JPH08316413A - コンデンサ内蔵半導体回路 - Google Patents

コンデンサ内蔵半導体回路

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JPH08316413A
JPH08316413A JP11826295A JP11826295A JPH08316413A JP H08316413 A JPH08316413 A JP H08316413A JP 11826295 A JP11826295 A JP 11826295A JP 11826295 A JP11826295 A JP 11826295A JP H08316413 A JPH08316413 A JP H08316413A
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JP
Japan
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capacitor
withstand voltage
built
voltage value
semiconductor circuit
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JP11826295A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Yamamoto
浩貴 山本
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャパシタの静電容量を小さくすることな
く、コンパクトでかつ高電圧に対応することができる昇
圧回路を得ることを目的とする。 【構成】 2層構造の積層キャパシタC2において、下
層キャパシタCL2および上層キャパシタCU2の静電
容量は同一である。一方、下層キャパシタCL2の耐圧
値は、上層キャパシタCU2の耐圧値より高い。このた
め、下層キャパシタCL2の面積は、上層キャパシタC
U2の面積より大きい。したがって、面積は大きいが耐
圧値の高い下層キャパシタCL2に、高い印加電圧の下
層電圧印加端子対LT2を接続し、耐圧値は低いが面積
の小さい上層キャパシタCU2に、低い印加電圧の上層
電圧印加端子対UT2を接続することにより、キャパシ
タの静電容量を小さくすることなく、コンパクトでかつ
高電圧に対応することができる昇圧回路を得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンデンサ内蔵半導
体回路に関し、特に、大容量、高耐圧、かつ、コンパク
トなコンデンサ内蔵半導体回路に関する。
【0002】
【従来の技術】小型の電源を得るために、昇圧回路を内
蔵したICが用いられる。図10Aに、ICに内蔵され
た昇圧回路2の回路図を示す。昇圧回路2は、7個のト
ランジスタ16、18、・・・、28を直列に接続する
とともに、7個のトランジスタ16、・・・と、6個の
キャパシタ(コンデンサ)4、6、・・・、14の第1
電極4a、6a、・・・、14aとを、図10Aのよう
に接続することにより形成される。各キャパシタ4、
6、・・・、14の第2電極4c、6c、・・・、14
cは、OSC(発振器)30に接続されている。
【0003】入力電圧端子34にVCC(例えば5V)を
印加するとともに、OSC30により矩形波φ1、φ2
(図10B参照)を出力させると、トランジスタ16、
・・・の各段において段階的に電圧が上昇し、出力電圧
端子36においてVPP(例えば20V)を得ることがで
きる。なお、最終段のトランジスタ28の出力がVPP
越えた場合には、VL(電圧リミッタ)32が作動する
ため、出力電圧端子36においてVPPを越えることはな
い。
【0004】図10Aに示す昇圧回路2は、ウエハ(半
導体基板)上にキャパシタ4、・・・およびトランジス
タ16、・・・を作り込むことにより形成される。ウエ
ハ上に作り込まれたキャパシタ4、・・・およびトラン
ジスタ16、・・・を有する従来の昇圧回路2の実体配
線図を図11に示す。このような昇圧回路2を内蔵した
ICを使用することにより、電源の小型化を図ることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような、ICに内蔵された従来の昇圧回路2には、次の
ような問題点があった。昇圧回路2において、電圧の上
昇幅を大きくするために、キャパシタ4、・・・の静電
容量を大きくする必要がある。キャパシタの静電容量は
