JPH08317106A - 画像形成ネットワーク装置 - Google Patents

画像形成ネットワーク装置

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JPH08317106A
JPH08317106A JP7120165A JP12016595A JPH08317106A JP H08317106 A JPH08317106 A JP H08317106A JP 7120165 A JP7120165 A JP 7120165A JP 12016595 A JP12016595 A JP 12016595A JP H08317106 A JPH08317106 A JP H08317106A
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image forming
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Moriyuki Koike
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像転送先や画像転送元に異常が発生して動
作が中断し、復旧する場合の操作性を向上させる。 【構成】 依頼元のPPC−I が転送する画像を依頼先
のPPC−IIが記録紙に記録する場合、PPC−I およ
びPPC−IIの両者において異常が発生して処理を中断
したとき、PPC−I で印刷動作はできないが画像を読
み込むことが出来るときには、画像の読み込みは継続さ
せ、PPC−IIに対しては画像データの送信を継続さ
せ、PPC−II側では受信した画像データを記憶する。
また、いずれかの機械(PPC−I ,II)でジャム状態
から復帰すると依頼元PPC−I の原稿読み取り動作を
中断して異常中断時の原稿画像から読み込み終了時の原
稿画像までのプリント動作を優先して実行し、その動作
後、原稿読み込みとそれに対する印刷動作を同時に実行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の画像形成装置を
通信手段を介して接続してネットワークを構築してなる
画像形成ネットワーク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、イメージスキャナ、ワードプロセ
ッサ、パーソナルコンピュータ等の画像出力装置と複数
のプリンタ等の画像形成装置をネットワークを介して組
み合わせることにより、画像出力装置から出力される画
像信号に基づいて画像形成装置により画像を記録紙に記
録するシステムが提案されている。
【0003】例えば特公平2−21190号公報には、
複数の画像出力装置と複数の画像形成装置を画像情報の
記録、記憶、通信等の各機能で有機的に結合し、任意の
場所から他の場所へ自由にアクセス可能にした画像形成
システムが提案されている。また、特開平5−3045
75号公報には、1つのデジタル複写機により読み取ら
れた原稿画像を複数のデジタル複写機が並行して複写す
ることにより、実質的な複写スピードを高めるシステム
が提案されている。
【0004】図38は遠隔画像形成システムを構成可能
な従来のデジタル複写機を示し、この複写機は画像読み
取り部3、画像書き込み部4、利用者制限機器9、CP
U10aを有するシステムコントローラ10、メモリユ
ニット11’、人体検知センサ12、時計モジュール1
3、通信コントロール装置(CSS)14などにより概
略的に構成されている。メモリユニット11’はDRA
Mブロック11aと、圧縮ブロック11cとDMAブロ
ック11dを有する。
【0005】図39は他の従来例を示し、この構成では
画像読み取り部3、画像書き込み部4、メモリユニット
11”にそれぞれCPU3a、4a、11eを設け、シ
ステムコントローラ10からCPU3a、4a、11e
に対するコマンドを制御信号線を介して伝達するように
構成されている。したがって、この構成ではシステムの
ハード構成が自由である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、依頼元
の画像出力装置(以下、操作機、マスタ機、画像転送元
とも言う。)から出力された画像信号に基づいて依頼先
の他の画像形成装置(以下、リモート機、スレーブ機、
画像転送先とも言う。)により画像を記録紙に記録(以
下、リモート動作、連結動作とも言う。)する場合、画
像転送先であるスレーブ機においてペーパエンド、トナ
ーエンド、ジャム等の異常が発生して動作が中断し、異
常復旧後に画像転送元のマスタ機のメモリから画像を再
度読み出して転送すると、マスタ機が他の画像をメモリ
から読み出して画像形成中のときや、画像の記憶中のと
きには時分割動作が必要になり、したがって、マスタ機
側の生産性(スループット)が悪化するという問題点が
ある。また、スレーブ機においても同様に、復旧後の再
開動作中にマスタ機から画像が送られてくると時分割動
作が必要になり、生産性が悪化するという問題点があ
る。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、その第1の目的は、画像転送先や画像転送元
に異常が発生して動作が中断し、復旧する場合の操作性
を向上させることができる画像形成ネットワーク装置を
提供することにある。
【0008】また、第2の目的は、画像転送先や画像転
送元に異常が発生して動作が中断し、復旧する場合の生
産性を向上させることができる画像形成ネットワーク装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、第1の手段は、原稿サイズを検出する検出手段
と、画像読取手段と、通信手段および記憶手段を有する
複数の画像形成装置とを有し、前記通信手段を介して前
記複数の画像形成装置がネットワークを構築してなる画
像形成ネットワーク装置において、複数の画像形成装置
で画像作成動作を分担する場合、自機および他機でとも
に画像形成動作を継続することができなくなったとき、
自機の原稿の読み取り動作は継続し、他機に対しては画
像データの送信を継続して送信した他機の前記記憶手段
に読み取った画像データを記憶させる手段を備えている
ことを特徴としている。
【0010】上記第2の目的を達成するため、第2の手
段は、同様の前提の画像形成ネットワーク装置におい
て、複数の画像形成装置で画像作成動作を分担する場
合、自機および他機でともに画像形成動作を継続するこ
とができなくなった後、いずれかの画像形成装置で画像
作成動作可能状態に復帰し、動作指示されたとき、原稿
の読み取り操作を中断し、動作中断した原稿から記憶手
