JPH08316815A - 同時双方向入出力回路 - Google Patents

同時双方向入出力回路

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JPH08316815A
JPH08316815A JP7117579A JP11757995A JPH08316815A JP H08316815 A JPH08316815 A JP H08316815A JP 7117579 A JP7117579 A JP 7117579A JP 11757995 A JP11757995 A JP 11757995A JP H08316815 A JPH08316815 A JP H08316815A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貫通電流が流れる確率を低下させることが可
能な同時双方向入出力回路の提供。 【構成】 電圧E1と接地電圧G間に第1のCMOSイ
ンバータ5を接続し、電圧E1の2倍の電圧E2と電圧
E1間に第2のCMOSインバータ7を接続し、これら
の出力端子58,68に信号線70を接続した。いま、
入力端子57を低レベル、入力端子67を高レベルにす
るとMOSトランジスタ51と62がオンとなり、MO
Sトランジスタ91と61がオフとなる。ところが、M
OSトランジスタ51と62のソースにはともに電圧E
1が印加されているため、入出力端子58,68はとも
に中間レベルとなり、MOSトランジスタ51と62間
に貫通電流は流れない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同時双方向入出力回路に
関し、特にMOSトランジスタを用いた同時双方向入出
力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の同時双方向入出力回路の一
回路図である。従来の同時双方向入出力回路は、電源電
圧Eと接地電圧Gとの間に設けられたP型MOSトラン
ジスタ51とN型MOSトランジスタ52からなる第1
のCMOSインバータと、電源電圧Eと電源電圧Eの1
/2の電圧との中間レベルの電圧(第1参照電圧)を基
準電圧VRFHとし、この基準電圧VRFHと出力電圧
レベルとを比較する比較回路53と、電源電圧Eの1/
2の電圧と接地電圧Gの中間レベルの電圧(第2参照電
圧)を基準電圧VRFLとし、この基準電圧VRFLと
出力電圧レベルとを比較する比較回路54と、これら比
較回路53,54の比較結果と入力電圧レベルとに基づ
き相手方からの出力電圧レベルを判定する判定回路55
とからなる第1の双方向入出力回路50と、電源電圧E
と接地電圧Gとの間に設けられたP型MOSトランジス
タ61とN型MOSトランジスタ62からなる第2のC
MOSインバータと、基準電圧VRFHと出力電圧レベ
ルとを比較する比較回路63と、基準電圧VRFLと出
力電圧レベルとを比較する比較回路64と、これら比較
回路63,64の比較結果と入力電圧レベルとに基づき
相手方からの出力電圧レベルを判定する判定回路65と
からなる第1の双方向入出力回路60と、第1および第
2双方向入出力回路50,60の共通入出力信号線70
(以下、信号線70という。)とからなる。
【0003】また、第1双方向入出力回路50の入力側
には入力端子57、双方向入出力端子58と、出力端子
59を備え、第2双方向入出力回路60の入力側には入
力端子67、双方向入出力端子68と、出力端子69を
備える。
【0004】この同時双方向入出力回路において、ま
ず、第1双方向入出力回路50の入力端子57および第
2双方向入出力回路60の入力端子67がともに高レベ
ルの場合は、N型MOSトランジスタ52,62がオン
となり、P型MOSトランジスタ51,61がオフとな
るため、信号線70は低レベルとなる。
【0005】また、第1双方向入出力回路50の入力端
子57および第2双方向入出力回路60の入力端子67
がともに低レベルの場合は、P型MOSトランジスタ5
1,61がオンとなり、N型MOSトランジスタ52,
62がオフとなるため、信号線70は高レベルとなる。
【0006】また、第1双方向入出力回路50の入力端
子57が高レベルで、第2双方向入出力回路60の入力
端子67が低レベルの場合は、N型MOSトランジスタ
52,P型MOSトランジスタ61がオンとなり、P型
MOSトランジスタ51,N型MOSトランジスタ62
がオフとなるため、入出力端子58は低レベル、入出力
端子68は高レベルとなり、入出力端子58,68間で
バスファイト状態となる。したがって、この両入出力端
子58,68が接続される信号線70は高レベルと低レ
ベルの中間である中間レベルとなる。この時、P型CM
OSトランジスタ61からN型MOSトランジスタ52
に貫通電流が流れる。
【0007】一方、第1双方向入出力回路50の入力端
子57が低レベルで、第2双方向入出力回路60の入力
