定側との間
で機械的な摩擦トルクを発生させ、これによって、リニ
アモータの制動を行うものであり、駆動用コイルを備え
たリニアモータにおいて、駆動コイルの磁力を受け、駆
動コイルに対して移動可能に支持される制動部を備えて
いる。そして、この制動部は、駆動コイル側の磁力の減
少によって、駆動コイルと相対的に移動する側に接触
し、これによって機械的摩擦トルクを発生させて、リニ
アモータの制動を行う。これによって、制動特性や応答
性の良好なリニアモータの制動を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニアモータに関し、
特に、移動機構の駆動源として使用するリニアモータを
制動するためのブレーキ方法およびブレーキ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】工作機械,産業機械あるいはその他の移
動機構に使用する駆動源として、リニアモータが知られ
ている。モータの制動は、通常の回転式のモータでは、
モータと別のブレーキ機構によって機械的摩擦トルクを
発生させたり、あるいはモータ自身または別のモータに
よって電気的にエネルギーを吸収する電気的制動(以
下、ダイナミックブレーキと呼ぶ)が知られている。
【0003】このような通常の制動方式を軸構成の駆動
機構に適用する場合には、モータと連結しているボール
ネジ等の伝達機構部に、機械的摩擦トルクを発生させる
ブレーキ機構を設けることができる。
【0004】しかしながら、リニアモータを利用した軸
構成の駆動機構では、ボールネジ駆動と異なり移動する
伝達機構部がないため、モータ自身の制動を利用するダ
イナミックブレーキが使用したり、あるいは、別途ブレ
ーキ機構を設けて、リニアモータの駆動状態を監視し、
異常検出によってブレーキを作動させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リニア
モータの従来のブレーキ方式では、制動特性や応答性の
点で問題点がある。
【0006】例えば、ボールネジ等の伝達機構部を持た
ないリニアモータにおいて、ダイナミックブレーキによ
って制動を行う場合には、高速移動時における制動距離
が長くなり、制動を開始してから停止するまでの距離を
多く必要とし、良好な制動特性を得ることができない。
また、リニアモータによる駆動機構を垂直軸に適用した
場合には、停電時等の電源がオフの状態において、ブレ
ーキは制動作用を奏することができず落下してしまう。
この落下を防止するためには、カウンタバランス等の別
の機構が必要となる。
【0007】また、ブレーキ機構を、異常検出により作
動させる場合には、モータの異常信号を検出して受け取
った後にブレーキ動作を開始するため、電気的な遅れ等
が発生し、良好な制動の応答性を得ることができない。
この制動の応答性の点は、例えば、高速で駆動する軸機
構の場合には電気的な遅れによって停止するまでの移動
距離が長くなり、また、垂直軸の軸機構の場合には落下
距離が大きくなる。
【0008】そこで、本発明は前記した従来の問題点を
解決して、制動特性や応答性の良好なリニアモータのブ
レーキ方法およびブレーキ装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のリニアモータの
ブレーキ方法およびブレーキ装置は、リニアモータの移
動側と固定側との間で機械的な摩擦トルクを発生させ、
これによって、リニアモータの制動を行うものである。
【0010】本出願の第1の発明は、リニアモータを機
械的に制動するブレーキ方法において、リニアモータの
駆動用コイルにより形成される磁力により、制動機構を
駆動することによって、前記目的を達成するものであ
る。そして、この制動機構は、リニアモータの駆動用コ
イルによる磁力の低下によって、制動を行うことができ
る。
【0011】また、本出願の第2の発明は、駆動用コイ
ルを備えたリニアモータにおいて、駆動コイルの磁力を
受け、駆動コイルに対して移動可能に支持される制動部
を備えており、この制動部は、駆動コイル側の磁力の減
少によって制動を開始することによって、前記目的を達
成するものである。そして、この制動部は、駆動コイル
側の磁力の減少によって、駆動コイルと相対的に移動す
る側に接触し、これによって機械的摩擦トルクを発生さ
せて、制動を行う。
【0012】また、制動部は、該制動部を駆動コイル側
と反対側に付勢する付勢手段を備えることができる。
【0013】
【作用】リニアモータの駆動は、リニアモータの駆動コ