段への読み込み動作終了原稿までの画像作成動作を実行
させ、その後、次の原稿から原稿読み取り動作と画像形
成動作とを同時に並行して実行させる手段を備えている
ことを特徴としている。
【0011】上記第1の目的を達成するため、第3の手
段は、第2の手段における実行させる手段が、画像形成
装置の機械異常状態から画像作成可能状態に復帰後の再
開を自動的に実行させることを特徴としている。
【0012】
【作用】第1の手段では、自機および他機でともに画像
形成動作を継続することができなくなったとき、自機の
原稿の読み取り動作は継続し、他機に対しては画像デー
タの送信を継続して自機で読み取った画像データを他機
に記憶させる。これによって異常復帰後に画像形成動作
は終了していないが、原稿の読み取りは終了しているの
で、原稿を持ち帰ることが可能となり、オペレータにと
って無駄な時間を費やすことがなくなる。
【0013】第2の手段では、自機および他機でともに
画像形成動作を継続することができなくなった後、いず
れかの画像形成装置で画像作成動作可能状態に復帰し、
動作指示されたとき、原稿の読み取り操作を中断し、動
作中断した原稿から記憶手段への読み込み動作終了原稿
までの画像作成動作を実行させ、その後、次の原稿から
原稿読み取り動作と画像形成動作とを同時に並行して実
行させる。これによって動作再開時の生産性を落とすこ
となく動作させることができる。
【0014】第3の手段では、画像形成装置の機械異常
状態から画像作成可能状態に復帰後の再開を自動的に実
行させるので、オペレータに画像形成動作を再開させる
手順を省かせることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る遠隔画像形成システムの一実
施例における画像出力側デジタル複写機と画像形成側デ
ジタル複写機を示すブロック図、図2は図1のデジタル
複写機を概略的に示す構成図、図3は図1の原稿送り装
置を詳細に示す構成図、図4は図1の人体検知センサを
示す構成図、図5は図1の通信コントロール装置により
構成される画像形成装置管理システムを示すブロック
図、図6は遠隔画像形成システムの一例を示す説明図、
図7は図1の複写機のソフトウエア構造を示す説明図、
図8は図2の操作部を示す説明図、図9は図8のタッチ
パネルの検出回路を示す回路図、図10は図9の検出回
路の検出論理を示す説明図、図11は操作制御部を示す
ブロック図、図12〜図21は表示画面を示す説明図、
図22及び図23は図1の画像出力側デジタル複写機と
画像形成側デジタル複写機の通信シーケンスを示す説明
図、図23〜図32は処理を説明するためのフローチャ
ート、図33〜図37は正常時と異常が発生した場合の
処理例を示す説明図である。
【0016】図1は複写を依頼する複写機(操作機、マ
スタ機)PPC−Iと複写を依頼される複写機(リモー
ト機、スレーブ機)PPC−IIを示している。本実施例
の遠隔画像形成システムにおけるデジタル複写機の各々
は、図1および図2に示すように原稿送り装置(AD
F)1、操作部2、画像読み取り装置3、画像形成装置
4(または画像書き込み部と言う。)、両面ユニット
5、排紙仕分け装置6、3段の給紙カセット7、拡張機
能設定部8、利用者制限機器9、CPU10aを有する
システムコントローラ10、メモリユニット11、人体
検知センサ12、時計モジュール13、通信コントロー
ル装置(CSS)14などにより概略的に構成されてい
る。
【0017】メモリユニット11には自機の画像読み取
り装置3により読み取った画像を外部のネットワーク上
に転送したり、ネットワーク上から受信した画像データ
をDRAMブロック11aに保存するためのネットワー
ク手段としてSCSI(Small Computor System Interf
ace )15とSCSIコントローラ11bが設けられて
いる。なお、SCSI15の代わりのネットワーク通信
手段として例えばイーサネットを物理手段として用い、
データ通信としてOSI(Open System Interface )参
照モデルのTCP/IP通信を用いるなど、種々の手段
を用いることができる。メモリユニット11にはまた、
圧縮ブロック11cとDMAブロック11dが設けられ
ている。
【0018】以下、各構成部材と本実施例で用いる各種
用語について詳細に説明する。図2に示すADF1は搬
送モータと排紙モータの2つのDCサーボモータを有
し、給紙部と排紙部が独立している。反転・排紙部は原
稿の表、裏を反転する反転機構を有し、両面原稿を片面
コピーすることができる。
【0019】ADF1の構成を図3を参照して詳しく説
明する。原稿が原稿テーブル401上に載置されて先端
が軽く突き当たるまで挿入され、原稿セット検知センサ
402が原稿を検知すると図示省略の原稿挿入表示が消
灯し、この状態でスタートキー205(図8)が押下さ
れると図示省略の呼び出しソレノイド、給紙スプリング
がオンになり、次に搬送モータがオンになって搬送ベル
ト408等が移動を開始し、原稿給紙が開始される。
【0020】この場合、分離ベルト403、分離コロ4
04により原稿テーブル401上の最も下の原稿のみが
給紙され、分離コロ404を通過した原稿は、先端、後
端の各レジスト検知センサ405、406、図示省略の
原稿幅検知センサ及びパルスジェネレータ、原稿長さ検
知センサ407によりサイズが検知される。
【0021】後端レジスト検知センサ406を原稿の後
端が通過すると、レジスト検知センサ405、406が
オフになり、また、搬送モータが所定のパルス数になる
とオフになる。これにより搬送ベルト408が停止し、
原稿が所定位置に停止する。原稿画像の読み取りが終了
して原稿入れ替え信号が複写機から送られてくると、搬
送モータおよび排紙モータがオンになり、原稿の排出と
次の原稿の給紙が同時に行われる。また、両面原稿の場
合には、原稿は一旦不図示のコンタクトガラス上を通過
し、反転・排紙部409において表・裏が反転され、再
びコンタクトガラス上の読み取り位置に戻る。
【0022】また、ADF1は複写機本体から電源とコ
マンドを送受信する通信ラインを介して接続され、複写
機からのコマンド(給紙、排紙コマンド等)に基づいて
動作し、更に、原稿の有無等の状態情報を複写機に送
る。ここで、原稿テーブル401上にセット可能な原稿
枚数には、挿入部の開口や分離機構403、404等に
より制限があり、許容枚数以上がセットされると給紙ジ
ャムや重送が発生する。図1および図2に戻り、画像読
み取り装置3は光源により原稿を照明し、その反射光を
固体撮像素子(CCD)により電気信号に変換し、「必
要な画像処理」を行う。ここで、「必要な画像処理」と
しては、CCDにより変換されたアナログ電気信号を2