電極の面積に比例する。したがって、キャパシタ4、・
・・の静電容量を大きくするためには、図11におい
て、第1電極4a、・・・の面積Sを大きくする必要が
ある。このため、静電容量の大きいキャパシタを多数備
えた従来の昇圧回路2は、ある程度以上コンパクトにす
ることができない、という問題点があった。
【0006】一方、キャパシタの静電容量は電極間距離
に反比例する。したがって、キャパシタ4、・・・の静
電容量を大きくするために、図12Aにおいて、第1電
極4a、・・・と第2電極4c、・・・とに挟まれた絶
縁膜4b、・・・の厚さdを薄くすることもできる。こ
のように構成することにより、大きい静電容量を確保し
つつ、昇圧回路2をコンパクトにすることができる。
【0007】しかし、絶縁膜4b、・・・の厚さdを薄
くすることにより、キャパシタ4、・・・は、印加電圧
による絶縁破壊を起こしやすくなる。すなわち、絶縁膜
4b、・・・の厚さdを薄くすることにより、キャパシ
タ4、・・・の耐圧値は低くなる。このため、このキャ
パシタを、比較的低い電圧が印加されるキャパシタ4、
6、8として用いる場合は問題とならないが、高い電圧
が印加されるキャパシタ10、12、14として用いる
場合は、絶縁破壊に対する信頼性が低下する。したがっ
て、高電圧を生じさせる昇圧回路2に適用することがで
きないという問題が生ずる。
【0008】また、図12B、Cに示す2層構造のキャ
パシタ38が提案されている。このキャパシタ38は、
第1電極38a、絶縁膜38b、第2電極38cによ
り、上層キャパシタ40を形成し、第2電極38c、絶
縁膜38d、第3電極38eにより、下層キャパシタ4
2を形成している。図12B、Cに示すように、ほぼ同
一の静電容量を有する上層キャパシタ40および下層キ
ャパシタ42を並列に接続することにより、同一の投影
面積を有する1層構造のキャパシタのほぼ2倍の静電容
量が得られる。すなわち、大きい静電容量を確保しつ
つ、昇圧回路2をコンパクトにすることができる。
【0009】しかし、2層構造のキャパシタ38は、製
造上の都合等から、第1電極38aの面積が、第2電極
38cの面積より小さくなるよう設定されている。この
ため、上層キャパシタ40と下層キャパシタ42とでほ
ぼ同一の静電容量を確保するため、絶縁膜38bの厚さ
d1を、絶縁膜38dの厚さd2より薄くしている。
【0010】その結果、上層キャパシタ40の耐圧値
は、下層キャパシタ42の耐圧値より小さくなってい
る。したがって、Vin、Vout間の印加電圧の上昇に伴
い、下層キャパシタ42は絶縁破壊されないのに上層キ
ャパシタ40が絶縁破壊を起こしてしまうという不都合
が生ずる。このため、キャパシタ38を、比較的高い電
圧が印加されるキャパシタ10、12、14の替りに用
いると絶縁破壊に対する信頼性が低下する。したがっ
て、やはり、高電圧を生じさせる昇圧回路2に適用する
ことができないという問題が生ずる。
【0011】この発明はこのような従来の昇圧回路2な
どコンデンサ内蔵半導体回路の問題点を解消し、内蔵さ
れたコンデンサ(キャパシタ)の静電容量を小さくする
ことなく、コンパクトでかつ高電圧に対応することがで
きるコンデンサ内蔵半導体回路を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1のコンデンサ内
蔵半導体回路は、同一のまたは近似した耐圧値を有する
1以上のコンデンサを構成要素とするコンデンサ群を、
耐圧値の種類に対応して2以上備えるとともに、異なる
印加電圧の2以上の電圧印加端子対を含む、コンデンサ
の個数に対応して設けられた複数の電圧印加端子対を備
え、より高い印加電圧の電圧印加端子対を、より高い耐
圧値を有するコンデンサを構成要素とするコンデンサ群
に属するコンデンサに接続し、より低い印加電圧の電圧
印加端子対を、より低い耐圧値を有するコンデンサを構
成要素とするコンデンサ群に属するコンデンサに接続す
るよう構成したことを特徴とする。
【0013】請求項2のコンデンサ内蔵半導体回路は、
請求項1のコンデンサ内蔵半導体回路において、2以上
のコンデンサを積層状に形成するよう構成したことを特
徴とする。
【0014】請求項3のコンデンサ内蔵半導体回路は、
請求項2のコンデンサ内蔵半導体回路において、積層状
に形成された各コンデンサの耐圧値を、コンデンサの属
する層に対応させて設定するとともに、同一の層に属す
る1以上のコンデンサを構成要素とするコンデンサ群
を、各層に対応して2以上備えるよう構成したことを特