端子67が高レベルの場合は、P型MOSトランジスタ
51,N型MOSトランジスタ62がオンとなり、N型
MOSトランジスタ52,P型MOSトランジスタ61
がオフとなるため、入出力端子58は高レベル、入出力
端子68は低レベルとなり、入出力端子58,68間で
バスファイト状態となる。したがって、この両入出力端
子58,68が接続される信号線70は高レベルと低レ
ベルの中間である中間レベルとなる。この時、P型MO
Sトランジスタ51からN型MOSトランジスタ62に
貫通電流が流れる。
【0008】すなわち、第1および第2双方向入出力回
路50,60の出力レベルが相互に異なる場合には貫通
電流が流れることになり、1/2の確率で貫通電流が流
れる。
【0009】また、第1双方向入出力回路50側で第2
双方向入出力回路60の出力レベルの判断を行うには、
両者を接続する信号線70の電位が高レベル、低レベル
または中間レベルのいずれであるかを判定することで可
能となる。
【0010】図3は入力端子のレベルと信号線のレベル
の対照図である。この図にてHは高レベル、Lは低レベ
ル、Mは中間レベルを示す。この表から入力端子57の
レベルがHの場合、信号線70のレベルがLの時は入力
端子67のレベルがH、信号線70のレベルがMの時は
入力端子67のレベルがLとなり、入力端子57のレベ
ルがLの場合、信号線70のレベルがMの時は入力端子
67のレベルがH、信号線70のレベルがHの時は入力
端子67のレベルがLとなることが分かる。すなわち、
自己の入力レベルと信号線70のレベルとから相手方が
出力した信号のレベルが分かる。
【0011】いま、入力端子57のレベルがH、信号線
70のレベルがLの場合は、比較回路53からL、比較
回路54からLが出力される。この場合、判定回路55
は入力端子57のレベルH、比較回路53,54のレベ
ルLに基づいて出力端子59にレベルHを出力する。
【0012】次に、入力端子57のレベルがH、信号線
70のレベルがMの場合は、比較回路53からL、比較
回路54からHが出力される。この場合、判定回路55
は入力端子57のレベルH、比較回路53のレベルL,
比較回路54のレベルHに基づいて出力端子59にレベ
ルLを出力する。
【0013】次に、入力端子57のレベルがL、信号線
70のレベルがMの場合は、比較回路53からL、比較
回路54からHが出力される。この場合、判定回路55
は入力端子57のレベルL、比較回路53のレベルL,
比較回路54のレベルHに基づいて出力端子59にレベ
ルHを出力する。
【0014】次に、入力端子57のレベルがL、信号線
70のレベルがHの場合は、比較回路53からH、比較
回路54からHが出力される。この場合、判定回路55
は入力端子57のレベルL、比較回路53,54のレベ
ルHに基づいて出力端子59にレベルLを出力する。
【0015】なお、第2双方向入出力回路60側で第1
双方向入出力回路50の出力レベルの判断を行うのも第
1双方向入出力回路50側で第2双方向入出力回路60
の出力レベルの判断を行うのと同様にできるため、この
説明は省略する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の同時双
方向入出力回路では1/2の確率で貫通電流が流れるた
め消費電流が大きくなるという欠点があった。
【0017】そこで本発明の目的は、貫通電流が流れる
確率を低下させることが可能な同時双方向入出力回路を
提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、第1の電源電圧と基準電圧との間に設けら
れた第1のCMOSインバータと、前記第1の電源電圧
の2倍の電源電圧と前記第1の電源電圧との間に設けら
れ、前記第1のCMOSインバータの出力と共通接続さ
れた出力を有する第2のCMOSインバータとからなる
ことを特徴とする。
【0019】
【作用】第1のCMOSインバータの第1の電源電圧側
のMOSトランジスタと第2のCMOSインバータの第
1の電源電圧側のMOSトランジスタとがオンとなると
き、すなわち第1のCMOSインバータに低レベル信号
が入力され、第2のCMOSインバータに高レベルが入
力される場合は、両MOSトランジスタに同一電源電圧
(第1の電源電圧)が印加されるため、第1のCMOS
インバータの出力端子と第2のCMOSインバータの出
力端子のレベルは等しくり、よって両トランジスタ間に
貫通電流は流れない。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図1は本発明に係る同時双方向入
出力回路の一実施例の回路図である。なお、同図におい
て従来例の同時双方向入出力回路と同様な構成部分につ
いては同一番号を付し、その説明を省略する。
【0021】同時双方向入出力回路は第1の入出力回路
1と、第2の入出力回路2と、両入出力回路1,2の出
力が共通接続される信号線70とからなる。