値或いは多値のデジタルデータに変換する量子化と、原
稿を照明する光源の照射むらやCCDの感度バラツキを
補正するシェーディング補正と、光学系によるぼけを補
正するMTF補正と、読み取り画像データを用いてデー
タ補間して画像の読み取り密度を変化させる変倍処理等
が行われる。
【0023】画像形成装置4は電気信号形式の画像を電
子写真方式、感熱方式、熱転写方式、インクジェット方
式等で普通紙や感熱紙に記録し、PPCの場合には当然
に普通紙に記録する。ここで、画像読み取り装置3によ
り変換された画像の電気信号と、画像形成装置4に入力
する画像の電気信号と、この画像の電気信号と同期を取
るための信号をまとめて「ビデオ信号」又は「画像デー
タ」と言う。また、このビデオ信号を画像読み取り装置
3や画像形成装置4、後述する「アプリケーション(=
拡張機能8)」間でやり取りするために伝達する情報を
「制御信号」又は「コマンド」と言う。
【0024】デジタルPPCでは大きな特徴として、原
稿画像を画像読み取り装置3により電気信号に変換して
読み込み、この電気信号に基づいて画像形成装置4によ
り復元する。したがって、従来のアナログ複写機以外の
分野にも応用可能であり、FAX、ページプリンタ、ス
キャナ、ファイルシステムなどの機能を実現することが
でき、また、最近では、読み取った画像データを一旦メ
モリユニット11のDRAM11a等の記憶装置に記憶
させ、必要に応じて読み出すことにより1回のスキャン
で複数枚の複写を行ったり、複数の原稿を1枚の転写紙
上に合成してプリントする機能を実現することができ
る。これらの機能を「拡張機能」または「アプリ(アプ
リケーション)」と言い、また、本実施例では、メモリ
ユニット11をネットワーク上のデジタル複写機間で画
像データを転送する際の緩衝手段として利用している。
【0025】システムコントローラ10は複写モードを
実行する上で画像書き込み部4が画像を形成可能なよう
に紙搬送処理、電子写真プロセス処理、異常状態や給紙
カセット状態(紙の有無など)等の機内監視、及び画像
読み取り部3が画像を読み取り可能なようにスキャナ動
作や光源のオン/オフなどを制御する。ここで、最後の
デジタルPPCでは拡張機能8を1つ搭載するのみでは
なく複数のアプリを搭載するように構成されている。
【0026】複数のアプリから共有される機能ユニット
単位を「資源」、「リソース」と表現し、システムコン
トローラ10はこのリソース単位でシステム制御を行
う。なお、本実施例のデジタルPPCにおいて管理され
ている資源は、画像読み取り装置3、画像形成装置4、
操作部2、メモリユニット11、周辺機(=ADF1、
ソータ6、両面ユニット5など)などである。なお、特
に画像形成装置4が電子写真方式の場合には紙の消費量
が多くなるので、無制限に使用を許可したくない場合に
は利用者を特定、限定、管理するためにコインラック、
キーカウンタ、キーカード、プリペイドカード等の利用
者制限機器9や暗唱コードが用いられる。システムが複
雑になるとユーザ毎の個別対応が必要となるが、工場出
荷時にこれらの対応を全て満足させることは不可能であ
るので市場における対応が不可欠となる。したがって、
通常では不揮発性RAMを装備し、客の要求に応じたシ
ステム設定を可能とし、この機能を「ユーザ設定」とい
う。ユーザによる操作が行われていない状態が一定期間
継続した状態を「アイドル状態」、それ以外を「ビジー
状態」を表現する。「ビジー状態」から「アイドル状
態」に遷移するまでの時間は「ユーザ設定」可能であ
る。例えば複写動作中はもちろん、複写動作が終了して
も一定期間ユーザによる無操作状態が継続しないと「ア
イドル状態」に遷移しないように「ユーザ設定」するこ
とができる。
【0027】人体検知センサ12は赤外線発光ダイオー
ドと、この赤外線の出射方向を一定方向に制限する光学
系と、発射された赤外線の反射光を検知する赤外線受光
センサを有し、センサ12から一定距離内の物体(オペ
レータ)を検知して図4に示すようにシステムコントロ
ーラ10の本体制御板に信号を送るように構成されてい
る。また、センサ12内には検出距離切り換えスイッチ
が設けられ、例えば検出距離を2段階で切り換えること
ができる。したがって、機械の前面にセンサ12を配置
することにより機械の前に人がいるか否かを確認するこ
とにより「予熱」を制御することができる。
【0028】時計モジュール13は各曜日毎に設定され
たオン/オフ時間に応じて電源をオン/オフするウィー
クリタイマ機能を実現するために用いられる。この機能
のためには時計モジュール13を時刻合わせする操作
と、各曜日毎のオン/オフ時間を設定する操作が必要で
ある。
【0029】「予熱モード時」には、定着温度を一定温
度(例えば10°C)下げて制御し、また、操作部2の
表示を消すことにより消費電力を節約することができ
る。このモードは操作部2を介したキー入力により設定
されたり、機械の設定によっては動作および操作がなく
なった後一定時間経過後に自動的に設定される。また、
この設定されたモードは、操作部2を介したキー入力に
より解除されたり、人体検知センサ12により機械の前
に人が立っていること検出した時に解除される。「割り
込みモード」はコピー動作中および操作中において一時
的にそのコピー動作等に割り込んで他のコピーを行うモ
ードである。このモードを設定することによりその前の
コピーモード、及びコピー中であればその途中経過の情
報を不揮発性RAM11aに記憶して割り込みモードに
移行し、設定モードを初期化する。他のコピー動作終了
後に割り込みモードを解除し、不揮発性RAM11aに
記憶されたモード及び途中経過を戻すことにより割り込
みモード設定前の状態に復帰させ、再スタートにより割
り込みモード前のモードを継続することができる。ま
た、このモードの設定/解除は操作部2のキーを介して
行うことができる。
【0030】図5は通信コントロール装置14により構
成される画像形成装置管理システムを示し、通信コント
ロール装置14はユーザ側に設置されている1以上のP
PC20と、遠隔地のサービス拠点に設置されている管
理装置21を公衆回線網22を介して接続する。通信コ
ントロール装置14には電話機23やファクシミリ23
が接続可能であり、ユーザの既存の回線に挿入する形で
設置可能である。PPC20は同機種、異機種を問わ
ず、また、PPC以外の他の機器も接続可能である。
【0031】通信コントロール装置14とPPC20は
例えばRS−485規格によりマルチドロップ接続され
ている。通信制御は基本型データ伝送制御手順であり、
通信コントロール装置14を制御局としたセントラライ
ズド制御のポーリング/セレクティング方式でデータリ
ンクを確立することにより、任意のPPC20との通信