徴とする。
【0015】請求項4のコンデンサ内蔵半導体回路は、
請求項2または請求項3のコンデンサ内蔵半導体回路に
おいて、積層状に形成された各コンデンサの静電容量を
ほぼ同一とするとともに、より高い耐圧値を有するコン
デンサをより下層に配置し、より低い耐圧値を有するコ
ンデンサをより上層に配置するよう構成したことを特徴
とする。
【0016】請求項5のコンデンサ内蔵半導体回路は、
請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載のコン
デンサ内蔵半導体回路において、各コンデンサを、基準
となる耐圧値以上の耐圧値を有するコンデンサを構成要
素とする高耐圧コンデンサ群と、基準となる耐圧値より
低い耐圧値を有するコンデンサを構成要素とする低耐圧
コンデンサ群との2つの群に分類するよう構成したこと
を特徴とする。
【0017】請求項6のコンデンサ内蔵半導体回路は、
請求項1から請求項5のいずれかの請求項に記載のコン
デンサ内蔵半導体回路において、コンデンサ内蔵半導体
回路を昇圧回路としたことを特徴とする。
【0018】
【作用】請求項1のコンデンサ内蔵半導体回路は、より
高い印加電圧の電圧印加端子対を、より高い耐圧値を有
するコンデンサを構成要素とするコンデンサ群に属する
コンデンサに接続し、より低い印加電圧の電圧印加端子
対を、より低い耐圧値を有するコンデンサを構成要素と
するコンデンサ群に属するコンデンサに接続するよう構
成したことを特徴とする。
【0019】したがって、電圧印加端子対を、印加電圧
に応じた最適な耐圧値を有するコンデンサに接続するこ
とができる。このため、高い印加電圧の電圧印加端子対
には、耐圧値が大きく所望の静電容量を有するコンデン
サが接続される。その結果、回路全体として高電圧に耐
えることができる。一方、低い印加電圧の電圧印加端子
対に接続されるコンデンサは、耐圧値が低くてもよいこ
とから、絶縁膜の膜厚を薄くすることができる。その結
果、所望の静電容量を確保するための電極面積を、高い
耐圧値のコンデンサに比べ、小さくすることができる。
【0020】請求項2のコンデンサ内蔵半導体回路は、
さらに、2以上のコンデンサを積層状に形成するよう構
成したことを特徴とする。
【0021】したがって、平面的に配置したコンデンサ
の上部に、重ねて別のコンデンサを形成することができ
る。このため、全てのコンデンサを平面的に配置する1
層構造のコンデンサに比べ、投影面積が小さい。
【0022】請求項3のコンデンサ内蔵半導体回路は、
さらに、積層状に形成された各コンデンサの耐圧値を、
コンデンサの属する層に対応させて設定するとともに、
同一の層に属する1以上のコンデンサを構成要素とする
コンデンサ群を、各層に対応して2以上備えるよう構成
したことを特徴とする。
【0023】したがって、同一のコンデンサ群を構成す
る各コンデンサを同一工程で作り込むことができる。こ
のため、同一コンデンサ群内のコンデンサ相互の静電容
量や耐圧値のバラツキを少なくすることができる。
【0024】また、このコンデンサ群内のコンデンサに
接続される、近似した印加電圧の電圧印加端子対を、他
の同一工程で作り込むことができる。このため、印加電
圧に関し近似した性質を有する回路相互を、同一工程で
作り込むことができる。
【0025】請求項4のコンデンサ内蔵半導体回路は、
さらに、積層状に形成された各コンデンサの静電容量を
ほぼ同一とするとともに、より高い耐圧値を有するコン
デンサをより下層に配置し、より低い耐圧値を有するコ
ンデンサをより上層に配置するよう構成したことを特徴
とする。
【0026】したがって、より高い耐圧値を有するより
下層のコンデンサの電極面積をより大きく、より低い耐
圧値を有するより上層のコンデンサの電極面積をより小
さく設定することができる。このため、各層をピラミッ
ド状に積み上げることができる。
【0027】請求項5のコンデンサ内蔵半導体回路は、
請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載のコン
デンサ内蔵半導体回路において、各コンデンサを、高耐
圧コンデンサ群と、低耐圧コンデンサ群との2つの群に
分類するよう構成したことを特徴とする。
【0028】したがって、コンデンサを形成する工程と
して、高耐圧コンデンサ群を構成するコンデンサを形成
する工程と、低耐圧コンデンサ群を構成するコンデンサ
を形成する工程との2つの工程を備えればよい。
【0029】請求項6のコンデンサ内蔵半導体回路は、