イルに電力を供給して、駆動コイルを励磁させ、その励
磁位相を制御することによって行っている。
【0014】このとき、本発明によるブレーキ機構の制
動部は、リニアモータの駆動時には、駆動コイルにより
発生する駆動用の磁力によって駆動コイル側に吸引され
る。これによって、この制動部は、駆動コイルと相対的
に移動する側とは接触せず、離れた状態にあり、摩擦ト
ルクによる制動は行われない。例えば、駆動コイル側が
移動する場合には、制動部は固定側と接触しない状態で
駆動コイルとともに移動を行う。
【0015】リニアモータの非常停止時や電源が断とな
った場合には、駆動モータに供給される電力は遮断され
ため、駆動モータはその励磁を停止する。駆動モータの
励磁が停止することによって、リニアモータの駆動トル
クが無くなるとともに、制動部は駆動モータの磁力によ
る吸引力を受けなくなる。そのため、制動部は、駆動コ
イルと相対的に移動する側と接触して、摩擦トルクによ
る制動が行われる。このとき、制動部を駆動コイル側と
反対側に付勢する付勢手段によって、制動部を駆動コイ
ルと相対的に移動する側に積極的に付勢し、摩擦トルク
を発生させることもできる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら詳
細に説明する。
【0017】(本発明の一実施例の構成)図1は、本発
明のリニアモータのブレーキ装置の一実施例の構成を説
明するための、一部を切り欠いた斜視図である。図1に
示すリニアモータは、移動機構の駆動源を構成してお
り、移動側1が固定側2に対して移動を行う。
【0018】固定側2は、例えば、移動方向に延びたベ
ース20を備え、該ベース20上に複数個の固定磁石2
1が移動方向に配列されている。また、ベース20の一
部には、移動側1を移動可能に支持するレール23が、
ベース20に対して一体あるいは別個の部材として設け
られている。図1に示す例では、レール23はベース2
0の両側部に長さ方向に沿って形成されている。
【0019】さらに、ベース20上には、ブレーキパッ
ド22が固定磁石21に併設されている。このブレーキ
パッド22は、後述するリニアモータの移動側1の機構
とともに制動機構を構成することができる。なお、ブレ
ーキパッド22の代わりに、ベース20の面自体を用い
る構成とすることもできる。
【0020】移動側1は、固定側2に対して移動する部
分であり、駆動コイル(図示していない)が設けられた
スライダ11を備えている。このスライダ11は、通常
のリニアモータにおけるスライダであり、駆動コイルに
よって形成される磁束と、固定磁石21により形成され
る空間的に周期的な磁束との相互作用によって、駆動力
を受けるものである。なお、この駆動機構については、
通常のリニアモータと同様であるので、詳細な機構につ
いては省略する。
【0021】なお、このスライダ11には、固定磁石2
1と対向する側にコア12を設け、磁束密度を向上させ
ることができる。
【0022】移動機構は、スライダ11に取り付けられ
たテーブル10を備えており、固定側2のレール23に
対してスライド移動を案内するガイド16が設けられて
いる。このガイド16は、例えば、ベアリング機構を備
えた構成とすることができる。
【0023】本発明の制動機構は、移動側1に対して移
動可能に取り付けられたブレーキシュー13を備え、前
記した固定側2のブレーキパッド22と対向するよう配
置されている。また、ブレーキシュー13は、テーブル
10側に延びたブレーキガイド14とバネ15とを備
え、テーブル10に形成された開口部(図示していな
い)内に取り付けられている。ブレーキガイド14は、
ブレーキシュー13の移動を案内する部材であり、ブレ
ーキパッド22側との対向距離を可変とする方向にブレ
ーキシュー13を案内する。バネ15は、このブレーキ
シュー13をブレーキパッド22側に付勢する付勢手段
であり、ブレーキシュー13にその他の力が作用してい
ない場合には、ブレーキシュー13はブレーキパッド2
2と接触する。また、このブレーキシュー13は、少な
くともその一部を磁性体によって構成し、該磁性体部分
がスライダ11と対向する構成している。
【0024】したがって、リニアモータの駆動時におい
ては、リニアモータのスライダ内の駆動コイルは電力が
供給されて励磁され、磁束を形成する。この磁束は、移
動側1の駆動力を形成するとともに、バネ15の付勢力
に抗してブレーキシュー13を引きつけ、ブレーキパッ
ド22との接触を防いでいる。
【0025】一方、リニアモータの制動時においては、