【0022】また、第1の入出力回路1は第1のCMO
Sインバータ5と、信号判定部6とからなり、第2の入
出力回路2は第2のCMOSインバータ7と、信号判定
部8とからなる。
【0023】さらに、第1のCMOSインバータ5は、
ソースに第1の電源電圧E1が印加されるP型MOSト
ランジスタ51と、このP型MOSトランジスタ51の
ドレインとそのソースが接続され、かつそのドレインと
ゲートが共通接続されたP型MOSトランジスタ11
と、このP型MOSトランジスタ11のドレインとその
ドレインとが接続され、そのソースが接地され、そのゲ
ートがP型MOSトランジスタ51のゲートと接続され
るN型MOSトランジスタ52とからなり、P型MOS
トランジスタ51およびN型MOSトランジスタ52の
ゲートは入力端子57と接続され、P型MOSトランジ
スタ11のドレインは入出力端子58と接続される。
【0024】また、信号判定部6は、一方の入力側が入
出力端子58と接続され、他方の端子に第1の電源電圧
E1とこの第1の電源電圧E1の2倍の電圧E2との中
間電圧VRFH2(第1参照電圧)が印加される比較回
路53と、一方の入力側が入出力端子58と接続され、
他方の端子に第1の電源電圧E1と接地電圧との中間電
圧VRFL2(第2参照電圧)が印加される比較回路5
4と、比較回路53,54および入力端子57のレベル
から第2の入出力回路2から出力された信号のレベルを
判定する判定回路55とからなり、判定回路55での判
定結果は出力端子59に出力される。
【0025】一方、第2のCMOSインバータ7は、ソ
ースに第1の電源電圧E1の2倍の電源電圧E2が印加
されるP型MOSトランジスタ61と、このP型MOS
トランジスタ61のドレインとそのドレイン、ゲートが
接続されるN型MOSトランジスタ15と、このN型M
OSトランジスタ15のソースとそのドレインが接続さ
れ、そのソースに第1の電源電圧E1が印加され、その
ゲートがP型MOSトランジスタ61のゲートと接続さ
れるN型MOSトランジスタ62とからなり、P型MO
Sトランジスタ61およびN型MOSトランジスタ62
のゲートは入力端子67と接続され、N型MOSトラン
ジスタ15のドレインは入出力端子68と接続される。
【0026】また、信号判定部8は、一方の入力側が入
出力端子68と接続され、他方の端子に第1の電源電圧
E1とこの第1の電源電圧E1の2倍の電圧E2との中
間電圧VRFH2(第1参照電圧)が印加される比較回
路63と、一方の入力側が入出力端子68と接続され、
他方の端子に第1の電源電圧E1と接地電圧との中間電
圧VRFL2(第2参照電圧)が印加される比較回路6
4と、比較回路63,64および入力端子67のレベル
から第1の入出力回路1から出力された信号のレベルを
判定する判定回路65とからなり、判定回路65での判
定結果は出力端子69に出力される。
【0027】さらに、N型MOSトランジスタ52とP
型MOSトランジスタ61の夫々オン状態でのインピー
ダンス(すなわち、オン抵抗)は、 (電圧E2−電圧E1):(電圧E1−接地電圧G)=
N型MOSトランジスタ52のオン抵抗:P型MOSト
ランジスタ61のオン抵抗 の関係を満足するものとする。
【0028】次に、この同時双方向入出力回路の動作に
ついて説明する。まず、第1の入出力回路1の入力端子
57および第2の入出力回路2の入力端子67がともに
高レベルの場合は、N型MOSトランジスタ52,62
がオンとなり、P型MOSトランジスタ51,61がオ
フとなる。また、N型MOSトランジスタ52がオンで
あることからP型MOSトランジスタ11のゲート、N
型MOSトランジスタ15のゲートはともに低レベルと
なり、P型MOSトランジスタ11はオン、N型MOS
トランジスタ15はオフとなる。これらの結果、入出力
端子58,68ともに低レベルとなりバスファイトは生
じない。また、信号線70は低レベルとなる。
【0029】また、第1の入出力回路1の入力端子57
および第2の入出力回路2の入力端子67がともに低レ
ベルの場合は、N型MOSトランジスタ51,61がオ
ンとなり、P型MOSトランジスタ52,62がオフと
なる。また、N型MOSトランジスタ61がオンとなる
ことからN型MOSトランジスタ15のゲートおよびP
型MOSトランジスタ11のゲートは高レベルとなり、
N型MOSトランジスタ15はオン、P型MOSトラン
ジスタ11はオフとなる。これらの結果、入出力端子5
8,68ともに高レベルとなりバスファイトは生じな
い。また、信号線70は高レベルとなる。
【0030】また、第1の入出力回路1の入力端子57
が高レベルで第2の入出力回路2の入力端子67が低レ
ベルの場合は、N型MOSトランジスタ52およびP型
MOSトランジスタ61がオンとなり、P型MOSトラ
ンジスタ51およびN型MOSトランジスタ62がオフ
となる。また、P型MOSトランジスタ61がオンとな