請求項1から請求項5のいずれかの請求項に記載のコン
デンサ内蔵半導体回路において、コンデンサ内蔵半導体
回路を昇圧回路としたことを特徴とする。
【0030】したがって、所望の静電容量を確保するこ
とにより、電圧の上昇幅を大きくすることができる。ま
た、出力側に近いコンデンサの耐圧値を大きく設定する
ことにより、高電圧出力が可能になる。さらに、入力側
に近いコンデンサの耐圧値を小さく設定することによ
り、コンデンサに要する投影面積を必要最小限に留める
ことができる。
【0031】
【実施例】図3に、ウエハ(半導体基板)上に形成され
た、この発明の一実施例による昇圧回路50を上方から
見た実体配線図を示す。また、図3の昇圧回路50の回
路図を図4に示す。昇圧回路50は、4個の積層キャパ
シタC1〜C4、9個のトランジスタT1〜T9、OS
C(発振器)30、VL(電圧リミッタ)32を備えて
おり、図3に示すように接続されている。この実施例に
おいては、積層キャパシタC1〜C4は、すべて同一の
構成であり、静電容量はすべて5pFに設定されてい
る。また、トランジスタT1〜T9も、すべて同一の構
成である。
【0032】図1は、図3の実体配線図のうち、積層キ
ャパシタC2の近傍52を拡大した図面である。図1に
基づいて、昇圧回路50の構成を説明する。まず、積層
キャパシタC2の構成について説明する。図1、または
図1における断面P−Pを表わす図2に示すように、積
層キャパシタC2は2層構造のキャパシタであり、上層
キャパシタCU2および下層キャパシタCL2から構成
されている。
【0033】上層キャパシタCU2は、第1電極C2
a、絶縁膜C2b、第2電極C2cから構成されてい
る。下層キャパシタCL2は、第2電極C2c、絶縁膜
C2d、第3電極C2eから構成されている。上層キャ
パシタCU2と下層キャパシタCL2とは、第2電極C
2cを共有している。
【0034】下層キャパシタCL2の絶縁膜C2dの膜
厚は、上層キャパシタCU2の絶縁膜C2bの膜厚より
厚くなるよう構成されている。したがって、下層キャパ
シタCL2の絶縁破壊に対する耐圧値は、上層キャパシ
タCU2の耐圧値より高い。たとえば、絶縁膜C2dの
膜厚を800オングストローム、絶縁膜C2bの膜厚を
400オングストロームとすることにより、下層キャパ
シタCL2の耐圧値を約24Vに、上層キャパシタCU
2の耐圧値を約12Vにすることができる。
【0035】また、上層キャパシタCU2および下層キ
ャパシタCL2の静電容量は等しくなるよう設定されて
いる。このため、上層キャパシタCU2の第1電極C2
aの面積は、下層キャパシタCL2の第2電極C2cの
面積より小さくなっている。すなわち、第3電極C2
e、第2電極C2c、第1電極C2aの順に、ピラミッ
ド状に積み上げるよう構成されている。
【0036】なお、この実施例においては、第1電極C
2a、第2電極C2cをポリシリコンで形成している。
絶縁膜C2b、絶縁膜C2dをシリコン酸化膜で形成し
ている。第3電極C2eをシリコンで形成している。
【0037】つぎに、図1に基づいて、このように形成
された積層キャパシタC2とトランジスタT2等との接
続関係を説明する。
【0038】トランジスタT2のソース電極T2bは、
次段のトランジスタT3のドレイン電極T3aおよびゲ
ート電極T3cに接続されるとともに、積層キャパシタ
C2の第1電極C2aに接続されている。同様に、トラ
ンジスタT6のソース電極T6bは、次段のトランジス
タT7のドレイン電極T7aおよびゲート電極T7cに
接続されるとともに、積層キャパシタC2の第3電極C
2eに接続されている。積層キャパシタC2の第2電極
C2cは、OSC30のφ2出力端30bに接続されて
いる。
【0039】すなわち、トランジスタT2のソース電極
T2bと、OSC30のφ2出力端30bとにより、上
層キャパシタCU2に電圧を印加する電圧印加端子対で
ある上層電圧印加端子対UT2を構成している。同様
に、OSC30のφ2出力端30bと、トランジスタT
6のソース電極T6bとにより、下層キャパシタCL2
に電圧を印加する電圧印加端子対である下層電圧印加端
子対LT2を構成している。
【0040】他の積層キャパシタC1、C3、C4につ
いても、積層キャパシタC2と同様に接続することによ
り、図3に示す昇圧回路50が得られる。
【0041】なお、図4に示すように、耐圧値の高い下
層キャパシタCL1〜CL4により、高耐圧コンデンサ
群である下層キャパシタ群CLを構成している。また、
耐圧値の低い上層キャパシタCU1〜CU4により、低