リニアモータのスライダ内の駆動コイルへの電力の供給
が止まり、励磁が停止する。これによって、ブレーキシ
ュー13は、バネ15の付勢力によってブレーキパッド
22との接触し、機械的な摩擦トルクが発生し、制動力
が形成される。
【0026】(本発明の一実施例の作用)次に、本発明
のリニアモータの一実施例の作用について、図2,図3
を用いて説明する。図2は、リニアモータの駆動時にお
ける状態を説明するための断面図であり、図3は、リニ
アモータの制動時における状態を説明するための断面図
である。
【0027】リニアモータの駆動時には、スライダ11
に設けられるコイルに対して、電源側から駆動電流が供
給され、これによって駆動磁界が形成される。この駆動
磁界は、スライダ11と対向してベース20側に設けら
れた固定磁石21の磁束との間で相互に作用する。そし
て、この相互作用によって、スライダ11は駆動力を受
ける。このとき、テーブル10はレール23およびガイ
ド16によってスライド可能に支持されているため、こ
の駆動力によって図2の前後方向に駆動が行われる。
【0028】このとき、スライダ11で形成され磁力
は、ブレーキシュー13の磁性体部分を引きつける。バ
ネ15がブレーキシュー13をブレーキパッド22側に
付勢する付勢力を、スライダ11による吸引力より小さ
な強さに設定すると、ブレーキシュー13は、バネ15
の付勢力を抗してスライダ11側に引き寄せられる。ブ
レーキシュー13の案内および移動は、ブレーキガイド
14によって行われる。
【0029】したがって、リニアモータの通常の駆動状
態において、スライダ11が発生する磁力はバネ15の
付勢力より大きいため、ブレーキシュー13はブレーキ
パッド22と接触することはなく、このブレーキシュー
13とブレーキパッド22の制動機構の摩擦トルクによ
る制動は行われない。
【0030】これに対して、リニアモータの非常停止時
や電源がオフとなったときには、スライダ11に設けら
れるコイルに対して、電源側からの駆動電流の供給はな
くなり、スライダ11により駆動磁界の形成はなくな
る。
【0031】この駆動磁界の消失によって、ベース20
側に設けられた固定磁石21の磁束との間における相互
作用はなくなり、駆動力も消失する。
【0032】また、同時に、ブレーキシュー13をスラ
イダ11側に引き付けていた磁力も消失する。そのた
め、ブレーキシュー13にはバネ15によってブレーキ
パッド22方向に付勢力が加わっているため、図3に示
すように、スライダ11からの磁力が消失したことによ
って、このバネ15の付勢力によりブレーキパッド22
側に押される。
【0033】押されたブレーキシュー13はブレーキパ
ッド22と接触し、機械的摩擦トルクが発生する。この
摩擦トルクは、スライダ11およびテーブル10の移動
を停止する方向の力として働き、制動力が形成される。
【0034】また、リニアモータの非常停止時や電源が
オフとなる以外の場合でも、スライダ11に設けられる
コイルに対する駆動電流の減少等によって、発生する磁
力が減少し充分な磁力が形成されない場合にも、本発明
のブレーキ機構は作動して制動を行う。つまり、ブレー
キシュー13は、常にバネ15によってブレーキパッド
22側に付勢されており、スライダ11による磁力がバ
ネ15の付勢力より小さい場合には、バネ15の付勢力
によってブレーキパッド22側に移動し、制動が行われ
る。
【0035】したがって、ブレーキシュー13に設けら
れたバネ15は、ブレーキシュー13をブレーキパッド
22側に移動して制動を行う駆動部分であるとともに、
リニアモータの磁界状態を検出する検出部も兼ねること
になる。
【0036】このブレーキシュー13のブレーキパッド
22側への移動は、スライダ11により発生する磁力と
バネ15の付勢力との大小関係で決定され、バネ15の
付勢力がスライダ11により発生する磁力を超えると直
ぐにブレーキシュー13の移動が開始されるため、電気
的遅れは生じない。
【0037】したがって、リニアモータの駆動電流ある
いは駆動磁力の変化による制動開始の時点は、バネ15
の強さにことによって調節することができる。
【0038】また、リニアモータの始動時、あるいは、
制動が行われた後のリニアモータの再起動時において
は、スライダ11により発生する磁力は、バネ15の付
勢力に抗してブレーキシュー13をブレーキパッド22
側からスライダ11側に引き付け、これによって制動状
態か解除され、リニアモータの駆動が行われる。
【0039】(実施例の効果)リニアモータの制動を、