が可能である。各PPC20はアドレス設定スイッチに
より固有のアドレスが設定可能であり、この固有アドレ
スにより各PPC20のポーリングアドレス、セレクテ
ィングアドレスが決定される。
【0032】また、このようなデジタル複写機20をS
CSI15およびSCSIコントローラ10bにより接
続することにより、例えば図6に示すように8台のデジ
タル複写機PPC−I〜PPC−VIIIより成る遠隔画像
形成システムを構成することができる。なお、図6に示
すPPC20の台数は8台に限定されない。また、この
ようなシステムにおけるPPC20の各々のソフトウエ
ア構造は、図7に示すようにアプリケーション層101
と、システム制御層102とデバイス制御層103によ
り構成される。
【0033】アプリケーション層101はコピーアプリ
101−1とデーモンプロセス部101−2を有し、シ
ステム制御層102はシステム制御部(システムコント
ローラ)102−1と、操作部コントローラ102−2
と、周辺機コントローラ102−3と、画像形成装置コ
ントローラ102−4と、画像読み取り装置コントロー
ラ102−5とメモリユニット102−5を有する。デ
バイス制御層103は入出力制御部103−1とSCS
Iコントローラ103−2を有し、また、デジタル複写
機PPC−IとPPC−IIの各SCSIコントローラ1
03−2がSCSI15を介して接続される。
【0034】コピーアプリ101−1は、自機の複写動
作を実行するためのコピーシーケンスを実行するアプリ
ケーションであり、これに対して、デーモンプロセス部
101−2はネットワーク上の他の機械からプリントを
要求された場合に、メモリユニット102−5内に保存
されている画像データを読み出し、画像形成装置4に転
送する役目を有するアプリケーションとして存在してい
る。当然に、デーモンプロセス部101−2はメモリユ
ニット102−5から画像データを読み出してプリント
動作を実行する前に、ネットワーク上の他の機械からの
画像データの転送は完了していなければならない。
【0035】入出力制御部103−1はデータを論理/
物理変換するレイア(デバイスドライバ)である。操作
部コントローラ102−2はMMI(Man Machine Inte
rface )を実行するレイア(LCD表示やLED点灯/
消去、キー入力スキャン等を論理レベルで行うレイア)
であり、周辺機コントローラ102−3は自動両面ユニ
ット5やソータ6、ADF1などのようにPPC20に
装着される周辺機のコントロールを論理レベルで実行す
るレイアである。
【0036】次に、図8〜図21を参照して操作部2の
構成と表示内容について説明する。図8において、モー
ドクリアキー201は各種モードを標準モードに戻すた
めのものであり、モードクリアキー201の操作により
リピート枚数は「1」枚、濃度は「自動濃度」、給紙は
「自動給紙選択」、変倍率は「等倍」に設定され、両面
などの他の機能は解除される。操作部2にはまた、割り
込みコピーを行うための割り込みキー202と、ユーザ
が頻繁に使用するモードを選択的に登録、呼び出すため
のプログラムキー203と、基本操作や機能説明の表示
画面を呼び出すためのガイダンスキー204と、複写動
作を開始するためのプリントキー(スタートキー)20
5が設けられている。プリントキー205はレディ/ウ
ェイト表示用のLEDを有し、レディ時にはグリーンの
LEDが、ウェイト時にはレッドのLEDが点灯する。
【0037】クリア/ストップキー206は待機中はク
リアキーの機能を有し、複写動作中はストップキーの機
能を有する。クリアキーは設定複写枚数を解除する場合
に押下され、ストップキーは複写動作を中断する場合に
押下され、その時点で複写動作が終了した時に機械が停
止する。テンキー207は複写枚数を設定したり、ズー
ム倍率、綴じ代などの数値を入力するために用いられ
る。表示部208はLCDディスプレイ(CRTでもよ
い)であって各種の機能、状態、メッセージを表示す
る。このディスプレイ208の表面にはタッチパネル2
10が配置され、各種モードを選択するためのソフトキ
ーとして用いられる。
【0038】図9及び図10を参照してタッチパネル2
10の検出回路を説明する。コントローラ212は検出
端子をハイ状態にしてタッチパネル210の端子X1、
X2、Y1、Y2を図10のように設定する。タッチパ
ネル210の端子Y1、Y2は抵抗Rによりプルアップ
されており、タッチパネル210がオフの時にはY1は
+5Vになり、オンの時には0Vになる。
【0039】コントローラ212はこの電圧をA/D変
換器211を介して検出し、オン状態を検出すると測定
モードに切り換える。X方向ではX1は+5V、X2は
0Vになり、入力位置の電位がY1、A/D変換器21
1を介してコントローラ212により取り込まれ、X座
標が検出される。Y方向の座標も回路を切り換えること
により同様に検出され、したがって、タッチパネル21
0の押下位置のXY座標が検出される。
【0040】次に、図11を参照して操作制御部を説明
する。操作制御部のCPU284はシステムコントロー
ラ10との間で光トランシーバ291を介してシリアル
通信でコマンドをやり取りし、システムコントローラ1
0からのコマンドを受け取るとLCD283上に表示す
る内容を決定し、CGROM285に予め記憶された多
数のビットパターンを選択的に読み出すためのコードを
VRAM281に展開し、読み出したビットパターンを
LCDコントローラ282を介してLCD283の画面
に表示する。
【0041】VRAM281内のビットパターン展開エ
リアは幾つかに区切られており、現在表示されている画
面とは別の画面のビットパターンを展開することがで
き、また、VRAM281のアドレスを変更することに
より画面を一瞬に書き換えることができる。LCDコン
トローラ282はCPU284、CGROM285、タ
ッチパネル210、LEDドライバ286により駆動さ
れるキーボード287、アドレスデコーダ288、アド
レスラッチ289等の間でアドレスやデータをやり取り
する。CPU284はアドレスラッチ289、ROM2
90、システムリセット部292を介してアドレスデコ
ーダ288等の間でアドレスやデータをやり取りする。
【0042】次に図12〜図21を参照してLCD28
3の表示画面を説明する。標準画面には図12に示すよ
うに「コピーできます」、「お待ち下さい」等のメッセ
ージが表示されるメッセージエリア301と、その右に
おいてコピーセット枚数を示すコピーセット枚数表示部
302が表示される。
【0043】また、ソフトキーとして画像濃度を自動的
に調整する処理を設定するための自動調整キー303、