耐圧コンデンサ群である上層キャパシタ群CUを構成し
ている。
【0042】また、図4に示すように、トランジスタT
2は、9個のトランジスタT1〜T9を直列につないで
構成される昇圧回路50の前半部に配置されている。し
たがって、図1に示すトランジスタT2のソース電極T
2bと、OSC30のφ2出力端30bとの間には、比
較的小さい電圧しか発生しない。つまり、上層電圧印加
端子対UT2の印加電圧は比較的小さい。同様に、上層
電圧印加端子対UT1、UT3、UT4(図示せず)の
印加電圧も比較的小さい。
【0043】一方、トランジスタT6は、昇圧回路50
の後半部に配置されている。したがって、トランジスタ
T6のソース電極T6bと、OSC30のφ2出力端3
0bとの間には、比較的大きい電圧が発生する。つま
り、下層電圧印加端子対LT2の印加電圧は比較的大き
い。同様に、下層電圧印加端子対LT1、LT3、LT
4(図示せず)の印加電圧も比較的大きい。
【0044】つぎに、この昇圧回路50を構成する積層
キャパシタC2の製造方法を図5および図6に基づいて
説明する。まず、ウエハ上にフィールド酸化膜54を形
成した後、キャパシタ形成領域56にAs(ヒ素)を打
込む。Asを打込んだ領域が、第3電極C2e(図2参
照)となる。その後、キャパシタ形成領域56、トラン
ジスタ形成領域58、60の上面に、やや厚めのシリコ
ン酸化膜62を、ゲート酸化膜として形成する。キャパ
シタ形成領域56の上面に形成されたやや厚めのシリコ
ン酸化膜62が、絶縁膜C2d(図2参照)となる(図
5A参照)。
【0045】つぎに、キャパシタ形成領域56、トラン
ジスタ形成領域58のシリコン酸化膜62上にポリシリ
コン層64を形成した後、エッチングにより、不要部分
を取り除く。キャパシタ形成領域56に形成されたポリ
シリコン層64が、第2電極C2c(図2参照)とな
る。また、この工程で、トランジスタ形成領域58にト
ランジスタ70が形成される一方、トランジスタ形成領
域60のシリコン酸化膜62が取り除かれる(図5B参
照)。
【0046】つぎに、キャパシタ形成領域56、トラン
ジスタ形成領域60に、薄いシリコン酸化膜(ゲート酸
化膜)66およびポリシリコン層68を形成した後、エ
ッチングにより、不要部分を取り除く。キャパシタ形成
領域56に形成された薄いシリコン酸化膜66が絶縁膜
C2bとなり、ポリシリコン層68が第1電極C2a
(図2参照)となる。また、この工程で、トランジスタ
形成領域60にトランジスタ72が形成される。
【0047】なお、このようにトランジスタ70とトラ
ンジスタ72とを別工程で形成するのは、1チップ上に
形成される回路に応じ、やや厚めのシリコン酸化膜62
をゲート酸化膜とする高い耐圧値のトランジスタ70
と、薄いシリコン酸化膜66をゲート酸化膜とする高速
スイッチング可能なトランジスタ72とを用意するため
である。
【0048】このようにして、積層キャパシタC2が形
成される。なお、同時に形成されたトランジスタ70、
トランジスタ72の一部または全部が、図3に示すトラ
ンジスタT1〜T9として使用される。その後、層間膜
(図示せず)、配線(図3参照)、パッシベーション膜
(図示せず)等を形成することにより、昇圧回路50用
のICチップが完成する。
【0049】つぎに、積層キャパシタC2の、他の製造
方法を図7および図8に示す。この製造方法は、絶縁膜
C2bを形成する工程までは、上述の製造方法とほぼ同
様である(図7A、B参照)。ただし、絶縁膜C2bと
して、シリコン酸化膜66ではなく、ONO膜74を形
成するよう構成している(図7B参照)点で、上述の製
造方法と異なる。
【0050】ONO膜74は、シリコン酸化膜、シリコ
ン窒化膜、シリコン酸化膜を、この順に重ね合わせて成
形した3層膜である。絶縁膜C2bとしてONO膜74
を用いることにより、同じ厚さのシリコン酸化膜66に
比べ、大きい耐圧値を得ることができ、好都合である。
【0051】なお、この製造方法においては、上述の製
造方法と異なり、ポリシリコン層64およびONO膜7
4を形成した後、エッチングにより、不要部分を取り除
くよう構成している(図7B参照)。
【0052】つぎに、トランジスタ形成領域60に、薄
いシリコン酸化膜66を形成する。続いて、キャパシタ
形成領域56、トランジスタ形成領域60に、ポリシリ
コン層68を形成した後、エッチングにより、不要部分
を取り除く。キャパシタ形成領域56に形成されたポリ
シリコン層68が第1電極C2aとなるのは、上述の製