リニアモータ自身が持つ駆動コイルの磁力を利用してい
るため、別のブレーキ用コイルを必要としない。
【0040】また、リニアモータの制動を、リニアモー
タ自身が持つ駆動コイルの磁力を利用し、リニアモータ
の異常検出のための電気的機構を用いていないため、電
気的遅れがなく、良好な応答性を得ることができる。
【0041】また、リニアモータを垂直軸に適用した場
合には、摩擦トルクによる制動であるため、カウンタバ
ランスを用いることなく保持を行うことができる。
【0042】(変形例)前記実施例では、固定側を固定
磁石とし移動側を駆動コイルとするリニアモータに適用
した例を示しているが、固定側を駆動コイルとし移動側
を固定磁石とするリニアモータに適用することもでき
る。
【0043】また、前記実施例では、ブレーキパッドを
ベース側の固定磁石が配列された面側に設置し、ブレー
キシューをベースに対して垂直方向に移動させる構成を
示しているが、ブレーキパッドをレール側の壁面に設置
し、ブレーキシューをベースに対して横方向に移動させ
る構成とすることもできる。
【0044】また、前記実施例では、ブレーキシューと
ブレーキパッドによる制動機構を固定磁石の片側に設け
る例を示しているが、両側に設けることもできる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リニアモータのブレーキ方法およびブレーキ装置におい
て、摩擦トルクによる制動を行って、制動距離を短くし
て制動特性を向上させ、また、電気的遅れをなくして良
好な応答性を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリニアモータのブレーキ装置の一実施
例の構成を説明するための、一部を切り欠いた斜視図で
ある。
【図2】本発明のリニアモータの駆動時における状態を
説明するための断面図である。
【図3】本発明のリニアモータの制動時における状態を
説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 移動側 2 固定側 10 テーブル 11 スライダ 12 コア 13 ブレーキシュー 14 ブレーキガイド 15 バネ 16 ガイド 20 ベース 21 固定磁石 22 ブレーキパッド 23 レール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアモータを機械的に制動するブレー
    キ方法において、リニアモータの駆動用コイルにより形
    成される磁力により、制動機構を駆動することを特徴と
    するリニアモータのブレーキ方法。
  2. 【請求項2】 前記制動機構は、リニアモータの駆動用
    コイルによる磁力の低下によって、制動を行うことを特
    徴とする請求項1記載のリニアモータのブレーキ方法。
  3. 【請求項3】 駆動用コイルを備えたリニアモータにお
    いて、前記駆動コイルの磁力を受け、駆動コイルに対し
    て移動可能に支持される制動部を備え、前記制動部は、
    駆動コイル側の磁力の減少によって制動を開始すること
    を特徴とするリニアモータのブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 前記制動部は、駆動コイル側の磁力の減
    少によって、駆動コイルと相対的に移動する側に接触
    し、機械的摩擦トルクを発生することを特徴とする請求
    項3記載のリニアモータのブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 前記制動部は、該制動部を駆動コイル側
    と反対側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする
    請求項4記載のリニアモータのブレーキ装置。
JP13890895A 1995-05-15 1995-05-15 リニアモータのブレーキ方法およびブレーキ装置 Pending JPH08317624A (ja)

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JP13890895A JPH08317624A (ja) 1995-05-15 1995-05-15 リニアモータのブレーキ方法およびブレーキ装置
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Effective date: 20040720