転写紙を自動的に選択処理を設定するための自動用紙選
択キー304、コピー倍率を等倍に設定するための等倍
キー305、ソート処理されたコピー紙束を閉じる処理
を設定するためのステープルキー306、コピー紙をペ
ージ順に仕分けする処理を設定するためのスタックキー
307、コピー紙を一部ずつページ順に揃える処理を設
定するためのソートキー308、図6に示すようにネッ
トワークを介して接続された複写機にプリントさせる処
理を設定するための連結キー309、綴じ代モード等を
設定するための消去/移動キー310、両面モードを設
定するための両面キー311、拡大/縮小時の倍率を設
定するための変倍キー312が表示される。このソフト
キーはタッチされて選択された場合に網かけ表示され
る。
【0044】連結キー309により連結モードが選択さ
れると、図13に示すようにプリントさせる他の複写機
(リモート機)を選択するための複写機選択キー313
が表示され、また、選択された複写機表示が網かけされ
る。複写機の選択操作が完了して設定終了キー314が
押下されると、図14に示すように連結キー309が網
かけ表示された画面となる。また、この画面において連
結キー309が押下されると連結モードが解除されて図
14に示す画面となり、更に、連結キー309が再押下
されると図15に示す画面に切り換わる。
【0045】図15は連結動作中にリモート機「4」に
ジャムが発生して動作が停止した場合の画面を示し、リ
モート機の番号315と停止理由「ジャム」316が表
示される。なお、リモート機の用紙が無くなった場合に
も同様にそのリモート機の番号315と停止理由316
が表示され、また、リモート機の停止理由が改善される
と消去される。
【0046】図16は連結依頼側の複写機(操作機)と
リモート機の全てにおける連結動作が終了した場合の画
面を示し、そのメッセージ317と確認キー318が表
示される。また、確認キー318が押下されるとこの表
示は閉じられる。図17はリモート機「4」のコピーが
中断してその残りのコピーを操作機と、リモート機
「1」、「7」に分担させて連結動作が終了した場合の
画面を示し、そのメッセージ319と確認キー318が
表示される。また、確認キー318が押下されるとこの
表示は閉じられる。
【0047】図18はリモート機が連結動作中(リモー
ト動作中)の場合の画面を示し、そのメッセージがメッ
セージエリア301に表示される。図19はリモート機
が連結動作を開始する場合の画面を示し、そのメッセー
ジがメッセージエリア301に表示される。したがっ
て、図19に示す画面が一定時間表示された後、図18
に示す画面に切り換わる。図20はリモート機が連結動
作を中断してその残りを他の機械に分担させてコピー中
の場合の中断側のリモート機の画面を示し、図21は分
担コピーを開始した時の操作機の画面を示す。
【0048】次に、図7に示すソフトウエア構造による
通信処理を図22および図23を参照して説明する。こ
こで、図1及び図2に示すハードウエア構成において操
作部2、周辺機1、5、6、画像形成装置4、画像読み
取り装置3、メモリユニット11はそれぞれのPPC2
0が保有するリソース(資源)として扱われる。図7に
おいてPPC−Iが自機の各リソースを使用して複写動
作を実行する場合(プリントスタートキー押下時)に
は、PPC−Iのコピーアプリ101−1がシステムコ
ントローラ102−1に対して画像形成装置4、画像読
み取り装置3、及び必要に応じて周辺機1、5、6、メ
モリユニット11の各リソースの使用権を要求する。
【0049】システムコントローラ102−1はコピー
アプリ101−1からの要求に対してリソースの使用権
を調停し、コピーアプリ101−1に対して調停結果を
通知する。ここで、PPC−Iがスタンドアローンで使
用される場合、すなわちネットワークに接続されていな
い場合にはPPC−Iが保有するリソースは全てコピー
アプリ101−1が占有可能であるので、即時に複写動
作が開始される。
【0050】これに対し、ネットワーク上の1以上のリ
モート機のリソースを使用して複写(リモート出力)を
行う場合には、例えば図22に示すように操作機PPC
−Iのコピーアプリ101−1がリモート機PPC−II
のシステムコントローラ102−1に対してリソースの
使用権を要求する。リモート機PPC−IIのシステムコ
ントローラ102−1は、この要求に従ってリソースの
使用権を調停し、その結果を要求元である操作機PPC
−Iのコピーアプリ101−1に対して調停結果を通知
する。
【0051】操作機PPC−Iのコピーアプリ101−
1は、使用権が許可された場合には画像の読み取りを実
行し、自機のメモリユニット102−5への画像の記憶
が完了すると、外部インタフェースであるSCSI15
を介して画像の転送を行い、リモート機PPC−IIのメ
モリユニット102−5に画像を記憶させる。この画像
転送が完了すると、操作機PPC−Iのコピーアプリ1
01−1がリモート機PPC−IIのデーモンプロセス部
101−2に対して、プリントを実行するための各種パ
ラメータ(給紙口、排紙口、プリント枚数など)を送信
した後、プリント開始コマンドを送信する。
【0052】リモート機PPC−IIのデーモンプロセス
部101−2はプリント開始コマンドを受信すると、自
機のシステムコントローラ102−1に対してプリント
開始を要求し、したがって、リモート機PPC−IIのシ
ステムコントローラ102−1によるリモート出力が行
われる。
【0053】ここで、図22のに示すように操作機P
PC−Iによりリモート機PPC−IIのメモリユニット
102−5が使用されている場合、リモート機PPC−
IIによるこのメモリユニット102−5の使用は不可と
なる。なお、図22においてリモート機PPC−IIのシ
ステムコントローラ102−1からデーモンプロセス部
101−2に対するFGATEアサートコマンドは、転
写紙の先端とメモリユニット102−5から読み出され
た画像の書き出し位置を同期させるために、給紙が実行
された転写紙がレジストローラに到達した時に発行され
るコマンドである。
【0054】また、このようなリモート出力が可能とな
る条件は、操作機PPC−Iからリモート機PPC−II
のシステムコントローラ102−1へのメモリ使用要求
コマンドに対して、使用許可コマンドが与えられた
場合のみである。すなわち、図23に示すようにリモー
ト機PPC−IIのシステムコントローラ102−1は、
操作機PPC−Iからのメモリ使用要求コマンドを受
信すると、自機やネットワーク全体のシステムの使用状
況に応じて調停処理を実行し、調停結果コマンドを操
作機PPC−Iに返信する。この場合、図22に示すよ
うに要求が許可される場合もあれば、拒否される場合も