造方法の場合と同様である。
【0053】このように、この発明による昇圧回路50
は、従来の昇圧回路等の製造プロセスを、ほぼそのまま
使用することができるため、従来の製造設備をそのまま
使用することができ好都合である。
【0054】この昇圧回路50による昇圧動作を、図4
に基づいて説明する。入力電圧端子34にVCC(例えば
5V)を印加するとともに、OSC30により矩形波φ
1、φ2(図10B参照)を出力させると、トランジス
タT1、T2、・・・の各段において段階的に電圧が上
昇し、出力電圧端子36においてVPP(例えば20V)
を得ることができる。なお、最終段のトランジスタT9
の出力がVPPを越えた場合には、VL(電圧リミッタ)
32が作動するため、出力電圧端子36においてVPP
越えることはない。
【0055】なお、上述の実施例においては、上層キャ
パシタCU1〜CU4および下層キャパシタCL1〜C
L4の静電容量がすべて等しくなるよう設定したが、上
層キャパシタCU1〜CU4および下層キャパシタCL
1〜CL4の一部または全部の静電容量が異なるよう設
定することもできる。各キャパシタの静電容量を異なら
せることにより、昇圧回路50の各昇圧段における昇圧
幅を任意に設定することができる。このため、たとえば
前半部分の昇圧段における昇圧幅を小さく設定すること
により、前半部分の昇圧段に使用されるキャパシタとし
て、より耐圧値の低いキャパシタを用いることができ
る。
【0056】また、耐圧値の高い下層キャパシタCL1
〜CL4を下層に、耐圧値の低い上層キャパシタCU1
〜CU4を上層に配置したが、この配置を逆にすること
もできる。たとえば、下層キャパシタCL1〜CL4の
静電容量が、上層キャパシタCU1〜CU4の静電容量
より小さくてもよい場合には、下層キャパシタCL1〜
CL4の面積を上層キャパシタCU1〜CU4の面積以
下にすることも可能となる。したがって、上層キャパシ
タCU1〜CU4を下層に、下層キャパシタCL1〜C
L4を上層に配置することができる。
【0057】また、コンデンサ群として、高耐圧コンデ
ンサ群である下層キャパシタ群CL、および、低耐圧コ
ンデンサ群である上層キャパシタ群CU、の2つのコン
デンサ群を設けるよう構成したが、コンデンサ群とし
て、3つ以上のコンデンサ群を設けるよう構成すること
もできる。
【0058】また、各下層キャパシタCL1〜CL4の
耐圧値をすべて同一とし、すべての下層キャパシタCL
1〜CL4により一つのコンデンサ群を構成するととも
に、各上層キャパシタCU1〜CU4の耐圧値をすべて
同一とし、すべての上層キャパシタCU1〜CU4によ
り他の一つのコンデンサ群を構成するよう構成したが、
各下層キャパシタCL1〜CL4の一部または全部の耐
圧値、および、各上層キャパシタCU1〜CU4の一部
または全部の耐圧値が異なるよう設定することもでき
る。また、各下層キャパシタCL1〜CL4の一部また
は全部の耐圧値、または、各上層キャパシタCU1〜C
U4の一部または全部の耐圧値が異なるよう設定するこ
ともできる。この場合、コンデンサ群は、各層に対応し
て設定する必要はない。したがって、コンデンサ群の数
を3つ以上とすることもできる。
【0059】また、キャパシタを2層構造としたが、キ
ャパシタを3層以上の積層状構造とすることもできる。
3層以上の積層状構造とすることにより、よりコンパク
トな昇圧回路を得ることができる。また、キャパシタを
積層状構造とせず、単層構造とすることもできる。単層
構造とすることにより、昇圧回路の設計、製造がより容
易となる。また、層の数にかかわらず、層の数とコンデ
ンサ群の数を一致させる必要はない。
【0060】また、同一の耐圧値を有するキャパシタを
構成要素として一のコンデンサ群を形成したが、耐圧値
について厳格な同一性が要求されない場合には、近似し
た耐圧値を有するキャパシタを構成要素として一のコン
デンサ群を形成することもできる。
【0061】また、この発明を昇圧回路に適用する例と
して、図4に示す昇圧回路50をしめしたが、その他の
昇圧回路たとえば図9に示す昇圧回路80に適用するこ
ともできる。
【0062】なお、上述の実施例においては、この発明
を昇圧回路に適応した場合を例に説明したが、この発明
は昇圧回路に限定されるものではない。この発明は、異
なる電圧が印加される2以上のコンデンサを有するコン
デンサ内蔵半導体全般に適用されるものである。
【0063】
【発明の効果】請求項1のコンデンサ内蔵半導体回路
は、より高い印加電圧の電圧印加端子対を、より高い耐