ることからN型MOSトランジスタ15のゲートおよび
P型MOSトランジスタ11のゲートは高レベルとな
り、N型MOSトランジスタ15はオン、P型MOSト
ランジスタ11はオフとなる。これらの結果、入出力端
子58は低レベル,入出力端子68は高レベルとなりバ
スファイトが生じ、P型MOSトランジスタ61からN
型MOSトランジスタ52に貫通電流が流れる。また、
オン状態でのP型MOSトランジスタ61とN型MOS
トランジスタ52のインピーダンスを合わせているた
め、信号線70はのレベルは中間レベル、すなわち電圧
E1となる。
【0031】さて、第1の入出力回路1の入力端子57
が低レベルで第2の入出力回路2の入力端子67が高レ
ベルの場合は、P型CMOSトランジスタ51およびN
型MOSトランジスタ62がオンとなり、N型MOSト
ランジスタ52およびP型MOSトランジスタ61がオ
フとなる。この時、オンしているP型MOSトランジス
タ51およびN型MOSトランジスタ62のソースには
ともに電圧E1が印加されているため入出力端子58,
68はともに電圧E1となり、よって信号線70も電圧
E1、すなわち中間レベルとなる。また、P型CMOS
トランジスタ51とN型CMOSトランジスタ62間に
貫通電流が流れることもない。
【0032】次に、判定部6,8の動作について説明す
る。なお、判定部6,8はともに同様の動作をするため
判定部6について説明し、判定部8の説明は省略する。
また、この判定部6,8の動作は従来例と同様である。
【0033】第1双方向入出力回路1側で第2双方向入
出力回路2の出力レベルの判断を行うには、両者を接続
する信号線70の電位が高レベル、低レベルまたは中間
レベルのいずれであるかを判定することで可能となる。
なお、以下の説明において図3を参照する。
【0034】図3にてHは高レベル、Lは低レベル、M
は中間レベルを示す。この表から入力端子57のレベル
がHの場合、信号線70のレベルがLの時は入力端子6
7のレベルがH、信号線70のレベルがMの時は入力端
子67のレベルがLとなり、入力端子57のレベルがL
の場合、信号線70のレベルがMの時は入力端子67の
レベルがH、信号線70のレベルがHの時は入力端子6
7のレベルがLとなることが分かる。すなわち、自己の
入力レベルと信号線70のレベルとから相手方が出力し
た信号のレベルが分かる。
【0035】いま、入力端子57のレベルがH、信号線
70のレベルがLの場合は、比較回路53からL、比較
回路54からLが出力される。この場合、判定回路55
は入力端子57のレベルH、比較回路53,54のレベ
ルLに基づいて出力端子59にレベルHを出力する。
【0036】次に、入力端子57のレベルがH、信号線
70のレベルがMの場合は、比較回路53からL、比較
回路54からHが出力される。この場合、判定回路55
は入力端子57のレベルH、比較回路53のレベルL,
比較回路54のレベルHに基づいて出力端子59にレベ
ルLを出力する。
【0037】次に、入力端子57のレベルがL、信号線
70のレベルがMの場合は、比較回路53からL、比較
回路54からHが出力される。この場合、判定回路55
は入力端子57のレベルL、比較回路53のレベルL,
比較回路54のレベルHに基づいて出力端子59にレベ
ルHを出力する。
【0038】次に、入力端子57のレベルがL、信号線
70のレベルがHの場合は、比較回路53からH、比較
回路54からHが出力される。この場合、判定回路55
は入力端子57のレベルL、比較回路53,54のレベ
ルHに基づいて出力端子59にレベルLを出力する。
【0039】なお、本実施例ではMOSトランジスタで
回路構成したが、MOSトランジスタに代えてバイポー
ラトランジスタを用いることも可能である。すなわち、
P型MOSトランジスタの代わりにPNP型バイポーラ
トランジスタを用い、N型MOSトランジスタの代わり
にNPN型バイポーラトランジスタを用いることが可能
である。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、第1の電源電圧と基準
電圧との間に設けられた第1のCMOSインバータと、
第1の電源電圧の2倍の電源電圧と第1の電源電圧との
間に設けられ、第1のCMOSインバータの出力と共通
接続された出力を有する第2のCMOSインバータとで
同時双方向入出力回路を構成したので、第1のCMOS
インバータの第1の電源側のMOSトランジスタおよび
第2のCMOSインバータの第1の電源側のMOSトラ
ンジスタとがともにオンとなる場合は、両インバータと
も出力が中間レベルとなるため、バスファイトが発生せ
ず、両トランジスタ間に貫通電流が流れない。
【0041】したがって、貫通電流が流れる確率を従来
の半分、すなわち1/4にすることができるため消費電
流を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る同時双方向入出力回路の一実施例