ある。拒否された場合には操作機PPC−Iは処理を中
断するか、または自機のリソースのみを使用して処理を
継続する。
【0055】図22は単にリモート出力を実行する際の
動作時に最低限必要な情報のみを示しているが、実際に
はリモート機PPC−IIの周辺機などを使用する場合に
はメモリユニット102−5の使用権のみを要求するだ
けではなく、周辺機の使用権を合わせて要求する。特に
周辺機の一例としてソータ6の使用についての調停が不
十分な場合には、リモート機PPC−IIの排紙口におい
て操作機PPC−I側の転写紙とリモート機PPC−II
側のそれが混在するなどの不具合が発生する。次に、図
24〜図36を参照して動作を説明する。図24はリモ
ート機が続行不能となった場合の操作機の表示処理を示
し、連結動作モードであって(ステップS1)操作機の
場合(ステップS2)、リモート機からジャムやペーパ
エンド等の続行不能状態を受信すると、例えば図15に
示すようにそのリモート機の番号と続行不能状態を表示
する(ステップS3→S4)。
【0056】そして、そのリモート機においてジャムや
ペーパエンド等が改善されて続行不能解除信号を受信す
るとそのリモート機の番号と続行不能状態の表示を解除
し(ステップS5→S6)、また、そのリモート機の残
りの分が他のリモート機に分担されていなければ動作続
行を依頼する(ステップS7→S8)。この場合、ジャ
ム等のリセット等により続行不能状態から可能状態にな
った時に自動的にスタートを指示する。
【0057】図25はリモート機が続行不能時に操作機
に報知する処理を示し、リモート機であって(ステップ
S11)ジャムやペーパエンド等の続行不能事由が発生
すると(ステップS12)、操作機に対して続行不能と
その理由を送信し(ステップS13)、次いで動作終了
枚数を送信する(ステップS14)。そして、そのリモ
ート機において続行不能事由が改善されると、続行不能
のリセット信号を送信する(ステップS15→S1
6)。
【0058】続行不能時には図26に示すような中断処
理を行い、プリント動作中において(ステップS2
1)、ジャム(ステップS22)、ペーパエンド(ステ
ップS24)、異常(サービスマンコール)(ステップ
S26)、トナーエンド(ステップS28)、中断依頼
(ステップS30)が発生するとプリント動作を中断す
る(ステップS23、S25、S27、S29、S3
1)。
【0059】次に、図27において操作機は例えばプリ
ントキー205の押下により動作開始指示があると(ス
テップS41)、連結動作モードが設定されていればリ
モート機に実行を指示し(ステップS42→S43)、
次いで自機の実行を開始し(ステップS44)、次いで
連結動作中フラグをセットする(ステップS45)。他
方、ステップS42において連結動作モードが設定され
ていなければ通常動作の実行を開始する(ステップS4
6)。
【0060】次に、図28〜図31を参照して連結動作
終了のチェック処理を説明する。連結動作モードの操作
機(ステップS51→S52)は、連結動作中フラグが
セットされている場合(ステップS53)、中断停止し
たリモート機を記憶するための中断停止機記憶バッファ
をクリアし(ステップS54)、次いで動作中チェック
フラグをリセットする(ステップS55)。次いで、図
6に示す8台の複写機「1」〜「8」の内、複写機
「1」がリモート機として設定されているか否かをチェ
ックし(ステップS56)、設定されている場合には複
写機「1」が動作中のときに動作中フラグをセットし
(ステップS57→S60)、他方、中断状態のときに
は複写機「1」を中断停止機として記憶する(ステップ
S58→S59)。
【0061】以下、ステップS61〜S65、S66〜
S70、S71〜S75、S76〜S80、S81〜S
85、S86〜S90、S91〜S95においてそれぞ
れ、複写機「2」〜「8」について同様な処理を行うこ
とにより、動作中のときには複写機「2」〜「8」の動
作中フラグをセットし、他方、中断状態のときには複写
機「2」〜「8」を中断停止機記憶バッファに記憶す
る。
【0062】次いで、図31に示すように動作中フラグ
がセットされている場合(ステップS96)、ステップ
S97において中断停止機があるときにはステップS9
8以下に進み、中断停止機がないときにはステップS1
02以下に分岐する。ステップS98では、中断停止し
ているリモート機の残りの分を、動作が終了しているリ
モート機に振り分けて動作を依頼する。
【0063】この場合、90°画像を回転した画像に一
致する方向の用紙が存在するリモート機に対してその回
転及び用紙選択を依頼することにより、振り分け先のユ
ーザが自己のコピー紙と振り分け分のコピー紙を識別可
能に排紙させる。なお、コピー紙を排紙トレイ上に横方
向にシフトして振り分け先のユーザが自己のコピー紙と
振り分け分のコピー紙を識別可能な場合にはその旨を依
頼するようにしてもよい。
【0064】次いで、その分担を依頼したリモート機を
記憶し(ステップS99)、次いで中断したリモート機
に対して残りの分の依頼停止と、他のリモート機に依頼
していることを報知し(ステップS100)、次いで例
えば図20に示すように分担を依頼したリモート機を操
作機において表示する(ステップS101)。他方、ス
テップS97において中断停止機がない場合には、連結
動作中フラグをリセットし(ステップS102)、次い
で分担依頼があった場合には例えば図21に示すように
その排出先を表示し(ステップS103→S104)、
動作終了を表示する(ステップS105)。
【0065】次に、図32を参照してリモート機の依頼
受付処理を説明する。リモート動作依頼を受信すると
(ステップS111)、異常中や依頼された給紙段がペ
ーパエンドである等の理由がなくリモート動作の受入れ
が可能な場合には動作を開始し(ステップS112→S
113)、他方、不可の場合には操作機に対して動作不
能とその理由を送信し(ステップS112→S11
4)、次いで動作終了枚数(この場合には「0」)を送
信する(ステップS115)。
【0066】また、リモート動作を中断した後、リモー
ト動作続行依頼を受信すると(ステップS116)、同
様に、動作受け入れが不可の場合には操作機に対して続
行不能とその理由を送信し(ステップS117→S11
4)、次いで操作機に対して中断までの動作終了枚数を
送信する(ステップS115)。他方、動作受け入れが
可能な場合には、依頼された残りの分のプリント動作を
実行する(ステップS117→S118)。
【0067】図33〜図37は原稿が3枚(画像「1」
〜「3」)、リピート(コピー枚数)が4枚を操作機と
1台のリモート機に振り分けて画像「1」〜「3」を各