圧値を有するコンデンサを構成要素とするコンデンサ群
に属するコンデンサに接続し、より低い印加電圧の電圧
印加端子対を、より低い耐圧値を有するコンデンサを構
成要素とするコンデンサ群に属するコンデンサに接続す
るよう構成したことを特徴とする。
【0064】したがって、電圧印加端子対を、印加電圧
に応じた最適な耐圧値を有するコンデンサに接続するこ
とができる。このため、高い印加電圧の電圧印加端子対
には、耐圧値が大きく所望の静電容量を有するコンデン
サが接続される。その結果、回路全体として高電圧に耐
えることができる。一方、低い印加電圧の電圧印加端子
対に接続されるコンデンサは、耐圧値が低くてもよいこ
とから、絶縁膜の膜厚を薄くすることができる。その結
果、所望の静電容量を確保するための電極面積を、高い
耐圧値のコンデンサに比べ、小さくすることができる。
すなわち、このコンデンサ内蔵半導体回路によれば、内
蔵されたコンデンサ(キャパシタ)の静電容量を小さく
することなく、コンパクトでかつ高電圧に対応すること
ができる。
【0065】請求項2のコンデンサ内蔵半導体回路は、
さらに、2以上のコンデンサを積層状に形成するよう構
成したことを特徴とする。
【0066】したがって、平面的に配置したコンデンサ
の上部に、重ねて別のコンデンサを形成することができ
る。このため、全てのコンデンサを平面的に配置する1
層構造のコンデンサに比べ、投影面積が小さい。すなわ
ち、コンデンサ内蔵半導体回路を、さらにコンパクトに
することができる。
【0067】請求項3のコンデンサ内蔵半導体回路は、
さらに、積層状に形成された各コンデンサの耐圧値を、
コンデンサの属する層に対応させて設定するとともに、
同一の層に属する1以上のコンデンサを構成要素とする
コンデンサ群を、各層に対応して2以上備えるよう構成
したことを特徴とする。
【0068】したがって、同一のコンデンサ群を構成す
る各コンデンサを同一工程で作り込むことができる。こ
のため、同一コンデンサ群内のコンデンサ相互の静電容
量や耐圧値のバラツキを少なくすることができる。すな
わち、さらに、コンデンサ内蔵半導体回路の精度、信頼
性を上げることができる。
【0069】また、このコンデンサ群内のコンデンサに
接続される、近似した印加電圧の電圧印加端子対を、他
の同一工程で作り込むことができる。このため、印加電
圧に関し近似した性質を有する回路相互を、同一工程で
作り込むことができる。すなわち、さらに、コンデンサ
内蔵半導体回路の回路パタンの設計、製造が容易にな
る。
【0070】請求項4のコンデンサ内蔵半導体回路は、
さらに、積層状に形成された各コンデンサの静電容量を
ほぼ同一とするとともに、より高い耐圧値を有するコン
デンサをより下層に配置し、より低い耐圧値を有するコ
ンデンサをより上層に配置するよう構成したことを特徴
とする。
【0071】したがって、より高い耐圧値を有するより
下層のコンデンサの電極面積をより大きく、より低い耐
圧値を有するより上層のコンデンサの電極面積をより小
さく設定することができる。このため、各層をピラミッ
ド状に積み上げることができる。すなわち、さらに、コ
ンデンサ内蔵半導体回路の回路パタンの設計、製造が容
易になる。
【0072】請求項5のコンデンサ内蔵半導体回路は、
請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載のコン
デンサ内蔵半導体回路において、各コンデンサを、高耐
圧コンデンサ群と、低耐圧コンデンサ群との2つの群に
分類するよう構成したことを特徴とする。
【0073】したがって、コンデンサを形成する工程と
して、高耐圧コンデンサ群を構成するコンデンサを形成
する工程と、低耐圧コンデンサ群を構成するコンデンサ
を形成する工程との2つの工程を備えればよい。すなわ
ち、さらに、コンデンサ内蔵半導体回路の回路パタンの
設計、製造が容易になる。また、回路の製造コストを低
く抑えることができる。
【0074】請求項6のコンデンサ内蔵半導体回路は、
請求項1から請求項5のいずれかの請求項に記載のコン
デンサ内蔵半導体回路において、コンデンサ内蔵半導体
回路を昇圧回路としたことを特徴とする。
【0075】したがって、所望の静電容量を確保するこ
とにより、電圧の上昇幅を大きくすることができる。ま
た、出力側に近いコンデンサの耐圧値を大きく設定する
ことにより、高電圧出力が可能になる。さらに、入力側
に近いコンデンサの耐圧値を小さく設定することによ
り、コンデンサに要する投影面積を必要最小限に留める