の回路図である。
【図2】従来の同時双方向入出力回路の一回路図であ
る。
【図3】入力端子のレベルと信号線のレベルの対照図で
ある。
【符号の説明】
1 第1の入出力回路 2 第2の入出力回路 5 第1のCMOSインバータ 6,8 信号判定部 7 第2のCMOSインバータ7 11,61,51 P型MOSトランジスタ ,15,52,62 N型MOSトランジスタ 53,54 比較回路 63,64 比較回路 55,65 判定回路 70 信号線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源電圧と基準電圧との間に設け
    られた第1のCMOSインバータと、前記第1の電源電
    圧の2倍の電源電圧と前記第1の電源電圧との間に設け
    られ、前記第1のCMOSインバータの出力と共通接続
    された出力を有する第2のCMOSインバータとからな
    ることを特徴とする同時双方向入出力回路。
  2. 【請求項2】 前記第1のCMOSインバータにおい
    て、その出力と前記第1の電源電圧を供給する電源に近
    い方のMOSトランジスタとの間に設けられた第1の一
    方向性素子と、前記第2のCMOSインバータにおい
    て、その出力と前記第1の電源電圧を供給する電源に近
    い方のMOSトランジスタとの間に設けられた第2の一
    方向性素子とを含むことを特徴とする請求項1記載の同
    時双方向入出力回路。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の一方向性素子は、
    ドレインとゲートとが共通接続されたダイオード接続構
    成のMOSトランジスタであることを特徴とする請求項
    2記載の同時双方向入出力回路。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2のCMOSインバー
    タの出力の電圧レベルを夫々判定する判定手段を含むこ
    とを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の同時双方
    向入出力回路。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、前記第1および第2の
    CMOSインバータの出力信号線上の3値信号と前記第
    1の電源電圧以上でその電源電圧の2倍以下の基準電圧
    とを比較する第1の比較回路と、前記前記第1および第
    2のCMOSインバータの出力信号線上の3値信号と前
    記第1の電源電圧以下で接地電圧以上の基準電圧とを比
    較する第2の比較回路と、前記第1および第2の比較回
    路での比較結果と自己が入力した2値信号のレベルから
    相手方が出力した信号のレベルを判定する判定回路とか
    らなることを特徴とする請求項4記載の同時双方向入出
    力回路。
  6. 【請求項6】 前記第1のCMOSインバータにおける
    前記基準電圧側のCMOSトランジスタのオン抵抗と、
    前記第2のCMOSインバータにおける前記第1の電源
    電圧の2倍の電源電圧側のMOSトランジスタのオン抵
    抗との比は、(前記第1の電圧の2倍の電圧−前記第1
    の電圧)と(前記第1の電圧−前記基準電圧)との比に
    等しいことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の同時双方向入出力回路。
  7. 【請求項7】 前記MOSトランジスタに代えてバイポ
    ーラトランジスタを用いることを特徴とする請求項1〜
    6のいずれかに記載の同時双方向入出力回路。
JP7117579A 1995-05-17 1995-05-17 同時双方向入出力回路 Expired - Lifetime JP2728028B2 (ja)

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JP (1) JP2728028B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003229917A (ja) * 2002-02-05 2003-08-15 Hitachi Ltd データ伝送システム

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JP2003229917A (ja) * 2002-02-05 2003-08-15 Hitachi Ltd データ伝送システム

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JP2728028B2 (ja) 1998-03-18

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