々2枚をコピーする具体例を示し、図の左側が操作機
(マスタ機、依頼元複写機)、右側がリモート機(スレ
ーブ機、依頼先複写機)の処理を示している。
【0068】図33は異常により停止することなく正常
に終了した例を示し、先ず、画像「1」に関する処理
(1)において、(a)マスタ機が1枚目の原稿を読み
込んでその画像「1」の1枚目をプリントすると共に、
メモリに格納してスレーブ機側に転送し、(b)スレー
ブ機側が画像「1」をメモリに格納する。次いで(c)
マスタ機側がメモリから画像「1」を読み出して2枚目
をプリントすると共に、画像「1」のプリント依頼を2
回通知し、(d)スレーブ機側がこのプリント依頼に基
づいて画像「1」を2枚プリントする。以下、処理
(2)(3)においてそれぞれ画像「2」、「3」につ
いて上記処理(a)〜(d)を実行する。
【0069】図34はスレーブ機側で画像「2」をプリ
ント中にジャムが発生した例を示している。この場合、
画像「1」は処理(1)において正常に終了している
が、ジャム発生により上記処理(2)(3)は正常に終
了していない。そこで、マスタ機側ではスレーブ機側か
らのジャム発生の報知により、それ以降の画像「2」の
プリント依頼を行わず、また、処理(3)’では画像
「3」については画像転送を行うが、そのプリント依頼
を行わない。
【0070】したがって、この場合には、マスタ機は図
24に示すように、リモート機においてジャムが改善さ
れて続行不能解除信号を受信するとそのリモート機の残
りの分が他のリモート機に分担されていなければ動作続
行を依頼するか、または図31に示すようにそのリモー
ト機の残りの分を他のリモート機に分担する。
【0071】図35はスレーブ機側で画像「2」の処理
中に復旧不可能な異常が発生した例を示している。この
場合、画像「1」は処理(1)において正常に終了して
いるが、異常発生時以降の上記処理(2)(3)が停止
し、処理(3)”では画像「3」については画像転送も
プリント依頼も行わない。したがって、この場合には、
図31に示すように分担を行う。
【0072】図36はマスタ機側で画像「2」をメモリ
に読み込んだ後に1枚目をプリント時にコピー紙のジャ
ムが発生した例を示している。この場合には、画像
「1」は処理(1)において正常に終了した後、マスタ
機側ではジャム発生後のプリントは行わないが、画像
「2」、「3」の画像転送とプリント依頼を行うことに
よりスレーブ機側のプリントを正常に終了させる。した
がって、この場合には、マスタ機側でジャムを復旧する
ことにより、ジャム発生後のプリント分を処理すること
ができる。
【0073】図37はマスタ機側とスレーブ機側でとも
にジャム(異常)が発生して動作が中断した例で、その
ときには印刷動作はできないが画像をメモリに読み込む
ことはできるので、その読み込み動作は中断しないで実
行する。すなわち、この例はマスタ機側では画像「1」
を処理(1)においてプリントしてメモリに読み込み中
に、また、スレーブ機では画像「1」を処理(1)にお
いてプリント中にジャムが発生した例である。中断時の
中断時間と残りの原稿枚数によってはマスタ機では原稿
の全てを読み取ることができる。これによって機械から
原稿が解放される時間を早くすることができ、いわゆる
原稿離れをよくすることができる。この場合には、処理
(2)において画像「2」をメモリに読み込んでいる。
【0074】また、どちらか1台の機械でジャム(異
常)状態からの復帰状態に移行して再開するとマスター
機側の原稿読み込み動作を中断して、処理(1)’とし
て異常中断時の原稿画像から読み込み動作終了の原稿画
像までのプリント動作を優先して実行し、その動作後、
処理(2)’として原稿読み込みとそれに対する印刷動
作を同時に実行して動作する。これは、読み込み原稿の
メモリへの記憶動作と読み出し動作が同時にできない機
械で有効である。同時にメモリへの記憶動作と読み出し
動作ができれば問題はないが、中断後の原稿のメモリへ
の読み取り動作をすでに原稿が読み込まれている画像の
プリント動作と同時にできないので、生産性を落とさな
いために、処理(3)のように再開後の原稿の読み取り
動作をプリント動作と同時に実現させる。もう1台(リ
モート機)の再開については動作中の機械の動作を遅ら
せないように処理(2)と処理(3)の原稿画像の転
送、メモリへの記憶動作の合間に処理(1)”でメモリ
からのプリント動作を実行させる。これによって大きな
生産性の低下を防止することができる。なお、図37に
おいて、(1)、(2)、(3)はそれぞれ画像
「1」、「2」、「3」に対応する処理を示し、ダッシ
ュ、ツーダッシュ、スリーダッシュは分割された一連の
処理を表している。
【0075】また、ジャムが原因で停止した場合には、
ジャムリセットの信号をトリガにして動作を再開するこ
とによって自動的にスタートさせてオペレータの操作手
順を減らすことができる。また、ペーパエンドによる停
止であれば、ペーパエンド状態からペーパ有り状態に移
行したときが動作再開のタイミングとなる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように複数の画像形成装置
で画像作成動作を分担する場合、自機および他機でとも
に画像形成動作を継続することができなくなったとき、
自機の原稿の読み取り動作は継続し、他機に対しては画
像データの送信を継続して送信した自機で読み取った画
像データを記憶させる手段を備えた請求項1記載の発明
によれば、動作を中断しているときになるべく原稿の読
み込みを読み取り動作を継続させることによって原稿が
機械に占領される時間を短くすることができ、これによ
って次のジョブの原稿の準備を行いやすくなる。その結
果、異常処理後に画像形成動作は終了していなくとも原
稿を持ち帰ることが可能となり、総合的に見て操作性を
向上させることができる。
【0077】複数の画像形成装置で画像作成動作を分担
する場合、自機および他機でともに画像形成動作を継続
することができなくなった後、いずれかの画像形成装置
で画像作成動作可能状態に復帰し、動作指示されたと
き、原稿の読み取り操作を中断し、動作中断した原稿か
ら記憶手段への読み込み動作終了原稿までの画像作成動
作を実行させ、その後、次の原稿から原稿読み取り動作
と画像形成動作とを同時に並行して実行させる手段を備
えた請求項2記載の発明によれば、原稿画像の画像メモ
リへの記憶動作と記憶された画像の読み出しプリント動
作が同時に実行できない機械で、出来上がりを損なうこ
となく、動作させることが可能となり、動作再開時の生
産性の低下を招くことがない。
【0078】画像形成装置の機械異常状態から画像作成
可能状態に復帰後の再開を自動的に実行させる請求項3