ことができる。すなわち、この昇圧回路によれば、電圧
の上昇幅を維持しつつ、コンパクトでかつ高電圧を出力
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウエハ上に形成された、この発明の一実施例に
よる昇圧回路を上方から見た実体配線図の一部を拡大し
た図面である。
【図2】図1におけるP−P断面を示す図面である。
【図3】ウエハ上に形成された、この発明の一実施例に
よる昇圧回路を上方から見た実体配線図である。
【図4】この発明の一実施例による昇圧回路を示す回路
図である。
【図5】この発明の一実施例による昇圧回路を構成す
る、積層キャパシタの製造方法を示す図面である。
【図6】この発明の一実施例による昇圧回路を構成す
る、積層キャパシタの製造方法を示す図面である。
【図7】この発明の一実施例による昇圧回路を構成す
る、積層キャパシタの他の製造方法を示す図面である。
【図8】この発明の一実施例による昇圧回路を構成す
る、積層キャパシタの他の製造方法を示す図面である。
【図9】この発明を適用し得る他の昇圧回路の回路図で
ある。
【図10】従来の昇圧回路の回路図である。
【図11】ウエハ上に形成された、従来の昇圧回路を上
方から見た実体配線図である。
【図12】従来の昇圧回路に用いられるキャパシタの構
成を示す図面である。
【符号の説明】 C2・・・・・・積層キャパシタ CL2・・・・・下層キャパシタ CU2・・・・・上層キャパシタ LT2・・・・・下層電圧印加端子対 UT2・・・・・上層電圧印加端子対

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサと、コンデンサに電圧を印加す
    る電圧印加端子対とを、半導体基板上に備えたコンデン
    サ内蔵半導体回路において、 同一のまたは近似した耐圧値を有する1以上のコンデン
    サを構成要素とするコンデンサ群を、耐圧値の種類に対
    応して2以上備えるとともに、 異なる印加電圧の2以上の電圧印加端子対を含む、コン
    デンサの個数に対応して設けられた複数の電圧印加端子
    対を備え、 より高い印加電圧の電圧印加端子対を、より高い耐圧値
    を有するコンデンサを構成要素とするコンデンサ群に属
    するコンデンサに接続し、より低い印加電圧の電圧印加
    端子対を、より低い耐圧値を有するコンデンサを構成要
    素とするコンデンサ群に属するコンデンサに接続するよ
    う構成したこと、 を特徴とするコンデンサ内蔵半導体回路。
  2. 【請求項2】請求項1のコンデンサ内蔵半導体回路にお
    いて、2以上のコンデンサを積層状に形成するよう構成
    したことを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項2のコンデンサ内蔵半導体回路にお
    いて、 積層状に形成された各コンデンサの耐圧値を、コンデン
    サの属する層に対応させて設定するとともに、 同一の層に属する1以上のコンデンサを構成要素とする
    コンデンサ群を、各層に対応して2以上備えるよう構成
    したこと、 を特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3のコンデンサ内蔵
    半導体回路において、 積層状に形成された各コンデンサの静電容量をほぼ同一
    とするとともに、 より高い耐圧値を有するコンデンサをより下層に配置
    し、より低い耐圧値を有するコンデンサをより上層に配
    置するよう構成したこと、 を特徴とするもの。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4のいずれかの請求項
    に記載のコンデンサ内蔵半導体回路において、各コンデ
    ンサを、基準となる耐圧値以上の耐圧値を有するコンデ
    ンサを構成要素とする高耐圧コンデンサ群と、基準とな
    る耐圧値より低い耐圧値を有するコンデンサを構成要素
    とする低耐圧コンデンサ群との2つの群に分類するよう
    構成したことを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項5のいずれかの請求項
    に記載のコンデンサ内蔵半導体回路において、コンデン
    サ内蔵半導体回路を昇圧回路としたことを特徴とするも
    の。
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