記載の発明によれば、オペレータの手を煩わさせなくと
も自動的に異常状態から復帰して動作を再開するので、
オペレータの操作手順を減らすことが可能となり、これ
によって操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔画像形成システムの一実施例
における画像出力側デジタル複写機と画像形成側デジタ
ル複写機を示すブロック図である。
【図2】図1のデジタル複写機を概略的に示す構成図で
ある。
【図3】図1の原稿送り装置を詳細に示す構成図であ
る。
【図4】図1の人体検知センサを示す構成図である。
【図5】図1の通信コントロール装置により構成される
画像形成装置管理システムを示すブロック図である。
【図6】遠隔画像形成システムの一例を示す説明図であ
る。
【図7】図1の複写機のソフトウエア構造を示す説明図
である。
【図8】図2の操作部を示す説明図である。
【図9】図8のタッチパネルの検出回路を示す回路図で
ある。
【図10】図9の検出回路の検出論理を示す説明図であ
る。
【図11】操作制御部を示すブロック図である。
【図12】依頼元複写機の標準画面を示す説明図であ
る。
【図13】依頼元複写機の依頼先複写機設定画面を示す
説明図である。
【図14】依頼元複写機の依頼(連結)設定画面を示す
説明図である。
【図15】依頼先複写機に異常が発生した場合の依頼元
複写機の画面を示す説明図である。
【図16】複写依頼が終了した場合の依頼元複写機の画
面を示す説明図である。
【図17】分担により複写依頼が終了した場合の依頼元
複写機の画面を示す説明図である。
【図18】依頼先複写機のコピー中の画面を示す説明図
である。
【図19】依頼先複写機のコピー開始時の画面を示す説
明図である。
【図20】コピーが中断して他機に分担された場合の依
頼先複写機の画面を示す説明図である。
【図21】依頼先複写機でコピーが中断して他の依頼先
複写機に分担された場合の依頼元複写機の画面を示す説
明図である。
【図22】図1の画像出力側デジタル複写機と画像形成
側デジタル複写機の通信シーケンスを示す説明図であ
る。
【図23】メモリ使用を要求する場合の画像出力側デジ
タル複写機と画像形成側デジタル複写機の通信シーケン
スを示す説明図である。
【図24】依頼元複写機の続行不能表示動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図25】依頼先複写機の続行不能通知動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図26】続行不能時の中断処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図27】依頼元複写機の動作開始処理を説明するため
のフローチャートである。
【図28】依頼元複写機の動作終了チェック処理を説明
するためのフローチャートである。
【図29】依頼元複写機の動作終了チェック処理を説明
するためのフローチャートである。
【図30】依頼元複写機の動作終了チェック処理を説明
するためのフローチャートである。
【図31】依頼元複写機の動作終了チェック処理を説明
するためのフローチャートである。
【図32】依頼先複写機のリモート動作依頼受け付け処
理を説明するためのフローチャートである。
【図33】依頼元複写機と依頼先複写機が正常に終了し
た場合の処理例を示す説明図である。
【図34】依頼先複写機においてジャムが発生した場合
の処理例を示す説明図である。
【図35】依頼先複写機において復旧不可能な異常が発
生した場合の処理例を示す説明図である。
【図36】依頼元複写機においてジャムが発生した場合
の処理例を示す説明図である。
【図37】依頼元複写機と依頼先複写機の両者にジャム
が発生した場合の処理例を示す説明図である。
【図38】従来のデジタル複写機を示すブロック図であ
る。
【図39】他の従来のデジタル複写機を示すブロック図
である。
【符号の説明】
2 操作部 3 画像読み取り装置 4 画像形成装置(画像書き込み部) 10 システムコントローラ 11 メモリユニット 11b SCSIコントローラ 14 通信コントロール装置(CSS) 15 SCSI

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿サイズを検出する検出手段と、画像
    読取手段と、通信手段および記憶手段を有する複数の画
    像形成装置とを有し、前記通信手段を介して前記複数の
    画像形成装置がネットワークを構築してなる画像形成ネ
    ットワーク装置において、 複数の画像形成装置で画像作成動作を分担する場合、自
    機および他機でともに画像形成動作を継続することがで
    きなくなったとき、自機の原稿の読み取り動作は継続
    し、他機に対しては画像データの送信を継続して送信し
    た自機で読み取った画像データを記憶させる手段を備え
    ていることを特徴とする画像形成ネットワーク装置。
  2. 【請求項2】 原稿サイズを検出する検出手段と、画像
    読取手段と、通信手段および記憶手段を有する複数の画
    像形成装置とを有し、前記通信手段を介して前記複数の
    画像形成装置がネットワークを構築してなる画像形成ネ
    ットワーク装置において、 複数の画像形成装置で画像作成動作を分担する場合、自
    機および他機でともに画像形成動作を継続することがで
    きなくなった後、いずれかの画像形成装置で画像作成動
    作可能状態に復帰し、動作指示されたとき、原稿の読み
    取り操作を中断し、動作中断した原稿から記憶手段への
    読み込み動作終了原稿までの画像作成動作を実行させ、
    その後、次の原稿から原稿読み取り動作と画像形成動作
    とを同時に並行して実行させる手段を備えていることを
    特徴とする画像形成ネットワーク装置。
  3. 【請求項3】 前記実行させる手段は、画像形成装置の
    機械異常状態から画像作成可能状態に復帰後の再開を自
    動的に実行させることを特徴とする請求項2記載の画像
    形成ネットワーク装置。
JP12016595A 1995-05-18 1995-05-18 画像形成ネットワーク装置 Expired - Lifetime JP3315291B2 (ja)

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JPH08317106A true JPH08317106A (ja) 1996-11-29
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